(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2017529022
(43)【公表日】20170928
(54)【発明の名称】ワイヤレス電力制御、メトリックスおよび管理
(51)【国際特許分類】
   H04Q 9/00 20060101AFI20170901BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20170901BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20170901BHJP
   G01R 21/133 20060101ALI20170901BHJP
【FI】
   !H04Q9/00 311H
   !H04Q9/00 301D
   !H04M1/00 U
   !G06Q50/10
   !G01R21/133 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】75
(21)【出願番号】2017518384
(86)(22)【出願日】20150528
(85)【翻訳文提出日】20170216
(86)【国際出願番号】AU2015050290
(87)【国際公開番号】WO2015192174
(87)【国際公開日】20151223
(31)【優先権主張番号】2014902369
(32)【優先日】20140620
(33)【優先権主張国】AU
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】514277581
【氏名又は名称】コーテック インダストリーズ プロプライアタリー リミテッド
【住所又は居所】オーストラリア国,クイーンズランド 4000,ブリズベン,345 クイーン ストリート,レベル 30
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】デイビス,バリー
【住所又は居所】オーストラリア国,クイーンズランド 4101,サウス ブリスベン ビーシー,ピー.オー.ボックス 3951
(72)【発明者】
【氏名】デイビス,ベンジャミン
【住所又は居所】オーストラリア国,4101,サウス ブリスベン ビーシー,ピー.オー.ボックス 3951
【テーマコード(参考)】
5K048
5K127
5L049
【Fターム(参考)】
5K048AA14
5K048BA34
5K048DB01
5K048DC01
5K048EB02
5K048EB10
5K048FB09
5K048FB10
5K127AA36
5K127BA03
5K127BB23
5K127BB33
5K127DA15
5K127GA14
5K127GD16
5K127JA24
5L049AA22
(57)【要約】
スマートメータ(300)とピアツーピアおよび非ピアツーピア通信プロトコルを選択的に使用してパーソナルコントローラと通信するように構成可能なワイヤレス通信モジュール(202)を含むホームオートメーションデバイス(24)とにパーソナルコントローラ(10)をリンクするためのデバイス(200)。本デバイスはまた、スマートメータおよびホームオートメーションデバイスとの通信のために動作可能なローカルネットワーク通信モジュール(206)を含む。本デバイスは、エネルギ使用データをローカルに記憶することなしにエネルギ使用をレポートするようになされる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パーソナルコントローラをスマートメータおよびホームオートメーションデバイスにリンクするためのデバイスであって、前記パーソナルコントローラがプロセッサ、ユーザインターフェース、およびワイヤレス通信トランシーバを有し、前記スマートメータが電力潮流を少なくとも測定するように構成され、前記デバイスが、
前記パーソナルコントローラとのワイヤレス通信のために動作可能なワイヤレス通信モジュールであり、前記ワイヤレス通信モジュールが無線トランシーバを含み、前記ワイヤレス通信モジュールが少なくとも2つの異なるモードで前記パーソナルコントローラとワイヤレスに通信するように構成され、前記モードのうちの第1のモードがピアツーピア通信モードであり、前記モードのうちの第2のモードが非ピアツーピア通信モードである、前記ワイヤレス通信モジュールと、
前記スマートメータのそれぞれとのおよび前記ホームオートメーションデバイスとの通信のために動作可能なローカルネットワーク通信モジュールであり、前記ローカルネットワーク通信モジュールがワイヤレスパーソナルエリアネットワークを操作するように構成された無線トランシーバを含み、前記ローカルネットワーク通信モジュールが第1のアプリケーションプロファイルを使用して前記スマートメータと通信するように構成され、前記ローカルネットワーク通信モジュールが前記第1のアプリケーションプロファイルとは異なる第2のアプリケーションプロファイルを使用して前記ホームオートメーションデバイスと通信するように構成された、前記ローカルネットワーク通信モジュールと、
前記ワイヤレス通信モジュールを介して前記パーソナルコントローラから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて前記スマートメータのそれぞれおよび前記ホームオートメーションデバイスに前記ローカルネットワーク通信モジュールを介してアクセスするように構成されたマイクロコントローラであり、前記デバイス内にエネルギ使用データを記憶することなく前記エネルギ使用データをレポートするように構成された前記マイクロコントローラと
を備える、デバイス。
【請求項2】
前記ローカルネットワーク通信モジュールが、IEEE802.15シリーズ通信規格に基づくワイヤレスパーソナルエリアネットワーク通信仕様のみを使用して前記スマートメータと通信するように構成された、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記ワイヤレスパーソナルエリアネットワークが、ジグビーを使用する、請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記第1のアプリケーションプロファイルが、ジグビースマートエネルギを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記第2のアプリケーションプロファイルが、ジグビーホームオートメーションを含む、請求項3または4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記第2のアプリケーションプロファイルが、ジグビーライトリンクを含む、請求項3または4に記載のデバイス。
【請求項7】
前記マイクロコントローラが、ネットワーク鍵を使用して前記スマートメータと通信して前記デバイスと前記スマートメータとの間の安全なネットワークを形成するように構成された、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項8】
前記マイクロコントローラが、SoftAPを使用して前記パーソナルコントローラとのピアツーピアワイヤレス通信リンクを開くように構成された、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
本線電力線に前記デバイスを物理的に接続するためのインターフェース接続をさらに備え、前記インターフェース接続が本線電力コンセントとのプラグおよびソケット係合向けに構成された、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記デバイスを本線電力線に物理的に接続するためのインターフェース接続をさらに備え、前記インターフェース接続が前記本線電力線に直接ワイヤ接続するように構成されたターミナルブロックを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項11】
前記ローカルネットワーク通信モジュールが、前記第1のアプリケーションプロファイルを使用して前記スマートメータと通信するおよび前記第2のアプリケーションプロファイルを使用して前記ホームオートメーションデバイスと通信するように構成された単一無線を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項12】
前記ローカルネットワーク通信モジュールが、前記第1のアプリケーションプロファイルを使用して前記スマートメータと通信するように構成された第1の無線と、前記第2のアプリケーションプロファイルを使用して前記ホームオートメーションデバイスと通信するように構成された第2の無線とを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項13】
前記モジュールが、少なくとも3つの無線トランシーバを集合的に含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項14】
前記モジュールが、少なくとも4つの無線トランシーバを集合的に含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項15】
前記無線トランシーバのうちの少なくとも3つが、IEEE通信規格に基づく異なる通信仕様を使用して通信するように各々構成された、請求項14に記載のデバイス。
【請求項16】
前記無線トランシーバのうちの少なくとも2つが、IEEE通信規格に基づく同通信仕様を使用して通信するように構成された、請求項14または15に記載のデバイス。
【請求項17】
前記モジュールが、少なくとも4つの異なる通信規格を使用して通信するように集合的に構成された、請求項14から16のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項18】
前記デバイスの前記マイクロコントローラが、並行して前記第1のアプリケーションプロファイルおよび前記第2のアプリケーションプロファイルの両方を使用して前記ローカルネットワーク通信モジュールを動作させるように構成された、請求項1から17のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項19】
前記ローカルネットワーク通信モジュールの前記無線トランシーバが、各アプリケーションプロファイルの異なるパーソナルエリアネットワークを動作させるように構成された、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項20】
前記ローカルネットワーク通信モジュールの前記無線トランシーバが、前記第1のアプリケーションプロファイルの第1のパーソナルエリアネットワークおよび前記第2のアプリケーションプロファイルの第2のパーソナルエリアネットワークを動作させるように構成された、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項21】
前記マイクロコントローラが、前記ワイヤレス通信モジュールおよび/または前記ローカルネットワーク通信モジュールから送信された無線伝送を順番付けるように構成された、請求項1から20のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項22】
パーソナルコントローラで、ホームオートメーションデバイスおよび電力潮流を少なくとも測定するように構成された電気管理ユニットにアクセスするための方法であって、
電気管理ユニットにもしくはその近くにあるアクセスアドミニストレータデバイスで前記パーソナルコントローラからのコマンドを受信して前記ホームオートメーションデバイスおよび前記電気管理ユニットのうちの少なくとも1つにアクセスする工程であって、前記コマンドが第1の通信規格を使用して前記アクセスアドミニストレータデバイスによって受信される工程と、
前記パーソナルコントローラから送信された前記コマンドが前記ホームオートメーションデバイスを対象としたものか前記電気管理ユニットを対象としたものかを前記アクセスアドミニストレータデバイスで判定する工程と、
ワイヤレスパーソナルエリアネットワークを使用して前記電気管理ユニットに、前記アクセスアドミニストレータデバイスで、ローカルコマンドを送信する工程であり、前記パーソナルコントローラからの前記コマンドが前記電気管理ユニットを対象とするものであると判定された場合、前記ローカルコマンドは、第1のアプリケーションプロファイルを使用して送信され、そうではなく、前記パーソナルコントローラからの前記コマンドが前記ホームオートメーションデバイスを対象とするものであると判定された場合、前記第1のアプリケーションプロファイルとは異なる第2のアプリケーションプロファイルを使用して前記ホームオートメーションデバイスに、前記アクセスアドミニストレータデバイスで、前記ローカルコマンドを送信する工程と
を備える、方法。
【請求項23】
前記ワイヤレスパーソナルエリアネットワークが、ジグビーを使用する、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第1のアプリケーションプロファイルが、ジグビースマートエネルギを含む、請求項22または23に記載の方法。
【請求項25】
前記第2のアプリケーションプロファイルが、ジグビーホームオートメーションを含む、請求項22から24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記第2のアプリケーションプロファイルが、ジグビーライトリンクを含む、請求項22から24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
その電力潮流が前記電気管理ユニットによって測定されるデバイスまたはシステムを識別する工程と、前記電気管理ユニットに前記アクセスアドミニストレータデバイスでコマンドを送信して識別された前記デバイスまたはシステムに前記電力潮流を変更する工程とをさらに備える、請求項22から26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記電気管理ユニットが、スマートメータである、請求項22から27のいずれか一項に記載の方法。
【請求項29】
前記ホームオートメーションデバイスが、電力制御ユニットを含み、前記電力制御ユニットに接続された電気デバイスまたはシステムに本線電力接続から電力を変更する工程をさらに備える、請求項22から28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項30】
前記アクセスアドミニストレータデバイスにおいてエネルギ使用データを記憶することなしに前記パーソナルコントローラに前記エネルギ使用データをレポートする工程をさらに備える、請求項22から29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
前記アクセスアドミニストレータデバイスに由来する無線伝送を順番付ける工程をさらに備える、請求項22から30のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
スマートメータによって測定されたエネルギ使用に基づいてホームオートメーションデバイスのネットワークを制御するためのシステムであって、
スマートフォンと通信するように構成された少なくとも1つの無線を有するデュアルモードのワイヤレス通信モジュールを含むアクセスアドミニストレータであり、前記ホームオートメーションデバイスのネットワークと通信するように構成された少なくとも1つのジグビー無線を含むローカル通信モジュールを含む前記アクセスアドミニストレータと、
クラウドベースのプラットフォームを動作させるように構成されたコンピュータプロセッサであり、前記プロセッサが、前記アクセスアドミニストレータおよび/または前記スマートフォンからデータを受信するように構成され、前記プラットフォームプロセッサが、前記プラットフォームプロセッサとエンティティによって制御されるプロセッサとの間の媒介デバイスとして前記スマートメータを使用することなく前記エンティティによって制御される前記プロセッサとデータを通信するように構成された、前記プロセッサと
を備える、システム。
【請求項33】
前記プラットフォームプロセッサが、前記スマートメータにアクセスするための暗号化されたセキュリティ鍵を取得し、前記鍵を前記アクセスアドミニストレータに送信するように構成された、請求項32に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示は、標準的スマートフォン、タブレット、ノート型パソコン、ラップトップ、ネットブック、ウルトラブックコンピュータおよび同様の品物を使用して適応性のあるワイヤレス通信リンクを介して電気管理ユニットおよびホームオートメーション製品のための通信、データ処理、制御およびヒューマンインターフェースの機能を果たす家庭および商用アプリケーションにおける本線電力の電力メトリックスの分析および制御に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002] 電力メータは、家庭および商用建物の共通の部分である。近年、スマートメータとして知られるデバイスの実装を介して、本線電力を測定および制御するために使用される技術は大きく発展した。スマートメータは、通常は、監視および請求を目的として電気の消費量を記録し、このデータを遠隔地へ転送するリアルタイムのまたはほぼリアルタイムのセンサを内蔵する。スマート計量は、時間とともに詳細なメトリックスを提供することができ、瞬間的需要および関連発電コストにリンクした段階的料金を公益事業体が請求することを可能にする。より粒度の細かい測定性能とともに、顧客が自身の電気消費量をよりよく追跡し、ピーク時の負荷を削減し、家庭のおよび建物のオートメーションデバイスをより便利に制御することを可能にするプラットフォームを提供することは、公益事業体にとって望ましい。
【0003】
[0003] 近年、スマートフォンの急増により、人々は強力なコンピューティングデバイスを手にした。これらのデバイスは、ワイヤレスコマンドを生成および送信することができるが、それらの一般的ワイヤレスシステムは、家庭または商用のスマートメータおよび広範な家庭および建物のオートメーション製品において現在使用される規格と互換性がなく、したがって、それらは、情報またはコマンドを交換するために、そのようなデバイスと通信することが元来できない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004] 例示的一実施形態では、本システムは、3つの構成要素を使用する:パーソナルコントローラとのワイヤレス通信のために動作可能なワイヤレス通信モジュール、および、電気管理ユニットおよびホームオートメーションデバイスとの通信のために動作可能なローカルネットワーク通信モジュールを有するアクセスアドミニストレータと、ワイヤレス通信リンクを介してアクセスアドミニストレータと通信することができる電池式のパーソナルコントローラと、パーソナルコントローラおよびアクセスアドミニストレータとデータを交換する能力を有するサービスプラットフォーム。本明細書において「好ましい」または「好ましくは」とされるものは、単に例示を意図されていることが、理解されよう。
【0005】
[0005] それらが通常、特にピーク時に、消費するであろうものから消費者による電気の消費量を変えるために使用される任意のプロセスまたは機構は、通常は、需要応答と称され、その定義が本明細書において採用される。需要応答機構の一例は、接続された電力制御デバイスまたは器具にピーク消費期間中の負荷の削減の一環として電源を切らせる電力会社通信ネットワークにわたるトリガメッセージの伝搬である。
【0006】
[0006] 本明細書で、「ホームオートメーションデバイス」という用語は、建物オートメーションデバイスを含み、世帯活動の実行または建物のサービスおよびシステムの部分の制御においてワイヤレスまたはワイヤード通信リンクを介して制御、プログラム、問合せが行われ得る任意の製品、機器、器具またはシステムを指す。例は、接続されたまたは「スマートな」以下を含むが、これらに制限されない:ガレージの扉およびゲート機構と、照明システムと、ライトと、電動式カーテン、ブラインド、オーニングおよび映写幕と、プールろ過システムと、ポンプと、水の流れを調整する灌漑デバイスと、暖房、換気および空調システムと、サーモスタットと、天井扇風機と、セキュリティシステムと、センサと、湯沸かし器と、ビデオおよびスチールカメラと、家庭用娯楽および音楽システムと、ロボットと、監視システムと、ドアロックと、器具と、白物家電と、電力制御デバイス。電力制御デバイスの例は、各出願の全内容が参照により本明細書に組み込まれている、2011年12月29日に出願したPCT出願PCT/AU2011/001666号、題名「Wireless Power,Light and Automation Control」、および、2014年10月28日に出願したPCT出願PCT/AU2014/001007号、題名「Adaptable Multi−Mode Wireless Power, Light and Automation」においてさらに詳しく説明されている。アクセスアドミニストレータによって制御することができる接続された照明の例は、そのすべての内容が参照により本明細書に組み込まれている、2014年3月14日に出願したPCT出願PCT/AU2014/000283号、題名「Wireless Light Pairing,Dimming and Control」においてさらに詳しく説明されている。
【0007】
[0007] アクセスアドミニストレータは、好ましくは、次のようにワイヤレスに動作するように構成される:個々にまたは並行して、Wi−Fiダイレクトおよび/またはネットワークWi−Fi通信技術を使用する、適応性のあるWi−FiダイレクトおよびネットワークWi−Fiデバイスとして、ならびに、任意選択により、Bluetoothローエネルギ、Bluetooth 4.XおよびCSRMeshなどのメッシングプロトコルを含む、Bluetooth SIGクラス2.1+EDR以降の通信技術を使用するBluetoothデバイスとして。
【0008】
[0008] 本明細書で、「ネットワークWi−Fi」は、従来のインフラストラクチャモードWi−Fiネットワークの加入または作成において使用される任意のWi−Fi技法、トポロジ、技術、プロトコル、規格または仕様を指し、任意の修正、拡張または独自仕様の実装形態を含む「電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronic Engineers: IEEE)802.11規格に基づく任意のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)製品」としてのWi−Fiアライアンス定義を含む。本明細書で、「Wi−Fiダイレクト」という用語は、Wi−FiアライアンスWi−Fiダイレクト仕様およびWi−Fiピアツーピア技術の任意の修正、拡張または独自仕様の実装形態をサポートするように構成されたデバイスを指す。Wi−Fiダイレクト仕様は、ピアツーピア通信リンクを形成するようになされたIEEE802.11インフラストラクチャモードの要素を使用し、それを基礎とする。本明細書で、「グループ参加者」という用語は、Wi−Fiダイレクト交渉の結果、Wi−Fiダイレクト自律グループのグループオーナーインテント値または構成に応じてグループオーナーまたはP2PクライアントとしてWi−Fi P2Pグループに参加し得るWi−Fi P2Pデバイスを指す。本出願で、「Wi−Fiアクセスポイントのシミュレート」という用語は、ネットワークWi−Fiデバイスがピアツーピア通信リンクの確立においてクライアントとして接続できるようにすることを目的としたワイヤレスインフラストラクチャアクセスポイントとして構成されたデバイスを指し、ソフトウェア対応アクセスポイントまたは仮想ルータとして実装され得る。この機構を介して、ピアツーピア通信リンクは、Wi−Fiのアドホック/IBSS(Independent Basic Service Set)モードを使用せずにWi−Fiのインフラストラクチャモードを使用して確立され得る。
【0009】
[0009] Wi−FiダイレクトおよびBluetoothは、ピアツーピア対応通信技術である。アクセスアドミニストレータに組み込むことができるピアツーピア通信方法および制御態様は、2011年12月29日に出願したPCT出願PCT/AU2011/001666号、題名「Wireless Power, Light and Automation Control」においてより詳しく説明されている。ネットワークWi−Fiは、デバイスがWLANを介して通信することを可能にする通信技術である。アクセスアドミニストレータに組み込むことができる適応性のあるネットワーク、ピアツーピア通信方法およびシステム属性は、その全内容が参照により本明細書に組み込まれている、PCT出願PCT/AU2014/001007号(前述)、および、2012年8月15日に出願した、PCT出願PCT/AU2012/000959号、題名「Adaptable Wireless Power,Light and Automation Sysytem」においてさらに詳しく説明されている。
【0010】
[0010] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、スマートメータ、サブメータまたは間隔メータなど、電気管理ユニットから本線レベル電力を受け取るようにおよびそれとデータを交換するように設計された物理インターフェースを含む。アクセスアドミニストレータおよび電気管理ユニットは、好ましくは、電力線通信を手段として通信し、変調されたキャリア信号を本線電力配線に印加するための必要な能力を含む。サポートされる電力線通信は、本線電力配線を使用するアクセスアドミニストレータと電気管理ユニットとの間の通信を円滑にする任意のプロトコル、規格または仕様を手段とし得る。1つの好ましい実施形態では、電力線通信は、次のうちの1つまたは複数を組み込み得る:任意の修正、拡張、改訂または独自仕様の実装形態を含む、ホームプラグパワーラインアライアンスホームプラグ規格または仕様、IEEE1901、1901.1および/または1901.2規格または仕様、および/または、ITU−TのG.hn規格または仕様。他の適切なプロトコル、規格または仕様は、ユニバーサルパワーラインアソシエーション(Universal Powerline Association)、SiConnect、HD−PLCアライアンス、Xsilonおよびパワーラインインテリジェントメータリングエボリューションアライアンス(Powerline Intelligent Metering Evolution Alliance)からのものを含み得るが、これらに制限されない。アクセスアドミニストレータに組み込まれ得る電力線通信、制御方法およびシステム属性は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれている、2013年10月8日に出願したPCT出願PCT/AU2013/001157号、題名「Wireless Power Control and Metrics」においてより詳しく説明されている。それが望ましい場合、電力線通信は、ホームオートメーションデバイスと通信するために使用され得る。
【0011】
[0011] 1つの好ましい実施形態では、電力線通信に加えて、または電力線通信の代わりに、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、次のうちの1つまたは複数を含む、適切なパーソナルエリアネットワーク(PAN)またはホームエリアネットワーク(HAN)ワイヤレス通信技術、プロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様の任意の組合せを介して、電気管理ユニットおよび/またはホームオートメーションデバイスとのワイヤレス通信をサポートするために、必要なハードウェアおよび回路を含み得る:任意の修正、拡張、改訂または独自仕様の実装形態を含む、任意のジグビープロトコル、アプリケーションプロファイル、ジグビーアライアンスによって公開された規格または仕様、WI−SUNアライアンスによって公開された任意のプロトコル、規格または仕様、IEEE802.15.4を含むがこれに制限されないIEEE802.15に基づく任意のプロトコル、規格または仕様、任意のZ−Waveプロトコル、規格または仕様、Threadグループアライアンスによって公開された任意のThreadプロトコル、規格または仕様、および/または、ANT+を含むANTに基づく任意のプロトコル、規格または仕様。ジグビーアプリケーションプロファイルは、通常は、目標アプリケーションにおけるメッセージタイプ、メッセージフォーマット、およびジグビーデバイスの処理動作を含む関連アプリケーションおよびデバイスの領域空間を定義することが、当業者には理解されよう。特に断りのない限り、ワイヤレスローカルネットワーク通信能力はジグビーに関して説明されるが、本開示は、そのように制限されず、たとえば、Z−Wave、ThreadまたはWI−SUNプロトコル、規格または仕様を使用することによって実行することができる。
【0012】
[0012] アクセスアドミニストレータに組み込まれ得るPANおよびHAN方法およびシステム属性は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれている、2014年3月31日に出願した、オーストラリア仮特許出願第2014901157号、題名「Wireless Power Metering and Metrics」においてさらに詳しく説明されている。
【0013】
[0013] パーソナルコントローラは、好ましくは、少なくともネットワークWi−Fiをサポートし、Wi−Fiダイレクトおよび/またはBluetoothおよび/または近距離無線通信(NFC)もまたサポートし得る、市販のモバイルコンピューティングデバイスである。特に断りのない限り、パーソナルコントローラはスマートフォンに関して説明されるが、本開示は、そのように制限されない。単に一例として、パーソナルコントローラは、以下を行うことができるコンピューティングデバイスでもよい:他の手段によってアプリケーションプログラム(App)をダウンロードまたはインストールすることと、必要とされる機能を実行するために、ユーザがそれと対話してAppを制御することができる適切なインターフェースを有することと、アクセスアドミニストレータとの通信リンクを確立するためのワイヤレス通信能力を有することと、サービスプラットフォームとデータを交換するための通信能力を有すること。パーソナルコントローラの例は、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、スマートウォッチ、スマートアイウェア、ウルトラブックおよびノート型パーソナルコンピュータを含む。パーソナルコントローラの機能要素は、モバイルコンピューティングプラットフォームの部分として一致して動作するように好ましくは構成された別個のデバイスによって実行することができ、各々の構成要素デバイスは、通常のモバイル使用向けに設計されたデバイスである。一例として、スマートフォンに機能的に結合されたスマートウォッチは、統一されたモバイルコンピューティングプラットフォームとして動作することによって、パーソナルコントローラの機能的能力を届けることができる。
【0014】
[0014] アクセスアドミニストレータは、好ましくは、Wi−Fiダイレクトを使用すること、Wi−Fiアクセスポイントをシミュレートすることおよび/またはWi−Fiネットワークを使用することによって、スマートフォンとの通信リンクを形成することができる。アクセスアドミニストレータがWLANアクセスポイントに接続されるとき、同WLANアクセスポイントにやはり接続されたWi−Fi能力を有するスマートフォンは、適切なAppを使用してアクセスアドミニストレータと通信することができることが、理解されよう。すなわち、ユーザは、自身のスマートフォンにコマンドを入力し、それをWLANアクセスポイントを介してアクセスアドミニストレータに送信することができる。この場合、スマートフォンは、WLANアクセスポイントの周辺にあってもよく、または、スマートフォンは、遠く離れた場所にあり、インターネットを介してWLANアクセスポイントと通信することができ、WLANアクセスポイントはそのように構成される。
【0015】
[0015] ピアツーピアWi−Fiモードで動作するアクセスアドミニストレータは、WLANアクセスポイントを必要とせずにスマートフォンと直接通信し得ることが、理解されよう。この場合、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、Wi−Fiアクセスポイントをシミュレートする、または、スマートフォンがWi−Fiダイレクトを使用して通信しない場合には、ソフトウェアアクセスポイント(SoftAP)として動作する、あるいは、アクセスアドミニストレータおよびスマートフォンは、好ましくは、どのデバイスがWi−Fiダイレクトグループオーナー役を担うかを交渉し、スマートフォンおよびアクセスアドミニストレータの両方がWi−Fiダイレクト使用して通信するピアツーピア接続を確立することができる。ピアツーピア接続が確立された後は、ユーザは、他の媒介またはネットワークを必要とせずにスマートフォンと選択されたアクセスアドミニストレータとの間でデータを直接交換することができる。
【0016】
