(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO2013105263
(43)【国際公開日】20130718
【発行日】20150511
(54)【発明の名称】無線通信装置および無線通信方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/08 20090101AFI20150414BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20150414BHJP
   H04W 84/10 20090101ALI20150414BHJP
   H04W 72/08 20090101ALI20150414BHJP
   H04W 88/02 20090101ALI20150414BHJP
【FI】
   !H04W48/08
   !H04M1/00 U
   !H04W84/10 110
   !H04W72/08 110
   !H04W88/02 110
   !H04M1/00 W
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】29
【出願番号】2013553161
(21)【国際出願番号】JP2012050585
(22)【国際出願日】20120113
(11)【特許番号】5606641
(45)【特許公報発行日】20141015
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】川岸 登志雄
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内
【テーマコード(参考)】
5K067
5K127
【Fターム(参考)】
5K067AA34
5K067BB21
5K067DD33
5K067EE02
5K067EE25
5K067FF02
5K067FF23
5K067FF26
5K067JJ03
5K127BA03
5K127BB22
5K127BB33
5K127CB30
5K127DA15
5K127GD03
5K127JA23
5K127JA29
(57)【要約】
本発明は、的簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。本発明では、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信が行われる。この相手機器との無線通信における通信状況、たとえば使用されている通信パケットのパケットタイプが、状況取得手段によって取得される。取得されたパケットタイプに基づいて、チャネル算出手段によって、使用可能な空き通信チャネルが算出される。算出された空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報は、たとえば表示出力手段または音声出力手段によって出力される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段によって行われる前記無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、
前記状況取得手段によって取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信手段が前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出手段は、前記パケットタイプに基づいて、前記空き通信チャネルを算出することを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
前記チャネル算出手段によって算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を映像として出力する表示出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記チャネル算出手段によって算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を音声として出力する音声出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記無線通信手段は、前記チャネル算出手段によって算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を、前記相手機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記通信状況は、受信レベルおよびエラーの有無の少なくとも一方を含み、
前記通知情報は、前記受信レベルに関する受信レベル情報、および前記エラーの有無に関するエラー情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項6】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、
前記状況取得ステップで取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出ステップでは、前記パケットタイプに基づいて、前記空き通信チャネルを算出することを特徴とする無線通信方法。
【請求項7】
前記チャネル算出ステップで算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を、表示出力手段によって映像として出力するステップを備えることを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
【請求項8】
前記チャネル算出ステップで算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を、音声出力手段によって音声として出力するステップを備えることを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
【請求項9】
前記チャネル算出ステップで算出される前記空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報を、前記相手機器に送信するステップを備えることを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
【請求項10】
前記通信状況は、受信レベルおよびエラーの有無の少なくとも一方を含み、
前記通知情報は、前記受信レベルに関する受信レベル情報、および前記エラーの有無に関するエラー情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項7に記載の無線通信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、相手機器と無線通信を行う無線通信装置、および相手機器と無線通信装置との間の無線通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信装置では、複数の通信チャネルを用いて、通信相手となる相手機器との無線通信が行われる。無線通信装置は、通信チャネルの個数分の相手機器と、同時に通信を行うことが可能である。相手機器は、無線通信装置に、使用されていない通信チャネルである空き通信チャネル(以下「空きチャネル」という)がある場合に、無線通信装置との通信を開始することができる。空きチャネルの有無などの通信状況を使用者に通知するための技術が、たとえば特許文献1〜3に開示されている。
【0003】
特許文献1には、無線親機と複数の無線子機とを有する無線通信システムが開示されている。特許文献1に開示される無線通信システムでは、無線親機および複数の無線子機でそれぞれ、複数の通信チャネルの受信電波強度を測定し、無線親機で測定データを統計処理し、処理結果を無線親機および無線子機の表示部に表示する。
【0004】
特許文献2には、接続装置と移動端末とからなるコードレス電話機のチャネル状態表示装置が開示されている。チャネル状態表示装置は、制御チャネルおよび空き通話チャネルの電波の有無を監視し、電波有りが検出された時にそれを表示する。空き通話チャネルは、空き通信チャネルに相当する。
【0005】
特許文献3には、無線基地局と簡易型携帯電話機とからなる簡易型携帯電話システムが開示されている。無線基地局は、エリア内の音声チャネルの使用状況を把握し、音声チャネルに空きがあるかどうかを判断する。
【0006】
