(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO2013099003
(43)【国際公開日】20130704
【発行日】20150430
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理プログラムが記録された記録媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/14 20120101AFI20150403BHJP
【FI】
   !G06Q50/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】36
【出願番号】2013551137
(21)【国際出願番号】JP2011080437
(22)【国際出願日】20111228
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】399037405
【氏名又は名称】楽天株式会社
【住所又は居所】東京都品川区東品川四丁目12番3号
(74)【代理人】
【識別番号】110000958
【氏名又は名称】特許業務法人 インテクト国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100083839
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 泰男
(74)【代理人】
【識別番号】100120189
【弁理士】
【氏名又は名称】奥 和幸
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 匠
【住所又は居所】東京都品川区東品川四丁目12番3号 楽天株式会社内
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC26
(57)【要約】
複数の訪問地のジャンルと、訪問地を訪問する期間とが与えられた場合に、当該期間内で当該各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定することができる情報処理装置等を提供すること。
複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を取得する。取得した期間と、記憶手段が記憶する各ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、取得した訪問地の各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段と、
前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンルの数又は訪問する期間の少なくとも一方に基づいて、前記組合せを構成する各訪問地を選出するためのエリアを決定し、当該決定されたエリアから前記組合せを構成する各訪問地を選出することにより前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンルの数に基づいて、当該ジャンルの数が多いほど狭いエリアを決定し、当該ジャンルの数が少ないほど広いエリアを決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置
【請求項4】
前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記訪問する期間に基づいて、当該訪問する期間が短いほど狭いエリアを決定し、当該訪問する期間が長いほど広いエリアを決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記特定手段は、前記ジャンルに属する訪問地の数が少ないジャンル同士を優先して、訪問地の前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得手段は、各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、当該特定した移動時間と、前記取得された各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報とに基づいて、各訪問時間帯にそれぞれ各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定手段は、前記取得された訪問時間帯の少なくとも何れか一つの訪問時間帯を前後に所定時間分移動させて、前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記特定手段により、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させて特定された前記組合せと、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させずに特定された前記組合せとに基づいて、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、
を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、前記取得された情報の示す何れかの訪問地に対する訪問時間帯が、他の訪問地に対する訪問時間帯に包含されている場合に、包含している訪問時間帯に対応する訪問地内に、前記包含されている訪問時間帯に対応する訪問地を含む関係にある両訪問地を、前記訪問地の組合せの少なくとも一部として特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得手段は、各訪問地間の移動について許容される許容移動時間を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、前記取得された情報の示す各許容移動時間内でそれぞれ各訪問地間の移動が可能な前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記取得手段は、各訪問地に対する予定滞在時間を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、前記記憶手段が記憶する各訪問地の標準滞在時間を示す情報と前記取得した予定滞在時間を示す情報に基づいて前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記特定手段は、前記標準滞在時間が前記予定滞在時間以上である訪問地により構成される前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記特定手段は、前記標準滞在時間が、前記予定滞在時間から所定時間の範囲に含まれる訪問地により構成される前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記特定手段は、前記取得した情報が示す予定滞在時間を短縮又は延長させて、前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記特定手段により、前記予定滞在時間を短縮又は延長させて特定された前記組合せと、前記予定滞在時間を短縮又は延長させずに特定された前記組合せとに基づいて、前記予定滞在時間を短縮又は延長させることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、
を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記取得手段は、各訪問地の訪問順序を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、当該特定した移動時間と、前記取得された訪問順序を示す情報とに基づいて、当該訪問順序で各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記特定手段は、前記訪問順序の少なくとも一部を入れ替えた訪問順序で、各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
【請求項18】
前記特定手段により、前記訪問順序の少なくとも一部を入れ替えて特定された前記組合せと、前記訪問順序を入れ替えずに特定された前記組合せとに基づいて、前記訪問地の訪問順序を入れ替えることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、
を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
【請求項19】
前記取得手段は、各訪問地の訪問日時を示す情報を更に取得し、
前記特定手段は、記憶手段が記憶する各前記訪問地の予約の可否を示す情報と、前記取得した訪問日時を示す情報に基づいて、予約可能な訪問地で構成される前記組合せを特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至18の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項20】
コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得工程と、
前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項21】
コンピュータを、
複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段、
前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラムがコンピュータにより読み取り可能に記録された記録媒体。
【請求項22】
コンピュータを、
複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段、
前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の訪問地のジャンルからそれぞれ選出される各訪問地の組合せであって、所与の期間内で訪問可能な訪問地の組合せを提示する情報処理装置等の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、航空機チケット及び宿泊施設の予約とともに、ゴルフ場などのレジャー施設や、レンタカーやタクシーなどの移動手段を同時に予約することができるwebサイトが知られている。
【0003】
また、ユーザに対してキーワード検索、画像検索またおすすめルート検索等の複数の検索方法を提示し、何れかの検索方法により検索された検索結果を更に別の検索方法に検索キーとして再利用するなどして、ユーザにいくつかの訪問地の候補を提示し、その中から訪問地を決定させることにより旅程の作成を支援する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−203012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来の技術は、例えば、ユーザのやりたいことに応じて複数の訪問地のジャンル(例えば、山、蕎麦屋、温泉)の組合せは定まっているが、各訪問地のジャンルについて具体的な訪問地が決まっていない場合に、当該訪問地(例えば、筑波山、つくばそば店、筑波山温泉)を決定することには適していない。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、複数の訪問地のジャンルと訪問する期間とが与えられた場合に、当該期間内で当該各ジャンルの訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段と、前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
