(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2018515994
(43)【公表日】20180614
(54)【発明の名称】D2Dチャネルの測定
(51)【国際特許分類】
   H04W 8/00 20090101AFI20180518BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20180518BHJP
   H04W 88/04 20090101ALI20180518BHJP
【FI】
   !H04W8/00 110
   !H04W92/18
   !H04W88/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】28
(21)【出願番号】2017558968
(86)(22)【出願日】20160408
(85)【翻訳文提出日】20180109
(86)【国際出願番号】US2016026802
(87)【国際公開番号】WO2016182653
(87)【国際公開日】20161117
(31)【優先権主張番号】62/161,860
(32)【優先日】20150514
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/093,483
(32)【優先日】20160407
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【住所又は居所】アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121−1714、サン・ディエゴ、モアハウス・ドライブ 5775
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】パティル、シャイレシュ
【住所又は居所】アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121−1714、サン・ディエゴ、モアハウス・ドライブ 5775、クゥアルコム・インコーポレイテッド気付
(72)【発明者】
【氏名】タビルダー、サウラバー・ラングラオ
【住所又は居所】アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121−1714、サン・ディエゴ、モアハウス・ドライブ 5775、クゥアルコム・インコーポレイテッド気付
(72)【発明者】
【氏名】バゲル、スディール・クマー
【住所又は居所】アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121−1714、サン・ディエゴ、モアハウス・ドライブ 5775、クゥアルコム・インコーポレイテッド気付
(72)【発明者】
【氏名】グラティ、カピル
【住所又は居所】アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92121−1714、サン・ディエゴ、モアハウス・ドライブ 5775、クゥアルコム・インコーポレイテッド気付
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA22
5K067DD25
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE25
(57)【要約】
ネットワークカバレージ外にあるモバイルデバイス装置がネットワークと通信するための効率的な手法が望まれる。本装置はユーザ機器(UE)であり得る。本装置は、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信する。本装置は、1つまたは複数のD2D信号の1つおよび/または複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定する。本装置は、選択された中継UEを介して基地局と通信するために、1つまたは複数のD2D信号の信号強度の測定に基づいて、1つまたは複数の近接UEのうちの1つを中継UEとして選択する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法であって、
1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信することと、
前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定することと
を備える、方法。
【請求項2】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記信号強度の前記測定に基づいて、中継UEとして前記1つまたは複数の近接UEのうちの1つを選択することと、
前記選択された中継UEを介して基地局と通信するために、D2D通信を介して、前記選択された中継UEと通信することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応する近接UEが、前記基地局と通信するために使用される中継器として利用可能であることを示す、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D発見信号中に含まれる、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記対応するD2D発見信号は、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)上で受信される、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D通信信号中に含まれる、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部分と前記1つまたは複数の基準信号とは、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)上で受信される、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数の制御信号は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)上で受信される、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記UEは、任意の基地局のカバレージ外にある、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の前記信号強度は、前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の基準信号受信電力(RSRP)または基準信号受信品質(RSRQ)のうちの少なくとも1つに基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項11】
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信するための手段と、
前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定するための手段と
を備える、UE。
【請求項12】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記信号強度の前記測定に基づいて、中継UEとして前記1つまたは複数の近接UEのうちの1つを選択するための手段と、
前記選択された中継UEを介して基地局と通信するために、D2D通信を介して、前記選択された中継UEと通信するための手段と
をさらに備える、請求項11に記載のUE。
【請求項13】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応する近接UEが、前記基地局と通信するために使用される中継器として利用可能であることを示す、
請求項12に記載のUE。
【請求項14】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D発見信号中に含まれる、
請求項11に記載のUE。
【請求項15】
前記対応するD2D発見信号は、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)上で受信される、
請求項14に記載のUE。
【請求項16】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D通信信号中に含まれる、
請求項11に記載のUE。
【請求項17】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部分と前記1つまたは複数の基準信号とは、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)上で受信される、
請求項16に記載のUE。
【請求項18】
前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の制御信号は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)上で受信される、
請求項16に記載のUE。
【請求項19】
前記UEは、任意の基地局のカバレージ外にある、
請求項11に記載のUE。
【請求項20】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の前記信号強度は、前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の基準信号受信電力(RSRP)または基準信号受信品質(RSRQ)のうちの少なくとも1つに基づく、
