(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019506027
(43)【公表日】20190228
(54)【発明の名称】オーディオシステム
(51)【国際特許分類】
   H04S 7/00 20060101AFI20190201BHJP
   H04R 3/00 20060101ALI20190201BHJP
   G06F 3/0486 20130101ALI20190201BHJP
【FI】
   !H04S7/00
   !H04R3/00 310
   !G06F3/0486
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
【全頁数】27
(21)【出願番号】2018529594
(86)(22)【出願日】20161205
(85)【翻訳文提出日】20180807
(86)【国際出願番号】SG2016050591
(87)【国際公開番号】WO2017099667
(87)【国際公開日】20170615
(31)【優先権主張番号】10201510013T
(32)【優先日】20151207
(33)【優先権主張国】SG
(31)【優先権主張番号】10201604137Q
(32)【優先日】20160524
(33)【優先権主張国】SG
(31)【優先権主張番号】10201606668T
(32)【優先日】20160811
(33)【優先権主張国】SG
(31)【優先権主張番号】PCT/SG2016/050556
(32)【優先日】20161109
(33)【優先権主張国】SG
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.アンドロイド
(71)【出願人】
【識別番号】500035487
【氏名又は名称】クリエイティブ テクノロジー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CREATIVE TECHNOLOGY LTD
【住所又は居所】シンガポール シンガポール 609921 クリエイティブ リソース インターナショナル ビジネス パーク 31
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100151987
【弁理士】
【氏名又は名称】谷口 信行
(72)【発明者】
【氏名】シム ウォン フー
【住所又は居所】シンガポール 679123 シンガポール チェスナット テラス 5
(72)【発明者】
【氏名】リアン ヤム フェイ
【住所又は居所】シンガポール 750304 シンガポール キャンベラ ロード #06−45 ブロック 304
【テーマコード(参考)】
5D162
5D220
5E555
【Fターム(参考)】
5D162AA16
5D162CA13
5D162CA15
5D162CA21
5D162CC12
5D162DA32
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5D162DA45
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5D220AA16
5D220AB06
5E555AA04
5E555BA01
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5E555CC15
5E555DA23
5E555DB18
5E555DB22
5E555DD05
5E555DD11
5E555FA01
(57)【要約】
装置(例えば、サウンドバー)と、コンピュータとを含むことができるオーディオシステムが提供される。装置は複数のスピーカドライバを含むことができる。さらにコンピュータは装置に結合されることができる。コンピュータは、ユーザインターフェースおよび一組のオーディオ効果を提示するように構成されることができる。一組のオーディオ効果およびユーザインターフェースは、装置からのオーディオ出力(すなわちデータファイルの)を柔軟に振り付けるために用いられることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オーディオシステム(800a)であって、
少なくとも1つのスピーカドライバ(110)を搭載した装置(100)と、
コンピュータ(800)であって、前記コンピュータは、前記装置に結合され、一組のオーディオ効果(808)およびユーザインターフェース(806)を提示するように構成され、前記一組のオーディオ効果および前記ユーザインターフェースは、前記装置(100)からのデータファイルのオーディオ出力を柔軟に振り付けるように使用可能である、コンピュータ(800)と
を備えるオーディオシステム(800a)。
【請求項2】
前記ユーザインターフェースは、前記データファイルの表現を表示するように構成され、前記表現は、タイムラインバー(810)の形であり、
前記一組のオーディオ効果は、対応する1つまたは複数のオーディオ効果ラベル(808a、808b)として視覚的に提示されることができる1つまたは複数のオーディオ効果を備える
請求項1に記載のオーディオシステム(800a)。
【請求項3】
前記オーディオ効果ラベル(808a、808b)のそれぞれは、前記タイムラインバー(810)の任意の時点に柔軟に挿入されることができ、それによって前記装置(100)からのオーディオ出力の柔軟な振り付けを容易にする請求項1に記載のオーディオシステム(800a)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は一般に、ユーザがオーディオ出力を柔軟に振り付ける(choreograph)ことを可能にするオーディオシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
音楽再生を聞いている間、聞く人にとって聴覚的に耳障りとなり得る再生のいくつかの部、および聞く人がさらなる強調を好む/異なるオーディオ効果に関連付けられることを望むいくつかの部分があることができることが理解できる。これは、音楽再生がかなりの持続時間のものであり、音楽が、例えば、オーディオ出力の極端な変化(例えば、出力音量の大小)を特徴とし得るジャンル(例えば、クラシック/オーケストラタイプの音楽)のものであることができるとき、特に当てはまる。
【0003】
聞く人は、自身の好みに合うように、再生の過程において手動の調整を行う必要があり得ることが理解されることができる。例えば、オーディオ出力が大き過ぎる再生のいくつかの部分では、聞く人は手動で音量を低くする必要があり、オーディオ出力が弱過ぎる再生のいくつかの部分では、聞く人は音量を手動で増加する必要があり場合がある。
【0004】
聞く人による手動の調整の必要性は、リスニングエクスペリエンスを損なう場合がある。
【0005】
従って、上記の問題に対処する解決策を提供ることが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の態様によれば、オーディオシステムが提供される。
【0007】
オーディオシステムは、装置(例えば、サウンドバー)と、コンピュータとを含むことができる。装置は複数のスピーカドライバを含むことができる。さらに、コンピュータは装置に結合されることができる。
