(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019505419
(43)【公表日】20190228
(54)【発明の名称】パンクしたタイヤのような損傷した膨張可能物品の密閉および膨張のための改善された装置
(51)【国際特許分類】
   B29C 73/02 20060101AFI20190201BHJP
【FI】
   !B29C73/02
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】24
(21)【出願番号】2018543358
(86)(22)【出願日】20170215
(85)【翻訳文提出日】20181011
(86)【国際出願番号】AU2017050126
(87)【国際公開番号】WO2017139837
(87)【国際公開日】20170824
(31)【優先権主張番号】2016900554
(32)【優先日】20160217
(33)【優先権主張国】AU
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】518154930
【氏名又は名称】トライデル リサーチ プロプリエタリー リミテッド
【住所又は居所】オーストラリア国,3156 ビクトリア, ファーンツリー ガリー,コーンヒル ストリート 31
(74)【代理人】
【識別番号】100141586
【弁理士】
【氏名又は名称】沖中 仁
(72)【発明者】
【氏名】ダウエル,テレンス
【住所又は居所】オーストラリア国,3156 ビクトリア, ファーンツリー ガリー,コーンヒル ストリート 31
【テーマコード(参考)】
4F213
【Fターム(参考)】
4F213AH20
4F213WA95
4F213WB01
4F213WM01
4F213WM07
(57)【要約】
損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品(例えば、パンクしたタイヤおよび/またはフラットタイヤ)を修理するおよび/または膨張させるための装置は、シーラント組成物を受容し、分与するために保持するための容器、および上記容器に着脱可能に接続可能なコンプレッサーアセンブリを含む。上記容器は、これと関連付けられた、容器から損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品へとシーラント組成物を制御して分与することを可能にするバルブアセンブリを有する。上記容器は、それぞれの第1の位置/構成と第2の位置/構成との間で漸進的にかつ選択的に移動可能である。上記第1の位置/構成において、上記容器は、上記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に平行に配置され、上記第2の位置/構成において、上記容器は、上記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に直角に配置される。上記第1のおよび第2の位置/構成は、それぞれ、上記容器からの上記シーラント組成物を保管および分与する位置に相当する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パンクしたタイヤおよび/またはフラットタイヤのような損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品を修理するおよび/または膨張させるための装置であって、前記装置は、
シーラント組成物を受容し、分与するために保持するための容器;ならびに
前記容器に着脱可能に接続可能なコンプレッサーアセンブリ、
を含み、
ここで前記容器は、これと関連付けられた、前記容器から前記損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品へと、前記シーラント組成物を制御して分与することを可能にするバルブアセンブリを有し;そして
ここで前記容器は、それぞれの第1の位置/構成と第2の位置/構成との間で漸進的にかつ選択的に移動可能であり、前記第1の位置/構成は、前記容器が前記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に平行に配置される場合であり、前記第2の位置/構成は、前記容器が前記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に直角に配置される場合であり、前記第1および第2の位置/構成は、それぞれ、前記容器からの前記シーラント組成物の保管位置および分与位置に相当する、装置。
【請求項2】
前記容器は、一方の末端において閉じられた本体部分を含み、その他方の開放末端から実質的に垂直に延びる首部分を有し、前記容器の前記首部分は、使用中に、前記バルブアセンブリを受容し、着脱可能に保持するように適合される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記バルブアセンブリは、前記容器の前記首部分の内部に着脱可能に配置され、前記コンプレッサーアセンブリと流動接続状態にあるように適合される、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記バルブアセンブリは、前記容器の前記首部分に着脱可能に接続されるように適合される本体を含む、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記本体は、前記容器の前記首部分上にその軸方向の寸法のうちの少なくとも一部に沿って延びる複数のねじスジに相補的な形状の複数のねじスジを含む、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記本体は、成形された刻み目または溝を含み、各々、その内部に密閉手段を受容し、着脱可能に保持するように適合される、請求項4または5に記載の装置。
【請求項7】
密閉手段によってその最上端において密閉される前記本体の上側表面から実質的に垂直に突出する中空部材を含む、請求項4〜6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