無線基地局は、音声チャネルの使用状況を報知するための報知ビットとして、報知制御チャネル(Broadcast control channel;略称:BCCH)の空きビットを割り当てて、BCCHを送出する。簡易型携帯電話機は、無線基地局からのBCCHを受信して報知ビットを抽出し、報知ビットを判断してディスプレイ上に通信可否情報を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−187089号公報
【特許文献2】特開平4−213932号公報
【特許文献3】特開平10−313480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のように、特許文献1に開示される技術では、複数の通信チャネルの受信電波強度を測定し、測定データを統計処理することによって、通信状況を求めている。特許文献2に開示される技術では、電波の有無を監視することによって、通信状況を求めている。特許文献3に開示される技術では、交換機で使用されている音声チャネルの情報を利用することによって、通信状況を求めている。
【0009】
このように、特許文献1〜3に開示される技術では、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を設ける必要があり、装置が複雑化してしまうという問題がある。
【0010】
本発明の目的は、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる無線通信装置および無線通信方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の無線通信装置は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、無線通信手段によって行われる無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、無線通信手段が無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出手段は、パケットタイプに基づいて、空き通信チャネルを算出することを特徴とする。
【0012】
本発明の無線通信方法は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出ステップでは、パケットタイプに基づいて、空き通信チャネルを算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の無線通信装置によれば、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、チャネル算出手段によって空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づいて、空き通信チャネルが算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を設けることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【0014】
本発明の無線通信方法によれば、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、チャネル算出ステップで空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づいて、空き通信チャネルが算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を用いることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【0015】
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施の一形態である無線通信装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】通信状況の監視処理に関する無線通信装置1の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】無線通信装置1と相手機器2との無線通信における通信パケットの送受信状況の一例を示す図である。
【図4】無線通信装置1と相手機器2との無線通信における通信パケットの送受信状況の一例を示す図である。
【図5】表示出力装置14に通信状況を表示する場合の無線通信装置1におけるシーケンスの一例を示す図である。
【図6】表示出力装置14に通信状況を表示する場合の無線通信装置1におけるシーケンスの一例を示す図である。
【図7】表示出力装置14に通信状況を表示する場合の無線通信装置1におけるシーケンスの一例を示す図である。
【図8】無線通信装置1の外観を示す斜視図である。
【図9】無線通信装置1における通信状況の表示例を示す図である。
【図10】無線通信装置1における通信状況の表示例を示す図である。
【図11】無線通信装置1における通信状況の表示例を示す図である。
【図12】無線通信装置1における通信状況の表示例を示す図である。
【図13】無線通信装置1における通信状況の他の表示例を示す図である。
【図14】無線通信装置1における通信状況の他の表示例を示す図である。
【図15】相手機器2の表示出力装置に通信状況を表示する場合のシーケンスの一例を示す図である。
【図16】相手機器2の表示出力装置に通信状況を表示する場合のシーケンスの一例を示す図である。
【図17】相手機器2の表示出力装置に通信状況を表示する場合のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、本発明の実施の一形態である無線通信装置1の構成を示すブロック図である。無線通信装置1は、近距離無線通信規格であるブルートゥース(Bluetooth(登録商標))を利用した無線通信が可能な装置である。無線通信装置1は、たとえばナビゲーション装置によって実現される。無線通信装置1は、たとえば自動車に搭載され、カーナビゲーション装置として使用される。
【0018】
無線通信装置1は、ブルートゥースを利用して、複数の相手機器2と無線通信可能に構成されている。以下、複数の相手機器2を区別して、第1相手機器A1、・・・、第N相手機器AN(Nは自然数)という。相手機器2は、ブルートゥースを利用して無線通信を行う不図示の無線通信手段を備える。相手機器2は、たとえば、映像および音声の視聴が可能なオーディオメディアプレイヤーまたは携帯電話機によって実現される。
【0019】
無線通信装置1は、中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称:CPU)10、記憶部11、無線通信部12、情報入力装置13、表示出力装置14および音声出力装置15を備えて構成される。CPU10は、統括制御部20、通信チャネル(略称:CH)管理部21、無線通信制御部22、情報入力制御部23、表示出力制御部24および音声出力制御部25を備える。
【0020】
記憶部11は、大容量の読出しおよび書込みが可能な不揮発性メモリによって実現される。記憶部11は、CPU10の統括制御部20による書込み処理および読出し処理が可能に構成される。
【0021】
記憶部11は、統括制御部20から与えられる情報を記憶する。統括制御部20から与えられる情報は、相手機器2との無線通信に関する情報、たとえば無線通信装置1のアドレス情報、および通信状況情報である。通信状況情報は、後述する通信CH管理部21で取得される通信状況に関する情報である。無線通信装置1がナビゲーション装置によって実現される場合、記憶部11は、ナビゲーションに必要な情報、たとえば地図情報を記憶する。
【0022】
無線通信部12は、無線通信手段に相当する。無線通信部12は、各相手機器2と無線通信を行う。本実施の形態では、無線通信部12は、各相手機器2と、ブルートゥースを利用して無線通信を行う。無線通信部12は、相手機器2から信号を受信すると、受信した信号を復調して無線通信制御部22に与える。また無線通信部12は、無線通信制御部22から、送信すべき信号が与えられると、与えられた信号を変調および増幅して、相手機器2に送信する。
【0023】
統括制御部20は、CPU10を構成する通信CH管理部21、無線通信制御部22、情報入力制御部23、表示出力制御部24および音声出力制御部25と電気的に接続されている。統括制御部20は、内蔵する不図示のメモリに記憶された制御プログラムに従って、無線通信装置1を統括的に制御する。
【0024】
通信CH管理部21は、無線通信部12によって行われる無線通信の通信状況、すなわち相手機器2との通信状況を、無線通信制御部22から取得して管理する。通信CH管理部21は、状況取得手段に相当する。