請求項11に記載のUE。
【請求項21】
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信することと、
前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定することと
を行うように構成される、UE。
【請求項22】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記1つまたは複数のD2D信号の前記信号強度の前記測定に基づいて、中継UEとして前記1つまたは複数の近接UEのうちの1つを選択することと、
前記選択された中継UEを介して基地局と通信するために、D2D通信を介して、前記選択された中継UEと通信することと
を行うようにさらに構成される、請求項21に記載のUE。
【請求項23】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応する近接UEが、前記基地局と通信するために使用されるリレーとして利用可能であることを示す、
請求項22に記載のUE。
【請求項24】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D発見信号中に含まれる、
請求項21に記載のUE。
【請求項25】
前記対応するD2D発見信号は、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)上で受信される、
請求項24に記載のUE。
【請求項26】
前記1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応するD2D通信信号中に含まれる、
請求項21に記載のUE。
【請求項27】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部分と前記1つまたは複数の基準信号とは、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)上で受信される、
請求項26に記載のUE。
【請求項28】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数の制御信号は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)上で受信される、
請求項26に記載のUE。
【請求項29】
前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の前記信号強度は、前記1つまたは複数のD2D信号の前記1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される前記1つまたは複数のリソース要素の基準信号受信電力(RSRP)または基準信号受信品質(RSRQ)のうちの少なくとも1つに基づく、
請求項21に記載のUE。
【請求項30】
ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信することと、
前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または前記1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定することと
を行うためのコードを備える、コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年5月14日に出願された「MEASUREMENT OF D2D CHANNELS」と題する米国仮出願第62/161,860号、および2016年4月7日に出願された「MEASUREMENT OF D2D CHANNELS」と題する米国特許出願第15/093,483号の利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、デバイスツーデバイス通信に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
【0004】
[0004]これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。例示的な電気通信規格はロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、ダウンリンク上ではOFDMAを使用し、アップリンク上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、スペクトル効率の改善、コストの低下、およびサービスの改善を通して、モバイルブロードバンドアクセスをサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。これらの改善はまた、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であり得る。
【0005】
[0005]モバイルデバイスは、ネットワークカバレージ外にあり得、したがって、ネットワークと通信することが可能でないことがある。しかしながら、ネットワークカバレージ外にあるモバイルデバイスは、依然として、ネットワークと通信することを希望し得る。したがって、ネットワーク外のモバイルデバイスがネットワークと通信するための手法が望まれる。
【発明の概要】
【0006】
[0006]以下は、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
【0007】
[0007]ネットワークカバレージ外にあるユーザ機器(UE)は、概して、ネットワークへの弱い接続を有するかまたはネットワークへの接続を有しない。したがって、ネットワークカバレージ外にあるUEがネットワークと効果的に通信するための手法が望まれる。ネットワークカバレージ外にあるUEは、ネットワークカバレージ内にある中継UEを介してネットワークと通信し得る。中継UEとして複数の候補UEがある場合、UEは、複数の候補UEとのデバイスツーデバイス信号の信号強度を測定し、デバイスツーデバイス信号の信号強度に基づいて、複数の候補UEのうちの1つを中継UEとして選択し得る。
【0008】
[0008]本開示の一態様では、方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。本装置はUEであり得る。本装置は、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のデバイスツーデバイス(D2D)信号を受信する。本装置は、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部(data part)を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定する。
【0009】
[0009]別の態様では、本装置はUEであり得る。本装置は、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信するための手段を含む。本装置は、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定するための手段を含む。
【0010】
[0010]別の態様では、本装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含むUEであり得る。少なくとも1つのプロセッサは、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信することと、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定することとを行うように構成される。
【0011】
[0011]別の態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体が、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信することと、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定することとを行うためのコードを含む。
【0012】
[0012]上記および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理が採用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワークの一例を示す図。
【図2A】DLフレーム構造のLTE例を示す図。
【図2B】DLフレーム構造内のDLチャネルのLTE例を示す図。
【図2C】ULフレーム構造のLTE例を示す図。
【図2D】ULフレーム構造内のULチャネルのLTE例を示す図。
【図3】アクセスネットワーク中の発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)の一例を示す図。
【図4】デバイスツーデバイス通信システムの図。
【図5】様々なUE間の通信を示す例示的な図。
【図6】ワイヤレス通信の方法のフローチャート。
【図7】図6のフローチャートから展開する、ワイヤレス通信の方法のフローチャート。
【図8】例示的な装置中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。
【図9】処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[0022]添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実施され得る構成のみを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を曖昧にするのを回避するために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
