(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】2021068287
(43)【公開日】20210430
(54)【発明の名称】情報処理装置及びその制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20210402BHJP
【FI】
   !G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】33
(21)【出願番号】2019194468
(22)【出願日】20191025
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
【住所又は居所】東京都品川区大崎一丁目11番1号
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】新庄 誠司
【住所又は居所】東京都品川区大崎一丁目11番1号 東芝テック株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】宮本 祐衣
【住所又は居所】東京都品川区大崎一丁目11番1号 東芝テック株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】福田 匡史
【住所又は居所】東京都品川区大崎一丁目11番1号 東芝テック株式会社内
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC12
(57)【要約】
【課題】特定の料理品目を飲食店で飲食したい客の満足度を高める。
【解決手段】情報処理装置は、商品受付手段と、取得手段と、出力手段とを備える。商品受付手段は、店舗に来店した客による商品の指定を受け付ける。取得手段は、商品受付手段により指定を受け付けた商品が、来店した店舗で当該客に提供されるまでに要する待ち時間を取得する。出力手段は、取得手段により得られた待ち時間が定められた条件を満足する場合に、商品を提供可能な他の店舗を紹介するための情報を出力する。
【選択図】 図25
【特許請求の範囲】
【請求項1】
客の来店を受け付ける来店受付手段と、
前記来店受付手段により来店を受け付けた客に対して所定の商品が提供されるまでに要する待ち時間を取得する取得手段と、
前記取得手段により得られた前記待ち時間が定められた条件を満足する場合に、前記商品を提供可能な他の店舗を紹介するための情報を出力する出力手段と、
を具備する情報処理装置。
【請求項2】
前記出力手段は、他の店舗で前記商品が客に提供されるまでに要する待ち時間が、前記客が来店した店舗から当該他の店舗まで移動するのに要する移動時間以下である他の店舗を紹介するための情報を出力する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記出力手段は、他の店舗で前記商品が客に提供されるまでに要する待ち時間が、前記客が来店した店舗から当該他の店舗まで移動するのに要する移動時間以下である他の店舗が複数ある場合には、前記移動時間が短い店舗を紹介するための情報を優先的に出力する、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力手段により出力された情報で紹介された前記他の店舗への予約を受け付ける予約受付手段と、
前記予約受付手段により受け付けた予約に関する情報を提示する提示手段と、
をさらに具備する請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の情報処理装置。
【請求項5】
予約した客の来店を受け付ける予約者受付手段と、
前記予約者受付手段により来店を受け付けると、前記予約した客が来店したことを報知する報知手段と、
をさらに具備する請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置のコンピュータを、
客の来店を受け付ける来店受付手段、
前記来店受付手段により来店を受け付けた客に対して所定の商品が提供されるまでに要する待ち時間を取得する取得手段、
前記取得手段により得られた前記待ち時間が定められた条件を満足する場合に、前記商品を提供可能な他の店舗を紹介するための情報を出力する出力手段、
として機能させるための制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及びコンピュータを当該情報処理装置として機能させるための制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、地域内の複数の店舗(飲食店)が、その地域ならではの料理品目、いわゆるご当地品目(ご当地グルメ)を共通に提供することによって、地域活性化を図る自治体が増えている。
ご当地品目を楽しみたい客の多くは、例えばインターネットの情報を基にご当地品目を提供する複数の店舗の中から行きたい店舗を選択する。このため、特定の店舗に客が集中しやすく、客の待ち時間が長くなる懸念がある。
【0003】
そこで、混雑している店舗に来た客に対してご当地品目の提供時間を通知するだけでなく、比較的空いている他の店舗を紹介できると、客の満足度が向上すると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2017−45263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、特定の料理品目を店舗で飲食したい客の満足度を高め得る情報処理装置及びその制御プログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、情報処理装置は、商品受付手段と、取得手段と、出力手段とを備える。商品受付手段は、店舗に来店した客による商品の指定を受け付ける。取得手段は、商品受付手段により指定を受け付けた商品が、来店した店舗で当該客に提供されるまでに要する待ち時間を取得する。出力手段は、取得手段により得られた待ち時間が定められた条件を満足する場合に、商品を提供可能な他の店舗を紹介するための情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本実施形態のシステム構成を概略的に示す模式図。
【図2】本実施形態において、店舗データベースに保存される店舗レコードの主要なデータ構造を示す模式図。
【図3】店舗システムの概略構成を示すブロック図。
【図4】情報端末の要部回路構成を示すブロック図。
【図5】店舗サーバの要部回路構成を示すブロック図。
【図6】店舗サーバが管理する客席管理テーブルの構成を示す模式図。
【図7】店舗サーバが管理する調理待ちテーブルの構成を示す模式図。
【図8】店舗サーバが管理する予約管理テーブルの構成を示す模式図。
【図9】センタサーバの要部回路構成を示すブロック図。
【図10】情報端末のプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図11】情報端末のプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図12】情報端末のプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図13】情報端末のプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図14】情報端末のプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図15】店舗サーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図16】店舗サーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図17】店舗サーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図18】センタサーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図19】センタサーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図20】センタサーバのプロセッサが実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図。
【図21】情報端末で表示される待ち受け画面の一表示例を示す図。
【図22】情報端末で表示される人数入力画面の一表示例を示す図。
【図23】情報端末で表示される第1パターンの待ち時間通知画面の一表示例を示す図。
【図24】情報端末で表示される第2パターンの待ち時間通知画面の一表示例を示す図。
【図25】情報端末で表示される紹介店舗リスト画面の一表示例を示す図。
【図26】情報端末から発行される予約券の一印刷例を示す図。
【図27】情報端末で表示される予約完了画面の一表示例を示す図。
【図28】情報端末で表示される予約者受付画面の一表示例を示す図。
【図29】情報端末で表示される予約者案内画面の一表示例を示す図。
【図30】情報端末で表示される非予約者案内画面の一表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、情報処理装置及びその制御プログラムの実施形態について、図面を用いて説明する。
この実施形態は、3店舗以上の飲食店が共通のご当地品目を提供する地域において、1つの店舗に来店した客に対してご当地品目を提供するまでに時間を要する場合に他の店舗を紹介し、さらには他の店舗への予約を可能とすることで客の満足度を高める場合を例示する。なお、説明の便宜上、ご当地品目は1品目とする。
【0009】
図1は、本実施形態のシステム構成を概略的に示す模式図である。図1において、複数n(nは2以上の整数)の店舗RE1,…,REnは、共通のご当地品目を提供する飲食店である。各店舗RE1〜REnは、それぞれ情報端末10と予約端末20とを備えている。なお、図1においては、情報端末10と予約端末20とを各店舗RE1〜REnに対して1台ずつしか示していないが、台数は特に限定されない。各店舗RE1〜REnが、店舗の規模、レイアウト等を考慮して、情報端末10又は予約端末202を2台以上備えていてもよい。
【0010】
各情報端末10及び各予約端末20は、いずれも通信ネットワークNW1に接続している。通信ネットワークNW1には、センタサーバ30が接続されている。各情報端末10及び各予約端末20とセンタサーバ30とは、通信ネットワークNW1を介して双方向のデータ通信を可能とする。通信ネットワークNW1は、典型的にはインターネットである。通信ネットワークNW1は、専用の閉域網であってもよい。通信ネットワークNW1は、モバイル通信網を含んでいてもよい。
【0011】
情報端末10は、典型的には各店舗RE1〜REnの店頭に設置される。情報端末10は、主に、来店客の受付を処理する機能と、他店舗への予約を処理する機能と、を有する。予約端末20は、典型的には各店舗RE1〜REnの店内に設置される。予約端末20は、予約リストを表示する機能を有する。予約リストは、店員が客による予約の内容を確認するためのものである。各店舗RE1〜REnには、情報端末10及び予約端末20を含む店舗システムが構築されている。店舗システムの詳細については後述する。
【0012】