【0025】
通信状況は、たとえば、相手機器2との無線通信に使用されているパケット(以下「通信パケット」という)の種類であるパケットタイプ、相手機器2から受信した電波の強度、およびエラーの有無を含む。通信状況は、エラー率を含んでもよい。ここで、エラー率とは、無線通信装置1から送信されたパケットの総数に対する、相手機器2で受信された誤りパケット数の割合をいう。通信状況は、少なくとも、相手機器2との無線通信に使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。
【0026】
通信CH管理部21は、使用されている通信パケットのパケットタイプに基づいて、その時点で使用されていないチャネルである空き通信チャネルを算出する。通信CH管理部21は、チャネル算出手段に相当する。
【0027】
無線通信制御部22は、統括制御部20から与えられる制御指令に基づいて、無線通信部12を制御する。無線通信制御部22は、無線通信部12から与えられる信号を統括制御部20および通信CH管理部21に与える。無線通信制御部22は、統括制御部20から与えられる制御指令に基づいて、統括制御部20または通信CH管理部21から与えられる信号を無線通信部12に与える。
【0028】
情報入力装置13は、たとえば、使用者によって操作されるタッチパネル、リモートコントローラ、操作ボタン、音声認識機能を有する音声入力装置などによって構成される。情報入力装置13は、使用者が数字情報、文字情報および無線通信装置1への指示情報などの情報を入力するときに用いられる。使用者によって情報入力装置13が操作されると、情報入力装置13は、使用者の操作に応じた情報を表す操作信号を生成して、情報入力制御部23に与える。
【0029】
情報入力制御部23は、情報入力装置13から与えられた操作信号を統括制御部20に与える。したがって無線通信装置1の使用者は、情報入力装置13を操作することによって、その操作に応じた情報を情報入力制御部23および統括制御部20に与えることができる。
【0030】
表示出力制御部24は、統括制御部20から与えられる制御指令に基づいて、統括制御部20から与えられる表示用の映像データを、表示出力装置14で取り扱い可能な映像信号に変換して、表示出力装置14に与える。
【0031】
表示出力装置14は、たとえば液晶ディスプレイによって実現される。表示出力装置14は、表示出力制御部24から与えられる映像信号が表す映像を表示する。表示出力装置14は、表示出力手段に相当する。
【0032】
音声出力制御部25は、統括制御部20から与えられる制御指令に基づいて、統括制御部20から与えられる音声データを、音声出力装置15で取り扱い可能な音声信号に変換して、音声出力装置15に与える。
【0033】
音声出力装置15は、たとえばスピーカによって実現される。音声出力装置15は、音声出力制御部25から与えられる音声信号が表す音声を出力する。音声出力装置15は、音声出力手段に相当する。
【0034】
図2は、通信状況の監視処理に関する無線通信装置1の処理手順を示すフローチャートである。図2に示すフローチャートの各処理は、統括制御部20、通信CH管理部21、無線通信制御部22および無線通信部12によって実行される。無線通信装置1に電源が投入されて、統括制御部20、通信CH管理部21、無線通信制御部22および無線通信部12が起動すると、ステップS1に移行し、本フローチャートの処理手順が開始される。
【0035】
ステップS1において、無線通信制御部22は、通信が発生したか否かを判断する。ステップS1において、通信が発生したと判断された場合は、ステップS2に移行し、通信が発生していないと判断された場合は、通信が発生するまで待機する。無線通信制御部22は、通信が発生したか否かを、無線通信装置1と相手機器2との通信が確立しているか否かによって判断する。つまり、無線通信制御部22は、相手機器2との通信が確立している場合は、通信が発生したと判断し、相手機器2との通信が確立していない場合は、通信が発生していないと判断する。
【0036】
ステップS2において、通信CH管理部21は、無線通信制御部22から、現時点での通信状況を取得する。たとえば、通信状況が空き通信チャネル情報である場合、通信CH管理部21は、無線通信制御部22を介して、現時点で相手機器2との通信に使用されているパケットのパケットタイプを確認する。
【0037】
通信CH管理部21は、確認したパケットタイプに基づいて、現時点で使用されていないチャネルである空き通信チャネルを算出する。通信CH管理部21は、算出した空き通信チャネルを表す空き通信チャネル情報を、通信状況として保持する。このようにして通信状況が取得されると、ステップS3に移行する。
【0038】
ステップS3において、通信CH管理部21は、ステップS2で取得した通信状況を、統括制御部20および表示出力制御部24を介して、表示出力装置14に通知する。表示出力装置14は、通知された通信状況を表す映像を表示する。これによって、映像で通信状況が使用者に通知される。
【0039】
具体的には、通信CH管理部21は、ステップS2で取得した通信状況を、統括制御部20に通知する。統括制御部20は、通知された通信状況に基づいて表示用の映像データを生成し、表示出力制御部24に与える。表示出力制御部24は、統括制御部20から与えられた映像データを映像信号に変換して、表示出力装置14に与える。表示出力装置14は、表示出力制御部24から与えられた映像信号に基づいて映像を表示する。このようにして表示出力装置14によって、通信状況を表す映像が表示される。これによって、映像で通信状況が使用者に通知される。
【0040】
以上の過程で、統括制御部20は、通信CH管理部21から通知された通信状況を通信状況情報として記憶部11に記憶する。通信状況が通知されると、ステップS4に移行する。
【0041】
ステップS3において、通信CH管理部21は、ステップS2で取得した通信状況を、統括制御部20および音声出力制御部25を介して、音声出力装置15に通知してもよい。この場合、統括制御部20は、通信CH管理部21から通知された通信状況に基づいて音声データを生成し、音声出力制御部25に与える。音声出力制御部25は、統括制御部20から与えられた音声データを音声信号に変換して、音声出力装置15に与える。
【0042】
音声出力装置15は、音声出力制御部25から与えられた音声信号に基づいて音声を出力する。このようにして音声出力装置15によって、通信状況を表す音声が出力される。これによって、音声で通信状況が使用者に通知される。ステップS3における使用者への通信状況の通知は、映像および音声のいずれか一方で行われてもよいし、両方で行われてもよい。
【0043】
ステップS4において、無線通信制御部22は、無線通信装置1と相手機器2との通信が切断されたか否かを判断する。ステップS4において、通信が切断されたと判断された場合は、ステップS5に移行し、通信が切断されていないと判断された場合は、ステップS2に戻る。
【0044】
ステップS5において、通信CH管理部21は、記憶部11に記憶されている通信状況を、統括制御部20を介して初期化する。具体的には、通信CH管理部21は、ステップS3で記憶部11に記憶された通信状況を、統括制御部20を介して記憶部11から消去する。通信状況が初期化されると、ステップS6に移行する。
【0045】
ステップS6において、通信CH管理部21は、初期化した通信状況を、統括制御部20および表示出力制御部24を介して表示出力装置14に通知し、表示出力装置14は、通知された通信状況を表す映像を表示する。
【0046】
通信CH管理部21は、ステップS3で音声出力装置15に通信状況を通知した場合は、ステップS6において、初期化した通信状況を、統括制御部20および音声出力制御部25を介して音声出力装置15に通知し、音声出力装置15は、通知された通信状況を表す音声を出力する。これにより、全ての処理手順を終了する。
【0047】
通信CH管理部21は、以下のようにして空き通信チャネルを算出する。図3および図4は、無線通信装置1と相手機器2との無線通信における通信パケットの送受信状況の一例を示す図である。図3および図4では、ブルートゥースを利用して無線通信を行う場合を示す。
【0048】
図3は、無線通信装置1が、第1相手機器A1のみと、HV3パケットを用いて通信を行っている場合の例を示している。この場合、前述の図2に示すステップS2において、通信CH管理部21は、使用されているパケットのパケットタイプがHV3であることを確認する。