【0015】
[0023]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
【0016】
[0024]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア構成要素、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
【0017】
[0025]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、あるいはコンピュータによってアクセスされ得る、命令またはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備えることができる。
【0018】
[0026]図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の一例を示す図である。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)ワイヤレス通信システムは、基地局102と、UE104と、発展型パケットコア(EPC)160とを含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラー基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラー基地局)を含み得る。マクロセルはeNBを含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
【0019】
[0027](発展型ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と総称される)基地局102は、バックホールリンク132(たとえば、S1インターフェース)を通してEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、以下の機能、すなわち、ユーザデータの転送と、無線チャネル暗号化および解読と、完全性保護と、ヘッダ圧縮と、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバ、デュアル接続性)と、セル間干渉協調と、接続セットアップおよび解放と、負荷分散と、非アクセス層(NAS:non-access stratum)メッセージのための分配と、NASノード選択と、同期と、無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)共有と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:multimedia broadcast multicast service)と、加入者および機器トレースと、RAN情報管理(RIM:RAN information management)と、ページングと、測位と、警告メッセージの配信とのうちの1つまたは複数を実行し得る。基地局102は、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース)上で互いと直接または間接的に(たとえば、EPC160を通して)通信し得る。バックホールリンク134はワイヤードまたはワイヤレスであり得る。
【0020】
[0028]基地局102はUE104とワイヤレス通信し得る。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。重複する地理的カバレージエリア110があり得る。たとえば、スモールセル102’は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレージエリア110と重複するカバレージエリア110’を有し得る。スモールセルとマクロセルの両方を含むネットワークが、異種ネットワークとして知られ得る。異種ネットワークはまた、限定加入者グループ(CSG)として知られる限定グループにサービスを提供し得るホーム発展型ノードB(eNB)(HeNB)を含み得る。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク(UL)送信、および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL)送信を含み得る。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、MIMOアンテナ技術を使用し得る。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを通したものであり得る。基地局102/UE104は、各方向において送信のために使用される最高合計Yx MHz(x個のコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、キャリアごとの最高Y MHz(たとえば、5、10、15、20MHz)帯域幅のスペクトルを使用し得る。キャリアは、互いに隣接することも隣接しないこともある。キャリアの割振りは、DLとULとに対して非対称であり得る(たとえば、DLの場合、ULの場合よりも多いまたは少ないキャリアが割り振られ得る)。コンポーネントキャリアは、プライマリコンポーネントキャリアと、1つまたは複数のセカンダリコンポーネントキャリアとを含み得る。プライマリコンポーネントキャリアはプライマリセル(PCell)と呼ばれることがあり、セカンダリコンポーネントキャリアはセカンダリセル(SCell)と呼ばれることがある。
【0021】
[0029]ワイヤレス通信システムは、5GHz無認可周波数スペクトル中で通信リンク154を介してWi−Fi(登録商標)局(STA)152と通信しているWi−Fiアクセスポイント(AP)150をさらに含み得る。無認可周波数スペクトル中で通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行し得る。
【0022】
[0030]スモールセル102’は、認可および/または無認可周波数スペクトル中で動作し得る。無認可周波数スペクトル中で動作するとき、スモールセル102’は、LTEを採用し、Wi−Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHz無認可周波数スペクトルを使用し得る。無認可周波数スペクトル中でLTEを採用するスモールセル102’は、アクセスネットワークへのカバレージをブーストし、および/またはアクセスネットワークの容量を増加させ得る。無認可スペクトルにおけるLTEは、LTE無認可(LTE−U:LTE(登録商標)-unlicensed)、認可支援アクセス(LAA)、またはMuLTEfireと呼ばれることがある。
【0023】
[0031]EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)162と、他のMME164と、サービングゲートウェイ166と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)170と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172とを含み得る。MME162はホーム加入者サーバ(HSS)174と通信していることがある。MME162は、UE104とEPC160との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME162はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットはサービングゲートウェイ166を通して転送され、サービングゲートウェイ166自体はPDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ172およびBM−SC170はIPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC170は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールするために使用され得る。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担い得る。
【0024】
[0032]基地局は、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。基地局102は、UE104にEPC160へのアクセスポイントを与える。UE104の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE104は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
【0025】
[0033]再び図1を参照すると、いくつかの態様では、UE104は、中継UEを介してネットワークと通信するために、近接UEからデバイスツーデバイス信号を受信することと、デバイスツーデバイス信号に基づいて近接UEの信号強度を測定することと、信号強度測定に基づいて、近接UEのうちの1つを中継UEとして選択することとを行うように構成され得る(198)。
【0026】