【0008】
コンピュータは、ユーザインターフェースおよび一組のオーディオ効果を提示するように構成されることができる。一組のオーディオ効果およびユーザインターフェースは、装置からのオーディオ出力(すなわちデータファイルの)を柔軟に振り付けるために用いられることができる。
【0009】
一実施形態において、ユーザインターフェースは、データファイルの表現を表示するように構成されることができ、表現は、タイムラインバーの形とすることができる。さらに、一組のオーディオ効果は、対応する1つまたは複数のオーディオ効果ラベルとして視覚的に提示されることができる1つまたは複数のオーディオ効果を含むことができる。具体的には、オーディオ効果は、オーディオ効果ラベルとして視覚的に提示されることができる。
【0010】
オーディオ効果ラベルのそれぞれは、タイムラインバー内で/タイムラインバーの、任意の時点に柔軟に挿入されることができ(すなわちユーザによって)、それによって装置からのオーディオ出力の柔軟な振り付けを容易にする。
【0011】
本開示の実施形態は、下記の図面を参照して本明細書の以下で述べられる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1a】本開示の実施形態による、ケーシングを有するサウンドバーを示す図である。
【図1b】本開示の実施形態によれば図1aのサウンドバーのケーシングは、ケーシング内に複数のスピーカドライバおよび処理部を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す図である。
【図1c】本開示の実施形態によれば図1aのケーシングの側面の1つは、ユーザ制御部およびインターフェース部を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す図である。
【図1d】本開示の実施形態によれば図1aのケーシングの側面の1つは、接続部、1つまたは複数の送信部、および1つまたは複数の取り付け部を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す図である。
【図1e】本開示の実施形態による、図1dの接続部をさらに詳しく示す図である。
【図2】本開示の実施形態による、図1cのインターフェース部をさらに詳しく示す図である。
【図3】本開示の実施形態による、図1bの処理部をさらに詳しく示し、処理部はオーディオモジュールを含むことができることを示す図である。
【図4】本開示の実施形態による、図3のオーディオモジュールをさらに詳しく示し、オーディオモジュールは一次オーディオプロセッサ、中間オーディオプロセッサ、および二次オーディオプロセッサを含むことができることを示す図である。
【図5】本開示の実施形態による、制御プロセッサと呼ばれることができる図4の二次オーディオプロセッサは、1つの例示的応用例において1つまたは複数のタスクを行って1つまたは複数の音場を生成するように構成されることができることを示す図である。
【図6】本開示の実施形態による、1つまたは複数の音場を生成するための、図1aのサウンドバーに関連した例示的セットアップを示す図である。
【図7】本開示の実施形態による、図6の例示的セットアップに関連した凸状スピーカ配置および凹状スピーカ配置を示す図である。
【図8】本開示の実施形態によれば、図1のサウンドバーは、コンピュータに結合されることができることを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示は、サラウンドサウンドエクスペリエンスに加えて、ユーザ聴覚的知覚に追加の高さの次元を提供すエレベーションチャネルスピーカを有するサウンドバーに関する。サウンドバーは、例えば、、低周波オーディオ信号(すなわち低音)の聴覚的知覚を向上するように、サブウーファに結合されることができる(無線および/または有線での結合)。さらにサウンドバーは、サウンドバーによって再生される1つまたは複数のデータファイル(例えば、MP3およびWMAファイルなどのオーディオタイプファイル)の柔軟な制御/調整のために、コンピュータに結合されることができる。
【0014】
さらに、サウンドバーは、多様なWi−Fiオーディオベースのプロトコル(例えば、Apple Inc.によって開発された「Airplay」、およびGoogle Inc.によって開発された「Goggle Cast」)をサポートするように構成されることができる。さらに、サウンドバーは、「Spotify」および「TuneIn」などの音楽ストリーミングサービスをサポートするように構成されることができる。さらに、サウンドバーは、カラオケ装置として使用可能となるように構成されることができる。サウンドバーは、音声制御などの他のオーディオ関連機能を実行する/サポートすることができるように構成されることができる。
【0015】
上記で論じられたオーディオ関連機能に加えて、サウンドバーは、ビデオ関連機能をサポートすることができるように構成されることができる。具体的には、サウンドバーは、「Netflix」、「Hulu plus」、および「HBO Go」などのオンラインソースからのビデオ再生をサポートするように構成されることができる。
【0016】
従って、サウンドバーは、オーディオ関連機能およびビデオ関連機能の一方または両方の能力を有し得る。さらにサウンドバーは、ユーザがコンテンツを記憶することを可能にする/容易にすることができ得る。
【0017】
従って、サウンドバーは、音響、ビデオ、および記憶のハブとして働くユーザフレンドリなデバイスとなることができることが理解できる。
【0018】
サウンドバーは、本明細書の以下で図1から図8を参照して論じられる。さらに、サウンドバーは単に装置と呼ばれることができる。
【0019】
図1aを参照すると、本開示の実施形態によるサウンドバー100が示される。サウンドバー100は、第1の表面104、第2の表面106、および側面108を含むケーシング102を含むことができる。第1および第2の表面104/106は、互いに対向することができ、第1および第2の表面104/106の間に側面108が形成されるように間隔が空けられることができる。従って、側面108は、例えば、第1の側面108a、第2の側面108b、第3の側面108c、および第4の側面108dを含むことができる。第1の側面108aおよび第3の側面108cは、対向する側面となることができ、第2の側面108bおよび第4の側面108dは、対向する側面となり得る。
【0020】
サウンドバー100の例示的な向きにおいて、第1の表面104はサウンドバー100の上面と考えられることができ、第2の表面106はサウンドバー100の底面と考えられることができ、第1の側面108aはサウンドバー100の正面と考えられることができ、第2の側面108bはサウンドバー100の右側面と考えられることができ、第3の側面108cはサウンドバー100の背面と考えられることができ、第4の側面108dはサウンドバー100の左側面と考えられることができる。
【0021】
