(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】2019144488
(43)【公開日】20190829
(54)【発明の名称】照明装置および撮像装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 15/05 20060101AFI20190802BHJP
   G03B 15/02 20060101ALI20190802BHJP
   G03B 15/03 20060101ALI20190802BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20190802BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20190802BHJP
【FI】
   !G03B15/05
   !G03B15/02 H
   !G03B15/02 V
   !G03B15/03 X
   !G03B15/03 U
   !H04N5/232 030
   !H04N5/225 600
   !H04N5/225 200
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】2018030560
(22)【出願日】20180223
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
(74)【代理人】
【識別番号】100110412
【弁理士】
【氏名又は名称】藤元 亮輔
(74)【代理人】
【識別番号】100104628
【弁理士】
【氏名又は名称】水本 敦也
(74)【代理人】
【識別番号】100121614
【弁理士】
【氏名又は名称】平山 倫也
(72)【発明者】
【氏名】菅原 梓
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
【テーマコード(参考)】
2H053
5C122
【Fターム(参考)】
2H053CA14
2H053CA18
2H053CA42
2H053DA05
2H053DA07
5C122EA54
5C122GC22
5C122GC75
5C122GE01
5C122GE11
5C122GE18
5C122GG16
(57)【要約】
【課題】安定した無線通信が可能な小型の照明装置を提供する。
【解決手段】無線通信により通信可能な照明装置(1)であって、制御基板(33)を有する第1の筐体(3)と、光源(22)を有し、第1の筐体に対して相対的に回動可能な第2の筐体(2)と、制御基板に設けられた昇圧トランス(34)と、無線通信のための検出部(36)とを有し、第1の筐体は、昇圧トランスが配置されている位置において、外側へ向けて突出した凸部(12a)を有し、検出部は、昇圧トランスに対して、制御基板の基板面に平行であって、かつ基板面の上下方向および左右方向のいずれとも異なる斜め方向に配置されている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信により通信可能な照明装置であって、
制御基板を有する第1の筐体と、
光源を有し、前記第1の筐体に対して相対的に回動可能な第2の筐体と、
前記制御基板に設けられた昇圧トランスと、
前記無線通信のための検出部と、を有し、
前記第1の筐体は、前記昇圧トランスが配置されている位置において、外側へ向けて突出した凸部を有し、
前記検出部は、前記昇圧トランスに対して、前記制御基板の基板面に平行であって、かつ前記基板面の上下方向および左右方向のいずれとも異なる斜め方向に配置されていることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記第1の筐体は、前記昇圧トランスが配置されている位置において、前記検出部が配置されている位置よりも外側へ向けて突出していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記制御基板は、前記第1の筐体の前面側に設けられたフロントカバーと平行に配置されており、
前記凸部は、前記フロントカバーの膨らみ部であることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記第2の筐体のバウンス状態を判定するバウンス判定部を更に有し、
前記バウンス判定部は、前記フロントカバーの前記膨らみ部の位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記第2の筐体に近い側から順に、前記バウンス判定部と前記昇圧トランスは、前記フロントカバーの前記膨らみ部の内部に収納されるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
【請求項6】
前記昇圧トランスは、前記制御基板の基板面のうち前記第1の筐体の前記前面側に実装されており、
前記検出部は、前記制御基板の前記前面側に配置されていることを特徴とすることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記検出部は、光を用いた前記無線通信に用いられる受光センサであり、
前記受光センサは受光センサ基板に実装されており、
前記フロントカバーには窓が設けられており、
