(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019505116
(43)【公表日】20190221
(54)【発明の名称】データ伝送方法及びステーション
(51)【国際特許分類】
   H04W 74/04 20090101AFI20190125BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20190125BHJP
   H04W 72/12 20090101ALI20190125BHJP
【FI】
   !H04W74/04
   !H04W84/12
   !H04W72/12 150
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】63
(21)【出願番号】2018531180
(86)(22)【出願日】20161107
(85)【翻訳文提出日】20180720
(86)【国際出願番号】CN2016104878
(87)【国際公開番号】WO2017101605
(87)【国際公開日】20170622
(31)【優先権主張番号】201510932390.0
(32)【優先日】20151215
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
【住所又は居所】中華人民共和国 518129 広東省深▲チェン▼市龍崗区坂田 華為総部▲ベン▼公楼
【住所又は居所原語表記】Huawei Administration Building, Bantian, Longgang District, Shenzhen, Guangdong 518129, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】リー,ユインボー
【住所又は居所】中国 518129 グァンドン シェンヂェン ロンガン・ディストリクト バンティェン ホァウェイ・アドミニストレーション・ビルディング
(72)【発明者】
【氏名】ガン,ミーン
【住所又は居所】中国 518129 グァンドン シェンヂェン ロンガン・ディストリクト バンティェン ホァウェイ・アドミニストレーション・ビルディング
(72)【発明者】
【氏名】リー,イエンチュン
【住所又は居所】中国 518129 グァンドン シェンヂェン ロンガン・ディストリクト バンティェン ホァウェイ・アドミニストレーション・ビルディング
(72)【発明者】
【氏名】ハン,シヤオ
【住所又は居所】中国 518129 グァンドン シェンヂェン ロンガン・ディストリクト バンティェン ホァウェイ・アドミニストレーション・ビルディング
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA13
5K067CC02
5K067DD23
5K067DD24
5K067DD25
5K067EE02
5K067EE10
5K067GG06
(57)【要約】
本発明の実施形態は、データ伝送方法及びステーションを提供する。本方法は、ステーションが、現在のTXOP内にステーションのプライマリACのデータを伝送するステップであって、ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、ステップと、プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションが、TXOPに残り時間があるか否かを決定するステップと、TXOPに残り時間がある場合、ステーションが、残り時間内に、少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップと、を含む。本発明の実施形態において提供される方法によれば、チャネルリソースを浪費することなく現在のTXOPが十分に利用され、よって、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ伝送方法であって、
ステーションが、現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送するステップであって、前記ステーションの送信対象データは、前記プライマリACの前記データ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、ステップと、
前記プライマリACの前記データの送信が完了した後、前記ステーションが、前記TXOPに残り時間があるか否かを決定するステップと、
前記TXOPに残り時間がある場合、前記ステーションが、前記残り時間内に、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを送信するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記ステーションが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを送信する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定するステップであって、前記第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、前記第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、ステップと、
前記ステーションが、前記残り時間内に、優先順位の高い順に前記第1のセカンダリACグループ内の前記第1のセカンダリACのデータを順次伝送するステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ステーションが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを送信する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記少なくとも1つのセカンダリACから、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定するステップであって、前記第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、前記第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、ステップと、
前記ステーションが、前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループのデータを送信するステップと、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ステーションが前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループのデータを送信する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定するステップと、
前記ステーションが、前記残り時間内に、前記第2のセカンダリACの前記優先度の高い順に、前記第2のセカンダリACのデータを順次伝送するステップと、
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記TXOP内に前記ステーションの第1の集約データを送信するステップであって、前記第1の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、ステップ、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ステーションが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを送信する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記残り時間内に第2の集約データを送信するステップであって、前記第2の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、前記第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む、ステップ、
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ステーションが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを送信する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記残り時間内に第3の集約データを送信するステップであって、前記第3の集約データは、前記セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、前記セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む、ステップ、
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送する前記ステップの前に、
前記ステーションが、前記プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するステップであって、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられる、ステップと、
前記ステーションが、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定するステップと、
前記プライマリACの送信対象データがある場合、前記ステーションが、前記プライマリACの前記データを集約して第4の集約データを取得するステップと、
を更に含み、
前記ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記TXOP内に、前記第4の集約データを前記APに送信するステップ、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第4の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成る場合、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ステーションによって伝送される全ての前記集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データのうち、前記プライマリACの前記データを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
前記指示フィールドは、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記指示フィールドは、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記ステーションが、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記ステーションは前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを集約する、
請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記ステーションが、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記ステーションは前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを集約することは、具体的には、
前記ステーションが、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記ステーションは、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約すること、又は、
前記ステーションが、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記ステーションは、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約すること、
を含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送する前記ステップの前に、
前記ステーションが、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信するステップであって、前記第1のメッセージは、前記APが前記第1のメッセージに従って前記ステーションにトリガフレーム(TF)を送信できるように、前記APに対して、前記ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられる、ステップと、
前記ステーションが、前記プライマリACの識別子を搬送し前記APによって送信された前記TFを受信するステップであって、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられる、ステップと、
前記ステーションが、前記TFに従って前記プライマリACの前記データを集約して、第5の集約データを取得するステップと、
を更に含み、
前記ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送する前記ステップは、具体的には、
前記ステーションが、前記TXOP内に前記第5の集約データを前記APに送信するステップ、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記第5の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ全ての前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの前記集約データも前記プライマリACの前記データを含まないとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成るとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションが、次のアップリンク伝送時に、前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項16に記載の方法。
【請求項19】
現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される送受信モジュールであって、前記ステーションの送信対象データは、前記プライマリACの前記データ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、送受信モジュールと、
前記プライマリACの前記データの送信が完了した後、前記TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
を備えるステーションであって、
前記送受信モジュールは更に、前記第1の決定モジュールが前記TXOPに残り時間があると決定したとき、前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成される、
ステーション。
【請求項20】
前記送受信モジュールは、具体的には、前記ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、前記残り時間内に、優先順位の高い順に、前記第1のセカンダリACグループ内の前記第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成され、
前記第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、前記第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、
請求項19に記載のステーション。
【請求項21】
前記送受信モジュールが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記少なくとも1つのセカンダリACから、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含み、
前記第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、前記第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、
請求項19に記載のステーション。
【請求項22】
前記送受信モジュールが具体的には前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、前記残り時間内に、前記第2のセカンダリACの前記優先度の高い順に、前記第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されること、
を含む、請求項21に記載のステーション。
【請求項23】
前記送受信モジュールが前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記TXOP内に前記ステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含み、前記第1の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、
請求項19に記載のステーション。
【請求項24】
前記送受信モジュールが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含み、前記第2の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、前記第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む、
請求項23に記載のステーション。
【請求項25】
前記送受信モジュールが前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成されることを含み、前記第3の集約データは、前記セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、前記セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む、
請求項23に記載のステーション。
【請求項26】
第2の決定モジュール及び第1の集約モジュールを更に備え、
前記送受信モジュールは、更に、前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送する前に、前記プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成され、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられ、
前記第2の決定モジュールは、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定するように構成され、
前記第1の集約モジュールは、前記第2の決定モジュールが前記プライマリACの送信対象データがあると決定したとき、前記プライマリACの前記データを集約して第4の集約データを取得するように構成され、
前記送受信モジュールが前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記TXOP内に前記第4の集約データを前記APに送信するように構成されること、
を含む、請求項19に記載のステーション。
【請求項27】
前記第4の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項26に記載のステーション。
【請求項28】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成る場合、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項27に記載のステーション。
【請求項29】
前記ステーションによって伝送される全ての前記集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データのうち、前記プライマリACの前記データを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項28に記載のステーション。
【請求項30】
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
又は、
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
を含む、請求項29に記載のステーション。
【請求項31】
前記第1の集約モジュールは更に、前記第2の決定モジュールが前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを集約するように構成される、
請求項26に記載のステーション。
【請求項32】
前記第1の集約モジュールは、具体的には、前記第2の決定モジュールが前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、前記第2の決定モジュールが前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される、
請求項31に記載のステーション。
【請求項33】
第2の集約モジュールを更に備え、
前記送受信モジュールは更に、前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、前記プライマリACの識別子を搬送し前記APによって送信されたTFを受信するように構成され、前記第1のメッセージは、前記APが前記第1のメッセージに従って前記トリガフレーム(TF)を前記ステーションを送信できるように、前記APに対して、前記ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられ、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられ、
前記第2の集約モジュールは、前記TFに従って前記プライマリACの前記データを集約して、第5の集約データを取得するように構成され、
前記送受信モジュールが前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信モジュールが、具体的には、前記TXOP内に前記第5の集約データを前記APに送信するように構成されること、
を含む、請求項19に記載のステーション。
【請求項34】
前記第5の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項33に記載のステーション。
【請求項35】
前記ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ全ての前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの前記集約データも前記プライマリACの前記データを含まないとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項34に記載のステーション.
