(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2018538145
(43)【公表日】20181227
(54)【発明の名称】ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレス
(51)【国際特許分類】
   B21C 23/21 20060101AFI20181130BHJP
【FI】
   !B21C23/21
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】12
(21)【出願番号】2018531361
(86)(22)【出願日】20161214
(85)【翻訳文提出日】20180806
(86)【国際出願番号】EP2016081087
(87)【国際公開番号】WO2017102896
(87)【国際公開日】20170622
(31)【優先権主張番号】92917
(32)【優先日】20151217
(33)【優先権主張国】LU
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】390035426
【氏名又は名称】エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
【住所又は居所】ドイツ連邦共和国、40237 デユッセルドルフ、エドウアルト−シユレーマン−ストラーセ、4
(74)【代理人】
【識別番号】100069556
【弁理士】
【氏名又は名称】江崎 光史
(74)【代理人】
【識別番号】100111486
【弁理士】
【氏名又は名称】鍛冶澤 實
(74)【代理人】
【識別番号】100173521
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 淳司
(74)【代理人】
【識別番号】100191835
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 真介
(72)【発明者】
【氏名】ムシャリク・ウーヴェ
【住所又は居所】ドイツ連邦共和国、47239 デュースブルク、アム・コルク、36
(57)【要約】
本発明は、シリンダバーとこのシリンダバーと結合されたカウンタバーから成るプレスフレームを備え、このプレスフレーム内に、ブロックレシーバ(8)を支持する移動可能なブロックレシーバホルダ(7)と、移動可能なプランジャトラバース(6)が設けられ、シリンダバー(2)内に、マスターシリンダもしくはプレスシリンダが配置され、このマスターシリンダもしくはプレスシリンダが、そのシリンダハウジング(9)内に、プレスプランジャ(18)を備えたプレスピストン(11)を収容し、シリンダハウジング(9)内に、中央リンケージ(19)に設けられたスライドプレート(28)によってプレスピストン(11)に作動油を供給する補償容器(15)が付設され、補償容器(15)からシリンダハウジング(9)への移行部内に、蓋状の弁コーン(20)を備える充填弁(21)が形成されている、ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレス(1)に関する。単純化された運転方式及び構造方式を達成するため、中央リンケージ(19)が、プレスピストン(11)から切り離されたスライドプレート(28)用の滑りガイドとして形成され、スライドプレート(28)が、中央リンケージ(19)に対して半径方向に間隔を置いて延在する、一方ではプレスピストン(11)の後方の終端に固定され、他方ではスライドプレート(28)に固定された少なくとも2つのスライドロッド(27)上のプレスピストン(11)から離隔された終端に固定され、中央リンケージ(19)が、操作駆動装置(17)と結合され、この操作駆動装置が、補償容器(15)外に配置されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダバー(2)とこのシリンダバーと結合されたカウンタバー(4)から成るプレスフレームを備え、このプレスフレーム内に、ブロックレシーバ(8)を支持する移動可能なブロックレシーバホルダ(7)と、移動可能なプランジャトラバース(6)が設けられ、シリンダバー(2)内に、マスターシリンダもしくはプレスシリンダが配置され、このマスターシリンダもしくはプレスシリンダが、そのシリンダハウジング(9)内に、プランジャトラバース(6)によって支持されたその前端にプレスプランジャ(18)を備えたプレスピストン(11)を収容し、シリンダハウジング(9)内に、中央リンケージ(19)に設けられたスライドプレート(28)によってプレスピストン(11)に作動油を供給する補償容器(15)が付設され、補償容器(15)からシリンダハウジング(9)への移行部内に、シリンダハウジング(9)への移行部内の大きい内径に適合された環状横断面を開放機能で解放する、蓋状の弁コーン(20)を備える充填弁(21)が形成されている、ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレス(1)において、