この発明によれば、複数の訪問地のジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定することができる。
【0009】
上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンルの数又は訪問する期間の少なくとも一方に基づいて、前記組合せを構成する各訪問地を選出するためのエリアを決定し、当該決定されたエリアから前記組合せを構成する各訪問地を選出することにより前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【0010】
この発明によれば、ジャンルの数又は訪問する期間の少なくとも一方に基づいて、各訪問地を選出することにより組合せを特定することができる。
【0011】
上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記ジャンルの数に基づいて、当該ジャンルの数が多いほど狭いエリアを決定し、当該ジャンルの数が少ないほど広いエリアを決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
【0012】
この発明によれば、取得したジャンル数が多いにもかかわらず、遠く離れた訪問地間の移動を要する組合せが特定されることがなく、訪問地間の移動時間を厳密に算出しなくとも現実に即した検索結果を出力することができる。
【0013】
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、前記特定手段は、前記取得手段により取得された前記訪問する期間に基づいて、当該訪問する期間が短いほど狭いエリアを決定し、当該訪問する期間が長いほど広いエリアを決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
【0014】
この発明によれば、取得した訪問する期間が短いにもかかわらず、遠く離れた訪問地間の移動を要する組合せが特定されることがなく、訪問地間の移動時間を厳密に算出しなくとも現実に即した検索結果を出力することができる。
【0015】
上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、前記特定手段は、前記ジャンルに属する訪問地の数が少ないジャンル同士を優先して、訪問地の前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0016】
この発明によれば、属する訪問地が少ないジャンル同士を優先して訪問地の組合せを特定することにより、属する訪問地が少ないジャンル同士を優先して訪問地の組合せを特定する場合と比較して計算量を低減することができる。
【0017】
上記課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、当該特定した移動時間と、前記取得された各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報とに基づいて、各訪問時間帯にそれぞれ各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0018】
この発明によれば、取得した各訪問地に対する訪問時間帯に、それぞれ各訪問地を訪問可能な組合せを特定することができる。
【0019】
上記課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、前記特定手段は、前記取得された訪問時間帯の少なくとも何れか一つの訪問時間帯を前後に所定時間分移動させて、前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置である。
【0020】
この発明によれば、取得された訪問時間帯の少なくとも何れか一つの訪問時間帯を前後に所定時間分移動させた組合せを特定することができる。例えば、取得された各訪問時間帯により特定した組合せの数が少なかった場合などに、特定する組合せを増やせる可能性が高まる。
【0021】
上記課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、前記特定手段により、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させて特定された前記組合せと、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させずに特定された前記組合せとに基づいて、前記訪問時間帯を前後に所定時間分移動させることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置である。
【0022】
この発明によれば、訪問時間帯を前後に所定時間分移動させた場合と、移動させなかった場合とで、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを把握することができる。
【0023】
上記課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地に対する訪問時間帯を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、前記取得された情報の示す何れかの訪問地に対する訪問時間帯が、他の訪問地に対する訪問時間帯に包含されている場合に、包含している訪問時間帯に対応する訪問地内に、前記包含されている訪問時間帯に対応する訪問地を含む関係にある両訪問地を、前記訪問地の組合せの少なくとも一部として特定する、ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0024】
この発明によれば、何れかの訪問地に対する訪問時間帯が、他の訪問地に対する訪問時間帯に包含されるような各訪問地に対する訪問時間帯が取得された場合に、包含している訪問時間帯に対応する訪問地を訪問中に、包含されている訪問時間帯に対応する訪問地を訪問することができる関係にある両訪問地を、前記訪問地の組合せの少なくとも一部として特定することができる。
【0025】
上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地間の移動について許容される許容移動時間を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、前記取得された情報の示す各許容移動時間内でそれぞれ各訪問地間の移動が可能な前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0026】
この発明によれば、各訪問地間の移動に許容される許容移動時間内で各訪問地間を移動可能な訪問地の組合せを特定することができる。
【0027】
上記課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地に対する予定滞在時間を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、前記記憶手段が記憶する各訪問地の標準滞在時間を示す情報と前記取得した予定滞在時間を示す情報に基づいて前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0028】
この発明によれば、各訪問地における予定滞在時間と標準滞在時間を考慮した訪問地の組合せを特定することができる。
【0029】
上記課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、前記特定手段は、前記標準滞在時間が前記予定滞在時間以上である訪問地により構成される前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置である。
【0030】
この発明によれば、標準滞在時間が予定滞在時間以上である訪問地により構成される組合せを特定することができる。
【0031】
上記課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、前記特定手段は、前記標準滞在時間が、前記予定滞在時間から所定時間の範囲に含まれる訪問地により構成される前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置である。
【0032】
この発明によれば、標準滞在時間が、予定滞在時間から所定時間の範囲に含まれる訪問地により構成される組合せを特定することができる。
【0033】
上記課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、前記特定手段は、前記取得した情報が示す予定滞在時間を短縮又は延長させて、前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項11乃至13の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0034】
この発明によれば、取得された予定滞在時間を短縮又は延長させた組合せを特定することができる。例えば、取得された各予定滞在時間により特定した組合せの数が少なかった場合などに、特定する組合せを増やせる可能性が高まる。
【0035】
上記課題を解決するために、請求項15に記載の発明は、前記特定手段により、前記予定滞在時間を短縮又は延長させて特定された前記組合せと、前記予定滞在時間を短縮又は延長させずに特定された前記組合せとに基づいて、前記予定滞在時間を短縮又は延長させることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置である。
【0036】
この発明によれば、取得された予定滞在時間を短縮又は延長させた場合と、短縮又は延長させなかった場合とで、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを把握することができる。
【0037】
上記課題を解決するために、請求項16に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地の訪問順序を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、各訪問地間の移動に要する移動時間を特定し、当該特定した移動時間と、前記取得された訪問順序を示す情報とに基づいて、当該訪問順序で各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至15の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0038】
