(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2016535026
(43)【公表日】20161110
(54)【発明の名称】相乗的有害生物防除組成物および関連する方法
(51)【国際特許分類】
   A01N 43/56 20060101AFI20161014BHJP
   A01P 7/04 20060101ALI20161014BHJP
   A01N 43/90 20060101ALI20161014BHJP
【FI】
   !A01N43/56 D
   !A01P7/04
   !A01N43/90 101
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】38
(21)【出願番号】2016526096
(86)(22)【出願日】20141017
(85)【翻訳文提出日】20160606
(86)【国際出願番号】US2014061155
(87)【国際公開番号】WO2015061175
(87)【国際公開日】20150430
(31)【優先権主張番号】61/894,167
(32)【優先日】20131022
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】501035309
【氏名又は名称】ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー
【住所又は居所】アメリカ合衆国 インディアナ州 46268, インディアナポリス, ジオンスヴィレ ロード, 9330
(74)【代理人】
【識別番号】110000741
【氏名又は名称】特許業務法人小田島特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ゴメス,ルイス・イー
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46032カーメル・ウインドツトドライブ261
(72)【発明者】
【氏名】ハンター,リツキー
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46074ウエストフイールド・ウエストタンゼイクロツシング342
(72)【発明者】
【氏名】シヨー,マイク
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46033カーメル・ダブドライブ14203
(72)【発明者】
【氏名】トラリンガー,トニー・ケイ
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46074ウエストフイールド・ゼフアーウエイ644
(72)【発明者】
【氏名】クビツアク,メアリー・イー
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46071ソーンタウン・ノース675ウエスト3125
(72)【発明者】
【氏名】ハーバート,ジヨン
【住所又は居所】アメリカ合衆国インデイアナ州46038フイシヤーズ・コナークリークドライブ592
【テーマコード(参考)】
4H011
【Fターム(参考)】
4H011AC01
4H011BA06
4H011BB08
4H011BB09
4H011DF04
(57)【要約】
有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量のクロライドチャンネルアクチベーター化合物およびN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)、またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤を含んでなる。有害生物の防除法は、有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなる。植物を有害生物による発生および攻撃から保護する方法は、植物を相乗的な有害生物防除組成物と接触させることを含んでなる。
【化1】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相乗的に有効な量の:
クロライドチャンネルアクチベーター化合物;および
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I),N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)
【化1】
またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤;
を含んでなる有害生物防除組成物。
【請求項2】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、ミルベマイシン系化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物がエマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
さらに植物学的に許容され得る不活性担体を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
さらに界面活性剤、安定化剤、催吐剤、崩壊剤、消泡剤、湿潤剤、分散剤、結合剤、染料、充填剤またはそれらの組み合わせから選択される添加剤を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
さらに殺ダニ性、殺藻性、殺鳥性、殺バクテリア性、殺菌・殺カビ性、除草性、殺虫性、ナメクジ駆除性、殺線虫性、殺鼠性、殺ウイルス性、またはそれらの特性の組み合わせを有する1もしくは複数の化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
さらに摂食阻害物質、鳥類忌避剤、不妊剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾攪乱剤、植物活性化剤、植物成長調整物質、相乗剤またはそれらの組み合わせである1もしくは複数の化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約2048:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約256:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約64:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約32:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項14】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約16:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩、およびクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比がX:Yであり;ここで
Xが有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩の重量部であり、そして数値範囲が0<X20であり;
Yがクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量部であり、そして数値範囲が0<Y20である、
請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩、およびクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲がX1:Y1〜X2:Y2であり;ここで以下の条件:
(a) X1>Y1かつX2<Y2;または
(b) X1>Y1かつX2>Y2;または
(c) X1<Y1かつX2<Y2
の一つが満たされる、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
請求項1に記載の有害生物防除組成物を、有害生物の集団付近に、有害生物を防除するために十分な量で散布することを含んでなる有害生物の防除法。
【請求項18】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物を含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項19】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、ミルベマイシン系化合物を含んでなる、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項21】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、エマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項22】
有害生物が樹液を餌とする昆虫、咬んで食べる昆虫、または両方を含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項23】
有害生物が、コナガ、Plutella xylostella、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus heros、およびセイブカスミカメムシ、Lygus Hesperusの少なくとも一つを含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項24】
植物を請求項1に記載の有害生物防除組成物と接触させることを含んでなる有害生物による発生および攻撃から植物を保護する方法。
【請求項25】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物を含んでなる請求項24に記載の方法。
【請求項26】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、ミルベマイシン系化合物を含んでなる請求項24に記載の方法。
【請求項27】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる請求項24に記載の方法。
【請求項28】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物がエマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項24に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
優先権の主張
本出願は、2013年10月22日に「相乗的有害生物防除組成物および関連する方法」という名称で出願された米国特許仮出願第61/894,167号の出願日遡及の特典を主張する。
【0002】
本開示は、線形動物門、節足動物門および/または軟体動物門の有害生物に対して有害生物防除の用途を有する化合物の分野、そのような化合物の製造法、およびそのような方法に使用する中間体に関する。これらの化合物は、例えば殺線虫剤、殺ダニ(acaricide)、殺ダニ(miticide)および/またはナメクジ駆除剤(molluscicide)として使用することができる。
【背景技術】
【0003】
有害生物集団を防除することは、ヒトの健康、現代農業、食料の貯蔵および衛生に必須である。農業に損失をもたらす10000種以上の有害生物が存在し、そして世界規模での農業的損失は毎年、米ドルで数十億ドルにも上る。したがって新規な有害生物防除剤およびそのような有害生物防除剤の製造および使用法について絶え間ない必要性が存在する。
【0004】
殺虫剤抵抗性対策委員会(IRAC)は、殺虫剤をその殺虫剤の作用機構の最も入手可能な証拠に基づきカテゴリーに分類した。IRAC作用機構グループ6の殺虫剤はクロライドチャンネル(chloride channel)アクチベーターである。このクラスの殺虫剤は、グルタミン酸作動性クロライドチャンネル(GluCls)をアロステリックに活性化し、影響を受けた昆虫に麻痺を生じると考えられている。グルタミン酸は昆虫における重要な抑制性神経伝達物質であると報告された。このクラスの殺虫剤は、アベルメクチン系化合物またはミルベマイシン系化合物であることができる。これらの殺虫剤の例は、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンまたはミルベメクチンを含むことができる。
【0005】