[0016] 1つの好ましい実施形態では、本開示は、個々にまたは並行して、シミュレートされたアクセスポイント、ネットワークWi−FiおよびWi−Fiダイレクト接続を提供する、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数から導出されるワイヤレス通信能力を有するアクセスアドミニストレータを説明する。いくつかの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、ワイヤレスBluetooth接続をサポートするために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含み得る。いくつかの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、ジグビー、Z−wave、Thread、WI−SUN、ANTまたは代替ワイヤレスネットワーク通信プロトコル、規格もしくは仕様のうちの1つまたは複数を使用して1つまたは複数のワイヤレスPANもしくはHANをサポートするために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含み得る。いくつかの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、同時にまたは並行して動作する2つ以上のワイヤレスジグビーネットワークをサポートするために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含むことができ、そして、それが望ましい場合、各々の同時または並行ジグビーネットワークは、異なるジグビーアプリケーションプロファイル(またはプロファイル)、規格、仕様またはプロトコルスタックを使用し、動作し得る。いくつかの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、および単に一例として、2.4GHzのキャリア周波数および1GHz未満の選択された周波数で同時にもしくは選択的に動作するジグビー、または、2.4GHzおよび5GHzのキャリア周波数で同時にまたは選択的に動作するWi−Fiなど、2つ以上のキャリア周波数でワイヤレス通信プロトコル、規格、または仕様の通信をサポートするために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含み得る。
【0017】
[0017] コストおよび所望の結果に応じて、アクセスアドミニストレータのワイヤレス通信能力は、以下を使用することによって達成され得る:個々に、集合的に、またはシステムインパッケージ(SiP)として、またはシステムオンチップ(SoC)もしくはパッケージオンパッケージ(PoP)としての、任意の数および組合せの無線、アンテナ、トランシーバ、マイクロプロセッサ、構成要素、集積回路およびコントローラ、SiP、SoCまたはPoPとしての異なる規格のいくつかのトランシーバおよびコントローラの機能を統合する組合せまたは「コンボ」チップ、あるいは、コンボチップ、SiP、SoC、PoPおよび/または個別構成要素、集積回路、無線、アンテナ、トランシーバ、マイクロプロセッサおよびコントローラの任意の組合せおよび数の使用。アクセスアドミニストレータは、単一のまたは複数の以下のものを使用することができる:ワイヤレス帯域、物理チャネル、仮想チャネル、モード、または、他の共存技術およびアルゴリズム、その方法は当業者にはよく知られており、簡潔にするために本明細書では説明されない。選択されるハードウェア構成要素に応じて、アクセスアドミニストレータはまた、外部スプリッタの必要性をなくするまたは必要とされるアンテナの数を減らすために、共用アンテナサポートおよび共用信号受信パスを含み得る。
【0018】
[0018] 1つの好ましい実施形態では、本開示は、第1のモードでは、好ましくはWi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートして、Wi−Fiピアツーピア接続を提供し、第2のモードでは、ネットワークWi−Fiデバイスとして機能するおよびクライアントとしてWLANに接続するようにユーザによって構成され得る、適応性のあるワイヤレス通信を有するアクセスアドミニストレータを説明する。
【0019】
[0019] アクセスアドミニストレータは、好ましくは、それの最終的構成にかかわらず、好ましくはWi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートしてピアツーピアモードにおいて最初に機能するようにそれのワイヤレス通信をセットさせる。Wi−FiダイレクトまたはWi−Fiアクセスポイントのシミュレートは、ピアツーピア接続を提供するので、電力がアクセスアドミニストレータに適用されるとすぐに、それは、少なくともネットワークWi−Fiを実行するスマートフォンによって認識することができ、ワイヤレス通信リンクが確立され得る。スマートフォンAppは、好ましくは、任意の動作態様を構成し、アクセスアドミニストレータの機能的能力を制御するために使用される。ワイヤレス通信リンクが確立された後は、ユーザは、スマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間のデータパスを好ましくは使用するAppを起動することができる。Appを使用して、ユーザは、アクセスアドミニストレータがピアツーピアモードでの実行を継続するか、ネットワークWi−Fiモードに変更し、Wi−Fiネットワークのクライアントになるか、または、サポートされる場合には並行して両方のモードを実行するかを選択することができ、デバイスに名前を付ける、パスワードを入力する、および、必要とされ得るまたは望ましいことがある任意の他の要件など、ネットワークWi−FiクライアントまたはピアツーピアWi−Fiデバイスのために必要とされる任意の動作パラメータでアクセスアドミニストレータを設定することができる。この手続きが完了したとき、アクセスアドミニストレータが自動的に、またはユーザがアクセスアドミニストレータに命令して、セットアッププロセス中に指定されたパラメータに従ってそれ自体を構成することができる。
【0020】
[0020] ユーザが、好ましくは、Wi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートしてピアツーピアモードでアクセスアドミニストレータを動作させることを選択した場合、アクセスアドミニストレータは、アクセスアドミニストレータがセットアッププロセス中に指定されたパラメータに従ってそれ自体を構成した後に、それを継続して行うことになる。アクセスアドミニストレータは、直接またはピアツーピア通信リンクを確立する前にそれの接続要件に完全に準拠し得るスマートフォンにのみ接続することになる。これは、Wi−FiプロテクテッドアクセスまたはWi−Fiプロテクテッドアクセス2などの任意の固有のセキュリティ対策に加えたセキュリティ対策を含み得る。
【0021】
[0021] ユーザが、アクセスアドミニストレータがWi−FiネットワークのクライアントとしてネットワークWi−Fiモードで動作することを選択した場合、スマートフォンAppは、アクセスアドミニストレータがWLANに接続するために必要なパラメータを構成することになる。それらのパラメータを使用して、アクセスアドミニストレータは、次いで、クライアントデバイスとしてWLANに接続することになる。アクセスアドミニストレータは、その場合、好ましくは、同WLANにやはり接続されたデバイスにアクセス可能になる。アクセスアドミニストレータのピアツーピアワイヤレスモードは、好ましくは、アクセスアドミニストレータがクライアントとしてWLANに接続するための必要なパラメータを構成するために使用される。
【0022】
[0022] いずれのモードでも、スマートフォンAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータの機能的能力を構成および制御するために使用される。ネットワークWi−Fiモードでは、スマートフォンAppは、選択されたアクセスアドミニストレータとWLANアクセスポイントを介して通信する。好ましくは、Wi−Fiダイレクトを使用するまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートする、ピアツーピアモードでは、スマートフォンAppは、媒介を使用せずに、選択されたアクセスアドミニストレータマシン対マシンで直接通信する。
【0023】
[0023] ユーザが、アクセスアドミニストレータがピアツーピアモードおよびネットワークWi−Fiモードの両方で並行して動作することを選択した場合、アクセスアドミニストレータが、セットアッププロセス中に指定されたパラメータに従ってそれ自体を構成するとき、アクセスアドミニストレータは、各モードの機能が使用可能な状態で、WLAN上のクライアントデバイスとしておよびWi−Fiダイレクトデバイスおよび/またはシミュレートされたWi−Fiアクセスポイントとして現われることになる。その方法で、および単に一例として、アクセスアドミニストレータは、並行WLAN接続へのアクセスを許すことなしにWi−Fiダイレクト接続を介するサードパーティアクセスを可能にし、それによって、他のWLANデバイスへのアクセスを防ぐことができる。
【0024】
[0024] 1つの好ましい実施形態では、スマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間のBluetoothピアツーピア接続は、ネットワークWi−Fiデバイスおよび/またはWi−Fiダイレクトグループ参加者および/またはシミュレートされたWi−Fiアクセスポイントとしてのアクセスアドミニストレータの構成のための情報を入力するために、あるいはネットワークWi−Fiおよび/またはWi−Fiダイレクトおよび/またはピアツーピアWi−Fi接続の確立を円滑にするために、使用され得る。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータとスマートフォンとの間のBluetooth接続は、Appとアクセスアドミニストレータとの間のデータの交換のための好ましいピアツーピア通信チャネルとして指定され得る。
【0025】
[0025] アクセスアドミニストレータが、電力線通信能力と構成される場合、アクセスアドミニストレータとスマートフォンとの間にワイヤレス通信リンクが確立された後は、ユーザは、以下を行うためにスマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間のワイヤレスデータパスを好ましくは使用するAppを起動することができる:電力線通信ネットワークの任意の要件を構成する、電力線通信ネットワークにデバイスを加える、電力線通信ネットワークに加わる、および/または電力線通信ネットワークを調整するためのアクセスアドミニストレータの任意の要件を構成する。アクセスアドミニストレータが、ワイヤレスローカルネットワーク通信能力と構成される場合、アクセスアドミニストレータとスマートフォンとの間にワイヤレス通信リンクが確立された後は、ユーザは、以下を行うためにスマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間のワイヤレスデータパスを好ましくは使用するAppを起動することができる:ワイヤレスPANもしくはHANの任意の要件を構成する、デバイスをワイヤレスPANもしくはHANに加える、ワイヤレスPANもしくはHANに加わる、および/または、ワイヤレスPANもしくはHANを調整するためのアクセスアドミニストレータの任意の要件を構成する。
【0026】
[0026] アクセスアドミニストレータの動作態様の構成に加えて、Appはまた、好ましくは、以下のうちの1つまたは複数を行うために使用されることになる:任意の必要な方法でアクセスアドミニストレータ、電気管理ユニットおよび/またはホームオートメーションデバイスからのまたはそれらへのデータを、処理、分析、コンパイル、交換、転送、送信、受信、記憶、操作、表示、および/または置き換える。そのようなデータは、コマンド、制御および構成データを含み得る。Appのデータ能力は、スマートフォンによって実行することができ、または外部サービスプラットフォームを統合することができる。
【0027】
[0027] サービスプラットフォームは、好ましくは、コンピュータ、コンピューティングデバイスまたはサーバを使用して以下のうちの1つまたは複数を行うサービスプラットフォームとしてのクラウド、アプリケーションサービスプラットフォームまたはソフトウェアである:App、アクセスアドミニストレータ、ホームオートメーションデバイス、電気管理ユニットおよび/またはサードパーティからのまたはそれらへのデータの、処理、分析、コンパイル、交換、転送、送信、受信、記憶、操作、表示、および/または置換え。そのようなデータは、コマンド、制御、構成、料金、課金、履歴、測定および傾向データのうちの任意の1つまたは複数を含み得る。
【0028】
[0028] 第1の好ましい態様では、本開示は、パーソナルコントローラをスマートメータおよびホームオートメーションデバイスにリンクするためのデバイスを説明し、パーソナルコントローラは、プロセッサ、ユーザインターフェース、およびワイヤレス通信トランシーバを有し、スマートメータは、電力潮流を少なくとも測定するように構成される。本デバイスは、パーソナルコントローラとのワイヤレス通信のために動作可能なワイヤレス通信モジュールを含み、ワイヤレス通信モジュールは無線トランシーバを含み、ワイヤレス通信モジュールは少なくとも2つの異なるモードでパーソナルコントローラとワイヤレスに通信するように構成され、第1のモードはピアツーピア通信モードであり、第2のモードは非ピアツーピア通信モードである。本デバイスはまた、各々のスマートメータとのおよびホームオートメーションデバイスとの通信のために動作可能なローカルネットワーク通信モジュールを含み、ローカルネットワーク通信モジュールは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワークを操作するように構成された無線トランシーバを含み、ローカルネットワーク通信モジュールは第1のアプリケーションプロファイルを使用してスマートメータと通信するように構成され、ローカルネットワーク通信モジュールは第1のアプリケーションプロファイルとは異なる第2のアプリケーションプロファイルを使用してホームオートメーションデバイスと通信するように構成される。本デバイスはまた、ローカルネットワーク通信モジュールを介して、ワイヤレス通信モジュールを介してパーソナルコントローラから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて、スマートメータおよびホームオートメーションデバイスの各々にアクセスするように構成されたマイクロコントローラを含み、マイクロコントローラは、本デバイス内にエネルギ使用データを記憶することなしに、エネルギ使用データをレポートするように構成される。
【0029】
[0029] さらなる好ましい一態様では、本開示は、ホームオートメーションデバイスおよび電力潮流を少なくとも測定するように構成された電気管理ユニットにパーソナルコントローラを用いてアクセスするための方法を説明する。本方法は、ホームオートメーションデバイスおよび電気管理ユニットのうちの少なくとも1つにアクセスするためのパーソナルコントローラからのコマンドを電気管理ユニットにあるもしくはその近くのアクセスアドミニストレータデバイスで受信する工程であり、コマンドが、第1の通信規格を使用するアクセスアドミニストレータデバイスによって受信される工程と、パーソナルコントローラから送信されたコマンドがホームオートメーションデバイスを対象としたものか電気管理ユニットを対象としたものかをアクセスアドミニストレータデバイスで判定する工程と、ワイヤレスパーソナルエリアネットワークを使用して電気管理ユニットに、アクセスアドミニストレータデバイスで、ローカルコマンドを送信する工程であり、ローカルコマンドが、パーソナルコントローラからのコマンドが電気管理ユニットを対象とするものであると判定された場合には、第1のアプリケーションプロファイルを使用して送信され、そうではなくて、パーソナルコントローラからのコマンドがホームオートメーションデバイスを対象とするものであると判定された場合には、第1のアプリケーションプロファイルとは異なる第2のアプリケーションプロファイルを使用してホームオートメーションデバイスに、アクセスアドミニストレータデバイスで、ローカルコマンドを送信する工程とを含む。
【0030】
[0030] さらなる好ましい一態様では、本開示は、スマートメータによって測定されたエネルギ使用に基づいてホームオートメーションデバイスのネットワークを制御するためのシステムを説明する。本システムは、スマートフォンと通信するように構成された少なくとも1つの無線を有するデュアルモードのワイヤレス通信モジュールを含むアクセスアドミニストレータを含み、アクセスアドミニストレータは、ホームオートメーションデバイスのネットワークと通信するように構成された少なくとも1つのジグビー無線を含むローカル通信モジュールを含む。本システムはまた、クラウドベースのプラットフォームを動作させるように構成されたコンピュータプロセッサを含み、プロセッサは、アクセスアドミニストレータおよび/またはスマートフォンからデータを受信するように構成され、プラットフォームプロセッサは、そのプラットフォームプロセッサとエンティティによって制御されるプロセッサとの間の媒介デバイスとしてスマートメータを使用せずにそのエンティティによって制御されるプロセッサとデータを通信するように構成される。
【0031】
[0031] さらなる好ましい態様では、本開示は、パーソナルコントローラをスマートメータおよびホームオートメーションデバイスにリンクするためのデバイスを説明し、パーソナルコントローラは、プロセッサ、ユーザインターフェース、およびワイヤレス通信トランシーバを有し、スマートメータは電力潮流を少なくとも測定するように構成される。本デバイスは、パーソナルコントローラとのワイヤレス通信のために動作可能なワイヤレス通信モジュールを含み、ワイヤレス通信モジュールは無線トランシーバを含み、ワイヤレス通信モジュールは少なくとも2つの異なるモードでパーソナルコントローラとワイヤレスに通信するように構成され、第1のモードはピアツーピア通信モードであり、第2のモードは非ピアツーピア通信モードである。本デバイスはまた、スマートメータのそれぞれとのおよびホームオートメーションデバイスとの通信のために動作可能なローカルネットワーク通信モジュールを含み、ローカルネットワーク通信モジュールは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワークを操作するように構成された無線トランシーバを含み、ローカルネットワーク通信モジュールは、第1のアプリケーションプロファイルを使用してスマートメータと通信するように構成され、ローカルネットワーク通信モジュールは、第1のアプリケーションプロファイルとは異なる第2のアプリケーションプロファイルを使用してホームオートメーションデバイスと通信するように構成される。本デバイスはさらに、ホームオートメーションデバイスに関連する使用データを記憶するように構成された第1のデータベースと、スマートメータに関連する使用データを記憶するように構成された第2のデータベースとを含む。本デバイスはまた、ワイヤレス通信モジュールを介してパーソナルコントローラから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて、ローカルネットワーク通信モジュールを介して、スマートメータおよびホームオートメーションデバイスの各々にアクセスするように構成されたマイクロコントローラを含み、第1のデータベースに記憶されたエネルギ使用データが第2のデータベースに記憶されたエネルギ貯蔵データから分離されるように、第1のデータベースおよび第2のデータベースは互いに独立している。
【0032】
[0032] 本明細書における任意の先行技術の参照は、その先行技術がオーストラリアにおけるまたは任意の他の国における共通の一般的知識の部分を形成することの承認または何らかの形の暗示ではなく、そのように見なされるべきではない。
【0033】
[0033] 本明細書で出願されるおよびこれに添付される特許請求の範囲は、本説明の文章に参照によって組み込まれている。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】[0034] 本明細書で開示されるシステムおよび方法でまたはその部分として使用可能なスマートフォンの透視図である。
【図2】[0035] 本開示の好ましい一実施形態によるアクセスアドミニストレータの機能要素のブロック図である。
【図3】[0036] 図1のスマートフォンおよび図2のアクセスアドミニストレータおよび電気管理ユニットとのそれの対話のシステム図的記述を示す図である。
【図4】[0037] 図1のスマートフォン、図2のアクセスアドミニストレータ、電気管理ユニットおよびサービスプラットフォームの間の通信経路の図的記述を示す図である。
【図4A】[0038] 本開示のもう1つの好ましい実施形態によるローカル電力管理ネットワークの図的記述を示す図である。
【図4B】[0039] 本開示のさらなる好ましい一実施形態によるローカル電力管理ネットワークの図的記述を示す図である。
【図4C】[0040] 本開示の追加の好ましい一実施形態によるローカル電力管理ネットワークの図的記述を示す図である。
【図5】[0041] 本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータの機能要素のブロック図である。
【図6】[0042] 本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータの機能要素のブロック図である。
【図7】[0043] 本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータの機能要素のブロック図である。
【図8】[0044] 本開示の好ましい一実施形態による図4のWi−Fi WLAN内のクライアントデバイスとして図2のアクセスアドミニストレータを構成するために図1のスマートフォンを使用する例示的構成手続きの流れ図である。
【図9A】[0045] 本開示の好ましい一実施形態によるプロダクトApp内の予算ツールの図的記述を示す図である。
【図9B】[0046] 本開示のもう1つの好ましい実施形態によるプロダクトApp内の情報画面の図的記述を示す図である。
【図9C】[0047] 本開示のさらなる好ましい一実施形態によるプロダクトApp内の器具測定ツールの図的記述を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
[0048] 本開示の代替実施形態が、本明細書を考慮して当業者には明らかとなろう。本明細書および例は、単に例示として考慮されることが意図されており、本開示の真の範囲および趣旨は、後に続く特許請求の範囲によって指示される。「備える」という用語は、広い、開かれた意味を有することが意図されており、特定の実施形態に制限されないことが、理解されよう。
【0036】
[0049] 図1から3を参照すると、システム100は、好ましくは、本明細書で「プロダクトApp」と称されるアプリケーションプログラム、パーソナルコントローラ10、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24を含む。図示されていないが、アクセスアドミニストレータ200は、選択された通信プロトコル、規格、または仕様によってサポートされるホームオートメーションデバイスの最大数まで、選択された共用ネットワーク通信プロトコル、規格、または仕様のトポロジおよび技法を使用してホームオートメーションネットワーク内の任意の数のホームオートメーションデバイス24と通信することができ、その方法は、ネットワーク通信の当業者によって理解されよう。2つ以上のホームオートメーションネットワークが所与のインストールにおいて並行してまたは同時に動作し得ること、そして、各ホームオートメーションネットワークは異なる通信プロトコル、規格、および仕様を使用し得ることが、理解されよう。
【0037】
[0050] 必要に応じて、プロダクトAppは、通常は、1つまたは複数のプロセッサと組み合わせて使用され、それがホストされる場合、プロダクトAppの機能およびパラメータに従って、そうでない場合には汎用プロセッサであることがあるものを専用プロセッサに構成することが、理解されよう。好ましくは、プロダクトAppは、スマートフォン10内のメモリなどのコンピュータ可読媒体にダウンロードされ、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24のうちの1つまたは複数の制御、構成、プログラミングおよび/または問合せのためのヒューマンインターフェース、ならびに、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300、ホームオートメーションデバイス24およびサービスプラットフォーム500(図4)との、およびそれが望ましい場合にはそれらの間の、データの処理および交換のための手段として動作する。プロダクトAppは、たとえば、クラウドサーバ、およびコンピュータデバイスに関連する物理メモリ、サーバ、および可搬型記憶装置およびメモリスティックなど、いくつかの異なるコンピュータ可読媒体内に存在することが可能であり、またはそれらに記憶することができる。
【0038】
[0051] システム100は、データおよびコマンドの交換を円滑にするために、組み合わされたワイヤレス通信および電力線通信を使用するように構成され得る。アクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間の通信は、好ましくは、ネットワークWLAN、ワイヤレスピアツーピア接続、または並行してその両方を使用する。アクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間の通信は、好ましくは、電力線通信またはワイヤレスPANもしくはHAN通信を使用する。アクセスアドミニストレータ200とホームオートメーションデバイス24との間の通信は、好ましくは、電力線通信またはワイヤレスPANもしくはHAN通信を使用する。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、それの使用可能な電力を電気管理ユニット300とデータを交換するために使用される同じ本線電力線から取り、アクセスアドミニストレータおよび電気管理ユニットの両方が、電力線通信を使用して通信するように構成される。プロダクトApp、スマートフォン10、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24の対話は、以下でさらに詳しく説明される。
【0039】
[0052] 図1は、以下でさらに詳しく説明される、アクセスアドミニストレータと通信するためにワイヤレスリンクを使用するスマートフォン10の透視図である。スマートフォン10は、好ましくは、市販の、従来のスマートフォンである。スマートフォンが好ましくは含む基本的機能のうちのいくつかは:タッチセンサ式グラフィカル画面インターフェース12、互換性のある無線トランシーバ、および、個々のスマートフォンオペレーティングシステムに特有のプロダクトAppを実行する能力。後に続く例では、プロダクトAppのための特定のコーディングは、当業者は、個々のコーディングの論考を必要とせずに、記載された実施形態の機能を理解および再現することが可能であろうため、簡潔さを目的として省略されている。
【0040】
[0053] スマートフォン10は、好ましくは、少なくともネットワークWi−Fiを介して通信するための技術を含む、一連のワイヤレス通信技術にわたって動作するように構成される。スマートフォン10は、Wi−Fiダイレクトおよび/またはBluetoothおよび/またはNFCのための追加の能力を含み得る。本開示の好ましい実施形態は、それのコントローラとしてスマートフォン、具体的には少なくともネットワークWi−Fi能力を組み込んだスマートフォン、を使用するが、他のワイヤレス通信方法およびシステムが、任意の特定の要件に応じて使用され得る。
【0041】
[0054] ここで図2を参照すると、アクセスアドミニストレータ200が、本開示の好ましい一実施形態に従って示される。図2に示されるアクセスアドミニストレータは、概して、好ましいアクセスアドミニストレータの概略であり、追加の好ましい形のアクセスアドミニストレータが図5、6および7を参照して説明される。アクセスアドミニストレータ200は、ワイヤレス通信202、永続的時計カレンダ204、ローカルネットワーク通信206、内蔵メモリを有するシステムマイクロコントローラ208、アンテナ210、システム電力供給装置212、電力線結合器214および電力線接続216を好ましくは含む、物理デバイスである。ローカルネットワーク通信206が、ワイヤレス通信のサポートを含む場合、それは、好ましくは、専用アンテナ210aを含み得る。いくつかの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ208は、内蔵メモリに加えて、またはその代わりに、外部メモリをサポートすることが好ましいことがある。いくつかの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ208およびローカルネットワーク通信206は、完全に統合されることが好ましいことがある。いくつかの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ208およびワイヤレス通信202は、完全に統合されることが好ましいことがある。ワイヤレス通信202は、以下でさらに詳しく説明されるように、1つまたは複数の通信トポロジおよび1つまたは複数の通信プロトコル、規格、または仕様にわたりスマートフォン10および/または他のシステム要素とアクセスアドミニストレータ200が通信することを可能にする回路を含む。ローカルネットワーク通信206は、以下でさらに詳しく説明されるように、1つまたは複数の通信トポロジおよび1つまたは複数の通信プロトコル、規格、または仕様にわたり電気管理ユニット300、ホームオートメーションデバイス24および/または他のシステム要素とアクセスアドミニストレータ200が通信することを可能にする回路を含む。
【0042】
[0055] 永続的時計カレンダ204は、好ましくは、電力が失われた場合に実時間が正確に維持されることを可能にする電池または超コンデンサを手段とする電力バックアップを含む。永続的時計カレンダ204を含むことで、システムマイクロコントローラ208が、時間および/または日付に基づいて自動的にコマンドを生成する、データを記録する、機能、測定もしくは計算を実行する、またはデータを交換することを可能にする。いくつかの好ましい実施形態では、永続的時計カレンダ204は、アクセスアドミニストレータ200が、時間または日付依存の動作を実行しない、または電力線もしくはワイヤレス通信を介して外部ソースから時計データを受信する場合、省略され得る。いくつかの好ましい実施形態では、永続的時計カレンダ204は、システムマイクロコントローラ208の内蔵機能にできる。
【0043】
[0056] 電力線接続216は、アクセスアドミニストレータ200を建物内の本線電力配線に接続するための物理インターフェースである。1つの好ましい実施形態では、電力線接続216は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200が本線電力汎用コンセントに直接つながることを可能にするNEMA5−15ノースアメリカンまたはBS1363本線電力規格と互換性をもつように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、完全に内蔵型のプラグインパックまたは「電源アダプタ」の物理的形状を取ることができる。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、フライングリードを有し得る。もう1つの好ましい実施形態では、電力線接続216は、好ましくは、建物または構造体の本線電力に直接配線するように構成されたターミナルブロックを組み込むことができ、壁パネル内にもしくは壁掛け式パネルの後ろに構成することが可能であり、または汎用電力コンセントまたは電灯のスイッチに統合することができる。アクセスアドミニストレータ200は、本開示の範囲を逸脱することなしに様々な国および適用例の配線、接続、取り付け、プラグおよびソケット、ならびに、電流および電圧要件に従って、構成され得ることが、理解されよう。
【0044】