【0049】
HV3パケットの送信周期Fは、3.75msecであり、送信に使用される通信スロットと受信に使用される通信スロットとを合わせて一組としたタイムスロットTSの3つ分に相当する。すなわちHV3パケットは、送信周期Fの1周期分に含まれる3つのタイムスロットTSのうち、1つのタイムスロットTSで送受信される。
【0050】
無線通信装置1は、残りの2つのタイムスロットTSにおいて、他の相手機器2と無線通信可能である。したがって、通信CH管理部21は、空き通信チャネルに相当する空きスロットを「2」と算出する。
【0051】
このように通信CH管理部21は、「送信周期Fの1周期分に含まれるタイムスロットTSの個数」から「通信中の相手機器2の個数」を減算した値を、空きスロットの個数、すなわち空き通信チャネルの個数として算出する。
【0052】
図4は、無線通信装置1が、第1相手機器A1および第2相手機器A2と、HV3パケットを用いて通信を行っている場合の例を示している。図4では、第1相手機器A1との間で送受信されるHV3パケットを白抜きのブロックで示し、第2相手機器A2との間で送受信されるHV3パケットを斜線のハッチングで示す。
【0053】
この場合、前述の図2に示すステップS2において、通信CH管理部21は、使用されているパケットのパケットタイプがHV3であることから、3−2=1と計算して、空き通信チャネルに相当する空きスロットを「1」と算出する。
【0054】
ブルートゥースで用いられる通信パケットのパケットタイプとしては、HV3パケット以外に、HV1パケット、およびHV2パケットがある。HV1パケットの送信周期Fは、1.25msecであり、通信スロットの2つ分、すなわちタイムスロットTSの1つ分に相当する。したがって、使用されている通信パケットのパケットタイプがHV1パケットである場合、通信CH管理部21は、1−1=0と計算して、空き通信チャネルの個数を「ゼロ(0)」と算出する。
【0055】
HV2パケットの送信周期Fは、2.5msecであり、通信スロットの4つ分、すなわちタイムスロットTSの2つ分に相当する。したがって、使用されている通信パケットのパケットタイプがHV2パケットである場合、通信CH管理部21は、2−1=1と計算して、空き通信チャネルの個数を「1」と算出する。
【0056】
図5〜図7は、表示出力装置14に通信状況を表示する場合の無線通信装置1におけるシーケンスの一例を示す図である。図5〜図7では、ステップa1において、無線通信装置1が動作状態であり、ステップa2において、第1相手機器A1が動作状態であり、ステップa3において、第N機器ANが動作状態である場合を示す。
【0057】
ステップa4において、使用者によって、情報入力装置13が操作されて、第1相手機器A1との接続を要求する接続要求が入力され、入力された接続要求は、接続要求信号として、情報入力制御部23および統括制御部20を介して、通信CH管理部21に送信される。
【0058】
ステップa4の接続要求信号を受けて、ステップa5において、無線通信装置1で、第1相手機器A1との通信を確立するための処理が行われる。これによって、無線通信装置1と第1相手機器A1とが通信状態になる。
【0059】
このようにして無線通信装置1と第1相手機器A1とが通信状態になると、ステップa6において、無線通信制御部22は、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。
【0060】
ステップa7において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する通信状況取得要求を表す取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップa8において、無線通信制御部22は、現時点での通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0061】
ステップa9において、通信CH管理部21は、ステップa8で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を管理する通信状況管理処理を行う。本実施の形態では、通信CH管理部21は、通信状況管理処理として、無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を、統括制御部20を介して、記憶部11に記憶する処理を行う。
【0062】
ステップa10において、通信CH管理部21は、ステップa8で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。ステップa11において、表示出力制御部24は、ステップa10で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップa12において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0063】
図5のステップa12の処理に引き続き、図6のステップa13の処理が行われる。ステップa13において、第N相手機器ANは、自機器との接続を要求する接続要求信号を無線通信装置1に送信する。無線通信装置1に送信された接続要求信号は、無線通信装置1の無線通信部12を介して、無線通信制御部22によって受信される。
【0064】
無線通信制御部22は、接続要求信号を受信すると、ステップa14において、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。また無線通信制御部22は、ステップa15において、接続要求信号を、通信CH管理部21および統括制御部20を介して表示出力制御部24に通知する。
【0065】
ステップa16において、表示出力制御部24は、接続要求があった旨を表示する指示を表す接続要求表示指示信号を表示出力装置14に送信する。表示出力装置14は、接続要求表示指示信号を受信すると、接続要求があった旨を表示する。
【0066】
ステップa17において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップa18において、無線通信制御部22は、現時点での通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0067】
ステップa19において、通信CH管理部21は、ステップa18で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を管理する通信状況管理処理を行う。また通信CH管理部21は、ステップa20において、ステップa18で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。
【0068】
ステップa21において、表示出力制御部24は、ステップa20で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップa22において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0069】
図6のステップa22の処理に引き続き、図7のステップa23の処理が行われる。ステップa23において、使用者によって、情報入力装置13が操作されて、第N相手機器ANからの接続要求に応答する指示を表す接続応答指示が入力され、入力された接続応答指示は、接続応答指示信号として、情報入力制御部23および統括制御部20を介して、通信CH管理部21に送信される。
【0070】
ステップa23で送信された接続応答指示信号を受けて、ステップa24において、無線通信装置1で、第N相手機器ANとの通信を確立するための処理が行われる。これによって、無線通信装置1と第N相手機器ANとが通信状態になる。したがって、この時点では、無線通信装置1と、第1相手機器A1および第N相手機器ANとが通信状態になっている。
【0071】
このようにして無線通信装置1と第N相手機器ANとが通信状態になると、ステップa25において、無線通信制御部22は、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。
【0072】
ステップa26において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップa27において、無線通信制御部22は、通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0073】