【請求項36】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成るとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションが、次のアップリンク伝送時に、前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項34に記載のステーション。
【請求項37】
現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される送受信部であって、前記ステーションの送信対象データは、前記プライマリACの前記データ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、送受信部と、
前記プライマリACの前記データの送信が完了した後、前記ステーションにより、前記TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成されるプロセッサと、
を備えるステーションであって、
前記送受信部は更に、前記プロセッサが前記TXOPに残り時間があると決定したとき、前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成される、
ステーション。
【請求項38】
前記送受信部が前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、前記残り時間内に、優先順位の高い順に、前記第1のセカンダリACグループ内の前記第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含み、前記第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、前記第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、
請求項37に記載のステーション。
【請求項39】
前記送受信部が前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記少なくとも1つのセカンダリACから、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含み、前記第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、前記第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、
請求項37に記載のステーション。
【請求項40】
前記送受信部が具体的には前記残り時間内に前記第2のセカンダリACグループの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、前記残り時間内に、前記第2のセカンダリACの前記優先度の高い順に、前記第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む、
請求項39に記載のステーション。
【請求項41】
前記送受信部が前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記TXOP内に前記ステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含み、前記第1の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、
請求項37に記載のステーション。
【請求項42】
前記送受信部が前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含み、前記第2の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、前記第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む、
請求項41に記載のステーション。
【請求項43】
前記送受信部が前記残り時間内に前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成される含み、前記第3の集約データは、前記セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、前記セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む、
請求項41に記載のステーション。
【請求項44】
前記送受信部は更に、前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送する前に、前記プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成され、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられ、
前記プロセッサは更に、前記TFの前記指示に従って、前記プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定し、前記プライマリACの送信対象データがあると決定したとき、前記プライマリACの前記データを集約して第4の集約データを取得するように構成され、
前記送受信部が前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記TXOP内に前記第4の集約データを前記APに送信するように構成されることを含む、
請求項37に記載のステーション。
【請求項45】
前記第4の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項44に記載のステーション。
【請求項46】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成る場合、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項45に記載のステーション。
【請求項47】
前記ステーションによって伝送される全ての前記集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データのうち、前記プライマリACの前記データを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、前記指示フィールドは、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項46に記載のステーション。
【請求項48】
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
又は、
前記指示フィールドが、前記APに、次に送られる前記TFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
を含む、請求項47に記載のステーション。
【請求項49】
前記プロセッサは更に、前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データを集約するように構成される、
請求項44に記載のステーション。
【請求項50】
前記プロセッサは、具体的には、前記TFの前記指示に従って前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、前記TFの前記指示に従って前記プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、前記少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される、
請求項49に記載のステーション。
【請求項51】
前記送受信部は更に、前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、前記プライマリACの識別子を搬送し前記APによって送信されたTFを受信するように構成され、前記第1のメッセージは、前記APが前記第1のメッセージに従って前記トリガフレーム(TF)を前記ステーションを送信できるように、前記APに対して、前記ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられ、前記TFは、前記ステーションに前記プライマリACの前記データを集約するように指示するのに用いられ、
前記プロセッサは更に、前記TFに従って前記プライマリACの前記データを集約して、第5の集約データを取得するように構成され、
前記送受信部が前記現在の伝送機会(TXOP)内に前記ステーションの前記プライマリACの前記データを伝送するように構成されることは、
前記送受信部が、具体的には、前記TXOP内に前記第5の集約データを前記APに送信するように構成されることを含む、
請求項37に記載のステーション。
【請求項52】
前記第5の集約データは、前記少なくとも1つのセカンダリACの前記データと、前記プライマリACの前記データの最後のMPDUとを含む、
請求項51に記載のステーション。
【請求項53】
前記ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ全ての前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが1であるとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約又は前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての前記集約データにおいて、少なくとも1つの集約データが前記プライマリACの前記データを含み、且つ前記プライマリACの前記データを含む前記集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの前記集約データも前記プライマリACの前記データを含まないとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項52に記載のステーション。
【請求項54】
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成るとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に前記プライマリACの前記データの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体が前記プライマリACの前記データから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションが、次のアップリンク伝送時に、前記プライマリACの前記データ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
前記APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、前記アップリンク伝送は、前記APに、次に送られるTFにおいて、前記ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる、
請求項52に記載のステーション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2015年12月15日に中国特許庁に提出された「データ伝送方法及びステーション」と題された中国特許出願第201510932390.0号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明の実施形態は、通信技術に関し、特に、データ伝送方法及びステーションに関する。
【背景技術】
【0003】
既存の電気電子技術者協会(Institute for Electrical and Electronics Engineers,略称IEEE)の802.11規格では、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network,略称WLAN)にアクセス可能なステーション内部に複数のキャッシュキュー(現在は4つのキャッシュキュー)が存在し、ステーションは、異なる優先順位を持つサービスデータを異なるキャッシュキューに一時的に記憶する。各キャッシュキューは、1つのアクセスカテゴリ(Access Category、略称AC)に関連付けられ、優先度の高いサービスデータは、ステーションにより、優先度の高いACに対応するキャッシュキューに一時的に記憶される。各ACは、1つのバックオフカウンタを維持するために用いられ、これは、伝送チャネルの競合をおこなうように構成される。加えて、ACは、ステーションの拡張分散チャネルアクセス機能(Enhanced Distributed Channel Access Function,略称EDCAF)に対応する。EDCAFは、ステーションの論理的機能モジュールであり、いつEDCAFに対応するACのデータが送信されるかを制御するように構成される。一般に、ステーションがACのデータを伝送する必要があるとき、ACのデータを伝送するために、ステーションはチャネルについて別のステーションと競合する必要がある。ステーションによるリスニングによって取得されたクリアチャネルアセスメント(Clear Channel Assessment,略称CCA)結果が、チャネルがアイドル状態であることであるとき、バックオフカウンタがバックオフを開始する。ステーションが伝送する必要のあるデータに対応するACを用いて維持されるバックオフカウンタが0に戻ると、ステーションは、ACのデータを伝送するために、フレーム交換手順を初期化することにより、伝送機会(Transmission Opportunity,略称TXOP)を取得する。TXOPは、ステーションによってチャネルを占用する時間長である。
【0004】
現在、IEEE802.11規格の実装は以下のとおりである。すなわち、ACのTXOPを取得した後、ステーションはACのデータを1回又は複数回伝送することができる。ACのデータの伝送が完了した後、CF−Endフレームを送信することにより、チャネルが解放される。
【0005】
しかしながら、従来技術のデータ伝送方法では、競合によりチャネルが取得されたACに対応するデータの伝送後にチャネルが解放されるので、チャネルリソースが浪費され、更にシステムのデータ伝送効率に影響が及ぼされる。
【発明の概要】
【0006】
従来技術において、ACのデータの伝送が完了したがまだTXOPに残り時間があるときにチャネルが直接解放されるために、チャネルリソースが浪費され、ステーションの伝送効率が低下するという従来技術の技術的課題を解決するために、本発明の実施形態は、データ伝送方法及びステーションを提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本発明の実施形態はデータ伝送方法を提供する。本方法は、
ステーションが、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するステップであって、ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、ステップと、
プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションが、TXOPに残り時間があるか否かを決定するステップと、
TXOPに残り時間がある場合、ステーションが、残り時間内に、少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップと、
を含む。
【0008】
第1の態様において提供されるデータ伝送方法によれば、プライマリACのデータの伝送が完了し、且つまだ現在のTXOPに残り時間があるとき、チャネルリソースが浪費されることなく現在のTXOPが十分に利用されるように、ステーションは、残り時間内に、ステーションのセカンダリACのデータを伝送する。よって、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0009】
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実施では、ステーションが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定するステップであって、第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、ステップと、
ステーションが、残り時間内に、優先順位の高い順に第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACのデータを順次伝送するステップと、
を含む。
【0010】
第1の態様に関して、第1の態様の第2の可能な実施では、ステーションが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定するステップであって、第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである、ステップと、
ステーションが、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを送信するステップと、
を含む。
【0011】
第1の態様の第2の可能な実施に関して、第1の態様の第3の可能な実施では、ステーションが残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定するステップと、
ステーションが、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送するステップと、
を含む。
【0012】
第1の態様の第1の可能な実施、第2の可能な実施及び第3の可能な実施において提供されるデータ伝送方法によれば、セカンダリACの優先度が決定され、セカンダリACの優先度に従って、TXOPの残り時間内に、セカンダリACのデータが伝送される。このように、データ伝送の公平性や信頼性を確保することができ、ステーションのデータ伝送効率を更に改善することができる。
【0013】
第1の態様に関して、第1の態様の第4の可能な実施では、ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、TXOP内にステーションの第1の集約データを送信するステップであって、第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、ステップ、
を含む。
【0014】
第1の態様の第4の可能な実施に関して、第1の態様の第5の可能な実施では、ステーションが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、残り時間内に第2の集約データを送信するステップであって、第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む、ステップと、
を含む。
【0015】
第1の態様の第4の可能な実施に関して、第1の態様の第6の可能な実施では、ステーションが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、残り時間内に第3の集約データを送信するステップであって、第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む、ステップ、
を含む。
【0016】
第1の態様の第4の可能な実施、第5の可能な実施及び第6の可能な実施において提供されるデータ伝送方法によれば、1つ以上のACのデータが集約され、伝送される。したがって、現在のTXOP内の送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量が低減されるので、ステーションは、現在のTXOP内に1つ以上のACのデータを最大限に伝送することができ、これにより、ステーションのデータ伝送効率が改善され、使用されるチャネルリソースが低減される。
【0017】
第1の態様に関して、第1の態様の第7の可能な実施では、ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを送信するステップの前に、本方法は更に、