[0057] システムマイクロコントローラ208とスマートフォン10との間のコマンドおよび応答は、ワイヤレス通信202およびアンテナ210によってサポートされる無線周波数ワイヤレスリンクを介して通信される。ワイヤレス通信202は、好ましくは、任意選択によりBluetoothをサポートする能力を有する、個々にまたは並行して、ネットワークWi−FiおよびWi−Fiピアツーピア接続を提供する任意の数および組合せの集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナを含む。コストおよび所望の結果に応じて、ワイヤレス通信202は、個々に、集合的に、またはシステムインパッケージ(SiP)としてもしくはシステムオンチップ(SoC)としてもしくはパッケージオンパッケージ(PoP)として任意の数および組合せの無線、アンテナ、トランシーバ、マイクロプロセッサ、構成要素、集積回路およびコントローラを、SiPもしくはSoCとして異なる規格のいくつかのトランシーバおよびコントローラの機能を統合する組合せまたは「コンボ」チップを、あるいは、コンボチップ、SiP、SoC、PoPおよび/または個別集積回路、無線、アンテナ、トランシーバ、マイクロプロセッサ、メモリ、構成要素およびコントローラの任意の組合せおよび数を使用することができる。ワイヤレス通信は、単一または複数の以下のものを使用することができる:ワイヤレス帯域、物理チャネル、仮想チャネル、モード、または他の共存技術およびアルゴリズム、その方法は当業者にはよく知られており、簡潔にするために、本明細書では説明されない。選択されたハードウェア構成要素に応じて、ワイヤレス通信202はまた、外部スプリッタの必要性をなくするまたは必要とされるアンテナの数を減らすために、共用アンテナサポートおよび共用信号受信パスを含み得る。1つの好ましい実施形態では、ワイヤレス通信202は、ジグビーをサポートするように構成され得る。必要に応じて、追加のアンテナが追加可能であり、その場合、共用アンテナサポートはふさわしくない。
【0045】
[0058] ワイヤレス通信202は、Wi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートしてピアツーピアモードにおいて、およびネットワークWi−Fiモードにおいて、好ましくは動作する、Wi−Fi無線で少なくとも構成される。1つの好ましい実施形態では、少なくともWi−Fi無線で構成されるワイヤレス通信202は、好ましくは、Wi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートしてピアツーピアモードにおいて、およびネットワークWi−Fiモードにおいて、並行して動作する能力を有する。並行接続は、好ましくは、たとえば、各々がそれ自体のPHYエンティティに関連する、2つの別個の物理MACエンティティを使用してあるいは2つ以上の仮想MACエンティティを包含する単一のPHYエンティティを使用して維持され得る、複数のMACエンティティのサポートを含む。
【0046】
[0059] ワイヤレス通信202が、ピアツーピアWi−Fi仕様もしくは規格、好ましくはWi−Fiダイレクト、を使用してまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートして、動作するとき、ワイヤレス通信202は、媒介ハードウェアを必要とせずにピアツーピアベースでネットワークWi−FiまたはWi−Fiダイレクトをサポートするスマートフォンと通信することができる。ワイヤレス通信202は、好ましくは、Wi−Fiダイレクトグループ参加者およびソフトウェアアクセスポイントもしくはSoftAPの両方としてWi−Fiダイレクト仕様に従って動作するように構成され、アクセスアドミニストレータ200がインフラストラクチャモードWi−Fiアクセスポイントをシミュレートし、従来のWi−FiアクセスポイントとしてネットワークWi−Fiで通信するスマートフォンに対して現われることを可能にする。SoftAPを介して、ワイヤレス通信202は、たとえ、ネットワークWi−FiデバイスがWi−Fiダイレクトをサポートすることができなくても、ネットワークWi−Fiデバイスとのピアツーピア通信リンクを確立することができる。この場合、アクセスアドミニストレータ200が、従来のWi−Fiアクセスポイントであるかのように、ネットワークWi−Fiを使用して通信するスマートフォンは、ネットワーク発見メッセージまたはサービスセット識別子(SSID)をアクセスアドミニストレータ200から受信することになり、スマートフォンは、それがクライアントとして従来のWi−Fiアクセスポイントに接続するかのように、アクセスアドミニストレータとのピアツーピア通信リンクを確立することができることになる。そのようにして、スマートフォン10およびアクセスアドミニストレータ200は、アドホックモードではなくてWi−Fiのインフラストラクチャモードを使用して、ピアツーピア通信リンクを形成することができる。Wi−FiダイレクトデバイスとネットワークWi−Fiデバイスとの間の通信リンクの確立の手続きは、Wi−Fiアライアンス仕様において定義されており、通信システムプロトコルに熟練した実行者には理解されよう。
【0047】
[0060] Wi−Fiダイレクトは、アクセスアドミニストレータとスマートフォンとの間の通信を単純化するいくつかの利点を有する。重要な利点は、モビリティおよび可搬性を含み、スマートフォンおよびアクセスアドミニストレータは、ワイヤレス通信リンクを確立するために、互いの無線範囲内にあるだけでよい。Wi−Fiダイレクトは、Wi−Fiプロテクテッドアクセス(WPA、WPA2)プロトコルおよび移送されるメッセージの暗号化などの手段を介して安全な通信を提供し、本システムが、認定されたデバイスに対して安全であり続けることを確保する。Wi−Fiダイレクトの利点の1つは、スマートフォンネットワークWi−Fiが、オンデマンドのピアツーピア通信をサポートすることを少しも意図されていなくても、Wi−Fiダイレクトは、ネットワークWi−Fiのみを有するスマートフォンがアクセスアドミニストレータとのピアツーピアデータ交換に関与することを可能にすることである。
【0048】
[0061] Wi−Fiダイレクトを有するアクセスアドミニストレータ200を構成することまたはそれにアクセスポイントをシミュレートさせることのもう1つの利点は、それが、Wi−Fiネットワークがインストールされてないまたは使用可能ではない建物において、インストールおよび使用され得るということである。これは、アクセスアドミニストレータの機能性を大きく拡張し、それが、Wi−Fiネットワークに依存せずに、スマートフォン、電気管理ユニットおよびホームオートメーションデバイスの間の通信の橋渡しをすることを可能にする。
【0049】
[0062] スマートフォンは進化し続けるので、新しいモデルは、ネットワークWi−Fiに加えて、Wi−Fiダイレクトのサポートを含み始めている。本開示の1つの好ましい実施形態では、P2P自律グループ形成またはP2P永続グループ形成などの任意の他のWi−Fiダイレクト方法を使用する能力を制限せずに、アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォン10は、P2P規格グループ形成方法を使用し、Wi−Fiダイレクト仕様に従ってP2Pグループを交渉することができる。アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォン10は、好ましくは、プローブ要求およびプローブ応答のWi−Fi走査および交換を介して互いを発見し、次いで、Wi−FiアライアンスWi−Fiダイレクト仕様に従って宣言されたグループオーナーインテント値に基づいてグループオーナーの役割をどのデバイスが負うことになるかを続けて交渉する。グループオーナーが合意された後は、それは、選択されたチャネルでビーコンを送り、安全なピアツーピア通信リンクがWi−Fiプロテクテッドセットアッププロビジョニングおよび動的ホスト構成プロトコル(DHCP)交換を介して確立されてインターネットプロトコル構成をセットアップすることを可能にする。
【0050】
[0063] Wi−Fiダイレクト仕様は、任意のWi−Fiダイレクトデバイスがグループオーナーになることを可能にし、デバイスの能力に応じて、交渉手続きは、この役割を実行するのに最も適したデバイスを判定する。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、グループオーナーとしてWi−Fiダイレクト接続を交渉するための最優先グループオーナーインテント値で構成され得る。グループオーナーとして動作することによって、アクセスアドミニストレータ200は、状況によってはオープン接続の数は1:1を比率に制限することが望ましいことがあるが、ハブおよびスポーク配列と一般に呼ばれるものにおいていくつかの同時ピアツーピア接続を維持することができる。
【0051】
[0064] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、直ちにグループオーナーになるときにP2Pグループを自律的に作成するように構成され得る。アクセスアドミニストレータ200からのビーコンを介して、他のデバイスは、従来のWi−Fi走査機構を使用してアクセスアドミニストレータの確立されたグループを発見し、次いで、Wi−Fiプロテクテッドセットアッププロビジョニングおよびアドレス構成を直接進めてP2Pクライアントとしてグループに加わることができる。この場合、スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のグループオーナー役の交渉はない。
【0052】
[0065] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォン10が、Wi−Fiダイレクト通信リンクを前に形成していた場合、アクセスアドミニストレータ200および/またはスマートフォン10は、好ましくは、ビーコンフレーム、プローブ応答および/またはグループオーナー交渉フレーム内に存在するP2P能力属性内のフラグを使用することによって、グループを永続的と宣言することができる。その方法では、アクセスアドミニストレータおよびスマートフォンは、ネットワーク資格情報と、グループのその後の再インスタンス化のためのグループオーナーまたはP2Pクライアントとしてのそれらの割り当てられた役割とを記憶する。発見フェーズの後、アクセスアドミニストレータ200またはスマートフォン10が、それらが過去に互いに永続グループを形成したことを認識した場合、アクセスアドミニストレータ200またはスマートフォン10のいずれかが、どのデバイスがグループオーナー役を引き受けるかを再び交渉するのではなくて、Wi−Fiダイレクト招待手続きを使用してグループをすぐに再インスタンス化することができる。
【0053】
[0066] 1つの好ましい実施形態では、P2Pグループの確立より前にリンク層でのサービス発見クエリに関してアクセスアドミニストレータとしてのそれのサービスを開示することがアクセスアドミニストレータ200にとって望ましいことがある。これは、好ましくは、プロダクトAppまたはスマートフォンが、広告されるサービスを介してアクセスアドミニストレータを検索および識別することを可能にし、プロダクトAppが、通信リンクの確立より前に他のピアツーピアWi−Fiデバイスを無視することを可能にすることになる。
【0054】
[0067] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、Wi−Fi Aware(登録商標)デバイスの間の相互運用性のためのアーキテクチャ、技術、技法、プロトコル、規格または仕様を含む、Wi−FiアライアンスのNAN技術仕様に従って近隣認識ネットワーキング(Neighbor Awareness Networking: NAN)をサポートするように構成され得る。NANは、スマートフォン10またはプロダクトAppが、Wi−FiダイレクトまたはネットワークWi−Fiを介してWi−Fi接続を行う前にスモールサービス発見メッセージを介してアクセスアドミニストレータ200およびその能力を発見することを可能にする。その方法では、スマートフォン10またはプロダクトAppは、好ましくは、通信リンクの確立より前に、関連するアクセスアドミニストレータのみを検索および表示し、他のWi−Fiデバイスを無視することを可能にすることができる。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200が、NANをサポートするように構成される場合、それは、好ましくは、高いマスタ優先値、たとえば128以上、を有するNANインフラストラクチャデバイスとして構成され得る。
【0055】
[0068] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、複数のMACエンティティをサポートするように構成され得る。アクセスアドミニストレータ200が、複数のMACエンティティをサポートするように構成される場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、NAN並行デバイスとして動作し、Wi−FiダイレクトまたはネットワークWi−Fiを使用する別個の通信リンクを維持しながらNANネットワークにおいて並行して実行することができる。
【0056】
[0069] システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200の動作および機能を定義するファームウェアプログラムを組み込み、以下を含むプログラムコードおよびシステム要素の制御の責任を負う:ワイヤレス通信202の動作モードの指定および制御と、永続的時計カレンダ204の制御および問合せと、ローカルネットワーク通信206の動作モードの指定および制御。システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、任意のプログラムおよび構成データと、プロダクトApp、電気管理ユニット、ホームオートメーションデバイス、またはサービスプラットフォームから受信される任意のデータとを記憶するために、不揮発性メモリを含む。いくつかの好ましい実施形態では、不揮発性メモリは、システムマイクロコントローラ208の外部でもよい。いくつかの好ましい実施形態では、2つ以上のマイクロコントローラが使用され得る。
【0057】
[0070] アクセスアドミニストレータ200が、製造されるとき、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、ネットワークWi−Fiデバイス、Wi−FiダイレクトデバイスおよびSoftAPとしてアクセスアドミニストレータ200を動作させるために、ファームウェアを保持する。電力が、第1の時間にアクセスアドミニストレータ200に適用されるとき、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、Wi−Fiピアツーピアモードでワイヤレス通信202を開始し、ワイヤレス範囲内でスマートフォンによって検出され得る発見メッセージの送信を始める。
【0058】
[0071] Wi−Fiダイレクトデバイスとして動作するアクセスアドミニストレータは、Wi−Fi WLANアクセスポイントを必要とせずにスマートフォンと直接通信することができることが、理解されよう。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、スマートフォン10がWi−Fiダイレクトを使用して通信していない場合には、Wi−Fiアクセスポイントとして現われ、あるいは、スマートフォン10がWi−Fiダイレクトを使用して通信している場合には、どのデバイスがWi−Fiダイレクトグループオーナー役を担うかに関してスマートフォン10と交渉する。ユーザは、次いで、ピアツーピア通信リンクを確立し、任意の他のデバイスを必要とせずに、選択されたアクセスアドミニストレータと直接データを交換することができる。
【0059】
[0072] 1つの好ましい実施形態では、ピアツーピアモードにおけるアクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、Wi−FiアクセスポイントをシミュレートするまたはWi−FiダイレクトのサポートなしにSoftAPとして動作するように構成され得る。その場合、スマートフォンは、好ましくは、Wi−Fiアクセスポイントにクライアントとして接続するかのようにアクセスアドミニストレータとピアツーピア通信リンクを確立することになるが、スマートフォン10がWi−Fiダイレクトをサポートしても、Wi−Fiダイレクト接続をアクセスアドミニストレータと交渉することはできない。
【0060】
[0073] アクセスアドミニストレータ200を構成および制御するための好ましい方法は、関連するプロダクトAppを介する。プロダクトAppのインストール命令は、好ましくは、アクセスアドミニストレータで含まれる。プロダクトAppは、好ましくは、従来のスマートフォンプラットフォームによって一般に使用される同じ集中appストアインストール方法を採用する。
【0061】
[0074] プロダクトAppは、ワイヤレス要素および無線技術の任意の混合で通信してアクセスアドミニストレータとの最良の通信リンクをシームレスに提供することができる。プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータとのワイヤレス通信リンクを開始、検索および確立するために、スマートフォン10ワイヤレス通信を制御する。プロダクトAppは、好ましくは、事前に構成されたおよび新しいアクセスアドミニストレータをスマートフォンタッチ画面12上のグラフィカル要素を介して表示することができる。
【0062】
[0075] プロダクトAppが開始するとき、それは、好ましくは、アクセスアドミニストレータを走査し、最初に構成される必要がある任意の新しいアクセスアドミニストレータを識別することになる。この時点で、ワイヤレスピアツーピア接続が、スマートフォンと新しいアクセスアドミニストレータとの間に既に確立されていない場合、プロダクトAppは、好ましくは、ユーザが所望のアクセスアドミニストレータとワイヤレスピアツーピア接続を確立し、それが以下を行うかを判定できるようにする:ピアツーピアモードで動作し、Wi−Fiダイレクトグループ参加者のままであること、Wi−Fiアクセスポイントをシミュレートすること、ネットワークWi−Fiモードで動作し、クライアントとしてWLANに接続し、ネットワークWi−Fiデバイスになること、あるいは、ワイヤレス通信202によってサポートされる場合、Wi−FiピアツーピアモードおよびネットワークWi−Fiモードで並行して動作すること。
【0063】
[0076] スマートフォンオペレーティングシステムが、プロダクトAppがアクセスアドミニストレータとのピアツーピアリンクを確立するためにスマートフォンワイヤレス通信を制御することを可能にしない状況では、ユーザは、スマートフォンによって提供される任意の機構を使用して、プロダクトAppの開始より前にアクセスアドミニストレータとピアツーピア通信リンクを確立することができる。これは、一例として、スマートフォンWi−Fi設定画面にアクセスする工程と、アクセスアドミニストレータ200に対応するSSIDを手動で選択する工程と、所望のWi−Fiネットワークとしてアクセスアドミニストレータに接続するために必要とされる任意の情報を入力する工程とを含み得る。
【0064】
[0077] ユーザが、好ましくは、Wi−Fiダイレクトを使用してまたはWi−FiアクセスポイントをシミュレートしてWi−Fiピアツーピアモードで新しいアクセスアドミニストレータを実行させたい場合、ユーザは、好ましくは、プロダクトAppにおいてこのオプションを選択する。プロダクトAppは、次いで、ヒューマンインターフェースとしてスマートフォンのタッチ画面12を使用して、一連のデータ入力を介してユーザを導く。プロダクトAppは、システムマイクロコントローラ208と通信し、最初の接続のために使用される一般パラメータを一意の製品としてアクセスアドミニストレータを定義する特定のパラメータに置き換える。これらは、以下を含み得る:アクセスアドミニストレータとスマートフォンとの間のすべてのデータ転送が保護されるように、一意の暗号化鍵を設定する工程と、アクセスアドミニストレータ名を一意の、容易に認識可能な識別子に設定する工程と、スマートフォンとの安全なリンクを確立するために使用されるアクセスアドミニストレータ内のパスワードを設定する工程。
【0065】
[0078] プロダクトAppは、好ましくは、構成されたアクセスアドミニストレータの今後の識別および構成されたアクセスアドミニストレータへの接続のためにスマートフォンメモリ内のこれらの特定のパラメータの記録を保持する。
【0066】
[0079] セットアップ手続きが完了した後は、プロダクトAppは、好ましくは、どれが「再開」を含み得るかを再構成するようにアクセスアドミニストレータファームウェアに命令する。アプリケーションファームウェアが再構成するとき、アクセスアドミニストレータは、指定されたデータを使用してそれ自体の一意のIDを追加および作成することになる。このIDを設定するために使用されたスマートフォンは、新しい特定のパラメータが知られているので、そのアクセスアドミニストレータに自動的に接続することができることになる。スマートフォンオペレーティングシステムが可能にする場合、プロダクトAppは、次いで、ユーザがプロダクトAppにおいてその特定のデバイスを選択する度に、アクセスアドミニストレータとの通信リンクを好ましくは自動的に確立するために使用され得る。
【0067】
[0080] アクセスアドミニストレータが構成された後は、任意の他のスマートフォンは、ユーザがその特定のアクセスアドミニストレータに現在特有の特定のパラメータを知っている場合にのみ、接続することができる。第2のスマートフォンが、Wi−FiアクセスポイントまたはWi−Fiダイレクトデバイスを検索する場合、第2のスマートフォンは、それが「安全」であるという特徴を有する構成されたアクセスアドミニストレータを見ることになる。それに接続するために、ユーザは、そのアクセスアドミニストレータに割り当てられた特定のパスワードを知っている必要があることになり、そうでない場合、通信リンクを確立することはできないことになる。パスワードが知られていて、要求されたときにスマートフォンに入力された場合、第2のスマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間の通信リンクが、確立されることになる。プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータを制御することをやはり必要とされ、これは、アプリケーションの特質に応じて追加のセキュリティ対策を有し得る。
【0068】
[0081] 新たにインストールされたアクセスアドミニストレータをピアツーピアモードで構成する代わりに、ユーザが、それがネットワークWi−Fiモードで動作することを選択した場合、これは、必要とされるオプションとして選択され、プロダクトAppは、アクセスアドミニストレータがクライアントとして接続するために使用可能な1つまたは複数のWLANがあるかを判定する。プロダクトAppは、好ましいネットワークを確認するようにユーザに要求し、ネットワークパスワードなどの任意の必要なネットワークパラメータを確認および/または入力するようにユーザに求め、そうして、アクセスアドミニストレータは、選択されたWLANにクライアントとして接続することができる。
【0069】
[0082] プロダクトAppは、スマートフォンを介して、システムマイクロコントローラ208と通信し、ネットワーク上のアクセスアドミニストレータを一意に識別する任意のパラメータを含み得るネットワークWi−Fiデバイスとしてアクセスアドミニストレータがそれ自体を確立するために必要とされるパラメータを設定する。すべての適切なパラメータが知られていて、更新されるとき、プロダクトAppは、「再開」を含み得るネットワークWi−Fiデバイスとしてそれのファームウェアを使用可能にするようにアクセスアドミニストレータに命令する。アクセスアドミニストレータは、その場合、クライアントとしてWLANに接続し、WLANアクセスポイントを介してスマートフォンプロダクトAppによってアクセス可能になる。ネットワークWi−Fiクライアントとして稼働するアクセスアドミニストレータは、その場合、同じWLAN上の他のスマートフォンによって制御することができる。1つの好ましい実施形態では、パスワード保護、プロダクトApp内のソケット層、ハードウェア認証チップ、またはアクセスアドミニストレータが承認なしにネットワーク上の他のデバイスによって制御されることを防ぐための他の対策など、追加のセキュリティ対策を含むことがアクセスアドミニストレータにとって望ましいことがある。
【0070】
[0083] アクセスアドミニストレータは、好ましくは、ボンジュール、シンプルサービスディスカバリプロトコル(SSDP)、Bluetooth(登録商標)サービスディスカバリプロトコル(SDP)、DNSサービス発見(DNS/DNS-SD)、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)、インターネット記憶域ネームサービス(Internet Storage Name Service: iSNS)、ジャバオブジェクトのためのジニー、サービスロケーションプロトコル(SLP)、RTPセッションのためのセッションアナウンスメントプロトコル(SAP)、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)のためのシンプルサービスディスカバリプロトコル(SSDP)、ウェブサービスのためのユニバーサルディスクリプションディスカバリアンドインテグレーション(UDDI)、ウェブプロキシ自動発見プロトコル(WPAD)、Webサービスダイナミックディスカバリ(WS-ディスカバリ)、XMPPサービスディスカバリ(XEP-0030)、および/またはXRI、オープンID、OAuthのためのXRDSなどを含むがこれらに制限されないネットワーク上のアクセスアドミニストレータ200の発見を助けるための任意の必要なネットワーキングプロトコルを含む。
【0071】
[0084] 好ましくは、スマートフォンが、アクセスアドミニストレータのワイヤレス信号から、またはサービス発見中に、アクセスアドミニストレータがWLANネットワーククライアントとして構成され得る新しいワイヤレスデバイスであると判定するように構成された場合、スマートフォンまたはプロダクトAppは、好ましくは、ユーザが、ピアツーピア通信リンクをワイヤレスに使用して、アクセスアドミニストレータを知られているWLANのネットワーククライアントとして自動的に構成するアクセスアドミニストレータにスマートフォンのメモリからの知られているWLANの必要なネットワークパラメータを自動的に入力することを可能にする。スマートフォンはまた、アクセスアドミニストレータのワイヤレス信号から、またはサービス発見中に、スマートフォンが適切なAppストアからアクセスアドミニストレータの関連するプロダクトAppを自動的にダウンロードすることを好ましくは可能にする製品識別子を判定することができる。
【0072】
[0085] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、アクセスアドミニストレータ200と知られているWi−Fiネットワークのクライアントとしてアクセスアドミニストレータ200を自動的に構成するために使用されるスマートフォン10との間に安全なピアツーピアWi−Fi通信リンクを確立するために必要とされる任意の関連するソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェア認証を含む、Appleワイヤレスアクセサリ構成をサポートするように構成され得る。それが望ましい場合、アクセスアドミニストレータ200およびプロダクトAppは、好ましくは、AppleのHomeKitをサポートするように構成され得る。
【0073】
[0086] アクセスアドミニストレータが、Wi−Fiダイレクトグループ参加者、シミュレートされたWi−FiアクセスポイントまたはネットワークWi−Fiデバイスとして構成された後は、それは、好ましくは、それが電源を切られ、次いで再び電源を入れられた後でも、そのモードで継続して動作する。各モードのすべての特定の動作パラメータは、好ましくは、不揮発性メモリに保存され、電力が取り除かれた場合に保持される。電力が回復したとき、システムマイクロコントローラ208は、電力が取り除かれる前に実行していた同Wi−Fiモードの出力を上げ、適切なファームウェアおよび動作パラメータが、不揮発性メモリから回復される。
【0074】
[0087] 並行するWi−FiピアツーピアおよびネットワークWi−Fi能力を実行するアクセスアドミニストレータが望ましいアプリケーションが存在する。この状況では、プロダクトAppを介するユーザは、両方のモードを起動させ、いずれのモードも使用されることを可能にすることができる。等しく、プロダクトAppを介するユーザは、モードのうちの1つを無効にすることを選択することができ、あるいは、要望どおりに、ピアツーピアWi−FiモードからネットワークWi−Fiモードに、またはその逆に、変更することができる。並行するピアツーピアWi−FiおよびネットワークWi−Fi能力は、特定のアプリケーションの所望のセキュリティ要件に従って、構成することができる。一例として、アクセスアドミニストレータ200が、ネットワークWLANおよびピアツーピア接続を並行して動作させる場合、アクセスアドミニストレータ200は、サードパーティが並行WLAN接続へのアクセスを可能にせずにピアツーピア接続を介して機能を制御するまたは機能にアクセスすることを可能にし、それにより、他のWLANデバイスへのアクセスを防ぐことができる。別法として、アクセスアドミニストレータ200は、ピアツーピア接続にシステムの実際の制御を制限しながら、システムの遠隔監視またはネットワークWLAN接続を介するデータ交換を可能にすることができる。
【0075】
[0088] Wi−Fiモードが変更される度に、新しいモードのパラメータは、好ましくは、電力が停止したまたは失われた場合にシステムマイクロコントローラ208によって保持される。電力が回復したとき、システムマイクロコントローラ208は、電力が取り除かれるより前に以前に動作していたのと同じWi−Fiモードで電源を入れ、適切な動作パラメータが、不揮発性メモリから復元される。その方法では、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、不揮発性メモリから復元され得る適合したデフォルト設定で構成される。アクセスアドミニストレータが完全にリセットする必要があり得る時が存在し得ると想定される。プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータと通信し、工場のデフォルト構成に再初期化するようにそれに命令することができる。この場合、アクセスアドミニストレータにロードされたすべてのユーザ定義のパラメータは失われ、それは、新しいユーザ定義のパラメータを受信する用意のできた、それの工場デフォルト状態に戻される。
【0076】
[0089] アクセスアドミニストレータは、スイッチ、ボタン、または容量性/近接性タッチパッド、あるいは音声認識ソフトウェアと使用するための音響変換器の形でヒューマンインターフェースを組み込むことができ、ユーザは、それを使用して、アクセスアドミニストレータに以下を行わせることができる:スマートフォンまたはプロダクトAppを使用せずに工場デフォルト構成に再初期化する、システムをリブートする、あるいはWi−Fiプロテクテッドセットアップを助ける。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、電力線通信接続またはワイヤレスジグビー接続を使用し、スマートフォンまたはスマートフォンのプロダクトAppの直接ワイヤレス使用なしにそれを工場デフォルト構成に再初期化させ、ローカルネットワーク通信206を介してコマンドを受け取るように構成され得る。必要に応じて、アクセスアドミニストレータは、デバイス自体への手動入力のない動作向けに構成することができる。
【0077】
[0090] 1つの好ましい実施形態では、ワイヤレス通信202は、ピアツーピアWi−FiおよびネットワークWi−Fi能力に加えて、またはそれらの代わりに、Bluetooth機能を含み得る。スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のピアツーピアBluetooth通信リンクは、ピアツーピアWi−Fi、Wi−FiダイレクトもしくはネットワークWi−Fi通信リンクを確立するためのパラメータを入力するために、または、ピアツーピアWi−Fi、Wi−FiダイレクトもしくはネットワークWi−Fi通信リンクを開くために、プロダクトAppによって使用することができ、あるいは、プロダクトAppとアクセスアドミニストレータ200との間のデータの交換のためのピアツーピア通信リンクとしてそれ自体で動作することができる。プロダクトApp、スマートフォンオペレーティングシステム、あるいは、タッチパッド、ボタン、スイッチ、または音響変換器の形のアクセスアドミニストレータ200上のヒューマンインターフェースは、アクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間のBluetoothピアツーピア接続の確立を円滑にすることができる。プロダクトAppは、アクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間の好ましいピアツーピア通信方法としてBluetoothをユーザが指定することを可能にするように構成され得る。Bluetooth接続は、好ましくは、選択されたBluetooth規格独自の安全な伝送方法およびプロトコルを使用する。
【0078】
