(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】2019145998
(43)【公開日】20190829
(54)【発明の名称】データ収集装置、及び基地局
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/02 20090101AFI20190802BHJP
   H04W 4/38 20180101ALI20190802BHJP
   H04M 3/00 20060101ALI20190802BHJP
   H04W 4/42 20180101ALI20190802BHJP
【FI】
   !H04W24/02
   !H04W4/38
   !H04M3/00 E
   !H04W4/42
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】18
(21)【出願番号】2018028023
(22)【出願日】20180220
(71)【出願人】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【住所又は居所】東京都港区芝五丁目7番1号
(74)【代理人】
【識別番号】100141519
【弁理士】
【氏名又は名称】梶田 邦之
(74)【代理人】
【識別番号】100172199
【弁理士】
【氏名又は名称】松山 浩也
(72)【発明者】
【氏名】高橋 勇二
【住所又は居所】東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株式会社内
【テーマコード(参考)】
5K067
5K201
【Fターム(参考)】
5K067AA43
5K067BB27
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE12
5K067EE55
5K067FF02
5K201CB10
5K201CC02
5K201DC04
5K201EC08
5K201ED04
5K201FA05
5K201FB10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】トラフィックの変動を精度良く予測するデータ収集装置及び基地局を提供する。
【解決手段】データ収集装置100は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置400が検出した対象物のゲート通過情報を取得する情報取得部と、このゲート通過情報に関する情報を、基地局200に送信する通信処理部とを備える。基地局200は、その情報に基づいて、無線通信に関する制御、セルのエリア変更や切り替えを行い、基地局200の消費電力を制御する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得する情報取得部と、
前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信する通信処理部と、
を備える、データ収集装置。
【請求項2】
前記対象物の前記ゲート通過情報は、前記ゲートを通過した前記対象物の数に関する情報を含む、請求項1記載のデータ収集装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記検出装置との間で無線通信を行うことにより、前記対象物の前記ゲート通過情報を取得する、請求項1又は2記載のデータ収集装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、LPWA(Low Power Wide Area)の通信規格を用いて、前記検出装置との間で無線通信を行うことにより、前記対象物の前記ゲート通過情報を取得する、請求項3記載のデータ収集装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記検出装置から前記対象物の前記ゲート通過情報を定期的に取得する、請求項3又は4記載のデータ収集装置。
【請求項6】
前記ゲート通過情報に関する前記情報は、前記ゲート通過情報に基づいた前記対象物の移動先に関する情報を含む、請求項1乃至5のうち何れか1項記載のデータ収集装置。
【請求項7】
基地局であって、
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得する情報取得部と、
前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う制御部と、
を備える基地局。
【請求項8】
前記ゲート通過情報に関する前記情報は、前記対象物の移動先に関する情報を含む、請求項7記載の基地局。
【請求項9】
前記制御部は、前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に用いるセルのエリアを変更する、請求項8記載の基地局。
【請求項10】
前記制御部は、前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に用いるセルの切り替えを行う、請求項8又は9記載の基地局。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ収集装置、及び基地局に関する。
【背景技術】
【0002】
基地局の消費電力は、通信データ量の大容量化に伴って増加傾向にある。一方、基地局は、例えばマンション等、消費電力が限られている場所への設置が求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には、通信トラフィックの発生に関連する無線端末の通信見込み量を算出し、所定のエリアにおける通信見込み量が所定の閾値を超える場合に、当該所定のエリアを収容可能な無線セルの稼働状態を省電力状態から非省電力状態に切り替えるように制御することが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、特定のエリアに存在する移動対象の将来の移動先のエリアにおけるネットワーク品質を予測するネットワーク品質予測装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2017−163439号公報
【特許文献2】特開2017−103684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1及び2などに開示された技術では、例えば電車、飛行機、及びバスなどの乗り物によって移動するユーザの移動に起因したトラフィックの変動を的確に把握することができなかった。そこで、リアルタイムに変動するトラフィックを的確に把握して基地局を制御できるようにすることが望まれる。