センタサーバ30は、通信ネットワークNW1を通じて各店舗RE1〜REnに構築される店舗システムを一元的に管理する。そしてセンタサーバ30は、1つの店舗に来店した客に対してご当地品目を提供するまでに時間を要する場合に他の店舗を紹介し、さらには他の店舗への予約を受け付けるサービスを提供するものである。この種のセンタサーバ30は、例えばクラウドシステム(又はクラウドコンピューティング)によって実現することができる。
【0013】
センタサーバ30は、上述したサービスを提供するために、店舗データベース40を備えている。店舗データベース40は、ご当地品目を提供する店舗RE1〜REn毎に作成された店舗レコード40R(図2を参照)の集合体である。店舗データベース40は、センタサーバ30に内蔵された記憶装置にあってもよいし、センタサーバ30に外付けされた記憶装置にあってもよい。
【0014】
図2は、店舗レコード40Rの主要なデータ構造を示す模式図である。図示するように店舗レコード40Rは、店舗コード、店舗名、地図、ご当地品目コード、ご当地品目名、特徴及び画像と、他店舗コードと平均移動時間との対データとを含む。対データは、1番目からm番目までのm組ある。mは、本システムに参入している店舗数nから“1”を減じた値である。
【0015】
店舗コードは、各店舗RE1〜REnを個々に識別するために店舗毎に割り当てられた一意のコードである。店舗名は、対応する店舗コードで識別される店舗の名称である。以下では、対応する店舗コードで識別される店舗を自店舗と称し、自店舗以外の店舗を他店舗と称する。
地図は、自店舗を中心とした地域の地図データである。地図は、自店舗から各他店舗までの道のり(道順・順路)を表す。
【0016】
ご当地品目コードは、各店舗RE1〜REnで提供されるご当地品目に対してそれぞれ設定された品目コードである。因みに品目コードは、各メニュー品目を個々に識別するために品目毎に割り当てられた一意のコードである。ご当地品目名は、そのご当地品目に対して店舗RE1〜REn毎に設定されたメニュー名称である。ご当地品目コード及びご当地品目名は、各店舗RE1〜REnにおいて必ずしも一致していなくてもよい。各店舗RE1〜REnがそれぞれ独自の品目コード及びメニュー名称を付してもよい。
特徴は、自店舗で提供されるご当地品目の味付け、食材等の特徴を説明するためのテキストデータである。画像は、そのご当地品目を撮影した画像である。
【0017】
対データは、他店舗にそれぞれ設定された店舗コードと、自店舗からその店舗コードで特定される他店舗までの平均移動時間とを組みにしたものである。平均移動時間は、ご当地品目の注文が多いと想定される客層の人物が、地図データの道のりで移動した場合の平均的な時間である。
【0018】
次に、各店舗RE1〜REnにそれぞれ構築される店舗システムについて説明する。ただし店舗システムは、各店舗RE1〜REnにおいて基本的な構成を共通とするので、ここでは、店舗RE1の店舗システムSY1(図3を参照)について説明する。
【0019】
図3は、店舗システムSY1の概略構成を示すブロック図である。すなわち店舗システムSY1は、前述した情報端末10及び予約端末20に加えて、注文端末50と、アクセスポイント60と、店舗サーバ70と、厨房端末90と、決済端末100と、中継サーバ110と、通信ネットワークNW2と、を含む。通信ネットワークNW2は、情報端末10、予約端末20、アクセスポイント60、店舗サーバ70、厨房端末90、決済端末100及び中継サーバ110を接続する。通信ネットワークNW2は、例えば有線又は無線のLAN(Local Area Network)である。
【0020】
注文端末50は、客の注文に係るデータの入力に供せられる電子機器である。注文端末50に入力されたデータは、無線を利用してアクセスポイント60へと送信される。注文端末50は、携帯型であってもよいし、据置型であってもよい。携帯型の注文端末50は、典型的には接客担当の店員が操作者となる。据置型の注文端末50は、典型的には客自身が操作者となる。ただし、携帯型の注文端末50を客自身が操作してもよいし、据置型の注文端末50を接客担当の店員が操作してもよい。
【0021】
アクセスポイント60は、注文端末50と、通信ネットワークNW2に繋がる各機器、例えば情報端末10、予約端末20、店舗サーバ70、厨房端末90、決済端末100及び中継サーバ110との通信を中継する。アクセスポイント60は、図3では1台のみ示しているが、店舗の規模等により2台以上あってもよい。
【0022】
店舗サーバ70は、店舗業務を支援するのに特化したコンピュータ装置である。店舗サーバ70は、その店舗で提供されるメニュー品目の品目コード、品目名、価格等のメニューデータを格納したメニューデータベース80を備える。メニューデータベース80は、店舗サーバ70に内蔵された記憶装置にあってもよいし、店舗サーバ70に外付けされた記憶装置にあってもよい。
【0023】
厨房端末90は、客から注文を受けたメニュー品目を調理担当の店員に知らせるために厨房内に設置された電子機器である。厨房端末90は、典型的には、客から注文を受けたメニュー品目を一覧にした調理リストを表示出力することで店員に知らせる。厨房端末90は、調理開始指示と調理終了指示との入力を受け付ける機能を有している。店員は、メニュー品目の調理を開始する際に、調理リストの当該メニュー品目を選択して調理開始指示を行う。店員は、メニュー品目の調理を終えると、調理リストの当該メニュー品目を選択して調理終了指示を行う。厨房端末90は、客から注文を受けたメニュー品目に係る情報を記録した調理指示票を印刷するプリンタであってもよい。
【0024】
決済端末100は、客が注文したメニュー品目に関する代金の額を算出する勘定処理及び代金を決済する決済処理を実行する。支払い方法は、特に限定されるものではない。例えば現金支払い、クレジットカード支払い、電子マネー支払い等であってもよい。また、複数の支払い方法に対応したものであってもよい。
【0025】
中継サーバ110は、通信ネットワークNW1に接続されている。中継サーバ110は、通信ネットワークNW1に接続されたセンタサーバ30と、通信ネットワークNW2に接続された各機器、例えば情報端末10、予約端末20、アクセスポイント60、店舗サーバ70、厨房端末90及び決済端末100と、の通信を中継する。
【0026】
図4は、情報端末10の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、通信インターフェース15、タッチパネル16、プリンタ17、リーダ18、ブザー19及びシステム伝送路111を備える。システム伝送路111は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報端末10は、システム伝送路111に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、時計14、通信インターフェース15、タッチパネル16、プリンタ17、リーダ18及びブザー19を接続する。情報端末10では、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13と、これらを接続するシステム伝送路111とによってコンピュータが構成される。
【0027】
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、情報端末10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
【0028】
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
【0029】
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13となり得る。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス13は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
【0030】
メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されるアプリケーションプログラムには、情報端末10で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムが含まれる。制御プログラムをメインメモリ12又は補助記憶デバイス13にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13にインストールすることができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
【0031】
時計14は、情報端末10の時刻情報源として機能する。プロセッサ11は、時計14によって計時されている日付及び時刻を、現在の日時として取得する。
通信インターフェース15は、通信ネットワークNW2を介して接続される各機器、例えば予約端末20、店舗サーバ70、厨房端末90、決済端末100及び中継サーバ110とデータ通信を行うための回路である。
【0032】
タッチパネル16は、情報端末10の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル16は、表示された画像に対するタッチ位置を検出し、そのタッチ位置情報をプロセッサ11に出力する。
【0033】
プリンタ17は、予約券RT等の印刷に供せられる。予約券RT1については後述する。プリンタ17は、予約券RTをプリントした用紙を情報端末10の排出口から外部へと排出する。
【0034】
リーダ18は、読取部に翳されたバーコードを読み取るための機器である。リーダ18は、読み取ったバーコードのデータをプロセッサ11へと出力する。
【0035】
ブザー19は、プロセッサ11から与えられる駆動信号に従い警告音を発するように鳴動する。ブザー19は、駆動信号の種類に応じて異なる警告音を発するように鳴動する。ブザー19は、例えば間欠的に警告音を繰り返し発するように鳴動する。ブザー19は、例えば連続して警告音を発するように鳴動する。
かかる構成の情報端末10は、情報処理装置の一態様である。すなわち情報端末10は、来店受付手段、取得手段、出力手段、予約受付手段、提示手段、予約者受付手段及び報知手段としての機能を有する。これらの機能については、後述する動作説明の中で明らかにする。
【0036】
図5は、店舗サーバ70の要部回路構成を示すブロック図である。店舗サーバ70は、プロセッサ71、メインメモリ72、補助記憶デバイス73、時計74、通信インターフェース75及びシステム伝送路711を備える。システム伝送路711は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。店舗サーバ70は、システム伝送路711に、プロセッサ71、メインメモリ72、補助記憶デバイス73、時計74及び通信インターフェース75を接続する。店舗サーバ70では、プロセッサ71、メインメモリ72及び補助記憶デバイス73と、これらを接続するシステム伝送路711とによってコンピュータが構成される。
【0037】
プロセッサ71は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ71は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、店舗サーバ70としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ71は、例えばCPUである。