[0034]図2Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図200である。図2Bは、LTEにおけるDLフレーム構造内のチャネルの一例を示す図230である。図2Cは、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図250である。図2Dは、LTEにおけるULフレーム構造内のチャネルの一例を示す図280である。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有し得る。LTEでは、フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットは、1つまたは複数の(物理RB(PRB:physical resource block)とも呼ばれる)時間並列リソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計84個のREについて、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に7つの連続するシンボル(DLの場合、OFDMシンボル、ULの場合、SC−FDMAシンボル)を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、RBは、合計72個のREについて、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に6個の連続するシンボルを含んでいる。各REによって搬送されるビット数は変調スキームに依存する。
【0027】
[0035]図2Aに示されているように、REのうちのいくつかが、UEにおけるチャネル推定のためのDL基準(パイロット)信号(DL−RS)を搬送する。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)と、UE固有基準信号(UE−RS:UE-specific reference signal)と、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS:channel state information reference signal)とを含み得る。図2Aは、(それぞれ、R0、R1、R2、およびR3として示される)アンテナポート0、1、2、および3のためのCRSと、(R5として示される)アンテナポート5のためのUE−RSと、(Rとして示される)アンテナポート15のためのCSI−RSとを示す。図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの一例を示す。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)は、スロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)が1つのシンボルを占有するのか、2つのシンボルを占有するのか、3つのシンボルを占有するのかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを示す)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは9つのREグループ(REG)を含み、各REGは、OFDMシンボル中に4つの連続するREを含む。UEは、DCIをも搬送するUE固有拡張PDCCH(ePDCCH)で構成され得る。ePDCCHは、2つ、4つ、または8つのRBペアを有し得る(図2Bは2つのRBペアを示し、各サブセットは1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ:hybrid automatic repeat request)インジケータチャネル(PHICH)もスロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいて、HARQ肯定応答(ACK)/否定ACK(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。プライマリ同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり、サブフレームタイミングと物理レイヤ識別情報とを決定するためにUEによって使用されるプライマリ同期信号(PSS)を搬送する。セカンダリ同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり、物理レイヤセル識別情報グループ番号を決定するためにUEによって使用されるセカンダリ同期信号(SSS)を搬送する。物理レイヤ識別情報と物理レイヤセル識別情報グループ番号とに基づいて、UEは物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは上述のDL−RSのロケーションを決定することができる。物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)は、フレームのサブフレーム0のスロット1のシンボル0、1、2、3内にあり、マスター情報ブロック(MIB)を搬送する。MIBは、DLシステム帯域幅中のRBの数と、PHICH構成と、システムフレーム番号(SFN)とを与える。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを通して送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
【0028】
[0036]図2Cに示されているように、REのうちのいくつかが、eNBにおけるチャネル推定のための復調基準信号(DM−RS)を搬送する。UEは、サブフレームの最後のシンボル中でサウンディング基準信号(SRS)をさらに送信し得る。SRSはコム(comb)構造を有し得、UEは、コムのうちの1つ上でSRSを送信し得る。SRSは、eNBによって、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定のために使用され得る。図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの一例を示す。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)が、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続するRBペアを含み得る。PRACHは、UEが初期システムアクセスを実行し、UL同期を達成することを可能にする。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)が、ULシステム帯域幅のエッジ上に位置し得る。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックなど、アップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータス報告(BSR)、パワーヘッドルーム報告(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用され得る。
【0029】
[0037]図3は、アクセスネットワーク中でUE350と通信しているeNB310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットがコントローラ/プロセッサ375に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ375はレイヤ3およびレイヤ2機能を実装する。レイヤ3は無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)のブロードキャスティングと、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続変更、およびRRC接続解放)と、無線アクセス技術(RAT)間モビリティと、UE測定報告のための測定構成とに関連するRRCレイヤ機能、ならびにヘッダ圧縮/復元と、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)と、ハンドオーバサポート機能とに関連するPDCPレイヤ機能、ならびに上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送と、ARQを介した誤り訂正と、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリと、RLCデータPDUの再セグメンテーションと、RLCデータPDUの並べ替えとに関連するRLCレイヤ機能、ならびに論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングと、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化と、TBからのMAC SDUのデマリプレクシングと、スケジューリング情報報告と、HARQを介した誤り訂正と、優先度処理と、論理チャネル優先度付けとに関連するMACレイヤ機能を与える。
【0030】
[0038]送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1機能を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出と、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号と、インターリービングと、レートマッチングと、物理チャネル上へのマッピングと、物理チャネルの変調/復調と、MIMOアンテナ処理とを含み得る。TXプロセッサ316は、様々な変調スキーム(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを扱う。コーディングされ、変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割され得る。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成され得る。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE350によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に与えられ得る。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