【0007】
本発明の目的は、トラフィックの変動を精度良く予測することが可能なデータ収集装置、及び基地局を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のデータ収集装置は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得する情報取得部と、前記対象物の前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信する通信処理部と、を備える。
【0009】
本発明の基地局は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得する情報取得部と、前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、トラフィックの変動を精度良く予測することが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係るデータ収集装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に係る基地局200の概略的な構成の例を示すブロック図である。
【図4】図4は、第1の実施形態に係る検出装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。
【図5】図5は、第1の実施形態に係るデータ収集装置100が行う処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
【図6】図6は、第1の実施形態に係る基地局200が行う処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、第2の実施形態に係るデータ収集装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。
【図8】図8は、第2の実施形態に係る基地局200の概略的な構成の例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
【0013】
説明は、以下の順序で行われる。
1.本発明の実施形態の概要
2.システムの構成
3.第1の実施形態
3.1.データ収集装置100の構成
3.2.基地局200の構成
3.3.検出装置400の構成
3.4.技術的特徴
4.第2の実施形態
4.1.データ収集装置100の構成
4.2.基地局200の構成
4.3.技術的特徴
5.他の形態
【0014】
<<1.本発明の実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
【0015】
(1)技術的課題
基地局の消費電力は、通信データ量の大容量化に伴って増加傾向にある。一方、基地局は、例えばマンション等、消費電力が限られている場所への設置が求められる。
【0016】
しかしながら、例えば電車、飛行機、及びバスなどの乗り物によって移動するユーザの移動に起因したトラフィックの変動を的確に把握することができなかった。そこで、リアルタイムに変動するトラフィックを的確に把握して基地局を制御できるようにすることが望まれる。そこで、リアルタイムに変動するトラフィックを的確に把握して基地局を制御できるようにすることが望まれる。
【0017】
より具体的には、例えば、アドオンセルの有効無効判断によるリアルタイムの設定解放、セル半径のリアルタイムの調整を事前情報から推測して制御できるようにすることが望まれる。このような制御により、例えば、基地局での対象の機能部の電源をOFFにし、基地局を設置する局舎を含めた消費電力を低減することが期待される。
【0018】
本実施形態の目的は、トラフィックの変動を精度良く予測することにある。
【0019】
(2)技術的特徴
本発明の実施形態では、例えば、データ収集装置は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得し、上記対象物の上記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信する。
【0020】
また、例えば、基地局は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過に関する情報を取得し、上記対象物の上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う。
【0021】
これにより、例えば、トラフィックの変動を精度良く予測することが可能になる。
【0022】
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
【0023】
<<2.システムの構成>>
図1を参照して、本発明の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、データ収集装置100、基地局200、端末装置30、及び検出装置400を含む。データ収集装置100、基地局200、端末装置30、及び検出装置400は、ネットワークを介して通信する。
【0024】
例えば、システム1は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の規格(standard)/仕様(specification)に準拠したシステムである。より具体的には、例えば、システム1は、LTE/LTE−Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)の規格/仕様に準拠したシステムであってもよい。あるいは、システム1は、第5世代(5G)/NR(New Radio)の規格/仕様に準拠したシステムであってもよい。当然ながら、システム1は、これらの例に限定されない。
【0025】
(1)データ収集装置100
データ収集装置100は、例えばLPWAN(Low Power Wide Area Network)のエリア内に位置する装置(例えば検出装置400)との無線通信を行う。また、データ収集装置100は、基地局(例えば基地局200)と通信を行う。
【0026】
(2)基地局200
基地局200は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、カバレッジエリア内に位置する端末装置(例えば、端末装置30)との無線通信を行う。
【0027】