【0038】
メインメモリ72は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ72は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ72は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ72は、プロセッサ71が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ72は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ71によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
【0039】
補助記憶デバイス73は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス73となり得る。補助記憶デバイス73は、プロセッサ71が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ71での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス73は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
【0040】
メインメモリ72又は補助記憶デバイス73に記憶されるアプリケーションプログラムには、店舗サーバ70で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムが含まれる。制御プログラムをメインメモリ72又は補助記憶デバイス73にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、メインメモリ72又は補助記憶デバイス73にインストールすることができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
【0041】
時計74は、店舗サーバ70の時刻情報源として機能する。プロセッサ71は、時計74によって計時される時刻を基に時間を計測する。
【0042】
通信インターフェース75は、通信ネットワークNW2を介して接続される各機器、例えば情報端末10、予約端末20、厨房端末90、決済端末100及び中継サーバ110とデータ通信を行うための回路である。
【0043】
かかる構成の店舗サーバ70は、補助記憶デバイス73の記憶領域の一部に、客席管理テーブル731(図6を参照)、調理待ちテーブル732(図7を参照)及び予約管理テーブル733(図8を参照)を形成している。
【0044】
図6は、客席管理テーブル731の構成を示す模式図である。客席管理テーブル731は、客席番号、席数、ステータス、更新時刻及び注文データのフィールドを有する。そして客席管理テーブル731は、客席番号、席数、ステータス、更新時刻及び注文データを含むデータレコードを客席(テーブル席、カウンタ席等)の数だけ記憶する。以下、このデータレコードを客席レコードと称する。
【0045】
客席番号は、客席を個々に識別するために客席毎に割り当てられた識別情報である。席数は、対応する客席番号で識別される客席の席数である。ステータスは、対応する客席番号で識別される客席の状態を示す情報である。客席の状態には、空席、使用中、飲食中、仮予約及び予約がある。本実施形態では、空席の場合のステータスを“0”とし、使用中の場合のステータスを“1”とし、飲食中の場合のステータスを“2”とし、仮予約の場合のステータスを“3”とし、予約の場合のステータスを“4”とする。なお、客席の状態は、空席、使用中、飲食中、仮予約及び予約に限定されるものではない。例えば使用不可の状態を追加してもよい。更新時刻は、ステータスが更新された時刻である。注文データは、対応する客席番号で識別される客席についた客が注文したメニュー品目の品目コード、点数、金額等で構成される。
【0046】
図7は、調理待ちテーブル732の構成を示す模式図である。調理待ちテーブル732は、品目コード、平均調理時間及び調理待ち数のフィールドを有する。そして調理待ちテーブル732は、品目コード、平均調理時間及び調理待ち数を含むデータレコードをメニュー品目の数だけ記憶する。以下、このデータレコードを調理待ちレコードと称する。
【0047】
平均調理時間は、対応する品目コードで識別されるメニュー品目の平均的な調理時間である。平均調理時間は、例えばメニュー品目毎に、過去の調理時間を分析することで算出される。調理待ち数は、対応する品目コードで識別されるメニュー品目の現時点における注文数である。
【0048】
図8は、予約管理テーブル733の構成を示す模式図である。予約管理テーブル733は、予約者ID、人数、予約終了時刻、来店フラグ及び客席番号のフィールドを有する。そして予約管理テーブル733は、予約者ID、人数、予約終了時刻、来店フラグ及び客席番号を含むデータレコードを予約者の数だけ記憶する。以下、このデータレコードを予約者レコードと称する。
【0049】
予約者IDは、予約者を個々に識別するために客毎に割り当てられた一意のIDである。予約者とは、対応する予約者IDで識別される客を表す。人数は、予約者を構成する人数である。人数は、例えば予約者が独客の場合には“1”となる。人数は、例えば予約者がグループ客の場合にはそのグループの人数となる。予約終了時刻は、予約を受けた店舗において予約席を確保する限度時間である。予約終了時刻の算出方法は後述する。因みに、予約終了時刻までに予約者が来店しないと自動的に予約が取消される。来店フラグは、予約者が来店するまでは初期状態の“0”であり、来店すると“1”にセットされる1ビットデータである。客席番号は、予約者が予約している客席の番号である。
【0050】
図9は、センタサーバ30の要部回路構成を示すブロック図である。センタサーバ30は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、時計34、通信インターフェース35及びシステム伝送路311を備える。システム伝送路311は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。センタサーバ30は、システム伝送路311に、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、時計34及び通信インターフェース35を接続する。センタサーバ30では、プロセッサ31、メインメモリ32及び補助記憶デバイス33と、これらを接続するシステム伝送路311とによってコンピュータが構成される。
【0051】
プロセッサ31は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、センタサーバ30としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ31は、例えばCPUである。
【0052】
メインメモリ32は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ32は、プロセッサ31が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ32は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ31によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
【0053】
補助記憶デバイス33は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス33となり得る。補助記憶デバイス33は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ31での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス33は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
【0054】
メインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶されるアプリケーションプログラムには、センタサーバ30で実行される情報処理に関して記述した制御プログラムが含まれる。制御プログラムをメインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、メインメモリ32又は補助記憶デバイス33にインストールすることができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
【0055】
時計34は、センタサーバ30の時刻情報源として機能する。プロセッサ31は、時計34によって計時される時刻を基に時間を計測する。
【0056】
通信インターフェース35は、通信ネットワークNW1を介して接続される各店舗システムの中継サーバ110との間でデータ通信を行うための回路である。
【0057】
図10乃至図14は、情報端末10のプロセッサ11が、プログラムに従って実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図である。図15乃至図17は、店舗サーバ70のプロセッサ71が、プログラムに従って実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図である。図18乃至図20は、センタサーバ30のプロセッサ31が、プログラムに従って実行する情報処理の主要な手順を示す流れ図である。
【0058】
以下、各図を用いて、本実施形態の動作について説明する。なお、以下に説明する内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であればその処理手順及び処理内容は特に限定されるものではない。
【0059】
はじめに、情報端末10のプロセッサ11は、所定のスタート操作を受けて起動すると、図10の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。プロセッサ11は、ACT101としてタッチパネル16に待ち受け画面SC1(図21を参照)を表示させる。
【0060】
図21は、待ち受け画面SC1の一表示例を示す図である。図示するように、待ち受け画面SC1には、ご当地品目の品目名、画像及び特徴を表すテキストデータが、待ち時間ボタンBT1と来店ボタンBT2の画像とともに表示されている。待ち時間ボタンBT1は、ご当地品目に対する待ち時間の問合せ指示を受け付けるためのボタン画像である。来店ボタンBT2は、他店舗で予約した客の来店指示を受け付けるためのボタン画像である。情報端末10の補助記憶デバイス13には、店舗データベース40に当該店舗の店舗コードと関連付けて設定されたご当地品目の品目名、画像及び特徴を表すテキストデータと同じデータが記憶されている。プロセッサ11は、補助記憶デバイス13のデータを基に待ち受け画面SC1を編集し、タッチパネル16に表示させる。なお、図21に表示されているご当地品目に係る内容は一例である。客に対してご当地品目を案内する内容であればよい。
【0061】
図10の説明に戻る。
