(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2018514718
(43)【公表日】20180607
(54)【発明の名称】電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置、前記キャリパを備えるブレーキキャリパ、前記キャリパを作動させる方法
(51)【国際特許分類】
   F16D 65/18 20060101AFI20180511BHJP
   B60T 13/74 20060101ALI20180511BHJP
   F16H 25/12 20060101ALI20180511BHJP
   F16H 25/18 20060101ALI20180511BHJP
   F16D 121/24 20120101ALN20180511BHJP
   F16D 127/02 20120101ALN20180511BHJP
   F16D 127/06 20120101ALN20180511BHJP
   F16D 129/08 20120101ALN20180511BHJP
   F16D 129/10 20120101ALN20180511BHJP
【FI】
   !F16D65/18
   !B60T13/74 G
   !F16H25/12 A
   !F16H25/18 A
   !F16D121:24
   !F16D127:02
   !F16D127:06
   !F16D129:08
   !F16D129:10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】31
(21)【出願番号】2017556200
(86)(22)【出願日】20160427
(85)【翻訳文提出日】20171218
(86)【国際出願番号】IB2016052383
(87)【国際公開番号】WO2016174587
(87)【国際公開日】20161103
(31)【優先権主張番号】102015902346607
(32)【優先日】20150427
(33)【優先権主張国】IT
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】501016696
【氏名又は名称】フレニ・ブレンボ エス・ピー・エー
【住所又は居所】イタリア国、ベルガモ、クルノ 24035、ヴィア・ブレンボ 25
(74)【代理人】
【識別番号】100100158
【弁理士】
【氏名又は名称】鮫島 睦
(74)【代理人】
【識別番号】100111039
【弁理士】
【氏名又は名称】前堀 義之
(74)【代理人】
【識別番号】100176463
【弁理士】
【氏名又は名称】磯江 悦子
(72)【発明者】
【氏名】パオロ・サラ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】ファビオ・ギスランディ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】マッシモ・ディ・ステファノ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】ルカ・カッペレッティ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】ベンヤミン・シェウチク
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】アレッサンドロ・ロッシ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
(72)【発明者】
【氏名】ステファノ・ドッシ
【住所又は居所】イタリア、イ−24035ベルガモ、クルノ、ヴィア・ブレンボ25番、フレニ・ブレンボ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ内
【テーマコード(参考)】
3D048
3J058
3J062
【Fターム(参考)】
3D048BB21
3D048HH18
3D048HH58
3D048HH79
3J058AA43
3J058AA48
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3J058AA69
3J058AA78
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3J058CC13
3J058CC15
3J058CC77
3J058FA06
3J058FA07
3J062AA02
3J062AB31
3J062AC07
3J062AC08
3J062CC13
(57)【要約】
ディスクブレーキ用電気機械作動式ブレーキキャリパ(3)のロック装置(1)は、少なくとも1つの第1のカム(12)を有する回転要素(11)と、前記回転要素に弾性的に押し付けられる1つの第1の従動子(13)とを含むラチェット(8)を備え、このラチェットは前記少なくとも1つの第1のカム(12)と連携して第1の回転方向(A)への前記回転要素(11)の回転を可能にすると共に、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向(R)への前記回転要素の回転を防止するように構成されており、また、第1のセレクタ要素位置と第2のセレクタ要素位置との間を摺動するセレクタ要素(15)を備え、前記セレクタ要素(15)は、前記第1のセレクタ要素位置では、前記セレクタ要素(15)が前記第1の従動子(13)を、前記回転要素(11)から離れた係合解除位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を防止するように、また、前記第2のセレクタ要素位置では、前記セレクタ要素(15)が前記第1の従動子(13)を、前記回転要素(11)と接触する係合位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を可能にするように、前記第1の従動子(13)を作動させるようになっており、また、前記セレクタ要素(15)は、第2のカム(16)を有し、かつ、前記第1の従動子(13)は、第2の従動子(9)を形成する第1の従動子開口部(14)を有し、前記第2のカム(16)は、前記第1の従動子(13)を前記係合位置と前記係合解除位置の間で作動させるように、前記第2の従動子(9)と連携して作用するように構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの第1のカム(12)を有する回転要素(11)と、前記回転要素に弾性的に押し付けられる1つの第1の従動子(13)とを含むラチェット(8)を備え、このラチェットは前記少なくとも1つの第1のカム(12)と連携して第1の回転方向(A)への前記回転要素(11)の回転を可能にすると共に、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向(R)への前記回転要素の回転を防止するように構成されており、
また、第1のセレクタ要素位置と第2のセレクタ要素位置との間を摺動するセレクタ要素(15)を備え、前記セレクタ要素(15)は、前記第1のセレクタ要素位置では、前記セレクタ要素(15)が前記第1の従動子(13)を、前記回転要素(11)から離れた係合解除位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を防止するように、また、前記第2のセレクタ要素位置では、前記セレクタ要素(15)が前記第1の従動子(13)を、前記回転要素(11)と接触する係合位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を可能にするように、前記第1の従動子(13)を作動させるようになっており、
前記セレクタ要素(15)は、第2のカム(16)を有し、かつ、前記第1の従動子(13)は、第2の従動子(9)を形成する第1の従動子開口部(14)を有し、前記第2のカム(16)は、前記第1の従動子(13)を前記係合位置と前記係合解除位置の間で作動させるように、前記第2の従動子(9)と連携して作用するように構成されているディスクブレーキ用電気機械作動式ブレーキキャリパ(3)のロック装置(1)。
【請求項2】
請求項1によるロック装置において、
前記回転要素(11)は、ホイール回転軸(22)およびこのホイール回転軸(22)に直交するホイールの径方向(23)を定義しているホイールであり、および/または、
前記少なくとも1つの第1カム(12)は径方向に延びており、および/または、
前記少なくとも1つの第1カム(12)は、第1のカム輪郭セグメント(12')と、前記第1カム輪郭セグメント(12')に隣接する第2のカム輪郭セグメント(12'')とを含み、および/または、
前記第1のカム輪郭セグメント(12')は、前記径方向に配置され、および/または、
前記第1のカム輪郭セグメント(12')は、前記第1の従動子13との係合およびそのような位置の維持を促進する方向に配置され、および/または、
前記第2のカム輪郭セグメント(12'')は、前記径方向(23)に対して傾斜しており、および/または、
前記第2のカム輪郭セグメント(12'')は、前記第1の従動子(13)に対する第2のカム輪郭セグメント(12)の摺動を促進する方向に延びており、および/または、
前記第2のカム輪郭セグメント(12'')は、前記第1のカム輪郭セグメント(12')の一方側でのみ、前記第1のカム輪郭セグメント(12')に近づくように角度を付けて進行することによって前記ホイール軸から離れ、および/または、
前記第1のカム輪郭セグメント(12')は、前記ホイール(11)の時計回り方向に面しており、および/または、
前記少なくとも1つの第1のカム(12)は、第1のカム面と、この第1のカム面に隣接する第2のカム面とによって画定されており、前記第1のカム面は、前記第1のカム輪郭セグメント(12')を含み、かつ、そのような第2のカム面は、前記第2のカム輪郭セグメント(12'')を含み、および/または、