例えば、基地局200は、eNB(evolved Node B)であってもよく、又は、5GにおけるgNB(generation Node B)であってもよい。基地局200は、複数のユニット(又は複数のノード)を含んでもよい。当該複数のユニット(又は複数のノード)は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)と、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)とを含んでもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、基地局200は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。この場合に、基地局200は、上記複数のユニットのうちの1つ(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの一方)であってもよく、上記複数のユニットのうちの他のユニット(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの他方)と接続されていてもよい。
【0028】
(3)端末装置30
端末装置30は、基地局との無線通信を行う。例えば、端末装置30は、基地局200のカバレッジエリア内に位置する場合に、基地局200との無線通信を行う。例えば、端末装置30は、UE(User Equipment)である。
【0029】
(4)検出装置400
検出装置400は、対象物(例えば人、自動車など)がゲートを通過することを検出可能な装置である。例えば検出装置400は、駅の自動改札機、有料道路の料金所に組み込まれる。また、検出装置400は、例えばLPWAN(Low Power Wide Area Network)を介して、データ収集装置100との通信を行う。
【0030】
<<3.第1の実施形態>>
続いて、図2〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
【0031】
<3.1.データ収集装置100の構成>
次に、図2を参照して、第1の実施形態に係るデータ収集装置100の構成の例を説明する。図2は、第1の実施形態に係るデータ収集装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図2を参照すると、データ収集装置100は、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
【0032】
(1)無線通信部110
無線通信部110は、信号を無線で受信する。例えば、無線通信部110は、検出装置400からの信号を受信する。
【0033】
(2)ネットワーク通信部120
ネットワーク通信部120は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。例えば、ネットワーク通信部120は、基地局200からの信号を受信し、基地局200への信号を送信する。
【0034】
(3)記憶部130
記憶部130は、データ収集装置100の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、データ収集装置100の動作のための1つ以上の命令を含む。
【0035】
(4)処理部140
処理部140は、データ収集装置100の様々な機能を提供する。処理部140は、情報取得部141、通信処理部143、推測部145を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部141、通信処理部143、及び推測部145の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
【0036】
例えば、処理部140(情報取得部141)は、無線通信部110を介して検出装置400と通信する。例えば、処理部140(通信処理部143)は、ネットワーク通信部120を介して基地局200と通信する。
【0037】
(5)実装例
無線通信部110は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよい。ネットワーク通信部120は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部130は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部140は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。情報取得部141、通信処理部143、推測部145は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部130)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
【0038】
データ収集装置100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部140の動作(情報取得部141、通信処理部143及び/又は推測部145の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作(情報取得部141、通信処理部143及び/又は推測部145の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.2.基地局200の構成>
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係る基地局200の構成の例を説明する。図3は、第1の実施形態に係る基地局200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図3を参照すると、基地局200は、無線通信部210、ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
【0039】
(1)無線通信部210
無線通信部210は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、端末装置からの信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
【0040】
(2)ネットワーク通信部220
ネットワーク通信部220は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。例えば無線通信部210は、データ収集装置100からの信号を受信し、データ収集装置100への信号を送信する。
【0041】
(3)記憶部230
記憶部230は、基地局200の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、基地局200の動作のための1つ以上の命令を含む。
【0042】
(4)処理部240
