(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】2021068969
(43)【公開日】20210430
(54)【発明の名称】撮像装置、撮像装置の制御方法及びそのプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/225 20060101AFI20210402BHJP
   G03B 17/00 20210101ALI20210402BHJP
   G03B 17/18 20210101ALI20210402BHJP
【FI】
   !H04N5/225 000
   !H04N5/225 450
   !G03B17/00 Q
   !G03B17/18 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
【全頁数】18
(21)【出願番号】2019191947
(22)【出願日】20191021
(71)【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
(74)【代理人】
【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦
(72)【発明者】
【氏名】宮内 大
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】成田 優
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】林 良典
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 晃一
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】植草 友貴
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】西谷 仁志
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
【テーマコード(参考)】
2H020
2H102
5C122
【Fターム(参考)】
2H020MD16
2H102BB33
5C122DA03
5C122DA04
5C122EA42
5C122FA07
5C122FA11
5C122FJ11
5C122FK15
5C122FL05
5C122HA86
5C122HA87
5C122HB01
(57)【要約】
【課題】撮像に関する設定に対して警告音を出力する撮像装置の操作性を向上させる。
【解決手段】撮像装置10は音出力部27を制御して撮像に関する設定に対して警告音を出力する。そして、警告音の出力が開始された後に警告対象変更ボタン30が操作された場合、撮像装置10は、警告対象変更ボタン30の操作内容を判定する。警告対象変更ボタン30が「クリック」されたと判定された場合、撮像装置10は警告音の出力を停止する。また、警告対象変更ボタン30が「長押し」されたと判定された場合、撮像装置10は警告音の出力を停止する。更に、撮像装置10は、警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える。例えば、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して警告がなされた場合、モノクロからカラーへ切り替える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像に関する設定に応じて警告音を出力するように制御する制御手段を有しており、
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に第1の操作部が操作された場合、警告対象の設定を変更するための所定の処理を行うように制御することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
前記所定の処理が、前記警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える第1の処理であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記所定の処理が、前記第1の操作部とは異なる第2の操作部に前記警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる第2の処理であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記警告対象の設定に応じて、前記所定の処理として、前記警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える第1の処理及び前記第1の操作部とは異なる第2の操作部に前記警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる第2の処理のうち少なくとも何れか一方を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮影パラメータの種別ごとに固有の前記第1の操作部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に前記第1の操作部が操作された場合、前記警告音の出力を停止するように制御することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始されてから所定時間内に前記第1の操作部が操作された場合、前記所定の処理を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記警告音が出力されている間に前記第1の操作部が操作された場合、前記所定の処理を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に前記第1の操作部が操作された場合、前記第1の操作部の操作内容に応じて、前記所定の処理を行うか他の処理を行うかを判定することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記他の処理が、前記警告音の出力を停止する処理であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