[0091] スマートフォン10およびアクセスアドミニストレータ200が、ピアツーピアWi−Fiの独自仕様の実装形態またはWi−Fiダイレクトの適合を使用する場合、アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォンlOは、好ましくは、ピアツーピアWi−Fiのその独自仕様の実装形態またはWi−Fiダイレクトの適合特有のハンドシェイク、交渉方法、プロトコル、規格、仕様および構成要件を使用するように構成され、必要な任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは認証スキームを組み込むことができ、それが望ましい場合、ピアツーピアWi−Fi通信リンクの確立を円滑にするためにBluetoothを使用することができる。
【0079】
[0092] 本開示の好ましい形では、IEEE802.11のアドホックIBSSモードを使用する通信リンクまたはモード(当業者には一般に理解されているような)は、本明細書によって明示的に除外される。
【0080】
[0093] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、NFCをサポートするスマートフォンでネットワークWi−Fi、ピアツーピアWi−Fi、Wi−Fiダイレクト、Bluetoothまたは他の通信リンクを自動的に確立するために新しいアクセスアドミニストレータと最初に通信するときにプロダクトAppが使用することができるNFC能力を含み得る。このプロセスは、一般に、「ブートストラッピング」と呼ばれ、当業者にはよく知られている通信を初期化するための確立された方法である。
【0081】
[0094] 図2に戻って参照すると、ローカルネットワーク通信206は、好ましくは、システムマイクロコントローラ208が、任意の適切な電力線通信プロトコル、規格、または仕様を使用し、建物の本線配線を介して互換性のある電気管理ユニット300および/またはホームオートメーションデバイス24と通信することを可能にする、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、メモリ、マイクロプロセッサ、SiP、PoPまたはSoCの任意の組合せおよび数を含む。1つの好ましい実施形態では、電力線通信は、統合化されたランダムアクセスメモリ(RAM)、物理層(PHY)、媒体アクセスコントローラ(MAC)、およびアナログフロントエンドを使用する単一チップ解決法を使用して実装され得る。ローカルネットワーク通信206は、好ましくは、次のうちの1つまたは複数をサポートする:任意の修正、拡張、部分集合、改訂または独自仕様の実装形態を含む、ホームプラググリーンPHYもしくはホームプラグAV2を含むホームプラグパワーラインアライアンスホームプラグ規格もしくは仕様、IEEE1901、1901.1、1901.2規格もしくは仕様、および/または、ITU−TのG.hn規格もしくは仕様。他の適切なプロトコル、規格または仕様は、ユニバーサルパワーラインアソシエーション、SiConnect、HD−PLCアライアンス、Xsilon、およびパワーラインインテリジェントメータリングエボリューションアライアンスからのものを含むが、これらに制限されない。
【0082】
[0095] 1つの好ましい実施形態では、電力線通信に加えて、または電力線通信の代わりに、ローカルネットワーク通信206は、好ましくは、次のうちの1つまたは複数を含む、任意の適切なワイヤレスPANもしくはHANプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様を介してシステムマイクロコントローラ208が互換性のある電気管理ユニット300および/またはホームオートメーションデバイス24と通信することを可能にする集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、アンテナ、メモリ、マイクロプロセッサ、SiP、PoP、またはSoCの任意の組合せおよび数を含む:任意の修正、拡張、部分集合、改訂または独自仕様の実装形態を含む、ジグビーアライアンスによって公開された任意のジグビープロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様、任意のANTプロトコル、規格または仕様、WI−SUNアライアンスによって公開された任意のプロトコル、規格または仕様、Threadグループアライアンスによって公開された任意のThreadプロトコル、規格または仕様、任意のZ−Waveプロトコル、規格または仕様、および/または、IEEE802.15.4を含むがこれに制限されないIEEE802.15に基づく任意のプロトコル、規格または仕様。ローカルネットワーク通信206が、ワイヤレス通信向けに構成される場合、アンテナ210aまたは複数のアンテナが、必要に応じて追加され得る。
【0083】
[0096] ローカルネットワーク通信206および/またはワイヤレス通信202は、それが望ましい場合、ジグビーアライアンススマートエネルギプロファイルプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様を使用するように構成され得る。
【0084】
[0097] 1つの好ましい実施形態では、任意の他のネットワークトポロジまたは特定のワイヤレスPANもしくはHANプロトコル、規格、アプリケーションプロファイル、仕様、技法または作成スキームを使用する能力を制限せずに、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、個々のジグビーネットワークのジグビーネットワークコーディネータ、ルータ、エンドデバイス、全機能搭載デバイス、低減機能デバイスまたは参加者として動作するようにプロダクトAppによって構成され得る。スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のワイヤレス通信リンクを使用して、プロダクトAppを介するユーザは、好ましくは、以下を含むアクセスアドミニストレータ200の任意のジグビーネットワーク能力を構成、管理および制御することができる:既存のワイヤレスジグビーネットワークの加入、ワイヤレスジグビーネットワークの調整、ワイヤレスジグビーネットワークの起動、または、ジグビーネットワークの加入における他のジグビー製品の円滑化。一例として、プロダクトAppを介して、アクセスアドミニストレータ200は、ルータまたはエンドデバイスとして電気管理ユニットによって調整されたジグビースマートエネルギネットワークに加わるようにユーザによって構成され得る。追加でまたは別法として、プロダクトAppを介して、アクセスアドミニストレータ200は、ホームオートメーションデバイスが加わるためにジグビーホームオートメーションネットワークを調整するようにユーザによって構成され得る。
【0085】
[0098] スマートメータは、パーソナルデータおよび送電網に関するデータの両方を含む高度計量インフラストラクチャを介して電力ネットワークにわたり通信するので、ネットワークのセキュリティは、最重要である。1つの好ましい実施形態では、任意の他のアプリケーションプロファイル、プロトコル、仕様または規格を使用する能力を制限することなく、アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300は、好ましくは、ジグビースマートエネルギの信頼構造および作成方法を使用して安全な通信リンクを確立するように構成される。電気管理ユニット300は、好ましくは、ネットワーク鍵の生成および建物、アパートまたは設備内のそれのスマートエネルギHANへのノードのアクセスの管理の責任を負うジグビースマートエネルギコーディネータおよび信頼センタとして構成される。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、ジグビースマートエネルギノードとして構成され、リンク鍵およびスマートエネルギセキュリティ証明書を製造中に組み込まれる。リンク鍵およびセキュリティ証明書は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200内の不揮発性メモリに記憶される。
【0086】
[0099] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、インストールコードを割り当てられる。インストールコードは、好ましくは、4桁チェックサムがその後に続く12、16、24または32桁の16進数を含む。先行する桁は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ内の不揮発性メモリに記憶されたリンク鍵をアルゴリズムで導出するために使用される。
【0087】
[00100] アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、それのジグビースマートエネルギPANもしくはHANに対応するIEEE/MACアドレスを有する。アクセスアドミニストレータ200のスマートエネルギIEEE/MACアドレスは、好ましくは、マイクロコントローラ208またはローカルネットワーク通信206によってレポートされる。
【0088】
[00101] アクセスアドミニストレータ200のインストールコードおよび/またはスマートエネルギIEEE/MACアドレスは、物理ユニットで、または文書業務において、またはプロダクトAppに自動転送する用意のできたアクセスアドミニストレータ200の不揮発性メモリに組み込まれるなどした電子フォーマットで記録され得る。インストールコードおよび/またはスマートエネルギIEEE/MACは、プロダクトAppがスマートフォンカメラを使用して走査するおよびプロダクトAppに自動的に追加することを可能にする、QRコードまたはバーコードなどの視覚的に可読な形で記録することができる。視覚的可読コードはまた、プロダクトAppが構成中の機能的能力の関連制御を自動的に関連付けるおよび表示することを可能にする、アクセスアドミニストレータ200の機能的能力に関する追加情報を含み得ることが、理解されよう。1つの好ましい実施形態では、視覚的可読コードの代わりに、または視覚的可読コードに加えて、アクセスアドミニストレータ200は、スマートフォンによってサポートされる場合に近距離無線通信を使用するプロダクトAppへのインストールコードおよび/またはスマートエネルギIEEE/MACと任意の追加情報との転送を可能にするNFC能力と構成され得る。インストールコードおよび/またはスマートエネルギIEEE/MACは、プロダクトAppに手動で入力され得る。
【0089】
[00102] 1つの好ましい実施形態では、電気管理ユニット300は、好ましくは、識別コードを付けられる。識別コードは、物理ユニットに、または文書業務において、記録され得る。識別コードは、プロダクトAppがスマートフォンカメラを使用して走査するおよびプロダクトAppに自動的に追加することを可能にする、QRコードまたはバーコードなどの視覚的に可読な形で記録することができる。視覚的可読コードはまた、プロダクトAppが構成中に機能的能力の関連制御を自動的に関連付けるおよび表示することを可能にする、電気管理ユニット300の機能的能力に関する追加情報を含み得ることが、理解されよう。1つの好ましい実施形態では、視覚的可読コードの代わりに、または視覚的可読コードに加えて、電気管理ユニット300は、スマートフォンによってサポートされる場合に近距離無線通信を使用するプロダクトAppへの識別コードおよび任意の追加情報の転送を可能にするNFC能力と構成され得る。識別コードは、プロダクトAppに手動で入力され得る。
【0090】
[00103] 安全な通信リンクを確立するために、アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300は、セキュリティ鍵および証明書の多段階交換を可能にする安全なペアリングモードにされる必要がある。
【0091】
[00104] 1つの好ましい実施形態では、スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のワイヤレス通信リンクの最初の構成の後、プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200に問い合わせ、それが電気管理ユニット300のネットワークに加わったかどうかを判定するように構成される。加わっていない場合、プロダクトAppは、好ましくは、使用可能なエネルギ管理ユニット300とアクセスアドミニストレータ200のペアリングを開始するオプションを表示する。ユーザが、ペアリングの開始を選択した場合、プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200とのピアツーピアまたはネットワークWi−Fiワイヤレス通信リンクを介してアクセスアドミニストレータ200の不揮発性メモリからインストールコードおよびスマートエネルギIEEE/MACアドレスを自動的に抽出する。アクセスアドミニストレータ200を所望の電気管理ユニット300に関連付けるために、プロダクトAppは、好ましくは、電気管理ユニット300の識別コードを視覚的に読み取るまたはその手動入力を受け取るように構成される。プロダクトAppは、本開示の範囲を逸脱することなしにペアリング手続きの開始の後ではなくて通信リンクの最初の確立時にアクセスアドミニストレータ200の不揮発性メモリからインストールコードおよびスマートエネルギIEEE/MACアドレスを自動的に抽出し得ることが、理解されよう。
【0092】
[00105] プロダクトAppが、アクセスアドミニストレータ200のインストールコードおよびスマートエネルギIEEE/MACアドレスと電気管理ユニット300の識別コードとを有した後は、プロダクトAppは、好ましくは、電気管理ユニットの通信ハブの管理の責任を負うユーザの公益事業体またはプロバイダとの通信チャネルを開き、電気管理ユニット300がアクセスアドミニストレータ200とペアを組むように構成されることを要求する。プロダクトAppは、好ましくは、この手続きの一環として公益事業体または通信ハブマネージャにインストールコード、スマートエネルギIEEE/MACアドレスおよび識別コードを転送する。サービスプラットフォームは、本開示の範囲を逸脱することなしにプロダクトAppと公益事業体または通信ハブマネージャとの通信を円滑にするために使用され得ることが、理解されよう。
【0093】
[00106] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータのセキュリティ証明書、またはアクセスアドミニストレータのセキュリティ証明書から導出された情報は、好ましくは、ペアリング要求手続きの一環として、アクセスアドミニストレータ200からプロダクトAppによって自動的に抽出され、公益事業体または通信ハブマネージャに転送され得る。
【0094】
[00107] ペアリング要求を受信したとき、公益事業体または通信ハブマネージャは、好ましくは、識別コードを使用して、高度計量インフラストラクチャまたはスマートエネルギ広域ネットワーク上で目標電気管理ユニット300を識別およびアドレス指定する。インストールコードを使用し、公益事業体または通信ハブマネージャは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200に関連するおよびその中に記憶された事前構成されたリンク鍵をアルゴリズムで導出する。高度計量インフラストラクチャまたはスマートエネルギ広域ネットワークを使用して電気管理ユニット300と通信して、公益事業体または通信ハブマネージャは、好ましくは、アクセスアドミニストレータのリンク鍵およびスマートエネルギIEEE/MACアドレスを電気管理ユニット300にインストールし、電気管理ユニット300をペアリングモードにする。公益事業体または通信ハブマネージャは、必要に応じて、セキュリティ証明書、またはセキュリティ証明書から導出された情報、またはセキュリティ証明書に関連する鍵を公益事業体管理ユニット300に転送することができる。
【0095】
[00108] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、公益事業体または通信ハブマネージャにペアリング要求を送信した後にローカルネットワーク通信206のジグビースマートエネルギPANもしくはHANをペアリングモードにするようにマイクロコントローラ208に自動的に指示することができる。1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、ユーザは自身の電気管理ユニット300に接続するためにアクセスアドミニストレータ200をペアリングモードにするべきであるという通知を公益事業体または通信ハブマネージャから受信するように構成することができ、プロダクトAppは、好ましくは、スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間の任意の使用可能な通信チャネルを使用して、ローカルネットワーク通信206のジグビースマートエネルギPANもしくはHANをペアリングモードにするためのマイクロコントローラ208への指示をプロダクトAppに行わせるために使用することができるユーザインターフェースを表示している。
【0096】
[00109] ペアリング中に、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300によって調整されたジグビースマートエネルギネットワーク上の電気管理ユニット300に加入要求を送信する。電気管理ユニット300は、好ましくは、アクセスアドミニストレータのリンク鍵と、必要な場合には、スマートエネルギIEEE/MACアドレスとを使用して、アクセスアドミニストレータのリンク鍵を使用して暗号化されたネットワーク鍵をアクセスアドミニストレータ200に提供する。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、ネットワーク鍵を使用して電気管理ユニット300との一連の通信を暗号化してアプリケーションリンク鍵を生成し、そのプロセスはセキュリティ証明書の交換を含み得る。アプリケーションリンク鍵は、次いで、アクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間の通信を暗号化するために使用することができ、アクセスアドミニストレータは、その場合、電気管理ユニット300のジグビースマートエネルギネットワークに加わっている。
【0097】
[00110] アクセスアドミニストレータ200が、電気管理ユニット300によって調整されたジグビースマートエネルギネットワークに参加する場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、プロダクトAppが電気管理ユニット300以外のデバイスとデータを交換することを可能にするジグビースマートエネルギネットワーク上の他のデバイスと通信することができる。一例として、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、英国のエネルギ・気候変動省のスマート計量機器技術仕様(Smart Metering Equipment Technical Specification)の下などの2系統燃料メータ配列における電気管理ユニット300のノードとして構成されたガスメータと通信し得る。
【0098】
[00111] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppの使用に加えて、またはその代わりに、アクセスアドミニストレータ、電気管理ユニットまたはホームオートメーションデバイスのジグビーネットワーキングは、好ましくは、ネットワークの起動、加入または調整のための選択されたジグビーワイヤレスプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様において使用可能な任意の機構を利用することができる。一例として、ホームオートメーションデバイス24および/またはアクセスアドミニストレータ200および/または電気管理ユニット300上のスイッチ、ボタンまたはタッチパッドなどのヒューマンインターフェースは、アクセスアドミニストレータが電気管理ユニットによって調整されたジグビーネットワークに加わるために、またはホームオートメーションデバイスがアクセスアドミニストレータによって調整されたジグビーネットワークに加わるために必要とされる任意のセキュリティ、信頼、またはネットワーキング資格情報の交換のためにペアリングモードを開始するために使用することができ、その方法は、当業者には理解されよう。
【0099】
[00112] いくつかのジグビーネットワークはコーディネータなしで動作することが理解されよう。アクセスアドミニストレータ、電気管理ユニットまたはホームオートメーションデバイスのコーディネータのないジグビーネットワークへの作成は、好ましくは、コーディネータのないネットワークの加入のための選択ジグビーワイヤレスプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様において使用可能な任意の機構を利用することができる。一例として、アクセスアドミニストレータは、ジグビータッチリンク構成機構を使用するジグビーライトリンクネットワークを開始するまたはそれに追加することができ、その方法は当業者には理解されよう。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200のジグビータッチリンク構成は、プロダクトAppを介して管理することができる。
【0100】
[00113] 数年にわたるジグビーの有機的成長は、いくつかの異なるジグビー規格、アプリケーションプロファイル、および仕様の採用および開発が特定の産業のニーズを満たす結果をもたらした。一例として、ジグビースマートエネルギは、単純なホームオートメーションにはあまり適さないある程度の複雑性といくつかのセキュリティおよび信頼構造とを有する公益事業産業のためのジグビーの特定の実装形態に発展した。したがって、ジグビーの特定の実装形態は、ジグビーホームオートメーションおよびジグビーライトリンクなどのホームオートメーションのために発展した。したがって、アクセスアドミニストレータの能力とホームオートメーションデバイスおよびスマートメータとの相互運用性とを最大にするために、アクセスアドミニストレータが2つ以上のジグビーネットワークに同時にまたは並行して参加することが非常に望ましいことがあることが、理解されよう。
【0101】
[00114] 1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信206は、2つ以上のワイヤレスジグビーネットワークを同時にまたは並行して動作させるように構成することができ、各ジグビーネットワークは、好ましくは、それが望ましい場合には異なるジグビー規格、アプリケーションプロファイル、仕様、トポロジまたはアクセススキームを使用して通信する能力を有する。適切な規格、アプリケーションプロファイル、または仕様は、以下を含み得る:ジグビーホームオートメーション、ジグビーライトリンク、ジグビースマートエネルギ、ジグビーRF4CE、ジグビーIP、ジグビーPro、ジグビー2.X、ジグビー3.X以降、IEEE802.15.4、または独自仕様の実装形態。ジグビーネットワークは、2つ以上のアプリケーションプロファイルで構成され得ることが、当業者には理解されよう。
【0102】
[00115] 1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信206が、ジグビーのサポートを含み、アクセスアドミニストレータが同時に2つのジグビーネットワークに加わることが望ましい場合、ローカルネットワーク通信206は、好ましくは、手動または自動切替えモードを介して動作させられる2つのセットのネットワークパラメータを維持することによって2つのジグビーネットワークに参加するように構成された単一IEEE802.15.4無線を有するデュアルネットワーク対応SoC、PoPまたはSiPで構成され得る。デュアルネットワーク対応SoC、PoPまたはSiPは、好ましくは、共存のために最適化されたネットワーク間の同期化を含む。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、ネットワークの所望のトポロジに応じて各ネットワーク上のジグビーコーディネータ、ルータ、エンドデバイスまたは参加者として動作することができる。一例として、アクセスアドミニストレータ200は、ルータまたはエンドデバイスとして電気管理ユニットによって調整されたジグビースマートエネルギネットワークにプロダクトAppを介して参加するように構成することができ、同時に、接続されたホームオートメーションデバイスをプロダクトAppからの命令を介して制御することを目的としてジグビーホームオートメーションネットワークを調整するように構成することができる。これは、電気管理ユニットによって調整されたジグビースマートエネルギネットワークのセキュリティおよび完全性が高いレベルで維持されることを可能にし、ジグビーホームオートメーションネットワークのコーディネータとして動作するアクセスアドミニストレータを介して別個のネットワーク上の一般的ホームオートメーションデバイスをプロダクトAppが制御することを可能にすることが、理解されよう。
【0103】
[00116] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータにおいて構成されたワイヤレスおよびワイヤード通信技術の混合によって利用可能にされる通信パスを制限することなく、アクセスアドミニストレータ200が、デュアルネットワークジグビー通信で構成される場合、ローカルネットワーク通信206またはシステムマイクロコントローラ208は、好ましくは、ジグビーネットワーク間の制御、コマンド、構成および他のデータを置き換える、送る、またはそれらの移行を他の方法で円滑にすることができる。その方法では、単に一例として、アクセスアドミニストレータ200が参加者であるジグビースマートエネルギネットワークに伝搬される電気管理ユニット300からの需要応答信号または料金変動は、アクセスアドミニストレータ200がやはり参加者であるジグビーホームオートメーションネットワークにアクセスアドミニストレータ200によって伝搬することができ、ホームオートメーションデバイスが、デバイスの電力を切ることなど、特定の方法で需要応答信号または料金変動に応答することを可能にする。もう1つの例としては、アクセスアドミニストレータ200は、ジグビースマートエネルギネットワーク上で需要応答信号または料金変動を受信し、所望の応答をもたらすジグビーホームオートメーションネットワーク上の1つまたは複数のホームオートメーションデバイスへのコマンドを発行することができる。
【0104】
[00117] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200が、デュアルネットワークジグビー通信と構成される場合、各ジグビーPANは、好ましくは、他から隔離され、データがアクセスアドミニストレータ200内のジグビーPANの間で内部で送られないようにすることができる。その方法では、単に一例として、ジグビーホームオートメーションネットワークおよび電気管理ユニット300を有するジグビースマートエネルギネットワークに参加するアクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、データ(需要応答信号など)を電気管理ユニット300からジグビーホームオートメーションネットワークに内部で送る、置き換えるまたは移動させることができない。もう1つの例として、電気管理ユニット300を有するジグビースマートエネルギネットワークおよびジグビーホームオートメーションネットワークに参加するアクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、デバイス識別子、状況、および状態データなど、ジグビースマートエネルギネットワークにホームオートメーションデバイスによって生成されたデータを内部で送る、置き換えるまたは移動させることができない。この機構を介して、アクセスアドミニストレータ200は、一方のPANを介するホームオートメーションハブおよび他方のPANを介する消費者アクセスデバイスとして個別に動作するように構成することができ、ユーザが、自身の電気課金および公益事業サービスから独立してホームオートメーション環境を構築および維持することを可能にし、一方のPANのセキュリティまたは信頼対策が他方に影響を及ぼさないようにすることができる。いくつかの実施形態では、アクセスアドミニストレータ200内部でジグビーPANの間でデータを送らないことが好ましいことがあるが、これは、それが望ましい場合、データの1つのジグビーネットワーク上のアクセスアドミニストレータ200による受信、そのデータのサービスプラットフォームへの送信、サービスプラットフォームから戻るデータの受信、およびそのデータの他方のジグビーネットワークへの送付、置換えまたは移動の可能性を制限するものとして解釈されるべきではない。
【0105】
[00118] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、ジグビースマートエネルギネットワーク上のルータ機能を有さないエンドデバイスまたは低減機能デバイスとして構成され得る。デュアルネットワークジグビーアーキテクチャは、本開示の範囲を逸脱することなしに単一IEEE802.15.4無線、デュアルネットワーク対応SoC、PoPまたはSiP以外の手段によってアクセスアドミニストレータにおいて有効にされ得ることが、理解されよう。1つの好ましい実施形態では、デュアルネットワークジグビー通信アーキテクチャは、好ましくは、システムマイクロコントローラ208など、マスタマイクロコントローラの制御下で異なるジグビーネットワークを個々に実行するように各々構成された、2つの単一無線SiP、PoPまたはSoCを使用して構成され得る。もう1つの好ましい実施形態では、デュアルネットワークジグビー通信アーキテクチャは、好ましくは、通信インターフェースを介して2つの別個の無線を動作させるように構成されたマイクロコントローラを使用して構成され得る。もう1つの好ましい実施形態では、デュアルネットワークジグビー通信アーキテクチャは、好ましくは、ソフトウェアにおいて2つのネットワークを同時にまたは並行して動作させるように構成されたマイクロコントローラとともにSiP、PoPまたはSoCおよび単一IEEE802.15.4無線を使用して構成され得る。これらは単に例であり、使用可能な任意の適切な手段および技術を使用し得る、アクセスアドミニストレータ200におけるデュアルネットワークジグビーアーキテクチャの実装形態を制限するものではないことが、理解されよう。
【0106】
[00119] ジグビー規格および仕様は、ジグビープロトコルスタックの各層での暗号化、認証および完全性を含む、包括的セキュリティアーキテクチャおよび信頼管理モデルを定義し、その任意の要素は、好ましくは、それが望ましい場合にはアクセスアドミニストレータ、電気管理ユニットおよびホームオートメーションデバイスの間のジグビー通信のために使用され得る。
【0107】
[00120] ローカルネットワーク通信モジュール206が、電力線通信およびワイヤレスHANもしくはPAN通信の両方のサポートを含む場合、システムマイクロコントローラ208またはローカルネットワーク通信206における専用マイクロコントローラは、同時に電力線ネットワークおよびワイヤレスHANまたはPANを介して通信することができ、あるいは電気管理ユニットおよび/またはホームオートメーションデバイスとの最も頑強な通信チャネルを動的に評価し、通信リンクの形成またはオープン通信リンクへのデータ転送において最も頑強な通信媒体を使用することができる。動的評価は、以下でさらに詳しく説明されるような信号インジケータの長所を使用することによって、円滑にされ得る。
【0108】
[00121] 電力線通信は、本線電力配線を介してユーザの建物の外を進み得るので、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300との通信のための暗号化をサポートする。アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300は、好ましくは、任意のパスワード、セキュリティ鍵、または選択された電力線通信プロトコル、規格もしくは仕様に固有の他の安全なリンク方法を含むデータのセキュリティおよび暗号化のための技法および機構を採用する。
【0109】
[00122] 1つの好ましい実施形態では、特定の電力線通信プロトコル、規格または仕様の任意の他のペアリング技法またはトポロジを使用する能力を制限することなく、電気管理ユニット300およびアクセスアドミニストレータ200が、ホームプラグパワーラインプロトコル、規格、または仕様を使用して通信する場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、関連付けられていないステーションとして出荷し、関連付けられていない識別子メッセージをブロードキャストするおよびホームプラグネットワークがアクティブであり、建物の本線電力配線に加わり得るかを判定する、パワーオンネットワーク発見手続きに入ることができる。
【0110】