処理部240は、基地局200の様々な機能を提供する。処理部240は、情報取得部241及び制御部243を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。情報取得部241及び制御部243の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
【0043】
例えば、処理部140(情報取得部241)は、ネットワーク通信部220を介してデータ収集装置100と通信する。例えば、処理部140(制御部243)は、端末装置(例えば端末装置30)との無線通信に関する制御を行う。
【0044】
(5)実装例
無線通信部210は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部220は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部230は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部240は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。情報取得部241及び制御部243は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部230)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
【0045】
基地局200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部240の動作(情報取得部241及び/又は制御部243の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作(情報取得部241及び/又は制御部243の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
【0046】
なお、基地局200は、仮想化されていてもよい。即ち、基地局200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、基地局200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザー上で仮想マシンとして動作してもよい。
【0047】
<3.3.検出装置400の構成>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係る検出装置400の構成の例を説明する。図4は、第1の実施形態に係る検出装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図4を参照すると、検出装置400は、情報読取部410、無線通信部420、記憶部430及び処理部440を備える。
【0048】
(1)情報読取部410
情報読取部410は、例えば、対象物が出入り可能なゲートに設置されたリーダ装置であって、対象物が保持するICタグの情報を読み取る。
【0049】
(2)無線通信部420
無線通信部420は、信号を無線で受信する。例えば、無線通信部420は、データ収集装置100への信号を送信する。
【0050】
(3)記憶部430
記憶部430は、検出装置400の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、検出装置400の動作のための1つ以上の命令を含む。
【0051】
(4)処理部440
処理部440は、検出装置400の様々な機能を提供する。処理部440は、検出処理部441及び通信処理部443を含む。なお、処理部440は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部440は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。検出処理部441及び通信処理部443の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
【0052】
例えば、処理部440(検出処理部441)は、情報読取部410を用いて対象物がゲートを通過したことを検出する。例えば、処理部440(通信処理部443)は、無線通信部420を介してデータ収集装置100と通信する。
【0053】
(5)実装例
情報読取部410は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)のリーダ装置などにより実装されてもよい。また、無線通信部420は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよい。記憶部430は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部440は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。検出処理部441及び通信処理部443は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部430)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
【0054】
検出装置400は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部440の動作(検出処理部441及び/又は通信処理部443の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部440の動作(検出処理部441及び/又は通信処理部443の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
【0055】
<3.4.技術的特徴>
次に、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
【0056】
データ収集装置100(情報取得部141)は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置400が検出した対象物のゲート通過情報を取得する。そして、データ収集装置100(通信処理部143)は、上記対象物の上記ゲート通過情報に関する情報を、基地局(例えば基地局200)に送信する。
【0057】
また、基地局200(情報取得部241)は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得する。そして、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う。
【0058】