前記第1のカム面および/または前記第2のカム面は、前記ホイール軸(22)に平行な方向に延びているロック装置。
【請求項3】
請求項2によるロック装置において、
前記回転要素(11)は、前記ホイール(11)の周囲に沿って配置されると共に、予め定められた値を有するピッチで互いから等間隔に離間された複数のカム(12)を含み、
前記予め定められたピッチの値は、第2の回転方向(R)における前記回転要素(11)の回転を防止するために前記第1の従動子(13)に対する前記回転要素(11)の安全かつ強固な係合を確実にし、かつ、それと同時に前記第1の回転方向(A)への前記回転要素の自由な回転を確保するように選択されているロック装置。
【請求項4】
前の複数の請求項のうちの少なくとも1つの請求項によるロック装置において、
前記第1の従動子(13)は、前記ロック装置(1)に拘束されて、前記回転要素(11)に対する予め定められた第1の従動子摺動方向(S-S)に摺動し、および/または、
前記第1の従動子(13)は、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に延び、前記回転要素(11)に面する自由端(17)を備える細長い要素を含み、および/または、
前記第1の従動子(13)の前記自由端部(17)は、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に対して横方向または長手方向に配置された側面(17')と、前記第1の従動子摺動方向(S−S)に対して横断方向に配置されたヘッド面(17'')によって画定されており、および/または、
前記側面(17')は、前記第1のカム(12)の第1のカム輪郭セグメント(12')を当接状態で受け入れるように構成され、かつ、前記ヘッド面(17'')は、前記第1のカム(12)の第2の回転方向(R)の下流に配置された別の第1のカム(12)の前記第2のカム輪郭セグメント(12'')を当接状態で受け入れるようになっており、および/または、
前記第1の従動子摺動方向(S-S)は、前記ホイール軸(22)に直交する平面に属し、かつ、前記ホイール軸(22)に対して接線方向に配置されるか、または径方向(23)に直交しており、および/または、
前記第1の従動子(13)は、前記ロック装置(1)のある点を中心に回転または回転並進するようにロック装置(1)に拘束され、前記第1の従動子摺動方向(S-S)は、ホイール軸(22)に直交する平面に属し、かつ、前記回転または回転並進中に前記第1の従動子(13)によって通過される軌道に対応する線からなり、および/または、
前記側面(17')および前記ヘッド面(17'')は、前記ホイール軸(22)に直交する平面に対して直交するように延びており、および/または、
前記側面(17')および前記ヘッド面(17'')は、互いに実質的に直交しており、および/または、
前記側面(17')および前記ヘッド面(17'')は、互いに実質的に直交しており、かつ、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に対して予め定められた角度だけ傾斜しており、および/または、
前記側面(17')は、前記ホイール径方向(23)に平行な方向に、または第1の従動子(13)との係合を促進するような方向に延びており、および/または、
前記ヘッド面(17'')は、前記ホイール径方向(23)に直交する方向に、または前記ホイール(11)に対して接線方向に延びており、および/または、
前記側面(17')は、前記ホイール軸(23)を通過する半径方向の平面に平行な平面に沿ってのびており、および/または、
前記ヘッド面(17'')は、前記ホイール軸(23)を通過する半径方向の平面に実質的に直交する平面に沿って、または、前記第1の従動子(13)との係合を可能にする平面に沿って延びており、および/または、
前記第1の従動子(13)は、互いに平行でかつ前記第1の従動子摺動方向(S-S)に平行な2つの対向する横方向摺動面(18)を含み、これら横方向摺動面(18)は、前記ロック装置(1)と一体的である対向摺動面(24)と摺動式に係合されており、および/または、
前記ロック装置の前記対向摺動面(24)は、互いに平行な表面であり、前記回転要素(11)に近づく湾曲部を有し、前記第1の従動子(13)の前記回転要素の方に面する少なくとも1つの部分は、弾性を有して、前記第1の従動子(13)は、係合解除位置から係合位置に摺動する際に前記湾曲した対向する表面(24)に沿って弾性的に変形されて、弾性エネルギーを蓄積し、かつ、前記第1の従動子(13)は、前記係合位置から係合解除位置に摺動した際に蓄積された弾性エネルギーを解放するロック装置。
【請求項5】
前の複数の請求項のうちの少なくとも1つの請求項によるロック装置において、
前記セレクタ要素(15)は、セレクタ要素摺動方向(B-B)に延びるピン部分(29)を含み、前記第1の従動子開口部(14)は、前記ピン部分(29)を前記セレクタ要素摺動方向(B-B)にその中で摺動させることを可能にするように構成された、第1の従動子(13)を通過する開口部であり、および/または、
前記第1の従動子開口部(14)は、開口部縁(26)によって画定されており、および/または、
前記開口部縁(26)は、互いに平行で、かつ、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に平行な2つの真っ直ぐな対向する対向開口部縁部分(27)を含み、および/または、
前記開口部縁(26)は、前記第1の従動子の自由端(17)から最も離れた対向開口部縁部分(27)の一端を互いに連結する底部開口部縁(32)の一部分を含み、および/または、
前記底部開口部縁(32)の部分は、実質的に真っ直ぐであり、前記対向開口部縁部分(27)に直交しており、および/または、
前記底部開口部縁(32)の部分は、実質的に真っ直ぐであり、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に直交しており、および/または、
前記底部開口部縁(32)の部分は、前記第2の従動子(9)を形成し、および/または、
前記ピン部分(29)は、互いに平行な2つの側面平坦化部(28)を含み、および/または、
前記セレクタ要素の摺動方向(B-B)は、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に対して実質的に直交しており、および/または、
前記セレクタ要素の摺動方向(B-B)は、前記ホイール回転軸(22)の方向に実質的に平行であり、および/または、
前記ピン部分(29)は、前記ピン部分を横方向に貫通するノッチを含み、前記ノッチは、前記第2のカム(16)を形成し、および/または、
前記ノッチは、前記セレクタ要素摺動方向(B-B)に直交する方向に延びるカム面によって画定されており、および/または、
前記第2のカム(16)は、前記係合解除位置において前記従動子開口部(14)の底部開口部縁(32)の前記部分と隣接するようになっている支持セグメント(31)を含み、および/または、
前記第2のカム(16)は、前記第1の従動子(13)が係合位置に達することを可能にするように前記ピン要素(29)内にスペースを残すために、前記セレクタ要素の摺動方向(B-B)を横断して、前記第1の従動子摺動方向(S-S)にかつ前記第1の従動子(17)の前記自由端部に向かって前記ピン部分(29)を貫通する底部セグメント(30)を含み、および/または、
前記第2のカム(16)は、前記支持セグメント(31)の一端を前記底部セグメント(30)の一端に連結する傾斜セグメント(33)を含んで、前記第1の従動子(13)が前記係合解除位置から前記係合位置に、およびその逆の場合も同様に、徐々に並進することを可能にしており、および/または、
前記底部セグメント(30)における前記第1の従動子摺動方向(S-S)で測定されたピン要素(29)の厚さ(s)は、前記支持セグメント(31)における前記第1の従動子摺動方向(S-S)で測定されたピン要素(29)の厚さよりも小さく、および/または、
前記セレクタ要素(15)は、前記第2のカム(16)を形成するオフセット端部分(15')を含み、前記傾斜セグメント(33)を含むロック装置。
【請求項6】
前の複数の請求項のうちの少なくとも1つの請求項によるロック装置において、
前記セレクタ要素を前記第1のセレクタ要素位置と前記第2のセレクタ要素位置との間で移動させるようになっている線形アクチュエータ(34)を備え、および/または、
前記線形アクチュエータ(34)は、例えば、ソレノイドアクチュエータ、および/または、ねじ−ナットシステムにキー連結された線形モータおよび/または回転電気モータである電磁アクチュエータであり、および/または、
前記線形アクチュエータ(34)は、電力が供給される場合にのみ、前記セレクタ要素(15)の位置を前記第1の位置から第2の位置へ、およびその逆の場合も同様に、変更するように構成されており、かつ、それに電力が供給されていないときは、前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置または第2の位置に保つように構成されており、および/または、
前記電磁線形アクチュエータ(34)は双安定型および/または双安定ソレノイド型であり、第1の電気巻線とこの第1の電気巻線に対向する第2の巻線とを含み、前記第1の電気巻線は、その第1の電気巻線に電力が供給されたときに、前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置から第2の位置に移動させるようになっており、前記第2の電気巻線は、その第2の電気巻線に電力が供給されたときに、前記セレクタ要素(15)を前記第2の位置から第1の位置に移動させるようになっており、および/または、