図1b、図1c、図1d、および図1eを参照するとケーシング102は、1つまたは複数のスピーカドライバ110、処理部112、ユーザ制御部114、インターフェース部115、および接続部116を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができる。さらに、ケーシング102は、1つまたは複数の送信部118および/または1つまたは複数の取り付け部120を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができる。
【0022】
具体的には、図1bは、本開示の実施形態によればケーシング102は、ケーシング102内にスピーカドライバ110および処理部112(すなわち点線によって示される)を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す。例えば、図1bには明示的に示されてはいないが、ケーシング102は、15個のスピーカドライバ110を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができる。15個のスピーカドライバ110は、「中音−ツィータ−中音」(MTM)構成/「ツィータ−中音−中音」(TMM)構成(すなわち3つのスピーカドライバ110)を有する左チャネルスピーカドライバアレイと、「中音−ツィータ−中音」(MTM)構成/「ツィータ−中音−中音」(TMM)構成(すなわち3つのスピーカドライバ110)を有する右チャネルスピーカドライバアレイと、「中音−ツィータ−中音」(MTM)構成(すなわち3つのスピーカドライバ110)を有する中央チャネルスピーカドライバアレイと、それぞれが「中音−ツィータ」(MT)スピーカドライバアレイ構成を有する2つの追加のチャネル(すなわち各チャネルは2つのスピーカドライバ110を有する)と、それぞれがフルレンジスピーカドライバを有するさらなる2つのチャネル(すなわち各チャネルがスピーカドライバ110を有する)とを含むことができる。この点に関して15個のスピーカドライバは、例えば、8個の中域スピーカドライバ(すなわち先に述べられた「中音」)、5個のツィータ、および2つのフルレンジドライバを含むことができる。処理部112は、図3を参照して後にさらに詳しく論じられる。
【0023】
さらに、ケーシング102は、スピーカドライバ110のそれぞれが個別のチャンバ内に収容されるように形作られおよび寸法設定されることができることが好ましい。例えば、15個のスピーカドライバ110がある場合、ケーシング102は対応する15個のチャンバを含むことができ、各スピーカドライバ110は対応するチャンバによって搭載/その中に収容されることができる。従って、それぞれが個別のチャンバ内に収容されたスピーカドライバ110は、音響上互いに隔離されることができる。
【0024】
さらに、スピーカドライバ110は、処理部112によって個別に制御されることができることが好ましい。これは、図5を参照して後にさらに詳しく論じられる。
【0025】
図1cは、本開示の実施形態によれば、ケーシング102の側面108の1つは、ユーザ制御部114およびインターフェース部115を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す。例えば、ユーザ制御部114およびインターフェース部115は、ケーシングの第1の側面108aによって搭載されることができる。ユーザ制御部114は、例えば、サウンドバー100を制御する目的のために、ユーザによって視覚的に知覚され、アクセスされることができる。示されるように、ユーザ制御部114は例えば、、第1のプッシュ式ボタン114a、第2のプッシュ式ボタン114b、第3のプッシュ式ボタン114c、第4のプッシュ式ボタン114d、および第5のプッシュ式ボタン114eなどの複数の物理的ボタンを含むことができる。インターフェース部115は、コマンド信号(例えば、リモートコントロールからの赤外線信号)を受信するための受信器部(図示せず)を含むことができる。インターフェース部115は、図2を参照して後にさらに詳しく論じられる。
【0026】
図1dは、本開示の実施形態によれば、ケーシング102の側面108の1つは、接続部116、1つまたは複数の送信部118、および1つまたは複数の取り付け部120を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができることを示す。例えば、接続部116はケーシング102の第3の側面108cによって搭載されることができ、ケーシング102は第3の側面108cが、接続部116がその中に搭載されることができるくぼんだベイを含むことができるように形作られおよび寸法設定されることができる。さらに、取り付け部120は、サウンドバー100を壁に取り付ける実現性を容易にする壁取り付けキーホールに対応することができる。サウンドバー100の壁取り付けは、例えば、VESA(すなわちビデオエレクトロニクススタンダーズアソシエーション)取り付けインターフェース標準に従うことができる。くぼんだベイは、接続されたケーブルが見えないようにすることを可能にし(例えば、美観のために)、同時にサウンドバー100の壁取り付けの実現性を容易にすることが理解されることができる。
【0027】
本出願はサウンドバー100が、例えば、サウンドバー100がそれとペア化された電子デバイス(例えば、テレビ)の赤外線(IR)受信器を、物理的に遮る可能性を企図する。例えば、サウンドバー100は、テレビと共に用いられ(すなわちペア化され)、サウンドバー100およびテレビが一緒にコンソール上に置かれたとき、テレビのIR受信器はサウンドバー100によって遮られることができる。この点に関して、送信部118は、インターフェース部115におけるサウンドバー100の受信器部によって受信されたいずれのIR信号も(例えば、テレビのリモートコントローラから通信された)、再送信するように構成されることができ、その結果、サウンドバー100とペア化されたデバイス(例えば、テレビ)は、依然として遠隔制御されることができる(すなわちテレビのリモートコントローラによって)。
【0028】
接続部116は、例えば、1つまたは複数の周辺機器をサウンドバー100に接続する目的のために、ユーザによって視覚的に知覚されアクセスされることができる。接続部116を通じたサウンドバー100への周辺機器の接続は、有線接続を通じたものとすることができることが理解されることができる。サウンドバー100に接続されることができる周辺機器の例は、上述のテレビとすることができる。接続部116は、図1eを参照してさらに詳しく示され、論じられる。
【0029】
図1eに示されるように接続部116は、例えば、「光入力」型コネクタ、「高精細度マルチメディアインターフェース」(HDMI(登録商標))型コネクタ、「ユニバーサルシリアルバス」(USB)型コネクタ、イーサネット(登録商標)コネクタ、4極3.5mmアナログサブウーファ出力コネクタ、RCA(Radio Corporation of America)型コネクタ、およびIEC C14電源コネクタを含むことができる。HDMI(登録商標)型コネクタは、例えば、ケーブル接続されるデバイスのためのHDCP 2.2をサポートする2.0A入力型HDMI(登録商標)コネクタ、およびオーディオリターンチャネル(ARC)をサポートする2.0A型HDMI(登録商標)型出力コネクタを含むことができる。HDMI(登録商標)コネクタは、例えば、上述のテレビへの接続のために用いられることができる。USB型コネクタは、サウンドバー100への外部ディスプレイの接続のためのUSBホストポートを含むことができる。RCAコネクタ(すなわち図1eの「アナログ入力 左 右」)はステレオアナログ入力のために用いられることができ、4極3.5mmアナログサブウーファ出力コネクタ(すなわちサブウーファデバイスへの接続のための図1eの「サブ出力」)は無線周波数に不利な環境におけるバックアップとして用いられることができる。