前記中空部材は、前記バルブアセンブリと前記容器の前記首部分との間に挟まれた成形挿入部の一部を形成する、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記バルブアセンブリの前記本体は、そこを貫通して延び、そして好ましくはその実質的に中心に、前記中空部材と流動接続状態にある管を有する、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記バルブアセンブリは、これと関連付けられたコネクターアセンブリを有し、前記コネクターアセンブリは回転部材または蝶番部材を含み、前記部材は、これと関連付けられ、前記コネクターアセンブリの閉じた末端を横切って延びる第1の中空チューブおよび第2の中空チューブを有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
前記装置を収容するためのケースのそれぞれの仕切りの反対側から側方に延びるニップルの対を含み、前記ニップルの対のうちの第1のものは、前記コンプレッサーアセンブリに対する着脱可能な接続を可能にし、前記ニップルの対のうちの第2のものは、ホースに対する着脱可能な接続を可能にし、翻って、前記膨張可能物品に着脱可能に接続されることを可能にする、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記容器が前記第1の位置/構成にある場合の前記コンプレッサーの作動は、前記膨張可能物品の膨張または再膨張のために、前記第1の中空チューブを通過して空気が流れることを可能にする、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記容器が前記第2の位置/構成にある場合の前記コンプレッサーの作動は、空気およびシーラント組成物の混合物を、前記容器から前記膨張可能物品へと分与するために、前記第2の中空チューブを通過して空気が流れることを可能にする、請求項10に記載の装置。
【請求項14】
前記バルブアセンブリと関連付けられたコネクターアセンブリは、前記容器の前記首部分へと着脱可能に接続されるように適合された本体を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記本体は、前記容器の前記首部分上にその軸方向の寸法のうちの少なくとも一部に沿って延びる複数のねじスジに相補的な形状の複数のねじスジを含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記コネクターアセンブリの前記本体は、その軸方向に延びる第1の通路を含み、前記第1の通路は、一方の末端において、前記コンプレッサーアセンブリに対する着脱可能な接続を可能にする手段で終わる、請求項14または15に記載の装置。
【請求項17】
前記コネクターアセンブリは、使用中に、前記コネクターアセンブリの前記本体の側方の実質的にチューブ状の延長部と流動接続状態にあるように、第2の通路を含み、ここで前記側方の延長部は、ホースに対する着脱可能な接続を可能にする手段を含み、翻って、前記膨張可能物品に着脱可能に接続されることを可能にする、請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記本体は、成形された刻み目または溝を含み、各々、その内部に密閉手段を受容し、着脱可能に保持するように適合される、請求項14〜17のいずれか1項に記載の装置。
【請求項19】
密閉手段によってその最上端において密閉される前記本体の上側表面から実質的に垂直に突出する中空延長部を含む、請求項14〜18のいずれか1項に記載の装置。
【請求項20】
前記中空延長部は、前記バルブアセンブリと前記容器の前記首部分との間に挟まれた成形挿入部の一部を形成する、請求項10に記載の装置。
【請求項21】
前記容器が前記第2の位置/構成にある場合の前記コンプレッサーアセンブリの作動は、空気およびシーラント組成物の混合物を、前記容器から前記膨張可能物品へと分与するために、前記第1のおよび第2の通路を通って空気を流動させる、請求項17に記載の装置。
【請求項22】
電子式マイクロコンタクトスイッチのようなスイッチを含み、前記スイッチの作動は、前記コンプレッサーアセンブリを機能させ、そしてそれによって、前記容器が前記第2の位置/構成にある場合にのみ、前記容器からのシーラント組成物の排出を可能にする、請求項1〜21のいずれか1項に記載の装置。
【請求項23】
前記スイッチは、前記容器を前記第2の位置/構成へと動かすことによって作動される、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記バルブアセンブリは、アルミニウム誘導シールを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
【請求項25】
前記コンプレッサーアセンブリは、これと関連付けられた、動力源への接続を可能にする手段を有し、前記接続手段は、巻き取り式コードまたは動力コンジットの形態にあり、前記コードまたはコンジットは、その一方の末端において、電気エネルギー/電力源への接続を可能にするアダプター手段を有する、請求項1〜24のいずれか1項に記載の装置。
【請求項26】
パンクしたタイヤおよび/またはフラットタイヤのような損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品を修理するおよび/または膨張させるためのキットであって、前記キットは、
シーラント組成物を受容し、分与するために保持するための容器;および
前記容器に着脱可能に接続可能なコンプレッサーアセンブリ;
を含み、
ここで前記容器は、これと関連付けられた、前記シーラント組成物を、前記容器から前記損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品へと制御して分与することを可能にするバルブアセンブリを有し;そして
ここで前記容器は、それぞれの第1の位置/構成と第2の位置/構成との間で漸進的にかつ選択的に移動可能であり、前記第1の位置/構成は、前記容器が前記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に平行に配置される場合であり、前記第2の位置/構成は、前記容器が前記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に直角に配置される場合であり、前記第1および第2の位置/構成は、それぞれ、前記容器からの前記シーラント組成物の保管位置および分与位置に相当する、キット。
【請求項27】
前記容器および前記コンプレッサーアセンブリを収容するためのケースを含み、前記ケースは、底部セクションに蝶番式に接続される頂部セクションを含む、請求項26に記載のキット。
【請求項28】