エマメクチン安息香酸塩は、アベルメクチンB1(アバメクチン)の4’−デオキシ−4’−メチル−アミノ安息香酸塩である。アバメクチンは、80%より多くのアベルメクチンB1a、(これは(10E,14E,16E)−(1R,4S,5′S,6S,6′R,8R,12S,13S,20R,21R,24S)−6′−[(S)−sec−ブチル]−21,24−ジヒドロキシ−5′,11,13,22−テトラメチル−2−オキソ−(3,7,19−トリオキサテトラシクロ[15.6.1.14,8.020,24]ペンタコサ−10,14,16,22−テトラエン)−6−スピロ−2′−(5′,6′−ジヒドロ−2′H−ピラン)−12−イル2,6−ジデオキシ−3−O−メチル−4−O−(2,4,6−トリデオキシ−3−O−メチル−4−メチルアミノ−α−L−lyxo−ヘキサピラノシル)−α−L−アラビノ−ヘキサピラノシドである)、および20%未満のアベルメクチンB1b、(これは(10E,14E,16E)−(1R,4S,5′S,6S,6′R,8R,12S,13S,20R,21R,24S)−21,24−ジヒドロキシ−6′−イソプロピル−5′,11,13,22−テトラメチル−2−オキソ−(3,7,19−トリオキサテトラシクロ[15.6.1.14,8.020,24]ペンタコサ−10,14,16,22−テトラエン)−6−スピロ−2′−(5′,6′−ジヒドロ−2′H−ピラン)−12−イル−2,6−ジデオキシ−3−O−メチル−4−O−(2,4,6−トリデオキシ−3−O−メチル−4−メチルアミノ−α−L−lyxo−ヘキサピラノシル)−α−L−アラビノ−ヘキサピラノシドである)を含有するアベルメクチンの
混合物である。
【0006】
異なる作用機構を有する有害生物防除剤をローテーションで散布することは、良好な有害生物の管理プラクティスに適合するかもしれないが、この方法で満足な昆虫の防除が必ずしも行えるわけではない。さらにたとえ有害生物防除剤の組み合わせが研究されてきていても、常に高い相乗的作用が見出されてきたわけでもない。
【発明の開示】
【0007】
本明細書で使用する用語「相乗効果(synergistic effect)」またはその文法上の変形は、2以上の活性化合物を合わせた活性が、各活性化合物単独の活性の和を超える2以上の活性化合物の組み合わせで遭遇する協同的作用(cooperative action)を意味し、そして含む。
【0008】
本明細書で使用する用語「相乗的に有効な量(synergistically effective amount)」は、上記定義の相乗効果を提供する2以上の活性化合物の量を意味し、そして含む。
【0009】
本明細書で使用する用語「有害生物の防除に有効な量(pesticidally effective amount)」は、少なくとも1つの有害生物に有害性(adverse effect)を引き起こす活性な有害生物防除剤の量を意味し、そして含み、ここで有害性とは自然な発生、死、制御(regulation)等からの逸脱(deviation)を含むことができる。
【0010】
本明細書で使用する用語「防除(control)」またはその文法上の変形は、生存している有害生物の数を制御すること、または有害生物の生存可能な卵の数を制御すること、またはその両方を意味し、そして含む。
【0011】
本明細書で使用する用語「クロライドチャンネルアクチベーター化合物」は、作用機構の最も入手可能な証拠に基づいて、殺虫剤抵抗性対策委員会(IRAC)によりIRAC作用機構グループ6に分類される任意の殺虫剤を意味し、そして含む。
【0012】
一つの特定の態様では、有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量の、クロライドチャンネルアクチベーター化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなる。
【0013】
【化1】
【0014】
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤は、酸素の存在下で対応するスルホンに酸化できると考えられる。
【0015】
実施例で示すように、相乗効果の存在はColby S.R.,“Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations,”Weeds,1967,15,20−22に記載されている方法を使用して測定される。
【0016】
驚くことに、本開示の有害生物防除組成物は、クロライドチャンネルアクチベーター化合物および有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩が単独で散布された場合に達成できるよりも、低いレベルで合わせた濃度のクロライドチャンネルアクチベーター化合物および有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩を使用して、優れた有害生物の防除を有することが見出された。換言すると、相乗的な有害生物防除組成物は、組成物中で使用する活性化合物の特性の集合(aggregation)を生じる2つの化合物の単なる混合物ではない。
【0017】
幾つかの態様では、有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、アベルメクチン系化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド
(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなることができる。
【0018】
他の態様では、有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、ミルベマイシン系化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなることができる。
【0019】
さらなる態様では、有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、(I),(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤とアバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つとの組み合わせを含んでなることができる。
【0020】
さらなる態様では、有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、エマメクチン安息香酸塩とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなることができる。
【0021】
【表1A】
【0022】
表1Aは、相乗的な有害生物防除組成物中の有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比を表す。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約20:1から約1:20の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約15:1から約1:15の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約10:1から約1:10の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約5:1から約1:5の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約4:1から約1:4の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防
除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約3:1から約1:3の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約2:1から約1:2の間であることができる。幾つかの態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約1:1であることができる。さらに前記態様の有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の限界は相互変換が可能である。非限定的例として、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約1:3から約20:1の間であることができる。
【0023】
【表1B】
【0024】
相乗的な有害生物防除組成物になると想定される有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、X:Yとして表示することができ、ここでXは有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩の重量部であり、そしてYはクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量部である。表1Bで図に表すように、Xの重量部の数値範囲は0<X20であり、そしてYの重量部の数値範囲は0<Y20である。非限定的例として、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約20:1であることができる。
【0025】
相乗的な有害生物防除組成物になると想定される有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲は、X1:Y1〜X2:Y2で表すことができ、ここでXおよびYは上記定義の通りである。一つの特定の態様では、重量比の範囲はX1:Y1〜X2:Y2であることができ、ここでX1>Y1かつX2<Y2である。非限定的例では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲は、約3:1から約1:3の間であることができる。幾つかの態様では、重量比の範囲はX1:Y1〜X2:Y2であることができ、ここでX1>Y1かつX2>Y2である。非限定的例として有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲は、約15:1から約3:1の間であることができる。さらなる態様では、重量比の範囲はX1:Y1〜X2:Y2であることができ、ここでX1<Y1かつX2<Y2である。非限定的例として、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲は、約1:3から約1:20の間であることができる。
【0026】
表1Cはさらに、本開示の特定の態様に従い、相乗的な有害生物防除組成物中の有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャ
ンネルアクチベーター化合物の重量比を表す。幾つかの特定の態様では、有害生物防除剤(I),(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約2048:1以下であることができる。さらなる態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約256:1以下であることができる。さらなる態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約64:1以下であることができる。さらなる態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約32:1以下であることができる。さらなる態様では、有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、約16:1以下であることができる。
【0027】
【表1C】
【0028】
相乗的な有害生物防除組成物中の有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比は、表1A、表1Bおよび表1Cに記載した範囲で変動しても、または異なってもよい。当業者は、相乗的に有効な量の活性化合物の組み合わせが、様々な優勢条件(prevailing conditions)によって変動し得ることを認識している。そのような優勢条件の非限定的例には、有害生物の種類、作物の種類、散布様式、散布時期、気候条件、土壌条件、地理的特性などを含むことができる。当業者は、相乗的に有効な量のクロライドチャンネルアクチベーター化合物および有害生物防除剤(I),(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩を、優勢条件に従い容易に決定することができると考えられる。
【0029】
幾つかの態様では、有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、クロライドチャンネルアクチベーター化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)、またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせ、および植物学的に許容され得る不活性担体(例えば固体担体または液体担体)を含んでなることができる。
【0030】
さらなる態様では有害生物防除組成物は、界面活性剤、安定化剤、催吐剤、崩壊剤、消泡剤、湿潤剤、分散剤、結合剤、染料、充填剤またはそれらの組み合わせから選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含んでなることができる。
【0031】
特定の態様では、各活性化合物(クロライドチャンネルアクチベーター化合物、および