【0030】
先に述べられたようにケーシング102の側面108の1つは、インターフェース部115を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができる。インターフェース部115は本明細書の以下で、図2を参照してさらに詳しく論じられる。
【0031】
図2に示されるようにインターフェース部115は、メモリ入力部202、アナログ入力部204、およびデジタル入力部206を含むことができる。
【0032】
メモリ入力部202は、メモリカード/スティックなどの対応する1つまたは複数のメモリデバイスの挿入のための1つまたは複数の入力スロットを含むことができる。メモリカードの1つの例はセキュアデジタルカード(すなわちSDカード)である。メモリカードの他の例はマイクロSDカードである。示されるようにメモリ入力部202は、例えば、それぞれ第1のマイクロSDカード、第2のマイクロSDカード、第3のマイクロSDカード、および第4のマイクロSDカードの挿入のための、第1の入力スロット(すなわち図2の「マイクロSDカード1」)、第2の入力スロット(すなわち図2の「マイクロSDカード2」)、第3の入力スロット(すなわち図2の「マイクロSDカード3」)、および第4の入力スロット(すなわち図2の「マイクロSDカード4」)を含むことができる。メモリ入力部202は、ユーザがコンテンツを記憶することを容易にすることができる。従って、サウンドバー100は、ユーザがコンテンツを記憶することを可能にする/容易にすることができる。
【0033】
メモリ入力部202は、メモリデバイスに記憶されたコンテンツへのアクセスを許可するまたは妨げるために、パスコード制御を有するように構成されることができることが好ましい。パスコード制御は、正しいパスコードが提供されることを条件として、メモリデバイスの1つまたは複数を「目に見える」ように、およびアクセス可能にでき得ることがより好ましい。
【0034】
アナログ入力部204は、補助入力部204aおよび音声入力部204bを含むことができる。補助入力部204aは、例えば、ジャックを受け入れ得る3.5mm雌コネクタの形とすることができる。同様に、音声入力部204bは、例えば、それぞれがジャックを受け入れ得る3.5mm雌コネクタの形とすることができる1つまたは複数のコネクタを含むことができる。
【0035】
補助入力部204aは、他のオーディオデバイス(図示せず)へのサウンドバー100の有線接続を容易にすることができる。オーディオデバイス(例えば、ポータブルオーディオプレーヤ)は、オーディオデバイスのためにスピーカとして動作することができるサウンドバー100に、オーディオ信号を通信することができる。
【0036】
音声入力部204bは、例えば、第1のマイクロフォン入力(すなわち図2の「マイク1」)、および第2のマイクロフォン入力(すなわち図2の「マイク2」)を含むことができる。マイクロフォン入力のそれぞれは、1人または複数のユーザから音声入力を受け取るために用いられ得る。この点に関して、サウンドバー100は、必要に応じてカラオケ装置として用いられることができることが理解できる。さらに、必要な場合サウンドバー100は、音声制御などの他のオーディオ関連機能を実行する/サポートすることができることが理解されることができる。
【0037】
デジタル入力部206は、USB型コネクタおよびHDMI(登録商標)型コネクタの一方または両方を含むことができる。示されるように、デジタル入力部206は、例えば、HDMI(登録商標)型コネクタ(すなわち図2の「HDMI(登録商標)入力3」)、「電源」USB型コネクタを通じてサウンドバー100にプラグ接続されることができる周辺機器に電源を供給するための電源USB型コネクタ(すなわち図2の「電源」)、および例えば、ディスプレイデバイス(例えば、ディスプレイ画面)または追加のサムドライブ/ハードディスクへの接続のためのホストUSB型コネクタ(図2の「USB」)を含むことができる。
【0038】
先に述べられたように、ケーシング102は、処理部112を搭載するように形作られおよび寸法設定されることができる。処理部112は本明細書の以下で、図3を参照してさらに詳しく論じられる。
【0039】
図3を参照すると処理部112は、プロセッサ302、オーディオモジュール304、ビデオモジュール306、メモリモジュール308、ユーザインターフェースモジュール310、入力/出力(I/O)モジュール312、トランシーバモジュール314、およびスピーカドライバモジュール316を含むことができる。
【0040】
プロセッサ302は、オーディオモジュール304、ビデオモジュール306、メモリモジュール308、ユーザインターフェースモジュール310、I/Oモジュール312、およびトランシーバモジュール314のそれぞれに結合されることができる。
【0041】
具体的には、プロセッサ302は、通信チャネル(すなわち図3に示されるように「I2C2、I2C1、UART1、SOI、I2SDO、GPIO」)を通じてオーディオモジュール304に結合されることができる。プロセッサ302は、他の通信チャネル(すなわち図3に示されるように「UART2」)を通じてビデオモジュール306に結合されることができる。プロセッサ302は、接続(すなわち図3に示されるように「MCU USB0」)を通じてメモリモジュール308に結合されることができる。プロセッサ302は、コネクタ(すなわち図3に示されるように「Flexコネクタ」)を通じてユーザインターフェースモジュール310に結合されることができる。プロセッサ302は、通信チャネル(すなわち図3に示されるように「I2C2」)を通じてI/Oモジュール312に結合されることができる。プロセッサ302は、他の通信チャネル(すなわち図3に示されるように「UART0」)を通じてトランシーバモジュール314に結合されることができる。
【0042】
さらに、オーディオモジュール304は、トランシーバモジュール314に結合されることができる(すなわち図3に示されるように「I2S IO」)。オーディオモジュール304はさらに、スピーカドライバモジュール316に結合されることができる。オーディオモジュール304はさらに、通信チャネル(すなわち図3に示されるように「SPDIF」)を通じてI/Oモジュール312に結合されることができる。さらに、後にさらに詳しく論じられるようにインターフェース部115の少なくとも一部、および接続部116の少なくとも一部の一方または両方は、オーディオモジュール304に結合されることができる。オーディオモジュール304は、図4を参照して後にさらに詳しく論じられる。
【0043】