前記受光センサ基板は、前記受光センサが前記窓に対応する位置に配置されるように前記フロントカバーに取り付けられていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記昇圧トランスは、前記照明装置の電源電圧を昇圧することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項9】
撮像素子と、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明装置と、を有することを特徴とする撮像装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信により通信可能なストロボ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電源となる電池の電圧を昇圧トランスで昇圧し、メインコンデンサに電荷を蓄積するストロボ装置が知られている。昇圧トランスは、ストロボ装置内の電気部品においてメインコンデンサに次いで大きく、厚みもあるため、昇圧トランスの配置には工夫が必要である。また、昇圧トランスからは強力な磁界ノイズが発生するため、光無線通信の受光センサなど磁界ノイズの影響が受けやすい部品の配置には注意が必要である。
【0003】
特許文献1および特許文献2には、制御部の中央にバッテリーケースが設けられ、その下側に配置された基板上に昇圧トランスが実装された照明装置(ストロボ装置)が開示されている。一方、光無線通信の受光センサは、フロントケースの正面側に受光窓を設けて配置されている。このように、光無線通信の受光センサは、昇圧トランスが実装された基板に対して直交する位置に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017−68067号公報
【特許文献2】特開2013−117596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されているように昇圧トランスを配置すると、制御部の高さが大きくなり、照明装置の小型化を図ることができない。一般的に、照明装置を小型化すると、昇圧トランスと受光センサとの間の距離が近くなるため、受光センサがノイズの影響を受けやすくなり、無線通信が不安定となる。
【0006】
そこで本発明は、安定した無線通信が可能な小型の照明装置および撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての照明装置は、無線通信により通信可能な照明装置であって、制御基板を有する第1の筐体と、光源を有し、前記第1の筐体に対して相対的に回動可能な第2の筐体と、前記制御基板に設けられた昇圧トランスと、前記無線通信のための検出部とを有し、前記第1の筐体は、前記昇圧トランスが配置されている位置において、外側へ向けて突出した凸部を有し、前記検出部は、前記昇圧トランスに対して、前記制御基板の基板面に平行であって、かつ前記基板面の上下方向および左右方向のいずれとも異なる斜め方向に配置されている。
【0008】
本発明の他の側面としての撮像装置は、撮像素子と前記照明装置とを有する。
【0009】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、安定した無線通信が可能な小型の照明装置および撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態におけるストロボ装置の外観斜視図である。
【図2】本実施形態におけるストロボ装置の分解斜視図である。
【図3】本実施形態におけるストロボ装置の断面図である。
【図4】本実施形態におけるストロボ装置の内部構成の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0013】
まず、図1を参照して、本実施形態におけるストロボ装置(照明装置)の外観について説明する。図1は、本実施形態におけるストロボ装置1の外観斜視図であり、図1(a)はストロボ装置1を発光パネル4が配置されている正面側から見た図、図1(b)はストロボ装置1を背面側(操作部側)から見た図をそれぞれ示す。本実施形態のストロボ装置1は、光を用いた無線通信(光無線通信)により、無線通信可能な撮像装置や照明装置や無線通信機などの他の電子機器と通信可能である。
【0014】
ストロボ装置1は、大きく分けて、上部側のヘッド部(第2の筐体)2と下部側の制御部(第1の筐体)3とから構成されている。ヘッド部2は、発光パネル4の内側にキセノン管(光源)22を備え、バウンス動作により発光パネル4からの照射光の照射方向を制御部3に対して相対的に変化させるバウンス機能を有する。またヘッド部2は、可動部5aと固定部5bとからなる発光ユニットケース5、および、円筒形状のバウンスケース6を備えて構成されている。発光ユニットケース5は、バウンスケース6に対して相対的に垂直方向(Z方向)におけるバウンス動作が可能である。バウンスケース6は、制御部3に対して相対的に水平方向(XY面内方向)におけるバウンス動作が可能である。このようにヘッド部2は、制御部3に対して相対的に回動可能であり、光源(キセノン管22)の照射方向(照射角度)を変化させるように動作する。また制御部3は、ヘッド部2を支持してヘッド部2の動作を制御する。
【0015】