【請求項11】
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に前記第1の操作部が操作された場合であって、前記第1の操作部が再操作された場合、前記所定の処理を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至10何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項12】
前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に前記第1の操作部が操作された場合であって、前記第1の操作部が再操作された場合、再操作された前記第1の操作部の操作内容に応じて、前記所定の処理を行うか他の処理を行うかを判定することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
【請求項13】
前記制御手段は、前記警告音の出力時に前記警告対象の設定を変更するように制御するとともに、前記警告音の出力が開始された後に前記第1の操作部が操作された場合、前記警告対象の設定を元の設定に変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至12何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項14】
ファインダー部に接眼したことを検知する接眼検知部を更に備え、
前記制御手段は、前記接眼検知部が接眼を検知した後に前記警告音の出力を開始することを特徴とする請求項1乃至13何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項15】
前記制御手段は、合焦した後に前記警告音の出力を開始することを特徴とする請求項1乃至14何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項16】
複数の警告のそれぞれに対して優先順位が設定されており、
前記制御手段は、前記優先順位に基づいて前記警告音を出力するように制御することを特徴とする請求項1乃至15何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項17】
前記警告対象の設定が、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていること、記録モードがRAW画像を記録するRAWモードに設定されていること、及び撮影画像が白とびすることのうち少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする請求項1乃至16何れか1項に記載の撮像装置。
【請求項18】
撮像に関する設定に応じて警告音を出力するように制御する制御ステップを含み、
前記制御ステップは、前記警告音の出力が開始された後に第1の操作部が操作された場合、警告対象の設定を変更するための所定の処理を行うように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項19】
請求項1乃至17何れか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法及びそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラをはじめとする撮像装置には、ユーザの嗜好に合わせて設定可能な多種多様な機能が搭載されている。例えば、ピクチャースタイルをカラーやモノクロに設定可能な撮像装置がある。このような撮像装置では、主としてカラー撮影を行うユーザが、カラー撮影を行いたいにも関わらず、前回モノクロに設定したことを失念し、そのままの設定で撮影を行ってしまうことがある。このような撮影ミスを回避するために、ユーザに警告として現在の設定状態を通知することが有効である。
【0003】
一方で、このような警告を表示画面に表示させると、ファインダー越しに被写体を注視するユーザには、警告が被写体の上に重なり撮影の邪魔になる場合や、警告が小さすぎて気付かれない場合がある。そこで、撮影に支障なくユーザに警告を通知する方法として、音による通知が有効である。例えば、特許文献1には、撮影条件を音声で通知することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−117947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、通知により意図しない設定であることをユーザが認識して設定変更を行う場合、タッチパネル等を操作する作業が求められる。近年のデジタルカメラには、上述の通り、多種多様な機能が搭載されている。そのため、階層化されたMENUを一つずつ下って画面を切り替える操作が必要となり、多大な時間を要する。従って、撮影ミスと同じく撮影機会を逃してしまう恐れがある。
【0006】
また、ユーザに通知すべき警告は、用途によって様々である。例えば、主としてJPEG撮影を行うユーザが、前回設定したRAWモードのまま撮影を行い、意図せずデータ容量を消費してしまうことがある。そのため、RAWモードに設定されていることを警告することも非常に有効である。しかしながら、ユーザが警告により設定変更を行う場合、警告ごとに異なる操作が必要になるため、すぐに撮影を行いたいユーザにとって非常に煩わしい。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、撮像に関する設定に対して警告音を出力する撮像装置の操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明の撮像装置は、撮像に関する設定に応じて警告音を出力するように制御する制御手段を有しており、前記制御手段は、前記警告音の出力が開始された後に第1の操作部が操作された場合、警告対象の設定を変更するための所定の処理を行うように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮像に関する設定に対して警告音を出力する撮像装置の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】第一の実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