この発明によれば、取得した訪問順序で各訪問地を訪問可能な組合せを、各訪問地間の移動時間を考慮した上で特定することができる。
【0039】
上記課題を解決するために、請求項17に記載の発明は、前記特定手段は、前記訪問順序の少なくとも一部を入れ替えた訪問順序で、各訪問地を訪問可能な前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置である。
【0040】
この発明によれば、取得した訪問順序の少なくとも一部を入れ替えた訪問順序で各訪問地を訪問可能な組合せを、各訪問地間の移動時間を考慮した上で特定することができる。
【0041】
上記課題を解決するために、請求項18に記載の発明は、前記特定手段により、前記訪問順序の少なくとも一部を入れ替えて特定された前記組合せと、前記訪問順序を入れ替えずに特定された前記組合せとに基づいて、前記訪問地の訪問順序を入れ替えることにより、特定される前記組合せの数がどれだけ変化するかを示す情報を生成する生成手段、を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置である。
【0042】
この発明によれば、訪問順序を入れ替えた場合と、入れ替えなかった場合とで、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを把握することができる。
【0043】
上記課題を解決するために、請求項19に記載の発明は、前記取得手段は、各訪問地の訪問日時を示す情報を更に取得し、前記特定手段は、記憶手段が記憶する各前記訪問地の予約の可否を示す情報と、前記取得した訪問日時を示す情報に基づいて、予約可能な訪問地で構成される前記組合せを特定する、ことを特徴とする請求項1乃至18の何れか一項に記載の情報処理装置である。
【0044】
この発明によれば、予約可能な訪問地で構成される組合せを特定することができる。
【0045】
上記課題を解決するために、請求項20に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得工程と、前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定工程と、を含むことを特徴とする。
【0046】
上記課題を解決するために、請求項21に記載の発明は、コンピュータを、複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段、前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段、として機能させることを特徴とする情報処理プログラムがコンピュータにより読み取り可能に記録された記録媒体である。
【0047】
上記課題を解決するために、請求項22に記載の発明は、コンピュータを、複数の訪問地のジャンルと訪問する期間を示す情報を取得する取得手段、前記取得した情報が示す前記期間と、訪問地のジャンル毎に当該ジャンルに属する訪問地の少なくとも位置を示す位置情報を記憶する記憶手段が記憶する各前記ジャンルに属する各訪問地の位置情報とに基づいて、前記取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、前記期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する特定手段、として機能させることを特徴とする情報処理プログラムである。
【発明の効果】
【0048】
本発明によれば、複数の訪問地のジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定することができる。例えば、ユーザのやりたいことに応じて複数の訪問地のジャンルの組合せは定まっているが、各訪問地のジャンルについて具体的な訪問地が決まっていない場合に、当該ユーザは、情報処理装置等に複数の訪問地のジャンルの組合せ及び期間を取得させることで、当該情報処理装置等により特定された当該期間内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】旅程作成支援システムSの概要構成の一例を示す図である。
【図2】情報処理サーバ1の構成例を示すブロック図である。
【図3】(A)は、訪問地DB121に登録される内容の一例を示す図である。(B)は、エリアレベル決定テーブル122の内容の一例を示す図である。
【図4】ユーザ端末3の構成例を示すブロック図である。
【図5】ユーザ指定画面200の一例を示す図である。
【図6】情報処理サーバ1の制御部11による主処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】情報処理サーバ1の制御部11による訪問地の組合せ特定処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】訪問地DB121に登録される内容の一部の一例である。
【図9】(A)は、訪問地の組合せ特定処理の過程で特定された組合せの一例である。(B)は、訪問地の組合せ特定処理の過程で選出された訪問地の一例である。(C)、(D)は、訪問地の組合せ特定処理の過程で特定された組合せの一例である。
【図10】特定結果表示画面300の一例を示す図である。
【図11】(A)は、変形例におけるエリアレベル決定テーブル122Aの内容の一例を示す図である。(B)は、変形例におけるエリアレベル決定テーブル122Bの内容の一例を示す図である。
【図12】(A)は、変形例における訪問地の組合せ特定処理の過程で特定された組合せの一例である。(B)は、変形例における訪問地の組合せ特定処理の過程で選出された訪問地の一例である。(C)、(D)は、変形例における訪問地の組合せ特定処理の過程で特定された組合せの一例である。
【図13】変形例におけるユーザ指定画面200の一例を示す図である。
【図14】変形例におけるユーザ指定画面400の一例を示す図である。
【図15】変形例における特定結果表示画面300の一例を示す図である。
【図16】変形例における特定結果表示画面300の一例を示す図である。
【図17】変形例におけるユーザ指定画面200の一例を示す図である。
【図18】変形例における特定結果表示画面300の一例を示す図である。
【図19】変形例における特定結果表示画面500の一例を示す図である。
【図20】変形例における特定結果表示画面500の一例を示す図である。
【図21】変形例における特定結果表示画面500の一例を示す図である。
【図22】変形例における特定結果表示画面500の一例を示す図である。
【図23】変形例における内部訪問地特定テーブル123の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0050】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、旅程作成支援システムSにおける情報処理サーバ1に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0051】
[1.旅程作成支援システムSの構成及び機能概要]
先ず、本発明の実施形態に係る旅程作成支援システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
【0052】
図1に示すように、旅程作成支援システムSは、ユーザ端末3と、情報処理サーバ1(「情報処理装置」の一例)と、を含んで構成されている。ユーザ端末3と情報処理サーバ1は、ネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
【0053】
情報処理サーバ1は、ユーザの旅程の作成を支援するためのwebサイト(「旅程作成支援サイト」という。)に関する各種処理を実行するサーバ装置である。また、情報提供サーバ1は、ユーザ端末3からのリクエストに応じて、例えば、ユーザが訪問地のジャンル及び訪問する時間枠を指定するためのwebページや、指定されたジャンル及び時間枠に基づいて特定された訪問地の組合せを掲載するwebページをユーザ端末3に送信して表示させる。すなわち、情報処理サーバ1は、webサーバ、訪問地の組合せ特定サーバ、データベース管理サーバ等として機能する。なお、情報処理サーバ1は、旅程作成支援サイトに限らず、旅行予約サイト、宿泊施設予約サイト、交通機関の座席予約サイト等にも適用することができる。
【0054】
ユーザ端末3は、Webブラウザソフトがインストールされており、情報処理サーバ1に例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを送信してそのレスポンスとしてWebページ等を取得し、表示部に表示するようになっている。これにより、ユーザ端末3のユーザは、旅程作成支援サイトから提供される情報を閲覧することができる。
【0055】
旅程作成支援システムSでは、ユーザがユーザ端末3を介して時間枠(「期間」の一例)と訪問を希望する複数の訪問先のジャンルを指定すると、指定された内容が情報処理サーバ1に送信され、情報処理サーバ1において、ユーザにより指定された各ジャンルからそれぞれ選出された訪問地の組合せ(以下、単に「組合せ」という場合がある。)が特定され、特定結果がユーザ端末3に表示されるようになっている。例えば、ユーザが訪問先のジャンルとして「山」、「蕎麦屋」、「温泉」を指定すると、指定した時間枠で訪問可能な「山」、「蕎麦屋」、「温泉」の組合せが特定され、当該組合せの一覧が特定結果として出力される。すなわち、旅程作成支援システムSによれば、ユーザは指定する時間枠で行いたいこと(上記例であれば、「登山」、「蕎麦を食べる」、「温泉に入る」)に応じて訪問先のジャンルを指定することにより、それぞれ行いたいことを行うことができる訪問地の組合せを取得することができる。
【0056】
[2.情報処理サーバ1の構成]
図2に示すように、情報処理サーバ1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、入出力インタフェース部14と、を備えている。そして、制御部11と入出力インタフェース部14とは、システムバス15を介して接続されている。
【0057】
通信部13は、ネットワークNWに接続して、情報処理サーバ1など他の装置との間でデータの送受信を行うための通信を制御するようになっている。
【0058】
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステム及びサーバプログラム(「情報処理プログラム」の一例)等の各種プログラムを記憶する。なお、サーバプログラムは、例えば、所定のサーバ等からネットワークNWを介して配信されるようにしても良いし、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
【0059】
また、記憶部12には、ユーザ端末3に送信されるWebページを生成するための各種HTML(Hyper Text Markup Language)文書や、部材(画像データ、音声データ、動画データなど)等が記憶されている。ユーザ端末3に送信されるWebページには、後述するユーザ指定画面200、特定結果表示画面300等がある。
【0060】