【0062】
待ち受け画面SC1を表示させたプロセッサ11は、ACT102として待ち時間ボタンBT1が入力されたか否かを確認する。待ち時間ボタンBT1が入力されていない場合には、プロセッサ11は、ACT102においてNOと判定し、ACT103へと進む。プロセッサ11は、ACT103として来店ボタンBT2が入力されたか否かを確認する。来店ボタンBT2が入力されていない場合には、プロセッサ11は、ACT103においてNOと判定し、ACT102に戻る。ここにプロセッサ11は、ACT102及びACT103において、待ち時間ボタンBT1が入力されるか、来店ボタンBT2が入力されるのを待ち受ける。
【0063】
例えば店舗1Aに来店した客が、店頭に設けられた情報端末10の待ち受け画面SC1を確認し、待ち時間ボタンBT1にタッチしたと仮定する。この場合、待ち受け状態にあったプロセッサ11は、ACT102においてYESと判定し、ACT104へと進む。プロセッサ11は、ACT104として待ち時間通知処理を実行する。
【0064】
待ち時間通知処理の手順については、図11及び図12の流れ図により具体的に示される。すなわちプロセッサ11は、図11のACT111としてタッチパネル16に人数入力画面SC2(図22を参照)を表示させる。
【0065】
図22は、人数入力画面SC2の一表示例を示す図である。図示するように、人数入力画面SC2には、ご当地品目の品目名とともに、人数入力ボタンBT3と人数表示ボックスIN1の画像が表示されている。人数入力ボタンBT3は、「0」〜「9」のテンキーボタン、「C」のクリアボタン、及び、「確定」の確定ボタンを含む。テンキーボタンは、人数の入力を受け付けるためのボタン画像である。クリアボタンは、テンキーボタンで入力された人数のクリア指示を受け付けるためのボタン画像である。確定ボタンは、テンキーボタンで入力された人数の確定指示を受け付けるためのボタン画像である。例えば二人組で来店した客は、テンキーボタンの「2」を入力する。そうすると、人数表示ボックスIN1に「2名」と表示されるので、客は確定ボタンを入力する。かくして、人数「2」が入力される。例えば四人組で来店した客は、テンキーボタンで「4」を入力する。そうすると、人数表示ボックスIN1に「4名」と表示されるので、客は確定ボタンを入力する。かくして、人数「4」が入力される。例えば四人組で来店した客が誤ってテンキーボタンで「4」以外の数値を入力した場合、客はクリアボタンを入力する。そうすると、誤入力された人数はクリアされる。
【0066】
図11の説明に戻る。
【0067】
人数入力画面SC2を表示させたプロセッサ11は、ACT112として人数が入力されるのを待ち受ける。人数入力ボタンBT3を介して人数が入力されると、プロセッサ11は、ACT112においてYESと判定し、ACT113へと進む。プロセッサ11は、ACT113として店舗サーバ70宛に待ち時間要求コマンドを出力するように通信インターフェース15を制御する。この制御により、通信インターフェース15から店舗サーバ70へと待ち時間要求コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。待ち時間要求コマンドには、ご当地品目の品目コードが含まれる。品目コードは、例えば補助記憶デバイス13に記憶されている。
【0068】
店舗サーバ70のプロセッサ71は、図15に示すように、ACT201として待ち時間要求コマンドを受信した否かを確認する。待ち時間要求コマンドを受信していない場合、プロセッサ71は、ACT201においてNOと判定し、ACT202へと進む。プロセッサ71は、ACT202として予約問合せコマンドを受信したか否かを確認する。予約問合せコマンドを受信していない場合、プロセッサ71は、ACT202においてNOと判定し、ACT203へと進む。プロセッサ71は、ACT203として来店通知コマンドを受信したか否かを確認する。来店通知コマンドを受信していない場合、プロセッサ71は、ACT203においてNOと判定し、ACT201へと戻る。ここに、プロセッサ71は、ACT201乃至ACT203において、待ち時間要求コマンドを受信するか、予約問合せコマンドを受信するか、来店通知コマンドを受信するのを待ち受ける。なお、予約問合せコマンド及び来店通知コマンドについては後述する。
【0069】
プロセッサ71は、ACT201乃至ACT203の待ち受け状態において、待ち時間要求コマンドを受信すると、ACT201においてYESと判定し、ACT204へと進む。プロセッサ71は、ACT204として待ち時間要求コマンドからご当地品目の品目コードを検出する。そしてプロセッサ71は、ACT205としてその品目コードで調理待ちテーブル722を検索して、当該品目コードに関連付けられた平均調理時間を取得する。またプロセッサ71は、ACT206として同じく調理待ちテーブル722から当該品目コードに関連付けられた調理待ち数を取得する。
【0070】
プロセッサ71は、ACT207として当該品目コードで識別されるご当地品目が提供されるまでの待ち時間WTを算出する。待ち時間WTは、例えば下記の数式(1)から算出される。
【0071】
待ち時間WT=平均調理時間*(調理待ち数+1) …(1)
待ち時間WTを算出したプロセッサ71は、ACT208として情報端末10宛に待ち時間応答コマンドを出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、通信インターフェース75から待ち時間要求コマンド送信元の情報端末10へと待ち時間応答コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。待ち時間応答コマンドには、待ち時間WTが含まれる。以上で、プロセッサ71は、待ち時間要求コマンドの受信処理を終了する。
【0072】
図11の説明に戻る。
待ち時間要求コマンドの送信を制御したプロセッサ11は、ACT114として待ち時間応答コマンドを待ち受ける。そして、通信インターフェース15を介して待ち時間応答コマンドを受信すると、プロセッサ11は、ACT114においてYESと判定し、ACT115へと進む。プロセッサ11は、ACT115として待ち時間応答コマンドから待ち時間WTを取得する。
【0073】
プロセッサ11は、ACT116として待ち時間WTが閾値時間T1以下であるか否かを確認する。閾値時間T1は、当該店舗で客にご当地品目を提供できるまでの待ち時間として許容される最長時間である。閾値時間T1は任意の時間である。閾値時間T1は、各店舗共通であってもよいし、店舗毎に異なっていてもよい。閾値時間T1は、例えば補助記憶デバイス13に記憶されている。
【0074】
待ち時間WTと閾値時間T1とを比較した結果、待ち時間WTが閾値時間T1以下である場合には、プロセッサ11は、ACT116においてYESと判定し、ACT117へと進む。プロセッサ11は、ACT117として第1パターンの待ち時間通知画面SC3(図23を参照)をタッチパネル16に表示させる。
【0075】
図23は、待ち時間通知画面SC3の一表示例を示す図である。図示するように、待ち時間通知画面SC3には、ご当地品目の品目名とともに、ご当地品目の待ち時間WTを通知するテキストデータとして、例えば「当店での待ち時間は約15分です」が表示されている。また待ち時間通知画面SC3には、入店ボタンBT4及び中止ボタンBT5の各画像が表示されている。入店ボタンBT4は、入店指示を受け付けるためのボタン画像である。中止ボタンBT8は、入店中止指示を受け付けるためのボタン画像である。なお、テキストデータの内容は一例である。客に対して待ち時間WTを通知する内容であればよい。
【0076】
待ち時間通知画面SC3を確認した客は、入店するか否かを決める。そして入店する場合には、客は、入店ボタンBT4にタッチする。入店しない場合には、客は、中止ボタンBT5にタッチする。
【0077】
図11の説明に戻る。
待ち時間通知画面SC3を表示させたプロセッサ11は、ACT118として入店指示を受け付けたか否かを確認する。入店指示を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT118においてNOと判定し、ACT119へと進む。プロセッサ11は、ACT119として入店中止指示を受け付けたか否かを確認する。入店中止指示を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT119においてNOと判定し、ACT118へと戻る。ここにプロセッサ11は、ACT118及びACT119において、入店指示又は入店中止指示を受け付けるのを待ち受ける。
【0078】
プロセッサ11は、ACT118及びACT119の待ち受け状態において、中止ボタンBT5が入力されると、入店中止指示を受け付ける。この場合、プロセッサ11は、ACT119においてYESと判定して、待ち時間通知処理を終了する。
【0079】
プロセッサ11は、ACT118及びACT119の待ち受け状態において、入店ボタンBT4が入力されると、入店指示を受け付ける。この場合、プロセッサ11は、ACT118においてYESと判定し、ACT120へと進む。プロセッサ11は、ACT120として来店を通知するようにブザー19を制御する。この制御により、客が入店することを店員に知らせるためのブザー音がブザー19から発せられる。以上で、プロセッサ11は、待ち時間通知処理を終了する。
【0080】
待ち時間WTと閾値時間T1とを比較した結果、待ち時間WTが閾値時間T1を超える場合には、プロセッサ11は、ACT116においてNOと判定し、図12のACT131へと進む。プロセッサ11は、ACT131として第2パターンの待ち時間通知画面SC4(図24を参照)をタッチパネル16に表示させる。
【0081】
図24は、待ち時間通知画面SC4の一表示例を示す図である。図示するように、待ち時間通知画面SC4には、ご当地品目の品目名とともに、ご当地品目の待ち時間WTを通知するテキストデータとして、例えば「当店での待ち時間は約45分です」が表示されている。また待ち時間通知画面SC4には、他店舗ボタンBT6、入店ボタンBT7及び中止ボタンBT8の各画像が表示されている。他店舗ボタンBT6は、他店舗の情報要求指示を受け付けるためのボタン画像である。入店ボタンBT7は、入店指示を受け付けるためのボタン画像である。中止ボタンBT8は、入店中止指示を受け付けるためのボタン画像である。
【0082】
待ち時間通知画面SC4を確認した客は、他店舗の情報を問い合わせるか否かを決める。そして他店舗の情報を問い合わせる場合には、客は、他店舗ボタンBT6にタッチする。他店舗の情報を問い合わせない場合には、客は、入店するか否かを決める。そして入店する場合には、客は、入店ボタンBT4にタッチする。入店しない場合には、客は、中止ボタンBT5にタッチする。
【0083】
図12の説明に戻る。
待ち時間通知画面SC4を表示させたプロセッサ11は、ACT132として他店舗の情報要求指示を受け付けたか否かを確認する。他店舗の情報要求指示を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT132においてNOと判定し、ACT133へと進む。プロセッサ11は、ACT133として入店指示を受け付けたか否かを確認する。入店指示を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT133においてNOと判定し、ACT134へと進む。プロセッサ11は、ACT134として入店中止指示を受け付けたか否かを確認する。入店中止指示を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT134においてNOと判定し、ACT132へと戻る。ここにプロセッサ11は、ACT132乃至ACT134において、他店舗の情報要求指示、入店指示又は入店中止指示を受け付けるのを待ち受ける。