さらに、ビデオモジュール306は、1つまたは複数の通信チャネル(すなわち図3に示されるように「イーサネット(登録商標)OTT」および/または「USBホスト2」)を通じてトランシーバモジュール314に結合されることができる。ビデオモジュール306はさらに、1つまたは複数の通信チャネル(すなわち図3に示されるように「OTT_HDMI(登録商標)、USBホスト2、UART2、イーサネット(登録商標)OTT」)を通じてI/Oモジュール312に結合されることができる。
【0044】
さらに、メモリモジュール308は、接続(すなわち図3に示されるように「USBホスト」)を通じてトランシーバモジュール314に結合されることができる。メモリモジュール308はさらに、オーディオモジュール304およびビデオモジュール306の一方または両方に結合されることができる(図示せず)。
【0045】
実用上、プロセッサ302は、例えば、マイクロプロセッサとすることができる。ユーザインターフェースモジュール310は、ユーザ制御部114に結合されることができる。例えば、ユーザが、第1から第5のプッシュ式ボタン114a/114b/114c/114d/114eのいずれかと相互作用するのに従って、ユーザインターフェースモジュール310は、第1から第5のプッシュ式ボタン114a/114b/114c/114d/114eのどれが押されたかを検出し、それに従って入力信号を生成するように構成されることができる。入力信号は、プロセッサ302に通信されることができ、プロセッサ302は、次いで入力信号に基づいて制御信号を生成することができる。制御信号は、プロセッサ302から、オーディオモジュール304、ビデオモジュール306、メモリモジュール308、ユーザインターフェースモジュール310、I/Oモジュール312、およびトランシーバモジュール314、またはそれらの任意の組み合わせのいずれかに通信されることができる。具体的には、制御信号は、プロセッサ302から、先に述べられた適切な接続部および/または通信チャネルを通じて、オーディオモジュール304、ビデオモジュール306、メモリモジュール308、ユーザインターフェースモジュール310、I/Oモジュール312、および/またはトランシーバモジュール314に通信されることができる。
【0046】
先に述べられたように、サウンドバー100は、音楽ストリーミングサービスをサポートするように、およびオンラインソースからのビデオ再生をサポートするように構成されることができる。
【0047】
このような機能は、ネットワーク(図示せず)を通じて1つまたは複数のオンラインソースに結合されることができるトランシーバモジュール314によって可能にされることができる。
【0048】
一例において、オーディオストリーミングの場合、トランシーバモジュール314は、オンライン音楽ソース(例えば、「Spotify」)と通信するように構成されることができ、オンライン音楽ソースからのデータはさらに、オーディオ出力信号を生じるためのさらなる処理のためにオーディオモジュール304に通信されることができる。オーディオ出力信号は、例えば、アナログスピーカ増幅器に対応し得るスピーカドライバモジュール316に通信されることができる。スピーカドライバモジュール316は、上述の複数のスピーカドライバ110に結合されることができる。この点に関して、スピーカドライバモジュール316は、オーディオ出力信号を、それらがサウンドバー100のユーザによって聴覚的に知覚されることができるように、増幅するように構成されることができる。
【0049】
他の例において、ビデオストリーミングの場合、トランシーバモジュール314は、オンラインビデオソース(例えば、「Netflix」)と通信するように構成されrun、オンラインビデオソースからのデータはさらに、ビデオ出力信号を生じるためのさらなる処理のためにビデオモジュール306に通信されることができる。ビデオモジュール306は、例えば、、サウンドバー100の外部のテレビ受像器に結合されることができる「Over The Top」(OTT)アンドロイドベースのテレビモジュールに対応することができる。具体的には、サウンドバー100は、テレビ受像器(図示せず)に結合されてビデオ出力信号を表示することができる。テレビ受像器は、I/Oモジュール312(すなわち図3に示されるように「TV」)を通じてビデオモジュール306に結合されることができる。
【0050】
I/Oモジュール312は、接続部116に結合されることができる。この点に関して、I/Oモジュール312は、例えば、HDMI(登録商標)ベースとすることができ、インターフェースポート312aおよびHDMI(登録商標)プロセッサ312bを含むことができる。周辺機器(図示せず)は、サウンドバー100に結合されることができ、周辺機器からのデータ信号は、HDMI(登録商標)接続(例えば、「HDMI(登録商標)1」)を通じて、サウンドバー100に通信されることができることが理解できる。例えば、周辺機器は、オーディオ信号生成デバイスとすることができ、生成されたオーディオ信号は、I/Oモジュール312とオーディオモジュール304との間の接続(すなわち図3に示されるように「SPDIF」)を通じて、オーディオモジュール304に通信されることができる。オーディオモジュール304は、オーディオ信号(周辺機器からの)を処理してオーディオ出力信号を生じることができ、これはスピーカドライバモジュール316に通信されることができる。同様に、出力信号(例えば、ビデオ出力信号)はサウンドバー100から、それに接続された周辺機器に通信されることができる。例えば、テレビ受像器は、接続部116(例えば、図1eに示されるように「HDMI(登録商標)出力」)を通じてサウンドバー100に結合されることができ、ビデオ出力信号は、例えば、接続部116の「HDMI(登録商標)出力」に結合されたI/Oモジュール312の信号線(例えば、図3に示されるように「TV」)を通じて通信されることができる。
【0051】
メモリモジュール308は、例えば、複数のカードスロットを有するSDカードスロットモジュールの形とすることができるメモリ入力部202に結合されることができる。メモリモジュール308は、リーダ308a(例えば、挿入されたSDカードを読み出すことができる)を含むことができる。一例において、メモリ入力部202は、4つのSDカードスロットを含むことができる。従って、メモリ入力部202は4つのSDカードを搭載することができ、リーダ308aは4つまでのSDカードを読み出すことができる。メモリモジュール308はまた、デジタル入力部206(例えば、USB型コネクタ)に結合されることができる。この点に関して、メモリモジュール308はさらに、USBベースのハブなどのハブ308bを含むことができる。
【0052】
従って、1つまたは複数のメモリデバイス(例えば、USBスティックおよび/またはSDカード)がサウンドバー100に挿入されることができ、挿入されたメモリデバイスに記憶されたコンテンツ(例えば、オーディオベースのコンテンツおよび/またはビデオベースのコンテンツ)は読み出され、例えば、再生の目的のためにオーディオモジュール304およびビデオモジュール306の一方または両方に通信されることができることが理解できる。
【0053】
オーディオモジュール304は本明細書の以下で、図4を参照してさらに詳しく論じられる。