【図2】第一の実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。
【図3】第一の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図4】第二の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図5】第三の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図6】第四の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図7】第五の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図8】第六の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図9】第七の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図10】第八の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図11】第九の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【図12】第十の実施形態の設定変更処理を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
【0012】
<第一の実施形態>
図1(A)は、本第一の実施形態に係る撮像装置10の構成を示す図である。本第一の実施形態において、撮像装置10は、デジタルカメラであり、撮影光学系100と撮像装置本体200とを有している。
【0013】
撮影光学系100は、絞り11と、手振れ補正レンズ群12と、フォーカスレンズ群13とを備えており、図示しない駆動手段を用いて光学像を撮像装置本体200へ導くようになっている。
撮像装置本体200は、撮影光学系100の光学像を光電変換する撮像素子21と、露光時間を調整するメカシャッター22と、撮像素子21で撮像された撮影画像等を表示する背面液晶23と、ファインダー部28とを備えている。このファインダー部28は、小型液晶24と光学系25とを備えている。なお、電子シャッター機能を備えた撮像素子21であれば、メカシャッター22は不要である。また、電子シャッターに露光時間を調整する機能が搭載されている場合には、メカシャッター22は全開したままである。
【0014】
撮影時には、図示されていないシャッターボタンを一段目まで浅く押す、いわゆる「半押し」することで、自動合焦と自動露出機構によるシャッター速度、絞り値等の撮影パラメータの設定が行われる。更に、シャッターボタンを半押しから二段目まで深く押す、いわゆる「全押し」することでメカシャッター22又は撮像素子21の電子シャッター機能が動作して撮像が行われる。なお、撮像装置10によって撮像される撮影画像は、静止画像に限られず、動画像であっても構わない。
【0015】
図1(B)は、本第一の実施形態に係る撮像装置10の構成を示すブロック図である。撮像装置10の撮像装置本体200は、上述の構成に加えて、接眼センサ26と、音出力部27と、電気回路20とを備えている。図1(B)において制御信号線は省略されており、各要素間の情報の流れのみを矢印で示している。
【0016】
接眼センサ26は、ファインダー部28の近傍に設けられており、ユーザがファインダー部28に接眼しているか否かを検出する。接眼センサ26は、検出結果をCPU201へ出力する。接眼センサ26が、本発明でいう接眼検知部に相当する。
音出力部27は、スピーカー等で構成されており、音再生回路204で再生される合焦音、シャッター音、警告音等を、CPU201の制御下で出力する。なお、スピーカーのように直接報知音を発する構成に限られず、イアホンのように有線又は無線接続された図示されない外部音声出力装置から報知音を発する構成であってもよい。
【0017】
電気回路20には、CPU201、画像処理回路202、メモリ203、音再生回路204が実装されている。
CPU201は、撮像装置10の全体を制御する。CPU201がメモリ203に格納されたプログラムを実行することにより、撮像装置10の各構成手段を制御して、図3〜図12に示す各処理が実現される。また、CPU201は、撮影光学系100の各構成部を駆動する駆動手段を制御する。更に、CPU201は、音出力部27の出力を制御する。また、CPU201がメモリ203に格納されたプログラムを実行することにより、本発明でいう制御手段として機能する。
画像処理回路202は、撮像素子21で光電変換された画像信号をデジタルデータに変換して図示されない外部メモリへ保存する。
【0018】
メモリ203は、ROMやRAM等によって構成されており、撮像装置10を制御するためのプログラム、警告音の音声データ、各撮影パラメータの設定、各種のデータ等を記憶する。なお、メモリ203の一部がCPU201と一体的に構成されていてもよい。
音再生回路204は、CPU201の制御下で、音声データを音出力部27で出力可能な音声信号に変換し、音出力部27へ出力する。
【0019】
図2は、本第一の実施形態に係る撮像装置10の背面側の外観斜視図である。なお、図1と同一の構成は、同一符号を付してその説明を適宜省略する。
撮像装置10は、ユーザが操作する操作部として、電子ダイヤル29、警告対象変更ボタン30、及び各種の操作ボタン等を備えている。操作部は、これらのデバイスを介して操作された動作指示を、CPU201へ出力する。
【0020】
電子ダイヤル29は、回転操作部材であり、撮影パラメータの設定の変更等を行う。ユーザは電子ダイヤル29や撮像装置10に設けられる各種の操作ボタンを操作して、撮影パラメータの設定を変更することが可能である。また、背面液晶23がタッチパネルを備えている場合には、背面液晶23からのタッチ操作により撮影パラメータの設定を変更することも可能である。ユーザは背面液晶23や小型液晶24の表示内容により撮影パラメータの現在の設定状態を把握することが可能である。
【0021】