ステップa28において、通信CH管理部21は、ステップa27で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を管理する通信状況管理処理を行う。具体的には、通信CH管理部21は、受信した通信状況信号が表す通信状況を、統括制御部20を介して、記憶部11に記憶する処理を行う。
【0074】
ステップa29において、通信CH管理部21は、ステップa27で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。ステップa30において、表示出力制御部24は、ステップa29で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップa31において、表示出力装置21は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0075】
図8は、無線通信装置1の外観を示す斜視図である。図1に示すCPU10、記憶部11、無線通信部12、情報入力装置13および表示出力装置14は、無線通信装置本体(以下「装置本体」という)30に備えられる。音声出力装置15、たとえばスピーカは、装置本体30と別個に設けられ、装置本体30に接続される。
【0076】
表示出力装置14は、たとえば、表示画面31の一部分に設けた通信状況表示部32に、通信状況を表示する。音声出力装置15は、通信状況を音声として出力する。情報入力装置13の操作部33は、たとえば表示画面31の下方に設けられる。使用者は、操作部33を操作することによって、接続要求などを入力する。
【0077】
図9〜図12は、無線通信装置1における通信状況の表示例を示す図である。図9〜図12では、図8に示す表示出力装置14の通信状況表示部32に、通信状況として、空き通信チャネルを表示する場合を示す。図9〜図12に示す表示例は、HV3パケットを用いて通信を行っている場合の表示例である。HV3パケットを用いた通信では、3つのチャネルで通信が行われるので、通信状況表示部32は、たとえば3つのインジケータ41〜43を備えて構成される。
【0078】
以下の説明では、図9〜図12の左側から順に、第1インジケータ41,第2インジケータ42、第3インジケータ43という。各インジケータ41〜43は、点灯状態と消灯状態とを切替え可能に構成される。無線通信装置1の電源が投入された段階では、全てのインジケータ41〜43は、消灯状態となっている。
【0079】
3つのインジケータ41〜43は、使用されているチャネルの個数に応じて、第1インジケータ41、第2インジケータ42、第3インジケータ43の順に点灯され、消灯状態から点灯状態に切替えられる。消灯状態のインジケータ41〜43の個数が、空き通信チャネルの個数に相当する。
【0080】
たとえば、無線通信装置1と相手機器2との無線通信が行われていない場合、3つのチャネルの全てが使用されていないので、空き通信チャネルは3つとなる。この場合、図9に示すように、いずれのインジケータ41〜43も点灯されず、3つのインジケータ41〜43の全てが消灯状態となる。これによって、空き通信チャネルが3つであることが使用者に通知される。
【0081】
無線通信装置1が1つの相手機器2と無線通信を行っている場合、1つのチャネルが使用されているので、空き通信チャネルは2つとなる。この場合、図10に示すように、3つのインジケータ41〜43のうち、第1インジケータ41は点灯されて点灯状態となる。残りの第2および第3インジケータ42,43は、点灯されず、消灯状態となる。これによって、空き通信チャネルが2つであることが使用者に通知される。
【0082】
無線通信装置1が2つの相手機器2と無線通信している場合、2つのチャネルが使用されているので、空き通信チャネルは1つとなる。この場合、図11に示すように、3つのインジケータ41〜43のうち、第1および第2インジケータ41,42は点灯されて点灯状態となる。残りの第3インジケータ43は、点灯されず、消灯状態となる。これによって、空き通信チャネルが1つであることが使用者に通知される。
【0083】
無線通信装置1が3つの相手機器2と無線通信している場合、3つのチャネルの全てが使用されているので、空き通信チャネルはゼロ(0)となる。この場合、図12に示すように、3つのインジケータ41〜43の全てが点灯されて点灯状態となり、消灯状態のインジケータ41〜43が無くなる。これによって、空き通信チャネルがゼロ(0)であること、すなわち空き通信チャネルが無いことが使用者に通知される。
【0084】
無線通信装置1の通信状況は、たとえば、図9〜図12に示す状態に順に変化する。図12に示すように空き通信チャネルが無い状態から、1つの相手機器2との接続が切断され、図11に示すように、空き通信チャネルができた場合、図8に示す音声出力装置15、たとえばスピーカからも、空き通信チャネルができたことを使用者に通知するようにしてもよい。これによって使用者は、空き通信チャネルができたことを即座に把握することができるので、新たな相手機器2との接続を無線通信装置1に迅速に要求することができる。
【0085】
図13および図14は、無線通信装置1における通信状況の他の表示例を示す図である。本表示例では、図8に示す表示出力装置14の通信状況表示部32に、通信状況として、使用されている無線通信チャネルと、その無線通信チャネルの受信レベルと、エラーの有無とが表示される。通信状況表示部32は、図13および図14に示す3つのインジケータ51〜53を備えて構成される。
【0086】
図13および図14に示すインジケータ51〜53は、図9〜図12に示すインジケータ41〜43と同様に構成される。以下の説明では、図13および図14の左側から順に、第1インジケータ51、第2インジケータ52、第3インジケータ53という。各インジケータ51〜53は、点灯状態と消灯状態とを切替え可能に構成される。
【0087】
無線通信装置1の電源が投入された段階では、全てのインジケータ51〜53は、消灯状態となっている。3つのインジケータ51〜53は、使用されているチャネルの個数に応じて、第1インジケータ51、第2インジケータ52、第3インジケータ53の順に点灯され、消灯状態から点灯状態に切替えられる。点灯状態のインジケータ51〜53の個数は、使用されている無線通信チャネル(ch)の個数を表す。換言すれば、消灯状態のインジケータ51〜53の個数は、空き通信チャネルの個数を表す。
【0088】
また本表示例では、各インジケータ51〜53は、無線通信チャネルの受信レベルに応じて、点灯される領域(以下「点灯領域」という)の面積を変更可能に構成される。各インジケータ51〜53の点灯領域の面積は、各無線通信チャネルの受信レベルを表す。
【0089】
各インジケータ51〜53の点灯領域の面積は、たとえば通信状況表示部32の短手方向、すなわち図13および図14の上下方向における点灯領域の長さを変更することによって変更される。無線通信チャネルの受信レベルが高いほど、通信状況管理部32の短手方向における点灯領域の長さが大きくなり、点灯領域の面積が大きくなる。
【0090】
図13は、使用されている無線通信チャネルが1チャネルであり、その受信レベルが最大値の半分の値である場合の表示例である。この場合、3つのインジケータ51〜53のうち、図13の左端の第1インジケータ51のみが点灯されて点灯状態となる。残りの第2および第3インジケータ52,53は、消灯状態とされる。これによって、空き通信チャネルが2つであることが使用者に通知される。
【0091】
さらに第1インジケータ51は、点灯可能な領域のうち、図13の下側の半分の領域のみ、点灯されて点灯状態となる。これによって、使用されている無線通信チャネルの受信レベルが最大値の半分であることが使用者に通知される。
【0092】
また本表示例では、第1インジケータ51の点灯領域50は、受信レベルに応じて、異なる表示色で表示される。たとえば、図13に示すように、受信レベルが最大値の半分である場合、第1インジケータ51の点灯領域50は、黄緑色で表示される。
【0093】
図14は、使用されている無線通信チャネルが1チャネルであり、その受信レベルが最大値の半分の値であり、かつエラーが発生している場合の表示例である。図14に示すように、エラーが発生している場合、第1インジケータ51の点灯領域55は、図13に示すエラーが発生していない場合の表示色とは異なる表示色、たとえば黄色で表示される。このようにエラーの有無によってインジケータ51〜53の表示色を変えることによって、エラーが発生していることを使用者に通知することができる。
【0094】