[00123] 電気管理ユニット300によって調整された安全な電力線ネットワークにアクセスアドミニストレータ200が加わるために、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300のネットワークメンバシップ鍵を先ず取得する。ネットワークメンバシップ鍵を取得するために、アクセスアドミニストレータは、好ましくは、一意のデバイスアクセス鍵でプログラムされる。電気小売業者、電気公益事業体または電気管理ユニット300のマネージャは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200の一意のデバイスアクセス鍵をローカルにまたは図4において概説される通信経路426などの使用可能な通信経路を用いて電気管理ユニット300に入力し、電気管理ユニット300をペアリングモードにする。電気管理ユニット300は、デバイスアクセス鍵を使用してそれのネットワークメンバシップ鍵を暗号化し、これを電力線ネットワークを介してブロードキャストする。デバイスアクセス鍵は、アクセスアドミニストレータ200に固有であるので、ネットワークメンバシップ鍵を取得するために電気管理ユニット300からのブロードキャストメッセージを解読する能力を有するのは新しいステーションのみになる。アクセスアドミニストレータ200が、ネットワークメンバシップ鍵を取得した後は、アクセスアドミニストレータ200は、電気管理ユニット300によって調整された電力線ネットワークに加わるために、これを使用することができる。その時、電気管理ユニット300は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200とネットワーク暗号化鍵を共用し、電気管理ユニット300とアクセスアドミニストレータ200との間のすべての通信が暗号化され、安全であることを確保する。
【0111】
[00124] アクセスアドミニストレータ200のデバイスアクセス鍵は、物理ユニットに、または文書業務において、またはプロダクトAppへの自動転送の準備の整ったアクセスアドミニストレータ200のメモリに組み込まれるなどする電子フォーマットにおいて記録することができる。デバイスアクセス鍵は、プロダクトAppがスマートフォンカメラを使用して走査するおよびデバイスアクセス鍵でプロダクトAppに自動的に追加することを可能にする、QRコードまたはバーコードなど、視覚的に可読な形で記録することができる。視覚的可読コードはまた、プロダクトAppが構成中にアクセスアドミニストレータの機能的能力の関連制御を自動的に関連付けるおよび表示することを可能にし、アクセスアドミニストレータ200の機能的能力に関する追加情報を含み得ることが、理解されよう。1つの好ましい実施形態では、視覚的可読コードの代わりに、または視覚的可読コードに加えて、アクセスアドミニストレータ200は、スマートフォンによってサポートされる場合に近距離無線通信を使用するプロダクトAppへのデバイスアクセス鍵および任意の追加情報の転送を可能にするNFC能力を有して構成され得る。デバイスアクセス鍵は、プロダクトAppに手動で入力することができる。
【0112】
[00125] もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300が、ホームプラグパワーラインプロトコル、規格または仕様を使用して通信する場合、電気管理ユニット300とアクセスアドミニストレータ200との間の安全な通信経路は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間のワイヤレス通信リンクを使用してプロダクトAppを介してアクセスアドミニストレータ200に電気管理ユニットのネットワークメンバシップ鍵を入力することによって形成することができ、それによって同ネットワークメンバシップ鍵でアクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300を構成し、それらが安全なネットワークを形成することを可能にする。ネットワークメンバシップ鍵は、電気管理ユニット300上で、あるいは文書業務または電気管理ユニット300に関連する電子フォーマットにおいて、記録することができる。1つの好ましい実施形態では、ネットワークメンバシップ鍵は、好ましくはプロダクトAppに電気管理ユニット300のシリアル番号などのシリアル番号を入力することによって、取得することができ、プロダクトAppは、次いで、スマートフォンの固有のセルラまたはネットワークWi−Fi能力を使用してサービスプラットフォームにアクセスし、プロダクトAppが次いでアクセスアドミニストレータ200に好ましくは自動的にロードする、シリアル番号によって識別される電気管理ユニット300に割り当てられたネットワークメンバシップ鍵のシリアル番号を交換する。シリアル番号は、別法として、パスワード、顧客IDまたはアカウント番号、あるいは、サービスプラットフォーム上の電気管理ユニット300を一意に識別し、その関連するネットワークメンバシップ鍵をプロダクトAppにダウンロードするために使用される任意の適切なコードでもよい。
【0113】
[00126] 電気管理ユニット300によって調整された電力線ネットワークへのアクセスアドミニストレータの作成の他の方法は、ソフトウェアまたはハードウェアボタンなどのヒューマンインターフェースを使用し得る方法を含む、本開示の範囲を逸脱することなく使用され得ることが、理解されよう。単に一例として、非対称公開/秘密鍵暗号化方法が、スマートフォン10がアクセスアドミニストレータ200にワイヤレスに接続される間にプロダクトAppにおいてソフトウェアボタンを押すことおよび電気管理ユニット300上のハードウェアボタンを押すことによって使用可能であり、その方法は当業者には理解されよう。必要に応じて、アクセスアドミニストレータ200は、電気管理ユニット300との安全な電力線通信リンクを確立することを目的としてアクセスアドミニストレータ200を安全なペアリングモードにするために使用することができるボタン、スイッチまたはタッチパッドを含み得る。
【0114】
[00127] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300は、既に事前に構成されたすべてのネットワーキング要件とともに対応付け済みのセットまたはキットとして提供され得る。たとえば、ネットワーキングメンバシップ鍵および電気管理ユニット300の任意の他の必要なネットワーキング要件は、ベンダまたは製造会社によってアクセスアドミニストレータ200に入力することができ、それによって、電気管理ユニット300の関連ステーション、ルータまたはエンドデバイスとしてアクセスアドミニストレータ200を事前に構成し、電源が入るとすぐに安全なネットワーク通信リンクを確立することができる。
【0115】
[00128] アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300は、好ましくは、望ましい電力線通信プロトコル、仕様または規格の任意の固有のセキュリティ対策および作成技法を採用することができる。セキュリティ証明書など、任意の固有のセキュリティ対策への追加のセキュリティ対策が、本発明の範囲を逸脱することなしに使用され得る。
【0116】
[00129] アクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間の安全なネットワークは、必要に応じてアクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300に制限することができ、それによって、専用の安全なネットワークまたは専用のピアツーピア通信経路を形成することができる。アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300内のソフトウェア、ファームウェアまたはハードウェア層は、同じネットワークメンバシップ鍵またはセキュリティ資格情報を使用する同じ物理層上であってもアクセスアドミニストレータ200または電気管理ユニット300と他のデバイスが通信することを防ぐ追加のセキュリティサービスを提供するために、含まれ得る。
【0117】
[00130] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300の代わりに電力線通信ネットワークコーディネータとして構成され得る。1つの好ましい実施形態では、ユーザの好ましいトポロジに従って、アクセスアドミニストレータ200または電気管理ユニット300のうちのどれがネットワークコーディネータになるかを、プロダクトAppを介して、ユーザが構成することが望ましいことがある。
【0118】
[00131] 安全な電力線通信ネットワークのアプリケーションおよび形成は、主としてアクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間で説明されているが、電力線通信ネットワークは、そのように制限されず、プロダクトAppと1つまたは複数のホームオートメーションデバイスとの間の通信を可能にすることを目的とするアクセスアドミニストレータとホームオートメーションデバイス24との間の安全な通信ネットワークの形成に適用され得ることが、理解されよう。アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300に関して開示されるペアリング機構は、アクセスアドミニストレータ200およびホームオートメーションデバイス24に適用され得る。
【0119】
[00132] 図2を参照すると、データは、任意の必要な分離またはフィルタを好ましくは含む電力線結合器214を好ましくは介して本線配線に物理的に変調される。
【0120】
[00133] アクセスアドミニストレータ200は、アクセスアドミニストレータ200の状況または動作要素を表す1つまたは複数の照明手段または視覚的要素を含むように構成され得る。視覚的要素は、単純な発光ダイオード、LCD、カラーLCD、統合ディスプレイ、またはその任意の組合せを手段とし得る。
【0121】
[00134] アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、2.4Ghz産業、科学および医療無線スペクトルで動作する非常に近い近接するいくつかの無線で構成されるので、無線伝送が互いに干渉することを防ぐ必要がある。1つの無線からの通信が他に干渉することを防ぐために、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、中断の可能性を最小限にするために無線伝送を順番付けるように構成される。無線伝送の順番付けは、動的周波数ホッピングおよびエラー修正などの他の共存方法に加えてでもよい。
【0122】
[00135] 前述のシステムは、本開示の範囲を逸脱することなしに多数の方法で変更され得ることが、当業者には理解されよう。単に一例として、ワイヤレス通信202、システムマイクロコントローラ208、永続的時計カレンダ204およびローカルネットワーク通信206の要素は、統合されてもよく、あるいは、単一または複数の構成要素、SoC、PoPまたはSiPに分けられてもよい。単に一例として、ジグビーは、ローカルネットワーク通信206の代わりにワイヤレス通信202に追加され、個々に並行して動作することができ、または、電力線通信に完全に置き換わることができる。必要に応じて、電力線通信およびジグビーワイヤレス通信は、単一SoC、PoPまたはSiPに統合され得る。ワイヤレス通信202が、HANまたはPAN通信をサポートするように構成される場合、1つまたは複数の追加のアンテナが、追加されてもよく、そこで共用アンテナサポートは実現可能ではない。2つ以上のPANまたはHANプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様は、好ましくはプロダクトAppが異なるPANまたはHANトポロジ、プロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様にわたるある範囲のホームオートメーションデバイスと通信することを可能にするローカルネットワーク通信206に統合され得る。Bluetoothはスマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間の通信に関して論じられているが、それは、そのように制限されず、他のBluetooth対応デバイスとの短距離ワイヤレスPANをサポートすることができることが、理解されよう。1つの好ましい実施形態では、Bluetoothは、それが望ましい場合にアクセスアドミニストレータ200とBluetooth対応ホームオートメーションデバイスとの間の通信媒体として使用することができる。
【0123】
[00136] ここで図3を参照すると、システム100の図的記述が、スマートフォン10、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300、ホームオートメーションデバイス24および各々の要素を接続する好ましい通信システムの例示的配列とともに示される。システムマイクロコントローラ208(図2)は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200に組み込まれた任意の通信システムにわたりデータを送る、転送するまたは置き換えるように構成される。
【0124】
[00137] 電気管理ユニット300は、好ましくは、電気流量および使用を監視するように構成される。電気管理ユニット300は、単に一例として、スマートメータ、サブメータまたは間隔メータでもよい。Wi−Fi WLANは、アクセスポイント14を有する。アクセスポイント14は、インターネット接続16を有する。Wi−Fi WLAN通信は、好ましくは、アクセスポイント14を通過する。アクセスアドミニストレータ200が、ネットワークWi−Fiデバイスとして構成される場合、それは、好ましくは、アクセスポイント14のクライアントとして動作する。ネットワークWi−Fiクライアントとして動作するアクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10が通信するために、スマートフォン10はまた、好ましくは、クライアントとしてアクセスポイント14に接続される。スマートフォン10からのメッセージは、次いで、アクセスポイント14を通ってアクセスアドミニストレータ200に進み得る。スマートフォン10が、アクセスポイント14のワイヤレス範囲内になかった場合、それは、そのように構成された場合にはインターネット接続16を介してアクセスポイント14とやはり通信することができる。インターネット接続を介するスマートフォンとアクセスポイントとの間の通信は、以下でさらに詳しく説明される。
【0125】
[00138] ネットワークWi−Fiデバイスとして動作することに加えて、またはその代わりに、アクセスアドミニストレータ200は、Wi−Fiダイレクトグループ参加者としてまたはWi−Fiアクセスポイントをシミュレートするように構成され得る。その場合、スマートフォン10は、任意の他のデバイスを必要とせずにピアツーピアでアクセスアドミニストレータ200に直接ワイヤレスで接続することができる。したがって、以下のことが理解され得る:(1)アクセスポイント14は、ピアツーピア通信のために必要とされないこと、(2)通信リンクが、「必要に応じて」形成されること、および、(3)スマートフォン10は、直接通信リンクを確立するためにアクセスアドミニストレータ200の無線範囲内にある必要があること。それが望ましい場合、スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のピアツーピア接続は、Bluetoothを使用して確立され得る。
【0126】
[00139] ワイヤレス通信202の適応性のある特質およびそれの多重モード、ピアツーピアおよびネットワーク通信能力は、アクセスアドミニストレータ200が、Wi−Fiネットワークを使用してまたはWi−Fiネットワークを使用せずに、スマートフォンと通信するためにいくつかの異なる方法で構成されることを可能にすることが、理解されよう。ネットワークWi−Fiデバイスとして動作するアクセスアドミニストレータは、スマートフォンによって遠隔でアクセスおよび制御することができ、そこで、アクセスポイントはインターネット接続を有するが、アクセスアドミニストレータは、その場合、外部に表示されることになり、ハッキングなどの外部の脅威に対して弱くなり得る。別法として、その制限されたワイヤレス範囲およびアーキテクチャによるピアツーピア接続は、より高いレベルのセキュリティを提供する。動作モード間のバランスは、通常は、主観的であり、手元のアプリケーションに依存する。場合によっては、アクセスポイント14の可用性などインフラストラクチャ制限事項は、動作モードを制約し得る。一部の市場では、Wi−Fiネットワークの普及率が比較的低く、そのため、そうすることが可能であり望ましい場合には、スマートフォンと通信するピアツーピア手段を提供し、好ましくはクライアントとしてWLANに接続することはアクセスアドミニストレータ200にとって非常に有利である。
【0127】
[00140] アクセスアドミニストレータ200は、アクセスアドミニストレータ200が、スマートフォン画面12に表示するためにプロダクトAppに好ましくはレポートすることができる、アクセスポイント14の受信信号強度インジケータまたは受信チャネル電力インジケータを測定および提供するように構成することができる。受信信号強度インジケータまたは受信チャネル電力インジケータは、十分に強いワイヤレス信号が2つのデバイスの間に存在することを確保して安定したおよび高信頼の通信リンクのための最良の環境を提供するために、受信無線信号内に存在し、アクセスポイント14に十分に近いアクセスアドミニストレータ200などのワイヤレス製品をユーザが捜しだすことを可能にする電力の測定結果である。プロダクトAppはまた、好ましくは、スマートフォン10によって測定されたアクセスアドミニストレータ200の受信信号強度インジケータ、または受信チャネル電力インジケータ、をスマートフォン画面12に表示することができる。プロダクトAppは、アクセスアドミニストレータ200によって測定された、電気管理ユニット300、またはホームオートメーションデバイス24からのジグビーワイヤレス信号の受信信号強度インジケータまたは同等のものをスマートフォン画面12に表示することができる。
【0128】
[00141] 必要に応じて、アクセスアドミニストレータ200は、アクセスアドミニストレータ200が測定することができる任意のワイヤードまたはワイヤレス信号の受信信号強度指示を表示することができる視覚的インジケータと構成され得る。
【0129】
[00142] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、好ましくは、それが電源を入れられ、任意の通信リンクが確立される前にアクセスアドミニストレータ200の最初の配置およびインストールを助けるために、スマートフォン10によって測定されたものとしてのアクセスポイント14の信号強度インジケータ、または受信チャネル電力インジケータ、を表示することができる。その方法では、プロダクトAppを介するユーザは、好ましくは、自身がアクセスアドミニストレータ200をインストールしたい場所にごく接近して立っていることがあり、スマートフォンのワイヤレス通信を使用するプロダクトAppを介して、アクセスポイント14の信号強度または受信チャネル電力測定を行い、それをプロダクトAppに表示し、それによって、その近接する場所にあるアクセスポイント14のクライアントとして動作するアクセスアドミニストレータを最適にサポートするための十分に強いワイヤレス信号が存在するかをプロダクトAppまたはユーザが判定することを可能にする。1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、クライアントとしてのアクセスアドミニストレータ200のサポートにおいてアクセスポイント14の測定信号強度の適合性を識別する視覚的インジケータを提供することができる。一例として、これは、プロダクトApp内の色付きの区域に対するポインタまたはインジケータを含むことができ、色付きの区域は、好ましくは、赤、オレンジ、および、緑を備え、赤は、アクセスポイント14の測定信号強度が低く、したがってアクセスアドミニストレータをインストールするには不適切な近接する場所を示し、オレンジは、許容範囲にあるが最適ではない場所を示し、緑は、アクセスポイント14の測定信号強度が強く、したがって、アクセスアドミニストレータのインストールに適した近接する場所を示す。他の視覚的インジケータが、適切であることがあり、本開示の範囲内にあり、それらは、好ましくは、スマートフォン10によるアクセスポイント14の測定信号強度に基づいてアクセスアドミニストレータ200の近接する場所の適合性を識別することが、理解されよう。
【0130】
[00143] 図3を参照すると、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、それの電力を導出し、電力線通信を使用して本線電力線を介して電気管理ユニット300と通信し、アクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300の両方は、電力線通信で構成される。電力線通信は、建物の本線電力アーキテクチャ内のアクセスアドミニストレータの便利な配置を可能にすることが、理解されよう。アクセスアドミニストレータ200はまた、好ましくは、電力線通信を使用して本線電力線を介してホームオートメーションデバイス24と通信することができ、そこで、ホームオートメーションデバイスはそのように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、電気管理ユニット300ではなく電力線通信を使用してホームオートメーションデバイス24と通信することができ、そこで、電気管理ユニット300は電力線通信で構成されない、または両方が電力線通信をサポートするように構成された場合でもアクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間の電力線通信を使用しないことが望ましい。
【0131】
[00144] アクセスアドミニストレータ200は、電力線通信の使用の代わりに、または電力線通信の使用に加えて、ジグビーをワイヤレスに使用して電気管理ユニット300と通信するように構成され得る。アクセスアドミニストレータ200が、ジグビーおよび電力線通信を使用して通信する能力を有するように構成され、電気管理ユニット300がジグビーおよび電力線通信の両方をサポートする場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300との最も頑強な通信チャネルを動的に評価する能力を有し、その最も頑強な通信媒体を通信リンクの形成またはオープン通信リンクへのデータ転送において使用するように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200が、ジグビーおよび電力線通信を使用して通信する能力を有するように構成され、電気管理ユニット300が、ジグビーおよび電力線通信の両方をサポートする場合、プロダクトAppを介するユーザは、ジグビーのみを使用してまたは電力線通信のみを使用して電気管理ユニット300と通信するようにアクセスアドミニストレータ200を構成することができる。
【0132】
[00145] アクセスアドミニストレータ200は、電力線通信の使用に代わって、または電力線通信の使用に加えて、ジグビーをワイヤレスに使用してホームオートメーションデバイス24と通信するように構成され得る。アクセスアドミニストレータ200が、ジグビーおよび電力線通信を使用して通信する能力を有するように構成され、ホームオートメーションデバイスが、ジグビーおよび電力線通信の両方をサポートする場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、ホームオートメーションデバイスとの最も頑強な通信チャネルを動的に評価する能力を有し、その最も頑強な通信媒体を通信リンクの形成またはオープン通信リンクへのデータの転送において使用するように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200が、ジグビーおよび電力線通信を使用して通信する能力を有するように構成され、ホームオートメーションデバイスが、ジグビーおよび電力線通信の両方をサポートする場合、プロダクトAppを介するユーザは、ジグビーのみを使用してまたは電力線通信のみを使用してホームオートメーションデバイスと通信するようにアクセスアドミニストレータ200を構成することができる。
【0133】
[00146] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、ジグビーワイヤレス通信を有し、インストールにおいて使用するための電力線通信を有さずに構成することができ、そこで、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24は、ジグビーを使用するように構成され、電力線通信をサポートしない。
【0134】
[00147] アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24が、ジグビーを使用するローカルネットワーク通信で各々構成される場合、それが電気管理ユニット300と通信するための専用ジグビーネットワークおよびホームオートメーションデバイス24と通信するための専用ジグビーネットワークに参加することを可能にするデュアルネットワークジグビー通信能力を有するようにアクセスアドミニストレータ200を構成することが好ましいことがあり、その技法は、図2に関して前に概説されてある。
【0135】
[00148] スマートフォンは、通常は、固有の電力線またはジグビー通信能力を含まないので、それらは、電力線またはジグビー通信能力を有するように構成された電気管理ユニット300またはホームオートメーションデバイス24と直接通信することができない。したがって、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、プロダクトAppからのデータが、電気管理ユニット300またはホームオートメーションデバイス24と互換性のあるフォーマットに置き換えられ、電気管理ユニット300またはホームオートメーションデバイス24からのデータが、プロダクトAppと互換性のあるフォーマットに置き換えられることを確保するために必要な任意の計算タスクを実行し、それによって、図3に示されるようにアクセスアドミニストレータ200を介して、プロダクトAppと電気管理ユニット300またはホームオートメーションデバイス24との間の双方向通信を円滑にする。
【0136】
[00149] スマートフォン10で実行するプロダクトAppと電気管理ユニット300とが通信するために、任意のデータは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200の選択された構成に応じて、ピアツーピアでまたはアクセスポイント14を介してワイヤレスにアクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間を通過する。アクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間を通過する任意のデータは、好ましくは、電気管理ユニットおよびアクセスアドミニストレータ200の構成に応じて、電力線通信を使用して建物の本線電力配線を介して、またはジグビーを使用してワイヤレスに、それを行う。
【0137】
[00150] スマートフォン10で実行するプロダクトAppとホームオートメーションデバイス24とが通信するために、任意のデータは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200の選択された構成に応じて、ピアツーピアまたはアクセスポイント14を介してワイヤレスにアクセスアドミニストレータ200とスマートフォン10との間を通過する。アクセスアドミニストレータ200とホームオートメーションデバイス24との間を通過する任意のデータは、好ましくは、ホームオートメーションデバイスおよびアクセスアドミニストレータ200の構成に応じて、電力線通信を使用して建物の本線電力配線を介して、またはジグビーを使用してワイヤレスに、それを行う。プロダクトAppは、好ましくは、アクセスアドミニストレータが参加者またはコーディネータであるホームオートメーションネットワークの部分であるホームオートメーションデバイスの制御および能力を表示するまたはその表示をもたらすように構成され、スマートフォン10で実行するプロダクトAppが、媒介および促進するものとして動作するアクセスアドミニストレータ200を介して、所望のホームオートメーション製品とデータおよびコマンドを交換することを可能にする。一部のホームオートメーションデバイスは、オープン通信プロトコル、規格または仕様を使用する場合でもそれら自体の独自仕様のコマンドセットまたは言語を使用することができ、その場合、プロダクトAppは、好ましくは、コマンドおよびデータを実際に交換するために目標ホームオートメーションデバイスの独自仕様のコマンドセットまたは言語を使用するように構成される。1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、それがいくつかの他の方法で本質的に異なるホームオートメーションデバイスと実際に通信することを可能にするある範囲の異なるコマンドセットまたは言語で構成され得る。
【0138】
[00151] 図4に関してさらに詳しく概説されるように、スマートフォン10で実行するプロダクトAppは、好ましくは、サービスプラットフォームを使用してインターネット接続16を介してアクセスポイント14と通信することができ、それによって、プロダクトAppとアクセスポイント14に接続されたアクセスアドミニストレータ200との間の通信を可能にし、そこで、スマートフォン10は、スマートフォン10がアクセスポイント14のワイヤレス範囲外にあるときなど、アクセスポイント14と直接通信することができない。
【0139】
[00152] 電気管理ユニット300は、好ましくは、プロダクトAppまたはサービスプラットフォームに様々なデータをレポートするように構成される。これは、パラメータ、メトリックス、状態、仕様および消費される電力に関連する時間の任意の組合せ、公益事業体でのアカウント、または、たとえば以下のような、しかしこれらに制限されない、電気管理ユニット300の状態を含み得る:料金、課金情報、瞬間電圧、電流および電力、有効、無効および見掛け電力、平均実電力、RMS電圧および電流、力率、回線周波数、過電流、電圧低下、電圧増加、位相角、定義された期間に消費される電気、仕様、制限または基本測定からの任意の逸脱を含む動作的特徴、温度、サービス要件、および/または、電気管理ユニット300によって測定、記録もしくは記憶され得る任意の他のデータまたはメトリック。適切なデータが、プロダクトAppまたはサービスプラットフォームに転送された後は、プロダクトAppまたはサービスプラットフォームは、好ましくは、任意の必要な計算または変換を実行し、ユーザが見るためにスマートフォンのタッチセンサ式画面上に結果を表示することができる。
【0140】
[00153] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300に記録または記憶されたデータのプロダクトAppからの要求を電気管理ユニット300に送り、電気管理ユニット300から返される応答をプロダクトAppに送るように構成される。その方法では、プロダクトAppは、好ましくは、電気管理ユニット300とデータを交換するように構成され、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、ルータまたはプロダクトAppと電気管理ユニット300との間のデータの移動を円滑にする媒介として動作するように構成される。一例として、プロダクトAppは、ジグビースマートエネルギクラスタを介して、選択された月に消費される電力に対応する電気管理ユニット300に記憶されたデータを要求することができ、その要求は、好ましくは選択された月についてのデータをコンパイルしてアクセスアドミニストレータ200を介してプロダクトAppにメッセージを送り返す電気管理ユニット300にアクセスアドミニストレータ200によってプロダクトAppから送られる。
【0141】
[00154] 1つの好ましい実施形態では、電気管理ユニット300は、好ましくは、連続的に、または定期的に所定のサンプルレートで、プロダクトAppにデータを送るように構成されたアクセスアドミニストレータ200でローカル通信ネットワークへの繰返しデータを作成、ブロードキャストまたはマルチキャストするように構成され、電気管理ユニット300によって作成、ブロードキャスト、またはマルチキャストされる連続的または定期的繰返しデータにおける変動に従ってプロダクトAppが1つまたは複数のフィールドを動的に更新できるようにする。一例として、電気管理ユニット300は、ジグビースマートエネルギクラスタを介して通信して、所定のサンプルレートでの現在の電力使用など、ある一定の間隔でPANまたはHANに望ましい状態データを連続的にブロードキャストするように構成することができ、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、それをプロダクトAppに送ることができ、そのデータは、電気管理ユニット300によって作成される電力測定結果に従って動的に表示および変化することができる。