前記頂部セクションは、a)開口部であって、前記開口部を通して前記容器が見られ得る開口部;開口部であって、前記開口部を通して圧力ゲージが見られ得る開口部;前記コンプレッサーアセンブリのオン/オフスイッチを収容するための凹部、のうちの1またはこれより多くを含む、請求項27に記載のキット。
【請求項29】
前記頂部セクションは、空洞または凹部であって、その中に動力源への接続を可能にする手段のアダプター手段を受容するための空洞または凹部を含む、請求項26または27に記載のキット。
【請求項30】
前記ケースの前記頂部セクションは、少なくとも2つの部分へと分割され、前記頂部セクションの前記2つの部分のうちの少なくとも一方は、前記底部セクションへと蝶番式に接続され、前記容器へのアクセスを可能にするために前記容器の上に開放可能である、請求項27〜29のいずれか1項に記載のキット。
【請求項31】
前記ケースの前記底部セクションは、前記膨張可能物品に着脱可能に接続されるホースの少なくとも一部を収容するための凹部を含む、請求項27〜30のいずれか1項に記載のキット。
【請求項32】
前記コンプレッサーアセンブリへの着脱可能な接続およびホースへの着脱可能な接続を可能にし、翻って、前記膨張可能物品に着脱可能に接続されることを可能にするニップルの対を有するクレードルを含む、請求項26〜31のいずれか1項に記載のキット。
【請求項33】
前記バルブアセンブリと関連付けられたコネクターアセンブリは、前記容器の首部分に着脱可能に接続されるように適合された本体を含み、前記コネクターアセンブリは、前記コネクターアセンブリの閉じた末端を横切って延びる第1の中空チューブおよび第2の中空チューブを含み、前記第1のおよび第2の中空チューブは、前記本体に対して、垂直に、または実質的に垂直にかつ垂直に間隔を空けて、または実質的に垂直に整列される、請求項26〜32のいずれか1項に記載のキット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般用語において、損傷した膨張可能物品(例えば、輸送手段用のパンクしたタイヤまたはフラットタイヤのような)の密閉/再密閉およびその後の再膨張における使用のための改善された装置に関する。本発明は、より具体的には、しかし排他的ではなく、キットの形態にある改善された装置に関し、上記キットは、主要構成要素として、このような損傷したタイヤを再密封して/修理して、その後のその再膨張を可能にし得る流体の補給物/容器、ならびに上記損傷したタイヤへのこのような流体の注入のための、およびその再膨張を可能にするために空気の注入のための手段を含む。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
任意の所定のタイプの車輪のある輸送手段は、1またはこれより多くの車輪のパンクを被りやすい。一端パンクが起こると、限りある期間内に、その直接関連するタイヤがもはや使用に適さず、その直接関連する輸送手段を適切に支持することができないように、パンクの性質および位置に依存して、劇的にまたは漸進的に、いずれにしてもタイヤ内の圧力は低下する。
【0003】
このような状況が生じる場合、その損傷した/空気の抜けたタイヤが、現場で修理されるか、その後の再膨張および再使用を可能にするか、または代わりにその輸送手段から実際に外されかつスペアタイヤと一般にいわれるものに交換されて、後日、その損傷したタイヤの修理を可能にするかのいずれかが必要になる。
【0004】
これらの2つの代替手段のうちのどれが追求されるかに関わらず、その目的は、その輸送手段を、可能な限り短時間でかつ可能な限り最小限の努力で使用可能な状態へと修繕することである。
【0005】
近年になって、この一般的なタイプの装置を提供するにあたって多くの試みがなされてきた。これらのうちの1つは、本出願人の米国特許第8,640,744号に開示される。本発明は、小型であり、よって使用中でない場合には容易に保管できるが、操作するのが極めて単純であり、操作者側で必要とされる物理的努力がほとんどない装置をキットの形態で提供することによって、その米国特許の装置を上回る改善を提供しようとする。よって、本発明に従う装置は、提案される使用者の年齢、性別および/または物理的能力に拘わらず、直ぐに使用するのに向いている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的
本発明の好ましい目的は、損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品、特に、パンクしたタイヤおよび/またはフラットタイヤの密閉/再密閉、およびその後の再膨張のための、先行技術と関連した問題および不利益を実質的に克服するか、そうでなくても、上記問題および不利益を全体としてとり除く、および/または有用な商業的代替物を提供する装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の要旨
本発明は、パンクしたタイヤを密閉または修理し、その後、再膨張させるための簡単な方法およびそのための装置を提供する。本発明に従う装置は、キットの形態にあり、既存の方法および装置と関連する欠点および不利益を克服することが意図される。本発明に従うキットは、小型であり(使用中でない場合の容易な保管に向いている)、完全に再使用可能であり、操作するのに極めて単純かつ効果的である。
【0008】
本発明の一局面によれば、しかし必ずしも最も広い局面ではないが、損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品(例えば、パンクしたタイヤおよび/またはフラットタイヤ)の修理および/または膨張のための装置が提供され、上記装置は、
シーラント組成物を受容し、分与するために保持するための容器;ならびに
上記容器に着脱可能に接続可能なコンプレッサーアセンブリ:
を含み、
ここで上記容器は、これと関連付けられた、上記容器から上記損傷したおよび/または空気の抜けた膨張可能物品へと、上記シーラント組成物を制御して分与することを可能にするバルブアセンブリを有し、そしてここで上記容器は、それぞれの第1の位置/構成と第2の位置/構成との間で漸進的にかつ選択的に移動可能であり、上記第1の位置/構成は、上記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に平行に配置される場合であり、上記第2の位置/構成は、上記コンプレッサーアセンブリに対して実質的に直角に配置される場合であり、上記第1および第2の位置/構成は、それぞれ、上記容器からの上記シーラント組成物の保管位置および分与位置に相当する。