(1)ゲート通過情報
−ゲート通過情報の送受信
ゲート通過情報は、上述したように、検出装置400が検出した対象物のゲート通過情報である。具体的に、検出装置400(検出処理部441)は、情報読取部410などを用いて、例えばゲートを通過する対象物が持つICタグの情報を読み取ることにより、例えば、端末装置30を携帯する人、当該人が乗って移動する乗り物(電車、自動車など)などの対象物が、ゲートを通過することを検出することができる。そして、上記ゲート通過情報は、検出装置400(通信処理部443)によりデータ収集装置100に送信される。
【0059】
また、データ収集装置100(情報読取部410)は、検出装置400との間で無線通信を行うことにより、上記ゲート通過情報を取得する。ここで、無線通信の規格としては、例えばLPWA(Low Power Wide Area)の通信規格が用いられる。
【0060】
また、データ収集装置100(情報読取部410)は、検出装置400から上記ゲート通過情報を定期的に取得する。
【0061】
(2)ゲート通過情報に関する情報
−ゲート通過情報に関する情報の詳細
上記ゲート通過情報に関する情報は、上記ゲート通過情報に基づいた上記対象物の移動先に関する情報を含む。
【0062】
具体的には、データ収集装置100(推測部145)は、上記ゲート通過情報に基づいて、上記対象物の移動先に関する上記情報を推測する。
【0063】
例えば、データ収集装置100(推測部145)は、例えばイベント会場の最寄り駅の自動改札機(ゲート)を通過した単位時間あたりの乗客数に関する情報に基づいて、イベント会場(移動先)に移動する人数、及び移動時間などを、上記対象物の移動先に関する上記情報として推測する。
【0064】
より具体的には、データ収集装置100(推測部145)は、一定の時間にわたって上記ゲート通過情報を集計するなどして、過去データから定常的に該当セルエリアに存在するユーザ数、該当セルエリアにユーザが存在しなくなる時間、高速通信に対応していないユーザのみが存在する時間、ユーザが現在の基地局で許容しているユーザ数を超える時間、高速通信に対応しているユーザが存在する時間などの情報を、上記対象物の移動先に関する上記情報として推測することができる。
【0065】
上記ゲート通過情報に関する上記情報は、上述したように、データ収集装置100から基地局200に送られる。
【0066】
−ゲート通過情報に関する情報に基づいた制御
基地局200(制御部243)は、上述したように、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う。例えば、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、無線通信に用いるセルのエリアを変更する。また、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に用いるセルの切り替えを行う。
【0067】
具体的に、まず、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、基地局200でカバーするセルエリア内のデータトラフィックに関する情報を時系列で推定する。
【0068】
そして、基地局200(制御部243)は、該当エリアにユーザ(例えば端末装置30)が存在しない時間帯が推定される場合は、該当エリアのセル半径の縮小を行う。また、基地局200(制御部)は、キャリアアグリゲーションに対応していないユーザ(例えば端末装置30)、及び/又は音声通話のみ行うユーザ(例えば端末装置30)のみ存在する時間帯が推定される場合は、アドオンセルを解放することで無線基地局装置の消費電力を制御する。
【0069】
また、基地局200(制御部243)は、セル範囲に入っていない隣接エリアにユーザ(例えば端末装置30)が入ることを推定した場合、事前にセル半径を拡大する。また、基地局200(制御部243)は、高速通信に対応しているユーザ増を推定した場合は、アドオンセルを追加する。
【0070】
また、基地局200(制御部243)は、マクロセル(プライマリセル)とアドオンセルを物理的に分けて、ベースバンドリソースの割り当てを行うように、無線通信部210の機能を分散してもよい。これにより、複数のアドオンセルを解放可能な場合、アドオンセルを解放すると共にベースバンド機能部(例えば無線通信部210の一部の機能)の電源を物理的にOFFにすることができ、基地局の省電力化を図ることができる。
【0071】
(3)効果
例えば、データ収集装置100は、上記ゲート通過情報に基づいて、あるエリアにおいてある時刻で推定されるユーザ滞在数情報などを、上記ゲート通過情報に関する上記情報として保持することができる。
【0072】
また、基地局200は、上記ゲート通過情報に関する上記情報を活用して、無線通信に関する制御を行うことができる。すなわち、基地局200は、セル半径をリアルタイムに変更することで、消費電力の最適化を図ることができる。また、基地局200は、アドオンセルを不要なタイミングで解放することでアドオンセル運用に関連する機能部(無線通信部210の一部の機能)の電源を物理的にOFFにすることで、消費電力の最適化を図ることができる。
【0073】
一例として、数万人が集まるイベントが地域A駅で本日午後19時に行われる場合を想定する。この場合、データ収集装置100は、イベント当日、地域A駅からイベント会場(移動先)へ向かう人数、時間帯を、上記ゲート通過情報に関する上記情報として、推測することができる。
【0074】
また、基地局200は、データ収集装置100から取得した上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づき、例えば、イベント前に該当セル範囲内にユーザが存在せずにアドオンセルを解放して省電力化していた場合、省電力化していた機能部(例えば無線通信部210の一部)を起動させ、アドオンセルを事前に設定することができる。
【0075】
また、イベント終了後、データ収集装置100は、地域A駅の自動改札機(ゲート)のゲート通過情報に基づいてユーザが該当セルエリアから不在となることを推測しうる。このような場合は、基地局200は、アドオンセルを解放し、関係する機能部(無線通信部210の一部)の電源を物理的にOFFにすることができる。
【0076】
(4)処理の流れ
図5及び図6を参照して、第1の実施形態に係る処理の流れの例を説明する。
【0077】
(4−1)データ収集装置100が行う処理の例
図5は、第1の実施形態に係るデータ収集装置100が行う処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
【0078】