以上のように本実施の形態の無線通信装置1によれば、無線通信制御部22で取得される通信状況に基づいて、通信CH管理部21で空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づいて、空き通信チャネルが算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を設けることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【0095】
また本実施の形態では、求めた空き通信チャネルに関する空き通信チャネル情報を含む通知情報は、表示出力装置14および音声出力装置15のいずれか一方、または両方によって出力される。これによって、空き通信チャネル情報を含む通知情報を使用者に通知することができるので、使用者は、現在の通信状況を的確に判断することができ、不要な接続を回避することができる。
【0096】
本実施の形態では、空き通信チャネル情報を含む通知情報は、表示出力装置14によって映像として出力されるので、空き通信チャネル情報を含む通知情報を、視覚的に使用者に通知することができる。したがって、使用者は、空き通信チャネルを含む現在の通信状況を容易に把握することができる。
【0097】
また本実施の形態では、空き通信チャネル情報を含む通知情報を、音声出力装置15によって音声として出力することも可能である。これによって、使用者が表示出力装置14を見ることができない場合でも、使用者に、空き通信チャネル情報を含む通知情報を通知することができる。たとえば、無線通信装置1がナビゲーション装置であり、自動車に搭載されて使用される場合に、使用者が自動車を運転しているときでも、使用者に、空き通信チャネル情報を含む通知情報を通知することができる。したがって、使用者は、空き通信チャネルを含む現在の通信状況を迅速に把握することができる。
【0098】
また本実施の形態では、通信CH管理部21で取得される通信状況は、受信レベルおよびエラーの有無を含み、表示出力装置14および音声出力装置15で出力される通知情報は、受信レベル情報およびエラー情報を含む。受信レベル情報は、たとえば図13および図14に示すように、インジケータ51の点灯領域50の面積として、表示出力装置14の表示画面14の通信状況表示部32に表示される。エラー情報は、たとえば図14に示すように、インジケータ51の点灯領域55の表示色として表示される。
【0099】
このように受信レベル情報およびエラー情報の少なくとも一方を、表示出力装置14および音声出力装置15などで出力することによって、より詳細な通信状況を使用者に通知することができる。これによって使用者は、現在の通信状況をより的確に判断することができるので、不要な接続をより確実に回避することができる。
【0100】
以上に述べた実施の形態では、通信状況は、無線通信装置1の表示出力装置14に表示されるが、相手機器2の表示出力装置にも表示されるようにしてもよい。図15〜図17は、相手機器2の表示出力装置に通信状況を表示する場合のシーケンスの一例を示す図である。図15〜図17では、ステップb1において、無線通信装置1が動作状態であり、ステップb2において、第1相手機器A1が動作状態であり、ステップb3において、第N相手機器ANが動作状態である場合を示す。
【0101】
ステップb4において、使用者によって、情報入力装置13が操作されて、第1相手機器A1との接続を要求する接続要求が入力され、入力された接続要求は、接続要求信号として、情報入力制御部23および統括制御部20を介して、通信CH管理部12に送信される。
【0102】
ステップb4の接続要求信号を受けて、ステップb5において、無線通信装置1で、第1相手機器N1との通信を確立するための処理が行われる。これによって、無線通信装置1と第1相手機器A1とが通信状態になる。
【0103】
このようにして無線通信装置1と第1相手機器N1とが通信状態になると、ステップb6において、無線通信制御部22は、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。
【0104】
ステップb7において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップb8において、無線通信制御部22は、通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0105】
ステップb9において、通信CH管理部21は、ステップb8で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を管理する通信状況管理処理を行う。本例では、通信CH管理部21は、通信状況管理処理として、無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を、統括制御部20を介して、記憶部11に記憶する処理を行う。
【0106】
ステップb10において、通信CH管理部21は、ステップb8で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。ステップb11において、表示出力制御部24は、ステップb10で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップb12において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0107】
図15のステップb12の処理に引き続き、図16のステップb13の処理が行われる。ステップb13において、第N相手機器ANは、通信状況の通知を要求する通信状況要求信号を無線通信装置1に送信する。無線通信装置1に送信された通信状況要求信号は、無線通信装置1の無線通信部12を介して、無線通信制御部22によって受信される。
【0108】
無線通信制御部22は、通信状況要求信号を受信すると、ステップb14において、通信状況要求信号を、通信CH管理部21に送信する。ステップb14で送信された通信状況要求信号を受けて、ステップb15において、無線通信装置1で、第N相手機器ANとの通信を確立するための処理が行われる。これによって、無線通信装置1と第N相手機器ANとが通信状態になる。したがって、この時点では、無線通信装置1と、第1相手機器A1および第N相手機器ANとが通信状態になっている。
【0109】
このようにして無線通信装置1と第N相手機器ANとが通信状態になると、ステップb16において、無線通信制御部22は、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。
【0110】
ステップb17において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップb18において、無線通信制御部22は、通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0111】
ステップb19において、通信CH管理部21は、ステップb18で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を更新する通信状況更新処理を行う。具体的には、通信CH管理部21は、統括制御部20を介して、記憶部11に記憶されている通信状況を、ステップb18で受信した通信状況信号が表す通信状況に書換えることによって更新する処理を行う。
【0112】
ステップb20において、通信CH管理部21は、ステップb18で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。またステップb21において、通信CH管理部21は、通信状況要求信号に対する応答信号として、ステップb18で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を無線通信制御部22に送信する。
【0113】
ステップb22において、表示出力制御部24は、ステップb20で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップb23において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0114】
ステップb24において、無線通信制御部22は、ステップb21で通信CH管理部21から受信した通信状況信号を、通信状況要求信号の応答信号として、第N相手機器ANへ送信する。ステップb25において、第N相手機器ANは、ステップb24で受信した通信状況信号が表す通信状況を、自機器の表示出力装置に表示する。
【0115】