【0084】
プロセッサ11は、ACT132乃至ACT134の待ち受け状態において、中止ボタンBT8が入力されると、入店中止指示を受け付ける。この場合、プロセッサ11は、ACT134においてYESと判定し、待ち時間通知処理を終了する。
【0085】
プロセッサ11は、ACT132乃至ACT134の待ち受け状態において、入店ボタンBT7が入力されると、入店指示を受け付ける。この場合、プロセッサ11は、ACT133においてYESと判定し、ACT135へと進む。プロセッサ11は、ACT135として来店を報知するようにブザー19を制御する。この制御により、客が入店することを店員に知らせるためのブザー音がブザー19から発せられる。以上で、プロセッサ11は、待ち時間通知処理を終了する。
【0086】
プロセッサ11は、ACT132乃至ACT134の待ち受け状態において、他店舗ボタンBT6が入力されると、他店舗の情報要求指示を受け付ける。この場合、プロセッサ11は、ACT132においてYESと判定し、ACT136へと進む。プロセッサ11は、ACT136として他店舗検索処理を実行する。
【0087】
他店舗検索処理の手順については、図13の流れ図により具体的に示される。すなわちプロセッサ11は、ACT141としてセンタサーバ30宛に検索要求コマンドを出力するように通信インターフェース15を制御する。この制御により、通信インターフェース15からセンタサーバ30へと検索要求コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。検索要求コマンドには、自店舗の店舗コードと、図11のACT112の処理で入力を受け付けた人数のデータとが含まれている。自店舗の店舗コードは、例えば補助記憶デバイス13に記憶されている。検索要求コマンドは、中継サーバ110から通信ネットワークNW1を介して送信され、センタサーバ30で受信される。
【0088】
センタサーバ30のプロセッサ31は、図18のACT301として検索要求コマンドを受信したか否かを確認する。検索要求コマンドを受信していない場合、プロセッサ31は、ACT301においてNOと判定し、ACT302へと進む。プロセッサ31は、ACT302として予約要求コマンドを受信したか否かを確認する。予約要求コマンドについては、後述する。予約要求コマンドを受信していない場合、プロセッサ31は、ACT302においてNOと判定し、ACT301へと戻る。ここにプロセッサ31は、ACT301及びACT302において、検索要求コマンドまたは予約要求コマンドを待ち受けている。
【0089】
プロセッサ31は、ACT301及びACT302の待ち受け状態において、通信インターフェース35を介して検索要求コマンドを受信すると、ACT301においてYESと判定し、ACT303へと進む。プロセッサ31は、ACT303として検索要求コマンドから店舗コードと人数とを取得する。そしてプロセッサ31は、ACT304として店舗データベース40を検索して、検索要求コマンドから取得した店舗コードが含まれる店舗レコード40Rを読込む。以下、店舗データベース40から読み込んだ店舗レコード40Rを対象店舗レコード40Rと称する。
【0090】
プロセッサ31は、ACT305としてカウンタk、カウンタd及びカウンタrを“0”にリセットする。カウンタk、カウンタd及びカウンタrは、例えばメインメモリ32の揮発性メモリ領域に形成されている。カウンタk、カウンタd及びカウンタrの用途については、後述の説明の中で明らかにする。
【0091】
プロセッサ31は、ACT306としてカウンタkを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ31は、ACT307としてカウンタkが他店舗数Kを超えたか否かを確認する。他店舗数Kは、本システムに参入している店舗数nから“1”を減じた値である。すなわち他店舗数Kは、店舗レコード40Rに含まれる対データの数mと一致する。
【0092】
カウンタkが他店舗数Kを超えていない場合、プロセッサ31は、ACT307においてNOと判定し、ACT308へと進む。プロセッサ31は、ACT308として対象店舗レコード40Rからk番目の他店舗コードを取得する。またプロセッサ31は、ACT309として対象店舗レコード40Rからk番目の平均移動時間ATkを取得する。k番目の“k”は、カウンタkの値である。
【0093】
プロセッサ31は、ACT310としてk番目の他店舗コードで識別される店舗から、ご当地品目の待ち時間WTkの算出に必要なデータを取得する。すなわちプロセッサ31は、k番目の他店舗コードで識別される店舗の店舗サーバ70に対し、その店舗のご当地品目コードと関連付けて調理待ちテーブル732に記憶されている調理待ちレコードの平均調理時間と調理待ち数とを要求する。そしてプロセッサ31は、店舗サーバ70から平均調理時間と調理待ち数とを取得すると、ACT311として前述した数式(1)により待ち時間WTkを算出する。
【0094】
プロセッサ31は、ACT312として待ち時間WTkが平均移動時間ATk以下であるか否かを確認する。待ち時間WTkが平均移動時間ATkを超える場合、プロセッサ31は、ACT312においてNOと判定し、ACT306へと戻る。
【0095】
待ち時間WTkが平均移動時間ATk以下の場合には、プロセッサ31は、ACT312においてYESと判定し、ACT313へと進む。プロセッサ31は、ACT313としてk番目の他店舗コードを、待ち時間WTk及び平均移動時間ATkとともに紹介店舗リストに追加する。このときプロセッサ31は、k番目の他店舗コードを含む店舗レコード40Rから店舗名及び特徴のテキストデータを取得し、k番目の他店舗コードと関連付けて紹介店舗リストに追加する。紹介店舗リストは、例えばメインメモリ32の揮発性メモリ領域に形成されている。
【0096】
プロセッサ31は、ACT314として紹介店舗リストに追加したデータ(他店舗コード、待ち時間WTk、平均移動時間ATk、店舗名、特徴)に“0”の予約フラグを付加する。予約フラグは、予約の有無を識別するための1ビットデータであり、本実施形態では予約無を“0”、予約有を“1”とする。すなわちこの時点では、他店舗コードで特定される他店舗に対して予約がまだ入っていないので、予約フラグは“0”となる。
【0097】
ACT313及びACT314の処理を終えると、プロセッサ31は、ACT315としてカウンタdを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ31は、ACT306へと戻る。
【0098】
ACT306へと戻ったプロセッサ31は、カウンタkをさらに“1”だけカウントアップする。そしてカウンタkが他店舗数Kを超えるまで、プロセッサ31は、前述したACT308乃至ACT315の処理を繰り返し実行する。
【0099】
このようにプロセッサ31は、ACT308乃至ACT312の処理を行った結果、他店舗におけるご当地品目の待ち時間WTkが自店舗からその他店舗までの平均移動時間ATkを超える場合には、ACT313乃至ACT315の処理をスキップしてACT306へと戻る。これに対して、待ち時間WTkが平均移動時間ATk以下の場合には、プロセッサ31は、ACT313乃至ACT315の処理を実行してからACT306へと戻る。すなわちプロセッサ31は、待ち時間WTkが平均移動時間ATk以下の他店舗の店舗コード、待ち時間WTk、平均移動時間ATk、店舗名、特徴及び“0”の予約フラグからなるデータレコードを紹介店舗リストに登録する。また、プロセッサ31は、紹介店舗リストに登録されたデータレコードの数をカウンタdにより計数する。
【0100】
カウンタkが他店舗数Kを超えると、プロセッサ31は、ACT307においてYESと判定し、ACT316へと進む。プロセッサ31は、ACT316としてカウンタdが“0”であるか否かを確認する。カウンタdが“0”である場合には、ご当地品目の待ち時間WTkが自店舗からの平均移動時間ATk以下の他店舗が存在しない。この場合、プロセッサ31は、ACT316においてYESと判定し、ACT317へと進む。プロセッサ31は、ACT317として検索要求コマンド送信元の情報端末10宛に紹介不可の応答コマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から情報端末10へと紹介不可の応答コマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。応答コマンドは、検索要求コマンド送信元の情報端末10を含む店舗システムの中継サーバ110で受信され、通信ネットワークNW2を介して情報端末10へと送信される。以上で、プロセッサ31は、検索要求コマンドの受信処理を終了する。
【0101】
カウンタdが“1”以上の場合には、プロセッサ31は、ACT316においてNOと判定し、図19のACT321へと進む。プロセッサ31は、ACT321として紹介店舗リストに登録されているデータレコードを、平均移動時間ATkが短い順にソートする。
【0102】
プロセッサ31は、ACT322としてカウンタdをレジスタメモリRにセットする。レジスタメモリRは、例えばメインメモリ32の揮発性メモリ領域に形成されている。プロセッサ31は、ACT323としてカウンタrを“1”だけカウントアップする。そしてプロセッサ31は、ACT324としてカウンタrがレジスタメモリRの値を超えたか否かを確認する。
【0103】
カウンタrがレジスタメモリRの値を超えていない場合、プロセッサ31は、ACT325として紹介店舗リストに登録されているr番目のデータレコードから他店舗コードを取得する。r番目の“r”は、カウンタrの値である。以下、r番目のデータレコードから取得した他店舗コードを対象他店舗コードと称する。
【0104】
プロセッサ31は、ACT326として対象他店舗コードで識別される店舗の店舗サーバ70に対し、予約問合せコマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から店舗サーバ70へと予約問合せコマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。予約問合せコマンドには、ACT303の処理で取得した人数のデータが含まれる。予約問合せコマンドは、対象他店舗コードで識別される店舗の中継サーバ110で受信され、通信ネットワークNW2を介して店舗サーバ70へと送信される。
【0105】
図15の説明に戻る。
店舗サーバ70のプロセッサ71は、ACT201乃至ACT203の待ち受け状態において、通信インターフェース75を介して予約問合せコマンドを受信すると、ACT202においてYESと判定し、図16のACT211へと進む。プロセッサ71は、ACT211として予約問合せコマンドから人数を取得する。プロセッサ71は、ACT212としてその人数で客席管理テーブル731を検索する。そしてプロセッサ71は、ACT213としてその人数が座れる空席があるか否かを確認する。