「正の」電流で電力が供給されたときに前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置から第2の位置に移動させるようになっていると共に、「負の」電流で電力が供給されたときに前記セレクタ要素(15)を前記第2の位置から第1の位置に移動させるようになっている単一の巻線を含み、および/または、
前記電磁アクチュエータ(34)は、単安定型のものであり、電気巻線を含み、その電気巻線は、その電気巻線に電力が供給されたときに前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置から第2の位置に移動させるようになっており、また、前記巻線に電力が供給されていないときに前記セレクタ要素(15)を前記第2の位置から第1の位置に戻す戻り手段を含み、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記電気巻線の第1の電気供給後に前記セレクタ要素(15)を前記電磁アクチュエータ(34)の前記第2の位置に保つようになっており、かつ、第2の連続的な電気供給後に前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置に戻すことを可能にするようになっている機械的係合装置を備え、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記セレクタ要素を前記第1のセレクタ要素位置におよび/または前記第2のセレクタ要素位置に係合させるようになっているセレクタ要素係合装置(48)を備え、および/または、
前記セレクタ要素係合装置(48)はスナップ係合装置であり、および/または、
前記セレクタ要素係合装置(48)は、前記セレクタ要素(15)の外側面(50)に押しつけられるようになっている係合本体(49)を含み、前記セレクタ要素(15)の前記外側面(50)は、第1のノッチ(47)を含み、この第1のノッチ(47)は、前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置に保つために前記セレクタ要素(15)が前記第1の位置にあるときに、前記係合本体(49)の一部分を受け入れるようになっており、および/または、
前記セレクタ要素(15)の外側面(50)は、第2のノッチ(46)を含み、この第2のノッチ(46)は、前記セレクタ要素(15)を前記第2の位置に保つために前記セレクタ要素(15)が前記第2の位置にあるときに、前記係合本体(49)の一部分を受け入れるようになっており、および/または、
前記セレクタ要素係合装置(48)は、前記係合本体をセレクタ要素摺動方向(B-B)を横断する方向に押すようになっている弾性推力手段を含み、および/または、
前記係合本体は弾性ガスケットであり、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記キャリパ本体(2)に取り付けられるようになっていて外面(37)および反対の内面(38)を画定する支持板(36)を含み、および/または、
前記支持板(36)は、前記支持板の第1の貫通開口部(42)を介して前記セレクタ要素(15)を摺動式に支持するようになっており、および/または、
前記線形アクチュエータ(34)は前記支持板(36)に取り付けられ、および/または、
前記アクチュエータ(34)は前記外面(37)に取り付けられ、および/または、
前記対向摺動面(24)は、前記支持板(36)内に作られており、および/または、
前記対向摺動面(24)は、前記内面(38)内に作られており、および/または、
駆動シャフト(5)は、前記支持板の第2の貫通開口部(43)を通して前記支持板(36)によって摺動式に支持されており、および/または、
前記電気モータ(4)は、前記支持板(36)に取り付けられており、および/または、
前記電気モータ(4)は、前記外面(37)に取り付けられており、および/または、
前記ロック装置は、前記内面(38)に面する前記支持板(36)に取り付けられるようになっているカバー(39)を備えて、前記支持板(36)と前記カバー(39)との間に閉鎖されたコンパートメントを形成して、前記ラチェット(8)を前記閉鎖されたコンパートメント内に含んでおり、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記セレクタ要素(15)の自由端部分(41)または前記セレクタ要素の前記ピン部分(29)を摺動式に案内するようになっている案内面(40)を備え、および/または、
前記案内面(40)は、前記カバー(39)内に作製され、前記支持板(42)の前記第1の開口部と整列されており、および/または、
前記案内面(40)は、穴、たとえば盲穴の面であり、および/または、
前記第2の従動子(9)は、前記開口部(14)と前記第2のカム(16)との間に、前記第2のカム(16)と接触して挿入されたローリング本体(35)を備えており、および/または、
前記案内面(40)は、ガスケット(44)、またはたとえば金属製の弾性リング(44)を収容し、この弾性リングは、前記案内面と前記セレクタ要素の自由端部(41)との間に動作可能に挿入されて、前記セレクタ要素の自由端(41)が前記案内面(40)内で摺動することを容易にしており、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記セレクタ要素摺動方向(B-B)における、または、支持板(36)に対する前記セレクタ要素(15)の位置を検出するようになっている少なくとも1つのセレクタ要素位置センサを備えており、および/または、
前記少なくとも1つのセレクタ要素位置センサは、線形アクチュエータ(34)内に組み込まれており、および/または、
前記ロック装置(1)は、前記第1の従動子摺動方向(S-S)に沿った前記第1の従動子(13)の位置を検出するようになっている少なくとも1つの第1の従動子位置センサ(45)を備えており、および/または、
前記少なくとも1つの第1の従動子位置センサ(45)は、前記第1の従動子(13)内に組み込まれており、および/または、
前記少なくとも1つの第1の従動子位置センサ(45)は、前記第1の従動子(13)と、前記カバー(39)または前記支持板(36)とのうちの一方と一体であって電力が供給されるようになっている能動部分と、電力が供給されることを必要とせず、前記第1の従動子(13)と前記カバー(39)または前記支持板(36)とのうちの他方と一体であって前記能動部分と連携して作動するようになっている受動部分とを含んでおり、および/または、
前記ロック装置(1)は、ブレーキキャリパ(3)上に装着されるようになっていて、前記ブレーキキャリパ(3)とは別個のユニットとして作られているロック装置。
【請求項7】
第1のブレーキ作用面(7')および第2のブレーキ作用面(7'')を有するブレーキディスク(7)に跨って配置されるのに適したキャリパ本体(2)を備え、
前記キャリパ本体(2)は、前記ブレーキディスクの前記第1のブレーキ作用面に面するのに適した第1の車両側部分(2')を含み、
前記第1の車両側部分(2')は、少なくとも1つのブレーキパッドを前記ブレーキディスク(7)に近づくように、および、前記ブレーキディスク(7)から離れるように移動させることを可能にするように、その中に収容された推力手段(19)を含み、
前記第1の車両側部分(2')は、前記第1のブレーキ作用面(7')に実質的に平行に向き合って配置されるのに適した少なくとも1つの第1のパッドを受け入れるのに適した少なくとも1つの第1の座部を含み、
前記少なくとも1つの第1のパッドは、前記少なくとも1つの第1の座部内に摺動式に、前記第1の車両側部分(2')と前記第1のブレーキ作用面(7')との間に配置されるように、かつ、前記推力手段(19)によって影響が及ぼされたときに前記ブレーキディスク(7)上にブレーキ作用を及ぼすように収容されており、
駆動シャフト(5)を有する回転式電気モータ(4)を備え、
前記推力手段(19)は、前記回転式電気モータ(4)から回転運動およびトルクを受けて、前記回転運動を並進運動に変換して前記少なくとも一つのパッドに影響を与えるようになっており、
前記駆動シャフト(5)に入力側で動作可能に連結されて、運動および駆動トルクを受けて、それらをその出力側で前記推力手段(19)に伝達するギアボックス(6)を備え、
先行する複数の請求項の少なくとも一つによるロック装置(1)を備え、前記ラチェット(8)の前記回転要素(11)は、前記駆動シャフト(5)から回転運動を受けるように連結されているディスクブレーキ用の電気機械作動式ブレーキキャリパ。
【請求項8】
第1のブレーキ作用面(7’)および第2のブレーキ作用面(7'')を有するブレーキディスク(7)に跨って配置されるのに適したキャリパ本体(2)を備え、
前記キャリパ本体(2)は、前記ブレーキディスクの前記第1のブレーキ作用面(7’)に面するのに適した第1の車両側部分(2')を含み、
前記第1の車両側部分(2')は、前記少なくとも1つのブレーキパッドを前記ディスク(7)に近づくように、および、前記ディスク(7)から離れるように移動させることを可能にするために、その中に収容された推力手段(19)を含み、
前記第1の部分(2')は、前記第1のブレーキ作用面(7')と実質的に平行に向き合って配置されるのに適した少なくとも1つの第1のパッドを受け入れるのに適した少なくとも1つの第1の座部を含み、
前記少なくとも1つの第1のパッドは、前記少なくとも1つの第1の座部内に摺動式に、前記第1の車両側部分(2')と前記第1のブレーキ作用面(7')との間に配置されるように、また、前記推力手段(19)によって影響が及ぼされたときに前記ブレーキディスク(7)上にブレーキ作用を及ぼすように収容されており、
駆動シャフト(5)を有する回転式電気モータ(4)を備え、
前記推力手段(19)は、前記回転式電気モータ(4)から回転運動およびトルクを受け取り、前記回転運動を並進運動に変換して前記少なくとも一つのパッドに影響を与えるようになっており、
前記駆動シャフト(5)に、入力側で動作可能に連結されて、運動および駆動トルクを受け入れて、それらを出力側で前記推力手段(19)に伝達するギアボックス(6)を備え、