撮像装置10は、各種の撮影パラメータを備えている。撮影パラメータは、撮影画像の仕上がりに関わる全ての要素を含む。撮影パラメータは、ユーザの用途に応じて適宜設定される。しかし、撮影と撮影の間に一定の時間が空くことで、ユーザが前回の設定を失念していることがある。このような設定のまま撮像された場合、撮影ミスが生じる可能性がある。そこで、CPU201が音出力部27を制御して、撮像に関する設定に対して警告音を出力する。具体的には、撮影パラメータの設定に関して警告を発する。
【0022】
撮像装置10から通知すべき警告は用途によって様々である。
例えば、撮影パラメータとして、カラーとモノクロとを選択的に設定可能なピクチャースタイルがある。主にカラー撮影を行うユーザが前回の撮影でモノクロに設定したことを失念した場合、カラー写真を得る機会が失われてしまう。
また、例えば、撮影パラメータとして、撮影画像をJPEG画像にして記録するJPEGモードと、未加工の撮影画像であるRAW画像及びJPEG画像を記録するRAW+JEPGモードとを選択的に設定可能な記録モードがある。主にJPEG撮影を行うユーザが前回の撮影でRAW+JPEGモードに設定したことを失念した場合、残りの撮影可能枚数を意図せず一気に減らしてしまう。
【0023】
上記のような事態を回避するために、設定の誤りを撮影前に通知することは非常に有効である。本第一の実施形態において、CPU201は、接眼センサ26が接眼を検知した後に警告音の出力を開始する。これにより、ユーザがファインダーを覗くタイミングで警告音が発せられる。
【0024】
警告音としては、例えば、「モノクロモードです」といった設定内容を伝える言語音である。また、ユーザが警告を認識可能な音であれば言語音に限られず、「ブブブ」のような所定の電子音や、言語音と電子音を組み合わせた音であってもよい。例えば、「ブブブ」のような所定の電子音が出力される方法、「ブブブ・・・」のような電子音が所定時間出力され続ける方法がある。また、「モノクロモードです」といった言語音が出力された後「ブブブ」のような所定の電子音が出力される方法、「モノクロモードです」といった言語音が出力された後「ブブブ・・・」のような電子音が所定時間出力され続ける方法がある。
【0025】
また、CPU201は、警告音の出力が開始された後に警告対象変更ボタン30が操作された場合、警告対象の設定を変更するための所定の処理を行うように制御する。
【0026】
警告対象変更ボタン30は、警告対象の設定を変更する際に操作される操作ボタンである。警告対象変更ボタン30は、撮像装置10の背面に設けられており、撮像装置10を構えたユーザが、シャッターボタンを右手人差し指で操作可能な状態で、右手親指等他の指で操作可能な位置にある。このような位置に配置されることで、ユーザはファインダーを覗きながら被写体を確認しつつ、警告対象変更ボタン30を操作することが可能である。なお、警告対象変更ボタン30が、本発明でいう第1の操作部に相当する。
【0027】
本第一の実施形態において、上記の所定の処理とは、警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える処理である。以下、警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える処理を第1の処理という。第1の処理とは、例えば、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーに切り替える処理である。
このように第1の処理は、撮影パラメータが二者択一のモードを備えている場合、設定されているモードを反転させる。また、二者択一のモードは、ユーザによって設定可能である。例えば、RAW+JPEGモードとJPEGモード、あるいはRAW+JPEGモードとRAWモードのように、ユーザが適宜設定することが可能である。
【0028】
図3は、本第一の実施形態に係る設定変更処理を示すフローチャートである。
CPU201が音出力部27から警告音の出力を開始すると、設定変更処理が開始される。以下、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して、警告がなされている例について説明する。
【0029】
ステップS301において、CPU201は、警告音の出力が開始されてから所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されたか否かを判定する。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されたと判定した場合、処理はステップS302へ進む。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されていないと判定した場合、一連の処理が終了する。すなわち、このままシャッターボタンが押下された場合、モノクロ撮影が行われる。なお、上記の所定時間は、ユーザ操作により設定可能である。
【0030】
ステップS302において、CPU201は、警告対象変更ボタン30が押下された際の操作内容を判定する。本第一の実施形態では、警告対象変更ボタン30の操作内容に応じて、第1の処理を行うか他の処理を行うかが判定される。具体的には、操作内容として、「クリック」と「長押し」とが設定されている。CPU201が警告対象変更ボタン30の操作内容が「クリック」であると判定した場合、処理はステップS303へ進む。CPU201が警告対象変更ボタン30の操作内容が「長押し」であると判定した場合、処理はステップS304へ進む。
【0031】
なお、操作内容として「クリック」と「長押し」とが設定されているが、操作内容はこれらに限定されるものではない。CPU201が判別可能な操作であれば、どのような操作内容であってもよく、例えば、「長押し」に代えて、「ダブルクリック」であってもよい。
【0032】
ステップS303において、CPU201は、警告音の出力を停止する。そして、一連の処理が終了する。
ステップS304において、CPU201は、警告音の出力を停止する。更に、CPU201は、警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える。すなわち、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーへ切り替える。このように、二者択一のモードを1回の操作で反転させることが可能である。そして、一連の処理が終了する。