【0142】
[00155] 1つの好ましい実施形態では、電気管理ユニット300は、好ましくは、状況の変化に応答して断続的データをローカル通信ネットワークに作成、ブロードキャストまたはマルチキャストするように構成され、アクセスアドミニストレータ200は、プロダクトAppにそのデータを送るように構成され、電気管理ユニット300によってレポートされる状況の変化に従ってプロダクトAppが1つまたは複数のフィールドを動的に更新することを可能にする。一例として、電気管理ユニット300は、料金の変更など、PANまたはHANへの状態データの変更を作成、ブロードキャストまたはマルチキャストするようにジグビースマートエネルギクラスタを介して通信するように構成することができ、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、プロダクトAppに送ることができ、そこで、1つまたは複数の料金フィールドは、電気管理ユニット300によって作成されるデータに従って、更新され得る。
【0143】
[00156] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300に記録または記憶されたデータのサービスプラットフォームからの要求を電気管理ユニット300に送り、電気管理ユニット300からのメッセージをサービスプラットフォームに送り返すように構成される。
【0144】
[00157] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、電気管理ユニット300に記録または記憶されたデータの要求を生成し、電気管理ユニット300からのメッセージをプロダクトAppまたはサービスプラットフォームに送るように構成される。
【0145】
[00158] 1つの好ましい実施形態では、電気管理ユニット300が、連続的に、または定期的に所定のサンプルレートで、ローカル通信ネットワークに繰返しデータを作成、ブロードキャストまたはマルチキャストするように構成される場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、そのデータをサービスプラットフォームに送るように構成される。
【0146】
[00159] 1つの好ましい実施形態では、電気管理ユニット300が、好ましくは、状況の変化に応答して断続的データをローカル通信ネットワークに作成、ブロードキャストまたはマルチキャストするように構成される場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、そのデータをサービスプラットフォームに送るように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、プロダクトApp、サービスプラットフォーム、ホームオートメーションデバイス24および電気管理ユニット300の間でルータまたは媒介として動作し、送付を円滑にすること以外の任意の方法で電気管理ユニット300またはホームオートメーションデバイス24からのエネルギ測定結果のデータベースとして動作する。
【0147】
[00160] プロダクトAppは、好ましくは、スマートフォンのセルラまたはネットワークWi−Fi能力を使用してサービスプラットフォームとデータを交換するように構成される。サービスプラットフォームとのデータの交換は、単に一例として、傾向分析、履歴分析、比較分析、粒度の細かいメトリックス、原価計算、料金、予算、課金、および電気管理ユニット300によって測定された電気データの任意の他の使用法の計算または表示を目的とするデータを含み得る。
【0148】
[00161] 好ましい一実施形態では、プロダクトAppは、料金データおよび瞬間電力など、電気管理ユニット300からのデータ、および、必要または望ましい場合にはサービスプラットフォームからのデータを使用して、1時間当たりのドルなど、単位時間当たりのコストにおいて表される現在のエネルギ使用を判定および表示するように構成される。その方法では、プロダクトAppを介するユーザは、料金に関連する電気管理ユニット300に接続されたすべての電気機器によって消費される電気の集計として単位時間当たりの総瞬間コストを判定することができる。
【0149】
[00162] 電力消費量を低減し、環境に優しいエネルギ使用を促進するために、ユーザはまた、単位時間当たりのコストにおける個々の電気機器の消費量メトリックスを判定することが有利であると発見し得る。プロダクトAppは、好ましくは、それに対して電気管理ユニット300によって測定される電気消費量における任意のその後の変動が、次いで、そのベースから消費される電気の測定された変動に関連する所望の電気機器の単位時間当たりの瞬間コストをプロダクトAppにおいて計算および表示するために使用され得る、そのベースを実際に確立するために、表示される単位時間当たりの瞬間コストまたは瞬間電力を消費者が「ゼロ」に設定することを可能にするように構成される。その方法では、ユーザは、好ましくは、プロダクトAppにおいて単位時間当たりの瞬間コストまたは瞬間電力をゼロに設定し、次いで、個々の電気機器の電源を入れ、電気管理ユニット300によって測定される瞬間電力の増加をもたらすことができ、その差異は、他の条件が等しければ、その電気機器によって消費される瞬間電力であり、プロダクトAppは、料金と組み合わせて差異瞬間電力測定を使用して、選択された電気機器を実行するための単位時間当たりのコストおよびその機器の時間に関連するエネルギ変換または転送の速度を計算および表示する。別法として、ユーザはまた、好ましくは、単位時間当たりの瞬間コストまたは瞬間電力をゼロに設定し、次いで、個々の電気機器の電源を切って、単位時間当たりのマイナスのコストまたは単位時間当たりの節約として表される、その機器の電源を切ることがどのくらい節約することになるかを確かめることができる。
【0150】
[00163] プロダクトAppは、ユーザがある範囲の製品および/またはシステムの電気消費量プロファイルを迅速におよび容易に識別および比較することができるように、好ましくは、個々の電気機器に関連する計算された単位時間当たりのコストをユーザがプロダクトAppに保存し、データベースをコンパイルすることを可能にするように構成される。
【0151】
[00164] ホームオートメーションデバイスが、エネルギ消費量メトリックスの測定およびレポートの能力を有する場合、プロダクトAppは、ユーザがある範囲の製品および/またはシステムの電気消費量プロファイルを迅速におよび容易に識別および比較することができるように、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200を介してホームオートメーションデバイスからエネルギ消費量メトリックスを受信し、計算された単位時間当たりのコスト、一定期間にわたる累積エネルギ消費量データ、または、個々のホームオートメーションデバイスに関連する任意の他のレポートされたエネルギメトリックをプロダクトAppに保存してデータベースをコンパイルするように構成され得る。
【0152】
[00165] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、サービスプラットフォームに個々の電気機器またはホームオートメーションデバイスに関連する計算された単位時間当たりのコストを保存するあるいはサービスプラットフォームから特定の電気機器またはホームオートメーションデバイスに関連する単位時間当たりのコストをダウンロードするように構成され得る。
【0153】
[00166] 電気管理ユニット300が、使用時間料金をサポートする場合、プロダクトAppは、好ましくは、現在の料金の単位時間当たりのコストならびに任意の他の料金の単位時間当たりのコストを表示する。その方法では、プロダクトAppは、建物もしくは電気機器内の全体の総電気消費量の動的評価、または、いくつかの料金にわたり特定のレートでの電気の消費の影響を消費者が判定することを可能にするそれらの料金にわたる電気機器のコレクションの全体の総電気消費量の動的評価を提供することができる。
【0154】
[00167] プロダクトAppは、好ましくは、1日もしくは複数の日、時刻および電気機器もしくはホームオートメーションデバイスが動作する期間はどのくらいかなど、いくつかのパラメータをユーザが入力することを可能にするように構成され、プロダクトAppが、単位時間当たりのコストの測定結果および計算、料金、および動作時間の任意の組合せを使用して、ユーザ定義可能な期間にわたる、個々の電気機器、ホームオートメーションデバイス、あるいは電気機器および/またはホームオートメーションデバイスのコレクションの推定されるコストを表示することを可能にする。プロダクトAppは、好ましくは、ユーザ定義可能な期間にわたって個々の電気機器、ホームオートメーションデバイス、あるいは電気機器および/またはホームオートメーションデバイスのコレクションのコストを分析し、1つもしくは複数の機器、および/または1つもしくは複数のホームオートメーションデバイスの使用を低減することおよび/または仕様料金の任意の可変時間の分析に応じてより効率的な日または時間帯に移すことによってコストを最小限にするための手段を提案するように構成される。プロダクトAppは、好ましくは、ピーク需要または料金における予想されるスパイクに応答して1つもしくは複数の特定の電気機器、および/または1つもしくは複数のホームオートメーションデバイスを動作させることを回避するための警告を提供するように構成される。
【0155】
[00168] 1つの好ましい実施形態では、現在の料金の単位時間当たりのコストならびに任意の他の料金の単位時間当たりのコストの表示においてプロダクトAppにおいて行われる計算は、サービスプラットフォームによって実行または助けることができ、その結果は、表示するためにプロダクトAppにレポートされる。
【0156】
[00169] 単位時間当たりのコストは、本開示の範囲を逸脱することなしにいくつかの異なるメトリックスで同様に置換または補完され得ることが、理解されよう。単に一例として、他の適切なメトリックスは、キロワット時(kWh)で表される瞬間電力、1時間当たりに生成される温室効果ガスの量、および/または電気の使用に基づく同等の炭素排出値を含み得る。炭素排出メトリックが使用される場合、実時間炭素排出を計算するために使用されるパラメータは、好ましくは、電力使用および電源(たとえば、石炭燃焼源、水力発電、風および/またはソーラー)を含む。適切なベース炭素排出値は、計算を円滑にするために、電気製品の各モードについて取得され得る。
【0157】
[00170] 図2および3を参照すると、電気管理ユニット300は、建物内の1つまたは複数の他のデバイスおよび/または回路への電気の供給を調整する能力を有する電力制御デバイスとして構成され得る。プロダクトAppは、好ましくは、ユーザがアクセスアドミニストレータ200を介して電気管理ユニット300にコマンドを発行することを可能にし、プロダクトAppから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスおよび/または回路への電気の供給を電気管理ユニット300に変更させるように構成することができる。その方法では、単に一例として、ユーザは、1つまたは複数のデバイスおよび/または回路への電気の供給をスケジュールすることができ、そのスケジュールは、アクセスアドミニストレータ200とスマートフォンとの間の通信リンクを必要とせずに電気管理ユニット300によって実行される。システムマイクロコントローラ208はまた、好ましくは、電気管理ユニット300へのコマンドを発行し、プロダクトAppから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデバイスおよび/または回路への電気の供給を電気管理ユニット300に変更させるように構成することができる。その方法では、単に一例として、プロダクトAppを介するユーザは、アクセスアドミニストレータ200におけるスケジュールを電気管理ユニット300の制御下で1つまたは複数のデバイスおよび/または回路への電気の供給を変更するように構成することができ、電気の供給を変更するためのコマンドはアクセスアドミニストレータ200によって生成され、アクセスアドミニストレータ200がスマートフォン10との継続中の通信リンクを必要とすることなしに電気管理ユニット300によって実施される。
【0158】
[00171] 電気管理ユニット300が、トリガ事象が電気管理ユニット300によって受信されることに基づいて構造体内の1つまたは複数のデバイスおよび/または回路への電力を変更する能力を有する場合、プロダクトAppを介するユーザは、好ましくは、トリガ事象に応答して各々の制御可能デバイスおよび/または回路について電気管理ユニット300によってとられるアクションを構成することができる。トリガ事象は、料金の変動、または、需要応答コマンド、閾値、フラグ、通知もしくはデータパケットの受信を含み得るが、これらに制限されない。
【0159】
[00172] ホームオートメーションデバイスが、電力制御能力を有する、あるいは、建物内の1つまたは複数の器具、機器、デバイス、製品、および/または回路への電気の調整を可能にする電力制御デバイスとして構成される場合、アクセスアドミニストレータ200を介するプロダクトAppは、好ましくは、プロダクトAppから通信される命令に少なくとも部分的に基づいて電気の供給をそのホームオートメーションデバイスに変更させることを含めて、ユーザがそのホームオートメーションデバイスの機能を制御、構成、またはプログラムすることを可能にし得る。その方法では、単に一例として、ユーザは、1つまたは複数のホームオートメーションデバイスによる電気の供給または消費をスケジュールすることができ、そのスケジュールは、スマートフォンとアクセスアドミニストレータとの間の永続通信リンクを必要とせずにホームオートメーションデバイスによって実行される。もう1つの例として、ホームオートメーションデバイスが、需要応答状態または料金の変更に応答することができる場合、アクセスアドミニストレータ200を介するプロダクトAppは、好ましくは、ホームオートメーションデバイスが需要応答事象または料金の変更の受信に応答して実行することになるアクションをユーザが構成またはプログラムすることを可能にすることができる。需要応答事象は、アクセスアドミニストレータ200によって生成する、または、任意の望ましい通信チャネルを使用して、アクセスアドミニストレータ200を介して受信および送信することができ、それは、一例として、サービスプラットフォームから送信される需要応答事象を含むことができ、アクセスアドミニストレータ200はアクセスポイント14に接続され、アクセスポイント14がインターネット接続16を有する。もう1つの例として、需要応答事象または料金の変更は、電気管理300によって生成し、1つのHANまたはPAN上のアクセスアドミニストレータ200によって受信し、アクセスアドミニストレータ200がそのように構成されたホームオートメーションデバイスに関連する異なるHANまたはPANに送ることができる。
【0160】
[00173] ホームオートメーションデバイスが制御可能な機能を有する場合、ローカルネットワーク通信を使用するアクセスアドミニストレータ200を介するプロダクトAppは、好ましくは、そのホームオートメーションデバイスの機能をユーザが制御、構成、またはプログラムすることを可能にし得る。一例として、ホームオートメーションデバイスが、いくつかの機能を実行する能力を有する接続されたライトである場合、プロダクトAppは、好ましくは、電源を入れる/切る、薄暗くする、色を変える、スケジュールするなどの接続されたライトの一般的機能をユーザが制御することを可能にするように構成され得る。
【0161】
[00174] 図2および3を再び参照すると、1つの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、事前構成されたスケジュールに基づいてホームオートメーションデバイスへのコマンドを発行するようにプロダクトAppによって構成され得る。アクセスアドミニストレータ200が、アクセスポイント14のネットワーククライアントとして構成され、アクセスポイント14がインターネット接続16を有する場合、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、「If This Then That」(これであればあれ、IFTTT)レシピの実行からコマンドを含み得るサービスプラットフォームからのコマンドの受信に基づいてホームオートメーションデバイスへのコマンドを発行するようにプロダクトAppによって構成され得る。1つの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ208は、好ましくは、システムマイクロコントローラ208によってローカルに実行されるIFTTTレシピに基づいてホームオートメーションデバイスへのコマンドを発行するようにプロダクトAppによって構成され得る。その方法では、単に一例として、ユーザは、所定の時間にまたは所定の事象の発生時に電源を入れるまたは切るように1つまたは複数のホームオートメーションデバイスをスケジュールすることができ、ホームオートメーションデバイスの動作状態を変更するためのコマンドはシステムマイクロコントローラ208によって生成される、または、システムマイクロコントローラ208はスマートフォン10との永続通信リンクを必要とせずにサービスプラットフォームからのコマンドを実行する。アクセスアドミニストレータ200は、必要に応じて、個々のホームオートメーションデバイスまたはホームオートメーションデバイスのサブグループに選択的にコマンドを出すことができる。そのようなコマンドは、ホームオートメーションデバイスタイプおよび/または電力要件など、各ホームオートメーションデバイスまたはサブグループに関連する個々のパラメータに基づき得る。
【0162】
[00175] アクセスアドミニストレータ200は、必要に応じてディスプレイを含み得る。ユーザは、好ましくは、プロダクトAppを使用して、情報がディスプレイ上に示されるように構成する。ディスプレイは、好ましくは、一連の視覚的インジケータおよび/または色付きの視覚的インジケータおよび/または任意の適切な言語サポートを含む文字を示す。マイクロコントローラ208は、好ましくは、ユーザが任意の時点でそれらの電気メトリックスを解釈することを視覚的に可能にするために、電気管理ユニット300からレポートされたメトリックスに基づいてディスプレイの視覚的要素を操作することができる。単に一例として、ディスプレイは、電気消費量が電気管理ユニット300によってレポートされることに基づいて現在のレポート期間についての総額請求書のドルなどのローカル通貨での累積コストを動的に示すことができる。色付きのインジケータは、数値形式ではなくて視覚的に、たとえば、通常料金の緑色、肩部の黄色およびピーク料金状態の赤色にわたり、現在の料金レベルを表すことができる。もう1つの例として、色付きのインジケータは、たとえば、予算内に対する緑色から予算超過の赤色にわたり、消費量が所望の予算をどのように辿るかを視覚的な形で表すことができる。ディスプレイはまた、好ましくは、ユーザの平均と比較してエネルギが消費される瞬間レートの視覚的表現を含み得る。1つの好ましい実施形態では、ディスプレイは、スマートフォン画面に表示されるユーザインターフェースを映すまたは模倣するように構成され得る。
【0163】
[00176] 図4は、スマートフォン10、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300、サービスプラットフォーム500、住宅または商用のローカル電力管理ネットワーク600、ホームオートメーションデバイス24、市場オペレータ18および電気産業参加者20の間に複数の通信経路を有するシステム400の図的記述である。他の通信経路または配列が可能であり、本開示の範囲内にあり得ることが、理解されよう。
【0164】
[00177] いくつかの通信経路は、図3に関して前述したものと同様である。具体的には、スマートフォン10とアクセスアドミニストレータ200との間のワイヤレスピアツーピア接続402、アクセスアドミニストレータ200とアクセスポイント14との間のWLAN接続404、スマートフォン10とアクセスポイント14との間のWLAN接続406、および、アクセスアドミニストレータ200と電気管理ユニット300との間の電力線通信および/またはジグビーワイヤレス接続408は、好ましくは、システム100について前述されたように構成される。
【0165】
[00178] 図4を続けて参照すると、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、アプリケーションサービスプラットフォーム、サーバ、および/または、スマートフォン10の通信能力およびインターネットへの任意の接続に応じて接続410および/またはインターネット414などのセルラまたはインターネット接続を介してスマートフォン10、および好ましくはプロダクトApp、と通信するサービスプラットフォームとしてソフトウェアでプログラムされるもしくそのようなソフトウェアを含むパブリック、プライベートまたはハイブリッドクラウドである。
【0166】
[00179] 図4に示すように、住宅または商用のネットワーク600のコアは、好ましくは、図3に示されるシステム100の要素から主に成る。ネットワーク600は、好ましくは、建物または建物のユニット内に含まれ、スマートフォン10、サービスプラットフォーム500、および電気産業参加者20のうちの1つまたは複数と通信する。
【0167】
[00180] 市場オペレータ18は、好ましくは、電気配管網に供給される生成および電力が任意の特定の時点に需要を満たすことができることを確保するために電気産業参加者20を管理する責任を負う。電気産業参加者20は、好ましくは、電気の実際の生成、伝送、小売りおよび計量のうちの少なくとも1つについての責任を有する関係者、たとえば公益事業会社、である。ある種の状況において、個々の国の規制の枠組みに応じて、市場オペレータ18および電気産業参加者20は、本開示の範囲を変更することなく同エンティティであってもよい。
【0168】
[00181] 電気エネルギを蓄えることは非常にコストがかかり、難しいので、電力の瞬間的需要は、高い消費量の期間中に発電機をオンラインにして容量を増やし、生産される電気が最適に必要とされるものを超えるときに発電機をオフラインにして負荷を削減するシステムを介して、満たされる。配管網への電力の供給は、通常は、競合的プロセスであり、通信経路416を介する市場オペレータ18は、予想される需要を満たすために必要とされる量の電力を購入するために市場にオファーを出す。通信経路416は、通信ネットワークの2つのノードの間に形成することができ、インターネット、ワイヤレス、衛星、電話または直通電話のうちの1つまたは複数を使用することが可能であり、その実際の通信規格および技法は、データが媒体を介して受信者が解釈および使用することができるフォーマットで市場オペレータ18および電気産業参加者20などの関係者の間で交換され得る限り、重要ではない。通信ノードの例は、コンピュータ、サーバ、ワイヤレス無線、ルータ、および、通信ゲートウェイを含むが、これらに制限されない。通常は、発電機などの電気産業参加者は、最も低い付け値を通常は選択して勝った発電機からの電気供給をスケジュールする市場オペレータ18のオファーを満たすように入札する。市場オペレータ18は、通常は、電気産業参加者20の生成資産を効率的に管理するために、将来のエネルギ要件を予想するための非常に高度な予測モデリングを使用する。
【0169】
[00182] その方法で、より安価な形式の発電は、通常は、ベース負荷と呼ばれるものを提供し、より高価な形式の発電はピーク負荷と呼ばれるものを供給する。より安価な形式の発電は、通常は、石炭などのより高い公害燃料を使用し、一方、より高価な形式の発電は、天然ガスなどのよりクリーンな燃料を使用する。より安価な形式の発電はまた、通常は、動作速度を上げるのに長い時間を要し、ピーク電力需要の不確定なタイミングを満たすのには適さない。ピーク電力需要は、通常は、迅速にオンラインにすることができるが、迅速に動作速度を達成するために高価な燃料を通常は消費する。
【0170】
[00183] 電気産業の問題は、エネルギ生成および消費量の山と谷のサイクルが伝送インフラストラクチャに負担をかけること、ピーク時に生産される電気の非常に高いコストをもたらすこと、および、エネルギ必要量の大部分を供給するために、低コストであるが、より汚染を伴う生成方法を好むことである。したがって、より汚染を伴う方法を使用する追加ベース負荷生成の必要性を減らすためにオフピーク時にエネルギ集約的タスクを押しやることを目指しながら、ピーク時の需要を減らすことによってエネルギ消費量を平らにすることは非常に有利である。
【0171】
[00184] 電気市場の前述の説明はかなり簡略化されており、市場によって異なり得ることが、理解されよう。しかし、この簡略化は、本開示の考察に実質的に影響を及ぼさない。
【0172】
[00185] サービスプラットフォーム500は、好ましくは、データのキャプチャ、キュレート、記憶、検索、共有、転送、分析および視覚化またはネットワーク600内の制御可能要素の制御を含み得る目的のために必要なものとしてのデータの処理、分析、コンパイル、置換え、記憶、交換、転送、受信、送信、操作および/または表示のうちの1つまたは複数の能力を有する必要なコンピュータ、コンピューティングデバイス、サーバおよび/または技術を含む。サービスプラットフォーム500は、1つまたは複数の使用可能な通信経路、および通信方法を使用し、少なくともスマートフォン10、および、アクセスアドミニストレータ200、市場オペレータ18、電気産業参加者20および/または別のサードパーティのうちの1つまたは複数と通信することができる。
【0173】
[00186] 図4を再び参照すると、1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、好ましくは、1つまたは複数の使用可能な通信経路、および通信方法を使用してサービスプラットフォーム500とプロダクトAppとの間の通信を円滑にするために、エージェント、クライアント、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、または他のソフトウェアインターフェースを含む。一例として、プロダクトAppは、スマートフォン10のセルラ接続410を使用して、サービスプラットフォーム500と通信することができる。もう1つの例として、プロダクトAppは、サービスプラットフォーム500と通信することができ、スマートフォン10は、WLAN接続406を介してアクセスポイント14に接続され、アクセスポイント14は、インターネット接続16を有し、サービスプラットフォーム500がインターネット414を介してアクセスポイント14と通信することを可能にし、それによってサービスプラットフォーム500およびスマートフォン10が間接通信リンクを形成することを可能にする。
【0174】
[00187] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、1つまたは複数の使用可能な通信経路、および通信方法を使用して、サービスプラットフォーム500とアクセスアドミニストレータ200との間の通信を円滑にするために、エージェント、クライアント、API、または他のソフトウェアインターフェースを含む。一例として、アクセスアドミニストレータ200がアクセスポイント14に接続され、アクセスポイント14がインターネット接続16を有する場合、アクセスアドミニストレータ200は、インターネット414を介してサービスプラットフォーム500と通信することができる。
【0175】
[00188] 1つの好ましい実施形態では、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200と遠隔で通信し、インターネット414を介してアクセスアドミニストレータ200の能力のいずれかを制御する、またはインターネット414を介してアクセスアドミニストレータ200からデータを受信するために、セルラ接続410を介する、スマートフォン10の媒介として構成することができ、アクセスアドミニストレータ200は、WLAN接続404を介するアクセスポイント14のクライアントとして構成される。
【0176】
[00189] サービスプラットフォーム500およびアクセスアドミニストレータ200が通信リンクを確立することができる場合、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200との通信リンクを使用を使用して、電力線通信またはジグビーワイヤレス通信422を介してアクセスアドミニストレータ200と同様に通信するホームオートメーションデバイス24と通信することができることが、理解されよう。その方法では、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200と通信してホームオートメーションデバイス24を制御、プログラムまたは問い合わせることができる。
【0177】
[00190] 1つの好ましい実施形態では、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、スマートフォン10が住宅または商用のローカル電力管理ネットワーク600とのローカルワイヤレス通信の範囲外に持ち出されたときに、アクセスアドミニストレータ200に接続されたホームオートメーションデバイス24をスマートフォン10が遠隔で制御、プログラムまたは問い合わせることを可能にする媒介の機能を果たすことができる。一例として、アクセスアドミニストレータ200がアクセスポイント14に接続され、アクセスポイント14がインターネット接続16を有する場合、アクセスアドミニストレータ200は、インターネット414を介してサービスプラットフォーム500と通信することができる。スマートフォン10で実行するプロダクトAppは、セルラ接続410を使用してサービスプラットフォーム500との通信リンクを確立することができる。サービスプラットフォーム500は、次いで、好ましくは、プロダクトAppが電力線通信またはジグビーワイヤレス通信422を介してアクセスアドミニストレータ200と通信するホームオートメーションデバイス24を制御、プログラムまたは問い合わせることを可能にする媒介の機能を果たすことができる。
【0178】
[00191] サービスプラットフォーム500は、好ましくは、プロダクトAppを実行する任意のスマートフォンとデータを通信および交換する能力を有する。
【0179】
[00192] サービスプラットフォーム500が処理するデータは、コマンド、構成、センサ測定結果、予測、通知、任意のメトリックの分析、料金、履歴情報、課金情報、使用情報、ユーザデータ、ユーザ測定結果、全地球測位データを含む位置情報、需要応答構成、警告、画像、媒体、警報、テキスト、状態レポート、状況レポート、サポート情報、顧客サービス情報、障害レポート、契約、合意、サービスの要求、オファー、電子メール、ショートメッセージサービス(SMS)、およびプッシュ通知を含み得るが、これらに制限されない。
【0180】
[00193] サービスプラットフォーム500のデータ能力は、それがいくつかのサービスの媒介の機能を果たすことを可能にすることが、理解されよう。一例として、1つの好ましい実施形態では、通信経路412を介する市場オペレータ18は、電気の予想される需要の将来の予報をサービスプラットフォーム500に供給することができる。通信経路412は、経路416について前述した構造または方法のうちのいずれかを使用して形成され得る。市場オペレータ18からの将来の予報データを使用して、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、ピーク需要期間が特定の時間に予期される消費者に警告するスマートフォン10のためのメッセージを生成し、スマートフォン10とアクセスポイント14との間のWLAN接続406を介して、セルラ接続410および/またはインターネット414を使用して、そのメッセージを配信する。消費者は、次いで、好ましくは、市場オペレータ18からのデータに応答してそれら自身の電力消費量を管理するために、現在のエネルギ消費量および予期されるピーク需要期間の予想されるエネルギ消費量を判定するために、アクセスアドミニストレータ200を介してスマートフォン10を使用して電気管理ユニット300に問い合わせる。
【0181】
[00194] サービスプラットフォーム500からスマートフォン10への任意のメッセージ、通知または警告は、好ましくは、スマートフォン10のプロダクトAppへのプッシュ通知として配信される。Google(登録商標)、Microsoft(登録商標)、Apple(登録商標)または別のサードパーティからの追加の媒介サービスの使用が、プロダクトAppへのプッシュ通知をサービスプラットフォーム500が実施するために必要とされ得ることが、理解されよう。別法として、サービスプラットフォーム500からのメッセージは、SMSを経由してスマートフォン10に配信され得る。電気通信会社からの追加の媒介サービスの使用が、サービスプラットフォーム500がSMSをスマートフォン10に送信するために必要とされ得ることが、理解されよう。必要に応じて、ユーザは、自身の好ましい配信手段としてメッセージ配信手段を選択するためのオプションを提示され得る。たとえば、ユーザは、電子メールまたはSMSを介して通信を受信することを選択することができる。