先行する複数の請求項の少なくとも一つによるロック装置(1)を備え、前記ラチェット(8)の前記回転要素(11)は、前記駆動シャフト(5)から回転運動を受けるように連結されているディスクブレーキ用の電気機械作動式パーキングブレーキキャリパ。
【請求項9】
パーキングブレーキを作動させるために、請求項7または8による電気機械作動式ブレーキキャリパ(3)を作動させるための方法であって、
前記電気モータ(4)を一つの回転方向に作動させて、前記少なくとも一つのパッドを第1のブレーキ作用面(7')に、パーキングブレーキを作動させるのに適した推力値に達するまで押し付けるステップを備え、前記駆動シャフト(5)は、前記回転要素(11)を第1の回転方向に同時に回転させ、
前記セレクタ要素(15)を前記第1の位置から前記第2の位置に平行移動させて、前記第1の従動子(13)を前記回転要素(11)と接触する係合位置に保って、パーキングブレーキ作用を適用することを可能にするステップを備え、
前記回転要素(11)を、前記第1のカム(12)を前記第1の従動子(13)に当接させるまで、前記第1の回転方向(A)と反対の前記第2の回転方向(B)に回転させるステップを備え、
前記電気モータ(4)の動作を停止させるステップを備える電気機械作動式ブレーキキャリパを作動させるための方法。
【請求項10】
パーキングブレーキを解除するために、請求項7または8による電気機械作動式ブレーキキャリパ(3)を作動させるための方法であって、
前記電気モータ(4)を作動させて、前記回転要素(11)を前記第1の従動子(13)から切り離すまで前記回転要素(11)を前記第1の回転方向(A)に回転させるステップを備え、
前記セレクタ要素(15)を前記第2の位置から前記第1の位置に平行移動させて、前記第1の従動子(13)を前記第1カム(12)から離れた係合解除位置に保つステップを備え、
前記電気モータ(4)を一つの回転方向に作動させて、前記パーキングブレーキを解除するまで、前記少なくとも一つのパッドを第1のブレーキ作用面(7')から離すステップを備え、前記駆動シャフト(5)は、前記回転要素(11)を前記第2の回転方向(R)に同時に回転させる電気機械作動式ブレーキキャリパ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パーキングブレーキ作用を実施するための電気機械作動式ブレーキキャリパ用のロック装置であって、たとえば前記キャリパが、サービスブレーキ作用およびパーキングブレーキ作用の両方を実行することができるタイプである、ロック装置に関する。さらに、本発明は、そのようなロック装置を備えるブレーキキャリパに関する。
【背景技術】
【0002】
知られているように、ディスクブレーキ用のキャリパでは、対向するパッドが、キャリパの本体内のそれぞれのシート内を摺動するようにされた少なくとも1つのピストンによって、ディスクブレーキを停止させるようにキャリパに関連付けられ得るブレーキディスクのブレーキングバンドの対向するブレーキ作用面に対して押圧される。
【0003】
電気機械式ブレーキキャリパは、電気モータを有する電気機械アクチュエータと、モータからの回転運動出力からピストンの並進運動に運動を変換するための装置とを備える。
【0004】
たとえば、運動変換装置は、操作ねじ、たとえばモータによって回転される再循環ねじを備え、このねじは、ねじの回転がピストンの並進移動に対応するようにピストンの本体内に収容される。
【0005】
電気モータを一方の回転方向に回転作動させることにより、ピストンをディスクのブレーキ作用面に近づけるように移動させる並進運動が、または電気モータを反対の回転方向に回転作動させることにより、ピストンをディスクのブレーキ作用面から離れるように移動させる並進移動が得られる。
【0006】
そのような電気機械式ブレーキキャリパは、サービスブレーキ作用およびパーキングブレーキ作用の両方を提供することができる。
【0007】
サービスブレーキ作用の場合、そのようなキャリパは、車両の安定性、高い電気機械的性能、短い応答時間および低い慣性を確実にする必要がある。
【0008】
パーキングブレーキ作用の場合、要求される締付け荷重に到達すると、ブレーキ力が時間の経過と共に維持されることを確実にする必要がある。
【0009】
パーキングブレーキに関して、コンティネンタルテーベスエージー(Continental Teves AG)が権利を有する欧州特許第1032773号明細書は、アクチュエータが電力供給されなくなると機械的駆動装置の要素をロックするラチェットを使用するパーキングブレーキ作用装置を開示している。
【0010】
そのような装置は、ブレーキがロックされるのを避けるために使用中に絶えず動力供給されるものであるという欠点、および装置の供給電圧が落ちるかまたは取り除かれるとすぐに瞬時にブロックされるという欠点を有する。したがって、アクチュエータの故障、減磁、過熱、機械的疲労などの故障の場合、ブレーキの瞬時ロックは、車両の安定性および運転者の安全性に悪影響を与える。
【0011】
コンティネンタルテーベスエージー(Continental Teves AG)およびアイエヌエイワルツレーガシュエッフル(INA Walzlager Schaeffler)が権利を有する欧州特許第1218646号明細書は、駆動ホイールの回転を可能または防止するために、ポストおよび球形またはローラ形状のロック要素を備える電気機械作動式ディスクブレーキを開示している。機械的駆動装置のロックは、ポストをホイールに向かって並進移動させることにより、係合球体の通過を防止し、したがって変速機をロックし、パーキングブレーキ作用の除去を防止する、ソレノイド電磁アクチュエータの作動によって行われる。
【0012】
この装置は、アクチュエータの故障が瞬間的に望ましくない作動を引き起こし、したがって車両の不安定性または車両のパーキングの解除を引き起こすという欠点を有する。
【0013】
さらに、日立製作所が権利を有する欧州特許第1985883号明細書は、キャリパ本体とロック機構を備える電気ディスクブレーキを開示し、このロック機構は、パッドの推力要素と共に移動し、ある運動方向に予め定められたピッチを有する複数の歯を有する可動要素と、可動式要素の歯と係合することができる係合部分を有する係合要素と、係合部分が可動式要素の歯と係合するような方向に係合要素を案内するアクチュエータと、係合された要素を、可動式要素の歯から係合部分が分離する方向に作動させるための作動手段とからなる。
【0014】
この装置は、既に適用されているパーキング状態から開始することにより、係合要素が少なくとも可動要素の既に係合されている歯に隣接する歯に達した場合にのみ、荷重の再印加が行われるという欠点を有する。モータが2つの歯の間の角度セクター全体をカバーせず、第1の中間点に達するように制限される場合、係合要素が可動式要素から出てブレーキ作用荷重を解放するので、パーキング荷重の不本意な除去を招く。こうして、パーキングブレーキ作用の不本意な除去が起こる可能性がある。
さらに、この装置は、係合要素が、ホイールの歯から離れるように移動されるような方向に付勢手段、たとえば圧縮ばねによって常に付勢されるという欠点を有する。そのような付勢手段が作業中に能力を失う場合、その機構の不本意な適用が起こる可能性がある。
【0015】
したがって、サービスブレーキ作用中の車両の安定性、およびパーキングブレーキ作用中にブレーキ力が維持されることを確実にしながら、作動信頼性および安全性を最大限にすることができる電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置の必要性が強く求められている。
【発明の概要】
【0016】
したがって、本発明の目的は、公知の技術を参照して上述した欠点を少なくとも部分的に回避しながら、上述の必要性を満たすことを可能にする電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置を考案し提供することである。
【0017】
本発明の別の目的は、パーキング作用を維持することが必要とされるときにブレーキキャリパをロック状態に保ち、車両の不安定性のリスクを避けることが必要とされるときにブレーキキャリパを解放状態に保つことである。
【0018】
本発明の別の目的は、望ましくない荷重低減に寄与するブレーキのあらゆる熱効果を補償するためにブレーキ作用荷重の再適用を可能にすることである。
【0019】
特に、本発明の目的は、必要とされないとき、たとえば電力供給の中断または故障の場合にパーキングブレーキ作用の不用意な適用または除去を回避することができる電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置を提供することである。
【0020】
これらおよび他の目的および利点は、請求項1に記載の電磁作動式ブレーキキャリパ用のロック装置によって、また、そのような装置を備える電磁作動式キャリパによって、また、別の独立した添付の請求項内で特許請求されるような前記キャリパを作動させるための方法によって達成される。
【0021】
さらなる目的、解決策および利点は、以下に記載され、従属請求項に請求される実施形態において見出される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明は、添付の図面を参照して、非限定的な例として行われるその特定の実施形態の説明によって以下に開示される。
【0023】
【図1】本発明による電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置を備えるブレーキキャリパの一例の斜視図である。
【0024】
【図2】図1のブレーキキャリパの別の斜視図である。
【0025】
【図3】本発明による電磁作動式ブレーキキャリパのロック装置の一例が閉鎖カバーを取り外すことによって見えるようにされている図1の斜視図である。
【0026】
【図4】パーキングブレーキ作用位置にある図3のロック装置の不等角投影図である。
