(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】2021003546
(43)【公開日】20210114
(54)【発明の名称】電動モップ用自動掃除可能な収納台
(51)【国際特許分類】
   A47L 13/50 20060101AFI20201211BHJP
   A47L 13/20 20060101ALI20201211BHJP
   A47L 11/282 20060101ALI20201211BHJP
【FI】
   !A47L13/50
   !A47L13/20 A
   !A47L11/282
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】2019162739
(22)【出願日】20190906
(31)【優先権主張番号】201910560059.9
(32)【優先日】20190625
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201910560001.4
(32)【優先日】20190625
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201910564423.9
(32)【優先日】20190626
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201910566387.X
(32)【優先日】20190626
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201910565112.4
(32)【優先日】20190626
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519033085
【氏名又は名称】深セン市杰深科技有限公司
【住所又は居所】中華人民共和国深セン市宝安區新橋街道上寮社區上南上寮工業路18號▲ふい▼聚新橋B206
(74)【代理人】
【識別番号】110000660
【氏名又は名称】Knowledge Partners 特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】劉 志長
【住所又は居所】中華人民共和国深▲セン▼市寶安区新橋上寮工業路18号匯聚創智園B206
(72)【発明者】
【氏名】張 小明
【住所又は居所】中華人民共和国深▲セン▼市寶安区新橋上寮工業路18号匯聚創智園B206
(72)【発明者】
【氏名】席 建新
【住所又は居所】中華人民共和国深▲セン▼市寶安区新橋上寮工業路18号匯聚創智園B206
【テーマコード(参考)】
3B074
【Fターム(参考)】
3B074AB05
(57)【要約】
【課題】電動モップ用自動掃除可能な収納台を提供する。
【解決手段】本発明の電動モップは回転可能なクリーンローラーを有し、前記自動掃除可能な収納台は外部筐体を備え、前記外部筐体の上面には洗浄槽が形成され、前記洗浄槽には前記クリーンローラーを洗浄するための汚れ除去部材が内設される。上述の本発明に係る汚れ除去部材がローラーに対する洗浄を行うことにより、従来技術における人手で行うという操作の面倒さがなくなり、手が汚れなくなり、好ましい効果が得られる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動モップが回転可能なクリーンローラーを有する電動モップ用自動掃除可能な収納台であって、前記自動掃除可能な収納台は外部筐体(5a)を備え、前記外部筐体(5a)の上面には洗浄槽(5aa)が形成され、前記洗浄槽(5aa)には前記クリーンローラーを洗浄するための汚れ除去部材が内設され、前記外部筐体(5a)には汚水を排水するための汚水排水システムが設置されることを特徴とする電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項2】
前記洗浄槽(5aa)には前記電動モップを載置するための定位型槽(5ab)が内設され、前記汚れ除去部材は、前記定位型槽(5ab)の辺縁に設置される排水用スクレーパー(5b)を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項3】
前記汚水排水システムは汚水排水弁(5c)を備え、前記汚水排水弁(5c)の吸水端は前記洗浄槽(5aa)内に接続され、前記汚水排水弁(5c)の排水端は前記外部筐体(5a)の外部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項4】
前記外部筐体(5a)には前記汚水排水弁(5c)を起動するためのキー(5d)が設置されることを特徴とする請求項3に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項5】
前記汚水排水弁(5c)の排水端には汚水排水管が連結され、前記汚水排水管は前記外部筐体(5a)の外部に接続されることを特徴とする請求項3に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項6】
前記洗浄槽(5aa)は前記外部筐体(5a)の上部が下に向けて陥没することにより形成され、且つ前記外部筐体(5a)は自身が湾曲されることにより下方に空洞が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【請求項7】