【0031】
[0039]UE350において、各受信機354RXは、それのそれぞれのアンテナ352を通して信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に与える。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能に関連するレイヤ1機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE350に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ356は、次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、eNB310によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって算出されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB310によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、レイヤ3およびレイヤ2機能を実装するコントローラ/プロセッサ359に与えられる。
【0032】
[0040]コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360に関連し得る。メモリ360はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
【0033】
[0041]eNB310によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)獲得と、RRC接続と、測定報告とに関連するRRCレイヤ機能、ならびにヘッダ圧縮/復元と、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)とに関連するPDCPレイヤ機能、ならびに上位レイヤPDUの転送と、ARQを介した誤り訂正と、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリと、RLCデータPDUの再セグメンテーションと、RLCデータPDUの並べ替えとに関連するRLCレイヤ機能、ならびに論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングと、TB上へのMAC SDUの多重化と、TBからのMAC SDUのデマリプレクシングと、スケジューリング情報報告と、HARQを介した誤り訂正と、優先度処理と、論理チャネル優先度付けとに関連するMACレイヤ機能を与える。
【0034】
[0042]eNB310によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器358によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成される空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に与えられ得る。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
【0035】
[0043]UL送信は、UE350における受信機機能に関して説明された様式と同様の様式でeNB310において処理される。各受信機318RXは、そのそれぞれのアンテナ320を通して信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に与える。
【0036】
[0044]コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376に関連し得る。メモリ376はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
【0037】
[0045]図4はデバイスツーデバイス(D2D)通信システム460の図である。D2D通信システム460は複数のUE464、466、468、470を含む。D2D通信システム460は、たとえば、WWANなどのセルラー通信システムと重なり得る。UE464、466、468、470の一部は、DL/UL WWANスペクトルを使用してD2D通信において互いに通信し、一部は基地局462と通信し得、一部は両方を行い得る。たとえば、図4に示されているように、UE468、470はD2D通信中であり、UE464、466はD2D通信中である。UE464、466は基地局462とも通信している。D2D通信は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH:physical sidelink broadcast channel)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH:physical sidelink discovery channel)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:physical sidelink shared channel)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:physical sidelink control channel)など、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを通したものであり得る。
【0038】
[0046]以下で説明される例示的な方法および装置は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11規格に基づくWi−Fiに基づくワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムなど、様々なワイヤレスD2D通信システムのいずれにも適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置がLTEのコンテキスト内で説明される。ただし、例示的な方法および装置は、様々な他のワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムにより一般的に適用可能であることを当業者は理解されよう。
【0039】
[0047]上記で説明されたように、あるUEが、UE間のD2Dリンクを介して別のUEとのD2D通信を実行し得る。D2DリンクはPC5リンクであり得る。様々な状況について、UE間のD2Dリンクの品質(たとえば、D2Dリンク強度)を測定することが有益であり得る。たとえば、UEは、UEとの最良のD2Dリンク品質を有する近接UEを見つけるために、UEの近くにある近接UEのD2Dリンクの品質を測定し得る。UE間のD2Dリンク品質は、UE間の通信の信号強度に基づき得る。UEは、近接UEのうち、UEとの最良のD2Dリンク品質を与える近接UEに接続し得る。したがって、UE間のD2Dリンク品質を測定するための有効な手法が望まれる。
【0040】
[0048]一使用事例では、UEが、D2Dリンク品質に基づいて中継UEとして選択され得る。特に、ネットワークのカバレージ外にあるかまたはネットワークへの極めて弱い接続を有するUEが、ネットワークのカバレージ内にある1つまたは複数のUEと通信することが可能であり得る。ネットワークカバレージ外にあるかまたはネットワークへの極めて弱い接続を有するUEは、以下で、リモートUEと呼ばれることがある。リモートUEは、ネットワークと通信するために、ネットワークカバレージ内にある別のUE(たとえば、近接UE)を中継として使用することが可能であり得る。たとえば、ネットワークカバレージ外にあるリモートUEは、ネットワークカバレージ内にある近接UEと通信することが可能であり得、ここで、ネットワークカバレージ内の近接UEは、リモートUEがネットワーク内の近接UEを介してネットワークと通信し得るように、リモートUEのための中継機能を実行する。リモートUEとネットワークカバレージ内の近接UEとの間の通信は、D2D通信を介して実行され得る。リモートUEのための中継器のための候補であり得る複数の利用可能な近接UEが、ネットワークカバレージ内にあり得る。リモートUEは、ネットワークと通信するために、ネットワークカバレージ内の近接UEのうちの1つを中継器として選択し得る。リモートUEとの信頼できる接続を有する中継UEを使用することが、ネットワークとの通信のために望まれる。したがって、UEは、ネットワークカバレージの外側のリモートUEとネットワークカバレージ内の近接UEとの間のD2Dリンク品質の測定に基づいて、UEとの最良のD2Dリンク品質を与える近接UEを選択し得る。
【0041】