【0033】
以上のような、本第一の実施形態の設定変更処理によれば、撮像装置10から警告音を出力することで、ユーザに設定の誤りを認識させることができる。また、撮像装置10を構えたままの簡単な操作で警告対象の設定を変更することができる。また、警告音が煩わしければ、警告音の消音だけを行い、そのままの設定で撮影を行うこともできる。従って、撮影機会を逃さずに正しい設定で撮影を行うことができる。
【0034】
なお、撮像装置10には、撮影パラメータの種別ごとに固有の警告対象変更ボタン30が設けられている。従って、撮影パラメータが複数存在する場合には、複数の警告対象変更ボタン30が設けられる。そして、ユーザによって警告に応じた警告対象変更ボタン30が適宜操作される。
【0035】
また、警告対象変更ボタン30が繰り返し押下された場合、押下される度に、設定されているモードが反転する。例えば、モノクロに設定されていることを警告されて、警告対象変更ボタン30が所定時間内に2回押下された場合には、1回目の押下でカラーに反転され、2回目の押下でモノクロに反転されるため、結果的にモノクロに設定される。なお、撮影パラメータが三者以上択一のモードを備えている場合には、警告対象変更ボタン30が押下される度に、設定されているモードが順次切り替わる。
【0036】
<第二の実施形態>
以下、図4を参照して、第二の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第一の実施形態の撮像装置10は、警告音の出力が開始された後に警告対象変更ボタン30が操作された場合、第1の処理を行うように制御した。第1の処理は、撮影パラメータが二者択一のモードを備えている場合、設定されているモードを反転させる処理であった。一方で、撮影パラメータが三者以上択一のモードを備えている場合もある。例えば、絞り値、ホワイトバランス、ISOが挙げられる。
【0037】
そこで、本第二の実施形態における撮像装置10は、警告音の出力を開始した後に警告対象変更ボタン30が操作された場合、電子ダイヤル29に警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる。以下、電子ダイヤル29に警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる処理を第2の処理という。また、この点で、前述の第一の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第二の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0038】
なお、電子ダイヤル29が、本発明でいう第2の操作部に相当する。第2の操作部は、警告対象変更ボタン30とは異なる操作部であって、三者以上択一のモードを選択可能な操作部材であれば、電子ダイヤル29に限定されるものではない。例えば、操作ボタンであってもよい。この場合、当該操作ボタンを繰り返し押下することで、電子ダイヤル29を一方向に回すのと同様な設定変更が可能になる。
【0039】
ところで、ユーザにとって撮像装置10から通知して欲しい警告の一つとして、白とびがある。白とびを解決する手段として、例えば、絞り値の設定を変更することが挙げられる。従って、撮影前に白とびしてしまうことを警告することも、非常に有効である。
【0040】
また、白とびするか否かは、測光・露出後に、撮像装置10によって判断される。そのため、本第二の実施形態では、合焦した後に警告音が出力される。具体的には、シャッターボタンが「半押し」されたタイミングで警告音が出力される。このように、撮影パラメータの設定が警告事項に該当すると判定されたタイミング等、適切なタイミングで警告音が出力される。
【0041】
図4は、第二の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
S301〜S303は、図3で説明済みのため説明を割愛する。図4のフローチャートは、図3のS304の処理に代えて、S401の処理が実行される。以下、白とびすることに対して、警告がなされている例について説明する。
【0042】
S301〜S303の処理により、第一実施形態と同様の処理が実行される。具体的には、警告音の出力が開始されてから所定時間内に警告対象変更ボタン30が操作された場合、警告対象変更ボタン30の操作内容(「クリック」,「長押し」)に応じて、第2の処理を行うか他の処理を行うかが判定される。
ステップS401において、CPU201は、警告音の出力を停止する。更に、CPU201は、電子ダイヤル29に警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる。すなわち、電子ダイヤル29が警告対象の設定である絞り値の設定を変更するモードに切り替わる。そして、一連の処理が終了する。
【0043】
以上のような、本第二の実施形態の設定変更処理によれば、前述の第一の実施形態による効果に加えて、撮像装置10を構えたまま電子ダイヤル29を操作して速やかに設定を変更することができる。これにより、撮影機会を逃さずに正しい設定で撮影を行うことができる。
【0044】
<第三の実施形態>
以下、図5を参照して、第三の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第一の実施形態において警告対象変更ボタン30は、警告対象の設定変更を行うために用いられる固有の操作ボタンであった。一方で、警告対象変更ボタン30は、通常撮影時には他の機能が割り当てられ、警告音の出力から所定時間内に限り、警告対象の設定変更を行うための操作ボタンとして機能してもよい。
【0045】
例えば、警告対象変更ボタン30は、通常撮影時には、合焦を開始するためのAFスタートボタンとして機能し、警告音の出力から所定時間内は、警告対象の設定変更を行うための操作ボタンとして機能する。この場合、警告対象変更ボタン30がAFスタートボタンとして利用されている状態で、警告音の出力が開始されるケースが想定される。このようなケースでは、上記の操作ボタンとしての機能を発揮させることができない。
【0046】