更に、記憶部12には、訪問地(DB(database))121など、各種DBが構築されている。
【0061】
図3(A)に示すように、訪問地DB121には、訪問地毎に、当該訪問地が属する大ジャンル及び小ジャンル(「ジャンル」の一例)と、当該訪問地が属するエリア(「位置情報」の一例)、当該訪問地の緯度・経度、当該訪問地における標準滞在時間が登録(記憶)されている。また、訪問地が予約を受け付ける施設(例えば、温泉、ゴルフ場等)である場合には、価格と予約可能な数を示す在庫情報が登録されている(価格及び在庫情報は所定期間(例えば、現在の日付から2ヶ月)内におけるそれぞれの日ごとに登録される)。また、図示しないが移動体通信網において当該訪問地が属する基地局エリアが登録されている。本実施形態では、大ジャンルとして、レジャージャンル、グルメジャンル、買い物ジャンル、文化ジャンルが設けられている。これら大ジャンルを更に細かく分類するのが小ジャンルである。ユーザは、大ジャンルを指定し、次いで小ジャンルを指定することで、自分が訪問を希望する訪問地のジャンル(本実施形態では、小ジャンル)を容易に指定することができる。以下、大ジャンル毎に小ジャンルの具体例を挙げる。
【0062】
レジャージャンルには、例えば、「山」ジャンル、「海(海水浴)」ジャンル、「海(釣り)」ジャンル、「川(釣り)」ジャンル、「ゴルフ場」ジャンル、「スキー場」ジャンル、「スケート場」ジャンル、「テニスコート」ジャンル、「バッティングセンター」ジャンル、「ビリヤード場」ジャンル、「プール」ジャンル、「ボーリング場」ジャンル、「釣り堀」ジャンル、「温泉」ジャンル、「遊園地」ジャンル、「バーベキュー(BBQ)場」ジャンル、「映画館」ジャンル、「カラオケ」ジャンル、「サウナ」ジャンル、「植物園」ジャンル、「水族館」ジャンル、「動物園」ジャンル、「天文台」ジャンル、「競馬(競馬場)」ジャンル、「競艇(ボートレース場)」ジャンル、「競輪(競輪場)」ジャンル等の小ジャンルが分類される。
【0063】
グルメジャンルには、例えば、「イタリア料理店」ジャンル、「フランス料理店」ジャンル、「中華料理店」ジャンル、「韓国料理店」ジャンル、「和食料理店」ジャンル、「洋食料理店」ジャンル、「ラーメン屋」ジャンル、「焼肉屋」ジャンル、「焼鳥屋」ジャンル、「とんかつ屋」ジャンル、「うどん屋」ジャンル、「蕎麦屋」ジャンル、「うなぎ屋」ジャンル、「お好み焼き屋」ジャンル、「寿司屋」ジャンル、「割烹・懐石」ジャンル、「カレー店」ジャンル、「喫茶店」ジャンル、「ステーキハウス」ジャンル、「ファーストフード店」ジャンル等の小ジャンルが分類される。なお、「イタリア料理店」ジャンル及び「洋食料理店」ジャンルや、「割烹・懐石」ジャンル及び「和食料理店」ジャンルなど、複数のジャンルに重複して登録される店舗(訪問地)もある。
【0064】
買い物ジャンルには、例えば、「衣料品店」ジャンル、「お菓子・ケーキ店」ジャンル、「お土産店」ジャンル、「玩具店」ジャンル、「家具・インテリア店」ジャンル、「家電用品店」ジャンル、「靴・鞄店」ジャンル、「コンビニエンスストア」ジャンル、「酒屋」ジャンル、「雑貨屋」ジャンル、「CD・ビデオ店」ジャンル、「自転車・バイク店」ジャンル、「ショッピングセンター」ジャンル、「書店」ジャンル、「スポーツ用品店」ジャンル、「百貨店」ジャンル、「花屋・園芸店」ジャンル、「パン屋」ジャンル、「ペットショップ」ジャンル、「ホームセンター」ジャンル、「カー用品店」ジャンル、「薬局・薬屋」ジャンル等の小ジャンルが分類される。
【0065】
文化ジャンルとしては、例えば、「城・城跡」ジャンル、「寺社・仏閣」ジャンル、「教会」ジャンル、「展示場」ジャンル、「図書館」ジャンル、「博物館」ジャンル、「美術館」ジャンル、「資料館」ジャンル、「名所・旧跡」ジャンル等の小ジャンルが分類される。
【0066】
また、訪問地DB121には、各訪問地が属するエリアが、3段階(本実施形態では、3段階としたが、これに限らず、任意に段階を設定することができる。)あるエリアレベル毎に規定されている。3段階のレベルとして、上位のエリアレベルから順にレベル1、レベル2、レベル3が設けており、上位のエリアレベルほど各エリアの領域が広く、下位のエリアレベルほど各エリアの領域が狭く規定されている。また、レベル3のエリアはレベル2のエリアに属し、レベル2のエリアはレベル1のエリアに属するように規定されている。例えば、レベル3のつくばエリアや水戸エリアは、レベル2の茨城エリアに属し、茨城エリアはレベル1の関東エリアに属するように規定されている。後述するように制御部11は、訪問地の組合せを特定するにあたり、後述するエリアレベル決定テーブル122を用いて組合せの特定に用いるエリアレベルを決定し、当該決定したエリアレベルにおいて、同一エリアに属する訪問地により構成される組合せを特定する。すなわち、組合せの特定に用いるエリアレベルがレベル3に決定された場合には、レベル1又はレベル2に決定された場合と比較して、より狭いエリアから選択された訪問地により構成される組合せが特定されることとなる。
【0067】
なお、データベースは、情報処理サーバ1がアクセス可能な所定のサーバの記憶手段に設けることとしてもよい。
【0068】
更にまた、記憶部12には、エリアレベル決定テーブル122が記憶されている。図3(B)に示すように、エリアレベル決定テーブル122には、ユーザにより指定される時間枠Tの大きさに応じてエリアレベルが規定されている。具体的には、エリアレベル決定テーブル122は、ユーザにより指定された時間枠T(開始時刻と終了時刻との差)が小さいほど下位のエリアレベルが決定されるようにエリアレベルが規定されている。これは、小さい時間枠(すなわち短い時間)で各訪問地を訪問する場合、広いエリアに散在した各訪問地を回るのは困難だからである。よって、ユーザにより指定された時間枠Tが小さい場合には、狭いエリアからそれぞれ選択された訪問地で構成される組合せが特定されることとなる。なお、ユーザ毎にエリアレベル決定テーブル122を設け、規定されるエリアレベルに対する時間枠Tの閾値を当該ユーザに応じて設定することとしてもよい。この場合、当該ユーザの履歴情報に基づいて閾値を決定してもよい。
【0069】
入出力インタフェース部14は、通信部13及び記憶部12と制御部11との間のインタフェース処理を行うようになっている。
【0070】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)11b、RAM(Random Access Memory)11c等により構成されている。そして、コンピュータとしての制御部11は、記憶部12に記憶されたサーバプログラムを実行することにより、後述する主処理や訪問地の組合せ特定処理等を行う。なお、制御部11は、取得手段、特定手段等として機能する。
【0071】
[3.ユーザ端末3の構成]
図4に示すように、ユーザ端末3は、CPU、RAM、ROM等を有する制御部31と、記憶部32と、ネットワークを介して情報処理サーバ1等との間での通信を制御する通信部33と、表示部34、操作部35等を備えている。記憶部32は、オペレーティングシステムやwebブラウザソフト等の各種プログラムを記憶する。表示部34は、例えば、液晶ディスプレイ等で構成され、操作部35は、キーボード・マウス等で構成される。なお、ユーザ端末3として、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistant)、又はスマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機、携帯ゲーム機等が用いられる。
【0072】
[4.ユーザ指定画面200]
次に、図5を用いて、ユーザ端末3においてユーザが訪問を希望する訪問地のジャンルと、全ての訪問地を訪問するための時間枠Tを指定する方法について説明する。ユーザはジャンルと時間枠Tを指定するに当たって、ユーザ端末3により旅程作成支援サイトにアクセスし、旅程作成支援サイトのユーザ指定画面200を表示部34に表示させる。
【0073】
図5に示すように、ユーザ指定画面200には、時間枠Tの開始日時を指定するための開始・年指定ドロップダウンリスト211、開始・月指定ドロップダウンリスト212、開始・日指定ドロップダウンリスト213、開始・時指定ドロップダウンリスト214及び開始・分指定ドロップダウンリスト215と、時間枠Tの終了日時を指定するための終了・年指定ドロップダウンリスト221、終了・月指定ドロップダウンリスト222、終了・日指定ドロップダウンリスト223、終了・時指定ドロップダウンリスト224及び終了・分指定ドロップダウンリスト225が設けられている。ユーザは、各ドロップダウンリストについて適切な値を選択することにより、時間枠Tの開始日時及び時間枠Tの終了日時を指定することができる。なお、本実施形態では、開始日時及び終了日時の入力方法として、ドロップダウンリストを採用したが、他の入力方法(例えば、直接入力など)を採用することとしてもよい。以下に説明するドロップダウンリストについても同様である。
【0074】
また、ユーザ指定画面200には、訪問地のジャンルを指定するための大ジャンル指定ドロップダウンリスト231及び小ジャンル指定ドロップダウンリスト232が訪問地毎に設けられている。ユーザは、大ジャンル指定ドロップダウンリスト231、小ジャンル指定ドロップダウンリスト232の順でそれぞれ大ジャンル、小ジャンルを指定する操作を行うことで、訪問を希望する訪問地の小ジャンルを指定することができる。また、ユーザ指定画面200には、追加ボタン240が設けられており、追加ボタン240がクリックされると、新たに行が表示され、訪問地のジャンルを更に指定することができるようになっている。
【0075】
更に、ユーザ指定画面200には、決定ボタン290が設けられている。ユーザが時間枠T及び小ジャンルの指定を完了して、決定ボタン290をクリックすると、指定された時間枠T(開始日時と終了日時)、及び小ジャンルの種別を示す情報(「ユーザ指定情報」という。)が情報処理サーバ1に送信される。
【0076】
[5.情報処理サーバ1の動作]
[5.1.主処理]
次に、図6に示すフローチャートを用いて、情報処理サーバ1の制御部11による処理について説明する。
【0077】
情報処理サーバ1の制御部11は、まず、ユーザ端末3からユーザ指定情報を取得する(ステップS11)。すなわち、制御部11は、ユーザ指定情報の示す内容(指定された時間枠T(開始日時と終了日時)、及び小ジャンルの種別)を取得する。次いで、制御部11は、訪問地の組合せを特定するための特定処理(「訪問地の組合せ特定処理」)を実行する(ステップS12)。制御部11は、当該特定処理を終えると、ユーザ指定情報を送信してきたユーザ端末3に対して、訪問地の組合せの一覧を特定結果として送信し(ステップS13)、当該フローチャートにおける処理を終了する。なお、制御部11は、ステップS13の処理において、具体的には、ユーザ端末3の表示部24に特定結果を示す特定結果表示画面300を表示させるためのwebページを送信する。特定結果表示画面300については後述する。
【0078】
[5.2.訪問地の組合せ特定処理]