ステーションが、プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するステップであって、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる、ステップと、
ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定するステップと、
プライマリACの送信対象データがある場合、ステーションが、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得するステップと、
を含み、
ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、TXOP内に、第4の集約データをAPに送信するステップ、
を含む。
【0018】
第1の態様の第7の可能な実施に関して、第1の態様の第8の可能な実施では、ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、ステーションは少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約する。
【0019】
第1の態様の第8の可能な実施に関して、第1の態様の第9の可能な実施では、ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、ステーションは少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約することは、具体的には、
ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、ステーションが、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約すること、又は、
ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、ステーションが、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約すること、
を含む。
【0020】
第1の態様の第7の可能な実施、第8の可能な実施及び第9の可能な実施において提供されるデータ伝送方法によれば、マルチユーザアップリンク伝送シナリオが記述される。すなわち、現在のTXOP内に、各非APステーションは、APからのTFに従って、次のアップリンク伝送時に集約されるACを決定し、対応するタイプのACのデータを集約し、APに、集約により得られた集約データを伝送することができる。このように、TXOPの時間はより十分に利用され、送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量がデータ集約によって低減され、これにより、チャネルリソースが低減し、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0021】
第1の態様に関して、第1の態様の第10の可能な実施では、ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを送信するステップの前に、本方法は更に、
ステーションが、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信するステップであって、第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってステーションにトリガフレーム(TF)を送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられる、ステップと、
ステーションが、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信するステップであって、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる、ステップと、
ステーションが、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得するステップと、
を含み、
ステーションが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを送信するステップは、具体的には、
ステーションが、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するステップ、
を含む。
【0022】
第1の態様の第10の可能な実施において提供されるデータ伝送方法によれば、マルチユーザアップリンク伝送シナリオが記述される。すなわち、現在のTXOP内に、各非APステーションは、APからのTFに従って、次のアップリンク伝送時に集約されるACのタイプを決定し、対応するタイプのACのデータを集約し、APに、集約により得られた集約データを伝送することができる。このように、TXOPの時間はより十分に利用され、送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量がデータ集約によって低減され、これにより、チャネルリソースが低減し、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0023】
第2の態様によれば、本発明はステーションを提供する。本ステーションは、
現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される送受信モジュールであって、ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、送受信モジュールと、
プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションにより、TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
を備える。送受信モジュールは更に、第1の決定モジュールがTXOPに残り時間があると決定したとき、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成される。
【0024】
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実施では、送受信モジュールが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、残り時間内に、優先順位の高い順に、第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0025】
第2の態様に関して、第2の態様の第2の可能な実施では、送受信モジュールが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含む。第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0026】
第2の態様の第2の可能な実施に関して、第2の態様の第3の可能な実施では、送受信モジュールが具体的には残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。
【0027】
第2の態様に関して、第2の態様の第4の可能な実施では、送受信モジュールが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、TXOP内にステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含む。第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む。
【0028】
第2の態様の第4の可能な実施に関して、第2の態様の第5の可能な実施では、送受信モジュールが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含む。第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む。
【0029】
第2の態様の第4の可能な実施に関して、第2の態様の第6の可能な実施では、送受信モジュールが残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成されることを含む。第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む。
【0030】
第2の態様に関して、第2の態様の第7の可能な実施では、ステーションは更に、第2の決定モジュール及び第1の集約モジュールを備え、
送受信モジュールは更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成され、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられ、
第2の決定モジュールは、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定するように構成され、
第1の集約モジュールは、第2の決定モジュールがプライマリACの送信対象データがあると決定したとき、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得するように構成され、
送受信モジュールが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、TXOP内に第4の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0031】
第2の態様の第7の可能な実施に関して、第2の態様の第8の可能な実施では、第1の集約モジュールは更に、第2の決定モジュールがプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0032】
第2の態様の第8の可能な実施に関して、第2の態様の第9の可能な実施では、第1の集約モジュールは、具体的には、第2の決定モジュールがTFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、第2の決定モジュールがTFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0033】
第2の態様に関して、第2の態様の第10の可能な実施では、ステーションは更に第2の集約モジュールを備え、
送受信モジュールは更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信するように構成され、第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってトリガフレーム(TF)をステーションに送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられ、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられ、
第2の集約モジュールは、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得するように構成され、
送受信モジュールが現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュールが、具体的には、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0034】
第2の態様及び第2の態様の可能な実施において提供されるデータ伝送方法の有益な効果については、第1の態様及び第1の態様の可能な実施によってもたらされる有益な効果を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0035】
第3の態様によれば、本発明はステーションを提供する。本ステーションは、
現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される送受信部であって、ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む、送受信部と、
プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションにより、TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成されるプロセッサと、
を備え、
送受信部は更に、プロセッサがTXOPに残り時間があると決定したとき、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成される。
【0036】
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実施では、送受信部が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、残り時間内に、優先順位の高い順に、第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0037】
第3の態様に関して、第3の態様の第2の可能な実施では、送受信部が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含む。第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0038】
第3の態様の第2の可能な実施に関して、第3の態様の第3の可能な実施では、送受信部が具体的には残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。
【0039】
第3の態様に関して、第3の態様の第4の可能な実施では、送受信部が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部は、具体的には、TXOP内にステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含む。第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む。
【0040】
第3の態様の第4の可能な実施に関して、第3の態様の第5の可能な実施では、送受信部が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含む。第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む。
【0041】
第3の態様の第4の可能な実施に関して、第3の態様の第6の可能な実施では、送受信部が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成されることを含む。第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む。
【0042】
第3の態様に関して、第3の態様の第7の可能な実施では、送受信部は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成され、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられ、
プロセッサは更に、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定し、プライマリACの送信対象データがあると決定したとき、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得するように構成され、
送受信部が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、TXOP内に第4の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0043】
第3の態様の第7の可能な実施に関して、第3の態様の第8の可能な実施では、プロセッサは更に、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0044】
第3の態様の第8の可能な実施に関して、第3の態様の第9の可能な実施では、プロセッサは、具体的には、TFの指示に従ってプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、TFの指示に従ってプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0045】
第3の態様に関して、第3の態様の第10の可能な実施では、送受信部は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信するように構成され、第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってトリガフレーム(TF)をステーションに送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられ、TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられ、
プロセッサは更に、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得するように構成され、
送受信部が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部が、具体的には、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0046】
第1の態様及び第1の態様の可能な実施と、第2の態様及び第2の態様の可能な実施と、第3の態様及び第3の態様の可能な実施とに関して、第4の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0047】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成る場合、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0048】
任意に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、指示フィールドは、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データのうち、プライマリACのデータを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、指示フィールドは、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0049】
任意に、指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
又は、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
を含む。
【0050】
任意に、第5の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0051】
任意に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ全ての集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの集約データもプライマリACのデータを含まないとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0052】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成るとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションが、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0053】
第3の態様及び第3の態様の可能な実施において提供されるデータ伝送方法の有益な効果については、第1の態様及び第1の態様の可能な実施によってもたらされる有益な効果を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0054】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明における添付図面は、本発明の実施形態の一部を示す。当業者であれば、これらの添付図面から創意工夫なしに更に他の図面を得ることができるであろう。