【0182】
[00195] サービスプラットフォーム500は、好ましくは、市場オペレータ18ではなくて、または市場オペレータ18に加えて、通信経路418を介して電気産業参加者スペース20内の関係者とデータを直接交換する。通信経路418は、経路416について前述した構造または方法のうちのいずれかを使用して形成され得る。
【0183】
[00196] 図4を再び参照すると、電気産業参加者20とスマートフォン10との間の間接通信経路が、スマートフォンの通信能力に応じて、経路412/416、418、410、406/414、および404/402のうちの1つまたは複数を使用して形成され得ることが、理解されよう。
【0184】
[00197] 電気産業参加者20とスマートフォン10および好ましくはスマートフォン10で実行するプロダクトAppとの間の通信経路の潜在的使用は、予報、位置、通知、任意のメトリックスの分析、他の消費者に対する比較分析、料金、履歴情報、課金情報、使用情報、ユーザデータ、ユーザ測定結果、需要応答構成、警告、技術的サポート情報、顧客サービス情報、サービスの要求、オファー、契約、合意、障害レポート、電子メール、SMSおよびプッシュ通知のデータの交換のうちの任意の1つまたは複数を含み得る。一例として、図4を参照すると、通信経路418を介する電気産業参加者20は、電気産業参加者20が通信経路416を介して市場オペレータ18から受信し得る電気の予想される需要の将来の予報をスマートフォン10に供給するための媒介としてサービスプラットフォーム500を使用することができる。もう1つの例として、通信経路418を介する電気産業参加者20は、電気産業参加者20が通信経路426を介して電気管理ユニット300において実装しようとした料金の変動の警告をスマートフォン10に供給するための媒介としてサービスプラットフォーム500を使用することができる。通信経路426は、経路416について前述した構造または方法のうちのいずれかを使用して形成され得る。
【0185】
[00198] 図4に戻ると、スマートフォン22は、スマートフォン22のオーナーにそれぞれ対して建物内でインストールされたアクセスアドミニストレータ200および電気管理ユニット300と好ましくは通信することになるスマートフォン10に関連する別個のスマートフォンの一例を表す。スマートフォン22は、スマートフォン10に対して完全に異なるオペレーティングシステムを実行することができるが、スマートフォン22がプロダクトAppをインストールおよび実行するようになされる限り、それは、好ましくは、スマートフォン10がプロダクトAppを実行するのと同じ方法でサービスプラットフォーム500と通信することができることになる。通信経路420は、好ましくは、スマートフォン10およびサービスプラットフォーム500に関連してセルラ接続410、インターネット414、WLAN接続406、アクセスポイント14およびインターネット接続16について定義された関係を再現する。
【0186】
[00199] 好ましくは、プロダクトAppは、それによって関連スマートフォンに記憶された任意のデータ、関連スマートフォンから抽出されたまたは関連スマートフォンによってレポートされた任意のデータ、関連アクセスアドミニストレータから抽出されたまたは関連アクセスアドミニストレータによってレポートされた任意のデータ、関連ホームオートメーションデバイスから抽出されたまたは関連ホームオートメーションデバイスによってレポートされた任意のデータ、および/または、電気管理ユニットから抽出されたまたはサービスプラットフォーム500に電気管理ユニットによってレポートされた任意のデータをアップロードするように構成される。サービスプラットフォーム500は、それにアップロードされた任意の情報を市場オペレータ18または電気産業参加者20と共有することを選択することができる。
【0187】
[00200] サービスプラットフォーム500は、好ましくは、スマートフォン10で実行するプロダクトAppのうちの1つまたは複数からの、電気管理ユニット300からのおよび/またはホームオートメーションデバイス24からのデータの分析を計算し、スマートフォン10に配信し、サービスプラットフォーム500にデータを提供する他のスマートフォンに関連するプロダクトApp、電気管理ユニットおよび/またはホームオートメーションデバイスのうちの1つまたは複数からコンパイルされたデータとの比較を実行することができる。
【0188】
[00201] 単に一例として、プロダクトAppを介するスマートフォン10のユーザは、プロダクトAppおよび電気管理ユニット300からサービスプラットフォーム500に料金および/または使用データを転送することを選択することができる。サービスプラットフォーム500は、好ましくは、スマートフォン10に包括的使用データを配信し、サービスプラットフォーム500にレポートする他のスマートフォンによって供給されるデータに対する比較を常駐プロダクトAppが生成および/または表示することを可能にする。その方法で、ユーザは、たとえば、自身の電気消費量を同様の構造体で消費された電力の平均と比較する、または、定義された期間にわたる自身の実際の電気使用および料金への代替エネルギ小売業者からの料金の影響を分析することができる。もう1つの例として、プロダクトAppを介するスマートフォン所有者は、好ましくは、サービスプラットフォーム500に電気機器またはホームオートメーションデバイスの測定消費量メトリックスをアップロードすることを選択することができる。サービスプラットフォーム500は、データベース502(図4)を作成することができ、そこで、スマートフォン上に存在するプロダクトAppを介するまたはウェブサイトポータルを介する他のスマートフォンユーザは、選択された電気機器またはホームオートメーションデバイスの測定消費量メトリックスを閲覧することができる。
【0189】
[00202] 図4を参照すると、データベース502は、好ましくは、1つまたは複数の電気デバイスおよび/またはシステムの複数のソースからの消費量メトリックスを記憶するように構成される。好ましい一実施形態では、プラットフォーム500は、データベース502に記憶された消費量データを使用して所与の電気機器、ホームオートメーションデバイスまたはシステムのレーティング情報を生成する。そのデータは、単一データベースサーバではなくて、必要に応じて、パブリック、プライベートまたはハイブリッドクラウドにわたって記憶され得ることが、理解されよう。
【0190】
[00203] レーティング情報は、好ましくは、各電気デバイスまたはシステムの所定の時間期間(たとえば、毎週、2週間毎、毎月および/または毎年)にわたるエネルギ効率レーティングおよび平均電力消費コストを含む。各電気デバイスまたはシステムは、製造会社、ブランド、およびモデルによって分類され得る。
【0191】
[00204] 従来のエネルギレーティングシステムは、しばしば、製造会社または独立政府機関で実行される試験に頼る。製造方法および条件の変化により、電気デバイスおよびシステムのエネルギ効率は、しばしば変化し、製品の静的試験の精度を下げる。本明細書で開示されるシステムおよび方法の1つまたは複数の好ましい実施形態は、有利には、電気機器、ホームオートメーションデバイスおよびシステムの動的エネルギレーティングを可能にする。たとえば、所与の電気機器またはシステムのエネルギメトリックスが、1つまたは複数のネットワーク600またはスマートフォン(プロダクトAppを介して)からサービスプラットフォーム500によって受信されるとき、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、各電気機器およびシステムデータベースのエネルギ効率レーティングおよび平均電力消費コストなどのレーティング情報を動的に更新(計算)および維持するように構成される。この情報は、従来のシステムによって提供されるものより正確な表現のエネルギレーティングを提示する。そのレーティング情報またはデータは、リベートなどの報奨を提供することによって製品のエネルギ良心購買を促進するために、政府、公益事業体、および/または製造会社によって使用され得る。そのようなリベートは、特定のレーティングに基づいて段階的にすることができ、単に一例として、数値(たとえば、1から5)または記号(ゼロから5つ星)レーティングでもよい。他の変動が、可能であり、本開示の範囲内にある。
【0192】
[00205] サービスプラットフォーム500は、好ましくは、スマートフォン10で実行するプロダクトAppおよび/または電気管理ユニット300からのデータを分析し、プロダクトAppによって提供される電気使用および料金上で、電気産業参加者であるエネルギ小売業者によって供給される代替料金の差を示す比較をプロダクトAppに配信することができる。プロダクトAppを経由して、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、受信者のエネルギ小売業者の代わりにオファーを行って自身の電気課金を同意された条件でオファーを行うエネルギ小売業者に転送する権限を与えられ得る。オファーの受信者は、プロダクトAppを介してそのオファーを受諾することができ、その受諾は、サービスプラットフォーム500によって電気市場内の適切なエネルギ小売業者に中継されることになる。
【0193】
[00206] サービスプラットフォーム500によって実行されるデータ処理は、好ましくは、所定の地理的位置内でグループ化され得る。サービスプラットフォーム500は、好ましくは、スマートフォン10、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300、市場オペレータ18および/または電気産業参加者20のうちの1つまたは複数の地理的位置に基づいて通信経路を管理または制限するように構成される。
【0194】
[00207] 図4を再び参照すると、アクセスアドミニストレータ200は、スマートフォンが電力線通信ネットワークおよび/またはジグビーワイヤレスネットワーク内の電気管理ユニットおよびホームオートメーションデバイスを制御する、プログラムするまたは問い合わせることを可能にする通信媒介の機能を果たし得ることが、理解されよう。別個のネットワークを介して動作する電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24のトポロジが既に概説されたが、本開示は、そのように制限されず、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24は、同ネットワークに属してもよい。
【0195】
[00208] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200、電気管理ユニット300およびホームオートメーションデバイス24は、同ネットワークに属し、共通の通信プロトコル、規格または仕様を使用して通信する。アクセスアドミニストレータ200を介するプロダクトAppは、好ましくは、電力線通信またはジグビーワイヤレス通信422を使用してホームオートメーションデバイス24をユーザが問い合わせる、プログラムするまたは制御することを可能にするように構成される。アクセスアドミニストレータ200を介するプロダクトAppは、媒介またはネットワークアドミニストレータ/コーディネータの機能を果たす電気管理ユニット300を介して電力線通信またはジグビーワイヤレス通信424を使用してホームオートメーションデバイス24をユーザが問い合わせる、プログラムするまたは制御することを可能にするように構成され得る。
【0196】
[00209] 図4に戻って参照すると、システム400は、好ましくは、スマートフォンユーザ、サービスプラットフォーム、および/または電気産業参加者のうちの1つまたは複数によって個々の電気デバイスおよび/またはシステムへの電力の自動および/または手動の選択的分散を可能にするように構成される。たとえば、ホームオートメーションデバイスは、ユーザのスマートフォン上に存在するプロダクトAppを介して実装されるコマンドまたはスケジュールに従って制御され得る。トリガ事象によるスケジュールの変更または中断が必要なまたは好ましいときがあり得る。トリガは、料金の変動または需要応答コマンド、閾値、フラグ、通知、またはデータパケットの受信を含み得るが、これらに制限されない。トリガ事象が料金変更である場合、サービスプラットフォーム500または電気産業参加者20のいずれかが、料金の変更の通知をネットワーク600に直接に発行することができる。それに応答して、アクセスアドミニストレータ200および/または電気管理ユニット300は、電力を変更するまたは電力を止めるために、1つまたは複数のホームオートメーションデバイス24に適切なコマンドを発行することができ、あるいは、プログラムされたスケジュールがある場合、そのスケジュールを遅らせるまたはリセットする。たとえば、料金が不意に上がることになる場合、サービスプラットフォーム500は、その料金の変更のサービスプラットフォーム500に関連するすべてのネットワーク600への通知を発行することになる。受信者ネットワーク600は、前述の通信方法のうちの1つを介してアクセスアドミニストレータ200で通知を受信し、それに従って電力を変更するために、1つまたは複数のホームオートメーションデバイス24にコマンドを続いて発行する。好ましくは、ホームオートメーションデバイスは、「必須の」および「必須でない」アプリケーションにグループ化され得る。必須のアプリケーションの例は、ある種の照明システム、および、冷却、医療および生命維持システムなどの器具を含む。必須でないアプリケーションの例は、プールろ過システムおよび空調を含む。好ましくは、アクセスアドミニストレータ200は、必須でないと指定されたホームオートメーションデバイスへのコマンドを発行して電力を変更または停止することになり、あるいは、ホームオートメーションデバイスが、スケジュールに従って動作している場合には、遅らせるまたはスケジュールを変更する。
【0197】
[00210] ホームオートメーションデバイスのスケジュール変更の一例は、ホームオートメーションデバイスが、プログラムされたスケジュールで動作するプールろ過システムの電力制御ユニットまたはデバイスである場合である。アクセスアドミニストレータ200による料金変更の通知の受信により、アクセスアドミニストレータ200は、プールろ過システムを制御する電力制御ユニットにコマンドを送信してその料金がより低い料金に変更されるまでろ過サイクルの開始を遅らせる、または、より有利な料金条件があるまでプールろ過サイクルをスケジュール変更する。電力制御ユニットの遅延またはスケジュール変更は、要望に応じて他のデバイスおよびシステム、たとえば、空調、暖房、照明、および/または水スプリンクラシステム、に適用可能であり得る。
【0198】
[00211] 「必須の」および「必須でない」の指定は、好ましくは、ユーザの選択に従って、プロダクトAppを介して行われる。プロダクトAppは、必要に応じてデフォルト指示を含むことができ、それはユーザによって変更され得ることが、理解されよう。別法として、各ホームオートメーションデバイスは、修正可能または永続的(すなわち、修正可能でない)でもよい指示で事前構成され得る。その指示は、適切にコード化されたフラグまたはタグを使用して、行われ得る。
【0199】
[00212] システム400は、好ましくは、ネットワーク600を制御するユーザが自身の関連システム600を事象通知および応答をトリガするための参加者として含めることを選択することができるように、構成される。
【0200】
[00213] トリガ事象が需要応答である場合の一例では、サービスプラットフォーム500および/または電気産業参加者20は、ネットワーク600に需要応答を発行して、料金変更について前述したものと同様の方式で電力を変更するまたは止めることができる。需要応答は、たとえば、電力需要が臨界レベルに近づいているときに、または送電網が、電力需要および使用可能な電力によって測定されるものとして地理的エリアにおいて緊迫しているときに、発行され得る。需要応答は、たとえば、エネルギ消費量におけるスパイクをもたらす、過酷な天候が予測される場合、予測モデリングに従って発行され得る。需要応答を受信したとき、ネットワーク600は、料金変更の通知の受信について前述したものと同様の方式で動作することができる。システム400は、緊急状況において、需要応答が、たとえば、ネットワーク600内で使用可能にされたすべてのデバイスまたはシステムへの電力を止めてまたは減らして、ネットワーク600内の任意の指示をオーバーライドするために発行され得るように、構成され得る。
【0201】
[00214] ここで図4Aを参照すると、ローカル電力管理ネットワーク600aが、本開示のもう1つの好ましい実施形態に従って示される。ネットワーク600aは、電気管理ユニット300aが通信経路426aを介して直接に(たとえば、サービスプラットフォーム500なしに)電気産業参加者20から需要応答トリガを受け取るように構成されることを除いて、ネットワーク600と同様である。通信経路426aは、経路416の前述の構造または方法のいずれかを使用して形成され得る。この状況では、アクセスポイント14とワイヤレスピアツーピア接続402aまたはWLAN接続406aおよびWLAN接続404aを介して通信するアクセスアドミニストレータ200aを使用する、プロダクトAppを介するユーザは、電力線通信またはジグビーワイヤレス通信422aを介して直接にあるいは電力線通信ネットワークまたはジグビーワイヤレス通信ネットワークを介してホームオートメーションデバイス24aに伝搬されるまたは送られる電気管理ユニット300aを介する電気産業参加者による需要応答トリガブロードキャストに応答して各ホームオートメーションデバイスによって実行されるアクションで、電力線通信またはジグビーワイヤレス通信408aおよび電力線通信またはジグビーワイヤレス通信424aを使用するネットワークを介して間接的に、ホームオートメーションデバイス24aを構成することができる。たとえば、アクセスアドミニストレータ200aは、ホームオートメーションデバイスが電気管理ユニット300aから需要応答トリガを受信するとき、ホームオートメーションデバイスが、それが必須でないと指定されている場合にはそのトリガに反応し、または、それが必須として指定されている場合にはその需要応答トリガを無視するように、必須または必須でないとしてホームオートメーションデバイスを構成するために使用され得る。
【0202】
[00215] ここで図4Bを参照すると、ローカル電力管理ネットワーク600bが、本開示のもう1つの好ましい実施形態に従って示される。ネットワーク600bは、電気管理ユニット300bが、電気管理ユニット300bがワイヤ接続された回路への電力を識別するおよび選択的に変更するように構成されることを除いて、ネットワーク600aと同様である。この配列では、電気管理ユニット300bは、たとえば、電力制御回路またはリレーを介して変更する、電力制御ユニットの機能を実行するように構成されるので、電力制御ユニットは、各電気デバイスまたはシステムのために必要とされない。
【0203】
[00216] ここで図4Cを参照すると、ローカル電力ネットワーク600cにわたる負荷を選択的に減らすためのシステム400cが、本開示のもう1つの好ましい実施形態に従って示される。システム400cは、図4Bのネットワーク600bのように、ネットワーク600cが、電気管理ユニット300cがワイヤ接続された回路への電力を識別および選択的に変更するように好ましくは構成された電気管理ユニット300cを含むことを除いて、システム400と同様である。追加で、サービスプラットフォーム500cは、好ましくは、セルラ接続410cおよび/またはインターネット接続を使用して、ローカル電力管理ネットワーク600cに関連するスマートフォン10にローカル電力管理ネットワーク600cに関連する送電網のローカル部分の料金の変更または緊張状態の警告を送信するように構成される。ユーザは、次いで、警告に応答してスマートフォンを使用してアクセスアドミニストレータ200cにコマンドを送信して電気管理ユニット300cを介して電気デバイスまたはシステムへの電力を変更するためのオプションを有する。アクセスアドミニストレータ200cに送信されるコマンドは、必須でないと指定された電気デバイスおよび/またはシステムに関連する必須でない回路への電力を変更するためでもよい。電気管理ユニット300cが特定の回路への電力を変更するために使用される代わりに、ローカル電力管理ネットワーク600cは、図4および4Aに示される、前述の実施形態と同様の1つまたは複数の電力制御ユニットで構成され得ることが、理解されよう。システム400cはまた、電気管理ユニット300cが回路への電力を識別および選択的に変更する能力を有さない場合に、使用することができ、代わりに、ユーザは、サービスプラットフォーム500cからの通知を受信した後に電気デバイス、システムまたは回路への電力を切ることによって負荷を手動で減らすことを選択する。
【0204】
[00217] 図4に戻って参照すると、好ましい一実施形態では、ホームオートメーションデバイスは、好ましくは、WLAN能力と構成され、電力線通信またはジグビーワイヤレス通信技術を使用する代わりに、アクセスポイント14のクライアントとして動作する。スマートフォン10で実行するプロダクトAppは、好ましくは、アクセスポイント14を有するWLAN接続404へのアクセスアドミニストレータ200とのワイヤレスピアツーピア接続402を介して、またはスマートフォン10およびWi−Fiネットワークアクセスポイント14を有するWLAN接続406を介して、WLAN構成されたホームオートメーションデバイスと通信する。電気管理ユニット300とWLAN構成されたホームオートメーションデバイスとの間のデータ交換は、Wi−Fiアクセスポイント14に接続されたアクセスアドミニストレータ200によって円滑にされ得ることが、理解されよう。
【0205】
[00218] 1つの好ましい実施形態では、需要応答コマンド、閾値、フラグ、通知、またはデータパケットまたは料金の変動は、通信経路402または404/406を含めて既に概説された通信パスのいずれかを使用してプロダクトAppにアクセスアドミニストレータによって送信される通知または警告を生成するために、アクセスアドミニストレータ200によって使用することができ、通信経路404/414/410の使用を含むサービスプラットフォーム500を含み得る。1つの好ましい実施形態では、需要応答コマンド、閾値、フラグ、通知、またはデータパケット、または料金の変動、は、好ましくは、ホームオートメーションデバイスへの需要応答または料金データの送付なしにプロダクトAppの通知または警告を生成し得る。その方法で、ユーザは、通知または警告を受信し、次いで、システムに自動的に応答させるのではなくてどのアクションを取るかを選択することができる。
【0206】
[00219] 前述の説明は、単に一例であり、本開示の範囲を逸脱することなしに大幅に変更され得る。たとえば、サービスプラットフォーム500は、市場オペレータ18、電気産業参加者20の関係者、または別のサードパーティの中で全体的または部分的に統合され得る。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、電気管理ユニットまたは他の製品に完全に統合され得る。そのような実施形態では、スマートフォンは、ほぼ前述のように実行する、たとえばスマートフォン充電ユニットを介して、本線電力にコードで接続された常駐プロダクトAppを有し得る。前述のように、電気管理ユニットは、個々の電力回路を識別するおよびそれらの回路への電力を個別に、選択的に変更するように構成されたプロセッサを含み得る。電気管理ユニットがそのように構成される場合、1つまたは複数の電力制御ユニットの使用はオプションである。電気管理ユニットは、電気産業参加者から直接に(たとえば、パーソナルコントローラまたはサービスプラットフォームを介さずに)事象トリガを受信するために、電気産業参加者とのワイヤレスまたはワイヤード通信向けに構成された通信モジュールを含み得る。
【0207】
[00220] 図4、4A、4Bおよび4Cを参照すると、電気管理ユニットが、敷地に電気を供給するために事前支払いを必要とする場合、プロダクトAppは、好ましくは、事前支払いを円滑にするように構成することができ、電気管理ユニットへのクレジットのロードにおいて任意の適切な通信パスを使用することができる。
【0208】
[00221] 図5は、本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータ800を示す。アクセスアドミニストレータ800は、アクセスアドミニストレータ200のシステムの代替構成の一例を提供する。アクセスアドミニストレータ800は、好ましくは、Wi−Fi通信802、Wi−Fiアンテナ804、Bluetooth通信806、Bluetoothアンテナ808、内蔵メモリを有するシステムマイクロコントローラ810、永続的時計カレンダ812、電気管理ユニット通信814、電気管理ユニット通信アンテナ816、電力線結合器818、電力線接続820、およびシステム電力供給装置822を含む。Wi−Fi通信802およびBluetooth通信806は、少なくとも1つの適切に構成された無線および回路を各々含むことになることが、理解されよう。いくつかの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ810は、内蔵メモリに加えて、または内蔵メモリの代わりに、外部メモリをサポートすることが好ましいことがある。いくつかの好ましい実施形態では、単一アンテナを可能にする構成要素、SiP、PoPまたはSoCとしてWi−Fi通信802およびBluetooth通信806を統合することが好ましいことがある。前述のシステムは、本開示の範囲を逸脱することなしに多数の方法で変更され得ることが、当業者には理解されよう。
【0209】
[00222] 図6は、本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータ900を示す。アクセスアドミニストレータ900は、アクセスアドミニストレータ200のシステムの好ましい構成の一例を提供する。アクセスアドミニストレータ900は、ワイヤレス通信902、永続的時計カレンダ904、ローカルネットワーク通信906、内蔵メモリを有するシステムマイクロコントローラ908、ワイヤレス通信アンテナ910、ローカルネットワーク通信アンテナ912、システム電力供給装置914および電力線接続916を好ましくは含む、物理デバイスである。いくつかの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ908は、内蔵メモリに加えて、または内蔵メモリの代わりに、外部メモリをサポートすることが好ましいことがある。
【0210】
[00223] ワイヤレス通信902は、好ましくは、ネットワークWi−FiおよびWi−Fiダイレクト通信能力の両方を個々にまたは並行して提供する、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を使用する。いくつかの好ましい実施形態では、ワイヤレス通信902は、好ましくは、ワイヤレスBluetooth通信能力を提供するために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含む。
【0211】
[00224] ローカルネットワーク通信906は、好ましくは、同時にまたは並行して実行する、2つ以上のワイヤレスパーソナルエリアネットワーク、たとえばジグビー、を提供するために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含み、そこで、同時のまたは並行するジグビーネットワークのそれぞれは、それが望ましい場合には、異なるジグビープロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様を使用して動作することができる。好ましくは、ローカルネットワーク通信906は、2つのセットのネットワークパラメータを維持することによって2つのジグビーネットワークに参加するように構成された単一IEEE802.15.4無線を有するデュアルネットワーク対応SoC、PoPまたはSiPで構成される。1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信906は、好ましくは、複数のアプリケーションプロファイルで構成された単一IEEE802.15.4無線、またはジグビー3.0以降などの単一の統一された規格に様々なジグビー規格を合併するジグビーのバージョンを使用し得る。ローカルネットワーク通信906が、ジグビー3.0以降などのジグビーの統一された規格を使用する場合、それは、好ましくは、楕円曲線暗号法に基づく追加のセキュリティなどのジグビースマートエネルギをサポートするために具体的に実装されるセキュリティ対策を含み得る。
【0212】
[00225] 1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信906は、好ましくは、同時にまたは選択的に動作する、2.4GHzのキャリア周波数および1GHz未満の周波数でのジグビー通信を伝送するために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を含み得る。
【0213】
[00226] 電力線接続916は、建物内の本線電力配線にアクセスアドミニストレータ900を接続するための物理インターフェースである。1つの好ましい実施形態では、電力線接続916は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ900が本線電力汎用コンセントに直接プラグ接続することを可能にするNEMA5−15ノースアメリカンまたはBS1363本線電力規格との互換性をもつように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ900は、完全に内蔵型のプラグインパックまたは「電源アダプタ」の物理的形状を取り得る。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ900は、テーブルトップユニットとして構成することができ、電力アダプタを使用することができる。もう1つの好ましい実施形態では、電力線接続916は、好ましくは、建物または構造体の本線電力に直接ワイヤ接続するように構成されたターミナルブロックを組み込むことができ、壁パネル内に、または壁掛け式パネルの後ろに構成され得る、あるいは汎用電力コンセントに統合され得る。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、スイッチボックスまたはヒューズボックス内にインストールするためのDINレール装着式モジュールとして構成され得る。アクセスアドミニストレータ900は、本開示の範囲を逸脱することなしに様々な国およびアプリケーションの配線、接続、取り付け、プラグおよびソケット、ならびに電流および電圧要件に従って構成され得ることが、理解されよう。
【0214】
[00227] 図7は、本開示のもう1つの好ましい実施形態によるアクセスアドミニストレータ1000を示す。アクセスアドミニストレータ1000は、アクセスアドミニストレータ200の構成要素の好ましい構成の一例を提供する。アクセスアドミニストレータ1000は、ワイヤレス通信アンテナ1010でのワイヤレス通信1002、永続的時計カレンダ1004、ローカルネットワーク通信アンテナ1018でのローカルネットワーク通信1006、ローカルネットワーク通信アンテナ1020でのローカルネットワーク通信1012、内蔵メモリを有するシステムマイクロコントローラ1008、システム電力供給装置1014および電力線接続1016を好ましくは含む、物理デバイスである。いくつかの好ましい実施形態では、内蔵メモリに加えて、または内蔵メモリの代わりに、外部メモリをサポートすることがシステムマイクロコントローラ1008にとって望ましいことがある。
【0215】
[00228] ワイヤレス通信1002は、ネットワークWi−FiおよびWi−Fiダイレクト通信能力の両方とワイヤレスBluetooth通信能力とを個々にまたは並行して提供する、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、マイクロプロセッサ、およびアンテナの任意の組合せおよび数を好ましくは使用する。好ましくは、ワイヤレス通信1002は、Wi−FiおよびBluetooth通信の両方とワイヤレス通信アンテナ1010のための共用アンテナサポートを含むネットワーク要件とを管理するために、メモリ、Wi−Fi無線、Bluetooth無線および専用マイクロコントローラで構成されたSoC、PoPまたはSiPである。
【0216】
[00229] ローカルネットワーク通信1006は、ジグビースマートエネルギプロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様に従って動作するために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、アンテナおよびマイクロプロセッサの任意の組合せおよび数を好ましくは含む。1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信1006は、エンドデバイスまたはルータとして電気管理ユニット300によって調整されたジグビースマートエネルギネットワークに参加するためにネットワークパラメータを含む通信およびジグビースマートエネルギネットワーク要件を管理するためにメモリ、単一IEEE802.15.4無線および専用マイクロコントローラを含むSoC、PoPまたはSiPでもよい。2つ以上のアンテナが使用され得るが、ローカルネットワーク通信1006は、好ましくは、ローカルネットワーク通信アンテナ1018を介して通信し、ローカルネットワーク通信1006は、2.4GHzのキャリア周波数および1GHz未満の周波数など、2つ以上のキャリア周波数で同時にまたは選択的に動作するように構成される。
