(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO2013105269
(43)【国際公開日】20130718
【発行日】20150511
(54)【発明の名称】サーバ装置、情報処理システム、サーバ装置のアドレス管理方法、及びサーバ装置のアドレス管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   H04L 12/28 20060101AFI20150414BHJP
【FI】
   !H04L12/28 200A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】21
【出願番号】2013553165
(21)【国際出願番号】JP2012050624
(22)【国際出願日】20120113
(11)【特許番号】5686204
(45)【特許公報発行日】20150318
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
【住所又は居所】神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100192636
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 隆夫
(72)【発明者】
【氏名】渡部 寛史
【住所又は居所】神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号 富士通株式会社内
【テーマコード(参考)】
5K033
【Fターム(参考)】
5K033AA05
5K033CB14
5K033EC01
5K033EC03
(57)【要約】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、を備えるサーバ装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、
を備えるサーバ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のサーバ装置と、
前記サーバ装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記IPアドレス付与部にIPアドレスの取得を要求する前記情報処理装置と、
前記情報処理装置からIPアドレスの取得が要求されたとき、前記凍結するよう指示されたIPアドレスを回避して前記情報処理装置にIPアドレスを付与する前記IPアドレス付与部と、
を備える情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、前記サーバ装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたときに前記IPアドレス付与部にIPアドレスの取得を要求する処理が、前記IPアドレス付与部がIPアドレスの凍結を行った後になるように、遅延処理を行うことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有するサーバ装置のアドレス管理方法であって、
前記サーバ装置が、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新し、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行うことを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理方法。
【請求項5】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有するサーバ装置のアドレス管理プログラムであって、
前記サーバ装置に、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新させ、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行わせることを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、情報処理システム、サーバ装置のアドレス管理方法、及びサーバ装置のアドレス管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、各ポートが受信したデータから、各ポートに接続された機器のIPアドレスを取得し、各ポートと各ポートに接続された機器に設定されたIPアドレスとの対応を記録し、IPアドレスの重複を検出する機能を有するスイッチングハブ装置が知られている。
【0003】
このスイッチングハブ装置は、IPアドレスの重複が検出された場合に、各ポートに接続された機器で使用されていないIPアドレスを代替IPアドレスとして取得し、代替IPアドレスをIPアドレスの重複が検出されたポートに割り当てる機能を有する。また、このスイッチングハブ装置は、代替IPアドレスが割り当てられたポートがデータを受信した場合に、受信データの送信元IPアドレスを受信ポートに対応する代替IPアドレスに変換する機能を有する。また、このスイッチングハブ装置は、代替IPアドレスが割り当てられたポートにデータを送信する場合に、送信データの宛先IPアドレスを送信ポートに対応するIPアドレスに変換する機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−150936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の技術では、スイッチングハブを介さずにネットワークに接続する機器においてIPアドレスの重複が生じた場合に対応することができない。