図16のステップb25の処理に引き続き、図17のステップb26の処理が行われる。ステップb26において、第N相手機器ANは、自機器との通信の切断を要求する通信切断要求を表す切断要求信号を無線通信装置1に送信する。無線通信装置1に送信された切断要求信号は、無線通信装置1の無線通信部12を介して、無線通信制御部22によって受信される。無線通信制御部22が切断要求信号を受信すると、無線通信装置1で、第N相手機器ANとの通信を切断するための通信切断処理が行われ、ステップb27に移行する。
【0116】
ステップb27において、無線通信制御部22は、通信CH管理部21に、第N相手機器ANとの通信が切断されたことを表す切断信号を通知する。また無線通信制御部22は、ステップb28において、通信切断処理が完了したことを表す切断完了信号を、無線通信部12を介して、第N相手機器ANへ送信する。
【0117】
ステップb29において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部12に送信する。ステップb30において、無線通信制御部22は、通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。
【0118】
ステップb31において、通信CH管理部21は、ステップb30で無線通信制御部22から受信した通信状況信号が表す通信状況を更新する通信状況更新処理を行う。具体的には、通信CH管理部21は、統括制御部20を介して、記憶部11に記憶されている通信状況を、ステップb30で受信した通信状況信号が表す通信状況に書換えることによって更新する処理を行う。
【0119】
ステップb32において、通信CH管理部21は、ステップb30で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。ステップb33において、表示出力制御部24は、ステップb32で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップb34において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【0120】
以上のように、空き通信チャネル情報を含む通知情報を、無線通信部12で相手機器2に送信することによって、相手機器2の表示出力装置および音声出力装置などで出力させることができる。たとえば、相手機器2の表示出力装置に、空き通信チャネル情報を含む通知情報を表示させることができる。このように相手機器2の表示出力装置および音声出力装置などで、空き通信チャネル情報を含む通知情報を出力させることによって、使用者は、空き通信チャネルを含む現在の通信状況を、より容易に把握することができる。
【0121】
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
【符号の説明】
【0122】
1 無線通信装置、2 相手機器、10 CPU、11 記憶部、12 無線通信部、13 情報入力装置、14 表示出力装置、15 音声出力装置、20 統括制御部、21 通信CH管理部、22 無線通信制御部、23 情報入力制御部、24 表示出力制御部、25 音声出力制御部。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】

【手続補正書】
【提出日】20140409
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段によって行われる前記無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、
前記状況取得手段によって取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信手段が前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出手段は、
前記パケットタイプに基づいて、前記空き通信チャネルを算出し、
前記パケットタイプに基づいて前記空き通信チャネルを算出するときには、前記通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の前記相手機器の個数を減算した値を、前記空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする無線通信装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、
前記状況取得ステップで取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出ステップでは、前記パケットタイプに基づいて、前記空き通信チャネルを算出し、
前記チャネル算出ステップで前記パケットタイプに基づいて前記空き通信チャネルを算出するときには、前記通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の前記相手機器の個数を減算した値を、前記空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする無線通信方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の無線通信装置は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、無線通信手段によって行われる無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、無線通信手段が無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出手段は、パケットタイプに基づいて、空き通信チャネルを算出し、パケットタイプに基づいて空き通信チャネルを算出するときには、通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の相手機器の個数を減算した値を、空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
本発明の無線通信方法は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出ステップでは、パケットタイプに基づいて、空き通信チャネルを算出し、チャネル算出ステップでパケットタイプに基づいて空き通信チャネルを算出するときには、通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の相手機器の個数を減算した値を、空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
本発明の無線通信装置によれば、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、チャネル算出手段によって空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づいて、空き通信チャネルが算出される。このときには、通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の相手機器の個数を減算した値が、空き通信チャネルの個数として算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を設けることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
本発明の無線通信方法によれば、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、チャネル算出ステップで空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づいて、空き通信チャネルが算出される。このときには、通信パケットの送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、自装置と通信中の相手機器の個数を減算した値が、空き通信チャネルの個数として算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を用いることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0056】
図5〜図7は、表示出力装置14に通信状況を表示する場合の無線通信装置1におけるシーケンスの一例を示す図である。図5〜図7では、ステップa1において、無線通信装置1が動作状態であり、ステップa2において、第1相手機器A1が動作状態であり、ステップa3において、第N相手機器ANが動作状態である場合を示す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0074】