そこで、本第三の実施形態の撮像装置10は、警告音の出力が開始された後に警告対象変更ボタン30が操作された後であって、警告対象変更ボタン30が再操作された場合、第1の処理を行うように制御する。この点で、前述の第一の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第三の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0047】
図5は、本第三の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
CPU201が音出力部27から警告音の出力を開始すると、設定変更処理が開始される。以下、第二の実施形態と同様に、白とびすることに対して、警告がなされている例について説明する。
【0048】
ステップS501において、CPU201は、警告音の出力が開始されてから所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されたか否かを判定する。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されたと判定した場合、処理はステップS502へ進む。これにより、警告対象変更ボタン30の通常撮影時の機能(例えば、AFボタンとしての機能)を停止させることが可能になる。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が操作されていないと判定した場合、一連の処理が終了する。
【0049】
ステップS502において、CPU201は、警告音の出力が開始されてから所定時間内に警告対象変更ボタン30が再押下されたか否かを判定する。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が再押下されたと判定した場合、処理はステップS503へ進む。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が再押下されていないと判定した場合、一連の処理が終了する。すなわち、このままシャッターボタンが押下された場合、警告時の絞り値のまま撮影が行われる。
【0050】
ステップS503において、CPU201は、再押下された警告対象変更ボタン30の操作内容を判定する。本第三の実施形態では、第一の実施形態と同様に、操作内容として、「クリック」と「長押し」が設定されている。CPU201が警告対象変更ボタン30の操作内容が「クリック」であると判定した場合、処理はステップS504へ進む。CPU201が警告対象変更ボタン30の操作内容が「長押し」であると判定した場合、処理はステップS505へ進む。
【0051】
ステップS504において、CPU201は、警告音の出力を停止する。そして、一連の処理が終了する。
ステップS505において、CPU201は、図4のS401と同様の処理を実行する。そして、一連の処理が終了する。
【0052】
以上のような、本第三の実施形態の設定変更処理によれば、前述の第二の実施形態による効果に加えて、ユーザからの操作指示により警告対象変更ボタン30を通常撮影時の機能から警告対象の設定変更を行うための機能に切り替えることが可能になる。なお、警告音の出力時に警告対象変更ボタン30の機能が自動で切り替わる場合には、S501の処理を実行しなくても通常撮影時に他の機能を割り当てることが可能である。
【0053】
<第四の実施形態>
以下、図6を参照して、第四の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第一の実施形態の撮像装置10は、警告音の出力が開始されてから所定時間内に警告対象変更ボタン30が操作された場合、第1の処理を行うように制御した。一方で、設定変更を行おうとするユーザにとって警告対象変更ボタン30を用いて設定変更可能な時間内であるかがわかりづらいケースもある。
【0054】
そこで、本第四の実施形態の撮像装置10は、警告音が出力されている間に警告対象変更ボタン30が操作された場合、第1の処理を行うように制御する。この点で、前述の第一の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第四の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0055】
図6は、本第四の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
ステップS601において、CPU201は、警告音が出力している間に警告対象変更ボタン30が押下されたか否かを判定する。CPU201が警告音が出力している間に警告対象変更ボタン30が押下されたと判定した場合、処理はステップS602へ進む。CPU201が警告音が出力している間に警告対象変更ボタン30が押下されていないと判定した場合、一連の処理が終了する。
ステップS602〜S604の処理として、図3のS302〜S304と同様の処理が実行される。
【0056】
以上のような、本第四の実施形態の設定変更処理によれば、前述の第一の実施形態による効果に加えて、警告音が出力されている間に限り、警告対象の設定を変更することが可能になる。これにより、ユーザが警告対象の設定を変更可能な時間を認識しやすくなる。
【0057】
<第五の実施形態>
以下、図7を参照して、第五の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第一の実施形態の撮像装置10は、警告音の出力が開始された後に警告対象変更ボタン30が操作された場合、警告対象の設定を変更した。一方で、警告音が出力された時点でユーザが警告対象の設定の変更を望むケースも少なくない。
【0058】
そこで、本第五の実施形態の撮像装置10は、警告音の出力時に警告対象の設定を自動で変更する。この点で、前述の第一の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第五の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0059】
図7は、本第五の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