【0054】
本開示の実施形態によればオーディオモジュール304は、一次オーディオプロセッサ402、中間オーディオプロセッサ404、および二次オーディオプロセッサ406を含むことができる。本開示の他の実施形態によれば、オーディオモジュール304はさらに、無線通信モジュール408、アナログ−デジタル変換器(ADC)410、および1つまたは複数のデジタル−アナログ変換器(DAC)412を含むことができる。本開示のさらに他の実施形態によれば、オーディオモジュール304はさらに、無線オーディオモジュール414およびマルチプレクサ416の一方または両方を含むことができる。
【0055】
示されるように、一次オーディオプロセッサ402は、中間オーディオプロセッサ404に結合されることができる。中間オーディオプロセッサ404は、二次オーディオプロセッサ406に結合されることができる。無線通信モジュール408およびADC410は、一次オーディオプロセッサ402に結合されることができる。DAC412は、二次オーディオプロセッサ406に結合されることができる。無線オーディオモジュール414は、一次オーディオプロセッサ402および二次オーディオプロセッサ406に結合されることができる。マルチプレクサ416は、中間オーディオプロセッサ404に結合されることができる。
【0056】
さらに、プロセッサ302は、一次オーディオプロセッサ402に結合されることができ、DAC412は、スピーカドライバモジュール316に結合されることができる。さらに、プロセッサ302は、無線通信モジュール408に結合されることができる。
【0057】
先に述べられたように、インターフェース部115の少なくとも一部、および接続部116の少なくとも一部の一方または両方は、オーディオモジュール304に結合されることができる。
【0058】
本開示の実施形態によれば、インターフェース部115の場合、アナログ入力部204は、オーディオモジュール304に結合されることができる。具体的には、補助入力部204aおよび音声入力部204bは、オーディオモジュール304に結合されることができる。例えば、補助入力部204aは、ADC410に結合されることができる(図4に示されるように「補助入力」)。音声入力部204bは、中間オーディオプロセッサ404および/またはマルチプレクサ416に結合されることができる(図4に示されるように「マイクA、B」および「マイクC、D」、および「外部マイク1、2」)。任意選択として、マルチプレクサ416は、音声入力部204bから受け取られた音声入力信号を選択するように構成されることができ(例えば、図4に示されるように「マイクC、D」と「外部マイク1、2」との間で選択する)、選択された音声入力信号は処理のために中間オーディオプロセッサ404にさらに通信されることができる。
【0059】
本開示の実施形態によれば、接続部116の場合、「光入力」型コネクタおよびHDMI(登録商標)型コネクタは、オーディオモジュール304に結合されることができる(例えば、図4に示されるように「光1」、「光2」、および「HDMI(登録商標)」の一次オーディオプロセッサ402への接続)。
【0060】
一次オーディオプロセッサ402は、例えば、Dolby(登録商標)Atmos(登録商標)用のアナログ・デバイセズの「SHARC(登録商標)」プロセッサとすることができる。中間オーディオプロセッサ404は、例えば、クリエイティブ・テクノロジー・リミテッドからの「Malcolm chip+Recon3Di AP」とすることができる。二次オーディオプロセッサ406は、例えば、アナログ・デバイセズの「SigmaDSP(登録商標)」プロセッサとすることができる。
【0061】
例えば、無線通信モジュール408は、例えば、サウンドバー100と無線でペア化された周辺機器(例えば、メディアプレーヤデバイス)からのオーディオ信号の、無線ストリーミングのためのブルートゥース(登録商標)ベースの通信モジュールとすることができる。
【0062】
無線オーディオモジュール414は、例えば、サウンドバー100とペア化されたサブウーファデバイス(図示せず)と通信するように構成されることができる。オーディオベースの出力信号(例えば、図4に示されるように「サブ」および「サラウンド」)は、二次オーディオプロセッサ406から、無線オーディオモジュール414に通信されることができ、無線オーディオモジュール414は、さらにオーディオベースの出力信号を、ペア化されたサブウーファデバイスに通信することができる。先に述べられたように、無線周波数に不利な環境において、および有線結合が好ましい場合、4極3.5mmアナログサブウーファ出力コネクタ(すなわちサブウーファデバイスへの接続のための図1eの「サブ出力」)が用いられることができる。さらに、無線オーディオモジュール414を制御するために、制御信号がプロセッサ302から通信されることができる(図4に示されるように「I2C1」)。
【0063】
先に述べられたように、スピーカドライバ110は、処理部112によって個別に制御されることができることが好ましい。具体的には、本開示の実施形態によれば、スピーカドライバ110は、二次オーディオプロセッサ406によって個別に制御されることができる。スピーカドライバ110のそれぞれを個別のチャンバ内に(すなわちチャンバ当たり1つのスピーカドライバだけ)収容することは、二次オーディオプロセッサ406によるスピーカドライバ110の個別の制御の実現性を容易にすることが理解できる。二次オーディオプロセッサ406は、図5の関連において制御プロセッサ502と呼ばれることができる。
【0064】
図5に示されるように制御プロセッサ502は、以下を含むことができる1つまたは複数のタスクを行うように構成されることができる。
i)スピーカグループ化502a
ii)スピーカクロスオーバ502b
iii)スピーカ遅延および指向性502c
【0065】
タスク(すなわちiからiiiまで)のすべてが実行される/行われる必要はないことが理解される。具体的には、制御プロセッサ502は、タスク(i)から(iii)までの任意の1つまたは複数、またはそれらの任意の組み合わせを行うように構成されることができる。さらにタスクは、必ずしも上記で概説された順序で実行される/行われる必要はない。
【0066】
先の議論(すなわち図4)から、上述の二次オーディオプロセッサ406に対応する制御プロセッサ502は、スピーカドライバモジュール316(例えば、増幅器)に結合されることができる。スピーカドライバモジュール316は、スピーカドライバ110に結合されることができる。
【0067】
先の例に基づいて、スピーカドライバモジュール316は、15個のスピーカドライバ110(図5の番号「1」から「15」によって表される)に結合されることができる。
【0068】