【0009】
その配置は、上記シーラント組成物の容器が、その第1の保管位置または構成にある場合に、その後に、上記コンプレッサーの作動は、空気が上記バルブアセンブリから分与されることのみを可能にするようにする。他方で、その同じ容器が、その第2の、場合によっては直立した分与位置へと回転される場合、上記コンプレッサーの作動は、タイヤまたは同様の膨張可能物品へと注入されるように、シーラント組成物および空気の分与を生じる。
【0010】
適切には、上記容器は、一方の末端で閉じられた本体部分を含み、その他方の開放末端から実質的に垂直に延びる首部分を有し、上記容器の上記首部分は、使用中に、上記バルブアセンブリを受容し、着脱可能に保持するように適合される。
【0011】
適切なことには、上記バルブアセンブリは、上記容器の上記首部分の内部に着脱可能に配置され、上記コンプレッサーアセンブリと流動接続状態にあるように適合される。
【0012】
適切なことには、上記コンプレッサーアセンブリは、これと関連付けられた、動力源への接続を可能にする手段を有し、上記接続手段は、巻き取り式コードまたは動力コンジットの形態にあり、上記コードまたはコンジットは、その一方の末端において、電気エネルギー/電力源への接続を可能にするアダプター手段を有する。
【0013】
適切なことには、上記バルブアセンブリは、これと関連付けられたコネクターアセンブリを有し、上記コネクターアセンブリは、回転部材または蝶番部材を含み、上記部材は、これと関連付けられ、上記コネクターアセンブリの閉じた末端を横切って延びる第1の中空チューブおよび第2の中空チューブを有する。
【0014】
適切なことには、上記装置は、上記装置を収容するためのケースのそれぞれの仕切りの反対側から側方に延びるニップルの対を含み、上記ニップルの対のうちの第1のものは、上記コンプレッサーアセンブリに対する着脱可能な接続を可能にし、上記ニップルの対のうちの第2のものは、ホースに対する着脱可能な接続を可能にし、翻って、上記膨張可能物品に着脱可能に接続されることを可能にする。
【0015】
好ましくは、上記容器が上記第1の位置/構成にある場合の上記コンプレッサーの作動は、上記膨張可能物品の膨張または再膨張のために、上記第1の中空チューブを通過して空気が流れることを可能にする。
【0016】
好ましくは、上記容器が上記第2の位置/構成にある場合の上記コンプレッサーの作動は、空気およびシーラント組成物の混合物を、上記容器から上記膨張可能物品へと分与するために、上記第2の中空チューブを通過して空気が流れることを可能にする。
【0017】
いくつかの実施形態において、上記バルブアセンブリと関連付けられたコネクターアセンブリは、上記容器の上記首部分に着脱可能に接続されるように適合された本体を含む。
【0018】
適切なことには、上記コネクターアセンブリの上記本体は、その軸方向に延びる第1の通路を含み、上記第1の通路は、一方の末端において、上記コンプレッサーアセンブリに対する着脱可能な接続を可能にする手段で終わる。
【0019】
適切なことには、上記コネクターアセンブリは、使用中に、上記コネクターアセンブリの上記本体の側方の実質的にチューブ状の延長部と流動接続状態にあるように、第2の通路を含み、ここで上記側方の延長部は、ホースに対する着脱可能な接続を可能にする手段を含み、翻って、上記膨張可能物品に着脱可能に接続されることを可能にする。
【0020】
本発明のさらなる局面および/または特徴は、以下の説明から明らかになる。
【0021】
本発明がより明確に理解され得、そして実践的な効果をもたらし得るために、本発明に従う装置の好ましい実施形態に対する言及がここで行われる。続く説明は、非限定的な例によって与えられるに過ぎず、添付の図面を参照している。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明に従う装置のその保管構成にある上から見た斜視図である。
【図2】図2は、図1の装置の、その装置のケースがその内容物の使用を可能にするために開いた状態にある上から見た斜視図である。
【図3】図3は、種々の構成要素をケースの中にそれらが保管された位置で示す、図1の装置の上面図である。
【図4】図4は、その操作/分与する位置/構成にあるシーラント組成物のような流体の容器と、本発明に従う装置全体の上から見た斜視図である。
【図5】図5は、本発明に従う装置のケーシング中に位置した場合の流体の容器の頂部の拡大断面図である。
【図6】図6は、図4に類似する容器をその直立した分与位置/構成で示す上からの図である。
【図7】図7は、図6の線7−7に沿って切り取った図6の装置の断面の端面図である。
【図8】図8は、図7の装置に沿って切り取った拡大断面図である。
【図9】図9は、その直立した分与構成にあるシーラント組成物のような流体の容器と、本発明に従う装置の側面断面図である。
【図10】図10は、図9のバルブアセンブリの拡大図である。
【図11】図11は、図9に類似するが、その水平なまたは保管位置/構成にある容器を示す図である。
【図12】図12は、図11の容器のバルブアセンブリの拡大図である。
【図13】図13は、バルブアセンブリから分離した容器を示す、本発明に従う装置の末端の上から見た斜視図である。
【図14】図14は、図13に類似するが、バルブアセンブリに接続された位置にある容器を示す図である。
【図15】図15は、本発明に従う装置のバルブアセンブリの上から見た斜視図である。
【図16】図16は、本発明に従うコネクターアセンブリのさらなる実施形態の代表的な模式的断面図である。
【図17】図17は、本発明の別の実施形態に従う装置の、その保管構成にある上から見た斜視図である。
【図17A】図17Aは、図17に示される装置のケースのセクションを蝶番式に一緒に取り付けるための蝶番の正面から見た斜視図である。
【図17B】図17Bは、図17Aに示される蝶番の後ろから見た斜視図である。
【図18】図18は、タイヤに対する接続のためのホースを収容するための凹部を示す図17の装置の下面図である。
【図19】図19は、容器に接続された位置にあるコネクターアセンブリおよびバルブアセンブリの代替の実施形態の上から見た斜視図である。
【図20】図20は、容器に接続された位置にあるコネクターアセンブリおよびバルブアセンブリのさらなる実施形態の上から見た斜視図である。
【図21】図21は、回転または蝶番様式でコネクターアセンブリおよびバルブアセンブリを収容するためのクレードルの上から見た斜視図である。