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤)は、水和剤(wettable powder)、乳剤(emulsifiable concentrate)、水性もしくは液体フロワブル剤、SC(suspension concentrate)剤または有害生物防除剤に使用される従来の製剤の任意の一つとして別々に配合されることができ、次いで液体噴霧混合物として散布するために水または他の液体と現場でタンク混合されることができる。所望により、別々に配合された有害生物防除剤を順次散布することもできる。
【0032】
幾つかの態様では、相乗的な有害生物防除組成物は、より濃縮された一次組成物に配合されることができ、これは次いで水または他の希釈剤で使用前に希釈される。そのような態様では、相乗的有害生物防除組成物はさらに表面活性剤を含むことができる。
【0033】
一つの特定の態様では、昆虫の発生(infestation)および攻撃から植物を保護する方法は、相乗的に有効な量の、クロライドチャンネルアクチベーター化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなる有害生物防除組成物を植物に接触させることを含んでなる。
【0034】
幾つかの態様では、有害生物防除組成物は固体の形態であることができる。固体形態の非限定的例は、散剤(powder)、粉剤または粒剤の製剤を含むことができる。
【0035】
他の態様では、有害生物防除組成物は液体製剤の形態であることができる。液体形態の例には、限定するわけではないが、適切な液体担体中の分散物、懸濁物、乳液または溶液を含むことができる。特定の態様では、相乗的な有害生物防除組成物は、液状分散物の形態であることができ、ここで相乗的な有害生物防除組成物は、水または他の農業的に適切な液体担体に分散されることができる。
【0036】
特定の態様では、相乗的な有害生物防除組成物は適切な有機溶媒中の溶液の形態であることができる。一つの態様では、農業化学で広く使用されているスプレーオイルを相乗的な有害生物防除組成物の有機溶媒として使用することができる。
【0037】
一つの特定の態様では、有害生物の防除法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなり、ここで有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、クロライドチャンネルアクチベーター化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなる。
【0038】
幾つかの態様では、有害生物の防除法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなり、ここで有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、アベルメクチン系またはミルベマイシン系化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)
−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなる。
【0039】
他の態様では、有害生物の防除法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなり、ここで有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、有害生物防除剤とアバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つとの組み合わせを含んでなる。
【0040】
さらなる態様では、有害生物の防除法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなり、ここで有害生物防除組成物は相乗的に有効な量の、エマメクチン安息香酸塩とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなる。
【0041】
有害生物の防除は、有害生物の防除に有効な量の相乗的な有害生物防除組成物を、スプレー、局所処理、ゲル、種子のコーティング、マイクロカプセル化、浸透性摂取(systemic uptake)、ベイト剤(baits)、イヤータグ(eartags)、食塊(boluses)、噴霧剤(foggers)、燻蒸剤 エアゾル、粉剤等の形態で散布することにより達成することができる。
【0042】
このような開示する有害生物防除組成物は、例えば殺線虫剤、殺ダニ、殺ダニおよび/またはナメクジ駆除剤として使用することができる。
【0043】
本開示の有害生物防除組成物は、広い様々な昆虫を防除するために使用することができる。1もしくは複数の態様において非限定的例として、有害生物防除組成物は節足動物門(Phylum Arthropoda)、線形動物門(Phylum Nematoda)、鋏角亜門(Subphylum Chelicerata)、多足亜門(Subphylum Myriapoda)、六脚亜門(Subphylum Hexapoda)、昆虫綱(Class Insecta)、クモ綱(Class Arachnida)およびコムカデ綱(Class Symphyla)の少なくとも1つの1もしくは複数の員を防除するために使用することができる。少なくとも幾つかの態様では、本開示の方法は、昆虫綱およびクモ綱の少なくとも1つの1もしくは複数の員を防除するために使用することができる。
【0044】
1もしくは複数の態様において非限定的例として、本開示の方法は節足動物門、線形動物門、鋏角亜門、多足亜門、六脚亜門、昆虫綱、クモ綱およびコムカデ綱の少なくとも1つの1もしくは複数の員を防除するために使用することができる。少なくとも幾つかの態様では、本開示の方法は、昆虫綱およびクモ綱の少なくとも1つの1もしくは複数の員を防除するために使用することができる。
【0045】
さらなる態様では、本開示の方法は甲虫目(甲虫)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、アカントセリデス種(Acanthoscelides spp.)(ゾウムシ)、Acanthoscelides obtectus(インゲンマメゾウムシ)、Agrilus planipennis(アオナガ
タマムシ)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)(コメツキムシ)、Anoplophora glabripennis(ツヤハダゴマダラカミキリ)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)(ゾウムシ)、Anthonomus grandis(ワタミハナゾウムシ)、アフィジウス属種(Aphidius spp.)、アピオン属種(Apion spp.)(ゾウムシ)、アポゴニア属種(Apogonia spp.)(ウジ)、Ataenius spretulus(クソコガネの一種(Black Turfgrass Ataenius))、Atomari linearis(ピグミー・マンゴールド・ビートル(pygmy mangold beetle))、オーラコホア属種(Aulacophore spp.)、Bothynoderes punctiventris(ビート・ルート・ウィービル(beet root weevil))、ブルクス属種(Bruchus spp.)(ゾウムシ)、Bruchus pisorum(エンドウゾウムシ)、カコエシア属種(Cacoesia spp.)、Callosobruchus maculatus(ヨツモンマメゾウムシ)、Carpophilus hemipteras(クリヤケシキスイ)、Cassida vittata(カッシダ ヴィッタータ)、セロステルナ属種(Cerosterna spp.)、セロトーマ属種(Cerotoma spp.)(ハムシ)、Cerotoma trifurcata(ビーン・リーフ・ビートル(bean
leaf beetle))、ソートリンクス属種(Ceutorhynchus spp.)(ゾウムシ)、Ceutorhynchus assimilis(キャベツ・シードポッド・ウィービル(cabbage seedpod weevil))、Ceutorhynchus napi(キャベツ・クルクリオ(cabbage curculio))、シャエトクネマ属種(Chaetocnema spp.)(ハムシ)、コラスピス属種(Colaspis spp.)(土壌甲虫)、Conoderus scalaris(コノデリス スカラリス)、Conoderus stigmosus(コノデリス スチグモサス)、Conotrachelus nenuphar(スモモゾウムシ)、Cotinus nitidis(アオコフキコガネ)、Crioceris asparagi(アスパラガスクビナガハムシ)、Cryptolestes ferrugineus(サビカクムネヒラタムシ)、Cryptolestes pusillus(カクムネヒラタムシ)、Cryptolestes turcicus(トルコカクムネヒラタムシ)、クテニセラ属種(Ctenicera spp.)(ハリガネムシ)、クルクリオ属種(Curculio spp.)(ゾウムシ)、シクロセファラ属種(Cyclocephala spp.)(ウジ)、Cylindrocpturus adspersus(サンフラワー・ステム・ウィービル(sunflower
stem weevil))、Deporaus marginatus(マンゴー・リーフ―カッティング・ウィービル(mango leaf−cutting weevil))、Dermestes lardarius(オビカツオブシムシ)、Dermestes maculates(ハラジオカツオブシムシ)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)(ハムシ)、Epilachna varivestis(インゲンテントウ)、Faustinus cubae(ファウスチヌス キューバー)、Hylobius pales(パレス・ウィービル(pales weevil))、ハイペラ属種(Hypera spp.)(ゾウムシ)、Hypera postica(アルファルファタコゾウムシ)、ハイペルドーズ属種(Hyperdoes spp.)(オサゾウムシ)、Hypothenemus hampei(コーヒーノミキクイムシ)、イプス属種(Ips spp.)(キクイムシ)、Lasioderma serricorne(タバコシバンムシ)、Leptinotarsa decemlineata(コロラドハムシ)、Liogenys fuscus(リオゲネス フスクス)、Liogenys suturalis(リオゲネス スチュラリス)、Lissorhoptrus oryzophilus(イネミズゾウムシ)、リクツス属種(Lyctus spp.)(キクイムシ/ヒラタキクイムシ)、Maecolaspis joliveti(マコラスピス ヨリヴェチ)、メガスセリス属種(Megascel
is spp.)、Melanotus communis(メラノツス コンムニス)、メリゲテス属種(Meligethes spp.)、Meligethes aeneus(ブロッサム・ビートル(blossom beetle))、Melolontha melolontha(ヨーロッパコフキコガネ)、Oberea brevis(オベレアブレビス)、Oberea linearis(オベレア リネアリス)、Oryctes rhinoceros(タイワンカブトムシ)、Oryzaephilus mercator(オオメノコギリヒラタムシ)、Oryzaephilus surinamensis(ノコギリヒラタムシ)、オチオリンクス属種(Otiorhynchus spp.)(ゾウムシ)、Oulema melanopus(クビアカクビホソハムシ)、Oulema oryzae(イネクビホソハムシ)、パントモルス属種(Pantomorus spp.)(ゾウムシ)、フィロファガ属種(Phyllophaga spp.)(フキコガネ)、Phyllophaga cuyabana(ハムシ)、フィンチテス属種(Phynchites spp.)、Popillia japonica(マメコガネ)、Prostephanus truncates(オオコナガナガシンクイムシ)、Rhizopertha dominica(コナナガシンクイムシ)、リゾトログス属種(Rhizotrogus spp.)(ヨーロッパコフキコガネムシ)、リンクホフォルス属種(Rhynchophorus spp.)(ゾウムシ)、スコリツス属種(Scolytus spp.)(キクイムシ)、シェノフォルス属種(Shenophorus spp.)(オサゾウムシ)、Sitona lineatus(アカアシチビコフキゾウムシ)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)(コクゾウムシ)、Sitophilus granaries(グラナリアコクゾウムシ)、Sitophilus oryzae(イネゾウムシ)、Stegobium paniceum(ジンサンシバンムシ)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)(コクヌストモドキ)、Tribolium castaneum(コクヌストモドキ)、Tribolium confusum(ヒラタコクヌスドモドキ)、Trogoderma variabile(キマダラカツオブシムシ)およびZabrus tenebioide(ザブルス テネビオイデス)が含まれる。