【0027】
【図5】断面V-Vを通って切断された、図4のロック装置の断面図である。
【0028】
【図6】パーキングブレーキ作用を有さない位置における、図3のロック装置の不等角投影図である。
【0029】
【図7】断面V-Vを通って切断された、図6のロック装置の断面図である。
【0030】
【図8】断面V-Vを通って切断され、ローリング本体を備える締め付け装置を備える、本発明によるロック装置の1つの実施形態の断面図である。
【0031】
【図9】断面V-Vを通って切断され、締結装置が弾性保持リングを備える、本発明によるロック装置の別の実施形態の断面図である。
【0032】
【図10】断面V-Vを通って切断され、位置センサを備える、本発明によるロック装置の別の実施形態の断面図である。
【0033】
【図11】本発明による電磁作動式ブレーキキャリパ用のロック装置の不等角投影図である。
【0034】
【図12】本発明によるロック装置の線形アクチュエータに連合したセレクタ要素の側面図である。
【0035】
【図13】従動子が弾性的に変形可能な部分を含む代替の実施形態による、本発明によるロック装置の不等角投影図である。
【0036】
【図14】セレクタ要素が係合位置にあるオフセット部分を有し、したがってパーキングブレーキ作用が適用されている、本発明によるロック装置の一実施形態を示す図である。
【0037】
【図15】非係合位置にあり、したがって、パーキングブレーキが解放されている、図14のロック装置の単独の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
図面を参照すると、一般的な実施形態によれば、本発明によるディスクブレーキ用の電気機械作動式ブレーキキャリパのロック装置が、符号1で全体的に示されている。
【0039】
ロック装置1は、少なくとも1つの第1のカム12を有する回転要素11と、前記回転要素11に弾性的に押し付けられる1つの第1の従動子13とを備えるラチェット8を備え、前記第1の従動子は、第1の回転方向Aの回転要素11の回転を可能にし、前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向Rの回転要素の回転を防止するために前記第1のカム12と連携して作用するように構成される。
【0040】
1つの実施形態によれば、前記第1の回転方向Aは反時計回りの回転方向であり、前記第2の回転方向Rは時計回りの回転方向である。
【0041】
1つの実施形態によれば、前記回転要素11は、たとえば、キャリパ本体2に固定されたまたはこれと一体のホイール回転軸22、および前記ホイール回転軸22に直交するホイール径方向23を画定するホイールである。
【0042】
1つの実施形態によれば、少なくとも1つのカム12は半径方向に延びている。
【0043】
1つの実施形態によれば、少なくとも1つの第1のカム12は、第1のカム輪郭セグメント12'と、前記第1のカムセグメント12'に隣接する第2のカム輪郭セグメント12''とを備える。
【0044】
1つの実施形態によれば、第1のカム輪郭セグメント12'は、径方向に、または第1の従動子13との係合およびそのような位置の維持を促進する方向に配置され、たとえば、第1のカム輪郭セグメントは、直線的である。
【0045】
1つの実施形態によれば、第2のカム輪郭セグメント12''は、径方向23に対して傾斜しており、たとえば、第2のカム輪郭セグメント12''は、第1の従動子13に対する第2のカム輪郭セグメント12の摺動を促進する方向に延び、前記第1の従動子13は、前記第2のカム輪郭セグメント12''に押し付けられ、たとえば前記第2のカム輪郭セグメント12''は湾曲しており、たとえば前記第2のカム輪郭セグメント12''は、ホイール軸22から径方向に離れる凸状である。
【0046】
1つの実施形態によれば、第2のカム輪郭セグメント12''は、前記第1のカム輪郭セグメント12'の一方側でのみ、前記第1のカム輪郭セグメント12'に近づくように角度を付けて移動することによってホイール軸から離れる。
【0047】
1つの実施形態によれば、第1のカム輪郭セグメント12'は、ホイール11の時計回り方向に面している。
【0048】
1つの実施形態によれば、前記少なくとも1つの第1のカム12は、第1のカム面と、第1のカム面に隣接する第2のカム面とによって画定され、そのような第1のカム面は、前記第1のカム輪郭部分12'を備え、たとえばそのような第2のカム面は、前記第2のカム輪郭セグメント12''を備える。
【0049】
1つの実施形態によれば、第1のカム面および/または第2のカム面は、車軸22に平行な方向に沿って延びている。
【0050】
1つの実施形態によれば、前記回転要素10は、たとえば前記ホイール11の周囲に沿って分布し、たとえば予め定められた値を有するピッチで互いから等間隔に離間される複数のカム12を備える。
【0051】
1つの実施形態によれば、複数のカムは、例えば互いに実質的に等しい7つのカムを備える。
【0052】
1つの実施形態によれば、ピッチ値は、第2の回転方向Rにおける回転要素の回転を防止するために前記第1の従動子13に対する前記回転要素11の安全かつ強固な係合を確実にし、それと同時に回転要素を第1の回転方向Aに自由に回転させることを確実にするように選択される。
【0053】
第1の従動子13は、ロック装置1に拘束されて、回転要素11に対する予め定められた第1の従動子摺動方向S-Sに摺動する。
【0054】
1つの実施形態によれば、第1の従動子13は、前記第1の従動子摺動方向S-Sに延び、回転要素11に面する自由端17を備える細長い要素を備える。
【0055】
1つの実施形態によれば、第1の従動子13の自由端部17は、第1の従動子摺動方向S-Sに対して横方向または長手方向に配置された側面17'と、第1の従動子摺動方向S−Sに対して横断方向に配置されたヘッド面17''によって画定される。
【0056】
1つの実施形態によれば、側面17'は、第1のカム12の第1のカム輪郭セグメント12'を当接状態で受け入れるように構成され、ヘッド面17''は、第1のカム12の第2の回転方向Rの下流に配置された別の第1のカム12の第2のカム輪郭セグメント12''を当接状態で受け入れるように適合される。
【0057】
1つの実施形態によれば、第1の従動子13の第1の従動子摺動方向S-Sは、ホイール軸22に直交する平面に属し、ホイール軸22に対して接線方向に配置されるか、または径方向23に直交する。
【0058】
1つの実施形態によれば、前記第1の従動子は、ロック装置1のある点を中心に回転または回転並進するようにロック装置に拘束され、前記第1の従動子摺動方向S-Sは、ホイール軸22に直交する平面に属し、前記回転または回転並進中に前記第1の従動子13が進行する軌道に対応する線からなる。
【0059】
1つの実施形態によれば、側面17'およびヘッド面17''は、ホイール軸22に直交する平面に対して直交するように延びる。
【0060】
1つの実施形態によれば、側面17'およびヘッド面17''は、互いに実質的に直交している。
【0061】
1つの実施形態によれば、側面17'およびヘッド面17''は、互いに実質的に直交しており、第1の従動子摺動方向S-Sに対して予め定められた角度だけ傾斜している。
【0062】
これにより、前記第1のカム輪郭セグメント12'が側面17'に当接すると、そのような第1のカム輪郭セグメント12'は、第1の従動子13をホイール11に引き寄せる推力成分を側面17'に加える。この状況では、ヘッド面17''は、隣接するカム12の第2のカム輪郭セグメントに当接し、ヘッド面17''に、第1の従動子をホイールに引き寄せる推力成分に対抗する推力成分を加える。これにより、これらの状況においてセルフロックが得られ、パーキングブレーキ作用荷重が時間の経過と共に維持されることが保証される。
【0063】
1つの実施形態によれば、側面17'は、ホイール径方向23に平行な方向に、または第1の従動子13との係合を促進するような方向に延びる。たとえば、ヘッド面17''は、ホイール径方向23に直交する方向に、またはホイール11に対して接線方向に延びる。
【0064】
1つの実施形態によれば、側面17'は、ホイール軸23を通過する半径平面に平行な平面に沿って、または第1の従動子13との係合を可能にする平面に沿って延びる。
【0065】
1つの実施形態によれば、ヘッド面17''は、ホイール軸23を通過する半径平面に実質的に直交する平面に沿って延びる。
【0066】
1つの実施形態によれば、たとえば図11に示すように、第1の従動子13は、互いに平行でかつ第1の従動子摺動方向S-Sに平行な2つの対向する横方向摺動面18を備え、これら横方向摺動面18は、前記ロック装置1と一体的である対向摺動面24と摺動式に係合される。
【0067】
1つの実施形態によれば、たとえば図13に示すように、ロック装置の対向摺動面24は、互いに平行な表面であり、回転要素11に近づく湾曲部を有し、第1の従動子13の回転要素の方に面する少なくとも1つの部分は、弾性であり、それにより、第1の従動子13は、湾曲した対向する表面24に沿って弾性的に変形されて、係合解除位置から係合位置に摺動する際に弾性エネルギーを蓄積し、前記第1の従動子13は、係合位置から係合解除位置に摺動した際に蓄積された弾性エネルギーを解放する。この解決策は、第1の従動子13を回転要素11に押し付けるための推力ばね25が回避されることを可能にする。
【0068】
1つの実施形態によれば、ラチェット8は、第1の従動子摺動方向S-Sにおいて第1の従動子13に対して作用する弾性推力手段25を備える。たとえば、推力手段は圧縮バネを備える。
【0069】
前記ロック装置1は、第1のセレクタ要素位置と第2のセレクタ要素位置との間を摺動するセレクタ要素15を備え、前記セレクタ要素15は、前記第1のセレクタ要素位置では、前記セレクタ要素15が前記第1の従動子13を、回転要素11から離れた係合解除位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を防止するように、また、前記第2のセレクタ要素位置では、セレクタ要素15が前記第1の従動子13を、前記回転要素11と接触する係合位置に保ってパーキングブレーキ作用の適用を可能にするように、前記第1の従動子13を作動させるようになっている。