中央リンケージ(19)が、プレスピストン(11)から切り離されたスライドプレート(28)用の滑りガイドとして形成され、スライドプレート(28)が、中央リンケージ(19)に対して半径方向に間隔を置いて延在する、一方ではプレスピストン(11)の後方の終端に固定され、他方ではスライドプレート(28)に固定された少なくとも2つのスライドロッド(27)上のプレスピストン(11)から離隔された終端に固定され、中央リンケージ(19)が、操作駆動装置(17)と結合され、この操作駆動装置が、補償容器(15)外に配置され、操作時に弁コーン(20)を充填弁(21)内のその弁座(22)から持ち上げるか、弁座(22)に引き戻すこと、を特徴とするストランド・パイプ押出しプレス。
【請求項2】
スライドロッド(27)が、ネジ継手によってプレスピストン(11)及びスライドプレート(28)に固定されていること、を特徴とする請求項1に記載のストランド・パイプ押出しプレス。
【請求項3】
弁座(22)として形成された、シリンダハウジング(9)の後壁の貫通孔内へシールするように挿入されたブッシュ(23)が設けられていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のストランド・パイプ押出しプレス。
【請求項4】
ブッシュ(23)内に、外輪(24)とこの外輪から離間された内輪(25)から成る、ブッシュ(23)に対して狭幅のシール及びガイドユニットが配置され、外輪(24)が、ブッシュ(23)の環状の溝に係合し、内輪(25)が、中央リンケージ(19)をスリーブ状に包囲すること、を特徴とする請求項3に記載のストランド・パイプ押出しプレス。
【請求項5】
中央リンケージ(19)の操作駆動装置(17)が、補償容器(15)の後壁にフランジ止めされていること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のストランド・パイプ押出しプレス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンダバーとこのシリンダバーと結合されたカウンタバーから成るプレスフレームを備え、このプレスフレーム内に、ブロックレシーバを支持する移動可能なブロックレシーバホルダと、移動可能なプランジャトラバースが設けられ、シリンダバー内に、マスターシリンダもしくはプレスシリンダが配置され、このマスターシリンダもしくはプレスシリンダが、そのシリンダハウジング内に、プランジャトラバースによって支持されたその前端にプレスプランジャを備えたプレスピストンを収容し、シリンダハウジング内に、中央リンケージに設けられたスライドプレートによってプレスピストンに作動油を供給する補償容器が付設され、補償容器からシリンダハウジングへの移行部内に、シリンダハウジングへの移行部内の大きい内径に適合された環状横断面を開放機能で解放する、蓋状の弁コーンを備える充填弁が形成されている、ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレスに関する。
【背景技術】
【0002】
工具、通常は加圧プレート、ダイホルダ及びダイを備えるカウンタバーが、テンションロッド及び加圧サポートを介してシリンダバーに結合されたこのような金属ストランド押出しプレスは、一般的な国際公開第2013 064 251号パンフレットによって公知になっている。マスターシリンダのシリンダハウジングの中央に組み込まれた充填弁により、大きい環状面が提供され、この環状面を経て、オイルが、大きい抵抗なしで補償容器からプレスピストンの後の圧力室内へ流れ、プレスピストンの運動の切換え時には逆に補償容器内へ流れることができる。即ち、オイルは、金属ストランド押出しプレスの運転中に補償シリンダとシリンダハウジングの間を折り返し往復するように移動される。従って、マスターシリンダのシリンダハウジング内にガイドされたプレスピストン−このプレスピストン内に、スライドプレートを支持するリンケージが固定されている−は、補償容器からのオイル供給によって前進又は後退される。装填されたブロックをストランドプレス製品にプレスするためのプレスピストン及びブロックレシーバホルダの送り後に生じ得る未だ必要な付加的な作動油の量は、充填が閉じられている場合は、タンク又はそれ以外の圧力手段供給手段からプレスピストンの後のシリンダハウジングの圧力室内へ導入することができる。この場合、タンクの介装によって必要な折返し容積を軽減することができる。
【0003】
この公知の金属ストランド押出しプレスの充填弁は、カラー状の移動ブッシュを介して中央リンケージに配置されかつ弁コーンとして形成された充填弁カバーと、プレス方向に弁コーンの後で移動ブッシュを包囲する環状シリンダから成り、この環状シリンダのシリンダピストンは、作動油の作用を受けたピストン側面に依存して、移動ブッシュを、従って弁コーンを、閉位置又は開位置へもたらす。シリンダピストンへの作用は、その前後に位置する、相応の圧力手段ライン及びシール手段を有する圧力室を必要とする。