【0055】
【図1】本発明の実施形態に係るWLANシステムの概略構造図である。
【図2】本発明の実施形態に係る第1のデータ伝送方法の実施形態の概略フローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係る第1の概略データ伝送図である。
【図4】本発明の実施形態に係る第1のデータ伝送方法実施形態の可能な実施の概略フローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る第1のデータ伝送方法実施形態の別の可能な実施の概略フローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る第2の概略データ伝送図である。
【図7】本発明の実施形態に係る第3の概略データ伝送図である。
【図8】本発明の実施形態に係る第2のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。
【図9】本発明の実施形態に係る第4の概略データ伝送図である。
【図10】本発明の実施形態に係る第3のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。
【図11】本発明の実施形態に係る第4のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。
【図12】本発明の実施形態に係る第5の概略データ伝送図である。
【図13】本発明の実施形態に係る第1のステーション実施形態の概略構造図である。
【図14】本発明の実施形態に係る第2のステーション実施形態の概略構造図である。
【図15】本発明の実施形態に係る第3のステーション実施形態の概略構造図である。
【図16】本発明の実施形態に係る第4のステーション実施形態の概略構造図である。
【図17】本発明に係る携帯電話の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0056】
本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確に説明する。当然ながら、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なしに得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
【0057】
本発明の実施形態の方法は、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、略称WLAN)に適用可能である。現在、WLANに用いられる規格は、電気電子技術者協会(Institute for Electrical and Electronics Engineers、略称IEEE)802.11シリーズである。WLANネットワークは、互いに通信する無線アクセスポイント(Wireless Access Point、略称AP)と非APステーションとを含む。APと非APステーションの両方をステーションと呼ぶことがある。
【0058】
APは、モバイルユーザが有線ネットワークにアクセスするために用いるアクセスポイントであり、主に家庭、或いは建物やキャンパスの中に配置され、カバレッジ半径は通常数十〜数百メートルである。当然ながら、APは代替として屋外に配備することができる。APは、有線ネットワークと無線ネットワークを接続するブリッジに相当する。APの主な機能は、無線ネットワーククライアントを一緒に接続することと、無線ネットワークをイーサネットに接続することである。具体的には、APは、WiFi(英語:Wireless Fidelity)チップを有する端末デバイス又はネットワークデバイスであってよい。任意に、APは、802.11ax規格をサポートするデバイスであってよい。更に、任意に、APは、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、802.11aなどの複数のWLAN規格をサポートするデバイスであってよい。
【0059】
非APステーションは、無線通信チップ、無線センサ又は無線通信端末であってよい。例えば、非APステーションは、WiFi通信機能をサポートする携帯電話、WiFi通信機能をサポートするタブレットコンピュータ、WiFi通信機能をサポートするセットトップボックス、WiFi通信機能をサポートするスマートTV、WiFi通信機能をサポートするスマートウェアラブルデバイス、WiFi通信機能をサポートする車載通信デバイス、又はWiFi通信機能をサポートするコンピュータである。任意に、非APステーションは802.11ax規格をサポートすることができる。更に、任意に、非APステーションは、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、802.11aなどの複数のWLAN規格をサポートする。
【0060】
図1は、本発明に係るWLANシステムの概略構造図である。図1に示されるように、WLANシステムにおいて、1つのAPが複数のSTA(非APステーション)と通信することができる。
【0061】
ステーションがACのデータを送信する必要があるとき、ステーションはACのチャネルについて競合し、対応するTXOPを取得し、TXOP内でACのデータを伝送する必要がある。しかしながら、ACのデータの伝送が完了し、TXOPにまだ残り時間があるとき、一般に、従来技術ではチャネルが直接解放される。その結果、TXOPの残り時間が浪費され、ステーションのデータ伝送効率の低下が生じる。
【0062】
本発明の実施形態において提供されるデータ伝送方法、装置及びデバイスは、従来技術において、ACのデータの伝送が完了したがまだTXOPに残り時間があるときにチャネルが直接解放されるために、チャネルリソースが浪費され、ステーションの伝送効率が低下するという従来技術の技術的課題を解決するためのものである。
【0063】
留意すべきこととして、本発明の実施形態では、ステーションの複数のACに対してプライマリ‐セカンダリ分割がおこなわれる。ステーションがACのデータを伝送するためにチャネルについて競合するとき、該ACはプライマリACであり、他のACはセカンダリACである。加えて、本発明の実施形態において、プライマリACのデータは、プライマリACに対応するキャッシュキューに一時的に記憶されるデータフレームであり、セカンダリACのデータは、セカンダリACに対応するキャッシュキューに一時的に記憶されるデータフレームである。
【0064】
以下、具体的な実施形態を用いて、本発明の技術的解決策を詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施形態は相互に組み合わせることができ、同じ又は類似の概念又はプロセスは、一部の実施形態において省略されることがある。
【0065】
図2は、本発明の実施形態に係る第1のデータ伝送方法の実施形態の概略フローチャートである。本実施形態は、以下の具体的なプロセスを提供する。すなわち、プライマリACのデータの伝送が完了し、且つまだTXOPに残り時間があるとき、チャネルリソースが十分に利用されデータ伝送効率が改善されるように、ステーションは、残り時間内に他のセカンダリACのデータを伝送する。図2に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
【0066】
S101.ステーションが、現在のTXOP内にステーションのプライマリACのデータを伝送する。
【0067】
具体的には、本実施形態におけるステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含んでよい。ステーションはAPであってもよいし、STAなどの非APステーションであってもよい。任意に、ステーションのACは、AC_VO、AC_VI、AC_BE、AC_BKの4種類を含んでよい。当然ながら、具体的な実施は、現在の4つのACタイプに制限される必要はない。
【0068】
TXOPは、APにより、APのプライマリACのデータの伝送のために実行されるチャネル競合によって取得されてもよいし、STAにより、STAのプライマリACのデータの伝送のために実行されるチャネル競合によって取得されてもよいし、APによりSTAに対して、STAのプライマリACのデータの伝送のために実行されるスケジューリングによって取得されてもよい。
【0069】
S102.プライマリACのデータの伝送が完了した後、ステーションが、TXOPに残り時間があるか否かを決定する。
【0070】
S103.プライマリACのデータの伝送が完了した後、ステーションがTXOPに残り時間があると決定した場合、ステーションが、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送する。
【0071】
具体的には、プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションがTXOPに残り時間があると決定したとき、ステーションは、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送してよい。任意に、ステーションは、伝送のために1つ以上のセカンダリACのデータをランダムに選択してもよいし、セカンダリACの優先度に従って、伝送のために、対応するセカンダリACのデータを選択してもよい。本実施形態では、ステーションがTXOPの残り時間内にセカンダリACのデータを送信する場合、ステーションによって選択されるセカンダリACのタイプと数量は限定されない。このように、チャネルリソースを浪費することなく現在のTXOPが十分に利用されることを保証することができ、それにより、ステーションのデータ伝送効率が改善される。詳細については、図3に示される第1の概略データ伝送図を参照することができる。図3のRTSとCTSは、送信要求/送信可(Send To Send/Clear To Send)プロトコルであり、BAはブロック確認応答(Block ACK)フレームである。
【0072】
本発明において提供されるデータ伝送方法によれば、プライマリACのデータの伝送が完了し、且つまだ現在のTXOPに残り時間があるとき、チャネルリソースが浪費されることなく現在のTXOPが十分に利用されるように、ステーションは、残り時間内に、ステーションの他のセカンダリACのデータを伝送する。よって、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0073】
任意に、第1の実施形態の可能な実施では、該実施は、ステーションが上述の残り時間内にステーションのセカンダリACのデータを伝送するという具体的なプロセスを提供する。上述の第1の実施形態に基づき、図4を参照すると、S103は以下のステップを含んでよい。
【0074】
S201.ステーションが、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定する。
【0075】
具体的には、第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含む。第1のセカンダリACは、送信対象データに対応する、ステーションのセカンダリACである。したがって、ステーションは、第1のセカンダリACの優先順位を決定してよい。任意に、既存のIEEE802.11規格に従って、ステーションの送信対象データは4つのタイプのACのデータを含んでよい。これらのACの優先順位は、AC_VOの優先度>AC_Viの優先度>AC_BEの優先度>AC_BKの優先度であってよい。
【0076】
S202.ステーションが、残り時間内に、優先順位の高い順に、第1のセカンダリACグループの中の第1のセカンダリACのデータを順次伝送する。
【0077】
任意に、第1の実施形態の別の可能な実施では、該実施は、ステーションが上述の残り時間内にステーションのセカンダリACのデータを伝送するという別の具体的なプロセスを提供する。上述の第1の実施形態に基づき、図5を参照すると、S103は以下のステップを含んでよい。
【0078】
S301.ステーションが、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定する。
【0079】
第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含んでよく、第2のセカンダリACは、送信対象データに対応する、ステーションのセカンダリACである。
【0080】
S302.ステーションが、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送する。
【0081】
詳細については、図6に示される第2の概略データ伝送図を参照することができる。本実施では、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACが1つある。第2のセカンダリACグループを決定した後、ステーションは、TXOPの残り時間内に、第2のセカンダリACグループのデータを伝送する。第2のセカンダリACグループのデータの伝送が完了した後、ステーションはチャネルリソースを解放する。留意すべきこととして、本実施では、ステーションが第2のセカンダリACグループ内の第2のセカンダリACのデータを伝送する方式は、限定されない。
【0082】
任意に、S302は具体的には以下を含んでよい。すなわち、ステーションは、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送する。詳細については、図7に示される第3の概略データ伝送図を参照することができる(図7のセカンダリAC1とセカンダリAC2の両方は、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACである)。これらの第2のセカンダリACのデータの伝送が完了した後、ステーションはチャネルリソースを解放する。
【0083】
要するに、第1の実施形態の2つの可能な実施では、セカンダリACの優先度が決定され、セカンダリACの優先度に従って、TXOPの残り時間内に、セカンダリACのデータが伝送される。このように、データ伝送の公平性や信頼性を確保することができ、ステーションのデータ伝送効率を更に改善することができる。
【0084】
以下のいくつかの実施形態の全てにおいて、以下が説明される。すなわち、ACのデータが現在のTXOP内に集約されるので、集約データはTXOP内で伝送され、これにより、そのステーションのデータ伝送効率が改善される。ここでの効率改善は、2つの態様に依存する。
【0085】
第1に、複数のACのデータが集約される。全てのACのデータを個別に伝送する場合と比較して、この方式は、複数回の伝送に対応するフレーム間間隔、複数の確認応答フレーム及び複数のプリアンブル(preamble)のオーバヘッドを低減することができる。例えば、図3を参照すると、TXOP内の複数回のデータ伝送時、複数の確認応答フレーム(BA)と複数のフレーム間間隔が存在する。これにより、現在のTXOPにおいて確実に時間が浪費される。以下のいくつかの実施形態において、ACのデータの集約は、プライマリACのデータとセカンダリACのデータとの集約であってもよいし、セカンダリACのデータの集約であってもよいし、プライマリACの異なるTIDに対応するデータとセカンダリACの異なるTIDに対応するデータとの集約であってもよい(従来技術の伝送では、1回の伝送時に、ACの1つのTIDに対応するデータしか伝送することができない。ACは2つのトラフィック識別子(Traffic Identifier、略称TID)を含み、TIDは、ACに対応する記憶されたデータの優先度を示す)。いずれのタイプの集約であっても、確認応答フレーム及びフレーム間間隔の量を低減することができ、これにより、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0086】
第2に、マルチユーザ伝送プロセス時(すなわち、複数の非APステーションがAPにデータを伝送するとき)、複数のユーザのデータのタイムアライメントが必要である。データ伝送のタイムアライメントが実施されないとき、伝送時間の比較的短いステーションに対してパディング(padding)を実行して、タイムアライメントを実施する必要がある。具体的には、伝送プロセス時、ステーションは1つのACのデータしか伝送することができない。ステーションの現在のACのデータが比較的長く、別のステーションの現在のACのデータが比較的短いと仮定すると、伝送を同時に終了するために、ステーションの比較的短いデータに対してパディングが実行される必要があるが、ここでのパディングは、現在のTXOPの部分的な時間を確実に浪費する。これに対して、ACのデータの集約をおこなうと、1回の伝送時に、比較的短いデータに対応するACについて他のACのデータを集約することができるので、パディング長を低減することができ、よってデータ伝送効率が改善される。
【0087】
図8は、本発明の実施形態に係る第2のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。本実施形態は、以下の具体的なプロセスを提供する。すなわち、TXOP内にプライマリAC及び対応するセカンダリACのデータを伝送するとき、複数のACのデータを集約することができるので、ステーションのデータ伝送効率が改善される。図8に示されるように、本方法は以下のステップを含む。
【0088】
S401.ステーションが、現在のTXOP内にステーションの第1の集約データを伝送する。第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む。
【0089】
具体的には、ステーションの各データ送信において、ステーションの集約データの長さは限定される。各伝送時の集約データの長さは、許容最大伝送長を超えることはできない。加えて、複数のACのデータの集約が許可されたとき、プライマリACのデータが最初に集約されてから、次にセカンダリACのデータが集約される必要がある。現在の規格では、集約データは、A−MPDU形式及びMPDU単位の集約によって取得される。
【0090】
図9に示される第4の概略データ伝送図を参照されたい。図9において、ステーションによる第1の伝送時、プライマリACのデータの伝送は完了していない。第2の伝送時、プライマリACの残りのデータの長さが、ステーションによって許容される最大伝送長に達しないと仮定する。したがって、プライマリACの残りのデータと、1つ以上のセカンダリACのデータとを集約して、第1の集約データを得ることができる。留意すべきこととして、第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC Protocol Data Unit、略称MPDU)とを含んでよい。第1の集約データは、プライマリACのデータの集約及び伝送が第2の伝送時に完了することを保証するために、プライマリACのデータの最後のMPDUを含む。図9に示される第1の集約データは、プライマリACの残りのデータとセカンダリAC1の一部のデータとを含む。しかしながら、本発明はこれに限定されない。つまり、プライマリACの残りのデータとセカンダリAC1のデータが集約された後、ステーションによって許容される最大伝送長にまだ達していない場合、他のセカンダリACのデータが引き続き集約されて、第1の集約データが得られてもよい。任意に、プライマリACの全てのデータの長さの合計がステーションによって許容される最大伝送長に達しないとき、セカンダリACのデータは第1の伝送時に集約することができる。
【0091】
任意に、プライマリACのデータの最後のMPDUが第1の集約データに含まれることは、より詳細な視点から、プライマリACの2つのTIDに対応するデータの最後のMPDUが含まれることとして、理解することができる。加えて、プライマリACのデータの集約が完了した後、セカンダリACの優先度の高いTIDに対応するデータは、セカンダリACのデータの集約時に優先的に集約されてよい。任意に、プライマリACのデータとセカンダリACのデータとの集約時、比較的高い優先度を有するセカンダリACのデータが最初に集約されてよい。集約データの長さが依然として、ステーションによって許容される最大伝送長に達しない場合、より低い優先度を有するセカンダリACのデータが引き続き集約されてよい。当然ながら、優先度の比較的高いセカンダリACのデータを集約するか、或いは優先度の比較的低いセカンダリACのデータを集約するかに関わらず、現在のセカンダリACの優先度が比較的高いTIDに対応するデータは、集約時に最初に集約されてよい。