【0106】
客席管理テーブル731に席数が人数以上でステータスが空席を示す“0”の客席レコードが存在しない場合、空席はない。この場合、プロセッサ71は、ACT213においてNOと判定し、ACT214へと進む。プロセッサ71は、ACT214としてセンタサーバ30宛に予約不可コマンドを出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、通信インターフェース75からセンタサーバ30へと予約不可コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。予約不可コマンドは、中継サーバ110から通信ネットワークNW1を介して送信され、センタサーバ30で受信される。
【0107】
客席管理テーブル731に席数が人数以上でステータスが空席を示す“0”の客席レコードが存在する場合には、空席がある。この場合、プロセッサ71は、ACT213においてYESと判定し、ACT215へと進む。プロセッサ71は、ACT215として予約席を選択する。具体的には、空席と判定された客席が1席しかない場合には、プロセッサ71は、その客席を予約席として選択する。空席と判定された客席が2席以上ある場合には、プロセッサ71は、予め設定されたルールに従ってそれらの客席の中から1つの客席を予約席として選択する。例えばプロセッサ71は、席数が最も人数に近い客席を選択する。席数が最も人数に近い客席が複数ある場合には、プロセッサ71は、その中で客席番号が最も小さい客席を予約席として選択する。あるいはプロセッサ71は、客席番号が最も大きい客席を予約席として選択する。
【0108】
こうして、予約席を選択したならば、プロセッサ71は、ACT216としてその予約席の客席番号と、ACT211において取得した人数とをワークメモリにて記憶する。ワークメモリは、メインメモリ72の揮発性メモリ領域に形成されている。また、プロセッサ71は、ACT217として客席管理テーブル731において当該予約席の客席番号を含む客席レコードのステータスを、空席を示す“0”から仮予約を示す“3”へと変更する。またプロセッサ71は、ACT218としてセンタサーバ30宛に予約可コマンドを出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、通信インターフェース75からセンタサーバ30へと通信ネットワークNW2を介して予約可コマンドが送信される。予約可コマンドは、中継サーバ110から通信ネットワークNW1を介して送信され、センタサーバ30で受信される。
【0109】
図19の説明に戻る。
予約問合せコマンドの送信を制御したプロセッサ31は、ACT327として予約可コマンドを待ち受ける。そして、通信インターフェース15を介して予約可コマンドを受信すると、プロセッサ31は、ACT327においてYESと判定し、ACT328へと進む。プロセッサ31は、ACT328として紹介店舗リストに登録されているr番目のデータレコードの予約フラグを“1”に変更する。そしてプロセッサ31は、ACT323へと戻る。一方、通信インターフェース15を介して受信したコマンドが予約不可コマンドであった場合には、プロセッサ31は、ACT327においてNOと判定し、ACT328の処理をスキップしてACT323へと戻る。プロセッサ31は、カウンタrをさらに“1”だけカウントアップして、ACT324以降の処理を前述したのと同様に実行する。
【0110】
このようにプロセッサ31は、紹介店舗リストに登録されているデータレコードから順次、他店舗コードを取得する毎に、その他店舗コードで特定される店舗の店舗サーバ70宛に予約問合せコマンドを送信する。そして、店舗サーバ70から予約可コマンドを受信した場合には、プロセッサ31は、そのデータレコードの予約フラグを“0”から“1”に変更する。予約不可コマンドを受信した場合には、プロセッサ31は、予約フラグを変更しない。
【0111】
プロセッサ31は、カウンタrがレジスタメモリRの値を超えるまで、上述したACT325乃至ACT328の処理を繰り返し実行する。そして、カウンタrがレジスタメモリRの値を超えると、プロセッサ31は、ACT324においてYESと判定し、ACT329へと進む。プロセッサ31は、検索要求コマンド送信元の情報端末10宛に紹介可応答コマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から情報端末10へと紹介可応答コマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。紹介可応答コマンドには、紹介店舗リストのデータが含まれる。紹介可応答コマンドは、検索要求コマンド送信元の情報端末10を含む店舗システムの中継サーバ110で受信され、通信ネットワークNW2を介して情報端末10へと送信される。紹介可応答コマンドの送信を制御したプロセッサ31は、検索要求コマンドの受信処理を終了する。
【0112】
図13の説明に戻る。
検索要求コマンドの送信を制御した情報端末10のプロセッサ11は、ACT142として応答コマンドを待ち受ける。そして、通信インターフェース15を介してセンタサーバ30からの応答コマンドを受信すると、プロセッサ11は、ACT143としてその応答コマンドが紹介可応答コマンドであるか紹介不可応答コマンドであるかを確認する。紹介不可応答コマンドである場合、プロセッサ11は、ACT143においてNOと判定し、ACT144へと進む。プロセッサ11は、タッチパネル16に紹介不可であることを客に通知するための画面を表示する。その後、プロセッサ11は、図11のACT117へと進む。すなわちプロセッサ11は、第1パターンの待ち時間通知画面SC3をタッチパネル16に表示させる。以後、プロセッサ11は、入店中止指示を受け付けた場合には、他店舗検索処理を終了する。プロセッサ11は、入店指示を受け付けた場合には、来店を報知して、他店舗検索処理を終了する。
【0113】
プロセッサ11は、センタサーバ30から紹介可応答コマンドを受信した場合には、図13のACT143においてYESと判定し、ACT145へと進む。プロセッサ11は、ACT145として紹介店舗リスト画面SC5(図25を参照)をタッチパネル16に表示させる。
【0114】
図25は、紹介店舗リスト画面SC5の一表示例を示す図である。図示するように、紹介店舗リスト画面SC5には、お勧めとして紹介する他の店舗のリストLSが、予約ボタンBT9及び中止ボタンBT10の画像とともに表示されている。リストLSは、店舗名、移動時間、特徴、予約ステータスを含む。移動時間は、自店舗から他の店舗までの平均移動時間である。特徴は、他の店舗で提供されるご当地品目の特徴である。予約ステータスは、予約が可能であるか否か、すなわち予約フラグが“1”であるか“0”であるかを示す。このようなリストLSは、紹介店舗リストのデータを基に作成される。予約ボタンBT9は、店舗の予約を受け付けるためのボタン画像である。中止ボタンBT10は、他店舗の案内中止を受け付けるためのボタン画像である。
【0115】
紹介店舗リスト画面SC5を確認した客は、リストにある他店舗を予約するか否かを決める。そして予約しない場合には、客は、中止ボタンBT10にタッチする。予約する場合には、客は、予約可の店舗の中からいずれかの店舗を選択し、例えば店舗名にタッチしてから予約ボタンBT9にタッチする。
【0116】
図13の説明に戻る。
紹介店舗リスト画面SC5の表示を制御したプロセッサ11は、ACT146として店舗の予約を受け付けたか否かを確認する。予約を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT146においてNOと判定し、ACT147へと進む。プロセッサ11は、ACT147として他店舗の案内中止を受け付けたか否かを確認する。案内中止を受け付けていない場合、プロセッサ11は、ACT147においてNOと判定し、ACT146へと戻る。ここにプロセッサ11は、ACT146及びACT147において店舗の予約を受け付けるか案内中止を受け付けるのを待ち受ける。
【0117】
プロセッサ11は、ACT146及びACT147の待ち受け状態において、中止ボタンBT10がタッチされたことを検知すると、案内中止を受け付ける。プロセッサ11は、ACT147においてYESと判定し、ACT148へと進む。プロセッサ11は、ACT148としてタッチパネル16から紹介店舗リスト画面SC5を消去する。以上で、プロセッサ11は、他店舗検索処理を終了する。
【0118】
プロセッサ11は、ACT146及びACT147の待ち受け状態において、予約ボタンBT9がタッチされたことを検知すると、店舗の予約を受け付ける。プロセッサ11は、ACT146においてYESと判定し、ACT149へと進む。プロセッサ11は、ACT149として予約ボタンBT9とともに選択された店舗の店舗コードに関連付けられた予約フラグが“1”であるか否かを確認する。予約フラグが“0”の場合、その店舗は予約不可である。プロセッサ11は、ACT149においてNOと判定し、ACT146及びACT147の待ち受け状態に戻る。
【0119】
予約フラグが“1”の場合には、その店舗は予約可である。プロセッサ11は、ACT149においてYESと判定し、ACT150へと進む。プロセッサ11は、ACT150としてセンタサーバ30宛に予約要求コマンドを出力するように通信インターフェース15を制御する。この制御により、通信インターフェース15からセンタサーバ30へと予約要求コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。予約要求コマンドには、紹介店舗リストに含まれる他店舗コードのうち、予約として選択された他店舗コードが選択他店舗コードとして含まれる。また、選択されなかった他店舗コードが非選択他店舗コードとして含まれる。予約要求コマンドは、中継サーバ110から通信ネットワークNW1を介して送信され、センタサーバ30で受信される。
【0120】
図18の説明に戻る。
センタサーバ30のプロセッサ31は、ACT301及びACT302の待ち受け状態において、予約要求コマンドを受信すると、ACT302においてYESと判定し、図20のACT331へと進む。プロセッサ31は、ACT331として予約要求コマンドから選択他店舗コードを取得する。また、プロセッサ31は、ACT332として予約要求コマンドから非選択他店舗コードを取得する。
【0121】
プロセッサ31は、ACT333として予約者IDを生成する。予約者IDは、他の予約者IDとは重複しない数字、文字または記号の組み合わせとする。例えばプロセッサ31は、予約要求コマンドを受信した時点の時計34の時刻と、予約要求コマンド送信元の情報端末10を含む店舗システムの店舗を識別する店舗コードとを組み合わせて、一意の予約者IDを生成する。
【0122】
プロセッサ31は、ACT334として予約終了時刻を算出する。すなわちプロセッサ31は、予約要求コマンドを受信した時点の時計34の時刻に所定時間を加算した時刻を予約終了時刻として算出する。所定時間は、例えば、予約要求コマンド送信元の情報端末10を含む店舗システムの店舗から、選択他店舗コードで特定される店舗までの平均移動時間に30分を加算した時刻とする。平均移動時間に加算する時間は任意である。加算する時間は0分であってもよい。加算する時間はマイナスであってもよい。以下では、選択他店舗コードで特定される店舗を選択店舗と称する。また、非選択他店舗コードで特定される店舗を選択店舗と称する。