上述の左チャネルスピーカドライバアレイ(例えばTMM構成における)は、番号「4」、「5」、および「6」によって表されることができる。上述の右チャネルスピーカドライバアレイ(例えばMMT構成における)は、番号「10」、「11」、および「12」によって表されることができる。上述の中央チャネルスピーカドライバアレイ(例えばMTM構成における)は、番号「7」、「8」、および「9」によって表されることができる。上述の2つの追加のチャネル(例えば、それぞれはMTスピーカドライバアレイ構成を有する)は、番号「2」、「3」(すなわち第1の追加のチャネルに対して)、および番号「13」、「14」(すなわち第2の追加のチャネルに対して)によって表されることができる。上述のさらなる2つのチャネル(例えば、それぞれがフルレンジスピーカドライバを有する)は、番号「1」(すなわち第1のさらなるチャネルに対して)、および番号「15」(すなわち第2のさらなるチャネルに対して)によって表されることができる。
【0069】
この点に関して、図5において「ツィータ」スピーカドライバは、番号「2」、「4」、「8」、「12」、および「14」によって表されることができることが理解できる。「中音」スピーカドライバは、番号「3」、「5」、「6」、「7」、「9」、「10」、「11」、および「13」によって表されることができる。フルレンジスピーカドライバは、番号「1」および「15」によって表されることができる。さらに、スピーカドライバ110のそれぞれは、個別のチャンバによって収容されることが理解できる。例えば、スピーカドライバ番号「1」からスピーカドライバ番号「15」は、それぞれ個別のチャンバ1aから個別のチャンバ15aによって収容される。
【0070】
さらに、サウンドバー100は、サブウーファデバイスとペア化されることができることが先に述べられた。図5に示されるような例は、2つのスピーカドライバ504a、504bを含むサブウーファデバイス504である。
【0071】
本開示の実施形態によれば、スピーカグループ化502aに関して、制御プロセッサ502は、スピーカドライバ110を柔軟にグループ化するように構成されることができる。例えば、制御プロセッサ502は、1つまたは複数のスピーカドライバ110をグループに割り当てるために、制御信号を生成するようにプログラム(ファームウェアなど)されることができる。
【0072】
1つの例506において、スピーカドライバ110は、制御プロセッサ502によって7つのグループ(すなわち第1のグループ506aから第7のグループ506gまで)にグループ化されることができる。第1のグループ506aは、スピーカドライバ番号1を含むことができる。第2のグループ506bは、スピーカドライバ番号2および3を含むことができる。第3のグループ506cは、スピーカドライバ番号4、5、および6を含むことができる。第4のグループ506dは、スピーカドライバ番号7、8、および9を含むことができる。第5のグループ506eは、スピーカドライバ番号10、11、および12を含むことができる。第6のグループ506fは、スピーカドライバ番号13および14を含むことができる。第7のグループ506gは、スピーカドライバ番号15を含むことができる。
【0073】
他の例508において、スピーカドライバ110は、制御プロセッサ502によって7つのグループ(すなわち第1のグループ508aから第7のグループ508gまで)にグループ化されることができる。第1のグループ508aは、スピーカドライバ番号1を含むことができる。第2のグループ508bは、スピーカドライバ番号2および3を含むことができる。第3のグループ508cは、スピーカドライバ番号4および5を含むことができる。第4のグループ508dは、スピーカドライバ番号6、7、8、9、および10を含むことができる。第5のグループ508eは、スピーカドライバ番号11および12を含むことができる。第6のグループ508fは、スピーカドライバ番号13および14を含むことができる。第7のグループ508gは、スピーカ番号15を含むことができる。
【0074】
制御プロセッサ502によってスピーカドライバ110を柔軟にグループ化することは、有用な応用例を有することができる。
【0075】
1つの例示的応用例は、サウンドバー100の好ましい(すなわちユーザの好みに従って)区分からのオーディオ出力を増強することであるものとすることができる。例えば、サウンドバー100の中央チャネル区分が、左および右チャネル区分と比べて、より大きく重み付けられたオーディオ出力を有することが望ましい場合がある。これは、より多くのスピーカドライバを中央チャネル区分に割り当てるように、制御プロセッサ502を構成することによって達成されることができる。具体的には、例506および例508に基づいて、第4のグループ506d、508dは中央チャネル区分であると考えられ得ることが理解できる(一方、第3のグループ506c、508cおよび第5のグループ506e、508eは、それぞれ左チャネル区分および右チャネル区分であると考えられ得る)。より具体的には、例506および例508を比較して、例508ではより多くのスピーカドライバ(すなわち番号6および番号10)が中央チャネル区分に割り当てられていることが理解できる。従って、例508に基づくグループ化構成は、例506に基づくグループ化構成と比べて、中央チャネル区分からのより大きく重み付けされたオーディオ出力(すなわちオーディオ出力における増強)を提供するようになる。
【0076】
他の例示的応用例は、ユーザ(すなわちサウンドバー100の)に、「超ワイドステレオ」聴覚的知覚を提供することを受け持つことができる1つまたは複数の音場を柔軟に調整することとすることができる。2つのスピーカドライバサブウーファデバイス504とペア化された、15個のスピーカドライバ110の例示的サウンドバー100構成を前提として、「15.2超ワイドステレオ」リスニングエクスペリエンスがユーザに提供されることができることが理解されることができる。音場は、図6を参照して後にさらに詳しく論じられる。
【0077】
スピーカクロスオーバ502bに関して、スピーカドライバ110のいくつかはオーディオ周波数の一定の範囲のオーディオ出力により適しており、一方、スピーカドライバ110のいくつかはオーディオ周波数の別の一定の範囲のオーディオ出力により適していることが理解できる。例えば、スピーカドライバ110の一部は、高周波オーディオ信号(例えば、4KHzより高い)のオーディオ出力に適した高周波ベースのスピーカドライバ(すなわち「ツィータ」スピーカドライバ)とすることができ、スピーカドライバ110の一部は、中域周波数オーディオ信号(例えば、100Hzから4KHzまで)のオーディオ出力に適した中音周波数ベースのスピーカドライバ(すなわち(「中音」スピーカドライバ)とすることができる。従って本開示の実施形態によれば制御プロセッサ502は、適切なオーディオ信号が適切なスピーカドライバ110によって出力されることができるように、スピーカクロスオーバ502bのタスクを行うように構成されることができる(例えば、4KHzより高いオーディオ信号は、番号4、8、および12などの「ツィータ」スピーカドライバによって出力されることになり、100Hzから4KHzまでのオーディオ信号は、番号5、6、9、10、および11などの「中音」スピーカドライバによって出力されることになる)。
【0078】