【0092】
ステーションが現在のTXOP内に第1の集約データを伝送した後、第1の集約データはプライマリACのデータの最後のMPDUを含むので、これは、ステーションが現在のTXOP内に、プライマリACのデータの全部の伝送を完了したことを示す。
【0093】
S402.プライマリACのデータの伝送が完了した後、ステーションが、TXOPに残り時間があるか否かを決定する。
【0094】
このステップでは、留意すべきこととして、プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションが現在のTXOPに残り時間があるか否かを決定することは、具体的には、第1の集約データの伝送が完了した後、ステーションが現在のTXOPに依然として残り時間があるか否かを決定することである。
【0095】
S403.プライマリACのデータの伝送が完了した後、ステーションがTXOPに残り時間があると決定した場合、ステーションが、残り時間内に第2の集約データを伝送する。第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む。
【0096】
具体的には、第1の集約データの伝送が完了した後、ステーションがまだTXOPに残り時間があると決定した場合、ステーションは、残り時間内に第2の集約データを伝送してよい。任意に、第2の集約データを取得するための集約時、ステーションは、ステーションによって許容される最大伝送長に従って、任意の2つのセカンダリACのデータを集約し、次に集約データを伝送されてよい。集約によって得られる第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータの最後のMPDUを含む必要がある。或いは、より詳細な視点から、第2の集約データが、少なくとも1つのセカンダリACにおける2つのTIDに対応するデータの最後のMPDUを含むことが理解される。図9では、セカンダリAC1は全てのセカンダリACの中で最も優先度が高く、セカンダリAC2の優先度はセカンダリAC1の優先度よりも低い。
【0097】
任意に、ステーションは、代替として、現在の残りのセカンダリACの優先順位を決定し、優先順位の高い順に、ステーションによって許容される最大伝送長に従って、データ集約を実行してよい。この方式で得られる第2の集約データは、優先度が最も高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUを含む必要がある。或いは、より詳細な視点から、第2の集約データが、第3のセカンダリACの2つのTIDに対応するデータの最後のMPDUを含むことが理解される。任意に、ステーションは、ステーションによって許容される最大伝送長に従って、第3のセカンダリACのデータと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを集約してよい。ここで、第3のセカンダリACのデータとその他のセカンダリACのデータとの集約時、第3のセカンダリACと任意の優先度の他のセカンダリACのデータが集約されてもよいし、他のセカンダリACの優先順位に従ってデータ集約が実行されてもよい。任意に、他のセカンダリACのデータの集約時、セカンダリACの比較的優先度の高いTIDに対応するデータが最初に集約されてよい。
【0098】
代替として、S403は更に、ステーションが、残り時間内に第3の集約データを送信するステップであってよい。第3の集約データは、セカンダリACの比較的優先度の高いTIDに対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む。
【0099】
具体的には、ステーションは、代替として、セカンダリACの異なるTIDに対応するデータを集約してよい。つまり、セカンダリACのデータの長さは、ステーションによって許容される最大伝送長を超える。この場合、集約時、ステーションは、セカンダリACの優先度の高いTIDに対応するデータを優先的に集計し、次に、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータを集約してよい。1回の伝送時、優先度の高いTIDに対応する全てのデータの伝送が完了することを保証するために、得られた第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いTIDに対応するデータの最後のMPDUと、ACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む必要がある。留意すべきこととして、該集約方式はプライマリACにも適用可能である。すなわち、プライマリACのデータの長さがステーションによって許容される最大伝送長を超えると、集約時、ステーションは、プライマリACの優先度の高いTIDに対応するデータを優先的に集計し、次に、プライマリACの優先度の低いTIDに対応するデータを集約してよい。
【0100】
結論として、本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、1つ以上のACのデータが集約され、伝送される。したがって、現在のTXOP内の送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量が低減されるので、ステーションは、現在のTXOP内に1つ以上のACのデータを最大限に伝送することができ、これにより、ステーションのデータ伝送効率が改善され、チャネルリソースが低減される。
【0101】
図10は、本発明の実施形態に係る第3のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。本実施形態では、ステーションは非APステーションである。本実施形態は、複数の非APシステムが、APによって配信されるTFに従ってマルチユーザアップリンク伝送を実行するという具体的なプロセスを提供する。ここで、マルチユーザアップリンク伝送は、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、略称OFDMA)又はマルチユーザ多入力多出力(Multi-User Multiple-Input Multiple-Output、略称MU-MIMO)モードで実行されてよい。留意すべきこととして、上述のプロセスは非APステーションの実行プロセスである。全ての非APステーションの実行プロセスは同じである。本実施形態では、TFは1つのACの識別子を搬送する。
【0102】
図2に示される実施形態に基づき、S101の前に、本方法は更に以下のステップを含んでよい。
【0103】
S501.ステーションが、プライマリACの識別子を搬送し且つAPによって送信されるトリガフレーム(Trigger Frame、略称TF)を受信する。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0104】
本実施形態では、理解されるべきこととして、APは複数のACの識別子を含み、ステーションも複数のACの識別子を含む。既存のIEEE802.11規格を例として用いる。APの複数のACの識別子は、それぞれAC_VO、AC_Vi、AC_BE、AC_BKである。ステーションの複数のACの識別子も、それぞれAC_VO、AC_Vi、AC_BE、AC_BKである。
【0105】
具体的には、APは、最初にステーションにTFを送信する。TFは、プライマリACの識別子を搬送して、この識別子を伴うACのデータが現在集約される必要があることをステーション(すなわち非APステーション)に通知する。例えば、最初に送信されたTFによって搬送されるプライマリACの識別子がAC_VOであると仮定すると、非APステーションのAC_VOを伴うACのデータが現在集約される必要があることを、非APステーションに通知することを意味する。
【0106】
S502.ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定する。プライマリACの送信対象データがある場合、S503が実行される。プライマリACの送信対象データがない場合、S504が実行される。
【0107】
S503.プライマリACの送信対象データがある場合、ステーションが、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得する。
【0108】
S101は、具体的には、ステーションが、TXOP内に、第4の集約データをAPに送信するステップであってよい。
【0109】
具体的には、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあると決定したとき、ステーションは、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得する。任意に、第4の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。任意に、ステーションのプライマリACの全てのデータの長さの合計が許容される最大伝送長に等しいと仮定すると、第4の集約データは、プライマリACの他のデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含んでよい。任意に、ステーションのプライマリACの全てのデータの長さの合計が許容される最大伝送長を超えると仮定すると、第4の集約データは、プライマリACの優先度の高いTIDに対応するデータの最後のMPDUと、プライマリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含んでよい。加えて、プライマリACの優先度の低いTIDに対応する残りのデータについては、ステーションは、優先度の低いTIDに対応する残りのデータと、他のセカンダリACのデータとを集約してよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0110】
加えて、留意すべきこととして、毎回APによって配信されるTFは、ステーションのアップリンク伝送に対応する。APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成る場合、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられる。つまり、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成る場合、APに、現在のプライマリACの識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。任意に、各ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含む。指示フィールドは、ステーションのACの送信対象データがあるか否かを示すことができる。APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ集約データの指示フィールドが1である(ここで、指示フィールド1は、APのプライマリACの送信対象データが依然として存在することを示す)とき、指示フィールドは、APに、プライマリACの識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示するのに用いられ、よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータの集約を継続する。次のアップリンク伝送時、プライマリACのデータの長さが許容される最大伝送長に達しない場合、プライマリACの最後のMPDUの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが集約され続けてよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。任意に、指示フィールドはMore dataフィールドであってよい。
【0111】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。つまり、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、APに、セカンダリACの識別子を次に配信されるTFに付加するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、セカンダリACのデータを集約することができる。任意に、各ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含む。指示フィールドは、ステーションのACの送信対象データがあるか否かを示すことができる。APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データのうち、プライマリACのデータを含む、集約データの全ての指示フィールドが0であるとき(ここで、指示フィールド0は、APのプライマリACの送信対象データがないことを示す)、指示フィールドは、ステーションが次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約できるように、APに、セカンダリACの識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示するのに用いられる。次のアップリンク伝送時、セカンダリACのデータの長さが許容される最大伝送長に達しない場合、セカンダリACの最後のMPDUの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが集約され続けてよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。任意に、指示フィールドはMore dataフィールドであってよい。
【0112】
任意に、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられてよい。つまり、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFに、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACの識別子を付加するように指示するのに用いられる。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、セカンダリACのデータを集約することができる。次のアップリンク伝送時、セカンダリACのデータの長さが許容される最大伝送長に達しない場合、セカンダリACの最後のMPDUの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが集約され続けてよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0113】
任意に、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられてよい。つまり、指示フィールドは、APに、最も優先度の高いセカンダリACの識別子を次に配信されるTFに付加するように指示するのに用いられる。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約することができる。次のアップリンク伝送時、セカンダリACのデータの長さが許容される最大伝送長に達しない場合、セカンダリACの最後のMPDUの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが集約され続けてよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0114】
S504.ステーションが、少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約する。
【0115】
任意に、ステーションが、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、ステーションは、任意の1つ以上のセカンダリACのデータを集約してもよいし、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータと、他のセカンダリACのデータとを集約してもよいし、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータと、他のセカンダリACのデータとを集約してもよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0116】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、マルチユーザアップリンク伝送シナリオが記述される。すなわち、現在のTXOP内に、各非APステーションは、APからのTFに従って、次のアップリンク伝送時に集約されるACのタイプを決定し、対応するタイプのACのデータを集約し、APに、集約により得られた集約データを伝送することができる。このように、TXOPの時間はより十分に利用され、送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量がデータ集約によって低減され、これにより、チャネルリソースが低減し、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0117】
図11は、本発明の実施形態に係る第4のデータ伝送方法実施形態の概略フローチャートである。本実施形態では、ステーションは非APステーションである。本実施形態は、複数の非APステーションが、APによって配信されるTFに従ってマルチユーザアップリンク伝送を実行するという、具体的なプロセスを提供する。留意すべきこととして、図10と同様に、上述プロセスは非APステーションの実行プロセスである。全ての非APシステムの実行プロセスは同じである。本実施形態では、TFはACの識別子を搬送してよく、或いは複数のACの識別子を搬送してよい。
【0118】
図2に示される実施形態に基づき、S101の前に、本方法は更に以下のステップを含んでよい。
【0119】
S601.ステーションが、APに第1のメッセージを送信する。第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってステーションにトリガフレーム(TF)を送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられる。
【0120】
具体的には、各ステーションは、第1のメッセージをAPに送信して、APに、ステーションのACの一時記憶データの状態を通知する。つまり、APに、現在、ステーションの特定のACの送信対象データがあることと、ステーションの特定のACの送信対象データがないこととを通知する。任意に、各ステーションは更に、ステーションの現在の全てのACの一時記憶データのサイズ及び優先度などを、APに通知してよい。
【0121】
S602.ステーションが、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信する。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0122】