【0123】
ACT331乃至ACT334の処理を終えたプロセッサ31は、ACT335として予約要求コマンド送信元の情報端末10宛に予約完了応答コマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から情報端末10へと予約完了応答コマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。予約完了応答コマンドには、選択店舗の店舗名と予約者IDと予約終了時刻とが含まれている。また、対象店舗レコード40Rの地図データも含まれている。予約完了応答コマンドは、予約要求コマンド送信元の情報端末10を含む店舗システムの中継サーバ110で受信され、通信ネットワークNW2を介して情報端末10へと送信される。
【0124】
図13の説明に戻る。
予約要求コマンドの送信を制御したプロセッサ11は、ACT151として予約完了応答コマンドを待ち受ける。通信インターフェース15を介して予約完了応答コマンドを受信すると、プロセッサ11は、ACT151においてYESと判定し、ACT152へと進む。プロセッサ11は、ACT152として予約完了応答コマンドから予約者IDを取得する。そしてプロセッサ11は、ACT153として予約券RTを印刷するようにプリンタ17を制御する。この制御により、プリンタ17から予約券RTが印刷される。
【0125】
図26は、予約券RTの一印刷例を示す図である。図示するように、予約券RTには、予約が完了した店舗名と、予約者IDを示すバーコードと、予約完了時刻とが印刷されている。
予約券RTの印刷を制御し終えたプロセッサ11は、ACT254として予約完了画面SC6(図27を参照)をタッチパネル16に表示させる。
【0126】
図27は、予約完了画面SC6の一表示例を示す図である。図示するように、予約完了画面SC6には、予約が完了した店舗名、予約終了時刻等を通知するメッセージが、地図ボタンBT11の画像とともに表示されている。地図ボタンB11は、地図の発行を受け付けるためのボタン画像である。
【0127】
予約完了画面SC6を確認した客は、プリンタ17から発行された予約券RTを入手する。また客は、予約した店舗までの地図が必要な場合には、地図ボタンBT11にタッチする。
【0128】
図13の説明に戻る。
予約完了画面SC6の表示を制御したプロセッサ11は、ACT155として地図ボタンBT11が入力されたか否かを確認する。所定時間以内に地図ボタンBT11が入力されると、プロセッサ11は、ACT155においてYESと判定し、ACT156へと進む。プロセッサ11は、ACT156として地図を印刷するようにプリンタ17を制御する。この制御により、自店舗から予約した店舗までの地図がプリンタ17によって印刷される。プロセッサ11は、地図の印刷を制御し終えると、他店舗検索処理を終了する。また、プロセッサ11は、所定時間以内に地図ボタンBT11が入力されない場合には、ACT155においてNOと判定し、ACT156の処理をスキップして、他店舗検索処理を終了する。
【0129】
図20の説明に戻る。
予約完了応答コマンドの送信を制御したセンタサーバ30のプロセッサ31は、ACT336として選択店舗の店舗サーバ70宛に予約通知コマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から選択店舗の店舗サーバ70へと予約通知コマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。予約通知コマンドには、予約者IDと予約終了時刻とが含まれている。予約通知コマンドは、選択店舗における店舗システムの中継サーバ110で受信され、店舗サーバ70へと送信される。
【0130】
またプロセッサ31は、ACT337として非選択店舗の店舗サーバ70宛に予約取消通知コマンドを出力するように通信インターフェース35を制御する。この制御により、通信インターフェース35から非選択店舗の店舗サーバ70へと予約取消通知コマンドが通信ネットワークNW1を介して送信される。予約取消通知コマンドは、非選択店舗における店舗システムの中継サーバ110で受信され、店舗サーバ70へと送信される。以上で、プロセッサ31は、予約要求コマンドの受信処理を終了する。
【0131】
図16の説明に戻る。
予約可応答コマンドを送信した店舗サーバ70のプロセッサ71は、ACT219として予約通知コマンドを受信したか否かを確認する。予約通知コマンドを受信していない場合、プロセッサ71は、ACT219においてNOと判定し、ACT220へと進む。プロセッサ217は、ACT220として予約取消通知コマンドを受信したか否かを確認する。予約取消通知コマンドを受信していない場合、プロセッサ71は、ACT220においてNOと判定し、ACT219へと戻る。ここに、プロセッサ71は、ACT219及びACT220において、予約通知コマンドを受信するか予約取消通知コマンドを受信するのを待ち受ける。
【0132】
ACT219及びACT220の待ち受け状態において、通信インターフェース75を介して予約取消通知コマンドを受信すると、プロセッサ71は、ACT220においてYESと判定し、ACT221へと進む。プロセッサ71は、ACT221として、ワークメモリで記憶されている客席番号を含む客席レコードのステータスを、仮予約を示す“3”から空席を示す“0”に戻す。以上で、プロセッサ71は、予約問合せコマンドの受信処理を終了する。
【0133】
ACT219及びACT220の待ち受け状態において、通信インターフェース75を介して予約通知コマンドを受信した場合には、プロセッサ71は、ACT219においてYESと判定し、ACT222へと進む。プロセッサ71は、ACT222として予約管理テーブル733に予約者レコードを追加する。すなわちプロセッサ71は、予約通知コマンドに含まれる予約者ID及び予約終了時刻と、ワークメモリに記憶している人数及び客席番号とを来店フラグとともに予約者レコードとして予約管理テーブル733に追加する。そしてプロセッサ31は、追加した予約者レコードの来店フラグを、まだ来店していないことを示す“0”に設定する。またプロセッサ71は、ワークメモリで記憶されている客席番号を含む客席レコードのステータスを、仮予約を示す“3”から予約を示す“4”に変更する。そしてプロセッサ71は、予約端末20宛に予約内容を出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、ACT221において予約管理テーブル733に追加された予約者レコードのデータが通信インターフェース75から予約端末20へと通信ネットワークNW2を介して送信される。その結果、予約端末20においては、予約者レコードのデータ、例えば予約席の客席番号、人数及び予約終了時刻が表示される。店員は、予約端末20に表示された情報から、ご当地品目を注文すると推測される客の予約状況を知ることができる。
予約内容の出力を制御したプロセッサ71は、予約問合せコマンドの受信処理を終了する。
【0134】
図12の説明に戻る。
他店舗検索処理を終えた情報端末10のプロセッサ11は、待ち時間通知処理を終了する。プロセッサ11は、図10に示すように、待ち時間通知処理を終了すると、ACT101の処理へと戻る。これにより、タッチパネル16の画面が待ち受け画面SC1に戻る。
【0135】
ここに、情報端末10が備えるコンピュータの主体であるプロセッサ11は、ACT101及びACT102の処理を実行することにより、来店受付手段として機能する。すなわちプロセッサ11は、タッチパネル16に待ち受け画面SC1を表示させ、待ち時間ボタンBT1が入力されるのを待ち受けることで、客の来店を受け付ける。
【0136】
プロセッサ11は、店舗サーバ70と協働してACT111乃至ACT115の処理を実行することにより、取得手段を構成する。すなわちプロセッサ11は、来店を受け付けた客に対してご当地品目である所定の商品が提供されるまでに要する待ち時間WTを取得する。ここで、待ち時間WTは、店舗サーバ70において算出される。
【0137】
プロセッサ11は、センタサーバ30と協働してACT116及びACT145の処理を実行することにより、出力手段を構成する。すなわちプロセッサ11は、待ち時間が定められた条件を満足する場合、つまりは閾値時間よりも長い場合に、タッチパネル16に紹介店舗リスト画面SC5を表示させて、所定の商品を提供可能な他の店舗を紹介するための情報である紹介店舗リストを出力する。ここで、紹介店舗リストは、センタサーバ30において作成される。
【0138】
プロセッサ11は、ACT146の処理を実行することにより、予約受付手段を構成する。すなわちプロセッサ11は、紹介店舗リスト画面SC5の予約ボタンBT9が入力されるのを待ち受けることで、紹介店舗リストで紹介された他の店舗への予約を受け付ける。
【0139】
プロセッサ11は、センタサーバ30と協働してACT153の処理を実行することにより、提示手段を構成する。すなわちプロセッサ11は、予約受付手段により受け付けた予約に関する情報である予約者IDを記録した予約券RTを発行する。予約者IDは、センタサーバ30において生成される。
【0140】
このように、情報端末10においては、客の操作により待ち受け画面SC1の待ち時間ボタンBT1が入力されると、店舗サーバ70と協働して、ご当地品目を提供できるまでの待ち時間WTが得られる。そして、待ち時間WTが閾値時間T1であるか否かが判定される。その結果、待ち時間WTが閾値時間T1以下の場合には、入店ボタンBT4と中止ボタンBT5とを配置した第1パターンの待ち時間通知画面SC3がタッチパネル16に表示される。待ち時間WTが閾値時間T1よりも長い場合には、入店ボタンBT7及び中止ボタンBT8に加えて他店舗ボタンBT6を配置した第2パターンの待ち時間通知画面SC4がタッチパネル16に表示される。
【0141】
ここで、客の操作により入店ボタンBT4又は入店ボタンBT7が入力された場合には、ブザー19が鳴動して、客の来店が報知される。そして、タッチパネル16の画面が待ち受け画面SC1に戻る。中止ボタンBT5又は中止ボタンBT8が入力された場合には、情報端末10が格別な動作をすることなく、タッチパネル16の画面が待ち受け画面SC1に戻る。
【0142】
一方、他店舗ボタンBT6が入力された場合には、センタサーバ30と協働して他店舗検索処理が実行される。すなわち、ご当地品目を提供できるまでの待ち時間WTが自店舗からの平均移動時間AT以下である他の店舗が存在するか否かが検索される。その結果、該当する他の店舗が存在する場合には、情報端末10のタッチパネル16に紹介店舗リスト画面SC5が表示される。紹介店舗リスト画面SC5には、ご当地品目を提供できるまでの待ち時間WTが自店舗からの平均移動時間AT以下である店舗の一覧が、平均移動時間ATの短い順に表示される。また、客の人数が着席可能な空席がある場合には、その空席が予約席として選択される。そして紹介店舗リスト画面SC5には、予約可能な店舗であることを示す情報が表示される。
【0143】
したがって、例えば店舗RE1に来店した客は、店頭にある情報端末10を操作することにより、その店舗RE1でご当地品目が提供されるまでの待ち時間WTを容易に知ることができる。そして、待ち時間WTが閾値時間T1よりも長い場合には、他の店舗RE2〜REnでご当地品目が提供されるまでの待ち時間WTを知ることができる。しかも、待ち時間WTがその店舗までの平均移動時間AT以下である他の店舗RE2〜REnについては、予約可能であることを知ることができる。