次に、図7から図9を用いて、図6のステップS12で実行される訪問地の組合せ特定処理について説明する。なお、ユーザにより小ジャンルとして、「山」ジャンル、「蕎麦屋」ジャンル、「温泉」ジャンルが指定され、訪問地DB121には、これら各ジャンルについて図8に示す訪問地が登録されている場合の具体例について、図8及び図9を用いて適宜説明する。
【0079】
制御部11は、まず、エリアレベル決定テーブル122を参照し、ユーザにより指定された時間枠Tに基づいて、エリアレベルを決定する(ステップS31)。なお、以下の説明では説明の簡略化のため、特に断り書きのない場合は、エリアレベルとして「レベル3」を決定したものとして説明する。
【0080】
次いで、制御部11は、ユーザに指定された小ジャンルの中から、当該小ジャンルに属する訪問地の数が最少のジャンルと2番目に少ないジャンルを選択する(ステップS32)。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、訪問地の数が100件である「山」ジャンルと、訪問地の数が500件である「温泉」ジャンルとを選択する。なお、ステップS32の処理では、在庫情報を有する訪問地が含まれるジャンルについては、ユーザにより指定された訪問日の在庫がある訪問地のみを訪問地の数として数えることしてもよい。また、在庫数が所定値以下(例えば、在庫なし:ゼロ件の場合など)である訪問地は、前記特定処理における訪問地に含まれないように構成してもよい。
【0081】
次いで、制御部11は、ステップS32で選択した各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、エリア条件を満たす訪問地の組合せを特定する(ステップS33)。ここでのエリア条件とは、「ステップS31で決定したエリアレベルについて、両訪問地のエリアが同一であること」という条件である。すなわち、各小ジャンルから選出される両訪問地のレベル3のエリアが同一であれば、それらの組合せはエリア条件を満たすこととなる。なお、制御部11は、ステップS33の処理において、エリア条件を満たす組合せを全て特定する。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、図9(A)に示す8組の組合せを特定する。
【0082】
次いで、制御部11は、ユーザに指定された小ジャンルのうち、未だ選択していない小ジャンルであって、当該小ジャンルに属する訪問地の数が最少のジャンルを選択する(ステップS34)。未だ選択していない小ジャンルとは、ステップS32の処理、又はループ処理において既に実行したステップS34の処理で選択していない小ジャンルのことである。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、ステップS33の処理から移行してきた本処理において、訪問地の数が「山」ジャンル及び「温泉」ジャンルの次に少ない「蕎麦屋」ジャンルを選択する。
【0083】
次いで、制御部11は、ステップS34の処理で選択した小ジャンルに分類される訪問地の中から、その時点までに特定した何れかの組合せとエリア条件を満たす訪問地を選出する(ステップS35)。具体的には、制御部11は、ステップS31の処理で決定したエリアレベルについて、その時点までに特定した何れかの組合せを構成する訪問地の属するエリア(本実施形態では、組合せを構成する訪問地のエリアは全て同一である。)と、同一エリアに属する訪問地を選出する。なお、ステップS35の処理において、制御部11は、エリア条件を満たす訪問地が複数存在する場合には、これら全てを選出する。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、図9(A)に示した各組合せを構成する訪問地の属するエリア(すなわち、つくばエリア、富士エリア、那須エリア、磐梯エリア、妙高エリア、日光エリア)に属する訪問地(蕎麦屋)として、図9(B)に示す7つの訪問地を選出する。
【0084】
次いで、制御部11は、ステップS35の処理で選出した各訪問地を、その時点までに特定した組合せであって、当該訪問地とのエリア条件を満たした組合せに追加する(ステップS36)。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、図9(C)に示すように、図9(A)に示した各組合せに、図9(B)に示す訪問地をそれぞれエリアが同一となるように追加する。これにより、図9(C)に示す11組の組合せが特定される。
【0085】
次いで、制御部11は、ステップS32の処理及びステップS34の処理で選択した小ジャンルの数と同数の訪問地で構成されていない組合せを、その時点までに特定した組合せから削除する(ステップS37)。ステップS37の処理は、例えば、既に3つの小ジャンルを選択したにもかかわらず、その時点までに特定された組合せの中に3つの訪問地で構成されていない組合せが存在する場合に、その組合せを削除するために行う。これらの組合せでは、ユーザにより指定された各小ジャンルの訪問地を全て訪問することができないからである。例えば、図8に示す訪問地DB121の例では、制御部11は、図9(C)に示す11組の組合せのうち、選択した小ジャンルの数(すなわち、3つ)と同数の訪問地で構成されていない組合せ(那須エリアの那須岳と三斗小屋温泉の組合せ)を削除する。これにより、特定される組合せは図9(D)に示す10組となる。なお、ステップS35の処理において、制御部11は、図9(A)に示す組合せのうち、エリア条件を満たす訪問地が存在した組合せのみを特定し、エリア条件を満たす訪問地が存在しなかった組合せを特定しないことにより、ステップS37の処理を省略することとしてもよい。
【0086】
次いで、制御部11は、ユーザにより指定された小ジャンルであって、未だステップS32の処理又はステップS34の処理で選択していない小ジャンルがあるか否かを判定する(ステップS38)。このとき、制御部11は、選択していない小ジャンルがあると判定した場合には(ステップS38:YES)、ステップS34の処理に移行し、ループ処理を行う。一方、制御部11は、選択していない小ジャンルはないと判定した場合には(ステップS38:NO)、次いで、その時点までに特定された訪問地の組合せ(ステップS38の処理で削除した組合せを除く)の一覧を特定結果として出力し(ステップS39)、当該フローチャートにおける処理を終了する。なお、制御部11は、当該フローチャートにおける処理毎に処理結果を記憶部12に記憶しながら各処理を実行することができる。
【0087】
[6.特定結果表示画面300の例]
ここで、図10を用いて特定結果表示画面300について説明する。ここでは、特定結果が、「筑波山」(つくばエリア)−「つくばそば」(つくばエリア)−「筑波山温泉」(つくばエリア)の組合せと、「弥山」(宮島エリア)−「宮島そば」(宮島エリア)−「宮島温泉」(宮島エリア)の組合せの、2件であった場合の例について説明する。特定結果表示画面300の特定結果表示領域310には、特定された訪問地の組合せ毎に、ユーザに指定された小ジャンルに応じた訪問地がそれぞれ表示される。各訪問地の名称及びエリアは、特定結果表示領域310における訪問地表示領域330に表示される。また、特定結果表示画面300には、時間枠表示部320が設けられており、ユーザがユーザ指定画面200で指定した時間枠Tが表示される。
【0088】
以上説明したように、本実施形態における情報処理サーバ1(「情報処理装置」の一例)の制御部11(「取得手段」、「特定手段」の一例)は、複数の訪問地の小ジャンル(「ジャンル」の一例)と訪問する時間枠T(「期間」の一例)を示す情報を取得し、取得した情報が示す時間枠Tと、記憶部12(「記憶手段」の一例)が記憶する各小ジャンルに属する各訪問地のエリア(「位置情報」の一例)とに基づいて、取得した情報が示す各ジャンルからそれぞれ選出される訪問地の組合せであって、時間枠T内に各訪問地を訪問可能な訪問地の組合せを特定する。したがって、情報処理サーバ1によれば、複数の訪問地の小ジャンルにそれぞれ分類される各訪問地を、時間枠T内で訪問可能な訪問地の組合せを特定することができる。
【0089】
また、制御部11は、ステップS32の処理及びステップS34の処理のように、属する訪問地の数が少ないジャンル同士を優先して、各当該ジャンルに属する訪問地の組合せを特定することから、当該処理に関する処理回数を低減できる。以下、具体例を挙げて説明する。例えば、
「山」ジャンルに属する訪問地の数が50件、
「温泉」ジャンルに属する訪問地の数が200件、
「蕎麦屋」ジャンルに属する訪問地の数が1000件であり、
これらの組合せを特定する処理を行うとする。ここで、属する訪問地の数がより多いジャンルに属する訪問地同士の組合せから順に処理を行なうケース(ケース1)と、属する訪問地の数がより少ないジャンルに属する訪問地同士の組合せから順に処理を行なうケース(ケース2。本実施形態のケース)とを比較する。
(ケース1)
ケース1では、「温泉」ジャンルと「蕎麦屋」ジャンルの組合せについての処理回数は「200×1000=200000」回となる。このとき、仮に150の組合せが、最終的に特定する組合せを構成する組合せとして適当と判定したとする。そして、この150の組合せに対して更に「山」ジャンルとの組合せについて処理を行うと「150×50=7500」回の処理回数となる。すなわち、ケース1では、「200000+7500=207500」回の処理が必要となる。
(ケース2)
ケース2では、「山」ジャンルと「温泉」ジャンルの組合せについての処理回数は「50×200=10000」回となる。このとき、仮に30の組合せが、最終的に特定する組合せを構成する組合せとして適当と判定したとする。そして、この30の組合せに対して更に「蕎麦屋」ジャンルとの組合せについて処理を行うと「30×1000=30000」回の処理回数となる。すなわち、ケース2では、「10000+30000=40000」回の処理が必要となる。
このように本実施形態で採用するケース2の方が処理回数を少なく済ませることができる。なお、当然のことながら、属する訪問地の数が少ないジャンル同士を優先して、各当該ジャンルに属する訪問地の組合せを特定する手法は、指定されたジャンルが3つ以上である場合に、効果を奏する。
【0090】
[7.変形例]
[7.1.小ジャンルの数に応じてエリアレベルを決定]
上記実施形態では、ステップS31の処理において、ユーザにより指定された時間枠Tの大きさに応じてエリアレベルを決定しているが、これに代えて又は組み合わせて、ユーザにより指定された小ジャンルの数に応じてエリアレベルを決定することとしてもよい。具体的には、エリアレベル決定テーブルの構成を変更する。例えば、図11(A)に示すように、ユーザにより指定された小ジャンルの数J(すなわち、ユーザが訪問を希望する訪問地のジャンルの数)が多いほど下位のエリアレベルが決定されるようにエリアレベル決定テーブル122Aを規定することとする。これは、多くの訪問地を訪問する場合、広いエリアに散在した訪問地を回るのは困難であるという考えに基づく。また、ユーザにより指定された時間枠Tの大きさと、指定された小ジャンルの数Jに応じてエリアレベルが決定されるようにする場合であれば、図11(B)に示すように、時間枠Tが小さいほど、また、小ジャンルの数が多いほど下位のエリアレベルが決定されるようにエリアレベル決定テーブル122Bを規定することとする。
【0091】
[7.2.小ジャンルの数に応じてエリア条件の変更]