【0006】
一つの側面では、本発明は、IPアドレスの重複を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、
を備えるサーバ装置である。
【発明の効果】
【0008】
一実施態様によれば、IPアドレスの重複を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理システム1のシステム構成例である。
【図2】クライアントコンピュータ30の起動時に実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図3】ARPテーブル14Aとして格納されるデータの一例である。
【図4】バックアップサーバ10のOS12Aにより実行されるARPテーブル14Aの更新処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図5】バックアップサーバ10のARPテーブル14Aの更新処理に対応し、クライアントコンピュータ30側で実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図6】バックアップサーバ10のバックアップアプリ12Bにより実行されるバックアップデータ受信処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図7】DHCPサーバ20により実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【図8】使用中リスト24Aとして格納されているデータの一例である。
【図9】未使用リスト24Bとして格納されているデータの一例である。
【図10】本実施例の情報処理システム1がIPアドレスの重複を回避する場面における処理の流れを示すシーケンス図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
【実施例】
【0011】
以下、図面を参照し、本発明の一実施例に係るサーバ装置、情報処理システム、サーバ装置のアドレス管理方法、及びサーバ装置のアドレス管理プログラムについて説明する。
【0012】
[構成]
図1は、本発明の一実施例に係る情報処理システム1のシステム構成例である。情報処理システム1は、主要な構成として、バックアップサーバ10と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ20と、クライアントコンピュータ30及び40と、を備える。バックアップサーバ10とDHCPサーバ20は、一個の物理サーバが有する複数の機能であってもよいし、別体の物理サーバであってもよい。
【0013】
バックアップサーバ10、DHCPサーバ20、クライアントコンピュータ30及び40は、ネットワーク50を介して接続されている。ネットワーク50上では、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づくパケット通信が行われる。
【0014】
バックアップサーバ10及びDHCPサーバ20は、それぞれがプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)12、22を有する。また、バックアップサーバ10及びDHCPサーバ20は、それぞれHDDやフラッシュメモリ等の補助記憶装置14、24を有する。
【0015】
また、バックアップサーバ10及びDHCPサーバ20は、図示しないRAM(Random Access Memory)等のメモリ装置、図示しないNIC(Network Interface Card)等の通信手段を有する。バックアップサーバ10とDHCPサーバ20が同体の物理プロセッサによる一機能である場合、CPUや補助記憶装置は共用されてもよい。この場合、時分割によるマルチプロセッシング処理等が行われる。バックアップサーバ10及びDHCPサーバ20が実行するプログラムは、ネットワーク50を介して取得されてもよいし、可搬型メモリ等が装着されることによって補助記憶装置12、22等にインストールされてもよい。
【0016】
クライアントコンピュータ30は、CPU32、補助記憶装置34、その他メモリ装置や通信手段を有する。同様に、クライアントコンピュータ40は、CPU42、補助記憶装置44、その他メモリ装置や通信手段を有する。図1ではクライアントコンピュータ30を単体として表現したが、クライアントコンピュータ30は複数存在してもよい。
【0017】
バックアップサーバ10は、クライアントコンピュータ30に対してバックアップサービスを提供する。バックアップサーバ10は、プログラムをCPU12が実行することにより機能する機能ブロックとしてOS(Operating System)12Aと、バックアップアプリ12Bとを有する。上記バックアップサービスは、バックアップアプリ12Bによって実現される。クライアントコンピュータ30は、起動時等において補助記憶装置34に格納されたデータの一部又は全部をバックアップサーバ10に送信する。バックアップサーバ10は、クライアントコンピュータ30から受信したデータを補助記憶装置14に記憶させ、所望のタイミングで補助記憶装置14に記憶させたデータをクライアントコンピュータ30に送信する。特許請求の範囲における「更新部」は例えばOS12Aに対応し、特許請求の範囲における「指示部」は例えばバックアップアプリ12Bに対応する。
【0018】
また、バックアップサーバ10は、補助記憶装置14上に、ネットワーク50に接続された機器のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたARPテーブル14Aを保持している(一例であり、RAM等にARPテーブルを保持してもよい)。