【0046】
他の態様では、本開示の方法は革翅目(ハサミムシ)の員を防除するために使用することができる。
【0047】
さらなる態様では、本開示の方法は網翅目(ゴキブリ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Blattella germanica(チャバネゴキブリ)、Blatta orientalis(トウヨウゴキブリ)、Parcoblatta pennylvanica(ペンシルバニアの森のゴキブリ)、Peiplaneta americana(ワモンゴキブリ)、Periplaneta australoasiae(コワモンゴキブリ)、Periplaneta brunnea(トビイロゴキブリ)、Periplaneta fuliginosa(クロゴキブリ)、Pyncoselus suninamensis(オガサワラゴキブリ)およびSupella longipalpa(チャオビゴキブリ)がある。
【0048】
さらなる態様では、本開示の方法は双翅目(ハエ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、アエデス属種(Aedes spp.)(カ)、Agromyza frontella(アルファルファ・ブロッチ・リーフマイナー(alfalfa blotch leafminer))、アグロマイザ属種(Agromyza spp.)(ハモグリバエ)、アナストレファ属種(Anastrepha spp.)(ミバエ)、Anastrepha suspensa(カリブカイミバエ)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)(カ)、バクトロセラ属種(Bactrocera spp.)(ミバエ)、Bactrocera cucurbitae(ウリミバエ)、Bactrocera dorsalis(ミカンコミバエ)
、セラチチス属種(Ceratitis spp.)(ミバエ)、Ceratitis capitata(チチュウカイミバエ)、クリソプス属種(Chrysops spp.)(メクラアブ)、コクリオマイア属種(Cochliomyia spp.)(ラセンウジバエ)、コンタリニア属種(Contarinia spp.)(タマバエ)、クレックス属種(Culex spp.)(カ)、ダシネウラ属種(Dasineura spp.)(タマバエ)、Dasineura brassicae(キャベツタマバエ)、デリア属種(Delia spp.)、Delia platura(タネバエ)、ドロソフィア属種(Drosophila spp.)(ショウジョウバエ)、ファンニア属種(Fannia spp.)(オブツバエ)、Fannia canicularis(ヒメイエバエ)、Fannia scalaris(ベンジョバエ)、Gasterophilus intestinalis(ウマバエ)、Gracillia perseae(ガラシリア ペルセアエ)、Haematobia irritans(ノサシバエ)、ハイレマイア属種(Hylemyia spp.)(ネクイムシ)、Hypoderma lineatum(キスジウシバエ)、リリオマイザ属種(Liriomyza spp.)(ハモグリバエ)、Liriomyza brassica(マメハモグリバエ)、Liriomyza sativae(トマトハモグリバエ)、Melophagus ovinus(ヒツジシラミバエ)、ムスカ属種(Musca spp.)(イエバエ)、Musca autumnalis(イエバエ(face fly))、Musca domestica(イエバエ)、Oestrus ovis(ヒツジバエ)、Oscinella frit(キモグリバエ)、Pegomyia betae(ビート・リーフマイナー(beet leafminer))、フォルビア属種(Phorbia spp.)、Psila rosae(ニンジンサビバエ)、Rhagoletis cerasi(オウトウミバエ)、Rhagoletis pomonella(リンゴミバエ)、Sitodiplosis mosellana(ムギアカタマバエ)、Stomoxys calcitrans(サシバエ)、タバヌス属種(Tabanus spp.)(ウマバエ)およびチプラ属種(Tipula spp.)(ガガンボ)がある。
【0049】
他の態様では、本開示の方法は半翅目の亜目である異翅目(カメムシ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Acrosternum hilare(アオクサカメムシ)、Blissus leucopterus(アメリカコバネナガカメムシ)、Bragada hilaris(ブラガータ ヒラリス)、Calocoris norvegicus(ポテト・リミド(potato mirid))、Cimex hemipterus(ネッタイトコジラミ)、Cimex lectularius(トコジラミ)、Dagbertus fasciatus(ダグベルツス ファシアツス)、Dichelops furcatus(ジケロプス フルツカス)、Dysdercus suturellus(コットン・ステイナー(cotton stainer))、Edessa meditabunda(エデッサ メジタブンダ)、Eurygaster maura(シリアルバグ(cereal bug))、Euschistus heros(オイキスツス ヘロス)、Euschistus servus(茶色カメムシ)、Helopeltis antonii(ヘロペルティス アントニー)、Helopeltis theivora(ティー・ブライト・プラントバグ(tea blight plantbug))、ラギノトムス属種(Lagynotomus spp.)(カメムシ)、Leptocorisa oratorius(レプトコリサ オラトリウス)、Leptocorisa varicornis(レプトコリサ ヴァリコルニス)、リグス属種(Lygus spp.)(カスミカメムシ)、Lygus hesperus(セイブサビイロカスミカメ)、Lygus lineolaris(サビイロカスミカメ)、Maconellicoccus hirsutus(マコネリコックス ヒルスツス)、Neurocolpus longirostris(ノイロコルプス ロンギロストリス)、Nezara virid
ula(ミナミアオカメムシ)、フィトコリス属種(Phytocoris spp.)(カスミカメムシ)、Phytocoris californicus(フィトコリス
カリホルニクス)、Phytocoris relativus(フィトコリス レラチブス)、Piezodorus guildinii(レッドバンデッド・スティンク・バグ(redbanded stink bug))、Poecilocapsus lineatus(フォーラインド・プラント・バグ(fourlined plant
bug))、Psallus vaccinicola(プサルス バッシニコラ)、Pseudacysta perseae(プソイダシスタ ペルセアエ)、Scaptocoris castanea(スカプトコリス カスタネア)およびトリアトア属種(Triatoma spp.)(オオサシガメ/サシガメ)がある。
【0050】
さらなる態様では、本開示の方法は半翅目の亜目である頸吻群(Auchenorrhyncha)(自由生活性半翅類(Free−living Hemipterans))および腹吻群(Sternorrhyncha)(植物寄生性半翅類(Plant−parasitic Hemipterans))(アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ、ヨコバイ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Acrythosiphon pisum(エンドウヒゲナガアブラムシ)、アデルゲス属種(Adelges spp.)(カサアブラムシ)、Aleurodes proletella(タマコナジラミ)、Aleurodicus disperses(アレウロイディクス ディスペルサス)、Aleurothrixus floccosus(ウーリーコナジラミ)、アルアカスピス属種(Aluacaspis spp.)、Amrasca bigutella bigutella(アムラスカ ビグッツラ ビグッツラ)、アフロフォラ属種(Aphrophora spp.)(ヨコバイ)、Aonidiella aurantii(アカマルカイガラムシ)、アフィス属種(Aphis spp.)(アブラムシ)、Aphis gossypii(ワタアブラムシ)、Aphis pomi(リンゴアブラムシ)、Aulacorthum solani(ジャガイモヒゲナガアブラムシ)、ベミシア属種(Bemisia spp.)(コナジラミ)、Bemisia argentifolii(シルバーリーフコナジラミ)、Bemisia tabaci(タバココナジラミ)、Brachycolus noxius(ロシアアブラムシ(Russian aphid)、Brachycorynella asparagi(アスパラガスアブラムシ(asparagus aphid))、Brevennia rehi(ブレヴェンニア レヒ)、Brevicoryne brassicae(ダイコンアブラムシ)、セロプラステス属種(Ceroplastes spp.)(カイガラムシ)、Ceroplastes rubens(ルビーロウカイガラムシ)、チオナスピス属種(Chionaspis spp.)(カイガラムシ)、クリソムファルス属種(Chrysomphalus spp.)(カイガラムシ)、Chrysomphalus aonidum(アカホシマルカイガラムシ)、コッカス属種(Coccus spp.)(カイガラムシ)、Coccus pseudomagnoliarum(カンキツカタカイガラムシ)、Dysaphis plantaginea(オオバコアブラムシ)、エンポアスカ属種(Empoasca spp.)(オオバコアブラムシ)、Eriosoma lanigerum(リンゴワタムシ)、Icerya purchasi(ワタフキカイガラムシ)、Idioscopus nitidulus(マンゴーヨコバイ)、Laodelphax striatellus(ヒメトビウンカ)、レピドサフェス属種(Lepidosaphes spp.)、マクロシフム属種(Macrosiphum spp.)、Macrosiphum euphorbiae(ジャガイモヒゲナガアブラムシ)、Macrosiphum granarium(ムギヒゲナガアブラムシ)、Macrosiphum rosae(ムギヒゲナガアブラムシ)、Macrosteles quadrilineatus(ヨツテンヨコバイ)、Mahanarva frimbiolata(マハナルバ フリンビオラタ)、Metopolophium dirhodum(ムギウスイロ
ブラムシ)、Mictis longicornis(ミクチス ロンギコルニス)、ミズス属種(Myzus spp.)、Myzus persicae(モモアカアブラムシ)、ネフォテッチクス属種(Nephotettix spp.)(ヨコバイ)、Nephotettix cinctipes(ツマグロヨコバイ)、Nilaparvata lugens(トビイロウンカ)、Paratrioza cockerelli(トマトキジラミ(tomato psyllid))、Parlatoria pergandii(マルクロホシカイガラ)、Parlatoria ziziphi(ヒメクロカイガラムシ)、Peregrinus maidis(トウモロコシウンカ)、フィラエヌス属種(Philaenus spp.)(アワフキムシ)、Phylloxera vitifoliae(ブドウネアブラムシ)、Physokermes piceae(スプルース・バド・スケール(spruce bud scale))、プラノコッカス属種(Planococcus spp.)(コナカイガラムシ)、Planococcus citri(ミカンコナカイガラムシ)、Planococcus ficus(ブドウコナカイガラムシ)、シュードコッカス(Pseudococcus spp.)(コナカイガラムシ)、Pseudococcus brevipes(パイナップルコナカイガラムシ)、Quadraspidiotus perniciosus(サンホーゼカイガラムシ)、ロパロシフム属種(Rhopalosiphum spp.)(アブラムシ)、Rhopalosiphum maidis(トウモロコシアブラムシ)、hapalosiphum padi(ムギクビレアブラムシ)、サイスセチア属種(Saissetia spp.)(カイガラムシ)、Saissetia oleae(クロカイガラムシ)、Schizaphis graminum(ムギミドリアブラムシ)、Sitobion avenae(イングリッシュ・グレイン・アフィド(English grain ahid))、Sogatella furcifera(セジロウンカ)、テリオアフィス属種(Therioaphis spp.)(アブラムシ)、トウメイエッラ属種(Toumeyella spp.)(カイガラムシ)、トキソプテラ属種(Toxoptera spp.)(アブラムシ)、トリアレウロデス属種(Trialeurodes spp.)(コナジラミ)、Trialeurodes vaporariorum(オンシツコナジラミ)、Trialeurodes abutiloneus(バンデットウイング・ホワイトフライ(bandedwing whitefly))、ウナスピス属種(Unaspis spp.)(カイガラムシ)、Unaspis yanonensis(ヤノネカイガラムシ)およびZulia entreriana(ズリア エントレリアナ)がある。少なくとも幾つかの態様では、本開示の方法はMyzus persicae(モモアカアブラムシ)を防除するために使用することができる。