具体的には、各ステーションによって送信された第1のメッセージを受信すると、APは、ステーションの各ACの送信対象データの状態を把握し、状態に従って、TXOPが競合される特定の識別子を伴うACを決定し、該識別子を伴うACをプライマリACとして用い、プライマリACの識別子をTFに付加し、TFを各ステーションに送信する。よって、ステーションは、TF内のプライマリACの識別子に従って、該識別子に対応する、ステーションのACのデータを集約する。例えば、2つのステップがあると仮定する。2つのステーションの両方は、第1のメッセージを用いてAPに、ステーションについて、AC_VOの送信対象データがあり、AC_Viの送信対象データがあり、AC_BEの送信対象データがなく、AC_BKの送信対象データがないことを示す。この場合、APは、2つの第1のメッセージに従ってAC_VOのためにTXOPについて競合し、AC_VOをプライマリACとして用いる。したがって、APはAC_VO(AC_VOは実際には識別子である)をTFに付加し、TFを2つのステーションに送信するので、2つのステーションは、2つのステーションのAC_VOのデータを集約することができる。言い換えると、各ステーションのACの送信対象データがあるとき、APは、ACのためにTXOPについて競合し、ACをプライマリACとして用い、ACの識別子をTFに付加して、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示してよい。任意に、一部のステーションのACの送信対象データがあり、他のステーションのACの送信対象データがないとき、APは、ACのためにTXOPについて競合し、ACをプライマリACとして用い、ACの識別子及び他のセカンダリACの識別子をTFに付加して、ステーションに、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約するように指示してよい。識別子は1つ以上存在してよく、それぞれのセカンダリACは1つの識別子に対応する。
【0123】
S603.ステーションが、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得する。
【0124】
S101は、具体的には、ステーションが、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するステップであってよい。
【0125】
TFがプライマリACの識別子のみを搬送すると仮定する。プライマリACのデータの長さが許容される最大伝送長に達しない場合、プライマリACの最後のMPDUの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが引き続き集約されて、第5の集約データが取得されてよい。プライマリACのデータの長さが許容される最大伝送長を超える場合、ステーションは最初にプライマリACの優先度の高いTIDに対応するデータを集約し、次に、プライマリACの優先度の低いTIDに対応するデータを集約して、第5の集約データを取得してよい。加えて、プライマリACの優先度の低いTIDに対応する残りのデータについては、ステーションは、優先度の低いTIDに対応する残りのデータと、その他のセカンダリACのデータとを集約してよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0126】
TFがプライマリACの識別子と任意のセカンダリACの識別子とを搬送すると仮定する。プライマリACのデータ及び任意のセカンダリACのデータの長さの合計が許容される最大伝送長に達しない場合、これらのACのデータの集約が完了した後、他のセカンダリACのデータが引き続き集約されて、第5の集約データが取得されてよい。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0127】
言い換えると、第5の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含んでよい。任意に、ステーションのプライマリACの全てのデータの長さの合計が許容される最大伝送長に等しいと仮定されると、第5の集約データは、プライマリACの他のデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含んでよい。任意に、ステーションのプライマリACの全てのデータの長さの合計が許容される最大伝送長を超えると仮定すると、第5の集約データは、プライマリACの優先度の高いTIDに対応するデータの最後のMPDUと、プライマリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含んでよい。
【0128】
加えて、留意すべきこととして、毎回APによって配信されるTFは、ステーションの1つのアップリンク伝送に対応する。任意に、各ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含んでよい。指示フィールドは、ステーションのACの送信対象データがあるか否かを示してよい。指示フィールド1は、ステーションのACの送信対象データがあることを示し、指示フィールド0は、ステーションのACの送信対象データがないことを示す。当然ながら、指示フィールドの値0と1の意味の交換も、本特許の解決策に適用可能である。1つの集約データが複数のACのデータを含むとき、複数の指示フィールドが含まれてよい。各指示フィールドは、対応するACの送信対象データがあるか否かを示すために用いられる。例えば、指示フィールド0はAC0に対応し、指示フィールド1はAC1に対応する。これは、ステーションのAC0の送信対象データがなく、ステーションのAC1の送信対象データがあることを示す。
【0129】
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ全ての集約データの指示フィールドが1である(ここで、指示フィールド1は、各ステーションのプライマリACの送信対象データが依然として存在することを示す)とき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられる。つまり、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ全ての集約データの指示フィールドが1であるとき、APに、現在のプライマリACの識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。任意に、各ステーションによって伝送される全ての集約データは、代替として、指示フィールドを含まなくてよい。この場合、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成るとき、APに、現在のプライマリACの識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータの集約を継続することができる。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0130】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0である(ここで、指示フィールド0は、ステーションのプライマリACの送信対象データがないことを示す)とき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1である(ここで、指示フィールド1は、別のステーションのプライマリACの送信対象データが依然として存在することを示す)とき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータの集約、又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を継続するように指示するように指示するのに用いられる。言い換えると、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、APに、現在のプライマリACの識別子又は現在のプライマリACの識別子と任意のセカンダリAC(任意のセカンダリACは、送信対象データに対応する、STAのセカンダリACである)の識別子とを、次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータを集約し、又は、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータとを集約する。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0131】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1である(ここで、指示フィールド1は、ステーションのプライマリACの送信対象データが依然として存在することを示す)とき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータの集約、又は、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を継続するように指示するように指示するのに用いられる。つまり、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、APに、プライマリACの識別子、又はプライマリACの識別子及び任意のセカンダリAC(任意のセカンダリACは、送信対象データに対応する、STAのセカンダリACである)の識別子を、次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータを集約し、また、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約する。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0132】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0である(ここで、指示フィールド0は、ステーションのプライマリACの送信対象データがないことを示す)とき、又は、どの集約データもプライマリACのデータを含まないとき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。言い換えると、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、又は、どの集約データもプライマリACのデータを含まないとき、APに、任意のセカンダリAC(任意のセカンダリACは、送信対象データに対応する、STAのセカンダリACである)の識別子を次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、セカンダリACのデータを集約する。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0133】
各ステーションによって伝送された集約データのいずれも指示フィールドを含まないとき、代替として、APは、配信されたTFに対応するACの識別子を付加するように指示されてよい。詳細については、以下のいくつかの任意の方式を参照することができる。
【0134】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションが、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。言い換えると、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、APに、プライマリACの識別子及び任意のセカンダリAC(任意のセカンダリACは、送信対象データに対応する、STAのセカンダリACである)の識別子を、次に配信されるTFに付加することを継続するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約する。具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0135】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、現在のアップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。言い換えると、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、APに、1つ以上のセカンダリAC(セカンダリACは、送信対象データに対応する、STAのセカンダリACである)の識別子を次に配信されるTFに付加するように指示することに相当する。よって、ステーションは、次のアップリンク伝送時に、1つ以上のセカンダリACのデータを集約する.具体的なデータ集約方式については、上述の第2の実施形態の記述を参照することができる。ここでは詳細の説明を省略する。
【0136】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、マルチユーザアップリンク伝送シナリオが記述される。すなわち、現在のTXOP内に、各非APステーションは、APからのTFに従って、次のアップリンク伝送時に集約されるACのタイプを決定し、対応するタイプのACのデータを集約し、APに、集約により得られた集約データを伝送することができる。このように、TXOPの時間はより十分に利用され、送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量がデータ集約によって低減され、これにより、チャネルリソースが低減し、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0137】
本発明の実施形態はデータ伝送方法を提供する。本実施形態では、ステーションはAPである。本実施形態は、マルチユーザダウンリンク伝送時のAPの複数のACのデータの集約プロセスを提供する。マルチユーザダウンリンク伝送時、APは、複数の非APシステムにデータを伝送する。伝送時にはタイムアライメントが必要となる。つまり、伝送は同時に開始して同時に終了する必要がある。本実施形態では、APが全ての非APステーションに伝送するデータは、集約データであってよい。1回のマルチユーザダウンリンク伝送時、同時に伝送される集約データは集約データ単位にグループ化される。ステーションは、現在のTXOP内に1つ以上の集約データ単位を伝送する。各集約データ単位は、同時に伝送される1つ以上の集約データを含む。
【0138】
留意すべきこととして、APの各ACは、非APステーションの異なる一時記憶データに対応してよい。非APステーションを例として用いる。
【0139】
APのプライマリACとセカンダリACの両方が、非APステーションの一時記憶データに対応すると仮定する。集約データを非APステーションに送信する前、APはまず、APによって一時的に記憶され且つプライマリACに対応する非APステーションのデータを集約する。集約データの長さが許容される最大伝送長に達さないとき、APは次に、APによって一時的に記憶され且つセカンダリACに対応する非APステーションのデータを集約する。言い換えると、APが集約データを非APステーションに送信する前に、プライマリAC及びセカンダリACのデータ集約時に、集約データは、プライマリACに対応する、非APステーションの一時記憶データの最後のMPDUを含む必要がある。
【0140】
APのプライマリACのみが非APステーションの一時記憶データに対応すると仮定する。集約データを非APステーションに送信する前に、APは、プライマリACの優先度の高いTID及び優先度の低いTIDに対応する、非APステーションの一時記憶データを順次集約してよい。
【0141】
APのプライマリACが非APステーションの一時記憶データに対応しないが、セカンダリACが非APステーションの一時記憶データに対応すると仮定すると、APが集約データを非APステーションに送信するときには2つのケースがある。第1のケースは以下のとおりである。すなわち、セカンダリACのデータの長さが許容される最大伝送長に等しい場合、集約データを非APステーションに送信する前に、APは、セカンダリACの優先度の高いTID及び優先度の低いTIDに対応する、非APステーションの一時記憶データを順次集約してよい。つまり、セカンダリACについてデータ集約が実行されるとき、集約データは、APのセカンダリACの優先度の高いTIDに対応する、非APステーションの一時記憶データの最後のMPDUを含む必要がある。第1のケースは以下のとおりである。すなわち、セカンダリACのデータの長さが許容される最大伝送長に等しくない場合、集約データを非APステーションに送信する前に、APはまず、セカンダリACに対応する、非APステーションの一時記憶データを集約してよい。集約データの長さが許容される最大伝送長に達しないとき、APは、APによって一時的に記憶され且つ他のセカンダリACに対応する非APステーションのデータを集約する。つまり、APが集約データを非APステーションに送信する前に、セカンダリACのデータの集約時、集約データは、任意のセカンダリACに対応する、非APステーションの一時記憶データの最後のMPDUを含む。
【0142】
APによって実行される1回のダウンリンク伝送では、複数のステーションの集約データが集約データ単位を形成する。集約データ単位が、全体がプライマリACのデータから成る1つ以上の第6の集約データを含むとき、第7の集約データの長さと第8の集約データの長さは共に第6の集約データの長さよりも大きくない。集約データ単位における第7の集約データは、プライマリACのデータと、少なくとも1つのセカンダリACのデータとを含み、集約データ単位における第8の集約データは、全体がセカンダリACのデータから成る。第7の集約データは、プライマリACに対応する、非APステーションの一時記憶データの最後のMPDUを含む。
【0143】
集約データ単位が第6の集約データを含まないが第7の集約データの1つ以上を含むとき、第8の集約データの長さは、全ての第7の集約データのうち最大長を有する第7の集約データの長さよりも大きくない。
【0144】
集約データ単位に第6の集約データと第7の集約データが含まれていないとき、任意の他の第8の集約データの長さは、少なくとも1つのセカンダリACのうち最も優先度の高いセカンダリACのデータを含む第8の集約データの長さよりも大きくない。
【0145】
図12に示される第5の概略データ伝送図を参照すると、集約データ単位1の例では、集約データ単位1は3つの集約データを含み、その中には、全体がプライマリACのデータから成る集約データセット3が含まれる。各集約データは、1つの非APステーションに対応する。集約データ1は第8の集約データであり、集約データ2は第7の集約データであり、集約データ3は第6の集約データである。図12から、第7の集約データの長さと第8の集約データの長さが第6の集約データの長さよりも小さいことが分かる。集約データ単位2については、集約データ単位2は3つの集約データを含み、第6の集約データを含まない。この場合、図12から、第8の集約データの長さは第7の集約データの長さよりも小さいことが分かる。集約データ単位3については、セカンダリAC1の優先度が最も高く、集約データ単位3は第6の集約データ及び第7の集約データを含まず、第8の集約データのみを含む。この場合、図12から、任意の他の第8の集約データの長さが、セカンダリAC1のデータを含む第8の集約データよりも大きくないことが分かる。
【0146】
本発明の本実施形態において提供されるデータ伝送方法によれば、マルチユーザアップリンク伝送シナリオが記述される。すなわち、現在のTXOP内に、APは、対応する集約データを複数の非APステーションに伝送することができる。このように、TXOPの時間はより十分に利用され、送信対象の確認応答フレームとフレーム間間隔の量がデータ集約によって低減され、これにより、チャネルリソースが低減し、ステーションのデータ伝送効率が改善される。
【0147】
当業者であれば理解できるように、方法実施形態のステップの全部又は一部は、関連ハードウェアに指示するプログラムによって実現されてよい。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。プログラムが実行されると、方法実施形態のステップが実行される。上述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
【0148】
図13は、本発明の実施形態に係る第1のステーション実施形態の概略構造図である。図13に示されるステーションの機能の一部又は全部は、ソフトウェアの形態で実現されてもよいし、ソフトウェア及びハードウェアの形態で実現されてもよい。図13に示されるように、ステーションは、送受信モジュール10及び第1の決定モジュール11を備えてよい。
【0149】
送受信モジュール10は、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される。ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む。