【0019】
また、DHCPサーバ20は、補助記憶装置24上に、使用中リスト24Aと、未使用リスト24Bを保持している(一例であり、RAM等にこれらを保持してもよい)。
【0020】
クライアントコンピュータ30は、DHCPサーバ20から取得したIPアドレスを用いてバックアップサーバ10等と通信を行う。一方、クライアントコンピュータ40は、固定のIPアドレスを用いて通信を行う。従って、クライアントコンピュータ30がDHCPサーバ20から取得したIPアドレスを用いて通信を行っている際にクライアントコンピュータ40がネットワーク50に接続すると、クライアントコンピュータ30、40の間でIPアドレスの重複が発生し得る。本実施例の情報処理システム1では、係るIPアドレスの重複を解消するために、以下に説明する処理を実行する。以下、各構成要素により実行される処理について、順を追って説明する。
【0021】
[クライアントコンピュータ30の起動時の処理]
図2は、クライアントコンピュータ30の起動時に実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【0022】
まず、クライアントコンピュータ30は、図示しないBIOS(Basic Input/Output System)の制御により、S100〜S104の処理を実行する。
【0023】
クライアントコンピュータ30は、DHCPサーバ20からIPアドレスを取得する(S100)。次に、クライアントコンピュータ30は、PXE(Preboot Execution Environment)ブート処理を行う(S102)。次に、クライアントコンピュータ30は、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)処理を行い(S104)、OSコードをバックアップサーバ10等から取得する等の処理を行う。
【0024】
次に、クライアントコンピュータ30は、図示しないOSを起動させる(S106)。OSが起動すると、クライアントコンピュータ30は、OSの制御によりS108〜S120の処理を実行する。
【0025】
クライアントコンピュータ30は、DHCPサーバ20からIPアドレスを取得する(S108)。
【0026】
次に、クライアントコンピュータ30は、バックアップデータ送信処理を開始する(S110)。係る開始処理には、例えばバックアップサーバ10にバックアップ送信を開始することを通知するための開始通知信号を送信する処理が含まれる。
【0027】
バックアップ送信処理が開始されると、クライアントコンピュータ30は、データ読み込み処理を行う(S112)。具体的には、クライアントコンピュータ30は、補助記憶装置34に格納された所定単位分のデータ(例えば一パケットに格納可能なデータ)を読み込み、データをRAM上に展開した後に、NIC等の通信手段に送信する。
【0028】
次に、クライアントコンピュータ30は、NIC等の通信手段に、バックアップサーバ10に対してバックアップデータの送信を行わせる(S114)。
【0029】
クライアントコンピュータ30は、バックアップデータの送信を行わせると、バックアップサーバ10から、バックアップデータを受信した旨を通知するためのACK信号を受信したか否かを判定する(S116)。ACK信号を受信していない場合、クライアントコンピュータ30は、タイムアウトが発生したか否か、すなわちS114のデータ送信から所定時間経過したか否かを判定する(S118)。タイムアウトが発生していない場合、クライアントコンピュータ30は、S116に戻り処理を実行する。
【0030】
タイムアウト前にACK信号を受信した場合、クライアントコンピュータ30は、バックアップ対象となる全てのデータを送信したか否かを判定する(S120)。バックアップ対象となる全てのデータを送信していない場合、クライアントコンピュータ30は、S112に戻り次のデータを読み込む処理を行う。バックアップ対象となる全てのデータを送信した場合、クライアントコンピュータ30は、本フローチャートの処理を終了する。
【0031】
一方、ACK信号を受信せずにタイムアウトが発生した場合、クライアントコンピュータ30は、S108に戻りDHCPサーバ20からIPアドレスを取得する。
【0032】
係る処理によって、クライアントコンピュータ30は、後述するようにクライアントコンピュータ40の接続によってIPアドレスの重複が生じた場合に、別のIPアドレスを取得することができる。
【0033】
[ARPテーブル14Aの更新処理]
バックアップサーバ10は、所定のタイミングで、ARPテーブル14Aを更新する処理を行う。ARPテーブル14Aの更新処理は、OS12Aの制御によって実行される。図3は、ARPテーブル14Aとして格納されるデータの一例である。バックアップサーバ10は、各IPアドレスに対応した「更新日時」が到来すると、ARPテーブル14Aのうち、更新日時が到来したIPアドレスに対応する一連のデータ(データ行)を更新する。
【0034】
図4は、バックアップサーバ10のOS12Aにより実行されるARPテーブル14Aの更新処理の流れを示すフローチャートの一例である。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
【0035】
まず、OS12Aは、ARPテーブル14Aに格納された各IPアドレスについて、更新日時が到来したか否かを判定する(S200)。更新日時が到来したIPアドレスが存在しない場合、OS12Aは、本フローチャートの処理を終了する。
【0036】