リアカバー(外装部材)7は、制御部3の背面側に設けられている。リアカバー7には、操作ダイヤル8等の操作部が配置され、各種の機能設定を行うことができる。9は、制御部3の内部に電源用の電池16を装填するための開閉可能な電池蓋である。ボトムカバー10は、下面側の外装部材である。ボトムカバー10には、不図示のカメラ(撮像装置)のアクセサリシューに着脱可能に装着するための接続部である脚部11が備えられている。フロントカバー12は、制御部3の正面側の外装部材である。フロントカバー12の中央部には、その前方に突出したバルジ部(膨らみ部または凸部)12aが設けられている。窓13は、光を透過する光学部材である。
【0016】
以上のように、本実施形態では、制御部3のバルジ部12aが設けられている側を正面側(前面側)、表示部や操作部が設けられている側を背面側(後面側)とし、制御部3の脚部11が設けられている側を下面側としている。そして、図1に示されるX方向は制御部3の前後方向、Y方向は制御部3の左右方向、Z方向は制御部3の上下方向に対応している。なお、以下では特に説明がない限り、ストロボ装置1の前後方向、左右方向、および、上下方向は、制御部3の前後方向、左右方向、および、上下方向とそれぞれ等しいものとする。
【0017】
次に、図2乃至図4を参照して、ストロボ装置1の内部構造について説明する。図2は、制御部3からフロントカバー12およびボトムカバー10を取り外して正面側から見た、制御部3の内部を示す分解斜視図である。図3は、ストロボ装置1の左右方向に直交する断面を示す縦断面図である。図4は、フロントカバーを取り外して下面側から見た制御部3の内部構成を示す斜視図である。
【0018】
まず、ヘッド部2の構成について説明する。本実施形態におけるストロボ装置1は、発光パネル4とキセノン管(光源)22との間の相対距離の変化により照射範囲(配光)を変化させる手動ズーム機構を有する。発光ユニットケース5の内部の大部分は、発光ユニットで占められている。発光ユニットは、反射傘ホルダー21に、キセノン管22、および、キセノン管22の光を前方へ反射させる反射傘23が取り付けられて構成されている。発光ユニットケース5の可動部5aは、発光パネル4を保持しており、手動で引き出すことにより照射方向に発光パネル4が移動する。これにより、キセノン管22と発光パネル4との間の距離が離れ、配光を広角側から望遠側へ変化させることができる。
【0019】
円筒形状を有するバウンスケース6の内部には、メインコンデンサ30が設けられている。すなわちメインコンデンサ30は、ヘッド部2を制御部3に対して相対的に垂直方向(Z方向)に回動させる際の回動軸上に配置されている。またメインコンデンサ30は、後述するヘッド部2と制御部3との連結部の近傍に配置されている。メインコンデンサ30は、ヘッド部2に収納され、キセノン管22を発光させるための電荷を蓄積する。この蓄積電荷により、キセノン管22の発光に必要な高電圧が生成される。制御部3と対向するバウンスケース6の下面には、水平バウンス用(XY平面内バウンス用)の軸部6aが形成されている。
【0020】
キセノン管22などから伸びるヘッド部2の配線類は、メインコンデンサ30に接続される配線とともにワイヤハーネス26を構成する。ワイヤハーネス26は、軸部6aの中央に形成された穴部6bからヘッド部2の外側に引き出され、ヘッド部2のキセノン管22およびメインコンデンサ30等の電子部品と、制御部3の第1の制御基板32および第2の制御基板33とを電気的に接続する。また、バウンスケース6の軸部6aの先端には、回転板14が取り付けられており、ヘッド部2の水平バウンスを所定の角度で規制する役割を有する。また回転板14は、制御部3からのヘッド部2の抜け止めの役割を有し、ヘッド部2と制御部3の連結部として機能する。
【0021】
次に、制御部3の内部構成について説明する。制御部3の内部中央には、バッテリーケース15が設けられている。バッテリーケース15には、電源用の電池16(本実施形態では、2本の単三型電池)がY方向から出し入れ可能で、縦に(Z方向に)重なって収納される。バッテリーケース15の上方には、ヘッド部2から突出するバウンスケースの軸部6aとの間において、所定の空間領域17が設けられている。空間領域17は、ワイヤハーネス26を弛緩させた状態で収納するために設けられている。ワイヤハーネス26は、後述の第1の制御基板32および第2の制御基板33に接続される。ワイヤハーネス26がその長さに余裕を持たずに緊張状態を有して接続されると、ヘッド部2の水平バウンス動作により捩じり力を受け、断線する可能性がある。このため、水平バウンス動作の影響を受けないように、ワイヤハーネス26を空間領域17の内部において十分な弛みを持たせて収納する。
【0022】
バッテリーケース15の背面側、すなわちリアカバー7側には、デジタル系の回路を備えた第1の制御基板32が配置されており、第1の制御基板32には不図示のCPUが実装されている。また第1の制御基板32には、リアカバー7の上に配置された操作ダイヤル8や操作部材に対応したスイッチ素子類が実装される。
【0023】
バッテリーケース15の前面側には、電源電圧を昇圧するための昇圧トランス34を備えた昇圧回路や不図示のFET(電界効果トランジスタ)を備えた発光制御回路を有する第2の制御基板33が取り付けられている。昇圧トランス34は、第2の制御基板33の上下方向および左右方向のそれぞれの中央前面側に配置されており、前述のフロントケースのバルジ部12aの空間に収まっている。
【0024】