以下、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して、警告がなされている例について説明する。
【0060】
ステップS701において、CPU201は、警告対象となる撮影パラメータの設定を他の設定に切り替える。すなわち、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーへ切り替える。その後、処理はステップS702へ進む。
ステップS702の処理は、図3のステップS301と同様の処理である。従って、CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されたと判定した場合、処理はステップS703へ進む。CPU201が所定時間内に警告対象変更ボタン30が押下されていないと判定した場合、一連の処理が終了する。すなわち、このままシャッターボタンが押下された場合、カラー撮影が行われる。
【0061】
ステップS703及びS704の処理は、図3のS302及びS303と同様の処理である。
ステップS705において、CPU201は、警告対象となる撮影パラメータの設定を元の設定に変更する。すなわち、ピクチャースタイルの設定をモノクロへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
【0062】
以上のような、本第五の実施形態の設定変更処理によれば、第一の実施形態と同様に、撮像装置10から警告音を出力することで、ユーザに設定の誤りを認識させることができる。また、ユーザは警告音の消音だけを行い、正しい設定で撮影を行うことができる。更に、撮像装置10を構えたままの簡単な操作で設定を元に戻すこともできる。このように、警告対象の設定が自動で切り替わる場合でも、撮影機会を逃さずに所望の設定で撮影を行うことができる。
【0063】
<第六の実施形態>
以下、図8を参照して、本第六の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第一の実施形態では、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して警告がなされている例について説明した。一方で、他の警告として、例えば、RAW+JPEGモードに設定されていることがある。このように、ユーザに通知すべき警告は用途によって様々である。
一方で、上述の各実施形態のように、警告対象の設定を変更することができても、設定変更方法が統一化されていなければ、ユーザに混乱を来たす恐れがある。例えば、モノクロ設定を警告された場合と、RAW+JPEGモードを警告された場合とで異なる操作が必要であるとすると、操作が煩雑になる。
【0064】
そこで、本第六の実施形態に係る撮像装置10は、複数の警告に対して同一の警告対象変更ボタン30を用いて、警告対象の設定を変更するための所定の処理を行うように制御する。この点で、前述の第一の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第六の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0065】
図8は、本第六の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
以下、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して警告を行いカラーへ切り替え可能であるとし、記録モードがRAW+JEPGモードに設定されていることに対して警告を行いJPEGモードへ切り替え可能であるとする。
【0066】
ステップS801において、図3のS301と同様の処理が実行される。
ステップS802において、CPU201は、警告内容を判定する。CPU201が警告内容が「モノクロ」であると判定した場合、処理はステップS803へ進む。CPU201が警告内容が「RAW+JEPGモード」であると判定した場合、処理はステップS804へ進む。
【0067】
ステップS803において、CPU201は、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
ステップS804において、CPU201は、記録モードの設定をRAW+JEPGモードからJEPGモードへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
【0068】
以上のような、本第六の実施形態の設定変更処理によれば、第一の実施形態による効果に加えて、複数の警告に対して同様の操作で設定を変更することができる。すなわち、複数の警告に対して同一の警告対象変更ボタン30を用いることが可能になる。
【0069】
なお、複数の警告のそれぞれに対して優先順位が設定されていてもよい。例えば、第一優先に「モノクロ設定」が設定され、第二優先に「RAW+JEPGモード」が設定される。そして、優先順位が高い警告から順に、当該警告に対する警告音が出力される。これにより、複数の警告に対して適切に設定を変更することができる。
【0070】
<第七の実施形態>
以下、図9を参照して、本第七の実施形態に係る撮像装置10について説明する。第六の実施形態の撮像装置10は、複数の警告に対して同一の警告対象変更ボタン30を用いて、第1の処理を行うように制御した。第六の実施形態で例に挙げたピクチャースタイル及び記録モードは二者択一のモードを備えている。そのため第1の処理を適用した。一方で、絞り値のように三者以上択一のモードを備えた撮影パラメータもある。三者以上択一のモードを備えた撮影パラメータには、第2の処理を適用してもよい。
【0071】
そこで、本第七の実施形態に係る撮像装置10は、警告対象の設定に応じて第1の処理及び第2の処理のうちの何れかを選択する。この点で、前述の第六の実施形態の撮像装置10とは異なる。本第七の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0072】
図9は、本第七の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
以下、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して警告を行いカラーへ切り替え可能であるとし、白とびすることに対して警告を行い絞り値の設定を変更可能であるとする。