【0070】
前記セレクタ要素15は、第2のカム16を備え、第1の従動子13は、第2の従動子9を形成する第1の従動子開口部14を有し、前記第2のカム16は、前記第1の従動子13を前記係合解除位置と前記係合解除位置の間で作動させるために前記第2の従動子9と連携して作用するように構成される。
【0071】
前記セレクタ要素15は、セレクタ要素摺動方向B-Bに延びるピン部分29を備え、前記第1の従動子開口部14は、ピン部分29を前記セレクタ要素摺動方向B-Bにその中で摺動させることを可能にするように構成された、第1の従動子13を通過する開口部である。
【0072】
第1の従動子開口部14は、開口部縁26、たとえば閉じた開口部縁によって画定される。
【0073】
そのような開口部縁26は、互いにかつ第1の従動子摺動方向S-Sに平行な2つの真っ直ぐな対向する開口部縁部分27を備える。
【0074】
1つの実施形態によれば、閉じた開口部縁26は、第1の従動子の自由端17から最も離れた対向開口部縁部分27の一端を互いに連結する底部開口部縁32の一部分を備える。
【0075】
1つの実施形態によれば、底部開口部縁32のその部分は、前記第2の従動子9を形成する。
【0076】
1つの実施形態によれば、底部開口部縁32のその部分は、実質的に真っ直ぐであり、前記対向開口部縁部分27に直交する。換言すれば、底部当接開口部縁32のその部分は、実質的に真っ直ぐであり、第1の従動子摺動方向S-Sに直交する。
【0077】
1つの実施形態によれば、ピン部分29は、互いに平行な2つの側面平坦化部28を備える。そのような側面平坦化部28は、第1の従動子開口部14を通る摺動中にピン部分29を案内するために真っ直ぐな開口部縁部分27と連携して作用するように適合され、こうして第1の従動子開口部14に対するピン部分29の回転を回避する。さらに、このような側面平坦化部28は、第1の従動子13の摺動を第2のカム16においてピン部分29に対して横断方向に案内するようにも適合される。
【0078】
1つの実施形態によれば、前記セレクタ要素の摺動方向B-Bは、第1の従動子摺動方向S-Sに対して実質的に直交する。
【0079】
1つの実施形態によれば、前記セレクタ要素の摺動方向B-Bは、ホイール回転軸22の方向に実質的に平行である。
【0080】
1つの実施形態によれば、ピン部分29は、前記ピン部分を横方向に貫通するノッチを備え、前記ノッチは、前記第2のカム16を形成する。
【0081】
1つの実施形態によれば、前記ノッチは、セレクタ要素摺動方向B-Bに直交する方向に延びるカム面によって画定される。
【0082】
前記第2のカム16は、前記係合解除位置において前記従動子開口部14の底部開口部縁32の前記部分と当接するように適合された支持セグメント31を備える。弾性手段25は、底部開口部縁32のその部分をそのような支持セグメント31に当接させるのに寄与する。
【0083】
1つの実施形態によれば、第2のカム16は、セレクタ要素の摺動方向B-Bを横断して、第1の従動子摺動方向S-Sにかつ前記第1の従動子17の前記自由端部に向かってピン部分29を貫通する底部セグメント30を備え、これによって、第1の従動子13が係合位置に達することを可能にするようにピン要素29内にスペースを残す。
【0084】
1つの実施形態によれば、前記第2のカム16は、前記支持セグメント31の一端を前記底部セグメント30の一端に連結する傾斜セグメント33を備えて、前記第1の従動子13が前記係合解除位置から前記前記係合位置に、およびその逆の形で徐々に並進することを可能にする。
【0085】
前記底部セグメント30における第1の従動子摺動方向S-Sで測定されたピン要素29の厚さsは、前記支持セグメント31における第1の従動子摺動方向S-Sで測定されたピン要素29の厚さよりも小さい。
【0086】
1つの実施形態によれば、たとえば図14および図15に示すように、セレクタ要素15は、前記傾斜セグメント33を備える、前記第2のカム16を形成するオフセット端部分15'を備える。
【0087】
1つの実施形態によれば、ロック装置1は、前記セレクタ要素を前記第1のセレクタ要素位置と前記第2のセレクタ要素位置との間で移動させるように適合された線形アクチュエータ34を備える。
【0088】
1つの実施形態によれば、線形アクチュエータ34は、電磁アクチュエータ、たとえばソレノイドアクチュエータ、または必要とされる線形運動を付与するための電気モータである。1つの実施形態によれば、電気モータは、前記セレクタ要素に直接接続してこれを前記第1のセレクタ要素位置と前記第2のセレクタ要素位置との間で、またはこの逆の形で移動させる線形モータである。さらなる実施形態によれば、前記電気モータは、所望の不可逆的駆動比で、前記セレクタ要素を前記第1のセレクタ要素位置と前記第2のセレクタ要素位置との間、およびその逆の形で移動させることができるねじ−ナットねじシステムのナットねじの下流側にキー連結された回転式タイプのものである。
【0089】
1つの実施形態によれば、線形アクチュエータ34は、電力供給される場合にのみ、セレクタ要素15の位置を第1の位置と第2の位置との間で、およびその逆の形で変更するように構成され、これに電気供給されていないときはセレクタ要素15を第1の位置に、または第2の位置に保つように構成される。
【0090】
1つの実施形態によれば、電磁線形アクチュエータ34は双安定型のものであり、たとえば双安定ソレノイドアクチュエータであり、第1の電気巻線が電力供給されたときにセレクタ要素15を第1の位置から第2の位置に移動させるように適合された第1の電気巻線と、第2の電気巻線が電力供給されたときにセレクタ要素15を第2位置から第1の位置に移動させるように適合された、第1電気巻線に対向する第2の電気巻線とを備える。1つの実施形態によれば、電磁線形アクチュエータ34は双安定型のもの、たとえば、双安定型ソレノイドアクチュエータであり、「正の」電力で動力供給されたときにセレクタ要素15を第1の位置から第2の位置に移動させるように適合された単一の巻線を備え、この単一の巻線は、「負の」電流でまたは先行するものとは反対の方向/位相で動力供給されたときにセレクタ要素15を第2の位置から第1の位置に移動させるように適合される。
【0091】
この解決策は、2つの巻線を別々に制御すること、または反対方向/位相を有する電流を駆動することを必要とするが、これは、有利には、機械的係合装置を回避することを可能にし、したがって装置の構造を簡易化する。
【0092】
1つの実施形態によれば、ロック装置1は、第1および第2の巻線が電力供給されていないときに前記セレクタ要素を前記第1および第2の位置に保つために前記セレクタ要素を保持するための手段を備え、例えば、前記保持手段は磁石またはスナップ機械ブロックを備える。
【0093】
1つの実施形態によれば、電磁アクチュエータ34は、単安定型のものであり、巻線が電力供給されたときにセレクタ要素15を第1の位置から第2の位置に移動させるように適合された電気巻線を備え、巻線に動力供給されていないときにセレクタ要素15を第2の位置から第1の位置に戻す戻り手段を備え、ロック装置1は、電気巻線の第1の電気供給後に前記セレクタ要素15を前記電磁アクチュエータ34の第2の位置に保つように適合され、第2の連続的な電気供給後にセレクタ要素15を第1の位置に戻すことを可能にするように適合された機械的係合装置を備える。
【0094】
この解決策は、機械的係合装置を必要とするが、有利には、1つの電気巻線のみが電力供給される必要があるため、装置のより簡単な電気接続およびより簡単な制御を可能にする。1つの実施形態によれば、ロック装置1は、セレクタ要素を前記第1のセレクタ要素位置におよび/または前記第2のセレクタ要素位置に係合させるように適合されたセレクタ要素係合装置48を備え、たとえば前記セレクタ要素係合装置48はスナップ係合装置である。
【0095】
1つの実施形態によれば、セレクタ要素係合装置48は、前記セレクタ要素15の外側面50に、またはセレクタ要素の前記ピン部分29の外面に押しつけるように適合された係合本体49を備え、前記セレクタ要素15の前記外側面50またはセレクタ要素の前記ピン部分29の前記外面は、前記セレクタ要素15が前記第1の位置にあるときに前記係合本体49の一部分を受け入れてセレクタ要素15を前記第1の位置に保つように適合された第1のノッチ47を備え、および/または前記セレクタ要素15が前記第2の位置にあるときに前記係合本体49の一部分を受け入れてセレクタ要素15を前記第2の位置に保つように適合された第2のノッチ46を備える。
【0096】
1つの実施形態によれば、セレクタ要素係合装置48は、前記係合本体をセレクタ要素摺動方向B-Bを横断する方向に押すように適合された弾性推力手段を備える。
【0097】
1つの実施形態によれば、前記係合本体は弾性ガスケットである(図9)。
【0098】
1つの実施形態によれば、ロック装置1は、キャリパ本体2に取り付けられるように適合され、外面37および反対の内面38を画定する支持板36または支持トレイ36を備える。
【0099】
1つの実施形態によれば、前記支持板36は、支持板42の第1の貫通開口部を介して前記セレクタ要素15を摺動式に支持するように適合される。
【0100】
1つの実施形態によれば、前記線形アクチュエータ34は前記支持板36に取り付けられ、例えば前記アクチュエータ34は外面37に取り付けられる。
【0101】
1つの実施形態によれば、たとえば図4、6および11に示すように、前記対向摺動面24は、たとえば前記内面38内の前記支持板36内に作製される。
【0102】
1つの実施形態によれば、前記駆動シャフト5は、支持板の第2の貫通開口部43を通して前記支持板36によって摺動式に支持される。