更新日時が到来したIPアドレスが存在する場合、OS12Aは、更新日時が到来したIPアドレスに対応する一連のデータを消去する(S202)。この際に、OS12Aは、IPアドレスに関してはS204以降で使用するため、消去前にRAM等に退避させておく。
【0037】
次に、OS12Aは、上記更新日時が到来したIPアドレス(以下、単に該当するIPアドレスと称する)を指定して、MACアドレスの返信を要求する要求信号をネットワーク50に接続された機器に送信する(S204)。
【0038】
要求信号を送信すると、OS12Aは、ネットワーク50に接続された機器から応答信号を受信したか否かを判定する(S206)。応答信号を受信していない場合、OS12Aは、タイムアウトが発生したか否か、すなわちS204の要求信号送信から所定時間経過したか否かを判定する(S208)。応答信号を受信しておらず、且つタイムアウトが発生していない場合、クライアントコンピュータ30は、S206に戻り処理を実行する。
【0039】
タイムアウト前に応答信号を受信した場合、OS12Aは、該当するIPアドレスと、応答信号に含まれるMACアドレスをセットとしてARPテーブル14Aに書き込む(S210)。この際に、OS12Aは、新たな更新日時を設定する。
【0040】
一方、応答信号を受信せずにタイムアウトが発生した場合、OS12Aは、該当するIPアドレスが付与された機器がネットワーク50上に存在しないと判断し、本フローチャートの処理を終了する。
【0041】
図5は、バックアップサーバ10のARPテーブル14Aの更新処理に対応し、クライアントコンピュータ30及び40側で実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
【0042】
クライアントコンピュータ30(又は40)は、DHCPサーバ20から取得した自らのIPアドレスが指定された要求信号を受信したか否かを判定する(S300)。自らのIPアドレスが指定された要求信号を受信した場合、クライアントコンピュータ30(又は40)は、自らのMACアドレスを含む応答信号をバックアップサーバ10に送信する(S302)。
【0043】
[バックアップサーバ10のバックアップデータ受信処理]
また、バックアップサーバ10は、バックアップ送信の開始通知信号を受信すると(図2のS110の説明を参照)、バックアップアプリ12Bが起動し、クライアントコンピュータ30からバックアップデータの受信を開始する。
【0044】
図6は、バックアップサーバ10のバックアップアプリ12Bにより実行されるバックアップデータ受信処理の流れを示すフローチャートの一例である。本フローチャートは、クライアントコンピュータ30から開始通知信号を受信したときに開始される。
【0045】
まず、バックアップアプリ12Bは、ARPテーブル14Aに格納されたデータを取得し、IPアドレスとMACアドレスの対応を図示しないRAM等に記憶させる(S400)。
【0046】
次に、バックアップアプリ12Bは、クライアントコンピュータ30からバックアップデータの受信を行い(S402)、タイムアウトが発生したか否か、すなわち本フローチャートの開始から所定時間経過したか否かを判定する(S404)。
【0047】
タイムアウトが発生していない場合、バックアップアプリ12Bは、所定単位分のバックアップデータの受信完了に伴い、クライアントコンピュータ30に対してACK信号を送信するように、NIC等の通信手段を制御する(S406)。
【0048】
なお、S406の送信処理は、バックアップアプリ12Bが送信先のIPアドレスを指定してOS12Aに送信依頼することにより行われる。OS12Aは、送信依頼を受けると、指定されたIPアドレスに対応付けられたMACアドレスをARPテーブル14Aから取得し、IPアドレスとMACアドレスを指定して、NIC等の通信手段にACK信号を送信させる。
【0049】
また、S402の受信処理は、バックアップサーバ10のNIC等の通信手段において、ARPテーブル14Aに格納されたIPアドレスとMACアドレスにマッチしているか否かを判別する処理を経て行われる。従って、IPアドレスとMACアドレスの組み合わせがARPテーブル14Aに格納されたものでない場合、バックアップサーバ10は当該データを受信しない(バッファから破棄する等の処理が行われる)。
【0050】
こうしてS402〜S406の処理が繰り返し行われることによって、バックアップデータの受信が完了する。受信が完了すると、バックアップアプリ12Bは、本フローチャートの処理を終了する(S408)。受信の完了は、例えばクライアントコンピュータ30から完了通知信号を受信することによって検知することができる。
【0051】
一方、S404においてタイムアウトが発生したと判定された場合、バックアップアプリ12Bは、再度ARPテーブル14Aに格納されたデータを取得する(S410)。そして、バックアップアプリ12Bは、S410で取得したデータとS400で取得したデータを比較し、バックアップ送信を行っているクライアントコンピュータ30のIPアドレスに対応するMACアドレスが変化しているか否かを判定する(S412)。
【0052】
バックアップアプリ12Bは、MACアドレスが変化している場合、DHCPサーバ20に対して、バックアップ送信を行っているクライアントコンピュータ30のIPアドレスの使用を凍結するように指示する(S414)。
【0053】
係る処理によって、バックアップサーバ10は、後述するようにクライアントコンピュータ40の接続によってIPアドレスの重複が生じた場合に、クライアントコンピュータ30に別のIPアドレスを取得させることができる。
【0054】
バックアップアプリ12Bは、MACアドレスが変化していない場合は、対象外のエラーであると判断して、他のエラー処理を行って(S416)、本フローチャートを終了する。