【0150】
第1の決定モジュール11は、プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションにより、TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成される。
【0151】
送受信モジュール10は更に、第1の決定モジュール11がTXOPに残り時間があると決定したとき、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成される。
【0152】
図13において、送受信モジュール10は、送受信機能を有する送受信チップ又は送受信回路であってもよいし、送受信機能及び部分処理機能を有する送受信チップ又は送受信回路であってもよい。部分処理機能は、変調、復調、符号化、復号化、スクランブリング、デスクランブルなどの機能を含む。第1の決定モジュール11は、処理機能を有する対応するプログラムがロードされたプロセッサ又はマイクロプロセッサであってよい。
【0153】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第1の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第1の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0154】
任意に、送受信モジュール10が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュール10が、具体的には、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、残り時間内に、優先順位の高い順に、第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0155】
任意に、送受信モジュール10が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュール10が、具体的には、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含む。第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。更に、送受信モジュール10が具体的には残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュール10が、具体的には、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。
【0156】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第1の方法実施形態の2つの可能な実施を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第1の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0157】
任意に、送受信モジュール10が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信モジュール10が、具体的には、TXOP内にステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含む。第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む。
【0158】
送受信モジュール10が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信モジュール10が、具体的には、残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含む。第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む。
【0159】
更に、送受信モジュール10が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信モジュール10が、具体的には、残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成されることを含む。第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む。
【0160】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第2の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第2の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0161】
図14は、本発明の実施形態に係る第2のステーション実施形態の概略構造図である。図13に示される実施形態に基づいて、ステーションは更に、第2の決定モジュール12及び第1の集約モジュール13を備えてよい。
【0162】
送受信モジュール10は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成される。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0163】
第2の決定モジュール12は、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定するように構成される。
【0164】
第1の集約モジュール13が、第2の決定モジュール12がプライマリACの送信対象データがあると決定したとき、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得するように構成される。
【0165】
送受信モジュール10が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信モジュール10が、具体的には、TXOP内に第4の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0166】
更に、第4の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0167】
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成る場合、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0168】
更に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データのうち、プライマリACのデータを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0169】
更に、指示フィールドが、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
又は、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、を含む。
【0170】
任意に、第1の集約モジュール13は更に、第2の決定モジュール12がプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0171】
更に、第1の集約モジュール13は、具体的には、第2の決定モジュール12が、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、第2の決定モジュール12が、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0172】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第3の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第3の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0173】
図15は、本発明の実施形態に係る第3のステーション実施形態の概略構造図である。図13に示される実施形態に基づいて、ステーションは更に、第2の集約モジュール14を備えてよい。
【0174】
送受信モジュール10は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信するように構成される。第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってトリガフレーム(TF)をステーションに送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられる。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0175】
第2の集約モジュール14は、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得するように構成される。
【0176】
送受信モジュール10が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信モジュール10が、具体的には、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0177】
更に、第5の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0178】
任意に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含む。APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ全ての集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの集約データもプライマリACのデータを含まないとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0179】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成るとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションが、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0180】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第4の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第4の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0181】
図16は、本発明の実施形態に係る第4のステーション実施形態の概略構造図である。図16に示されるように、ステーションは、送受信部20及びプロセッサ21を備えてよい。
【0182】
送受信部20は、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成される。ステーションの送信対象データは、プライマリACのデータ及び少なくとも1つのセカンダリACのデータを含む。
【0183】
プロセッサ21は、プライマリACのデータの送信が完了した後、ステーションにより、TXOPに残り時間があるか否かを決定するように構成される。
【0184】
送受信部20は更に、プロセッサ21がTXOPに残り時間があると決定したとき、残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成される。
【0185】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第1の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第1の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0186】
任意に、送受信部20が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信部20が、具体的には、ステーションの第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACの優先順位を決定し、残り時間内に、優先順位の高い順に、第1のセカンダリACグループ内の第1のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。第1のセカンダリACグループは少なくとも1つの第1のセカンダリACを含み、第1のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
【0187】
任意に、送受信部20が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信部20が、具体的には、少なくとも1つのセカンダリACから、優先度がプライマリACの優先度よりも高い第2のセカンダリACグループを決定し、残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることを含む。第2のセカンダリACグループは少なくとも1つの第2のセカンダリACを含み、第2のセカンダリACは送信対象データに対応するセカンダリACである。
更に、送受信部20が具体的には残り時間内に第2のセカンダリACグループのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部20が、具体的には、第2のセカンダリACグループ内の各第2のセカンダリACの優先度を決定し、残り時間内に、第2のセカンダリACの優先度の高い順に、第2のセカンダリACのデータを順次伝送するように構成されることを含む。
【0188】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第1の方法実施形態の2つの可能な実施を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第1の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0189】
任意に、送受信部20が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部20が、具体的には、TXOP内にステーションの第1の集約データを伝送するように構成されることを含む。第1の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む。
【0190】
送受信部20が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信部20が、具体的には、残り時間内に第2の集約データを伝送するように構成されることを含む。第2の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高い第3のセカンダリACのデータの最後のMPDUと、第3のセカンダリAC以外のセカンダリACのデータとを含む。
【0191】
更に、送受信部20が残り時間内に少なくとも1つのセカンダリACのデータを伝送するように構成されることは、送受信部20が、具体的には、残り時間内に第3の集約データを伝送するように構成されることを含む。第3の集約データは、セカンダリACの優先度の高いトラフィック識別子(TID)に対応するデータの最後のMPDUと、セカンダリACの優先度の低いTIDに対応するデータの少なくとも1つのMPDUとを含む。
【0192】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第2の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第2の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0193】
任意に、送受信部20は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、プライマリACの識別子を搬送し無線アクセスポイント(AP)によって送信されたトリガフレーム(TF)を受信するように構成される。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0194】
プロセッサ21は更に、TFの指示に従って、プライマリACの送信対象データがあるか否かを決定し、プライマリACの送信対象データがあると決定したとき、プライマリACのデータを集約して第4の集約データを取得するように構成される。
【0195】
送受信部20が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部20が、具体的には、TXOP内に第4の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0196】
更に、第4の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0197】
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成る場合、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0198】
更に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含み、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データの指示フィールドが1であるとき、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を継続するように指示することを継続するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データのうち、プライマリACのデータを含む集約データの全ての指示フィールドが0であるとき、指示フィールドは、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0199】
更に、指示フィールドが、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられることは、具体的には、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、
又は、
指示フィールドが、APに、次に送られるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられること、を含む。
【0200】
任意に、プロセッサ21は更に、プライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0201】
更に、プロセッサ21は、具体的には、TFの指示に従ってプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、優先度がプライマリACの優先度よりも高いセカンダリACのデータを集約するように構成され、又は、TFの指示に従ってプライマリACの送信対象データがないと決定したとき、少なくとも1つのセカンダリACの中で最も優先度の高いセカンダリACのデータを集約するように構成される。
【0202】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第3の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第3の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0203】