ユーザにより指定された小ジャンルの数に応じて、ステップS33の処理又はステップS35の処理におけるエリア条件を変更することとしてもよい。具体的には、ユーザにより指定された小ジャンルの数が多いほど狭いエリアから組合せを構成する各訪問地が選出され、ユーザにより指定された小ジャンルの数が少ないほど広いエリアから組合せを構成する各訪問地が選出されるようにエリア条件を変更する。例えば、ユーザが指定する小ジャンルの数を閾値(任意に設定することができる。)により「多い」、「普通」、「少ない」の3段階に分けることする。そして、ユーザが指定した小ジャンルの数が「多い」場合には、一のエリアに属する訪問地で構成される組合せを特定するようにエリア条件を設定する。また、ユーザが指定した小ジャンルの数が「普通」場合には、一のエリア及び当該一のエリアと隣接するエリア(一のエリアと少なくとも一部が接するエリア)で構成されるエリアに属する訪問地で構成される組合せを特定するようにエリア条件を設定する。更に、ユーザが指定した小ジャンルの数が「少ない」場合には、一のエリア及び当該一のエリアを基準とする周辺エリア(一のエリアを基準として何れの範囲までを周辺エリアとするかについては、一のエリア及び当該一のエリアと隣接するエリアで構成されるエリアより広いエリアを、適宜、設定することができる。)で構成されるエリアに属する訪問地で構成される組合せを特定するようにエリア条件を設定する。当該構成によっても、ユーザにより指定された小ジャンルの数が多い程、狭いエリアから選出された訪問地で構成される訪問地を特定することができる。なお、ここでは、指定された小ジャンルの数を3段階に分けて説明したが更に4段階、5段階、・・・、と段階を増やしてもよい。また、当該変形例においては、一のエリアを指定することで当該一のエリアと隣接するエリアを取得することができるエリアDBを記憶部12に設け、何れのエリア同士が隣接するかを容易に判定できるようにしておくのが好ましい。
【0092】
ここで、当該変形例における訪問地の組合せ特定処理について説明する。なお、ここでは説明の簡略化のために、エリアレベルとしてレベル3が決定されるとともに、ユーザに指定された小ジャンルの数に基づいて一のエリア、又は当該一にエリアと隣接するエリアまでの範囲に属する訪問地で構成される組合せを特定するようにエリア条件が設定されたものとする。また、検索対象の訪問地は、図8に示す訪問地DB121で具体的に名称が挙がっている訪問地のみとする。更に、富士エリアと熱海エリア、富津エリアと木更津エリア、富津エリアと館山エリア、つくばエリアと水戸エリアは、それぞれ隣接するエリアとして定義されていることとする。当該前提において、例えば、ユーザにより「山」ジャンル、「蕎麦屋」ジャンル、「温泉」ジャンルがそれぞれ指定された場合について説明する。
【0093】
まず、図7のステップS32の処理において、制御部11は、訪問地の数が100件である「山」ジャンルと、訪問地の数が500件である「温泉」ジャンルとを選択する。次いで、ステップS33の処理において、制御部11は、互いに同一エリア、又は隣接するエリアに属する訪問地の組合せとして、図12(A)に示す11組の組合せを特定する。次いで、制御部11は、ステップS34の処理において、訪問地の数が「山」ジャンル及び「温泉」ジャンルの次に少ない「蕎麦屋」ジャンルを選択する。次いで、ステップS35の処理において、制御部11は、図12(A)に示した各組合せを構成するいずれかの訪問地の属するエリア(すなわち、つくばエリア、富士エリア、那須エリア、磐梯エリア、妙高エリア、日光エリア)と同じエリア、又は隣接するエリアに属する訪問地(蕎麦屋)として、図12(B)に示す9つの訪問地を選出する。次いで、ステップS36の処理において、制御部11は、図12(C)に示すように、図12(B)に示す訪問地を、図12(A)に示した各組合せのうち、組合せを構成するいずれかの訪問地と属するエリアが同一エリア又は隣接するエリアである組合せに追加する。これにより、図12(C)に示す15組の組合せが特定される。次いで、ステップS37の処理において、制御部11は、図12(C)に示す15組の組合せのうち、選択した小ジャンルの数(すなわち、3つ)と同数の訪問地で構成されていない組合せ(那須エリアの那須岳と三斗小屋温泉の組合せ)を削除する。これにより、特定される組合せは図12(D)に示す14組となる。
【0094】
なお、当該変形例は上述した変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0095】
[7.3.予定滞在時間の取得]
ユーザに各小ジャンルについて予定滞在時間(希望滞在時間)を指定してもらい、予定滞在時間と、訪問地DB121に登録された標準滞在時間とを比較し、予定滞在時間についてユーザの希望を考慮した訪問地の組合せを特定することとしてもよい。具体的には、図13に示すように、ユーザ指定画面200に、予定滞在時間ドロップダウンリスト233を訪問地のジャンル毎に設ける。予定滞在時間ドロップダウンリスト233では、例えば15分刻みで予定滞在時間を指定できるようにする。そして、ユーザが決定ボタン290をクリックした場合には、指定された時間枠T(開始日時と終了日時)、小ジャンルの種別及び小ジャンル毎の予定滞在時間を示す情報(「ユーザ指定情報」という。)が情報処理サーバ1に送信される構成とする。
【0096】
ユーザ指定画面については、図14に示すユーザ指定画面400を採用してもよい。ユーザ指定画面400には、訪問日を指定するための年指定ドロップダウンリスト441、月を指定するための月指定ドロップダウンリスト442及び日を指定するための日指定ドロップダウンリスト443が設けられている。
【0097】
また、ユーザ指定画面400には、タイムテーブル領域420とジャンルアイコン一覧領域410が設けられている。ジャンルアイコン一覧領域410には、大ジャンルに対応するレジャージャンルタブ411、グルメジャンルタブ412、買い物ジャンルタブ413及び文化ジャンルタブ414のうち、選択されたタブに対応する大ジャンルに属する小ジャンルを示すジャンルアイコン401が表示される。ジャンルアイコン401は、ドラッグ操作によりタイムテーブル領域420に配置することができるようになっている。また、タイムテーブル領域420に配置されたジャンルアイコン401が選択されると、訪問時間帯指定領域430のタイトル部431に当該選択されたジャンルアイコン401に対応する小ジャンルの名称が表示される。更に、訪問時間帯指定領域430には、訪問時間帯指定部432が設けられており、タイトル部431に名称が表示された小ジャンルについて、訪問時間帯を入力することができるようになっている。
【0098】
更に、ユーザ指定画面400には、決定ボタン490が設けられている。ユーザが小ジャンルの指定及び訪問時間帯の入力を完了して、決定ボタン490をクリックすると、指定された時間枠T(ユーザ指定画面400では、最初の訪問地の小ジャンル(図14の例では「山」ジャンル)について指定された訪問時間帯の到着時刻(図14の例では08:00)を時間枠Tの開始時刻とし、一方、最後の訪問地の小ジャンル(図14の例では「温泉」ジャンル)について指定された訪問時間帯の出発時刻(図14の例では17:00)を時間枠Tの終了時刻とする。)、小ジャンルの種別及び各訪問時間帯を示す情報(「ユーザ指定情報」という。)が情報処理サーバ1に送信される。なお、ユーザ指定画面400を用いた場合、訪問時間帯を示す訪問開始時刻と訪問終了時刻との差から、予定滞在時間を算出することができる。
【0099】
また、制御部11は、予定滞在時間と標準滞在時間との関係が所定の滞在時間条件を満たす訪問地により構成される組合せを特定することとする。滞在時間条件は、いくつかのパターンが考えられる。ここでは、2つのパターンを例として挙げる。
【0100】
パターン1:予定滞在時間と標準滞在時間の時間差が許容時間差(例えば1時間)内であることを条件とするパターン。例えば、許容時間差を1時間とした場合であって、予定滞在時間が3時間である小ジャンルについては、標準滞在時間が、2時間(=3時間−1時間)以上、且つ、4時間(=3時間+1時間)以内である訪問地が滞在時間条件を満たすこととなる。
【0101】
パターン2:標準滞在時間が予定滞在時間以上であることを条件とするパターン。
【0102】
制御部11は、ステップS33の処理又はステップS35の処理におけるエリア条件に関する判定を行う前、又は行った後に、エリア条件に関する判定を行う訪問地、又は判定を行った訪問地を対象として滞在時間条件に関する判定を行うこととする。なお、これらの処理を行う代わりに、ステップS39の処理を行う直前に、その時点までに特定された全ての組合せについて、組合せを構成する各訪問地に滞在時間条件を満たしていない訪問地があるか判定し、あった場合には当該訪問地により構成される組合せを削除することとしてもよい。
【0103】
ここで、当該変形例における特定結果表示画面300の一例について説明する。当該変形例では、ユーザが各小ジャンルについて予定滞在時間(希望滞在時間)を指定することから、図15に示すように特定結果表示画面300に、各小ジャンルに対応する訪問地毎に滞在時間表示領域340を設け、滞在時間表示領域340にて各訪問地の滞在時間を表示させることとする。また、訪問地表示領域330及び滞在時間表示領域340の幅hを、それぞれの滞在時間の長さに応じて設定する。これにより、ユーザが直感的に各訪問地における滞在時間を把握することができる。なお、訪問地表示領域330及び滞在時間表示領域340の幅hは、各訪問地における滞在時間の長さの比に従って決定してもよい。また、各訪問地における滞在時間の長さの順番が分かるように、例えば、滞在時間が最も短い訪問地について幅hをaの長さとし、滞在時間が2番目に短い訪問地について幅hを2aの長さとし、・・・、滞在時間がn番目に短い訪問地について幅hをnaの長さとすることとしてもよい。
【0104】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0105】
[7.4.許容移動時間に応じてエリアレベルを決定]
上述した[7.3]の変形例と同様に、制御部11が、ユーザにより指定された小ジャンル毎の予定滞在時間と時間枠Tを取得することとし、時間枠Tから各ジャンルの予定滞在時間の合計を差し引くことにより、移動に利用することが許容される許容移動時間を算出して、当該許容移動時間に応じて、エリアレベルを決定することとしてもよい。具体的には、エリアレベル決定テーブルの構成を変更する。すなわち、許容移動時間が短いほど下位のエリアレベルが決定されるようにエリアレベルを規定することとする。これは、許容移動時間が短い場合、広いエリアに散在した訪問地を回るのは困難であるという考えに基づく。
【0106】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0107】
[7.5.訪問地間の移動時間の合計と許容移動時間を比較]
上述した[7.4]の変形例と同様に、制御部11が、許容移動時間を算出するとともに、ステップS39の処理を行う前に、その時点までに特定された全ての組合せについて、各訪問地間の移動時間を合計した合計移動時間が許容移動時間より長いか否かを判定することとして、判定の結果、合計移動時間が許容移動時間より長いと判定した組合せについては、当該組合せを削除した上で、ステップS39の処理を行うこととしてもよい。