【0055】
[DHCPサーバ20の処理]
図7は、DHCPサーバ20により実行される処理の流れを示すフローチャートの一例である。本フローチャートは、例えば所定周期で繰り返し実行される。
【0056】
まず、DHCPサーバ20は、クライアントコンピュータ30から、IPアドレスの付与を要求するDHCPDISCOVER信号を受信するまで待機する(S500)。
【0057】
DHCPDISCOVER信号を受信すると、DHCPサーバ20は、該当するクライアントサーバ30のMACアドレスを取得する(S502)。MACアドレスは、例えばDHCPDISCOVER信号のヘッダ部分に記述されている。
【0058】
次に、DHCPサーバ20は、S502で取得したMACアドレスを検索キーとして、使用中リスト24AからIPアドレスを検索する(S504)。図8は、使用中リスト24Aとして格納されているデータの一例である。図8中、「使用期限」は、ARPテーブル14Aにおける「更新日時」と一致していてもよいし、異なってもよい(図3と図8では一致するものとした)。また、図8中、「使用凍結」は、バックアップサーバ10から使用を凍結するように指示されたか否かを示すものであり、TRUEは使用を凍結するように指示された使用凍結状態であることを示し、FALSEは使用凍結状態でないことを示す。
【0059】
そして、DHCPサーバ20は、使用中リスト24AからMACアドレスに対応するIPアドレスが発見されたか否かを判定する(S506)。
【0060】
使用中リスト24AからMACアドレスに対応するIPアドレスが発見された場合、DHCPサーバ20は、該当するIPアドレスが使用凍結状態であるか否かを判定する(S508)。
【0061】
該当するIPアドレスが使用凍結状態でない場合、DHCPサーバ20は、該当するIPアドレスを付与する旨のDHCPOFFER信号をクライアントコンピュータ30に送信する(S510)。S508で否定的な判定を得た後にS510の処理が行われるのは、例えばクライアントコンピュータ30が起動前と起動後で同じIPアドレスを継続して使用することを、DHCPサーバ20が認証する場面である。
【0062】
一方、S506でIPアドレスが発見されなかった場合は、DHCPサーバ20は、未使用リスト24BからIPアドレスを一つ取得し、S502で取得したMACアドレスと共に使用中リスト24Aに登録する(S512)。そして、DHCPサーバ20は、DHCPOFFER信号をクライアントコンピュータ30に送信する(S510)。図9は、未使用リスト24Bとして格納されているデータの一例である。S506で否定的な判定を得た後にS512、S510の処理が行われるのは、例えば「使用期限」が到来してIPアドレスがリセットされたクライアントコンピュータ30からDHCPDISCOVER信号を受信し、新規なIPアドレスを付与する場面である。
【0063】
また、S508で該当するIPアドレスが使用凍結状態であると判定した場合、DHCPサーバ20は、未使用リスト24BからIPアドレスを取得し、S502で取得したMACアドレスと共に使用中リスト24Aに登録する(S512)。そして、DHCPサーバ20は、DHCPOFFER信号をクライアントコンピュータ30に送信する(S510)。S508で肯定的な判定を得た後にS512、S510の処理が行われるのは、例えば後述するように、バックアップデータの送信中にクライアントコンピュータ40が接続され、IPアドレスの重複が生じた場面である。
【0064】
係る処理によって、DHCPサーバ20は、後述するようにクライアントコンピュータ40の接続によってIPアドレスの重複が生じた場合に、クライアントコンピュータ30に別のIPアドレスを取得させることができる。
【0065】
[まとめ]
以上の処理によって、クライアントコンピュータ40が接続されることによって、偶然にIPアドレスの重複が生じ、クライアントコンピュータ30がバックアップサーバ10と通信を行うことができなくなるという不都合を解消することができる。
【0066】
上記の不都合が生じ得るのは、以下のような場面である。図10は、本実施例の情報処理システム1がIPアドレスの重複を回避する場面における処理の流れを示すシーケンス図の一例である。
【0067】
まず、クライアントコンピュータ30がバックアップデータ送信処理を開始する(S600)。
【0068】
バックアップデータ送信処理が終了するまでに当該クライアントコンピュータ30に付与されているIPアドレスのARPテーブル14Aにおける「更新日時」が到来すると、バックアップサーバ10がARPテーブル14Aの更新処理を開始する(S602)。
【0069】
バックアップサーバ10は、MACアドレスの返信を要求する要求信号をクライアントコンピュータ30及び40に送信する(S604)。このとき、クライアントコンピュータ40は固定のIPアドレスを用いて通信を行うため、クライアントコンピュータ30と偶然にIPアドレスが重複する可能性がある。
【0070】
IPアドレスが重複する場合、クライアントコンピュータ30及び40は、それぞれが応答信号をバックアップサーバ10に送信する(S606、S608)。このとき、バックアップサーバ10は最初に受信した応答信号を採用してARPテーブル14Aを更新する(S610、S612)。ここでは、クライアントコンピュータ40からの応答信号が採用され、クライアントコンピュータ30からの応答信号は破棄されたものとする。
【0071】