【0217】
[00230] ローカルネットワーク通信1012は、ジグビー3.0以降など、ホームオートメーションに適したジグビープロトコル、規格、アプリケーションプロファイルまたは仕様に従って動作するために、集積回路、構成要素、コントローラ、トランシーバ、無線、メモリ、アンテナおよびマイクロプロセッサの任意の組合せおよび数を好ましくは含む。1つの好ましい実施形態では、ローカルネットワーク通信1006は、通信とジグビー3.0ネットワークを調整するためのネットワークパラメータを含むジグビー3.0ネットワーク要件とを管理するためにメモリ、単一IEEE802.15.4無線および専用マイクロコントローラを含む、SoC、PoPまたはSiPでもよい。2つ以上のアンテナが使用され得るが、ローカルネットワーク通信1012は、好ましくは、ローカルネットワーク通信アンテナ1020を介して通信し、ローカルネットワーク通信1012は、2.4GHzのキャリア周波数および1GHz未満の周波数など、2つ以上のキャリア周波数で同時にまたは選択的に動作するように構成される。
【0218】
[00231] 電力線接続1016は、建物内の本線電力配線にアクセスアドミニストレータ1000を接続するための物理インターフェースである。1つの好ましい実施形態では、電力線接続1016は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ1000が本線電力汎用コンセントに直接プラグ接続することを可能にするNEMA5−15ノースアメリカンまたはBS1363本線電力規格との互換性をもつように構成される。1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ1000は、完全に内蔵型のプラグインパックまたは「電源アダプタ」の物理的形状を取り得る。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ1000は、テーブルトップユニットとして構成することができ、電力アダプタを使用することができる。もう1つの好ましい実施形態では、電力線接続1016は、好ましくは、建物または構造体の本線電力に直接ワイヤ接続するように構成されたターミナルブロックを組み込むことができ、壁パネル内に、または壁掛け式パネルの後ろに構成するあるいは汎用電力コンセントに統合することができる。もう1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータは、スイッチボックスまたはヒューズボックス内部にインストールするためにDINレール装着式モジュールとして構成され得る。アクセスアドミニストレータ1000は、本開示の範囲を逸脱することなしに様々な国およびアプリケーションの配線、接続、取り付け、プラグおよびソケット、ならびに電流および電圧要件に従って構成され得ることが、理解されよう。
【0219】
[00232] アクセスアドミニストレータ1000は、システムマイクロコントローラ1008が、ワイヤレス通信1002、ローカルネットワーク通信1006および/またはローカルネットワーク通信1012のSiP、PoPまたはSoC実装形態のマイクロコントローラおよびメモリを使用して機能を実行する、または機能の実行においてシステムマイクロコントローラ1008をサポートすることができ、それによって、いくつかの処理要素にわたって計算負荷を分かち合い、アクセスアドミニストレータ1000の計算電力を最大化することができるように、好ましくは構成される。一例として、ジグビースマートエネルギアプリケーションプロファイルは、好ましくは、ローカルネットワーク通信1006のSiP、PoPまたはSoC実装形態のメモリに記憶され、システムマイクロコントローラ1008ではなくてローカルネットワーク通信1006内のマイクロコントローラによって実行される。
【0220】
[00233] 1つの好ましい実施形態では、システムマイクロコントローラ1008の機能的能力は、ワイヤレス通信1002、ローカルネットワーク通信1006および/またはローカルネットワーク通信1012のSiP、PoPまたはSoC実装形態内に統合することができ、SiP、PoPまたはSoCマイクロコントローラは、システムマイクロコントローラの役割も実行するのに十分な力を有する。外部メモリは、それが望ましい場合、アクセスアドミニストレータ1000内のSiP、PoPまたはSoCに追加され得る。
【0221】
[00234] ここで図8を見ると、例示的構成手続き1100が、本開示の好ましい一実施形態におけるスマートフォン10によるWi−Fiネットワークのクライアントとしてのアクセスアドミニストレータ200の構成のために示される。構成手続き1100は、スマートフォンオペレーティングシステムに関して説明されているが、構成手続き1100は、そのように制限されず、プロダクトAppによって実行することができ、プロダクトAppは、必要に応じてスマートフォンワイヤレス通信を制御することができる。
【0222】
[00235] 工程1102で、スマートフォン10は、図2のWi−Fiネットワークアクセスポイント14など、ネットワークアクセスポイントに接続される。工程1104で、電力が、第1の時間にアクセスアドミニストレータ200に適用され、アクセスアドミニストレータ200がそれのシステムのすべてを実行することを可能にする。工程1106で、Wi−FiネットワークアクセスポイントをシミュレートするまたはSoftAPとして動作するように構成されたワイヤレス通信202が、それのネットワーク情報をワイヤレスにビーコンで送り始める。ワイヤレスビーコンは、好ましくは、識別子を解釈するように構成されたWi−Fiデバイスに未構成のネットワークWi−Fiデバイスとしてアクセスアドミニストレータ200をレポートする識別子またはサービス発見構成要素を含む。工程1108で、スマートフォンのワイヤレストランシーバを介するスマートフォンオペレーティングシステムが、アクセスアドミニストレータ200ビーコンを受信し、そのビーコン内の識別子から、アクセスアドミニストレータ200が未構成のアクセスアドミニストレータであると判定し、スマートフォンタッチ画面を介してユーザに、それが新しい未構成のアクセスアドミニストレータを検出したとレポートする。工程l110で、スマートフォンオペレーティングシステムが、ユーザに自身はアクセスアドミニストレータ200が知られているWi−Fiネットワーク、好ましくはスマートフォン10が現在接続されているネットワーク、に加わることを望むかを尋ねる。工程1112で、スマートフォン画面のタッチ入力を介するユーザは、スマートフォンオペレーティングシステムによって知られているネットワークに未構成のアクセスアドミニストレータが加わることをユーザが望むことを確認する。
【0223】
[00236] 工程1114で、スマートフォンオペレーティングシステムは、スマートフォン10とシステムマイクロコントローラ206との間の通信リンクの確立において、またはネットワーククライアントとして構成中に使用されることになる特定の名を未構成のアクセスアドミニストレータ200に与える際に、使用されるセキュリティコードなど、望ましいまたは必要とされるパラメータをユーザが入力することを必要とし得る。スマートフォン10によって知られているネットワークのクライアントとしてスマートフォン10によるアクセスアドミニストレータ200の構成の最速のおよび最も簡単な機構の提供が望ましい場合、または、アクセスアドミニストレータ200に一意の名を与えることなど、アクセスアドミニストレータ200がクライアントとして構成され、ネットワークに接続された後に、工程1114の要素が実行され得る場合に、工程1114は除外され得ることが、理解されよう。
【0224】
[00237] 工程1116で、スマートフォンオペレーティングシステムは、ネットワークアクセスポイントをシミュレートするまたはSoftAPとして動作するように好ましくは構成されたアクセスアドミニストレータ200と安全なピアツーピアWi−Fi接続を確立する。アクセスアドミニストレータ200が、ユーザが手動で任意のセキュリティ資格情報を入力することを必要とせずに認証ハンドシェイクを使用してスマートフォン10との安全な接続を自動的に確立することができるように、安全なピアツーピアWi−Fi接続のオープンは、アクセスアドミニストレータ200に統合された認証ハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとスマートフォン10との使用を含み得る。スマートフォン10が、ネットワークアクセスポイントとWi−FiネットワークアクセスポイントをシミュレートするまたはSoftAPとして動作するデバイス、たとえばアクセスアドミニストレータ200、との並行接続をサポートすることができない場合、スマートフォン10は、アクセスアドミニストレータ200と安全なピアツーピアWi−Fi接続を確立するために、Wi−Fiネットワークアクセスポイントからの接続を切ることができることが、理解されよう。
【0225】
[00238] 工程1118で、アクセスアドミニストレータ200が、ネットワークWi−Fiクライアントデバイスとして、指定されたネットワークに加わることができるように、スマートフォンオペレーティングシステムは、ネットワークパスワード、および任意の他の望ましいもしくは必要なパラメータを含む、知られているネットワークのネットワーク資格情報でアクセスアドミニストレータ200を構成する。工程1120で、スマートフォンオペレーティングシステムは、アクセスアドミニストレータ200とのピアツーピアWi−Fi接続を終了する。スマートフォンオペレーティングシステムが、工程1116でアクセスアドミニストレータ200とピアツーピアWi−Fi接続を確立するために、ネットワークアクセスポイントからの接続を切る場合、スマートフォンオペレーティングシステムは、好ましくは、ネットワークアクセスポイントとの接続を再確立する。工程1122で、アクセスアドミニストレータ200は、スマートフォンオペレーティングシステムからのネットワーク構成データを使用して、ネットワークWi−Fiデバイスとして供給されたネットワークパラメータに従ってそれ自体を構成し、指定されたネットワークアクセスポイントにクライアントとして接続し、その後、アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォン10は、好ましくは、互いを見つけ、ネットワークアクセスポイントを介して通信することができる。
【0226】
[00239] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200およびスマートフォン10が構成手続き1100においてピアツーピア接続の確立の際にWi−Fiダイレクトを使用することが好ましいことがある。
【0227】
[00240] 構成手続き1100において概説されるある種の工程は、本開示の範囲を逸脱することなしに、修正、削除、または追加され得ることが、理解されよう。たとえば、構成手続き1100は、スマートフォンオペレーティングシステムではなくてプロダクトAppによって実行するようになされ得る。もう1つの例として、スマートフォンオペレーティングシステムは、アクセスアドミニストレータがスマートフォンからネットワークパラメータを無事に受信したというアクセスアドミニストレータによる確認の後にアクセスアドミニストレータ200にそれの構成手続きを開始させることができ、あるいはアクセスアドミニストレータ200のシステムマイクロコントローラ208は、そのスマートフォンとのピアツーピア接続を終了し、スマートフォンオペレーティングシステムがプロセスを初期化する必要なしに、スマートフォンからネットワークパラメータを無事に受信した後にそれの構成手続きを開始することができる。
【0228】
[00241] 本システムは、好ましくは、ユーザが自身のエネルギコストを制御するのを助けるための予算機能を含む。好ましくは、ユーザは、定義された期間の所望の予算をプロダクトAppの1つまたは複数のフィールドに入力することができる。図4を参照すると、プロダクトAppは、好ましくは、電気管理ユニット300からのデータおよび/またはサービスプラットフォーム500からのデータを使用して、定義された予算期間内の関連するサンプル期間の現在の累積消費量を表示することができ、それによって、ユーザが自身の予算のうちのどのくらいがその時点で使用されているかを判定することを可能にする。プロダクトAppは、好ましくは、分析されたサンプル期間にわたる平均消費量を計算し、その平均を定義された予算期間に適用して、消費量の現在の平均レートが、所望の予算が超過される結果をもたらすことになるかを判定する。プロダクトAppは、グラフィックでおよび/または数値で結果を視覚的に表示し、定義された予算期間について予想されるコストの指示を提供することができる。1つの好ましい実施形態では、レート消費量の現在のレートが、所望の予算が超過される結果をもたらすことになる場合、プロダクトAppは、所望の予算に合わせて目標消費量レートを提案することができる。
【0229】
[00242] 一例として、毎週の予算が、$5の毎日の予算に対応して、$35にプロダクトAppにおいてユーザによって設定され得る。予算期間の最初の4日間にわたる電気消費量が、電気管理ユニット300によって、1日目=$4、2日目=$5、3日目=$6、4日目=$7のように記録され得る。1日目の終わりに、プロダクトAppは、1つのみの1日のサンプルセットとともに、累積消費量を$4で示し、7日の予算期間にわたり$4平均を使用して、現在の平均レートの消費量での予算期間の最後に予想されるコストは$28になると算出することになる。2日目の終わりに、プロダクトAppは、現在の累積消費量を$9(1日目+2日目)で示すことになり、2つの日ごとのサンプルを合計し、サンプル日の数で割って、1日ごとの平均を確定し、次いで、予算期間の7日をこれに掛けて、現在の平均レートの消費量での予算期間の最後に予想されるコストを$31.50と算出することになる。($4+$5)/2×7=$31.50。したがって、プロダクトAppの現在の平均レートの消費量での予算期間の最後に予想されるコストは、2日目の消費量のより高いレベルを所与として$31.50に改定することになる。3日目の終わりに、同技法を使用するプロダクトAppは、$35の予算期間の最後に予想されるコストとともに$15の累積消費量を示すことになる。4日目の終わりに、同技法を使用するプロダクトAppは、$38.50の予算期間の最後に予想されるコストとともに$22の累積消費量を示すことになる。したがって、プロダクトAppの現在のレートの消費量での予算期間の最後の予想されるコストは、$38.50に修正することになり、その時点で、プロダクトAppは、好ましくは、現在の平均レートの消費量を維持すれば予算を超過することになると指示することになる。そのように構成された場合、プロダクトAppは、$35の所望の予算を満たす7日間全体の平均を配信するために、残りの3日間の消費量の毎日の平均目標を$4.33で提案することができる。
【0230】
[00243] 1つの好ましい実施形態では、ユーザの現在の累積消費量が自身の目標のどのくらい上にまたは下に向かっているかの判定における比較基準を提供するために、実際の累積消費量に関連して各時点での目標累積消費量を表示することがプロダクトAppにとって望ましいことがある。
【0231】
[00244] 任意の予算期間またはサンプルレートが、本開示の範囲を逸脱することなしに使用され得ることが、理解されよう。一例として、予算期間が24時間に設定され、正確な予算追跡が必須または望ましい場合、サンプルレートは5分以下に減らすことができる。
【0232】
[00245] 一部の市場では、電気の供給は、消費されたエネルギの量に適用される単価に加えて、サービス料または固定費を含む。その場合、プロダクトAppは、好ましくは、任意の予算計算のために使用される時間スケールにおいて固定の構成要素としてサービス料または固定費を割り当てる。一例として、うるう年以外の$365の年間サービス料は、単位当たりレートでの任意の電気消費量が所望の毎日の予算に対する追跡において追加されることになる固定構成要素としての1日当たり$1.00のサービス料に対応することになる。プロダクトAppは、好ましくは、サービスプラットフォーム500から顧客の特定のサービス料または固定費をダウンロードし、入手可能であれば電気管理ユニット300からそれを取得することができ、またはユーザがプロダクトAppに手動で直接それを入力し得ることを可能にする。
【0233】
[00246] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppは、好ましくは、バックグラウンドで予算計算を行い、それが、現在のレートのレート消費量が所望の予算が超過される結果をもたらすことになると算出した場合、ユーザに警告することができる。
【0234】
[00247] 再び図4を参照すると、1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppを介するユーザは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200、またはサービスプラットフォーム500において予算閾値を手動でまたは自動的に設定することができ、それは、予算通知または警告を生成するためのトリガとして使用され得る。予算閾値は、ユーザが定義された期間にわたって支払いを望む、電気の所望の支払請求可能な総額である。一例として、これは、1日当たり$5.00でもよい。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、連続的にまたは定期的に電気管理ユニット300にポーリングし、予算期間の開始から予算期間内の要求時までに消費された電気の総額を電気管理ユニット300に要求し、これをユーザ定義の予算閾値と比較して、予算閾値が超過されたかを判定する。
【0235】
[00248] 一例として、予算期間が00:00に始まる24時間であり、予算閾値が$5.00である場合、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、15分増加などの定義されたサンプルレートに従って電気管理ユニット300を定期的にポーリングし、00:00の予算期間の開始までにその時点で消費された電気の総額を要求する。その方法では、一例として、00:15でのアクセスアドミニストレータ200は、00:00から00:15までに消費された電気のコストについて電気管理ユニット300に要求し、その後の24時間にわたり15分経つごとにこれを行い続ける。10:00に、アクセスアドミニストレータ200は、00:00から10:00までに消費された電気のコストについて電気管理ユニット300に要求することになる。アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、要求時間から予算期間の開始に遡って消費された電気の総額を電気管理ユニット300に要求し続ける。要求された期間中の場合、電気管理ユニット300は、予算閾値より大きい統合された消費量をレポートし、アクセスアドミニストレータ200は、好ましくは、プロダクトAppに予算が超過されたという通知または警告を送信する。警告は、図4に関する通信トポロジにおいて概説したようにプロダクトAppへの任意の使用可能な通信パスを使用することができ、たとえば、スマートフォン10がアクセスアドミニストレータ200のピアツーピア範囲外にあるまたはアクセスアドミニストレータ200と同じWLANにローカルに接続されない場合、サービスプラットフォーム500およびスマートフォン10へのセルラデータ接続を含み得る。
【0236】
[00249] 1つの好ましい実施形態では、アクセスアドミニストレータ200において予算閾値を設定するのではなくて、プロダクトAppは、サービスプラットフォーム500において予算閾値を設定することができる。アクセスアドミニストレータ200を介するサービスプラットフォーム500、またはサービスプラットフォーム500のためにアクセスアドミニストレータは、好ましくは、予算期間の開始から要求時までに消費された電気の総額を電気管理ユニット300から連続的にまたは定期的に取得し、このデータをサービスプラットフォーム500に送り、サービスプラットフォーム500は、要求期間中に消費された電気の総額を予算閾値と比較し、閾値が超過された場合にはプロダクトAppに予算通知または警告を送信する。1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppが、サービスプラットフォーム500において予算閾値を設定するために使用される場合、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200からのデータではなくて、またはアクセスアドミニストレータ200からのデータに加えて、高度計量インフラストラクチャまたは広域ネットワークを介して電気管理ユニット300から消費された電気の総額に対応するデータを受信することができる。一例として、これは、市場オペレータ18または電気産業参加者20からの顧客の支払請求可能なデータでもよい。
【0237】
[00250] 1つの好ましい実施形態では、予算期間の開始から動く総額をローカルに記録または更新することがアクセスアドミニストレータ200またはサービスプラットフォーム500にとって望ましいことがある。
【0238】
[00251] 1つの好ましい実施形態では、実際の予算閾値は、所望の予算閾値が超過される前に通知または警告が生成されることを可能にする所望の予算閾値のパーセンテージでもよい。一例として、所望の予算閾値が、1日当たり$5.00である場合、プロダクトAppによって使用またはプログラムされる実際の予算閾値は、$4.00の実際の予算閾値の所望の予算閾値の80%でもよく、それによって、所望の予算閾値が超過される前に通知または警告を生成する。任意の望ましいパーセンテージが、本開示の範囲を逸脱することなしに使用可能であり、複数の通知または警告が、消費量が所望の予算閾値に近づくときに2つ以上の警告を提供するために、異なる予算閾値パーセンテージで生成され得ることが、理解されよう。
【0239】
[00252] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppを介するユーザは、好ましくは、アクセスアドミニストレータ200またはサービスプラットフォーム500において予算閾値を手動でまたは自動的に設定することができ、それは、予算閾値または予算閾値のパーセンテージが満たされることに応答してそれにスイッチを切らせるまたは電力消費量を減らさせる選択されたホームオートメーションデバイスへの事前構成されたコマンドを実行するためのトリガとしてアクセスアドミニストレータ200またはサービスプラットフォーム500によって使用され得る。
【0240】
[00253] プロダクトApp、サービスプラットフォーム500およびアクセスアドミニストレータ200の予算閾値機能は、本開示の範囲を逸脱することなしにいくつかの方法で修正され得ることが、理解されよう。たとえば、電気管理ユニット300のポーリングにおいてアクセスアドミニストレータ200が使用するサンプルレートは、任意の望ましい時間間隔でもよく、数秒から数時間に及んでもよく、あるいは電気管理ユニット300のデータリフレッシュレートまたは作成レートに制限されてもよい。もう1つの例として、予算期間は、任意の望ましい時間間隔、たとえば日、週、月、年など、でもよく、任意の望ましい時刻に開始し得る。もう1つの例として、電気管理ユニット300は、プロダクトApp、アクセスアドミニストレータ200またはサービスプラットフォーム500が電気管理ユニット300をポーリングすることを必要とするのではなくてネットワークに消費量データを作成または公開するように構成され得る。
【0241】
[00254] 図9Aは、本開示の好ましい一実施形態によるプロダクトApp内の予算ツール1200の図的記述である。フィールド1202で、ユーザは、好ましくは、予算期間の予算閾値を入力することができる。フィールド1204で、プロダクトAppは、好ましくは、その予算閾値を使用して視覚的インジケータ1216において最大予算値を追加する。フィールド1206で、プロダクトAppは、好ましくは、視覚的インジケータ1216において開始予算値を表示する。これは、好ましくは、名目ゼロ通貨価値であり、公益事業体は、サービス料もしくは固定費、または、その予算期間について割り当てられたサービス料もしくは固定費に対応する値を適用しない。フィールド1208で、プロダクトAppは、好ましくは、予算期間内の残りの時間を表示する。フィールド1210で、プロダクトAppは、好ましくは、サンプル期間についての現在の累積消費量を表示する。1212で、視覚的インジケータ1216は、好ましくは、予算閾値との関連で現在の累積消費量を表示する。現在の累積消費量が、サンプル期間の予算閾値を超える場合、視覚的インジケータは、好ましくは、ポイント1214まで、緑色など、色で区分し、それはサンプル期間の予算閾値目標を示す数値を好ましくは含む。ポイント2014は、好ましくは、以下によって計算される:予算閾値を取ること、予算期間の任意のサービスまたは固定費を追加すること、その結果を予算期間内のサンプルの総数で割って単位時間当たりの平均通貨価値を判定すること、次いで、その単位時間当たりの平均通貨価値にサンプル期間内のサンプルの数を掛けること。ポイント2014の後、視覚的インジケータは、好ましくは、インジケータ1218まで、赤など、異なる色で区分することになり、インジケータ1218は現在の累積消費量1210に対応する。現在の累積消費量が、サンプル期間の累積予算閾値平均より少ない場合、ポイント2014およびインジケータ1218は、好ましくは、インジケータ1218の右に現われるポイント2014と相対的位置を交換する。ポイント2014とインジケータ1218との間で、視覚的インジケータ1216は、好ましくは、より明るい緑色などの異なる色または網掛けを使用して、サンプル期間の予算閾値目標より少ない現在の累積消費量追跡を示すことができる。フィールド1220で、プロダクトAppは、好ましくは、予算期間の最後に予想されるコストを表示する。
【0242】
[00255] 図9Bは、本開示の好ましい一実施形態によるプロダクトApp内の情報画面1300の図的記述である。フィールド1302で、プロダクトAppは、好ましくは、単位時間当たりのコストで表される現在のエネルギ使用を表示する。フィールド1304で、プロダクトAppは、好ましくは、エネルギの単位当たりの価格に対応する数値でおよび現在の料金が料金スケール内のどこに位置するかを表す視覚的インジケータを介して現在の料金を表示する。1つの好ましい実施形態では、料金フィールドは、次の料金がいくらかおよびそれが実施される時間のインジケータを含み得る。これは、好ましくは、時間スケールグラフィックの動的更新を使用することができる。フィールド1306で、プロダクトAppは、好ましくは、当日の現在の累積消費量を表示する。フィールド1308で、プロダクトAppは、好ましくは、フィールド1202に入力された予算閾値から導出されるその日の予算閾値を表示する。フィールド1310で、プロダクトAppは、好ましくは、開始予算値を表示する。これは、好ましくは、公益事業体がサービス料または固定費を適用しない名目ゼロ通貨価値、あるいは、1日に割り当てられたサービス料または固定費に対応する値である。1312で、視覚的インジケータは、好ましくは、毎日の予算閾値のうちのどのくらいがその時点までに消費されたかを示す。視覚的インジケータは、色を使用して、所望の目標予算内のまたは所望の目標予算外の状態を指示することができる。視覚的インジケータ1314は、好ましくは、所望の属性を伝達するように構成される。1つの好ましい実施形態では、視覚的インジケータ1314は、好ましくは、単位時間当たりのコストで表される現在のエネルギ使用が電気管理ユニット300の単位時間当たりのコストで表される平均エネルギ使用と比較してどこにランクを占めるかを表示するように構成され、それによって、ユーザが自身の現在のエネルギ使用の相対的経費を判定できるようにする。1つの好ましい実施形態では、視覚的インジケータ1314は、好ましくは、家庭電気管理ユニット300がインストールされた同等の世帯の単位時間当たりのコストで表される平均世帯エネルギ使用と比較して単位時間当たりのコストで表された現在のエネルギ使用がどこにランクするかを表示するように構成される。サービスプラットフォーム500からのデータは、視覚的インジケータ1314において望ましい属性を計算しグラフィックで提示する際に使用され得ることが、理解されよう。
【0243】
[00256] 図9Cは、本開示の好ましい一実施形態によるプロダクトApp内の器具測定ツール1400の図的記述である。フィールド1402で、ユーザは、好ましくは、フィールド1406に表示された瞬間電力をゼロにすることができ、そのデータは電気管理ユニット300から獲得される。フィールド1404で、ユーザは、好ましくは、測定プロセスを開始することができ、それによって、プロダクトAppは、好ましくは、測定が求められる器具の電源を入れるようにユーザに指示する。その器具のスイッチが入れられたことによってもたらされる瞬間電力の変化が、電気管理ユニット300によって、電気管理ユニット自体のサンプルレートおよびレポートパラメータに従って、検知およびレポートされ得るように、電気管理ユニット300と通信するプロダクトAppは、好ましくは、所定の期間、たとえば20秒間、待つ。測定期間の最後に、プロダクトAppは、好ましくは、測定期間中に機器によって消費された電力に対応する瞬間電力差でフィールド1406を更新する。フィールド1408で、ユーザは、好ましくは、自身が器具を使用する1日当たりの時間数を入力することができる。別法として、フィールド1410で、ユーザは、好ましくは、洗濯機など、毎日ではなくて定期的に使用される器具についてより便利な、自身がその器具を使用する週ごとの時間数を入力することができる。プロダクトAppは、好ましくは、瞬間電力差測定、現在の料金および器具が1日または1週間当たりに使用された時間数を使用して、フィールド1412で1カ月当たりのおよびフィールド1414で1年当たりの器具を使用するためのおおよそのコストを計算する。電気管理ユニット300が、使用時間料金を請求するように構成される場合、プロダクトAppは、好ましくは、フィールド1412および1414においていくつかの料金にわたる1週間または1カ月当たりのコストの内訳を示すように構成することができ、それによって、ユーザが異なる料金期間中に器具を稼働する影響を判定することを可能にする。
【0244】
[00257] 予算ツール1200、情報画面1300および器具測定ツール1400は、本開示の範囲を逸脱することなしにいくつかの方法で修正され得ることが、理解されよう。一例として、フィールドは、必要に応じて、省略、追加または変更することができ、あるいは、異なる時間の単位、通貨、または値が、計算または結果の表示において使用され得る。もう1つの例として、1つまたは複数のフィールドにおいて表示される結果に影響を与える任意の基礎的数学的方程式は、料金変動、および、週、週末、昼および夜の間に消費されるエネルギの差などを考慮してより正確な分析または予測結果を配信するために精巧さを増し得る。
【0245】
[00258] 1つの好ましい実施形態では、プロダクトAppに入力される予算閾値は、好ましくは、サービスプラットフォーム500に転送され、それは、好ましくは、電気管理ユニット300と関連付けられる。予算閾値が、予算期間中に超過される場合、サービスプラットフォーム500は、好ましくは、ユーザが予算期間の最後までに所望の予算閾値に到達する際に自身の電気消費量を減らすための工程をとったかを判定するために、電気管理ユニット300からのデータを使用して消費される電力を記録する。サービスプラットフォーム500は、関連する顧客の需要の価格弾力性が確認され得るように、好ましくは、予算閾値、予算閾値が超過された量、予算閾値が超過された頻度および予算閾値が超過された後の電気消費量のレベルを記録する。1つの好ましい実施形態では、サービスプラットフォーム500は、顧客の予算閾値、実際に消費された電力の量およびそれらの価格弾力性に基づいて、顧客をランク付けることができる。本開示の態様は、様々な環境において使用することができる。単に一例として、本開示は、ガスメータ(たとえば、天然ガス)および水道メータ、ならびに、PVソーラーシステムおよび/または風力タービンなどの家庭生成電気機器と使用するための電気メータ向けに適合され得る。
【0246】
[00259] 本開示の他の実施形態は、本明細書の考慮および本明細書で開示される開示の実施から当業者には明らかとうなろう。本明細書および例は単に例示として見なされ、本開示の真の範囲および趣旨は以下の特許請求の範囲において示されるものとする。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【国際調査報告】