ステップa29において、通信CH管理部21は、ステップa27で無線通信制御部22から受信した通信状況信号を、統括制御部20を介して、表示出力制御部24に通知する。ステップa30において、表示出力制御部24は、ステップa29で通信CH管理部21から通知された通信状況信号に基づいて通信状況を表示する指示を表す表示指示信号を、表示出力装置14に送信する。ステップa31において、表示出力装置14は、表示出力制御部24から受信した表示指示信号に基づいて、通信状況を表示する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0089】
各インジケータ51〜53の点灯領域の面積は、たとえば通信状況表示部32の短手方向、すなわち図13および図14の上下方向における点灯領域の長さを変更することによって変更される。無線通信チャネルの受信レベルが高いほど、通信状況表示部32の短手方向における点灯領域の長さが大きくなり、点灯領域の面積が大きくなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0098】
また本実施の形態では、通信CH管理部21で取得される通信状況は、受信レベルおよびエラーの有無を含み、表示出力装置14および音声出力装置15で出力される通知情報は、受信レベル情報およびエラー情報を含む。受信レベル情報は、たとえば図13および図14に示すように、インジケータ51の点灯領域50の面積として、表示出力装置14の表示画面31の通信状況表示部32に表示される。エラー情報は、たとえば図14に示すように、インジケータ51の点灯領域55の表示色として表示される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0101】
ステップb4において、使用者によって、情報入力装置13が操作されて、第1相手機器A1との接続を要求する接続要求が入力され、入力された接続要求は、接続要求信号として、情報入力制御部23および統括制御部20を介して、通信CH管理部21に送信される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0102】
ステップb4の接続要求信号を受けて、ステップb5において、無線通信装置1で、第1相手機器1との通信を確立するための処理が行われる。これによって、無線通信装置1と第1相手機器A1とが通信状態になる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0103】
このようにして無線通信装置1と第1相手機器1とが通信状態になると、ステップb6において、無線通信制御部22は、通信が発生したことを表す通信発生信号を通信CH管理部21に通知する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0117
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0117】
ステップb29において、通信CH管理部21は、現時点での通信状況の取得を要求する取得要求信号を無線通信制御部22に送信する。ステップb30において、無線通信制御部22は、通信状況を取得し、取得要求信号に対する応答信号として、取得した通信状況を表す通信状況信号を通信CH管理部21に送信する。

【手続補正書】
【提出日】20140703
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段によって行われる前記無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、
前記状況取得手段によって取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信手段が前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出手段は、
前記パケットタイプに基づく送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の前記相手機器の個数を減算した値を、前記空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする無線通信装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、
前記状況取得ステップで取得される前記通信状況に基づいて、前記無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、
前記通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、
前記チャネル算出ステップでは、前記パケットタイプに基づく送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の前記相手機器の個数を減算した値を、前記空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする無線通信方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の無線通信装置は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信手段と、無線通信手段によって行われる無線通信の通信状況を取得する状況取得手段と、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、無線通信手段が無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出手段とを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出手段は、パケットタイプに基づ送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の相手機器の個数を減算した値を、空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
本発明の無線通信方法は、ブルートゥースを利用して、相手機器と無線通信を行う無線通信方法であって、無線通信の通信状況を取得する状況取得ステップと、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、無線通信で使用可能な空き通信チャネルを算出するチャネル算出ステップとを備え、通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含み、チャネル算出ステップでは、パケットタイプに基づ送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の相手機器の個数を減算した値を、空き通信チャネルの個数として算出することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
本発明の無線通信装置によれば、状況取得手段によって取得される通信状況に基づいて、チャネル算出手段によって空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づ送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の相手機器の個数を減算した値が、空き通信チャネルの個数として算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を設けることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
本発明の無線通信方法によれば、状況取得ステップで取得される通信状況に基づいて、チャネル算出ステップで空き通信チャネルが算出される。通信状況は、使用されている通信パケットのパケットタイプを含む。このパケットタイプに基づ送信周期の1周期分に含まれるタイムスロットの個数から、通信中の相手機器の個数を減算した値が、空き通信チャネルの個数として算出される。これによって、従来の技術とは異なり、受信電波強度を測定する手段などの、通信状況を求めるための手段を用いることなく、空き通信チャネルを求めることができる。したがって、簡単な構成で、空き通信チャネルを求めることができる。

【国際調査報告】