【図22】図22は、回転または蝶番様式でコネクターアセンブリおよびバルブアセンブリを収容するためのクレードルの上から見た斜視図である。
【図23】図23は、図22に示されるクレードルによって収容された図20に示されるコネクターアセンブリおよびバルブアセンブリの一部の断面図である。
【図24】図24は、その保管構成にある装置の内容物を示す、ケースの頂部セクションが外された状態にある図17に示される装置の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
好ましい実施形態の説明
図面で示されるように、本発明は、小型の様式でかつ概して1と指定されるケース内に保管されて、例えば、輸送手段のタイヤである損傷したまたは空気の抜けた膨張可能物品を準備および再密閉するために必要とされる装置を提供する。小型の容易にアクセス可能な様式でケース1の内部に位置するかまたは保持されるために、キットまたは装置の主要構成要素、すなわち、必要に応じておよび必要な場合に、任意の適切なタイプのシーラント組成物の補給物を分与するために、受容し、着脱可能に保持するための容器100(上記容器100は、これと関連付けられた、バルブアセンブリ200を有する)、コンプレッサー300、使用中に、シガーソケット(cigarette lighter outlet)または輸送手段の等価なコンセントへと挿入されることが意図されたアダプター400(これは、コンプレッサー300と電気的に接続している)、使用中に、タイヤバルブに接続されるホース500、およびコネクターアセンブリ600(これに、容器100および関連付けられたバルブアセンブリ200が接続されるべきである)がある。この実施形態において、全てのこれら構成要素は、本明細書以降より詳細に記載され、適切に成形された仕切りによって形成されるケース1の区画の内部に収容され、上記仕切りは、ケースと一体化して形成されるか、または代わりに、使用中に、ケースの中に取り外し可能にかつ選択的に位置するように適合されているかのいずれかであり得る。
【0024】
本発明によれば、シーラント組成物の容器100は、好ましくは、コネクターアセンブリ600とねじで接続された状態にあるべきである。その配置は、簡単に言えば、容器100が平らに(例えば、図2および図3を参照のこと)、かつコンプレッサー300に対して平行に横たわっている場合、シーラント組成物が容器100を出ることは不可能であることである。他方で、容器100が、例えば、図4に示される位置へと90°回転または旋回される場合、コンプレッサー300は、その後、シーラント組成物が容器100を出るように作動され得る。
【0025】
図2および図3に最もよく示されるように、ケース1は、一方を他方へと蝶番式に(または任意の公知の様式で)接続されるそれぞれの頂部セクション2および底部セクション3を含み、各々、ケースの中に位置した成形された仕切り4および5を有する。仕切り4、5は、セクション2、3を3つの別個の明確な区画6、7および8(コンプレッサー300およびアダプター400を収容するための第1の区画6、容器100を、関連付けられたバルブアセンブリ200およびコネクターアセンブリ600とともに収容するための第2のまたは中央の区画7、およびホース500およびバルブコネクターを収容するための第3の区画8)へと分離するように働く。
【0026】
流体を密閉するための容器100は、任意の適切な材料から、およびより好ましくはプラスチック材料から構築され得、そして任意の適切な形状のものであり得る。図示される好ましい実施形態において、このような容器100は、本体部分101およびその一方の末端から本体部分101に対して実質的に垂直に延びる首部分102を有する実質的に円筒形のボトルの形態にあり、その首部分102は好ましくは、その軸方向の寸法のうちの少なくとも一部に沿って延びる複数の外側ねじスジ103を含む。容器100は、必要に応じておよび必要な場合に分与するために、シーラントあるいは例えば、本出願人の国際(PCT)出願番号PCT/AU2008/001499もしくはPCT/AU2007/001222、またはオーストラリア特許第2009905952号に記載されかつ定義されるタイプの修理流体を収容することが意図される。しかし、容器100の構築のための材料も、容器100の中に収容されるべき修理/シーラント組成物の実際の組成も、いずれも本発明の一部を構成しないことは、理解されるべきである。
【0027】
使用中でない、およびその保管位置にある場合、容器100は、例えば、図2および図3に示されるように、ケース1の中で平らに、仕切り4と5との間にかつ第2のまたは中央の区画7の中に位置して横たわっている。他方で、本発明に従うキットまたは装置を使用することが必要になる場合に、容器100は、ケース1の底部セクション3に対して、そして例えば、図4に示されるように、直立した位置へと(回転することによるように)動かされるように適合される。保管位置にある場合、本発明に従うバルブアセンブリ200は、容器100からの流体の漏れを防止するように働く。他方で、直立した、または活動状態もしくは位置にある場合、そのバルブアセンブリ200は、本明細書以降でより詳細に記載される様式で、空気が容器100に入って、その中に貯蔵された流体と混合されることを可能にする。空気および流体の混合物は、その後、バルブアセンブリ200を通って、輸送手段の損傷したタイヤへとタイヤバルブを介して注入するためのホース500へと出て、そのタイヤの修理を可能にする。コンプレッサー300の継続した操作は、流体が一旦注入されると、その輸送手段のタイヤの再使用のために最終的な再膨張を可能にする。
【0028】
ここでコンプレッサーアセンブリ300に話を変えると、これは、好ましくは、コンプレッサーおよび関連付けられた装備のための収容として働く成形容器301の形態にある。好ましくは、容器301は、実質的に円筒形の本体セクションを含む。容器301は、その内部に収容された、その操作のためのコンプレッサー、モーターなど、および上記コンプレッサー、モーターなどを適切な電源に接続することを可能にする手段を含む。図示される特に好ましい実施形態において、この手段は、コードまたは電線コンジット302の形態をとり、コード302は、これと関連付けられた、その自由末端または外部末端に、任意の公知のタイプのアダプターまたはコネクター400を有し、このアダプターまたはコネクター400は、使用中に、シガーソケットまたは輸送手段の等価なコンセントへと着脱可能に接続可能であり得、それによって、必要に応じておよび必要な場合に、モーター、従って、コンプレッサーの作動/操作を可能にする。