[0049]図5は、様々なUE間の通信を示す例示的な図500である。基地局502がネットワークカバレージ504を与える。リモートUE506がネットワークカバレージ504の外側にあり、したがって、基地局502と通信することができない。近接UE508と近接UE510とがネットワークカバレージ504内にあり、したがって、基地局502と通信することが可能である。リモートUE506は、通信リンクL1Aを介して近接UE508と通信し得、通信リンクL2Aを介して近接UE510と通信し得る。L1Aは、リモートUE506と近接UE508との間のD2Dリンクであり得、L2Aは、リモートUE506と近接UE510との間のD2Dリンクであり得る。近接UE508は、通信リンクL1Bを介して基地局502と通信し得る。近接UE510は、通信リンクL2Bを介して基地局502と通信し得る。リモートUE506は、通信リンクL1Aおよび通信リンクL1Bを介して、リモートUE506のための中継器として機能する近接UE508を介して基地局502と通信し得る。リモートUE506は、通信リンクL2Aおよび通信リンクL2Bを介して、リモートUE506のための中継器として機能する近接510を介して基地局502と通信し得る。一態様では、リモートUE506は、リンクL1AおよびL2AのD2Dリンク品質を測定し、D2Dリンク品質の測定に基づいて、近接UE508および510のうちの1つを中継UEとして選択し得る。たとえば、リンクL1AのD2Dリンク品質がリンクL2AのD2Dリンク品質よりも良好である場合、リモートUE506は、リンクL1AおよびリンクL1Bを介して、基地局502と通信するために近接UE508を中継器として選択し得る。
【0042】
[0050]本開示の第1の手法によれば、UEは、近接UEからのD2D発見信号の信号強度に基づいて、近接UEとのD2Dリンクの品質を測定し得る。近接UEはD2D発見信号を定期的に告知し得る。UEは、D2D発見信号を検出し、受信し得、D2D発見信号に基づいて、近接UEが、D2D接続を確立するために利用可能であると決定し得る。近接UEは、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH:physical sidelink discovery channel)上でD2D発見信号を送信し得る。LTEでは、UEは、基地局から受信された1つまたは複数の基準信号に基づいて、基地局からの信号の信号強度を測定し得る。一態様では、いくつかの事例では、D2D発見において、UEは、D2D発見のための同等の基準信号を送信し得る。より詳細には、D2D発見において、そのような事例では、異なる近接UEからの基準信号が互いに同等であり得るので、UEは、ある近接UEからの基準信号と別の近接UEからの基準信号とを区別することが可能でないことがある。そのような事例では、UEは、UEが基準信号の信号強度を測定する場合でも、基準信号がどの近接UEからのものであるかを決定することが可能でないことがあるので、UEは、どの近接UEが基準信号の信号強度に対応するかを決定することができない。したがって、そのような事例では、UEは、D2D発見信号中の基準信号部分(reference signal portion)でない部分に基づいて、近接UEからのD2D発見信号の信号強度を測定し得る。
【0043】
[0051]したがって、本開示の第1の手法によれば、UEは、D2D発見信号中の基準信号部分および/またはD2D発見信号中の基準信号部分でない部分に基づいて、(たとえば、近接UEとのD2Dリンクの品質を決定するために)近接UEからのD2D発見信号の信号強度を測定し得る。一態様では、UEは、近接UEからのD2D発見信号の基準信号部分および/またはデータ部分(data portion)に基づいて、D2D発見信号の信号強度を測定することによって、近接UEとのD2Dリンクの品質を決定し得る。特に、近接UEからのD2D発見信号の信号強度を測定するために、UEは、D2D発見信号の、基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素および/またはデータ部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定するように構成され得る。いくつかの事例では、D2D発見信号のデータ部分に基づいて信号強度が測定された場合、近接UEから送られたデータが近接UEに固有であるので、UEは、ある近接UEから送られたデータ部分と別の近接UEから送られたデータ部分とを区別することができる。一態様では、UEは、D2D発見信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素を介して基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)および/または基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)を測定することによって、D2D発見信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定し得る。一態様では、UEは、D2D発見信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、D2D発見信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定し得る。
【0044】
[0052]例示的な使用事例では、ネットワークカバレージ内にある近接UEは、ネットワークと通信するために、近接UEが中継器として機能するために利用可能であることを示すD2D発見信号を告知し得る。ネットワークカバレージの外側にあるリモートUEは、近接UEから送られたD2D発見信号を受信し得る。リモートUEは、異なる近接UEからD2D発見信号を受信し得る。リモートUEは、それぞれのD2D発見信号の信号強度に基づいて、各近接UEとのD2Dリンク品質を決定し得、ここで、D2D発見信号の信号強度は、上記で説明されたように、D2D発見信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度および/またはD2D発見信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度に基づいて測定される。その後、リモートUEは、最良のD2Dリンク品質(たとえば、最も高いD2D発見信号強度)をもつ近接UEを、リモートUEがそれを介してネットワークに通信し得る中継UEとして選択し得る。
【0045】
[0053]たとえば、図5を参照すると、近接UE508はD2D発見信号を送信し得、近接UE510はD2D発見信号を送信し得る。リモートUE506は、通信リンク(たとえば、D2Dリンク)L1Aの品質を決定するために、近接UE508からのD2D発見信号の信号強度を測定する。リモートUE506はまた、通信リンク(たとえば、D2Dリンク)L2Aの品質を決定するために、近接UE510からのD2D発見信号の信号強度を測定する。リモートUE506は、通信リンクL1Aの信号強度および通信リンクL2Aの信号強度に基づいて、近接UE508および510のうちの1つを選択する。リモートUE506は、通信リンクの最も高い信号強度を与える近接UEを選択する。たとえば、通信リンクL1Aの信号強度が他の通信リンク(たとえば、L2A)の信号強度よりも大きい場合、リモートUE506は、近接UE508を中継器として選択する。
【0046】
[0054]本開示の第2の手法によれば、UEは、近接UEからのD2D通信に基づいて、近接UEとのD2Dリンクの品質を測定し得る。D2D通信信号中に、D2D通信のための制御部およびトラフィック部がある。UEは、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:physical sidelink control channel)上で制御部を受信し得、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:physical sidelink shared channel)上でトラフィック部を受信し得る。制御部と比較して、トラフィック部は、時間および周波数上でより拡散されたより多くのリソースを介して送信される。たとえば、制御部は、概して、単一のリソースブロック上で送信され、トラフィック部は、概して、2つ以上のリソースブロック上で送信される。さらに、制御部は、トラフィック部よりもより低い頻度で送信される。したがって、トラフィック部は、D2Dリンクの品質を測定するために、トラフィック部が与えるよりもより多くの情報を与え、したがって、D2Dリンクの品質のより正確な測定を与え得る。この理由で、第2の手法によるUEは、D2D通信信号のトラフィック部に基づいてD2Dリンクの品質を測定する。
【0047】
[0055]D2D通信信号のトラフィック部は、基準信号部分とデータ部分とを含む。第2の手法の一態様では、UEは、データ部分の信号強度および/または基準信号部分の信号強度を測定し得る。UEは、D2Dリンクの品質を決定するために、基準信号部分の信号強度および/またはデータ部分の信号強度に基づいて、D2D通信信号の信号強度を決定し得る。D2D通信では、1つまたは複数の状態に応じて、ある近接UEからの基準信号が、別の近接UEからの別の基準信号とは区別可能であり得る。たとえば、異なる近接UEが、基準信号の送信のために使用される異なるシーケンス(たとえば、Zadoff−Chuシーケンス)を送信する場合、UEは、異なるシーケンスを区別することによって、異なる近接UEからの基準信号を区別することが可能であり得る。しかしながら、概して、異なるシーケンスの数が制限される。したがって、近接UEの数が、異なるシーケンスの数よりも大きい場合、必ずしもすべての基準信号がシーケンスに基づいて区別可能であるとは限らない。たとえば、5つの異なるZadoff−Chuシーケンスがあり、20個の異なる近接UEからの20個の基準信号がある場合、UEは、5つの異なるZadoff−Chuシーケンスに基づいて、すべての20個の異なる近接UEを完全に区別することが可能であるとは限らない。