そのシリンダピストンを機械ユニットに組み込まれた環状シリンダは、必要な機能要素のある程度の製造費用を前提とし、整備作業、例えばシールの交換時に、自由にアクセス可能でない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2013 064 251号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の根底にある課題は、一般的な金属ストランド押出しプレスにおいて、実証された充填弁原理を維持しつつマスターシリンダと補償タンクの間に一体化された充填弁の機能方式及び構造方式を、特に油圧及び電気的な制御要求と製造及び整備費用に関して単純化することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、本発明によれば、中央リンケージが、プレスピストンから切り離されたスライドプレート用の滑りガイドとして形成され、スライドプレートが、中央リンケージに対して半径方向に間隔を置いて延在する、一方ではプレスピストンの後方の終端に固定され、他方ではスライドプレートに固定された少なくとも2つのスライドロッド上のプレスピストンから離隔された終端に固定され、中央リンケージが、操作駆動装置と結合され、この操作駆動装置が、補償容器外に配置され、操作時に弁コーンを充填弁内のその弁座から持ち上げるか、弁座に引き戻すこと、によって解決される。中央リンケージは、その前にネジ止めされた弁コーンを備えているに過ぎず、もはや、プレスピストンの運動を、同時にこれと共に移動するスライドプレートに伝達するために使用されない。これは、むしろ両スライドロッドによって引き継がれ、スライドプレートは、中央リンケージ上を往復するように摺動する。操作駆動装置、好ましくは油圧式の移動シリンダは、本発明の有利な形態によれば、簡単に補償容器の後壁にフランジ止めすることができる。移動シリンダは、邪魔されることなく外から自由にアクセス可能であり、弁コーン用の移動ブッシュを含む、補償シリンダからプレスシリンダへの移行部に一体化された環状シリンダを、環状シリンダのために付加的に必要な圧力油ライン及びシール手段と同様に不要にする。
【0007】
スライドロッドが、ネジ継手によってプレスピストン及びスライドプレートに固定されていることが、本発明により提案される。このため、スライドロッドは、その両端に、ネジ付ピンを備えているので、一方のネジ付ピンは、プレスピストンのネジ付孔内へねじ込むことができ、スライドプレートから突出する他方のネジ付ピンには、ナットをネジ止めすることができる。ネジ継手の代わりに、比較可能な他の固定形式もしくは固定手段を設けることもできる。ガイド及びシールをするために、スライドロッドは、プラグブッシュ内で摺動し、これらプラグブッシュは、マスターシリンダの補償容器に隣接する後方のシリンダハウジング壁内に挿入される。
【0008】
本発明の好ましい構成では、弁座として形成された、シリンダハウジングの後壁の貫通孔内へシールするように挿入されたブッシュが設けられている。弁コーンがその弁座から持ち上げられると、シリンダハウジングへの移行部内で、ブッシュの適合された大きい環状横断面が自由であり、この環状横断面を介して、ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレスの運転中に、作動油は、常に大きい抵抗なしで往復するように移動させ得る。
【0009】
本発明の提案により、ブッシュ内に、外輪とこの外輪から離間された内輪から成る、ブッシュに対して狭幅のシール及びガイドユニットが配置され、外輪が、ブッシュの環状の溝に係合し、内輪が、中央リンケージをスリーブ状に包囲する場合、この自由な環状横断面は、充填弁の運転のために侵害されない。これにより、中央リンケージは、2点軸受け及び2点ガイドでもって、即ち、一方では補償容器の後壁内に、他方では弁座ブッシュ内のシール及びガイドユニットのスリーブ状の内輪内に、配置することができる。
【0010】
本発明の更なる特徴及び細部は、従属請求項及び図面に図示した実施例の以下の説明からわかる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレスの細部としての、プランジャトラバースとブロックレシーバホルダを内部に配置したそのプレスフレームの斜視図
【図2】シリンダドームと、プランジャトラバース及びブロックレシーバホルダが図示されてない、ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレスの後端の部分的に断面にした図
【発明を実施するための形態】
【0012】
ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレス1の内、図1には実質的に基礎フレームが図示されている。この基礎フレームは、シリンダバー2と、テンションロッド3を介してこのシリンダバーと固定された、ここには図示してない、テンションロッド3の終端に符号4で示唆されたに過ぎないカウンタバー4から成る。更に、これら部品の摩擦係合式の結合のために、加圧サポート5が寄与し、これら加圧サポートは、シリンダバー2とカウンタバー4の間でテンションロッド3を包囲する。加えて更に、加圧サポート5は、基礎フレーム内で可動のプランジャトラバース6と、可動のブロックレシーバキャリヤ7をガイド収容するために使用される。ブロックレシーバもしくはレシピエント8を備えるブロックレシーバホルダは、マスターシリンダもしくはプレスシリンダのシリンダハウジング9内に正圧式の軸受手段10(図2参照)によってガイドされたプレスピストン11の先端を支持するプランジャトラバース6と同様に、この実施例では電気モータ12,13、特にサーボモータによってプレス方向14に移動される。