【0051】
他の態様では、本開示の方法は膜翅目(アリ、スズメバチおよびハバチ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、アクロミルメックス属種(Acromyrrmex spp.)、Athalia rosae(カブラハバチ)、アッタ属種(Atta spp.)(ハキリアリ)、カンポノツス属種(Camponotus spp.)(オオアリ)、ジプリオン属種(Diprion spp.)(ハバチ)、フォルミカ属種(Formica spp.)(アリ)、Iridomyrmex humilis(アルゼンチンアリ)、モノモリウム属種(Monomorium spp.)、Monomorium minumum(イエヒメアリ)、Monomorium pharaonis(ファアラオアリ)、ネオジプリオン属種(Neodiprion spp.)(ハバチ)、ポゴノミルメックス属種(Pogonomyrmex spp.)(シュウカクアリ)、ポリステス属種(Polistes spp.)(アシナガバチ)、ソレノプシス属種(Solenopsis spp.)(カミアリ)、Tapoinoma sessile(オドラス・ハウス・アント(odorous house ant))、テトラノモリウム属種(Tetranomorium spp.)(シワアリ)、ベスプラ属種(Vespula spp.)(スズメバチ)およびキシ
ロコパ属種(Xylocopa spp.)(クマバチ)がある。
【0052】
特定の態様では、本開示の方法はシロアリ目(シロアリ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、コプトテルメス属種(Coptotermes spp.)、Coptotermes curvignathus(チカシロアリ)、Coptotermes frenchii(コプトテルメスフレンチイ)、Coptotermes formosanus(イエシロアリ)、コルニテルメス属種(Cornitermes spp.)(オオシロアリ)、クリプトテルメス属種(Cryptotermes spp.)(カンザイシロアリ)、ヘテロテルメス属種(Heterotermes spp.)(サバクチカシロアリ)、Heterotermes aureus(サバクチチュウシロアリ)、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)(カンザイシロアリ)、インシスチテルメス属種(Incistitermes spp.)(カンザイシロアリ)、マクロテルメス属種(Macrotermes spp.)(キノコシロアリ)、マルギニテルメス属種(Marginitermes spp.)(カンザイシロアリ)、ミクロセロテルメス属種(Microcerotermes spp.)(シュウカクシロアリ(harvester termites))、Microtermes obesi(ミクロテルメス オベシ)、プロコルニテルメス属種(Procornitermes spp.)、レティキュリテルメス属種(Reticulitermes spp.)(チカシロアリ)、Reticulitermes banyulensis(レティキュリテルメス バニュレンシス)、Reticulitermes grassei(レティキュリテルメス グラッセイ)、Reticulitermes flavipes(トウブチカシロアリ)、Reticulitermes hageni(レティキュリテルメス ハゲニ)、Reticulitermes hesperus(セイブチカシロアリ)、Reticulitermes santonensis(レティキュリテルメス サントネンシス)、Reticulitermes speratus(ヤマトシロアリ)、Reticulitermes tibialis(レティキュリテルメス ティビアリス)、Reticulitermes
virginicus(レティキュリテルメス ヴィルジニカス)、スケドリノテルメス属種(Schedorhinotermes spp.)およびゾーテルモプシス属種(Zootermopsis spp.)(シツザイシロアリ)がある。
【0053】
さらなる態様では、本開示の方法は鱗翅目(ガおよびチョウ) の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Achoea janata(アコエア ヤナタ)、アドキソフィエス属種(Adoxophyes spp.)、Adoxophyes orana(コカクモンハマキ)、アグロチス属種(Agrotis spp.)(ヨトウムシ)、Agrotis ipsilon(タマナヤガ)、Alabama argillacea(アメリカワタノミガ)、Amorbia cuneana(アモルビア クネアナ)、Amyelosis transitella(ネーブル・オレンジワーム(navel orangeworm))、Anacamptodes defectaria(アナカンプトデス デフェクタリア)、Anarsia lineatella(モモキバガ)、Anomis sabulifera(ジュード・ルーパー(jute looper))、Anticarsia gemmatalis(ベルベットビーン・キャタピラー(velvetbean caterpillar))、Archips argyrospila(フルーツツリー・リーフローラー(fruittree leafroller))、Archips rosana(ローズ・リーフ・ローラー(rose leaf roller))、アルギロタエニア属種(Argyrotaenia spp.)(ハマキガ)、Argyrotaenia citrana(オレンジハマキガ)、Autographa gamma(ガンマキンウワバ)、Bonagota cranaodes(ボナゴタ クラナオデス)、Borbo
cinnara(コブノメイガ)、Bucculatrix thurberiell
a(コットン・リーフパーホレーター(cotton leafperforator))、カロプチリア属種(Caloptilia spp.)(ハモグリムシ)、Capua reticulana(カプラ レチクラナ)、Carposina niponensis(モモシンクイガ)、チロ属種(Chilo spp.)、Chlumetia
transversa(マンゴーフサヤガ)、Choristoneura rosaceana(ハスオビハマキ)、クリソデイキシス属種(Chrysodeixis spp.)、Cnaphalocerus medinalis(コブノメイガ)、コリアス属種(Colias spp.)、Conpomorpha cramerella(コンポモルファ クラメレラ)、Cossus cossus(オオボクトウガ)、クランブス属種(Crambus spp.)(ソッド・ウェブワーム(Sod webworms))、Cydiafunebrana(スモモヒメハマキ)、Cydia molesta(ナシヒメシンクイガ)、Cydia nignicana(エンドウシンクイ)、Cydia pomonella(コドリンガ)、Darna diducta(ダルナ ジズクタ)、ジアファニア属種(Diaphania spp.)(ズイムシ)、ジアトラエア属種(Diatraea spp.)(ジククイムシ)、Diatraea
saccharalis(カンショジククイムシ)、Diatraea graniosella(ナンセイブアワノメイガ)、エアリアス属種(Earias spp.)(ワタキバガ)、Earias insulata(エジプトタバコガ)、Earias vitella(クサビオビリンガ)、Ecdytopopha aurantianum(エクジトポファ アウランチアヌム)、Elasmopalpus lignosellus(モロコシマダラメイガ)、Epiphysias postruttana(淡褐色リンゴガ)、エフェスチア属種(Ephestia spp.)(フラワー・モス(flour moths))、Ephestia cautella(スジマダラメイガ)、Ephestia elutella(チャマダラメイガ)、Ephestia kuehniella(スジコナマダラメイガ)、エピメセス属種(Epimeces spp.)、Epinotia aporema(エピノチア アポレマ)、Erionota thrax(トガリバナナセセリ)、Eupoecilia ambiguella(ブドウホソハマキ)、Euxoa auxiliaris(アーミー・カットワーム(army cutworm))、フェルチア属種(Feltia spp.)(ネキリムシ)、ゴルチナ属種(Gortyna spp.)(ズイムシ)、Grapholita molesta(ナシヒメシンクイ)、Hedylepta indicata(マエウスキノメイガ)、ヘリコベルパ属種(Helicoverpa spp.)(ヤガ)、Helicoverpa armigera(オオタバコガ)、Helicoverpa zea(オオタバコガ(bollworm/corn earworm))、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)(ヤガ)、Heliothis virescens(オオタバコガ)、Hellula undalis(ハイマダラノメイガ)、インダルベラ属種(Indarbela spp.)(ネクイムシ)、Keiferia lycopersicella(トマトギョウチュウ)、Leucinodes orbonalis(ナスノメイガ)、Leucoptera malifoliella(ロイコプテラ マリホリエラ)、リトコレクチス属種(Lithocollectis
spp.)、Lobesia botrana(グレープ・フルーツ・モス(grape fruit moth))、ロクサグロチス属種(Loxagrotis spp.)(ヤガ)、Loxagrotis albicosta(ウエスタン・ビーン・カットワーム(western bean cutworm))、Lymantria dispar(マイマイガ)、Lyonetia clerkella(リンゴハモグリムシ)、Mahasena corbetti(アブラヤシミノムシ)、マラコソマ属種(Malacosoma spp.)(テンマクケムシ)、Mamestra brassicae(ヨトウガ)、Maruca testulalis(マメノメイガ)、Metisa plana(ミノガ)、Mythimna unipuncta(アワヨトウ)、Neoleucinodes elegantalis(スモール・トマト・ボーラー(s
mall tomato borer))、Nymphula depunctalis(イネミズメイガ)、Operophthera brumata(フユシャク)、Ostrinia nubilalis(ヨーロッパアワノメイガ)、Oxydia vesulia(オキシジア ベスリア)、Pandemis cerasana(ヤマトビハマキ)、Pandemis heparana(トビハマキ)、Papilio demodocus(アフリカオナシアゲハ)、Pectinophora gossypiella(ワタアカミムシガ)、ペリドロマ属種(Peridroma spp.)(ヨトウムシ)、Peridroma saucia(ニセタマナヤガ)、Perileucoptera coffeella(ホワイト・コーヒー・リーフマイナー(white coffee leafminer))、Phthorimaea operculella(ジャガイモキバガ)、Phyllocnisitis citrella(ミカンコハモグリガ)、フィロノリクテル属種(Phyllonorycter spp.)(ハモグリムシ)、Pieris rapae(モンシロチョウ)、Plathypena
scabra(プラチペナ スカブラ)、Plodia interpunctella(ノシメマダラメイガ)、Plutella xylostella(コナガ)、Polychrosis viteana(ブドウヒメハマキ)、Prays endocarpa(プライス エンドカルパ)、Prays oleae(オリーブガ)、シューダレチア属種(Pseudaletia spp.)(ヤガ)、Pseudaletia unipunctata(ヨトウムシ)、Pseudoplusia includens(ダイズ・ルーパー(soybean looper))、Rachiplusia nu(ラキプルシア ヌ)、Scirpophaga incertulas(シルポファガ インセルツラス)、セサミア属種(Sesamia spp.)(ズイムシ)、Sesamia inferens(イネヨトウ)、Sesamia nonagrioides(セサミア ノナグリオイデス)、Setora nitens(セトラ ニテンス)、Sitotroga cerealella(バクガ)、Sparganothis pilleriana(テングハマキ)、スポドプテラ属種(Spodoptera