ステップS501において、データ収集装置100(情報取得部141)は、例えば、自動改札機、または入退場窓口などのゲートに設置された検出装置400から、上記ゲート通過情報を周期的に取得する。
【0079】
ステップS503において、データ収集装置100(推測部145)は、上記ゲート通過情報に基づいて、上記ゲート通過情報に関する情報(対象物の移動先、及びその到達時間など)を周期的に推測する。
【0080】
具体的に、データ収集装置100(推測部145)は、例えば、上記ゲート通過情報を用いて、あらかじめ登録されている乗り物(例えば電車、自動車など)の速度情報、及び/又は、対象物(人)の移動速度(歩行速度)を算出することで、対象物の移動先及びその到達時間に関する情報を推測する。
【0081】
ステップS505において、データ収集装置100(通信処理部143)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報を、基地局200に送信して、上記図5に示す処理を終了する。
【0082】
(4−2)基地局200が行う処理の例
図6は、第1の実施形態に係る基地局200が行う処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
【0083】
ステップS601において、基地局200(情報取得部241)は、データ収集装置100から上記ゲート通過情報に関する上記情報を取得する。
【0084】
ステップS603において、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、必要アドオンセル数、必要セル半径、及び物理的な機能部の不足有無を判断する。
【0085】
ステップS605において、基地局200(制御部243)は、ステップS603による判断に基づき、必要なアドオンセルに対応する設定部(無線通信部210の一部の機能)の電源がONであるか否かを判断する。当該電源がONである場合(S605:Yes)にはステップS607に進み、当該電源がOFFの場合にはステップS609に進む。
【0086】
ステップS607において、基地局200(制御部243)は、必要分のアドオンセルの設定、及びセル半径の増減設定を行い、図6に示す処理を終了する。
【0087】
ステップS609において、基地局200(制御部243)は、必要なアドオンセルに対応する機能部の電源をONにして、必要分のアドオンセルの設定、及びセル半径の増減設定を行う。
【0088】
(5)変形例
本実施形態は、上述した具体例に限らず、種々の変形が可能である。
【0089】
例えば、データ収集装置100は、端末装置30のGPS機能により取得可能な位置情報と連携させてもよい。例えば、データ収集装置100(推測部145)は、ゲート通過後の対象物の移動、例えば徒歩での移動、乗り物による移動情報を取得して、対象物の移動スピードを算出してもよい。これにより、データ収集装置100(推測部145)は、ユーザ移動先に関する情報をより精度良く推測することができる。
【0090】
この結果として、基地局200(制御部243)は、正確な時間にアドオンセル設定解放したり、セル半径を制御したりして、省電力化を行うことが可能になる。
【0091】
また、基地局200(制御部243)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいてビームフォーミングでのアンテナ角度を調整してもよく、省電力でのエリア拡大、干渉レベル減少、及びスループット向上を図ることができる。
【0092】
さらに、データ収集装置100の各種機能は、基地局200に組み込まれていてもよい。
【0093】
<<4.第2の実施形態>>
続いて、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
【0094】
<4.1.データ収集装置100の構成>
まず、図7を参照して、第2の実施形態に係るデータ収集装置100の構成の例を説明する。図7は、第2の実施形態に係るデータ収集装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図7を参照すると、データ収集装置100は、情報取得部151及び通信処理部153を備える。情報取得部151及び通信処理部153の具体的な動作は、後に説明する。
【0095】
情報取得部151及び通信処理部153は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。情報取得部151及び通信処理部153は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、情報取得部151及び通信処理部153の動作を行ってもよい。上記プログラムは、情報取得部151及び通信処理部153の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
【0096】
なお、上述した各々のプロセッサは、例えば汎用なコンピュータにインストールされたハイパーバイザーなどにより実現される仮想プロセッサであってもよい。また、上述した各々のメモリは、例えば汎用なコンピュータにインストールされたハイパーバイザーなどにより実現される仮想メモリであってもよい。
【0097】
<4.2.基地局200の構成>
まず、図8を参照して、第2の実施形態に係る基地局200の構成の例を説明する。図8は、第2の実施形態に係る基地局200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図8を参照すると、基地局200は、情報取得部251及び制御部253を備える。情報取得部251及び制御部253の具体的な動作は、後に説明する。
【0098】
情報取得部251及び制御部253は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。情報取得部251及び制御部253は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、情報取得部251及び制御部253の動作を行ってもよい。上記プログラムは、情報取得部251及び制御部253の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
【0099】
なお、上述した各々のプロセッサは、例えば汎用なコンピュータにインストールされたハイパーバイザーなどにより実現される仮想プロセッサであってもよい。また、上述した各々のメモリは、例えば汎用なコンピュータにインストールされたハイパーバイザーなどにより実現される仮想メモリであってもよい。
【0100】
<4.3.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