任意に、送受信部20は更に、現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送する前に、無線アクセスポイント(AP)に第1のメッセージを送信し、プライマリACの識別子を搬送しAPによって送信されたTFを受信するように構成される。第1のメッセージは、APが第1のメッセージに従ってトリガフレーム(TF)をステーションに送信できるように、APに対して、ステーションの各ACの送信対象データがあるか否かを示すのに用いられる。TFは、ステーションにプライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる。
【0204】
プロセッサ21は更に、TFに従ってプライマリACのデータを集約して、第5の集約データを取得するように構成される。
【0205】
送受信部20が現在の伝送機会(TXOP)内にステーションのプライマリACのデータを伝送するように構成されることは、
送受信部20が、具体的には、TXOP内に第5の集約データをAPに送信するように構成されることを含む。
【0206】
更に、第5の集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、プライマリACのデータの最後のMPDUとを含む。
【0207】
任意に、ステーションによって伝送される全ての集約データは指示フィールドを含む。APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ全ての集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含まないとき、また、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが1であるとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約又はプライマリACのデータ及びセカンダリACのデータの集約を指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データがプライマリACのデータを含み、且つプライマリACのデータを含む集約データの指示フィールドが0であるとき、若しくは、どの集約データもプライマリACのデータを含まないとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに次のアップリンク伝送時にセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0208】
任意に、APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データ全体がプライマリACのデータから成るとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時にプライマリACのデータの集約を指示することを継続することを指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データにおいて、少なくとも1つの集約データ全体がプライマリACのデータから成り、且つ少なくとも1つの集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションが、次のアップリンク伝送時に、プライマリACのデータ及びセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられ、
又は、
APによって送られた任意の1回のTFに対応するアップリンク伝送では、各ステーションによって伝送される全ての集約データがセカンダリACのデータを含むとき、アップリンク伝送は、APに、次に配信されるTFにおいて、ステーションに、次のアップリンク伝送時に1つ以上のセカンダリACのデータを集約するように指示するように指示するのに用いられる。
【0209】
本発明の本実施形態で提供されるステーションは、第4の方法実施形態を実行することができる。その実施原理及び技術的効果は、第4の方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0210】
上述の実施形態で述べられたように、本発明の実施形態における非APステーションは、無線通信チップ、無線センサ又は無線通信端末であってよい。したがって、非APステーションが携帯電話であることを例として用いる。図17は、本発明の実施形態において提供される端末として用いられる携帯電話の部分構造のブロック図を示す。図17を参照すると、携帯電話は、無線周波数(Radio Frequency、RF)回路1110、メモリ1120、入力部1130、表示部1140、センサ1150、可聴周波数回路1160、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)モジュール1170、プロセッサ1180及び電源1190を含む。当業者であれば理解できるように、図17に示される携帯電話の構造は携帯電話に限定されず、携帯電話は、図に示されるものよりも多いか或いは少ない構成要素、一部の構成要素の組合わせ、又は異なる配置の構成要素を含んでよい。
【0211】
以下、図17を参照して、携帯電話の各構成部を詳細に説明する。
【0212】
RF回路1110は、情報の受信及び送信プロセス又は呼プロセスにおいて信号を受信及び送信するように構成されてよく、特に、基地局のダウンリンク情報を受信した後、処理のためにダウンリンク情報をプロセッサ1180に送信し、加えて、アップリンクデータを基地局に送信するように構成されてよい。一般に、RF回路は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、送受信部、カプラ、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier、LNA)及びデュプレクサを含むが、これに限定されない。加えて、RF回路1110は、無線通信により、ネットワーク及び別のデバイスと通信してもよい。無線通信の場合、GSM(Global System for Mobile Communications)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)など、任意の通信規格又はプロトコルが用いられてよい。
【0213】
メモリ1120は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するように構成されてよい。プロセッサ1180は、メモリ1120に記憶されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、携帯電話の各種アプリケーション機能及びデータ処理を実行する。メモリ1120は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムや、少なくとも1つの機能(音声再生機能や画像表示機能など)に必要とされるアプリケーションプログラムなどを記憶することができる。データ記憶領域は、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ(音声データや電話帳など)を記憶することができる。加えて、メモリ1120は高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、更に、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、或いは別の揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含んでよい。
【0214】
入力部1130は、入力された数字又は文字の情報を受信し、携帯電話1100のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するように構成されてよい。具体的には、入力部1130は、タッチパネル1131及び別の入力デバイス1132を含んでよい。タッチパネル1131は、タッチ画面とも呼ばれ、ユーザがタッチパネル1131上又はその付近でおこなったタッチ操作(ユーザが、タッチパネル1131上又はタッチパネル1131付近で、指やスタイラスなどの任意の適切な物体や付属品を用いておこなう操作など)を受け付け、予め設定されたプログラムに従って、対応する接続装置を駆動することができる。任意に、タッチパネル1131は、タッチ検出装置とタッチコントローラの2つの部分を含んでよい。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向を検出し、タッチ操作によって生成された信号を検出し、その信号をタッチコントローラに送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報を接触座標に変換し、接触座標をプロセッサ1180に送信し、プロセッサ1180によって送信されたコマンドを受信し、コマンドを実行する。加えて、タッチパネル1131は、抵抗型、容量型、赤外線型、表面弾性波型などの複数のタイプを用いて実現することができる。入力部1130は、タッチパネル1131の他に、別の入力デバイス1132を含んでよい。具体的には、別の入力デバイス1132は、物理キーボード、ファンクションキー(音量調節キーやオン/オフキーなど)、トラックボール、マウス、ジョイスティックのうち1つ以上を含んでよいが、これに限定されない。
【0215】
表示部1140は、ユーザによって入力された情報又はユーザに対して提供された情報と、携帯電話の各種メニューを表示するように構成されてよい。表示部1140は、表示パネル1141を含んでよい。任意に、表示パネル1141は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形態で構成されてよい。更に、タッチパネル1131は、表示パネル1141を覆ってよい。タッチパネル1131上又はその付近のタッチ操作を検出した後、タッチパネル1131は、タッチ操作についての情報をプロセッサ1180に送信して、タッチイベントのタイプを決定し、次にプロセッサ1180は、タッチイベントのタイプに従って、対応する視覚出力を表示パネル1141上に提供する。図7において、タッチパネル1131と表示パネル1141とは、携帯電話の入出力機能を実現するための2つの独立した構成要素として用いられている。しかしながら、一部の実施形態では、携帯電話の入出力機能を実現するために、タッチパネル1131と表示パネル1141とは一体化されてよい。
【0216】
携帯電話は更に、光センサ、動きセンサ、その他のセンサなど、少なくとも1つのセンサ1150を備えてよい。具体的には、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含んでよい。周囲光センサは、周囲光の明るさに応じて表示パネル1141の輝度を調整することができ、近接センサは、携帯電話が耳に近付いたときに、表示パネル1141をオフに、且つ/又はバックライトをオフにすることができる。運動センサの一種として、加速度センサは、方向(一般に3軸)における加速度の値を検出することができ、静的な状態で、重力の値及び方向を検出することができ、携帯電話の姿勢(風景モードと人物モードの画面の切り替え、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正など)を識別するアプリケーション、振動識別関連機能(例えば、歩数計やタッピング)のために用いることができる。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなど、携帯電話で構成できるその他のセンサについては、ここでは説明しない。
【0217】
可聴周波数回路1160、スピーカ1161及びマイク1162は、ユーザと携帯電話との間の音声インタフェースを提供することができる。可聴周波数回路1160は、受信された音声データの変換後に得られる電気信号をスピーカ1161に送信し、スピーカ1161は、電気信号を音信号に変換し、音信号を出力する。加えて、マイク1162は、集められた音信号を電気信号に変換し、可聴周波数回路1160は、電気信号を受信して音声データに変換し、音声データを処理のためにプロセッサ1180に出力する。そして、処理された音声データは、例えば、RF回路1110を用いて別の携帯電話に送信され、或いは、音声データは更なる処理のためにメモリ1120に出力される。
【0218】
WiFiは、近距離無線伝送技術に属する。WiFiモジュール1170を用いることにより、携帯電話は、ユーザが電子メールを送受信したり、ウェブページを閲覧したり、ストリーミングメディアにアクセスしたりできるようにすることができる。WiFiモジュール1170は、ユーザにブロードバンドインターネットへの無線アクセスを提供する。図7はWiFiモジュール1170を示しているが、WiFiモジュール1170は携帯電話の必須構成要素ではなく、本発明の本質的範囲を変更することなく、必要に応じて完全に省略することができる。
【0219】
プロセッサ1180は、携帯電話の制御中心であり、様々なインタフェース及び回線を用いて携帯電話全体の全ての部分に接続され、メモリ1120に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動又は実行することにより、また、メモリ1120に記憶されたデータを呼び出すことにより、携帯電話の各種機能及びデータ処理を実行し、携帯電話に対して全体監視をおこなう。任意に、プロセッサ1180は、1つ以上の処理ユニットを含んでよい。好ましくは、プロセッサ1180には、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサが統合されてよい。アプリケーションプロセッサは主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラムなどを処理し、モデムプロセッサは主に無線通信を処理する。モデムプロセッサは、代替として、プロセッサ1180に統合されなくてもよいことが理解できるであろう。
【0220】
携帯電話は更に、全ての構成要素に電力を供給する電源(例えばバッテリ)1190を備える。好ましくは、電源は、電力管理システムを用いて充放電管理や電力消費管理などの機能が実現されるように、電力管理システムを用いてプロセッサ1180と論理的に接続されてよい。
【0221】
携帯電話は更にカメラ1200を備えてよい。カメラは正面カメラであってもよいし、背面カメラであってもよい。図示されていないが、携帯電話は更に、ブルートゥースモジュール、GPSモジュールなどを備えてよい。ここでは詳細は説明しない。
【0222】
本発明の本実施形態では、携帯電話に含まれるプロセッサ1180は、上述のデータ伝送方法実施形態を実行するように構成されてよい。その実施原理及び技術的効果は、上述のデータ伝送方法実施形態のものと同様であり、ここでは詳細の説明を省略する。
【0223】
最後に、留意すべきこととして、上述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は上述の実施形態を参照して詳細に説明されるが、当業者であれば理解できるように、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に記載された技術的解決策に変更をおこなうことができ、或いは、その一部又は全部の技術的特徴に均等置換をおこなうことができるであろう。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【手続補正書】
【提出日】20180720
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステーションが集約データを生成するステップと、
前記ステーションが、伝送機会(TXOP)内に前記集約データを伝送するステップであって、前記集約データは、プライマリACのデータと、少なくとも1つのセカンダリACのデータとを含む、ステップと、
を含むデータ伝送方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つのセカンダリACのデータは、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いACに対応するキャッシュキューに記憶されたデータを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、前記プライマリACの前記データの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
ステーションが集約データを生成するステップの前に、
前記プライマリACについて前記伝送機会を取得するステップ、
を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記集約データはMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)である、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
非APステーションが、プライマリACの識別子を搬送するトリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、前記非APステーションに前記プライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる、ステップと、
非APステーションが集約データを生成するステップであって、前記集約データは、プライマリACのデータと、少なくとも1つのセカンダリACのデータとを含む、ステップと、
前記非APステーションが、伝送機会(TXOP)内に前記集約データを伝送するステップと、
を含むデータ伝送方法。
【請求項7】
前記集約データはMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)である、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
集約データを生成するように構成される生成モジュールと、
伝送機会(TXOP)内に前記集約データを伝送するように構成される伝送モジュールであって、前記集約データは、プライマリACのデータと、少なくとも1つのセカンダリACのデータとを含む、伝送モジュールと、
を備えるステーション。
【請求項9】
前記少なくとも1つのセカンダリACのデータは、優先度が前記プライマリACの優先度よりも高いACに対応するキャッシュキューに記憶されたデータを含む、
請求項8に記載のステーション。
【請求項10】
前記集約データは、少なくとも1つのセカンダリACのデータと、前記プライマリACの前記データの最後の媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MPDU)とを含む、
請求項8又は9に記載のステーション。
【請求項11】
前記プライマリACについて前記伝送機会を取得するように構成される取得モジュール、
を備える、請求項8乃至10のいずれか一項に記載のステーション。
【請求項12】
前記集約データはMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)である、
請求項8乃至11のいずれか一項に記載のステーション。
【請求項13】
非APステーションであって、
プライマリACの識別子を搬送するトリガフレームを受信するように構成される受信モジュールであって、前記トリガフレームは、前記非APステーションに前記プライマリACのデータを集約するように指示するのに用いられる、受信モジュールと、
集約データを生成するように構成される生成モジュールであって、前記集約データは、プライマリACのデータと、少なくとも1つのセカンダリACのデータとを含む、生成モジュールと、
伝送機会(TXOP)内に前記集約データを伝送するように構成される伝送モジュールと、
を備える非APステーション。
【請求項14】
前記集約データはMACプロトコルデータユニット(A−MPDU)である、
請求項13に記載の非APステーション。
【請求項15】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項16】
請求項15に記載のプログラムを記録したコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項17】
請求項6乃至7のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項18】
請求項17に記載のプログラムを記録したコンピュータ可読記憶媒体。
【国際調査報告】