【0103】
1つの実施形態によれば、電気モータ4は、前記支持板36に取り付けられ、たとえば外面37に取り付けられる。
【0104】
たとえば、図1、図5、図7〜図10に示す1つの実施形態によれば、ロック装置は、前記内面38に面する前記支持板36に取り付けられるように適合されたカバー39を備え、それによって前記支持板36と前記カバー39との間に閉鎖されたコンパートメントを形成して、前記ラチェット8を前記閉鎖されたコンパートメント内に含む。
【0105】
1つの実施形態によれば、ロック装置は、セレクタ要素15の自由端部分41またはセレクタ要素の前記ピン部分29を摺動式に誘導するように適合された案内面40を備える。
【0106】
1つの実施形態によれば、前記案内面40は、前記カバー39内に作製され、支持板42の前記第1の開口部と位置合わせされる。
【0107】
1つの実施形態によれば、前記案内面40は、穴、たとえば盲穴の表面である。
【0108】
1つの実施形態(図8)によれば、第2の従動子9は、前記開口部14と前記第2のカム16との間に前記第2のカム16と接触して挿入されたローリング本体35を備える。これにより、第2の従動子9とセレクタ要素15との間の摩擦の低減が、得られる。
【0109】
1つの実施形態(図9)によれば、案内面40は、ガスケット44、またはたとえば金属製の弾性リング44を収容し、この弾性リングは、前記案内面とセレクタ要素の前記自由端部41との間に動作可能に挿入されて、セレクタ要素の自由端41が前記案内面40内で枢動することを容易にする。
【0110】
1つの実施形態によれば、ロック装置1は、セレクタ要素摺動方向B-Bにおけるまたは支持板36に対するセレクタ要素15の位置を検出するように適合された少なくとも1つのセレクタ要素位置センサを備える。
【0111】
1つの実施形態によれば、少なくとも1つのセレクタ要素の位置センサは、線形アクチュエータ34内に組み込まれる。
【0112】
1つの実施形態(図10)によれば、ロック装置1は、第1の従動子摺動方向S-Sにおける前記第1の従動子13の位置を検出するように適合された少なくとも1つの第1の従動子位置センサ45を備える。
【0113】
1つの実施形態によれば、少なくとも1つの第1の従動子位置センサ45は、第1の従動子13内に組み込まれる。
【0114】
1つの実施形態によれば、少なくとも1つの第1の従動子位置センサ45は、前記第1の従動子13および前記カバー39または前記支持板36のうちの一方と一体である、電力供給されるように適合された能動部分と、電力供給されることを必要とせず、前記第1の従動子13および前記カバー39または前記支持板36のうち他方と一体である、能動部分と連携して作動するように適合された受動部分とを備える。 たとえば、能動部分は、前記カバーまたは前記支持板と一体であり、受動部分は、第1の従動子13と一体である。
【0115】
1つの実施形態によれば、ロック装置1は、ブレーキキャリパ3上に装着されるように適合されたブレーキキャリパ3とは別個のユニットとして作製される。
【0116】
本発明の別の態様によれば、前述の目的および利点は、第1のブレーキ作用面7'および第2のブレーキ作用面7''を有するブレーキディスク7に跨って配置されるのに適したキャリパ本体2を備える、ディスクブレーキ用の電気機械作動式ブレーキキャリパ3によって満たされる。
【0117】
キャリパ本体2は、ブレーキディスクの前記第1のブレーキ作用面Tに面するのに適した第1の車両側部分2'を備え、前記第1の車両側部分2'は、前記少なくとも1つのブレーキパッドを前記ディスク7に近づくように/前記ディスク7から離れるように移動させることを可能にするためにその中に収容された推力手段19を備える。
【0118】
第1の部分2'は、前記第1のブレーキ作用面Tに実質的に平行に向き合って配置されるのに適した少なくとも1つの第1のパッドを受け入れるのに適した少なくとも1つの第1の座部を備える。
【0119】
少なくとも1つの第1のパッドは、少なくとも1つの第1の座部内に摺動式に、前記第1の車両側部分2'と前記第1のブレーキ作用面7'との間に配置されるように、また、前記推力手段19によって影響が及ぼされたときにブレーキディスク7上にブレーキ作用を及ぼすように収容される。
【0120】
ブレーキキャリパ3は、駆動シャフト5を有する回転式電気モータ4を備える。
【0121】
推力手段19は、前記回転式電気モータ4から回転運動およびトルクを受け取り、前記回転運動を並進運動に変換して前記少なくとも一つのパッドに影響を与えるように適合される。
【0122】
キャリパ3は、その入力側によって前記駆動シャフト5に動作可能に連結されたギアボックス6を備え、これによって運動および駆動トルクを受け入れ、これらをその出力側によって前記推力手段19に伝達する。
【0123】
キャリパは、上記で説明したようなロック装置1を備え、この中で前記ラチェット8の前記回転要素11は、前記駆動シャフト5から回転運動を受けるように連結される。
【0124】
本発明の別の態様によれば、前述の目的および利点は、第1のブレーキ作用面7’および第2のブレーキ作用面7''を有するブレーキディスク7に跨って配置されるのに適したキャリパ本体2を備える、ディスクブレーキ用の電気機械作動式パーキングブレーキキャリパ3によって満たされる。
【0125】
キャリパ本体2は、ブレーキディスクの前記第1のブレーキ作用面Tに面するのに適した第1の車両側部分2'を備え、前記第1の車両側部分2'は、前記少なくとも1つのブレーキパッドを前記ディスク7に近づくように/前記ディスク7から離れるように移動させることを可能にするためにその中に収容された推力手段19を備える。
【0126】
第1の部分2'は、前記第1のブレーキ作用面7'と実質的に平行に向き合って配置されるのに適した少なくとも1つの第1のパッドを受け入れるのに適した少なくとも1つの第1の座部を備える。
【0127】
少なくとも1つの第1のパッドは、少なくとも1つの第1の座部内に摺動式に、前記第1の車両側部分2'と前記第1のブレーキ作用面7'との間に配置されるように、また、前記推力手段19によって影響が及ぼされたときにブレーキディスク7上にブレーキ作用を及ぼすように収容される。
【0128】
ブレーキキャリパ3は、駆動シャフト5を有する回転式電気モータ4を備える。
【0129】
推力手段19は、前記回転式電気モータ4から回転運動およびトルクを受け取り、前記回転運動を並進運動に変換して前記少なくとも一つのパッドに影響を与えるように適合される。
【0130】
キャリパ3は、その入力側によって前記駆動シャフト5に動作可能に連結されたギアボックス6を備え、これによって運動および駆動トルクを受け入れ、これらをその出力側によって前記推力手段19に伝達する。
【0131】
キャリパは、上記で説明したようなロック装置1を備え、この中で前記ラチェット8の前記回転要素11は、前記駆動シャフト5から回転運動を受けるように連結される。
【0132】
1つの実施形態によれば、回転要素は、少なくとも1つのパッドをブレーキディスク7に近づくように/ブレーキディスク7から離れるように移動させるように構成された推力手段19に、回転運動およびトルクを与えるように適合された回転式電気モータ4の駆動シャフト5に同軸に取り付けられ、または取り付けられ得る。
【0133】
1つの実施形態によれば、回転要素11は、たとえば形状結合によって、回転要素11と駆動シャフト5との間の関連するいかなる回転も防止するように、駆動シャフト5上に装着される。
【0134】
1つの実施形態によれば、回転要素11は、Seeger(登録商標)リングによって駆動シャフト5に軸方向に拘束される。
【0135】
本発明の別の態様によれば、これらおよび他の目的および利点は、パーキングブレーキ作用を作動させるために、上記で説明したような電気機械作動式ブレーキキャリパ3を作動させるための方法であって、
【0136】
−電気モータ4を作動させて駆動シャフト5を第1のブレーキ回転方向に回転させ、前記少なくとも1つのパッドを、パーキングブレーキ作用を作動させるのに適した推力値に達するまで第1のブレーキ作用面7'に押し付けるステップであって、前記駆動シャフト5は、それと同時に前記回転要素11を前記第1の回転方向に回転させる、ステップと、
【0137】
−前記セレクタ要素15を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させて、前記第1の従動子13を前記回転要素11と接触する係合位置に保って、パーキングブレーキ作用を適用することを可能にするステップと、
【0138】
−前記回転要素11を、前記第1のカム12を前記第1の従動子13に当接させるまで前記第2の回転方向に回転させるステップと、
【0139】
−電気モータ4の動作を停止させるステップとを含む、方法によって満たされる。
【0140】
1つの実施形態によれば、第1のカム12を前記第1の従動子13に当接させるまで前記回転要素11を前記第2の回転方向Rに回転させるステップは、前記回転要素11を第2の回転方向Rに回転させるように適合された回転方向に電気モータ4を作動させることによって、
または電気モータ4の作動を停止させ、パッドの反作用力が回転要素11を第2の回転方向Rに回転させることを可能にすることによって、
または、回転要素11に第1の回転方向Aに影響を与えるように適合された回転方向に電気モータ4を作動させ続けて、パッドの反作用力によって第2の回転方向Rの回転要素11の回転を減衰させることによって実行される。1つの実施形態(図15)によれば、線形アクチュエータ34は、セレクタ要素15上に3つの異なる位置を課すように制御され得る。セレクタ要素15の2つの位置は、図5および図7で上記で説明したものに対応する。図15に示す第3の位置は、駐車車両上にブレーキ作用力(パッドとディスクの間で交換される力の増大による、第1の回転方向の回転要素11の回転)を再度適用する間、推力ばね25が故障し、そのために第1の従動子13と回転要素11との係合をもはや確実にできない場合、第1の従動子13を回転要素11との係合位置に強制することを可能にする。この解決策により、運転者の不在下でブレーキ作用力を自動的に再度適用するステップ中、推力ばね25が故障した場合、ブレーキ作用荷重の損失が回避される。