【0048】
[0056]見方を変えれば、UEは、近接UEの数にかかわらず、異なる近接UEからのデータ部分を区別し得る。近接UEから送られたデータが近接UEに固有であるので、UEは、近接UEの数にかかわらず、ある近接UEから送られたデータ部分と別の近接UEから送られたデータ部分とを区別することができる。したがって、第2の手法の態様では、D2D通信信号の信号強度の測定が、データ部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度に少なくとも部分的に基づくことが好ましいことがある。別の態様では、D2D通信信号の信号強度の測定は、データ部分のために使用されるリソース要素の信号強度ならびに基準信号部分のために使用されるリソース要素の信号強度に基づき得る。一態様では、UEは、D2D通信信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、データ部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度を測定し得る。一態様では、UEは、D2D通信信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度を測定し得る。
【0049】
[0057]例示的な使用事例では、ネットワークカバレージ内にある近接UEは、ネットワークと通信するために、近接UEが中継器として機能するために利用可能であることを示すD2D通信信号を告知し得る。ネットワークカバレージの外側にあるリモートUEは、D2D通信信号を受信し得る。リモートUEは、異なる近接UEからD2D通信信号を受信し得る。リモートUEは、それぞれのD2D通信信号のトラフィック部に基づいて、各近接UEとのD2Dリンク品質を決定し得、ここで、トラフィック部は、基準信号部分とデータ部分とを含む。特に、リモートUEは、それぞれのD2D通信信号の、基準信号部分の信号強度および/またはデータ部分の信号強度に基づいて、D2Dリンク品質を決定し得る。基準信号部分の信号強度は、上記で説明されたように、D2D通信信号の1つまたは複数の基準信号の送信のために使用されるリソース要素上で測定される。データ部分の信号強度は、上記で説明されたように、D2D通信信号のデータ部分の送信のために使用されるリソース要素上で測定される。その後、リモートUEは、最良のD2Dリンク品質(たとえば、最も高いD2D通信信号強度)をもつ近接UEを、リモートUEがそれを介してネットワークに通信し得る中継UEとして選択し得る。
【0050】
[0058]たとえば、図5を参照すると、近接UE508はD2D通信信号を送信し得、近接UE510はD2D通信信号を送信し得る。リモートUE506は、通信リンク(たとえば、D2Dリンク)L1Aの品質を決定するために、近接UE508からのD2D通信信号の信号強度を測定する。リモートUE506はまた、通信リンク(たとえば、D2Dリンク)L2Aの品質を決定するために、近接UE510からのD2D通信信号の信号強度を測定する。リモートUE506は、通信リンクL1Aの信号強度および通信リンクL2Aの信号強度に基づいて、近接UE508および510のうちの1つを選択する。通信リンクL1Aの信号強度が他の通信リンク(たとえば、L2A)の信号強度よりも大きい場合、リモートUE506は、近接UE508を中継器として選択する。
【0051】
[0059]図6は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート600である。本方法は、UE(たとえば、UE104、UE506、装置802/802’)によって実行され得る。602において、UEは、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信する。604において、UEは、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定する。606において、UEは、以下で説明されるように、追加のステップを実行し得る。一態様では、UEは、任意の基地局のカバレージ外にある。一態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度が、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素のRSRPまたはRSRQのうちの少なくとも1つに基づく。
【0052】
[0060]たとえば、上記で説明されたように、D2D発見信号の信号強度を測定するために、UEは、D2D発見信号の、基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素および/またはデータ部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定するように構成され得る。たとえば、上記で説明されたように、D2D通信信号の信号強度の測定は、基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度および/またはデータ部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度に少なくとも部分的に基づく。たとえば、上記で説明されたように、UEは、D2D発見信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、D2D発見信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定し得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、D2D発見信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、D2D発見信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素上の信号強度を測定し得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、D2D通信信号のデータ部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、データ部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度を測定し得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、D2D通信信号の基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素を介してRSRPおよび/またはRSRQを測定することによって、基準信号部分の通信のために使用されるリソース要素の信号強度を測定し得る。
【0053】
[0061]一態様では、1つまたは複数のD2D信号の各々が、対応するD2D発見信号中に含まれ得る。そのような態様では、対応するD2D発見信号はPSDCH上で受信され得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、近接UEからのD2D発見信号の信号強度に基づいて、近接UEとのD2Dリンクの品質を測定し得る。たとえば、上記で説明されたように、近接UEは、PSDCH上でD2D発見信号を送信し得る。
【0054】
[0062]一態様では、1つまたは複数のD2D信号の各々が、対応するD2D通信信号中に含まれ得る。そのような態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部分と1つまたは複数の基準信号とが、PSSCH上で受信される。そのような態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の制御信号がPSCCH上で受信される。たとえば、上記で説明されたように、UEは、近接UEからのD2D通信に基づいて、近接UEとのD2Dリンクの品質を測定し得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、D2Dリンクの品質を決定するために、基準信号部分の信号強度および/またはデータ部分の信号強度に基づいて、D2D通信信号の信号強度を決定し得る。たとえば、上記で説明されたように、UEは、PSCCH上で制御部を受信し得、PSSCH上でトラフィック部を受信し得る。
【0055】
[0063]図7は、図6のフローチャート600から展開する、ワイヤレス通信の方法のフローチャート700である。本方法は、UE(たとえば、UE104、UE506、装置802/802’)によって実行され得る。606において、本方法は、図6のフローチャート600から続く。702において、UEは、1つまたは複数のD2D信号の信号強度の測定に基づいて、1つまたは複数の近接UEのうちの1つを中継UEとして選択する。704において、UEは、選択された中継UEを介して基地局と通信するために、D2D通信を介して、選択された中継UEと通信する。たとえば、上記で説明されたように、リモートUEは、最良のD2Dリンク品質(たとえば、最も高いD2D発見信号強度)をもつ近接UEを、リモートUEがそれを介してネットワークに通信し得る中継UEとして選択し得る。たとえば、上記で説明されたように、リモートUEは、最良のD2Dリンク品質(たとえば、最も高いD2D通信信号強度)をもつ近接UEを、リモートUEがそれを介してネットワークに通信し得る中継UEとして選択し得る。
【0056】
[0064]図8は、例示的な装置802中の異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図800である。本装置はUEであり得る。本装置は、受信構成要素804と、送信構成要素806と、D2D信号管理構成要素808と、信号強度決定構成要素810と、中継器選択構成要素812と、通信管理構成要素814とを含む。