spp.)(アワヨトウ)、Spodoptera exigua(シロイチモンジヨトウ)、Spodoptera fugiperda(アキアワヨトウ)、Spodoptera oridania(サザン・アーミーワーム(southern armyworm))、シナンテドン属種(Synanthedon spp.)(ネクイムシ)、Thecla basilides(テクラ バシリデス)、Thermisia gemmatalis(テルミシア ゲンマタリス)、Tineola bisselliella(コイガ)、Trichoplusia ni(イラクサギンウワバ)、Tuta
absoluta(トマトキバガ)、イポノメウテア属種(Yponomeuta spp.)、Zeuzera coffeae(コーヒーゴマフボクトウ)およびZeuzera pyrina(ヒョウマダラボクトウ)がある。少なくとも幾つかの態様では、本開示の方法はシロイチモンジヨトウを防御するために使用することができる。
【0054】
本開示の方法は、ハジラミ目(ハジラミ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Bovicola ovis(ヒツジハジラミ)、Menacanthus stramineus(ニワトリオオハジラミ)およびMenopon gallinea(ニワトリハジラミ)がある。
【0055】
さらなる態様では、本開示の方法は直翅目(バッタ、イナゴおよびコオロギ)の員を防御するために使用することができ、それらにはAnabrus simplex(モルモンコオロギ)、Gryllotalpidae(ケラ)、Locusta migratoria(トノサマバッタ)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)(バッタ)、Microcentrum retinerve(アンギュラーウイングド・カティディッド(angularwinged katydid))、プテロフィラ属種(Pterophylla spp.)(キリギリス)、Scistocerca gr
egaria(サバクトビバッタ)、Scudderia furcata(フォークテイルド・ブッシュ・カティディッド(forktailed bush katydid))、およびValanga nigricorni(バランガ ニグリコルニ)がある。
【0056】
他の態様では、本開示の方法はシラミ目(シラミ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、ハエマトピヌス属種(Haematopinus spp.)(ウシおよびブタシラミ)、Linognathus ovillus(ヒツジシラミ)、Pediculus humanus capitis(アタマジラミ)、Pediculus humanus humanus(ヒトジラミ)およびPthirus pubis(ケジラミ)がある。
【0057】
特定の態様では、本開示の方法はノミ目(ノミ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Ctenocephalides canis(イヌノミ)、Ctenocephalides felis(ネコノミ)およびPulex irritans(ヒトノミ)がある。
【0058】
さらなる態様では、本開示の方法はアザミウマ目(アザミウマ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Caliothrips fasciatus(マメアザミウマ)、Caliothrips phaseoli(ミカンキイロアザミウマ)、Frankliniella fusca(タバコアザイウマ)、Frankliniella occidentalis(ミカンキイロアザミウマ)、Frankliniella shultzei(フランクリニエラ シュルツエイ)、Frankliniella williamsi(トウモロコシアザミウマ)、Heliothrips haemorrhaidalis(クロトンアザミウマ)、Riphiphorothrips cruentatus(リフィホロトリプス クルエンタツス)、(シルトスリップス属種(Scirtothrips spp.)、Scirtothrips citri(カンキツアザミウア)、Scirtothrips dorsalis(チャノキイロアザミウマ)、Taeniothrips rhopalantennalis(タエニオトリプス ローパランテンナリス)、トリプス属種(Thrips spp.)、Thrips tabaci(ネギアザミウマ)およびThrips hawaiiensis(ハナアザミウマ)がある。
【0059】
本開示の方法は、シミ目(シミ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、レピスマ属種(Lepisma spp.)(シミ)およびテルモビア属種(Thermobia spp.)(マダラシミ)がある。
【0060】
さらなる態様では、本開示の方法はダニ目(ダニおよびマダニ)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、Acarapsis woodi(ミツバチの気管ダニ)、アカルス属種(Acarus spp.)(食品ダニ)、Acarus siro(コナダニ)、Aceria mangiferae(マンゴー・バド・マイト(mango bud mite))、アクロプス属種(Aculops
spp.)、Aculops lycopersici(トマトサビダニ)、Aculops pelekasi(アクルス ペルカッシイ)、Aculus pelekassi(ミカンサビダニ)、Aculus schlechtendali(リンゴサビダニ)、Amblyomma americanum(アメリカアムブリオマ)、ボーフィルス属種(Boophilus spp.)(マダニ)、Brevipalpus obovatus(チャノヒメダニ)、Brevipalpus phoenicis(レッド・アンド・ブラック・フラット・マイト)、デモデックス属種(Demodex spp.)(ヒゼンダニ)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)(カ
タダニ)、Dermacentor variabilis(アメリカイヌダニ)、Dermatophagoides pteronyssinus(チリダニ)、エオテラニクス属種(Eotetranycus spp.)、Eotetranychus carpini(キイロハダニ)、エピチメラス属種(Epitimerus spp.)、エリオフィエス属種(Eriophyes spp.)、イキソデス属種(Ixodes
spp.)(マダニ)、メタテトラニクス属種(Metatetranycus spp.)、Notoedres cati(ネコショウセンコウヒゼンダニ)、オリゴニクス属種(Oligonychus spp.)、Oligonychus coffee(マンゴーハダニ)、Oligonychus ilicus(チビコブハダニ)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、Panonychus citri(ミカンハダニ)、Panonychus ulmi(リンゴハダニ)、Phyllocoptruta oleivora(ミカンサビダニ)、Polyphagotarsonemun latus(チャノホコリダニ)、Rhipicephalus sanguineus(クリイロコイタマダニ)、リゾグリフス属種(Rhizoglyphus spp.)(ネダニ)、Sarcoptes scabiei(ヒゼンダニ)、Tegolophus perseaflorae、テトラニカス属種(Tetranychus
spp.)、Tetranychus urticae(ナミハダニ)およびVarroa destructor(ミツバチダニ)がある。
【0061】
さらなる態様では、本開示の方法は線虫目(線虫)の員を防除するために使用することができ、それらには限定するわけではないが、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)(芽および葉ならびにマツノザイセンチュウ)、ベロノライムス属種(Belonolaimus spp.)(刺咬センチュウ)、クリコネメッラ属種(Criconemella spp.)(ワセンチュウ)、Dirofilaria immitis(犬糸線虫)、ジチレンクス属種(Ditylenchus spp.)(茎および球根センチュウ)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)(シストセンチュウ)、Heterodera zeae(トウモロコシシストセンチュウ)、ヒルスクマンニエラ属種(Hirschmanniella spp.)(ネセンチュウ)、ホプロライムス属種(Hoplolaimus spp.)(ヤリセンチュウ)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)(ネコブセンチュウ)、Meloidogyne incognita(ネコブセンチュウ)、Onchocerca volvulus(回施糸状虫)、プラチレンクス種(Pratylenchus spp.)(ネグサレセンチュウ)、ラドフォルス属種(Radopholus spp.)(ネモグリセンチュウ)およびRotylenchus reniformis(ニセフウロセンチュウ)がある。
【0062】
少なくとも幾つかの態様では、本開示の方法は鱗翅目、甲虫目、半翅目、アザミウマ目、シロアリ目、直翅目、双翅目、膜翅目およびノミ目の1もしくは複数の少なくとも1つの昆虫、およびダニ目の少なくとも1つのダニを防除するために使用することができる。
【0063】
幾つかの態様では、昆虫を防除する方法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなることができ、ここで有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量の、クロライドチャンネルアクチベーター化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなり、そしてここで有害生物は樹液を餌とする昆虫、咬んで食べる昆虫、または両方を含んでなる。
【0064】
他の態様では、昆虫を防除する方法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなることができ、ここで有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量のN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤、およびアバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも一つを含んでなり、そしてここで有害生物は樹液を餌とする昆虫、咬んで食べる昆虫、または両方を含んでなる。
【0065】
さらなる態様では、昆虫を防除する方法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなることができ、ここで有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量の、アベルメクチン系またはミルベマイシン系化合物とN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤との組み合わせを含んでなり、そしてここで有害生物はコナガ、Plutella xylostella、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus heros、およびセイブカスミカメムシ(Western plant bug)、Lygus Hesperusの少なくとも一つを含んでなる。
【0066】
さらなる態様では、昆虫を防除する方法は有害生物の集団付近に有害生物防除組成物を散布することを含んでなることができ、ここで有害生物防除組成物は、相乗的に有効な量のエマメクチン安息香酸塩、およびN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤を含んでなり、そしてここで有害生物はコナガ、Plutella
xylostella、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus heros、およびセイブカスミカメムシ、Lygus Hesperusの少なくとも一つを含んでなる。
【0067】
本開示の一つの態様では、有害生物防除組成物は、殺ダニ性、殺藻性、殺鳥性、殺バクテリア性、殺菌・殺カビ性、除草性、殺虫性、ナメクジ駆除性、殺線虫性、殺鼠性および/または殺ウイルス性を有する1もしくは複数の化合物と併せて(例えば組成物の混合物で、または同時に、または順次に散布)使用することができる。
【0068】
本開示の別の態様では、有害生物防除組成物は、摂食阻害物質、鳥類忌避剤、不妊剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾攪乱剤、植物活性化剤、植物成長調整物質および/または相乗剤(synergist)である1もしくは複数の化合物と併せて(例えば組成物の混合物で、または同時に、または順次に散布)使用することができる。
【0069】