S604〜S612の処理の結果、クライアントコンピュータ40のIPアドレスとMACアドレスの組み合わせがARPテーブル14Aに格納されることになる。この結果、クライアントコンピュータ30がバックアップデータを送信しようとしても、IPアドレスとMACアドレスの組み合わせがARPテーブル14Aに格納されていないため、送信データは受信されず破棄されてしまう。従来のシステムでは、このような不都合に対して対応策がとられていなかったため、クライアントコンピュータ30の処理が停止してしまい、手動による修理が必要となる等の不都合が生じていた。
【0072】
これに対し、本実施例の情報処理システム1では、バックアップサーバ10は、タイムアウトが発生すると(S614)、IPアドレスの凍結指示をDHCPサーバ20に対して行う(S618)。DHCPサーバ20は、凍結指示に従って該当するIPアドレスを使用凍結状態とする(S620)。
【0073】
また、クライアントサーバ30は、タイムアウトが発生すると(S616)、DHCPサーバ20に対してIPアドレスを再要求する(S622)。DHCPサーバ20は、IPアドレスの再要求に応じて新しいIPアドレスをクライアントサーバ30に送信する(S624)。これによって、クライアントサーバ30はバックアップデータの送信処理を再開することができる(S626)。
【0074】
なお、S622のIPアドレスを再要求する処理が、S620のIPアドレスの凍結処理よりも後になるように、一定時間の遅延を生じさせるような処理をクライアントコンピュータ30において行ってもよい。
【0075】
以上説明した本実施例の情報処理システム1等によれば、IPアドレスの重複を解消することができる。
【0076】
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
【0077】
例えば、上記実施例では、バックアップデータをクライアントコンピュータ30からバックアップサーバ10に送信する過程において、ARPテーブル14Aの変化に基づきIPアドレスの凍結指示を行うことについて言及したが、これに限られない。バックアップされたデータをバックアップサーバ10からクライアントコンピュータ30に送信する過程においても、同様にARPテーブル14Aの変化に基づきIPアドレスの凍結指示を行ってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0078】
本発明は、データ管理サービス産業、コンピュータ製造産業、コンピュータソフトウエア産業等に利用することができる。
【符号の説明】
【0079】
1 情報処理システム
10 バックアップサーバ
12 CPU
12A OS
12B バックアップアプリ
14 補助記憶装置
14A ARPテーブル
20 DHCPサーバ
22 CPU
24 補助記憶装置
24A 使用中リスト
24B 未使用リスト
30 クライアントコンピュータ
34 補助記憶装置
40 クライアントコンピュータ
50 ネットワーク
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

【手続補正書】
【提出日】20140528
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、
を備えるサーバ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のサーバ装置と、
前記サーバ装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記IPアドレス付与部にIPアドレスの取得を要求する前記情報処理装置と、
前記情報処理装置からIPアドレスの取得が要求されたとき、前記凍結するよう指示されたIPアドレスを回避して前記情報処理装置にIPアドレスを付与する前記IPアドレス付与部と、
を備える情報処理システム。
【請求項3】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有するサーバ装置のアドレス管理方法であって、
前記サーバ装置が、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新し、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行うことを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理方法。
【請求項4】
ネットワークに接続された情報処理装置のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有するサーバ装置のアドレス管理プログラムであって、
前記サーバ装置に、
前記IPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新させ、
前記情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行わせることを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0038】
要求信号を送信すると、OS12Aは、ネットワーク50に接続された機器から応答信号を受信したか否かを判定する(S206)。応答信号を受信していない場合、OS12Aは、タイムアウトが発生したか否か、すなわちS204の要求信号送信から所定時間経過したか否かを判定する(S208)。応答信号を受信しておらず、且つタイムアウトが発生していない場合、OS12Aは、S206に戻り処理を実行する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0057】
DHCPDISCOVER信号を受信すると、DHCPサーバ20は、該当するクライアントコンピュータ30のMACアドレスを取得する(S502)。MACアドレスは、例えばDHCPDISCOVER信号のヘッダ部分に記述されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0073】