【0013】
このような電気モータ12,13は、ブロックレシーバホルダ7とプランジャトラバース6のそれぞれの縦軸側に設けられている。移動運動の伝達もしくは導入のために、電気モータ12,13のピニオンがラックと噛み合う。オプションで、ストランド・パイプ押出しプレス1は、プランジャトラバース及びブロックレシーバホルダ7の移動及び送り運動用の電気モータを装備する代わりに、油圧操作される公知のサイドシリンダ及びレシーバ移動シリンダを装備することができる。ブロックレシーバ8内へ装填されたブロックの圧縮及びプレスのために、プレスピストン11は、プレスプランジャ18を備えている。シリンダハウジング9の後端に、補償容器15がフランジ止めされ、その端壁もしくは後壁16に、油圧式の移動シリンダとして形成された操作駆動装置17がフランジ止めされている。
【0014】
図2から読み取ることができるように、操作駆動装置17は、中央リンケージに作用を与えるが、この中央リンケージ上へ、補償容器15からマスターシリンダもしくはプレスシリンダのシリンダハウジング9への移行部に一体化して配置された充填弁21の大面積の弁コーン20が前端にネジ止めされている。更に、充填弁21は、シリンダハウジング9の後壁の貫通孔内にシールするように挿入された、弁コーン20用の弁座22を有して形成されたブッシュ23を有する。この実施例では、更に、外輪24とこの外輪から離間された内輪25を備えるブッシュ23のほぼ中心に配置されたシール及びガイドユニットが設けられ、外輪24は、ブッシュ23の環状の溝に係合し、内輪25は、スリーブ状に中央リンケージ19を包囲する。中央リンケージ19は、スリーブ状の内輪25内にシールされる以外は、補償容器15の後壁16内の軸受ブッシュ26内で摺動するように案内されている。
【0015】
中央リンケージ19に対して平行で間隔を置いて、少なくとも2つのスライドロッド27が延在し、これらスライドロッドの後端に、中央リンケージ19上に摺動するようにガイドされたスライドプレート28が配置され、スライドプレート28から突出するネジ雪ピン上にネジ止めされたナット29によって固定されている。両スライドロッド27の前端は、ネジ付ピンでもってプレスピストン11にねじ込まれている。プレスピストン11の移動運動時に、スライドプレート28を連行するスライドロッド27は、プレスシリンダ9の後壁にシールするように挿入されたプラグブッシュ30によってガイドされる。
【0016】
操作駆動装置17に作用を与えた時に、中央リンケージ19は、プレス方向14に移動し、これにより、弁コーン20を、実線で示したその弁座22から破線で示した開放位置へ浮上し、この開放位置で、弁コーン20は、プレスピストン11の空所31内へ没入する。充填弁21のこの開放位置で、ブッシュ23の横断面もしくは外輪と内輪24,25の間の開放横断面を介して、大きい貫流横断面が提供され、この貫流横断面を介して、作動油が補償容器15から大きい抵抗なしでプレスピストン11の後のシリンダハウジング9の圧力室内へ流入すること及び逆のことができる。これは、プレス方向14のプランジャトラバース6及び/又はブロックレシーバホルダ7の送り運動、即ち移動によって、即ち、プレスピストン11と共に移動するスライドプレート28によって、プレスピストン11がプレス過程のための素の位置を占めるまで、作動油が、開放された充填弁21を介して排出される時である。
【0017】
次のプレスのため、充填弁21が閉鎖され、図示してないタンク等からプレスピストン11の後の圧力室への作動油の供給によってプレス荷重が加えられる。充填弁21が、閉鎖されているので、更にプレス方向14に移動するプレスピストン11と共に、スライドロッド27を介して追随させられるスライドプレート28によって、更なる量の作動油が補償容器15から図示してないタンクへ排出される。
【0018】
新たな装填及びプレス過程の準備のために、プレスピストン11の後退運動時に、作動油は、次に操作駆動装置17によってふたたび開放される充填弁21を介して、逆に補償容器15に流れる。プレスピストン11の後退運動のために、プランジャトラバース6及びブロックレシーバホルダ7の駆動装置(電気モータ又は移動シリンダ)が、相応に起動されることがわかる。
【符号の説明】
【0019】
1 ストランド・パイプ押出しプレスもしくは金属ストランド押出しプレス
2 シリンダバー
3 テンションロッド
4 カウンタバー
5 加圧サポート
6 プランジャトラバース
7 ブロックレシーバホルダ
8 レシーバ/レシピエント
9 シリンダハウジング
10 正圧式の軸受手段
11 プレスピストン
12 電気モータ
13 電気モータ
14 プレス方向
15 補償容器
16 端壁/後壁
17 操作駆動装置/移動シリンダ
18 プレスプランジャ
19 中央リンケージ
20 弁コーン
21 充填弁
22 弁座
23 ブッシュ
24 外輪
25 内輪
26 軸受ブッシュ
27 スライドロッド
28 スライドプレート
29 ナット
30 プラグブッシュ
31 空所
【図1】
【図2】
【国際調査報告】