本開示の有害生物防除組成物は相乗的効果を表し、クロライドチャンネルアクチベーター化合物、またはN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4
−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤が、単独で使用される場合よりも低い有害生物の防除に有効な量で組み合わせた活性化合物で優れた有害生物の防除を提供する。
【0070】
本開示の有害生物防除組成物は、高い相乗的な有害生物の防除を有することができ、そしてより低い有効薬量率(effective dosage rate)、高くなった環境的安全性、そして有害生物の抵抗性の発生の低下を可能にすることができる。
【0071】
以下の実施例は本発明の態様をより詳細に説明するために役立つ。これらの実施例は本開示の範囲に関して包括的または排他的と解釈されるべきではない。
【0072】
実施例
【実施例1】
【0073】
3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパノイル クロライドの調製
【0074】
【化2】
【0075】
磁気撹拌子、窒素導入口、還流冷却器および温度計を備えた乾燥した5リットルの丸底フラスコに、ジクロロメタン(CH2Cl2)(3L)中の3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパン酸(Niyaz et al.への国際公開第WO2013/062981号パンフレットに記載されたように調製)(188g,883ミリモル)を投入した。チオニル クロライド(525g,321mL,4.42モル)を50分にわたって滴下した。反応混合物を2時間、加熱還流し(約36℃)、次いで室温に冷却した(約22℃)。生じた混合物を真空下、ロータリーエバポレーターで濃縮し、続いて蒸留により(40トル、生成物は約123℃から約127℃の温度で集めた)、表題化合物を透明な無色の液体として与えた(177.3g,86%):1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 3.20(t,J=7.1Hz,2H),2.86(t,J=7.1Hz,2H),2.78−2.67(m,2H),2.48−2.31(m,2H);19F NMR(376MHz,CDCl3)δ −66.42,−66.43,−66.44,−66.44。
【実施例2】
【0076】
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)の調製
【0077】
【化3】
【0078】
CH2Cl2(100mL)中の3−クロロ−N−エチル−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−アミン(Yap et al.への米国特許出願第2012/0110702号明細書に記載されたように調製)(10.0g,44.9ミリモル)溶液に、約0℃の温度およびN2下で、ピリジン(5.45mL,67.4ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)(2.74g,22.45ミリモル)および3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパノイル クロライド(9.91g,44.9ミリモル)を順次加えた。反応物を室温に温め、そして1時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、そして生じた混合物を5分間撹拌した。混合物を分液漏斗に移し、そして層を分離した。水性相をCH2Cl2(3x50mL)で抽出し、そして合わせた有機抽出物を硫酸ナトリウム(Na2SO4)で乾燥し、濾過し、そして真空下で濃縮した。粗生成物を順相フラッシュクロマトグラフィー(0%から100%のEtOAc/CH2Cl2)により精製して、所望の生成物を淡黄色の固体として与えた(17.21g,89%):IR(薄膜)1659cm-11H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.95(d,J=2.6Hz,1H),8.63(dd,J=4.7,1.3Hz,1H),8.05(ddd,J=8.3,2.7,1.4Hz,1H),7.96(s,1H),7.47(dd,J=8.3,4.8Hz,1H),3.72(q,J=7.1Hz,2H),2.84(t,J=7.2Hz,2H),2.66(m,2H),237(t,J=7.2Hz,2H),2.44(m,2H),1.17(t,J=7.2Hz,3H);ESIMS m/z 409([M+2H]+)。
【実施例3】
【0079】
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)の調製
【0080】
【化4】
【0081】
室温で撹拌しているヘキサフルオロイソプロパノール(5mL)中のN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)(500mg,1.2
29ミリモル)溶液に、30%過酸化水素(523mg,4.92ミリモル)を加えた。溶液を室温で15分間撹拌した。これを飽和亜硫酸ナトリウム溶液でクエンチし、そしてCH2Cl2で抽出した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%〜10%MeOH/CH2Cl2)は、表題化合物を白色の半固体で与えた(495mg,95%):IR(薄膜)1660cm-11H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.96(d,J=2.4Hz,1H),8.64(dd,J=4.7,1.4Hz,1H),8.07−8.00(m,2H),7.46(ddd,J=8.3,4.8,0.7Hz,1H),3.85−3.61(m,2H),3.23−3.08(m,1H),3.03−2.76(m,3H),2.74−2.52(m,4H),1.18(t,J=7.2Hz,3H);ESIMS m/z 423([M+H]+)。
【実施例4】
【0082】
相乗効果の存在の測定Colby S.R.,“Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations,”Weeds,1967,15,20−22に記載されている方法を、配合された有害生物防除組成物中のクロライドチャンネルアクチベーター化合物と有害生物防除剤との間の相乗効果の存在を測定するために使用した。この方法では、実験で観察された配合された有害生物防除組成物の昆虫の防除パーセントを、以下の式(1)(今後“Colbyの式”と言う)により算出される「予測」防除パーセント(E)と比較した。
【0083】
【数1】
【0084】
式中、
Xは、所定の率(p)で第一の有害生物防除剤での防除パーセントであり、
Yは、所定の率(q)で第二の有害生物防除剤での防除パーセントであり、そして
Eは、p+qの率での第一および第二の有害生物防除剤により予測される防除である。
【0085】
配合された有害生物防除性で観察された防除パーセントが、Eより高い場合、配合された有害生物防除組成物中のクロライドチャンネルアクチベーター化合物と有害生物防除剤との間に相乗効果が存在する。配合された有害生物防除性で観察された防除パーセントが、Eに等しいか、またはそれより低い場合、配合された有害生物防除組成物中のクロライドチャンネルアクチベーター化合物と有害生物防除剤との間に相乗効果は存在しない。
【実施例5】
【0086】
コナガ、Plutella xylostellaに対するN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)およびエマメクチン安息香酸塩の相乗効果
【0087】
実施例5A
有害生物防除組成物は、約0.0025重量%のN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(今後「化合物I」という)を、0.000078重量%のエマメクチン安息香酸塩と徹底的に混合することにより調製した。
【0088】
バイオアッセイは異なる活性化合物について行った。約2〜3枚の新たに成長した本葉
を有する段階のキャベツ植物を、400L/Haのスプレー容量でトラックスプレイヤー散布を使用して異なる活性化合物で処理した。3匹の第二齢のコナガ、Plutella
xylostellaを各葉の面に蔓延させた。処理から3日後に測定した防除パーセントは表2に表す通りであった。コナガ、Plutella xylostellaに対する有害生物防除組成物の防除パーセントは、「観察」作用として測定し、そして約0.0025重量%の化合物IIを使用して、および約0.000078重量%のエマメクチン安息香酸塩のみを使用して得られたものと比較した。「Colbyの予測作用」は、すでに検討したColbyの式を使用して算出した。
【0089】
表2に示すように、コナガに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセント(100%)は、Colbyの式により予測される防除パーセント(91.7%)より高かった。これはColbyの予測作用より9%改善した。したがって0.0025重量%の化合物Iおよび約0.000078重量%のエマメクチン安息香酸塩を含んでなる有害生物防除組成物は、コナガに対して相乗効果を示した。
【0090】
【表2】
【0091】
実施例5B
有害生物防除組成物は、約0.0025重量%の化合物Iを約0.000039重量%のエマメクチン安息香酸塩と徹底的に混合することにより調製した。
【0092】
バイオアッセイを行い、ここでは5Aに記載した手順を使用してコナガ、Plutella xylostellaに対して異なる活性化合物を試験した。処理から3日後に測定したコナガに対する防除パーセントは表3に示す通りであった。
【0093】
【表3】
【0094】
表3に示すように、コナガに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセント(95.65%)は、Colbyの式により予測される防除パーセント(75%)より高かった。これはColbyの予測作用より27.5%改善した。したがって0.0025重量%の化合物Iおよび約0.000039重量%のエマメクチン安息香酸塩を含んでなる有害生物防除組成物は、コナガに対して相乗効果を示した。
【0095】
実施例5C
有害生物防除組成物は、約0.000625重量%の化合物Iを約0.000039重量%のエマメクチン安息香酸塩と徹底的に混合することにより調製した。
【0096】
バイオアッセイを行い、ここでは実施例5Aに記載した手順を使用してコナガ、Plutella xylostellaに対して異なる活性化合物を試験した。処理から3日後に測定したコナガに対する防除パーセントは表4に示す通りであった。
【0097】
【表4】
【0098】
表4に示すように、化合物Iは0.000625重量%の薬量率で処理から3日後にコナガに対する防除を示さなかった。さら処理から3日後にコナガに対してに観察された有
害生物防除組成物の防除パーセント(82.61%)は、Colbyの式により予測される防除パーセント(73.90%)より高かった。これはColbyの予測作用より約12%改善した。したがって0.000625重量%の化合物Iおよび約0.000039重量%のエマメクチン安息香酸塩を含んでなる有害生物防除組成物は、コナガに対して相乗効果を示した。
【実施例6】
【0099】
南アメリカ茶色カメムシ(South America Brown Stink Bug)、Euschistus herosに対するN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)およびエマメクチン安息香酸塩の相乗効果
有害生物防除組成物は、約0.04重量%の化合物Iを約0.000156重量%のエマメクチン安息香酸塩と徹底的に混合することにより調製した。
【0100】
活性化合物は、0.025%の非イオン性界面活性剤TWEEN(商標)20を含む10%アセトン溶液に配合した。バイオアッセイは、それぞれ異なる活性溶液について行った。豆片(bean piece)(約2.54cm長)をこの試験に使用した。4粒の豆片を各試験活性溶液に入れ、そしてそこに10分間放置した。豆片を活性溶液から取り出し、そして各片を32ウェルトレイのウェルに入れ、そして風乾した。3匹の南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosの第3齢若虫を各ウェルに蔓延させた。処理から4日後に測定した防除パーセントは表5に示す通りであった。
【0101】
【表5】
【0102】
有害生物防除組成物の南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosに対する防除パーセントは、「観察された」作用として測定され、そして約0.04重量%の化合物Iを使用することにより得られたもの、および約0.000156重量%のエマメクチン安息香酸塩のみを使用することにより得られたものと比較した。「Colbyの予測作用」は既に検討したようにColbyの式を使用して算出した。
【0103】