【0057】
[0065]D2D信号管理構成要素804は、受信構成要素804を使用して862および864を介して、1つまたは複数の近接UE(たとえば、近接UE850)からそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信する。信号強度決定構成要素814は、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、(たとえば、866を介してD2D信号管理構成要素804から受信された)1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定する。一態様では、UE802は任意の基地局のカバレージ外にあり得る。一態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度が、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素のRSRPまたはRSRQのうちの少なくとも1つに基づく。
【0058】
[0066]一態様では、1つまたは複数のD2D信号の各々が、対応するD2D発見信号中に含まれ得る。そのような態様では、対応するD2D発見信号はPSDCH上で受信され得る。
【0059】
[0067]一態様では、1つまたは複数のD2D信号の各々が、対応するD2D通信信号中に含まれ得る。そのような態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部分と1つまたは複数の基準信号とが、PSSCH上で受信される。そのような態様では、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の制御信号がPSCCH上で受信される。
【0060】
[0068]一態様では、中継器選択構成要素812は、1つまたは複数のD2D信号の信号強度の測定(たとえば、868を介して信号強度決定構成要素810から受信された測定値)に基づいて、1つまたは複数の近接UEのうちの1つを中継UEとして選択する。通信管理構成要素814は、(たとえば、870を介して中継器選択構成要素812から受信された、選択された中継UEに関する情報に基づいて)選択された中継UEを介して基地局(たとえば、基地局852)と通信するために、D2D通信を介して、選択された中継UE(たとえば、UE850)と通信する。通信管理構成要素814は、受信構成要素804を使用して862および874を介して、および送信構成要素806を使用して872および876を介して、選択された中継UEと通信し得る。一態様では、1つまたは複数のD2D信号の各々は、対応する近接UEが、基地局(たとえば、基地局852)と通信するために使用される中継器として利用可能であることを示し得る。
【0061】
[0069]本装置は、図6および図7の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図6および図7の上述のフローチャート中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行され得、本装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成される1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されるプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0062】
[0070]図9は、処理システム914を採用する装置802’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図900である。処理システム914は、バス924によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス924は、処理システム914の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス924は、プロセッサ904によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素804、806、808、810、812、814と、コンピュータ可読媒体/メモリ906とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
【0063】
[0071]処理システム914はトランシーバ910に結合され得る。トランシーバ910は1つまたは複数のアンテナ920に結合される。トランシーバ910は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ910は、1つまたは複数のアンテナ920から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム914、特に受信構成要素804に与える。さらに、トランシーバ910は、処理システム914、特に送信構成要素806から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ920に適用されるべき信号を生成する。処理システム914は、コンピュータ可読媒体/メモリ906に結合されたプロセッサ904を含む。プロセッサ904は、コンピュータ可読媒体/メモリ906に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ904によって実行されたとき、処理システム914に、特定の装置のための上記で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ904によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システム914は、構成要素804、806、808、810、812、および814のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ904中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ906中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素であるか、プロセッサ904に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム914は、UE350の構成要素であり得、メモリ360および/またはTXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0064】
[0072]一構成では、ワイヤレス通信のための装置802/802’は、1つまたは複数の近接UEからそれぞれ1つまたは複数のD2D信号を受信するための手段と、1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数の基準信号を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度、または1つまたは複数のD2D信号の1つまたは複数のデータ部を受信するために使用される1つまたは複数のリソース要素の信号強度のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、1つまたは複数のD2D信号の信号強度を測定するための手段とを含む。一態様では、装置802/802’は、1つまたは複数のD2D信号の信号強度の測定に基づいて、1つまたは複数の近接UEのうちの1つを中継UEとして選択するための手段と、選択された中継UEを介して基地局と通信するために、D2D通信を介して、選択された中継UEと通信するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成される、装置802、および/または装置802’の処理システム914の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明されたように、処理システム914は、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成される、TXプロセッサ368と、RXプロセッサ356と、コントローラ/プロセッサ359とであり得る。
【0065】
[0073]開示されたプロセス/フローチャート中のブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャート中のブロックの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
【0066】
[0074]以上の説明は、当業者が本明細書で説明された様々な態様を実施できるようにするために与えられた。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されたいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、いかなるそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでいることがある。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。「モジュール」、「機構」、「要素」、「デバイス」などという単語は、「手段」という単語の代用でないことがある。したがって、いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【国際調査報告】