【0108】
ここで、制御部11による各訪問地間の移動時間の特定方法について説明する。一つの方法としては、予め各訪問地間の移動に要する移動時間(例えば、「筑波山」から「筑波山温泉」までの移動時間は30分)が登録された移動時間DBを記憶部12に設けておき、制御部11がこれを参照して各訪問地間の移動時間を特定する方法が挙げられる。また、制御部11が訪問地DB121を参照して、2地点の緯度経度からこの2地点間の移動時間を算出する方法も挙げられる。この方法の場合、制御部11は、2時点間の直線距離から移動時間を算出してもよいが、公知のナビゲーション技術を用いて実際に移動する際の経路や交通手段を更に考慮して移動時間を算出するとよい。このように、訪問地間の移動時間は、前者の方法のように、予め算出された移動時間を取得することとしてもよいし、後者の方法のように、動的に移動時間を算出することとしてもよい。
【0109】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0110】
[7.6.予約機能の追加]
図16に示すように、特定結果表示画面300において、各訪問地が予約を受け付ける施設(「予約対象施設」という。)であるか否かを表示するとともに、予約対象施設については、予約の申込をできるようにしてもよい。具体的には、予約対象施設である訪問地を表示する訪問地表示領域330には、訪問地の名称及びエリアの他に、予約対象施設であることを示す予約対象施設アイコン331を表示させる。図16の例では、宮島そば、宮島温泉、及び筑波山温泉が予約対象施設であることを示している。また、予約対象施設であって、予約を申し込むことのできる(予約に空きがある)訪問地を表示する訪問地表示領域330には、予約申込ボタン332を表示させる。ユーザが予約申込ボタン332をクリックした場合には、所定の予約申込画面に遷移し、予約を申し込むことができるようにする。一方、予約対象施設であって、予約を申し込むことのできない(予約に空きがない)訪問地を表示する訪問地表示領域330には、予約不可サイン333を表示させる。
【0111】
当該変形例では、各予約対象施設についての予約管理を行うための予約管理DBを記憶部12に設けることとする。予約管理DBには、各予約対象施設について指定された日に予約を受け付けることができるか否かを判定することができる情報や、価格情報、予約の空き数を示す情報等を登録することとする。
【0112】
そして、制御部11は、ステップS39の処理を行う前に、その時点までに特定された全ての組合せについて、予約対象施設である訪問地が含まれているか判定し、予約対象施設である訪問地については、訪問地表示領域330に予約対象施設アイコン331が表示されるようにwebページを作成する。
【0113】
また、制御部11は、予約対象施設である訪問地については、予約管理DBを参照して、ユーザにより指定された日に予約を受け付けることができるか否かを判定することとする。このとき、制御部11は、ユーザにより指定された日は、ユーザに指定された時間枠Tを区切る開始日時或いは終了日時から特定することとする。そして、制御部11は、予約を受け付けることができる予約対象施設については、訪問地表示領域330に予約申込ボタン332が表示されるようにwebページを作成する。一方、制御部11は、予約を受け付けることができない予約対象施設については、訪問地表示領域330に予約不可サイン333が表示されるようにwebページを作成する。
【0114】
なお、制御部11は、予約対象施設を含む組合せにおいて、当該予約対象施設が予約を受け付けることができない場合には、当該組合せを特定結果表示画面300に表示させないこととしてもよい。この場合、予約を受け付けることができる予約対象施設を含む組合せが表示されるようになり、ユーザの利便性が向上する。
【0115】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0116】
[7.7.訪問時間帯及び予定滞在時間の取得]
ユーザに各小ジャンルについて訪問時間帯(希望訪問時間帯)を指定してもらい、訪問時間帯及び予定滞在時間についてユーザの希望を考慮した訪問地の組合せを特定することとしてもよい。なお、訪問時間帯から予定滞在時間を取得することができる(例えば、訪問時間帯が「12:00〜14:00」であれば、予定滞在時間は「2時間」となる。)。
【0117】
具体的には、図17に示すように、ユーザ指定画面200に、訪問時間帯を指定するための、到着時刻ドロップダウンリスト234及び出発時刻ドロップダウンリスト235を訪問地のジャンル毎に設ける。到着時刻ドロップダウンリスト234及び出発時刻ドロップダウンリスト235では、所定時間(例えば15分)刻みで到着時刻及び出発時刻をそれぞれ指定できるようにする。そして、ユーザが決定ボタン290をクリックした場合には、指定された時間枠T(開始日時と終了日時)、小ジャンルの種別及び小ジャンル毎の訪問時間帯(予定滞在時間)を示す情報(「ユーザ指定情報」という。)が情報処理サーバ1に送信される構成とする。なお、本変形例において、[7.3]にて説明したユーザ指定画面400(図14参照)を用いることとしてもよい。
【0118】
制御部11は、[7.3]で説明したように、予定滞在時間を考慮した訪問地の組合せを特定した上で、当該特定した全ての組合せから、ユーザにより指定された訪問時間帯に訪問することができない訪問地が含まれる組合せを削除することにより、訪問時間帯及び予定滞在時間を考慮した訪問地の組合せを特定することとする。以下、ユーザにより指定された訪問時間帯に訪問することができない訪問地が含まれる組合せを削除する処理について説明する。
【0119】
制御部11は、まず、ユーザにより小ジャンル毎に指定された訪問時間帯から各訪問地の訪問順序を取得するとともに、各訪問地間について許容された許容移動時間を算出する。例えば、「山」ジャンルの訪問時間帯を「08:00〜11:00」、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯を「12:00〜13:00」、「動物園」ジャンルの訪問時間帯を「14:00〜15:30」、「温泉」ジャンルの訪問時間帯を「16:00〜18:00」と、それぞれ指定された場合であれば、制御部11は、「山→蕎麦屋→動物園→温泉」という訪問順序を取得し、また、「山」から「蕎麦屋」の許容移動時間を「11:00〜12:00」の1時間と算出し、「蕎麦屋」から「動物園」の許容移動時間を「13:00〜14:00」の1時間と算出し、「動物園」から「温泉」の許容移動時間を「15:30〜16:00」の30分間と算出する。
【0120】
また、制御部11は、予定滞在時間を考慮した訪問地の各組合せについて、訪問地を訪問順序に従って並べ替え、各訪問地間の移動に要する時間を特定する。なお、2地点間の移動時間の算出方法については、[7.5]で説明したので省略する。そして、制御部11は、予定滞在時間を考慮した訪問地の各組合せの中から、各訪問地間の移動時間が、それぞれ算出した許容移動時間内である組合せ(すなわち、各訪問地間をそれぞれ許容移動時間内で移動可能な組合せ)を特定する。
【0121】
ここで、当該変形例における特定結果表示画面300の一例について説明する。当該変形例では、ユーザが各小ジャンルについて訪問時間帯を指定することから、図18に示すように特定結果表示画面300に、各小ジャンルに対応する訪問地毎に訪問時間帯表示領域350を設け、訪問時間帯表示領域350にて各訪問地の訪問時間帯を表示させることとする。また、訪問地表示領域330及び訪問時間帯表示領域350の幅hを、それぞれの滞在時間の長さに応じて設定する。これにより、ユーザが直感的に各訪問地における滞在時間を把握することができる。なお、訪問地表示領域330及び訪問時間帯表示領域350の幅hは、各訪問地における滞在時間の長さの比に従って決定してもよい。また、各訪問地における滞在時間の長さの順番が分かるように、例えば、滞在時間が最も短い訪問地について幅hをaの長さとし、滞在時間が2番目に短い訪問地について幅hを2aの長さとし、・・・、滞在時間がn番目に短い訪問地について幅hをnaの長さとすることとしてもよい。
【0122】
また、特定結果表示画面は、図19に示すような特定結果表示画面500としてもよい。特定結果表示画面500には、タイムテーブル領域510が、特定された訪問地の組合せ毎に表示される。タイムテーブル領域510には、特定された組合せを構成する訪問地を示す訪問地アイコン511が、訪問時間帯に対応する位置及び幅wで表示される。これにより、ユーザは直感的に各訪問地の訪問時間帯や滞在時間を把握することができる。また、訪問地アイコン511の内部には訪問地の名称が表示される。なお、訪問地アイコン511には、訪問地の名称とともにエリアの名称を表示することとしてもよい。更に、特定結果表示画面500には、訪問日表示部520が設けられており、ユーザがユーザ指定画面200、400で指定した訪問日が表示される。
【0123】
このように、各訪問地の予定滞在時間及び訪問時間帯を考慮した訪問地の組合せを特定することにより、ユーザに対して、ユーザが指定した訪問時間帯にそれぞれの訪問地を訪問することが可能な訪問地の組合せを提示することができる。なお、当該変形例においては、特定結果が0件、或いは数件など少数になってしまう場合もある。こういった場合、特定結果の件数を増やす方法として、特定条件を緩和する方法がある。ここで特定条件を緩和する3つの方法について説明するが、制御部11は所定の条件が満たされた場合に、これら少なくとも何れか一つの方法を実行することとしてもよい。所定の条件としては、例えば、「特定結果の数(特定した組合せの数)がM(任意の設定することができる。0でもよい。)以下であること」、「特定した組合せにおける各小ジャンルに対応する訪問地の数がN(任意の設定することができる。)以下であること」などの条件を設定することができる。
【0124】
一つ目の方法は、ユーザにより指定された少なくとも何れか一つの訪問時間帯を前後に所定時間だけシフトさせた上で、訪問地の組合せを特定する方法である。例えば、図17に示したユーザ指定画面200の例であれば、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯を30分前にシフトして「11:30〜12:30」とすることにより、「蕎麦屋」から「動物園」の許容移動時間を「12:30〜14:00」と1時間30分にすることができる。このように、訪問時間帯を前後にシフトすることにより、訪問地間の許容移動時間が変化することから、より多くの特定結果が得られる可能性がある。また、それでも特定結果の件数が少ない場合には、シフトする訪問時間帯を更に変更したり、または、シフトする訪問時間帯の数を変更したりした上で、更に訪問地の組合せを特定することとしてもよい。なお、制御部11は、訪問時間帯をシフトすることにより特定した訪問地の組合せに基づいて、所定の情報をユーザに提示することとしてもよい。例えば、制御部11(「生成手段」の一例)は「温泉の訪問時間帯を30分後ろにずらすことでN件多くの組合せが特定されます。」といった訪問時間帯を前後に所定時間分移動させることにより、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを示すメッセージ(「情報」の一例)を生成して、ユーザ端末3にて表示させることとしてもよい。