表5に示すように、茶色カメムシに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセント(42%)は、Colbyの式により予測される防除パーセント(31%)より高かった。これはColbyの予測作用より35%改善した。したがって0.04重量%の化合物Iおよび約0.000156重量%のエマメクチン安息香酸塩を含んでなる有害生物防除組成物は、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosに対して相乗効果を示した。
【実施例7】
【0104】
セイブカスミカメムシ、Lygus hesperusに対する N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)およびエマメクチン安息香酸塩の相乗効果
有害生物防除組成物は、約0.04重量%の化合物Iを約0.20重量%のエマメクチン安息香酸塩と徹底的に混合することにより調製した。
【0105】
活性化合物は、0.025%の非イオン性界面活性剤TWEEN(商標)20を含む10%アセトン溶液に配合した。バイオアッセイはそれぞれの異なる活性溶液について行った。豆片(約2.54cm長)をこの試験に使用した。4粒の豆片を各試験活性溶液に入れ、そしてそこに10分間放置した。豆片を活性溶液から取り出し、そして各片を32ウェルトレイのウェルに入れ、そして風乾した。3匹のセイブカスミカメムシ、Lygus
hesperusの第3齢若虫を各ウェルに蔓延させた。処理から3日後に測定した防除パーセントは表6に示す通りであった。有害生物防除組成物のLygus hesperusカメムシ(bug)に対する防除パーセントは、「観察された」作用として測定され、そして約0.04重量%の化合物Iを使用することにより得られたもの、および約0.20重量%のエマメクチン安息香酸塩のみを使用することにより得られたものと比較した。「Colbyの予測作用」は既に検討したようにColbyの式を使用して算出した。
【0106】
表6に示すように、処理から3日後にLygus Hesperusカメムシに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセントは約17%であった。一方、化合物Iおよびエマメクチン安息香酸塩は、単独で使用した場合に、処理から3日後にLygus Hesperusカメムシに対して防除を示さず、したがってColbyの式による予測防除パーセントはゼロであった。すなわち0.04重量%の化合物Iおよび0.20重量%のエマメクチン安息香酸塩を含んでなる有害生物防除組成物は、セイブカスミカメムシ、Lygus hesperusに対して相乗効果を表した。
【0107】
【表6】
【実施例8】
【0108】
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)またはN−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)およびエマメクチン安息香酸塩の相乗効果
有害生物防除組成物は、化合物I(重量%)または化合物II(重量%)を、エマメクチン安息香酸塩(重量%)と徹底的に混合することにより調製することができる。
【0109】
バイオアッセイは、異なる活性化合物について実施例5に記載したものと同じ手順を使用して、コナガ、Plutella xylostellaに対して行うことができる。防除パーセントは処理後、ある時期に測定することができる。
【0110】
バイオアッセイは、異なる活性化合物について実施例6に記載したものと同じ手順を使用して、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosに対して行うことができる。防除パーセントは処理後、ある時期に測定することができる。
【0111】
バイオアッセイは、異なる活性化合物について実施例7に記載したものと同じ手順を使用して、セイブカスミカメムシ、Lygus hesperusに対して行うことができる。防除パーセントは処理後、ある時期に測定することができる。
【0112】
コナガ、Plutella xylostellaに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセントは、Colbyの式に従い予測される防除パーセントより高くなると予測される。したがって化合物I(重量%)または化合物II(重量%)およびエマメクチン安息香酸塩(重量%)を含んでなる有害生物防除組成物は、コナガ、Plutella xylostellaに対して相乗効果を示すと予測される。
【0113】
南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセントは、Colbyの式に従い予測される防除パーセントより高くなると予測される。したがって化合物I(重量%)または化合物II(重量%)およびエマメクチン安息香酸塩(重量%)を含んでなる有害生物防除組成物は、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus herosに対して相乗効果を示すと予測される。
【0114】
セイブカスミカメムシ、Lygus hesperusに対して観察された有害生物防除組成物の防除パーセントは、Colbyの式に従い予測される防除パーセントより高くなると予測される。したがって化合物I(重量%)または化合物II(重量%)およびエマメクチン安息香酸塩(重量%)を含んでなる有害生物防除組成物は、セイブカスミカメムシ、Lygus hesperusに対して相乗効果を示すと予測される。
【0115】
本開示は様々な変更形態および代替形態の影響を受ける可能性があるが、本明細書には具体的な態様を例として詳細に記載してきた。しかし本開示は本明細書に開示した特定の形態に限定することを意図していないと理解すべきである。むしろ本開示は、以下に添付する請求の範囲およびそれらの法的均等物により定められるように、本開示の範囲に入る全ての変更態様、均等物および代替物を網羅するものである。
【手続補正書】
【提出日】20150313
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相乗的に有効な量の:
クロライドチャンネルアクチベーター化合物;および
N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I),N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)スルフィニル)プロパンアミド(II)
【化1】
またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤;
を含んでなる有害生物防除組成物。
【請求項2】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、ミルベマイシン系化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物がエマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
さらに植物学的に許容され得る不活性担体を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
さらに界面活性剤、安定化剤、催吐剤、崩壊剤、消泡剤、湿潤剤、分散剤、結合剤、染料、充填剤またはそれらの組み合わせから選択される添加剤を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
さらに殺ダニ性、殺藻性、殺鳥性、殺バクテリア性、殺菌・殺カビ性、除草性、殺虫性、ナメクジ駆除性、殺線虫性、殺鼠性、殺ウイルス性、またはそれらの特性の組み合わせを有する1もしくは複数の化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
さらに摂食阻害物質、鳥類忌避剤、不妊剤、除草剤薬害軽減剤、昆虫誘引剤、昆虫忌避剤、哺乳動物忌避剤、交尾攪乱剤、植物活性化剤、植物成長調整物質、相乗剤またはそれらの組み合わせである1もしくは複数の化合物を含んでなる請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
相乗的に有効な量の:
クロライドチャンネルアクチベーター化合物;および
有害生物防除剤N−(3−クロロ−1−(ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−N−エチル−3−((3,3,3−トリフルオロプロピル)チオ)プロパンアミド(I)、
【化2】
またはそれらの農業的に許容され得る塩を含んでなり、有害生物防除剤(I)またはそれらの農業的に許容され得る塩 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約0.2:1〜約256:1である有害生物防除組成物。
【請求項11】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約256:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約64:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約32:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項14】
(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩から選択される有害生物防除剤 対 クロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比が約16:1以下である請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩、およびクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比がX:Yであり;ここで
Xが有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩の重量部であり、そして数値範囲が0<X20であり;
Yがクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量部であり、そして数値範囲が0<Y20である、
請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
有害生物防除剤(I)、(II)またはそれらの農業的に許容され得る塩、およびクロライドチャンネルアクチベーター化合物の重量比の範囲がX1:Y1〜X2:Y2であり;ここで以下の条件:
(a) X1>Y1かつX2<Y2;または
(b) X1>Y1かつX2>Y2;または
(c) X1<Y1かつX2<Y2
の一つが満たされる、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
請求項1に記載の有害生物防除組成物を、有害生物の集団付近に、有害生物を防除するために十分な量で散布することを含んでなる有害生物の防除法。
【請求項18】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物およびミルベマイシン系化合物の少なくとも一つを含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項19】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項20】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、エマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項21】
有害生物が樹液を餌とする昆虫、咬んで食べる昆虫、または両方を含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項22】
有害生物が、コナガ、Plutella xylostella、南アメリカ茶色カメムシ、Euschistus heros、およびセイブカスミカメムシ、Lygus Hesperusの少なくとも一つを含んでなる請求項17に記載の方法。
【請求項23】
植物を請求項1に記載の有害生物防除組成物と接触させることを含んでなる有害生物による発生および攻撃から植物を保護する方法。
【請求項24】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アベルメクチン系化合物およびミルベマイシン系化合物の少なくとも一つを含んでなる請求項23に記載の方法。
【請求項25】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物が、アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、レピメクチンおよびミルベメクチンの少なくとも1つを含んでなる請求項23に記載の方法。
【請求項26】
クロライドチャンネルアクチベーター化合物がエマメクチン安息香酸塩を含んでなる請求項23に記載の方法。
【請求項27】
請求項10に記載の有害生物防除組成物を、有害生物の集団付近に散布することを含んでなる有害生物の防除法。
【請求項28】
請求項11に記載の有害生物防除組成物を、有害生物の集団付近に散布することを含んでなる有害生物の防除法。
【国際調査報告】