【0029】
その配置は、使用中でない場合に、コンジット302の引き込みを可能にする手段を含み得る。コード302の抜き取り/引き込みのための手段は、本発明の本質ではない。
【0030】
ケース1の底部セクション3の第2のまたは中央の区画7は、その一方の末端に、使用中に、その中に着脱可能に位置したコネクターアセンブリ600を有するように適合されたより狭い幅の部分を含む。コネクターアセンブリ600は、主要構成要素として、実質的に円筒形の部材601(一方の末端は開放されており、他方の末端は閉じられている)を含み、これは回転または蝶番部材602に着脱可能に取り付け可能であり、この部材602は、これと関連付けられた第1の中空チューブ603および第2の中空チューブ604を含み、その閉じた末端を横切って延びる中空チューブの対を有する。第1の中空チューブ603は、バルブアセンブリ200との流体連絡を提供しないのに対して、第2の中空チューブ604は、バルブアセンブリ200と流体連絡を可能にする。例えば、図13および図14において示されるように、ケース基部または底部セクション2の中央の区画7のより狭い幅のその部分は、これと関連付けられ、その反対側から側方に延びるニップル605および606をそれぞれ有し、ニップル605は、コンプレッサー300に対する着脱可能な接続を可能にし、ニップル606は、その後、ホース500に対する着脱可能な接続を可能にする。回転部材または蝶番部材602は、任意の公知の様式でおよび任意の公知の方法を使用して、例えば、ポップリベット607または固定手段のいくつかの他の形態として、使用中に、より狭い幅の部分の内部に、上記部材を横切って位置するように適合される。
【0031】
例えば、図7〜12に示されるように、バルブアセンブリ200は、使用中に、容器100の首部分102の内部に位置するように適合される。その末端に、バルブアセンブリ200の本体201は、好ましくは、容器100のその軸方向の寸法のうちの少なくとも一部に沿って延びるねじスジ103に相補的な形状の複数のねじスジ202を有し得る。その本体201は、使用中に、挿入部203を介在して、容器100の首部分102と関連付けられるように適合される。挿入部203は、任意の適切な材料から(例えば、プラスチック材料のような)構築され得る。バルブアセンブリ200の本体201は、そこを貫通して延びる、好ましくは実質的にその中心に、管204を有する。
【0032】
本体201は、適切な密閉手段(例えば、Oリングタイプシール205のような)を受容し、着脱可能に保持するように適合された成形された刻み目を含む。
【0033】
本体201は、その実質的に中心に設置されかつその軸方向に延びる、管204と流動接続状態にある中空部材206をさらに含む。中空部材206は、その最上端部において、適切な密閉手段によって、例えば、Oリングタイプシール207として密閉される。
【0034】
コンプレッサー300が作動される場合、空気は、適切なホース系(hosing)を介して、その後ニップル605を通過して流動し始める。容器100が、例えば、図1に示されるように水平位置または保管位置にある場合、このような空気は、第1の中空チューブ603を通ってホース500へと方向付けられ、ホース500は、輸送手段のタイヤに接続される場合、その膨張または再膨張を可能にする。この位置にある場合、空気は、容器100に方向付けることはできない。
【0035】
しかし、容器100がその直立した位置(例えば、図7を参照のこと)に回転された場合、それは、ニップル605との流体接続へと流れるコネクターアセンブリ600の第2の中空チューブ604である。コンプレッサー200が操作され続けるにつれて、そのOリングシール205は、比較的上方に押しつけられ、空気がコンプレッサーを出て容器100へと流れて、その内容物と混合されることを可能にする。その手順が継続されるにつれて、その後、Oリングシール207は、比較的下方に動き、空気およびシーラント組成物の混合物が容器100から出て、その後、通過するために第2の中空チューブ604へとニップル606を介して、ホース系へと、そして最終的には、タイヤバルブを通ってタイヤへと移動することを可能にする。コンプレッサー300の操作は、先ず、容器100の内容物がタイヤへと分与/注入されるような時間まで継続され、そしてタイヤが所望の圧力へと再膨張されるような時間まで継続される。過剰膨張が偶々起こると、コンプレッサーの操作の中断は、必要とされる所望の圧力へとタイヤの空気を抜くことを可能にする。
【0036】
先に記載された実施形態に類似の様式で、図16の実施形態において、本体701(好ましくは、実質的に円筒形の形状)を含むコネクターアセンブリ(概して700と指定される)が提供される。その配置は、容器100の首部分102が、任意の適切な材料(例えば、プラスチック材料のような)から構築され得る成形挿入部702を介在して、使用中に、コネクターアセンブリ700の本体701と関連付けられるように適合されることである。本体701は、その長軸方向に延びる、第1の通路703を有し、第1の通路703は、ケース1の内部に収容されたコンプレッサー300から延びるホースなどを受容し、第1の通路703に対して着脱可能に保持するように適合された手段704で終わる。本体701は、成形された刻み目または溝705をさらに含み、各々、適切な密閉手段(例えば、Oリングシール706などのような)を受容し、その内部に着脱可能に保持するように適合される。さらなる適切な密閉手段(例えば、さらなるOリングシール708のような)によってその最上端部で密閉される中空延長部707は、本体701の上面から実質的に垂直に突出している。この実施形態において、中空延長部707は、コネクターアセンブリと容器100の首部分102との間に挟まれた成形挿入部702の一部を形成する。本体701は、使用中に、損傷した膨張可能物品(特に、タイヤ)のバルブに接続されるべき管系500のホースまたは類似の長さのものと着脱可能に接続されるように適合された、側方の実質的にチューブ状の延長部または出口710で終わるさらなるまたは第2の通路709を含む。
【0037】
さらに別のOリングシール711が通路703の上端部に位置し、そのOリングシール711は、上記通路703のためのシールを構成するように適合される。ケース1の内部に収容されたコンプレッサー300は、通路703と流動接続状態にある。使用中に、側方延長部または出口710は、損傷したタイヤまたはフラットタイヤと流動接続状態にある。
【0038】