昇圧トランス34の上側には、ヘッド部2のバウンス状態、すなわちヘッド部2がバウンス動作を行っているか否かを判定するバウンス検知スイッチ(バウンス判定部)35が設けられている。バウンス検知スイッチ35は、フロントカバー12に保持されており、昇圧トランス34と同様にフロントケースのバルジ部12aに収まり、リード線で第1の制御基板32に接続される。発光ユニットケース5の固定部5bの下面には、ヘッド部2が正面を向いている基本位置にある場合にバウンス検知スイッチ35と当接する当接部5cが形成されている。一方、バウンスケース6には、ヘッド部2が水平方向に回動する全領域にバウンス検知スイッチ35に当接しない円周状の溝部6cが形成されている。水平方向バウンスまたは垂直方向バウンスによるいずれのバウンス状態においても、当接部5cがバウンス検知スイッチ35の当接より外れることで、バウンス検知スイッチ35はバウンス状態を検知する。バウンス水平回転機構部(バウンスケース軸部6a、回転板14)を避けつつ、ヘッド部2の正面位置を検出する配置を考慮すると、フロントケースのバルジ部12aの上部にバウンス検知スイッチ35を配置することが好ましい。
【0025】
このように本実施形態において、フロントカバー12のバルジ部12aの内側に沿って、上側から順に(ヘッド部2に近い側から順に)、バウンス検知スイッチ35と昇圧トランス34とが配置される。また本実施形態において、フロントカバー12の正面中央には、昇圧トランス34とバウンス検知スイッチ35とを配置するため、バルジ部12aが設けられている。
【0026】
次に、受光センサ(検出部)36について説明する。光を用いた無線通信(光無線通信)に用いられる受光センサ36は、光パルス信号を高精度に受信可能であるように、第2の制御基板33上に実装される昇圧トランス34による電磁的な影響を避ける必要がある。このため受光センサ36は、昇圧トランス34から離れた位置に配置することが好ましい。本実施形態では、正面側から見てフロントカバー12の右上部に窓13を設け、窓13の位置に受光センサ36が配置されるように受光センサ36を搭載した受光センサ基板37がフロントカバー12に取付けられている。第2の制御基板33と受光センサ基板37は、略平行平面(実質的に平行な平面)の位置関係を有し、受光センサ基板37から伸びたリード線は第1の制御基板32に接続される。昇圧トランス34から見て斜め方向に受光センサ36が配置されているため、真横や真上などの隣接した位置と比較して、受光センサ36は昇圧トランス34から発生する電磁ノイズを受けにくい。また受光センサ36は、昇圧トランス34などから発生する電波ノイズの影響を低減するため、その受光面(センサ受光面)以外の部分がシールド板金で覆われている。また、昇圧トランス34も不図示のシールド板金で覆われており、外部への電磁ノイズの放出が低減するように構成されている。
【0027】
図3に示されるように、ストロボ装置1は、撮像素子102を有するカメラ(撮像装置)100に着脱可能に取り付けられる。撮像素子102は、CMOSセンサやCCDセンサなどを有し、レンズ部(撮像光学系)101を介して形成された光学像(被写体像)を光電変換して画像データを出力する。
【0028】
このように本実施形態において、制御部(第1の筐体)3は、昇圧トランス34が配置されている位置において、外側(前面側)へ向けて突出した凸部(バルジ部12a)を有する。好ましくは、制御部3は、昇圧トランス34が配置されている位置において、受光センサ36が配置されている位置よりも外側(前面側)へ向けて突出している。また好ましくは、第2の制御基板33は、制御部3の前面側に設けられたフロントカバー12と平行に配置されており、凸部(バルジ部12a)は、フロントカバー12の膨らみ部である。また好ましくは、バウンス検知スイッチ35は、フロントカバー12の膨らみ部の位置に設けられている。また好ましくは、昇圧トランス34は第2の制御基板33の基板面のうち制御部3の前面側に実装されており、受光センサ36は第2の制御基板33の前面側に配置されている。また好ましくは、受光センサ36は、昇圧トランス34の位置に対して正面から見て斜め方向(右斜め上、YZ面内におけるY軸とZ軸との間の方向)に配置されている。また好ましくは、上側から順に(ヘッド部2に近い側から順に)、バウンス検知スイッチ35と昇圧トランス34は、フロントカバー12のバルジ部12aの内部に収納されている。
【0029】
このようなレイアウトにより、外観を損なうことなく小型化を図りつつ、昇圧トランス34、バウンス検知スイッチ35、および、受光センサ36を収納することができる。また、昇圧トランス34から発生する電磁ノイズの影響を避けつつ良好な光無線通信が可能となる。なお本実施形態において、受光センサ(検出部)36は、光パルス信号を受信するためのセンサであるが、検出部はこれに限定されるものではなく、例えば赤外線通信のために赤外光を受光するセンサや電波無線通信のアンテナであってもよい。
【0030】
本実施形態によれば、安定した無線通信が可能な小型の照明装置および撮像装置を提供することができる。
【0031】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0032】
1 ストロボ装置(照明装置)
2 ヘッド部(第2の筐体)
3 制御部(第1の筐体)
12 バルジ部(凸部)
22 キセノン管(光源)
33 第2の制御基板
34 昇圧トランス
35 バウンス検知スイッチ(バウンス判定部)
36 受光センサ(検出部)
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】