前記洗浄槽(5aa)の底面は傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載の電動モップ用自動掃除可能な収納台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モップに関し、詳しくは、電動モップ用自動掃除可能な収納台に関する。
【背景技術】
【0002】
モップは一般に普及する家庭用掃除用具であり、主に握り持つためのモップのハンドル及び掃除するためのモップヘッドを備える。科学技術の進歩に伴い、電動化されたものやスマート家電化されたモップも数多く登場している。
【0003】
モップによる掃除効率はモップヘッドの掃除部に依存し、様々な設計の毛が採用されており、スポンジローラーを採用するものもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のモップヘッドは全て使用に関して共通する問題があり、それは床掃除が終わった後に前記モップヘッド及び掃除部をどのように洗浄するかという問題である。現在は手動で洗浄するものが多いが、これは操作が面倒で手も汚れるため不便であった。また、従来のモップの掃除部は全て固定されているため、モップの接触面が汚れた後には反対側のきれいな面を使用して地面の掃除を続けねばならず、操作が不便であるという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に至った。
【0006】
上述の従来技術ではモップを手動で洗浄するものが多いため、その操作が面倒で手が汚れるという問題を鑑み、上記課題解決のため、本発明は、電動モップ用自動掃除可能な収納台を提供することを目的とする。すなわち、クリーナースタンド部材により掃除部の洗浄を行い、洗浄時にはクリーンローラーの回転を利用して自動洗浄を実現する。手動洗浄の面倒さや手が汚れる問題を回避させ、同時に汚れ除去部材によるクリーンローラーの洗浄を行うためにクリーナースタンド部材が設置され、洗浄効果を更に向上させ、使用が総合的に便利で効果的になる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電動モップ用自動掃除可能な収納台は、前記電動モップが回転可能なクリーンローラーを有し、前記自動掃除可能な収納台は外部筐体を備え、前記外部筐体の上面には洗浄槽が形成され、前記洗浄槽には前記クリーンローラーを洗浄するための汚れ除去部材が内設される。
上述の本発明に係る汚れ除去部材がローラーの洗浄を行うことにより、従来技術にある手動で行うため操作が煩雑であり、手も汚れるという問題を回避させ、好ましい効果が得られる。
【0008】
好ましくは、前記洗浄槽には前記電動モップを載置するための定位型槽が内設される。
【0009】
好ましくは、前記汚れ除去部材は、前記定位型槽の辺縁に設置される排水用スクレーパーを備える。
【0010】
好ましくは、前記洗浄槽は外部筐体の上部が下に向けて陥没することにより形成され、且つ前記外部筐体は自身の湾曲により下方に空洞が形成される。
【0011】
好ましくは、前記洗浄槽の底面は傾斜面である。
【0012】
本発明の詳しい構造または特徴については、後述の実施方式の詳細な説明において描写する。然しながら、本分野の技術者ならば、前記詳細な説明及び列挙する本発明の特定の実施例は本発明を説明するためのものにすぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことを理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の好ましい実施形態に係る電動モップ用自動掃除可能な収納台を示す傾斜構成図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態に係る電動モップ用自動掃除可能な収納台を示す傾斜分解図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態の一部傾斜分解図であって、モップヘッドの分解図を示す。
【図4】本発明の好ましい実施形態のクリーナースタンド部材を示す概略図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態のクリーナースタンド部材を示す模式的に示した分解図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態に係るクリーナースタンド部材とモップヘッド部材を組み立てて設置される概略図である。
【図7】本発明の好ましい実施形態に係るクリーナースタンド部材とモップヘッド部材を組み立てて設置される他の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る電動モップ用自動掃除可能な収納台について具体的に説明する。なお、本発明は主に電動モップ及びウェット型電動モップに応用され、本分野の技術者ならば本実施方式の説明に用いる用語が応用分野を制限しない上位の表現に属することを理解できる。例えば、材料や形状の用語は描写内容が指す材料や形状に限定されず、位置の用語も設置、近接、連接、または隣接に限定されない。各部材の数量の用語である「1」は1つまたは1つ以上の複数の部材の数量を含む。本明細書の内容に記載する「上」、「下」、「内」、「外」、「頂」、「底」等の方向の形容詞は正常な使用方向を基準とした例示のための描写の用語であり、主張の範囲を制限するものではない。