コンプレッサー300が作動される場合、空気は通路703へと流動し始める。圧力が強くなるにつれて、Oリングシール711は、その座から動き、通路711を介して容器100へと空気が流動することを可能にし、容器100の内容物と混合される。コンプレッサー300が継続して操作されるにつれて、Oリングシール708は、示されるように矢印の方向に相対的に下方に押しつけられて、空気およびシーラント組成物の混合物が通路709へと、そしてそこから出口710および関連付けられたホースまたは管系500を介してタイヤへと流動することを可能にする。コンプレッサー300の操作は、まず、容器100の内容物がタイヤへと分与/注入されるような時間まで継続され、そしてそのタイヤが所望の圧力(圧力ゲージ9を参照することによって決定される)へと再膨張されるような時間まで継続される。
【0039】
本発明に従う装置は、公知のおよび使用中の要件と比較する場合に、多くの実際の利点を生じる。
【0040】
まず、キット形態にあることによって、全ての必要な直接関連する/構成要素とともに、好ましくは、相互に連結して提供され、実際の使用または使用のための準備は、極めて単純化されている。実際に、ユーザーが行う必要があることの全ては、以下である:
(i)ホース500をタイヤバルブに接続する:
(ii)コンプレッサー300を動力源に、アダプター400を介して接続する;
(iii)容器100をその直立した位置へと回転する;および
(iv)コンプレッサー300を作動する。
【0041】
さらに、その装置は、直ぐ再使用するのに向いている。一旦容器100が空になったら、それは、ケース1から容易に外してかつ新しい充填された容器に交換するために、コネクターアセンブリ600からねじを外すことによるように、容易に外され得る。
【0042】
特に好ましい実施形態によれば、その装置は、例えば、任意の適切なタイプの電子式マイクロコンタクトスイッチ(示さず)のような手段を含み得、この手段は、コンプレッサー300が機能することを可能にし、それによって、シーラント組成物の容器100がコネクターアセンブリ600へと接続され、第2の位置/構成(例えば、図面の図4に示されるように垂直位置)に回転された場合にのみ、シーラント組成物を容器100から排出することを可能にするように働く。
【0043】
これは、シーラント組成物の偶発的なまたは不注意な排出の可能性を除去する。この排出は、別の方法で、例えば、コンプレッサー300のプラグが差し込まれたかもしくは電気的に接続された場合、および/またはコンプレッサー300の接続オン/オフスイッチが不注意にまたは偶発的に永久的にオン位置に動かされる場合に起こり得る。
【0044】
いくつかの配置において、例えば、コンプレッサーがタイヤを再膨張させるために使用されている場合のように、空気のみが必要とされる場合、ケース1の蝶番がつけられたふた、または頂部セクション2は、同じマイクロスイッチを作動させる。
【0045】
本発明に従う装置は、好ましくは、このようなマイクロスイッチを、「フェイルセーフ」機構の形態で、空気ホースが全く接続されなかったか、または少なくとも、コンプレッサーのスイッチが入れられる前にタイヤバルブに適切に接続されなかったという事象において、シーラント組成物の不注意の排出の可能性を回避するために含むべきである。このようなことが起こってしまえば、その結果は、シーラント組成物の容器が最良であれば部分的に、そして最悪であれば完全に、そのユーザーが問題を実感する時間までに、排出されるということである。巻き込まれた混乱(これは掃除する必要があると思われる)を除けば、空気の抜けたまたは損傷したタイヤを密閉するために使用されるために残ったシーラント組成物は、あるとしても僅かであると思われる。
【0046】
図面に示されない代替の配置において、バルブアセンブリは、以前に記載されたとおりのOリングシールのシステム以外に、公知のタイプの低コストのシール(本明細書では間接的にアルミニウム誘導シールといわれる)を含み得る。このような実施形態において、容器100は、バルブ/コネクターアセンブリに対して適切な場所にねじで取り付けられるので、このようなアルミニウム誘導シールは、切断されても、ねじで取り付けられてもよいし、または本体の一体化部分として形成され得る小さなブレード様の突出部によって穿刺されてもよく、それによって、密閉効果に勝って、容器100への空気の侵入(コンプレッサー300によって発生される)を可能にし、最終的には容器100から、ニップルを介してタイヤバルブおよびタイヤへの送達のためにホース500へと出るためにシーラント組成物と混合される。
【0047】
他の代替の配置(例えば、図17〜24に示される実施形態)において、ケース1の頂部セクション2は、頂部セクション2の第1の部分2aが、底部セクション3に対して、ケース1の第1の側面で蝶番式に開くように、対称的にまたは非対称的に2つの部分へと分割され得る。例えば、頂部セクション2は、頂部セクション2の第1の部分2aが、容器100に対するアクセスを可能にして、第1の末端位置/構成と第2の末端位置/構成との間で容器100の漸進的かつ選択的動きを可能にし、そして容器100の交換を可能にするために、容器100の上で蝶番式に開くように、非対称的に分割され得る。
【0048】
いくつかの好ましい配置において、頂部セクション2の第2の部分2bは、蝶番式で開かないように構成される。このような配置において、第2の部分2bは、底部セクション3に、例えば、適切なプラスチック材料で形成される1またはこれより多くの留め具(例えば、クリップまたはバックル)を介して取り付けられる。頂部セクション2の第2の部分2bを、蝶番式で開かないように構成することで、ユーザーが通常の使用においてコンプレッサー300にアクセスすることを防止する。
【0049】
ケースの1またはこれより多くの頂部セクション2a、2bを装置のケースの底部セクション3へと蝶番式に取り付けるための適切な蝶番12の例は、図17Aおよび図17Bに示される。蝶番12は、ケースの1またはこれより多くの頂部セクション2a、2bにおける開口部への、およびケース1の底部セクション3における開口部への連結のために別個に形成される。
【0050】
このような代替の配置において、頂部セクション2の第1の部分2aは、開口部14を含み得る。開口部14を通して、容器100は見られ得る一方で、頂部セクション2の第1の部分2aは、なお閉じている。従って、一見して容器100がケース1に存在することを見ることは可能である。容器100が透明な材料から形成される場合、一見して容器100が十分量のシーラント組成物を含むことを見ることも可能である。開口部12は、好ましくは、容器100の長さの実質的に中央から上部が開口部12を通して見られ得るように、容器100の長軸に沿って整列された細長い開口部である。