また、クライアントコンピュータ30は、タイムアウトが発生すると(S616)、DHCPサーバ20に対してIPアドレスを再要求する(S622)。DHCPサーバ20は、IPアドレスの再要求に応じて新しいIPアドレスをクライアントコンピュータ30に送信する(S624)。これによって、クライアントコンピュータ30はバックアップデータの送信処理を再開することができる(S626)。

【手続補正書】
【提出日】20141205
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の情報処理装置と、固定のIPアドレスを用いて通信を行う第2の情報処理装置と共に、ネットワークに接続されるサーバ装置であって、
前記ネットワークに接続された前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の少なくとも一方のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、
前記テーブルデータとして記憶されたIPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、
前記第1の情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた前記第1の情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、
を備えるサーバ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のサーバ装置と、
前記サーバ装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記IPアドレス付与部にIPアドレスの取得を要求する前記第1の情報処理装置と、
前記固定のIPアドレスを用いて通信を行う前記第2の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置からIPアドレスの取得が要求されたとき、前記凍結するよう指示されたIPアドレスを回避して前記第1の情報処理装置にIPアドレスを付与する前記IPアドレス付与部と、
を備える情報処理システム。
【請求項3】
第1の情報処理装置と、固定のIPアドレスを用いて通信を行う第2の情報処理装置と共に、ネットワークに接続されるサーバ装置のアドレス管理方法であって、
前記サーバ装置は、前記ネットワークに接続された前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の少なくとも一方のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有し、
前記サーバ装置が、
前記テーブルデータとして記憶されたIPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新し、
前記第1の情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた前記第1の情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行うことを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理方法。
【請求項4】
第1の情報処理装置と、固定のIPアドレスを用いて通信を行う第2の情報処理装置と共に、ネットワークに接続されるサーバ装置のアドレス管理プログラムであって、
前記サーバ装置は、前記ネットワークに接続された前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の少なくとも一方のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部を有し、
前記サーバ装置に、
前記テーブルデータとして記憶されたIPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新させ、
前記第1の情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた前記第1の情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行わせることを特徴とする、サーバ装置のアドレス管理プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
第1の情報処理装置と、固定のIPアドレスを用いて通信を行う第2の情報処理装置と共に、ネットワークに接続されるサーバ装置であって、
前記ネットワークに接続された前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の少なくとも一方のIPアドレスとMACアドレスが対応付けられたテーブルデータを記憶する記憶部と、
前記テーブルデータとして記憶されたIPアドレスを指定して情報を送信し、返信された情報に基づいて前記テーブルデータを更新する更新部と、
前記第1の情報処理装置との間で情報を送受信する途中でタイムアウトが生じたとき、前記テーブルデータにおいて、前記情報を送受信していた前記第1の情報処理装置のIPアドレスに対応するMACアドレスがタイムアウト前から変化しているか否かを判定し、変化している場合に、前記ネットワークに接続されたIPアドレス付与部に対して該当するIPアドレスを凍結する指示を行う指示部と、
を備えるサーバ装置である。
【国際調査報告】