【0101】
第2の実施形態では、データ収集装置100(情報取得部151)は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得する。そして、データ収集装置100(通信処理部153)は、上記ゲート通過情報に関する情報を、基地局(例えば基地局200)に送信する。
【0102】
例えば、情報取得部151は、上述した第1の実施形態に係る情報取得部141の動作を行ってもよい。また、通信処理部153は、上述した第1の実施形態に係る通信処理部143の動作を行ってもよい。
【0103】
また、第2の実施形態では、基地局200(情報取得部251)は、対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過に関する情報を取得する。そして、基地局200(制御部253)は、上記ゲート通過情報に関する上記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う。
【0104】
例えば、情報取得部251は、上述した第1の実施形態に係る情報取得部241の動作を行ってもよい。また、制御部253は、上述した第1の実施形態に係る制御部243の動作を行ってもよい。
【0105】
以上、第2の実施形態を説明した。第2の実施形態によれば、例えば、トラフィックの変動を精度良く予測することが可能になる。
【0106】
<<5.他の形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
【0107】
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
【0108】
また、本明細書において説明したデータ収集装置の構成要素(例えば、情報取得部、通信処理部、及び/又は推測部)を備える装置(例えば、データ収集装置を構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット)、又は上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。本明細書において説明した基地局の構成要素(例えば、情報取得部、及び/又は制御部)を備える装置(例えば、端末装置のためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
【0109】
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0110】
(付記1)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得する情報取得部と、
前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信する通信処理部と、
を備える、データ収集装置。
【0111】
(付記2)
前記対象物の前記ゲート通過情報は、前記ゲートを通過した前記対象物の数に関する情報を含む、付記1記載のデータ収集装置。
【0112】
(付記3)
前記情報取得部は、前記検出装置との間で無線通信を行うことにより、前記対象物の前記ゲート通過情報を取得する、付記1又は2記載のデータ収集装置。
【0113】
(付記4)
前記情報取得部は、LPWA(Low Power Wide Area)の通信規格を用いて、前記検出装置との間で無線通信を行うことにより、前記対象物の前記ゲート通過情報を取得する、付記3記載のデータ収集装置。
【0114】
(付記5)
前記情報取得部は、前記検出装置から前記対象物の前記ゲート通過情報を定期的に取得する、付記3又は4記載のデータ収集装置。
【0115】
(付記6)
前記ゲート通過情報に関する前記情報は、前記ゲート通過情報に基づいた前記対象物の移動先に関する情報を含む、付記1乃至5のうち何れか1項記載のデータ収集装置。
【0116】
(付記7)
基地局であって、
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得する情報取得部と、
前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行う制御部と、
を備える基地局。
【0117】
(付記8)
前記ゲート通過情報に関する前記情報は、前記対象物の移動先に関する情報を含む、付記7記載の基地局。
【0118】
(付記9)
前記制御部は、前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に用いるセルのエリアを変更する、付記8記載の基地局。
【0119】
(付記10)
前記制御部は、前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に用いるセルの切り替えを行う、付記8又は9記載の基地局。
【0120】
(付記11)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信することと、
を含む、方法。
【0121】
(付記12)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行うことと、
含む、方法。
【0122】
(付記13)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信することと、
をプロセッサに実行させるプログラム。
【0123】
(付記14)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラム。
【0124】
(付記15)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する情報を、基地局に送信することと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
【0125】
(付記16)
対象物がゲートを通過することを検出可能な検出装置が検出した対象物のゲート通過情報に関する情報を取得することと、
前記ゲート通過情報に関する前記情報に基づいて、無線通信に関する制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。

【産業上の利用可能性】
【0126】
移動体通信システムにおいて、トラフィックの変動を精度良く予測することが可能になる。
【符号の説明】
【0127】
1 システム
100 データ収集装置
200 基地局
141、151、241、251 情報取得部
143、153、443 通信処理部
145 推測部
243、253 制御部
441 検出処理部

【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】