【0051】
このような代替の配置において、頂部セクション2の第2の部分2bは、開口部(例えば、円形の開口部16)を含み得る。この開口部を通って圧力ゲージ9が見られ得る一方で、頂部セクション2の第2の部分2bはなお閉じている。
【0052】
このような代替の配置において、装置がケース1の内部からアダプターを回収する必要性なしに、コンセントへと容易にかつ迅速に接続され得るように、頂部セクション2の第2の部分2bは、その中にアダプター400を受容するための空洞または凹部18を含み得る。ケース1の側面は、アダプター400に連結された電源コードまたは動力コンジットを保管するための空洞または凹部20を含み得る。
【0053】
このような代替の配置において、頂部セクション2の第2の部分2bは、コンプレッサー300のためのオン/オフスイッチ19を収容するための空洞または凹部22を含み得る。凹部に置かれたオン/オフスイッチ19は、そのオン/オフスイッチがケース1から突出することを防止し、従って、不適切な作動の確率を最小限にする。この配置において、コンプレッサー300は、ケース1を開く必要なく、例えば、膨張可能物品が膨張または再膨張される必要があるが、修理される必要はない場合に、スイッチ19を介して作動され得る。
【0054】
図18を参照すると、ケース1の底部セクション3は、膨張可能物品に着脱可能に接続されるホース500の少なくとも一部を収容するための細長い凹部24を含む。ケース1の少なくとも一部の中にホースの少なくとも一部を収容することは、ケース1の内部に、特に、ケースの内部の別個の区画の内部にホースを収容する必要性を回避することによって、装置を可能な限り小型にすることを補助する。この配置はまた、ケース1を開く必要なく、例えば、膨張可能物品が膨張または再膨張される必要があるが、修理される必要がない場合に、ホース500が膨張可能物品に接続されることを可能にする。
【0055】
図19および図20は、容器100の首部分に接続された位置にあるコネクターアセンブリ800、900およびバルブアセンブリの代替の実施形態を示す。コネクターアセンブリ800は、本体801、ならびにコネクターアセンブリ800の閉じた末端と関連付けられた横切る第1のおよび第2の中空チューブ603、604を少なくとも部分的に取り囲むハウジングまたはケーシング802を含む。コネクターアセンブリ900は、本明細書で記載される他の実施形態と比較して小さな本体901を含み、ハウジングまたはケーシング802が省略されており、生成するためにより少ない材料を要する、より小さなかつ軽いコネクターアセンブリを生じる。さらに、コネクターアセンブリ900に関して、横切る第1のおよび第2の中空チューブ603、604は、本体901に対して垂直に、または実質的に垂直にかつ垂直に間隔を空けて、または実質的に垂直に整列される。図24に示されるように、コネクターアセンブリ900が、容器100に接続され、ケース1に回転式に、例えば、以下に記載されるクレードル1100を介して連結される場合、容器100は、容器100が第1の位置/構成にある場合にケース1の底部セクション3にしっかりと収容される。コネクターアセンブリ900は、従って、可能な限り小型の装置の作製を補助する。
【0056】
図23をさらに参照すると、各コネクターアセンブリ800、900は、シール806を収容するために横切る第1のおよび第2の中空チューブ603、604の末端において円形の凹部804を含む。使用中に、空気圧は、シール806をバルブアセンブリのそれぞれの凹部804へと押し込み、改善された密封を提供する。
【0057】
図21および図22を参照すると、代替の配置または実施形態において、回転または蝶番様式でコネクターアセンブリを収容するためのケース1のより狭い幅の部分は、ケース1の底部セクション3と一体的に形成されるか、または任意の適切な手段によってケース1の底部セクション3へと別個に形成されかつ取り付けられるクレードル1000もしくはクレードル1100の形態にある。クレードル1000、1100は、各々、ホース500に対する着脱可能な接続を可能にし、翻って、上記膨張可能物品に対して着脱可能に接続されることを可能にするための第1のニップル605、およびコンプレッサーアセンブリに対する着脱可能な接続を可能にするための第2のニップル606を含む。この配置において、コンプレッサーアセンブリおよびホースは、本明細書中の図1〜16に示される配置とは反対側に着脱可能に接続される。
【0058】
本発明の装置の代替の配置の図24に示される平面図は、ケースの底部セクション3の外表面にある凹部24の中のホース500の少なくとも一部、ならびにケース1の中の凹部18および20の中のそれぞれ、アダプター400およびコードの収容を含む、ケース1の内部およびケース1についての装置の構成要素の小型配置を図示する。この配置において、膨張可能物品(例えば、輸送手段のタイヤ)に対するホース500の接続、およびそのタイヤの膨張は、ホース500の外側からの取り付けおよびスイッチ19の外部からのアクセスによって、ケース1を開く必要性なしに達成され得る。頂部セクション2のセクション2aを開くと、第1の位置/構成と第2の位置/構成との間に容器を動かして、シーラント組成物を容器100から排出させて、タイヤを修理および膨張させることを可能にするために、容器100に対する都合の良いアクセスが可能になる。セクション2bは、この時間の間に閉じたままにされ得、従って、使用する間のコンプレッサーアセンブリ300に対するアクセスを防止する。セクション21が開いている場合のコンプレッサーアセンブリ300に対するアクセスはまた、仕切り11によっても防止される。本明細書で記載される他の実施形態の成形容器301は、従って必要とされず、従って、構築が単純化され、装置の重量が低減される。
【0059】
本明細書中での任意の先行技術への言及は、先行技術が技術常識の一部を形成するという自白または示唆の何らかの形態として理解されず、理解されるべきでない。
【0060】
最後に、前述の説明が本発明の好ましい実施形態に言及するに過ぎないこと、改変に対するそれらの関連が、本発明の趣旨および範囲(その範囲は、以下の特許請求の範囲から決定されるべきである)から逸脱することなく本発明に対して可能であることは、理解されるべきである。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【国際調査報告】