【0141】
本発明の別の態様によれば、これらおよびその他の目的および利点は、パーキングブレーキ作用を除去するために、上記で説明したような電気機械作動式ブレーキキャリパ3を作動させる方法であって、
【0142】
−たとえば電気モータ4を作動させることによって、回転要素(11)を前記第1の従動子13から連結解除するまで前記回転要素11を第1の回転方向に回転させるステップと、
【0143】
−前記セレクタ要素15を前記第2の位置から前記第1の位置に並進させて前記第1の従動子13を前記第1のカム12から離して保つステップと、
【0144】
−電気モータ4を作動させて駆動シャフト5を第2のブレーキ回転方向に回転させ、前記少なくとも1つのパッドを、パーキングブレーキ作用を除去するまで前記第1のブレーキ作用面7'から離すステップであって、前記駆動シャフト5は、それと同時に前記回転要素11を前記第2の回転方向に回転させる、ステップとを含む、方法によって満たされる。
【0145】
次に、その技術的特徴の観点から上記で説明したディスクブレーキ用の電気機械作動式ブレーキキャリパ3のロック装置が、その作動に関して説明される。
【0146】
パーキングブレーキ作用の適用、またはパーキングブレーキ作用の挿入は、最初に電気モータ4を必要とされるパーキング荷重に達するまで作動させることによって行われる。
【0147】
第1のカムを備える回転要素は、駆動シャフト5と一体であり、したがって、モータの回転と同時に回転する。添付の図面を参照すると、駆動シャフトおよび回転要素は、反時計周り方向に回転される。
【0148】
予め定められたパーキング荷重値に達すると、セレクタ要素15は、たとえば線形アクチュエータ34を作動させることによって、第1の位置から第2の位置へと並進して作動される。
【0149】
セレクタ要素15の並進中、セレクタ要素15の第2のカム16と第2の従動子9との間の協働により、第1の従動子が係合位置に持っていかれる。
【0150】
このステップが完了すると、電気モータ4は、第1のカムを、第1の従動子の自由端の側部に当接させるまで、反対の回転方向に、すなわち図を参照して時計回り方向に作動される。
【0151】
これにより、パーキングブレーキ作用状態が達成され維持される。そのような状態で、パーキングに対する反作用力は、パッドをディスクのブレーキ作用面に近づけ/離れるように移動させるための推力手段19と、駆動シャフト5と推力手段19との間に挿入されたギアボックス6と、駆動シャフト5と、回転要素11と、第1の従動子13と、支持板36には関与し、その代わりの他の構成要素には関与しない。
【0152】
パーキングブレーキ作用の適用後、したがって車両が停止したとき、ブレーキ構成要素は、冷却されて、その後サイズが縮小される。これらの状況において、しかし他の状況においても、ブレーキ作用面に対するパッドの圧縮力が減少し、それによって適用される負荷が減少することがある。
【0153】
本発明のロック装置は、たとえば以下のように、パーキングブレーキ作用が確実に維持されるのに必要とされるブレーキ作用荷重を回復するために使用され得る。
【0154】
したがって、パーキングブレーキ作用が適用されると、第1の従動子13の係合位置において、電気モータ4は、荷重適用の回転方向に、すなわち図を参照して反時計周り方向に、パーキングブレーキ作用に再度到達し維持するのに必要とされる予め定められたブレーキ作用荷重に到達するまで作動される。
【0155】
パーキングブレーキ作用の解放、またはパーキングブレーキ作用の係合解除は、電気モータ4を図を参照して反時計周り方向に、第1のカム12'の第1のセグメントを第1の従動子13の側面17’から連結解除するまで作動させることによって行われる。
【0156】
次いで、セレクタ要素15は、たとえば線形アクチュエータを作動させることによって、第2の位置から第1の位置に摺動するように作動される。
【0157】
セレクタ要素15の並進移動中、セレクタ要素15の第2のカム16と第2の従動子9との間の協働により、第1の従動子が係合解除位置に持っていかれる。
【0158】
添付の図面を参照すると、このステップが完了すると、駆動シャフト5および回転要素11は、パッドをブレーキディスクのブレーキ作用面から離れるように移動させるまで反時計方向に回転される。
【0159】
有利には、上記で説明したロック装置は、アクチュエータを、係合状態と係合解除位置との間で並進式にのみ作動させることを必要とし、係合解除ステップ全体中または係合ステップ全体中、アクチュエータの連続的な動力供給を回避する。
【0160】
この結果、アクチュエータの電力供給の中断、故障または誤動作が、係合位置と係合解除位置との間、またはその逆の形の望ましくない状態変化を引き起こすことがないので、非常に安全な使用を含む大きな利点をもたらす。事実、動力供給または故障における中断の場合、そのような状態がおこるとき、そのようなロック装置は既存の状態のままである。これにより、信頼性の極めて高いロック装置を提供することができる。
【0161】
有利なことに、ロック装置は、係合解除位置を保つために、すなわちパーキングブレーキ作用が解放された状態で、連続的に動力供給される必要はない。
【0162】
同様に有利なことに、ロック装置は、係合位置を保つために、すなわちパーキングブレーキ作用が係合した状態で、連続的に動力供給をする必要はない。
【0163】
さらに、パーキングロック装置は、有利には、係合位置と係合解除位置との間の位置を変更するときにのみ電力供給される必要がある。
【0164】
換言すれば、本発明によるロック装置は、パーキングブレーキ作用の不用意な作動または不能化を防止することによって使用の安全性を保証するだけでなく、負担の少ない電気機械的寸法設定を可能にする。
【0165】
有利には、セレクタ要素を作動させるために、アクチュエータは、パーキング力によって直接的に応力を受けず、その後応力は小さくなる。これにより、小型のアクチュエータを使用することが可能になり、重要な機械的特徴を必ずしも有さない材料を使用することが可能になる。したがって、装置のコストが低減される。
【0166】
有利には、モータが、2つの第1の隣接するカムの間の角度セクターを確実にカバーしない場合でも、そのようなセクターに沿っての係合位置と係合解除位置との間、およびその逆の形での不用意な状態変化は起こらない。換言すれば、先行するカムにおけるパーキングブレーキ作用の適用または非適用の状態が、維持される。
【0167】
換言すれば、そのような場合にパーキングブレーキ作用荷重の不用意な損失は起こらない。
【0168】
本発明によって生み出される別の重要な利点は、第1の従動子を回転要素に押し付けるように適合されたばねが破損しても、パーキングブレーキ作用を不用意に挿入しないという事実によって与えられる。
【0169】
さらに有利には、温度変動の後、たとえば車両が停止したときのブレーキの冷却後、ブレーキ構成要素の容積の変動によるパーキングブレーキ作用荷重の損失が存在するとき、本発明によるロック装置は、有利には、セレクタ要素のアクチュエータ上ではなくモータ上のみに作用することによって、失われたパーキング荷重を再適用することを可能にする。
【0170】
したがって、そのようなロック装置は、パーキングブレーキ作用荷重を回復するためにセレクタ要素上で作用することを必要とせず、ブレーキディスクのブレーキ作用面にパッドを移動させて押し付けるために使用されるモータ上で作用することのみ必要とする。これは、セレクタ要素のアクチュエータの使用を低減することに寄与し、したがって、使用の信頼性および安全性を高めることに寄与する。
【0171】
当業者であれば、装置の上記で説明した装置に対していくつかの変更および適合を行い、偶発的なニーズを満たすために、以下の請求項の範囲から逸脱することなく、要素を他の機能的に同等なものに置き換えることができる。
【0172】
可能な実施形態に属するものとして説明する特徴の各々は、説明する他の実施形態とは無関係に達成され得る。説明した異なる機能を実行するために、本発明の範囲から逸脱することなく、さまざまな手段および材料を使用することができる。使用する表現および用語は単なる説明的な目的の役割を果たすものであり、したがって限定的ではないことを理解されたい。
【符号の説明】
【0173】
1 ロック装置
2 キャリパ本体
2' 第1の部分
3 ブレーキキャリパ
4 電気モータ
5 駆動シャフト
6 ギアボックス
7 ブレーキディスク
7' 第1のブレーキ作用面
7'' 第2のブレーキ作用面
8 ラチェット
9 第2の従動子
11 回転要素
12 第1の径方向カム
12' 第1のカムセグメント
12'' 第2のカムセグメント
13 第1の従動子
14 第1の従動子開口部
15 セレクタ要素
16 第2のカム
17 第1の従動子の自由端部
17' 側面
17'' ヘッド面
18 摺動面
19 推力手段
22 ホイール軸
23 ホイール径方向
24 摺動対向面
25 シーガーリング
26 開口部縁
27 真っ直ぐな開口部縁セグメント
28 側面平坦化部
29 ピン部分
30 底部セグメント
31 支持セグメント
32 底部当接開口部縁の一部分
33 傾斜セグメント
34 線形アクチュエータ
35 ローリング本体
36 支持板
37 支持板の外面
38 支持板の内面
40 案内面
41 セレクタ要素の自由端部
42 支持板の第1の貫通開口部
43 支持板の第2の貫通開口部
44 ガスケット
45 第1の従動子位置センサ
46 第2のノッチ
47 第1のノッチ
48 セレクタ要素係合装置
49 係合本体
A 第1の回転方向
R 第2の回転方向
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【国際調査報告】