【0015】
自動掃除可能なモップは、ハンドル段部材1、上段ロッド部材2、及び下段ロッド部材3を有するモップのロッド部材と、モップヘッド部材4と、クリーナースタンド部材5と、を備え、モップヘッド部材4はモップのロッド部材の下端に設置され、クリーナースタンド部材5はモップヘッド部材4の載置及び洗浄に用いられる。 モップのロッド部材は少なくとも2つの連結段を含み、少なくとも2つの連結段は相互に取り外し可能に連結される(図1及び図2参照)。
【0016】
モップヘッド部材4は、回転可能なクリーンローラー4bが設置されるモップヘッドケース4aを有する。好ましくは、モップヘッドケース4aにはクリーンローラー4bを駆動するためのモーターが内設され、モーターは伝動機構素子を介してクリーンローラー4bに接続される(図3、図4及び図5参照)。好ましくは、伝動機構素子は変速ギアセットと、伝動ベルトと、モーター4cと、ローラー連接機構4dと、を備え、変速ギアセット、伝動ベルト、及びローラー連接機構4dは順次連結される。ローラー連接機構4dはモップヘッドケース4aに回転可能に設置され、クリーンローラー4bはローラー連接機構4dに装設される。好ましくは、ローラー連接機構4dの一端は伝動ベルトのプーリーに対応するように連結され、他端にはローラー連接機構4dが装設され、ローラー連接機構4dは軸受を介してモップヘッドケース4aに装設される。
【0017】
また、クリーナースタンド部材5は外部筐体5aを有し、外部筐体5aの上面には洗浄槽5aaが形成され、洗浄槽5aaにはモップを洗浄するための汚れ除去部材が内設され、外部筐体5aには汚水を排水するための汚水排水システムが設置される(図4乃至図7参照)。好ましくは、洗浄槽5aaにはモップヘッドを載置するための定位型槽5abが内設される。好ましくは、汚れ除去部材は排水用スクレーパー5bを備え、前記排水用スクレーパー5bは定位型槽5abの辺縁に設置される。好ましくは、汚水排水システムは汚水排水弁5cを含み、汚水排水弁5cの吸水端は洗浄槽5aa内に接続され、汚水排水弁5cの排水端は外部筐体5aの外部に接続され、外部筐体5aには汚水排水弁5cを起動するためのキー5dが設置される。
【0018】
本実施例では、クリーナースタンド部材5の具体的な構造形態を提供し、外部筐体5aをクリーナースタンド部材5の主体とし、洗浄槽5aaにはモップを洗浄するための水が容れられる。汚れ除去部材はモップのローラーに吸水された汚水の排水に用いられる。上述した実施例では、汚れ除去部材は排水用スクレーパー5b及び排水用スクレーパー5bを固定するためのボルトを備える。また、図示されるように、排水用スクレーパー5bは長板状を呈し、横断面は「7」字形を呈する。実際の設計では、排水用スクレーパー5bの下部外面には排水効果を高めるための凸部が設けられ、排水用スクレーパー5bの上部の装設固定部に対して下部が外向きに傾斜されることにより排水効果が高められている。凸部の構造は同じ機能を有する他の構造でも代替可能であり、例えばバンプ等でもよい。具体的な使用においては、定位型槽5ab内にモップのローラーが入れられ、この際に排水用スクレーパー5bがローラーに対して圧搾する状態となり、その後に洗浄に使用する水が洗浄槽5aa内に注水される。次いで、ローラーが回転を始め、排水用スクレーパー5bがローラーを圧搾することにより、ローラーに対して物理的に洗浄する効果が発生する。一定程度洗浄が完了した後、洗浄後の汚水が排出され始め、ローラーが水面から露出するまで汚水が排出されると、排水用スクレーパー5bがローラーを圧搾してローラー内の汚水が絞り出される。具体的な実施において、洗浄槽5aa内の汚水の自然排水効果を達成するため、洗浄槽5aaの底面が傾斜面として設けられ、汚水が自然に流動して排水される。外部筐体5aは全体が一体成形され、よって、図示されるように、洗浄槽5aaは外部筐体5aの上部の全板面が下に向けて陥没することにより形成され、対応するように、定位型槽5abも外部筐体5aが全体的に陥没することにより形成される。外部筐体5aの主体の板面が湾曲成形されることによりその下方に空洞が自然に形成され、汚水排水システムの関連部材が設置される。また、外部筐体5aの下端に装設される底部筐体5iが更に設置され、汚水排水システムの各関連部材が空洞内に封入され、保護作用を発揮する。汚水排水管5hをより安定的に設置するため、汚水排水管5hを固定するための固定用係合片5jが更に設置される。具体的な実施では、より安定的にモップを載置するため、外部筐体5aは板体全体が上に向けて突出することによりモップを立て掛けるための背板5kが形成される。
【0019】
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
【符号の説明】
【0020】
1 ハンドル段部材
2 上段ロッド部材
3 下段ロッド部材
4 モップヘッド部材
5 クリ−ナ−スタンド部材
4a モップヘッドケース
4b クリーンローラー
4c モーター
4d ローラー連接機構
5a 外部筐体
5aa 洗浄槽
5ab 定位型槽
5b 排水用スクレーパー
5c 汚水排水弁
5d キー
5h 汚水排水管
5j 固定用係合片
5k 背板
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】