【0144】
ここで、客の操作により予約店舗が選択されて予約ボタンBT9が入力されると、センタサーバ30及び予約店舗の店舗サーバ70と協働して、予約が実行される。その結果、予約店舗の店舗サーバ70が管理する予約管理テーブル733に予約者レコードが登録される。また、予約店舗の予約端末20に予約状況が表示される。さらに、情報端末10においては、予約券RTが印刷される。また、予約完了画面SC6がタッチパネル16に表示される。ここで、客の操作により地図ボタンBT11が入力されると、客が来店した店舗から予約店舗までの道順を示した地図が印刷される。
【0145】
したがって、例えば店舗RE1を訪れたが、ご当地品目が提供されるまでの待ち時間が長い場合、客は、待ち時間が短い他の店舗、例えば店舗REnを、簡単な操作で予約することができる。このとき、店舗REnまでの道順がわからない客は、地図ボタンBT11にタッチする。そうすることにより、客は、店舗RE1から店舗REnまでの道順を示す地図を入手することができる。したがって、たとえ来店した店舗でご当地品目の提供に時間を要する場合でも、客の満足度を高めることができる。
【0146】
さて、例えば店舗REnを予約した客は、情報端末10から発行された予約券RTをもって店舗REnまで移動する。そして、店舗REnに着いた客は、情報端末10のタッチパネル16に表示されている待ち受け画面SC1の来店ボタンBT2にタッチする。
【0147】
図10の説明に戻る。
情報端末10のプロセッサ11は、ACT102及びACT103の待ち受け状態において、来店ボタンBT2が入力されると、ACT103においてYESと判定し、ACT105へと進む。プロセッサ11は、ACT105として予約者来店処理を実行する。
【0148】
予約者来店処理の手順については、図14の流れ図により具体的に示される。すなわちプロセッサ11は、図14のACT161としてタッチパネル16に予約者受付画面SC7(図28を参照)を表示させる。
【0149】
図28は、予約者受付画面SC7の一表示例を示す図である。図示するように、予約者受付画面SC7には、予約券RTのバーコード、つまりは予約者IDをリーダ18に翳すことを指示するメッセージが表示されている。
【0150】
予約者受付画面SC7を確認した客は、予約券RTのバーコードをリーダ18の読取部に翳す。
予約者受付画面SC7を表示させたプロセッサ11は、ACT162として予約者IDが入力されるのを待ち受けている。リーダ18で読み取られたバーコードのデータが予約者IDである場合、プロセッサ11は、ACT162においてYESと判定し、ACT163へと進む。プロセッサ11は、ACT163として店舗サーバ70宛に来店通知コマンドを出力するように通信インターフェース15を制御する。この制御により、通信インターフェース15から店舗サーバ70へと来店通知コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。来店通知コマンドには、予約者IDが含まれる。
【0151】
図15の説明に戻る。
店舗サーバ70のプロセッサ71は、ACT201乃至ACT203の待ち受け状態において、通信インターフェース75を介して来店通知コマンドを受信すると、ACT203においてYESと判定し、図17のACT231へと進む。プロセッサ71は、ACT231として来店通知コマンドから予約者IDを取得する。
【0152】
プロセッサ71は、ACT232として予約管理テーブル733を検索する。そしてプロセッサ71は、来店通知コマンドから取得した予約者IDを含む予約者レコードが予約管理テーブル733に存在するか否かを確認する。
【0153】
ここで、予約者レコードは、時計74で計時されている時刻が予約終了時刻を経過すると、予約管理テーブル733から抹消される。該当する予約者レコードが予約管理テーブル733に存在しない場合、プロセッサ71は、ACT234においてNOと判定し、ACT235へと進む。プロセッサ71は、ACT235として情報端末10宛に予約無応答コマンドを出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、通信インターフェース75から来店通知コマンド送信元の情報端末10へと予約無応答コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。
【0154】
これに対し、該当する予約者レコードが予約管理テーブル733に存在する場合には、プロセッサ71は、ACT234においてYESと判定し、ACT236へと進む。プロセッサ71は、ACT236として該当する予約者レコードの来店フラグを、客の来店を示す“1”に更新する。またプロセッサ71は、ACT237として情報端末10宛に予約有応答コマンドを出力するように通信インターフェース75を制御する。この制御により、通信インターフェース75から来店通知コマンド送信元の情報端末10へと予約有応答コマンドが通信ネットワークNW2を介して送信される。
【0155】
ACT235又はACT237において、予約無コマンド又は予約有コマンドの出力を制御したプロセッサ71は、来店通知コマンドの受信処理を終了する。
【0156】
図14の説明に戻る。
来店通知コマンドの出力を制御した情報端末10のプロセッサ11は、ACT164として予約者の来店を報知するようにブザー19を制御する。この制御により、予約者が来店したことを店員に知らせるためのブザー音がブザー19から発せられる。このブザー音は、ACT135の処理で鳴動するブザー音とは異なるものである。店員は、ブザー音の違いにより、来店した客が予約者なのか否かを識別することができる。
【0157】
プロセッサ11は、予約有コマンドを受信したか否かを確認する。通信インターフェース15を介して予約有コマンドを受信した場合には、プロセッサ11は、ACT164においてYESと判定し、ACT165へと進む。プロセッサ11は、ACT165としてタッチパネル16に予約者案内画面SC8(図29を参照)を表示させる。これに対し、予約無コマンドを受信した場合には、プロセッサ11は、ACT164においてNOと判定し、ACT166へと進む。プロセッサ11は、ACT166としてタッチパネル16に画面SC9(図30を参照)を表示させる。こうして、予約者案内画面SC8又は非予約者案内画面SC9の表示を制御したプロセッサ11は、予約者来店処理を終了する。
【0158】
図29は、予約者案内画面SC8の一表示例を示す図である。予約者案内画面SC8には、予約をした客に対して予約が入っていること、及び、店員が来ることを案内する内容のメッセージが表示される。
図30は、非予約者案内画面SC9の一表示例を示す図である。非予約者案内画面SC9には、客に対して予約が入っていないこと、及び、店員が来ることを案内する内容のメッセージが表示される。
【0159】
ここに、情報端末10が備えるコンピュータの主体であるプロセッサ11は、ACT101及びACT103の処理を実行することにより、予約者受付手段として機能する。すなわちプロセッサ11は、タッチパネル16に待ち受け画面SC1を表示させ、来店ボタンBT2が入力されるのを待ち受けることで、予約した客の来店を受け付ける。
【0160】
プロセッサ11は、ACT161乃至ACT163の処理を実行することにより、報知手段として機能する。すなわちプロセッサ11は、ブザー19を鳴動させることで、予約した客が来店したことを報知する。
【0161】
このように、情報端末10においては、客の操作により待ち受け画面SC1の来店ボタンBT2が入力されると、予約者が来店したことを店員に知らせるためのブザー音がブザー19から発せられる。したがって店員は、他の店舗で予約した客の来店を、その客が入店する前に知ることができる。そして、この客は、ご当地品目を注文するので、ご当地品目の調理を開始することができる。したがって、予約した店舗に来店した客に対しては、速やかに予約席に案内され、ご当地品目が提供されるので、客の満足度はより一層高いものとなる。
【0162】
以上、情報処理装置の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
【0163】
前記実施形態では、1つの店舗に来店した客に対してご当地品目を提供するまでに時間を要する場合に他の店舗を紹介し、さらには他の店舗への予約を可能とした。他の実施形態としては、他の店舗への予約までは可能としなくてもよい。この場合、待ち受け画面SC1から来店ボタンBT2が省略される。
【0164】
前記実施形態では、ACT321として紹介店舗リストに登録されているデータレコードを、平均移動時間ATkが短い順にソートした。他の実施形態としては、待ち時間の算出に用いられる調理待ち数の少ない順にソートしてもよい。
【0165】
待ち時間を算出する演算式は、(1)の数式に限定されるものではない。飲食店において注文を受けた料理品目の待ち時間を算出する演算式は種々考案されており、本実施形態ではいかなる演算式で待ち時間を算出してもよいものである。
【0166】
前記実施形態では、予約券RTに予約者IDを示すバーコードを印刷し、このバーコードを情報端末10のリーダ18で読み取ることによって、当該情報端末10において予約者の来店を受け付けるようにした。この点に関しては、予約者IDを示すバーコード又は二次元データコードを、客が携帯するスマートフォン等の端末にダウンロードし、この端末のディスプレイに表示されたバーコード又は二次元データコードを情報端末10のリーダ18で読み取ることによって、予約者の来店を受け付けてもよい。また、予約者IDを記録した無線タグを予約者に対して発行し、無線タグリーダで無線タグの予約者IDを無線通信により読み取ることで、予約者の来店を受け付けることも可能である。
【0167】
報知手段は、ブザー19の鳴動に限定されるものではない。音声出力、表示等の方法で予約した客の来店を報知してもよい。
【0168】
客席管理テーブル731、調理待ちテーブル732及び調理待ちテーブル732のデータ項目は、図7乃至図9に示した項目に限定されるものではない。他の項目を含んでいてもよい。
前記実施形態では、複数の店舗において、ご当地品目を共通に提供する場合を例に説明を行った。この点に関しては、例えば、チェーン展開された複数の店舗において、自店舗と他店舗とで共通する商品を取り扱う場合においても適用可能である。
【0169】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0170】
SY1…店舗システム、10…情報端末、11,31,71…プロセッサ、12,32,72…メインメモリ、13,33,73…補助記憶デバイス、14,34,74…時計、15,35,75…通信インターフェース、16…タッチパネル、17…プリンタ、18…リーダ、19…ブザー、20…予約端末、30…センタサーバ、40…店舗データベース、40R…店舗レコード、50…注文端末、60…アクセスポイント、70…店舗サーバ、80…メニューデータベース、90…厨房端末、100…決済端末、110…中継サーバ、111,311,711…システム伝送路、731…客席管理テーブル、732…調理待ちテーブル、733…予約管理テーブル、NW1,NW2…通信ネットワーク。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】