【0073】
ステップS901において、図3のS301と同様の処理が実行される。
ステップS902において、CPU201は、警告内容を判定する。CPU201が警告内容が「モノクロ」であると判定した場合、処理はステップS903へ進む。CPU201が警告内容が「白とび」であると判定した場合、処理はステップS904へ進む。
【0074】
ステップS903において、CPU201は、第1の処理として、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
ステップS904において、CPU201は、第2の処理として、電子ダイヤル29に対して警告対象となる撮影パラメータの設定を変更する機能を割り当てる。すなわち、電子ダイヤル29が警告対象の設定である絞り値の設定を変更するモードに切り替わる。そして、一連の処理が終了する。
このように、CPU201が警告内容を判定し、第1の処理及び第2の処理の何れかを選択する。具体的には、モノクロに設定されていることに対する警告であれば、第1の処理を選択する。また、白とびに対する警告であれば、第2の処理を選択する。
【0075】
以上のような、本第七の実施形態の設定変更処理によれば、第一の実施形態による効果に加えて、警告に応じた適切な方法で設定を変更することができる。
【0076】
<第八の実施形態>
以下、図10を参照して、本第八の実施形態に係る撮像装置10について説明する。本第八の実施形態は、第六の実施形態(図8)の変形例である。
本第八の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0077】
図10は、本第八の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
図10のフローチャートは、図8のS801の処理の前に、図5のS501の処理が実行される。従って、S1001の処理として、S501と同様の処理が実行されて、S1002〜S1005の処理として、S801〜S804の処理と同様の処理が実行される。
【0078】
以上のような、本第八の実施形態の設定変更処理によれば、第六の実施形態による効果に加えて、ユーザからの操作指示により警告対象変更ボタン30を通常撮影時の機能から警告対象の設定変更を行うための機能に切り替えることが可能になる。
【0079】
<第九の実施形態>
以下、図11を参照して、本第九の実施形態に係る撮像装置10について説明する。本第九の実施形態は、第六の実施形態(図8)の変形例である。
本第九の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0080】
図11は、本第九の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
図11のフローチャートは、図8のS801の処理に代えて、図6のS601の処理が実行される。従って、S1101の処理として、S601と同様の処理が実行されて、S1102〜S1104の処理として、S802〜S804の処理と同様の処理が実行される。
【0081】
以上のような、本第九の実施形態の設定変更処理によれば、第六の実施形態による効果に加えて、警告音が出力されている間に限り、警告対象の設定を変更することが可能になる。
【0082】
<第十の実施形態>
以下、図12を参照して、本第十の実施形態に係る撮像装置10について説明する。本第十の実施形態は、第六の実施形態(図8)の変形例である。
本第十の実施形態のハードウエア構成は、第一の実施形態に係る撮像装置10と同様である。従って、第一の実施形態と同様の部分については同じ符号を用いてその説明を省略する。
【0083】
図12は、本第十の実施形態の設定変更処理を示すフローチャートである。
以下、ピクチャースタイルがモノクロに設定されていることに対して警告を行いカラーへ切り替え可能であるとし、記録モードがRAW+JEPGモードに設定されていることに対して警告を行いJPEGモードへ切り替え可能であるとする。
【0084】
ステップS1201において、CPU201は、警告内容を判定する。CPU201が警告内容が「モノクロ」であると判定した場合、処理はステップS1202へ進む。CPU201が警告内容が「RAW+JEPGモード」であると判定した場合、処理はステップS1203へ進む。
ステップS1202において、CPU201は、ピクチャースタイルの設定をモノクロからカラーへ切り替える。その後、処理はステップS1204へ進む。
ステップS1203において、CPU201は、記録モードの設定をRAW+JEPGモードからJEPGモードへ切り替える。その後、処理はステップS1204へ進む。
ステップS1204において、図3のS301と同様の処理が実行される。
ステップS1205において、CPU201は、警告内容を判定する。CPU201が警告内容が「モノクロ」であると判定した場合、処理はステップS1206へ進む。CPU201が警告内容が「RAW+JEPGモード」であると判定した場合、処理はステップS1207へ進む。
ステップS1206において、CPU201は、ピクチャースタイルの設定をモノクロへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
ステップS1207において、CPU201は、記録モードの設定をRAW+JEPGモードへ切り替える。そして、一連の処理が終了する。
【0085】
以上のような、本第十の実施形態の設定変更処理によれば、第六の実施形態による効果に加えて、警告対象の設定が自動で切り替わる場合でも、撮影機会を逃さずに所望の設定で撮影を行うことができる。
【0086】
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0087】
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
【符号の説明】
【0088】
10:撮像装置
23:背面液晶
27:音出力部
29:電子ダイヤル
30:警告対象変更ボタン
201:CPU
203:メモリ
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】