【0125】
ここで、図20を用いて、訪問時間帯をシフトさせた上で特定した組合せを表示する特定結果表示画面500の画面例について説明する。なお、図20に示す特定結果表示画面500は、図19に示した特定結果表示画面500の変形例であるので、ここでは同様の部分については説明を省略する。図20の例は、「山」ジャンルの訪問時間帯として「8:00〜11:00」、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯として「12:00〜13:00」、「温泉」ジャンルの訪問時間帯として「15:00〜17:00」がそれぞれ指定された場合について、訪問時間帯をシフトさせずに特定した組合せを1件目及び2件目として表示し、「山」ジャンルの訪問時間帯を1時間だけ前にシフトさせた上で特定した組合せを3件目として表示している。図20に示すように、3件目の「山」ジャンルに属する「王ヶ頭」を示す訪問地アイコン511は、1件目又は2件目の「山ジャンル」に属する「筑波山」や「弥山」を示す訪問地アイコン511よりも1時間分だけ左側にシフトされて表示される。これにより、ユーザは、訪問時間帯がどれだけシフトされたかや、何れの時間帯に訪問時間帯がシフトされた訪問地を訪問することとなるかを直感的に把握することができる。また、図20に示す特定結果表示画面500には、3件目が「山」ジャンルに属する訪問地の訪問時間帯を1時間だけ前にシフトさせた上で特定された組合せである旨を示すメッセージ530が表示される。これにより、ユーザは、3件目が訪問時間帯をシフトさせた上で特定された組合せであることや、どれだけ訪問時間帯がシフトされたのか、更には、前又は後ろの何れに訪問時間帯がシフトされたかを把握することができる。
【0126】
二つ目の方法は、ユーザにより指定された少なくとも何れか一つの予定滞在時間を短縮又は延長させた上で、訪問地の組合せを特定する方法である。例えば、予定滞在時間を短縮することで、先に訪れる訪問地又は後に訪れる訪問地との許容移動時間が長くなることから、より多くの特定結果が得られる可能性がある。一方、予定滞在時間を延長することで、標準滞在時間の長い訪問地が抽出されることとなるのでより多くの特定結果が得られる可能性がある。なお、それでも特定結果の件数が少ない場合には、短縮又は延長する時間を変更したり、または、時間を変更する予定滞在時間の数を変更したりした上で、更に訪問地の組合せを特定することとしてもよい。なお、制御部11は、予定滞在時間を短縮又は延長することにより特定した訪問地の組合せに基づいて、所定の情報をユーザに提示することとしてもよい。例えば、制御部11(「生成手段」の一例)は「温泉の予定滞在時間を30分短縮することでN件多くの組合せが特定されます。」といった予定滞在時間を短縮又は延長させることにより、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを示すメッセージ(「情報」の一例)を生成して、ユーザ端末3にて表示させることとしてもよい。
【0127】
ここで、図21を用いて、予定滞在時間を短縮させた上で特定した組合せを表示する特定結果表示画面500の画面例について説明する。なお、図21に示す特定結果表示画面500は、図19に示した特定結果表示画面500の変形例であるので、ここでは同様の部分については説明を省略する。図21の例では、「山」ジャンルの訪問時間帯として「8:00〜11:00」、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯として「12:00〜13:00」、「温泉」ジャンルの訪問時間帯として「15:00〜17:00」がそれぞれ指定された場合について、予定滞在時間を短縮又は延長させずに特定した組合せを1件目及び2件目として表示し、「山」ジャンルの滞在時間を「8:00〜10:00」に1時間だけ短縮させた上で特定した組合せを3件目として表示している。図21に示すように、3件目の「山」ジャンルに属する「王ヶ頭」を示す訪問地アイコン511の幅w2は、1件目又は2件目の「山ジャンル」に属する「筑波山」や「弥山」を示す訪問地アイコン511の幅w1よりも1時間分だけ狭くなっている(「筑波山」や「弥山」を示す訪問地アイコン511は「8:00〜11:00」に対応する幅w1であるのに対して、「王ヶ頭」を示す訪問地アイコン511は、「8:00〜10:00」に対応する幅w2となっている。)。これにより、ユーザは、滞在時間がどれだけ短縮されたか、または、滞在時間が短縮されたことにより訪問時間帯が何れの時間帯となったかを直感的に把握することができる。また、図21に示す特定結果表示画面500には、3件目が「山」ジャンルに属する訪問地の滞在時間を1時間短縮させた上で特定された組合せである旨を示すメッセージ540が表示される。これにより、ユーザは、3件目が滞在時間を短縮させた上で特定された組合せであることや、滞在時間がどれだけ短縮されたかを把握することができる。
【0128】
三つ目の方法は、ユーザにより指定された訪問順序の少なくとも一部を入れ替えた上で、訪問地の組合せを特定する方法である。例えば、ユーザによりAジャンル→Bジャンル→Cジャンルという訪問順序が指定された場合に、訪問順序を、Bジャンル→Aジャンル→Cジャンルという訪問順序、或いはAジャンル→Cジャンル→Bジャンルという訪問順序に入れ替える。このように、訪問順序を入れ替えることにより、各訪問地間の移動時間を変化させたり、無駄な移動時間を削減したりすることができる場合があり、より多くの特定結果が得られる可能性が高くなる。また、一度の入れ替えでは特定結果の件数が増えない場合には、更に訪問順序を変更した上で、更に訪問地の組合せを特定することとしてもよい。なお、制御部11は、訪問順序を入れ替えて特定した訪問地の組合せに基づいて、所定の情報をユーザに提示することとしてもよい。例えば、制御部11(「生成手段」の一例)は「山→蕎麦屋→温泉という訪問順序を、山→温泉→蕎麦屋という訪問順序に入れ替えることで、N件多くの組合せが特定されます。」といった訪問順序を入れ替えることにより、特定される組合せの数がどれだけ変化するかを示すメッセージ(「情報」の一例)を生成して、ユーザ端末3にて表示させることとしてもよい。
【0129】
ここで、図22を用いて、訪問順序を入れ替えた上で特定した組合せを表示する特定結果表示画面500の画面例について説明する。なお、図22に示す特定結果表示画面500は、図19に示した特定結果表示画面500の変形例であるので、ここでは同様の部分については説明を省略する。図22の例では、「山」ジャンルの訪問時間帯として「8:00〜11:00」、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯として「12:00〜13:00」、「温泉」ジャンルの訪問時間帯として「15:00〜17:00」がそれぞれ指定された場合について、訪問順序を入れ替えずに特定した組合せを1件目及び2件目として表示し、「蕎麦屋」ジャンルと「温泉」ジャンルの訪問順序をそれぞれの滞在時間を変更せずに入れ替えた上で特定した組合せを3件目として表示している。図22に示すように、3件目では「山」ジャンル→「温泉」ジャンル→「蕎麦屋」ジャンルの訪問順序となるように、「温泉」ジャンルに属する「入辺山温泉」を示す訪問地アイコン511と「蕎麦屋」ジャンルに属する「安曇野そば」を示す訪問地アイコン511が表示されている。これらの訪問地アイコン511が何れの訪問時間帯に対応するように表示されるかは、制御部11が算出する各訪問地間の移動時間に基づいて決定される。また、図22に示す特定結果表示画面500には、3件目が「蕎麦屋」ジャンルに属する訪問地と「温泉」ジャンルに属する訪問地の訪問順序を入れ替えた上で特定された組合せである旨を示すメッセージ550が表示される。これにより、ユーザは、3件目が「蕎麦屋」ジャンルに属する訪問地と「温泉」ジャンルに属する訪問地の訪問順序を入れ替えた上で特定された組合せであることを把握することができる。
【0130】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0131】
[7.8.訪問時間帯の重複指定]
上述した[7.7]の変形例の更なる変形例として、小ジャンル毎に指定される訪問時間帯のうち何れかの訪問時間帯が、他の何れかの訪問時間帯に包含される場合について説明する。例えば、「山」ジャンルの訪問時間帯として「08:00〜13:00」が指定され、「蕎麦屋」ジャンルの訪問時間帯として「11:00〜12:00」が指定された場合に、登山道の途中に蕎麦屋がある山と、当該蕎麦屋の組合せを特定するようにすることとしてもよい。当該変形例では、図23に示すように、訪問地の内部に他の訪問地を含む訪問地(訪問地(親))と、当該他の訪問地(訪問地(子))を対応付けた内部訪問地特定テーブル123を記憶部12に設けることとする。なお、内部訪問地特定テーブル123では、訪問地(子)とともに訪問地の小ジャンルを対応付けておくことが好ましい。
【0132】
そして、制御部11は、上記例のように、一の訪問時間帯が他の訪問時間帯に包含されるように訪問時間帯が指定された場合には、内部訪問地特定テーブル123を参照して、包含している訪問時間帯に対応する訪問地内に、包含されている訪問時間帯に対応する訪問地を含む関係にある両訪問地を、訪問地の組合せの少なくとも一部として特定することとする。これにより指定された訪問時間帯のうち何れかの訪問時間帯が、他の何れかの訪問時間帯に包含される場合についても、訪問地の組合せを特定することができる。
【0133】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【0134】
[7.9.ユーザ指定画面にて小ジャンルが選択された度に訪問地の組合せを提示]
上記実施形態では、ユーザ指定画面200において、ユーザが決定ボタン290をクリックした時点までに、ユーザが指定した時間枠T及び複数の小ジャンルに基づいて訪問地の組合せを特定するが、これに代えて、ユーザが時間枠Tを指定したのち、小ジャンルを指定する度(但し、一つ目のジャンルを指定した場合は、訪問地の組合せを特定できないので除く)に、当該時間枠T及び小ジャンルの種別を、情報処理サーバ1側で取得し、訪問地の組合せを特定し、ユーザ端末3にて提示することとしてもよい。この場合、ユーザ指定画面200内に特定した組合せを提示させることとしてもよいし、別ウィンドウにて提示させることとしてもよい。
【0135】
なお、当該変形例は上述した何れかの変形例と組み合わせて適用することとしてもよい。
【符号の説明】
【0136】
1 情報処理サーバ
11 制御部
12 記憶部
121 訪問地DB
122 エリアレベル決定テーブル
13 通信部
14 入出力インタフェース部
15 システムバス
3 ユーザ端末
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 表示部
35 操作部
NW ネットワーク
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【国際調査報告】