スピーカ遅延および指向性502cに関して、本開示の実施形態によれば制御プロセッサ502は、1つまたは複数のスピーカドライバ110のオーディオ出力の方向を制御する、および1つまたは複数のスピーカドライバ110のオーディオ出力に対して時間遅延を提供するタスクを行うように構成されることができる。スピーカ遅延および指向性502cのタスクを行うことによって、「超ワイドステレオ」(例えば、「15.2超ワイドステレオ」)聴覚的知覚を容易にするように、1つまたは複数の音場が生成されることができる。さらに先に述べられたように、スピーカドライバ110を柔軟にグループ化する任意選択(すなわちスピーカグループ化502aに関して)は、音場を柔軟に調整する可能性を提供することができる。
【0079】
音場は、本明細書の以下で図6を参照して例示的セットアップの関連において論じられる。
【0080】
図6を参照すると、本開示の実施形態による例示的セットアップ600が示される。ユーザ602は、サウンドバー100から2000ミリメートル(mm)離れて位置することができ、基準軸604aを有する音場604は、ユーザ602の左側に約1000mmにおいて生成されることが望ましい。さらに音場604は、ユーザ602から音場604に向かって延びる水平軸602aから、21度の角度でオフセットされることが望ましい。さらにスピーカドライバ番号「4」、「5」、および「6」は、サウンドバー100の左チャネル区分606としてグループ化されることができる(すなわち制御プロセッサ502によって割り当てられる)。さらに、スピーカドライバ番号「7」、「8」、および「9」は、サウンドバー100の中央チャネル区分608としてグループ化されることができる(すなわち制御プロセッサ502によって割り当てられる)。さらに、スピーカドライバ番号「10」、「11」、および「12」は、サウンドバー100の右チャネル区分609としてグループ化されることができる(すなわち制御プロセッサ502によって割り当てられる)。
【0081】
具体的には、線600a(これはサウンドバー100に垂直で、中央チャネル区分608を通過する)によって表されるように、ユーザ602は、サウンドバー100に面し、サウンドバー100からおおよそ2000mm離れて位置することができる。さらに、水平軸602aによって表されるように、音場604は、左チャネル区分606に基づいて、ユーザ602の左におおよそ1000mmに生成されることができる(すなわち例えば、スピーカドライバ番号「4」および「5」と比べて、中央チャネル区分608に最も近いスピーカドライバ番号「6」を基準にして)。この点に関して、スピーカドライバ番号「6」はまた、例えば、遅延を決定する目的のために、左チャネル区分606内の残りのスピーカドライバ(例えば、番号「4」および「5」)に対する基準スピーカドライバと呼ばれることができる。さらに、「X」(すなわち線600aと612との間の距離)によって表されるように、基準スピーカドライバ(すなわちスピーカドライバ番号「6」)は、スピーカドライバ番号「8」から225mm離れて位置することができる。さらに、先に述べられたように、音場604は、21度の角度でオフセットされることが望ましい(すなわち基準軸604aおよび水平軸602aに基づく交角)。
【0082】
スピーカドライバ番号「6」、「5」、および「4」からのオーディオ出力の指向性は、それぞれ点線610a、610b、および610cによって表されることができる。示されるようにスピーカドライバ110からのオーディオ出力の指向性は、例えば、平行化をベースとする指向性出力とすることができる(すなわち点線610a、610b、および610cは、互いに対して実質的に平行である)。点線610aは、スピーカドライバ番号「6」と基準軸604aとの間の距離を表す。点線610bは、スピーカドライバ番号「5」と基準軸604aとの間の距離を表す。点線610cは、スピーカドライバ番号「4」と基準軸604aとの間の距離を表す。
【0083】
点線610aの長さは、以下の線を用いてピタゴラスの定理に基づいて、2144.9mmであると決定されることができる。
A)線612(これは2000mmである線600aと等価な長さである)
B)線600b(これは1000mmである)から「X」(これは225mmである)を差し引く。
【0084】
具体的には、点線610aの長さ(すなわち2144.9)=(20002+(1000−225)2)の平方根。
【0085】
この点に関して、点線610aの長さは、以下のパラメータに基づいて決定されることができることが理解できる。
1)ユーザとサウンドバー100との間の距離(すなわち線600aによって表される)
2)ユーザと音場604との間の距離(すなわち線602aによって表される)
3)基準スピーカドライバ(スピーカドライバ番号「6」)と、線600aが通過するスピーカドライバ(スピーカドライバ番号「8」)との間の距離。
【0086】
点線610bおよび610cの長さは、類似のやり方で決定されることができることが理解されることができる。点線610bおよび610cは、それぞれスピーカドライバ番号「5」およびスピーカドライバ番号「4」に基づくので、それらのスピーカドライバ番号「8」に対するそれぞれの距離を考慮に入れる必要があることがさらに理解できる。
【0087】
この例示的セットアップ600に基づいて、点線610bおよび610cの長さはそれぞれ2112.4mmおよび2088.9mmであると決定されることができる。
【0088】
従って、音場604を生成するためには、制御プロセッサ502は以下を行うように構成されることができる。
1)スピーカドライバ番号「4」、「5」、および「6」のオーディオ出力の方向を制御するタスク、および
2)スピーカドライバ番号「4」およびスピーカドライバ番号「5」のそれぞれのオーディオ出力に関して、基準スピーカドライバ(すなわちスピーカドライバ番号「6」)を基準にして時間遅延を提供すること。
【0089】
具体的には、ユーザ602から音場604に向かって延びる水平軸602aから、21度の角度でオフセットされる上述の基準軸604aを達成するように、スピーカドライバ番号「4」およびスピーカドライバ番号「5」のそれぞれのオーディオ出力に対して、時間遅延が提供されなければならない。
【0090】
スピーカドライバ番号「4」に対して適用されることになる時間遅延は、すなわち(点線610aの長さ−点線610cの長さ)/音速である。例えば((2144.9−2088.9)/1000)/344=0.163ミリ秒(または48KHzサンプリングレートでおおよそ8サンプルであり、これは8/48000と等価である)。
【0091】
スピーカドライバ番号「5」に対して適用されることになる時間遅延は、すなわち(点線610aの長さ−点線610bの長さ)/音速である。例えば((2144.9−2112.4)/1000)/344=0.095ミリ秒(または48KHzサンプリングレートでおおよそ5サンプルであり、これは5/48000と等価である)。
【0092】
音場604のプロファイル(すなわち点線の楕円形604によって表される)は、非収束型指向性出力に基づくことが理解されることができる(すなわち出力は一点に収束しない)。音場604のプロファイルは、スピーカドライバ番号「6」からのオーディオ出力と一緒に基準軸604a(すなわち点線610a、610b、および610cの端部にわたって描かれ、およびそれらを接続する仮想の線)が形成されることができるように、時間遅延がスピーカドライバ番号「4」(例えば、0.163ミリ秒)およびスピーカドライバ番号「5」(例えば、0.095ミリ秒)のそれぞれのオーディオ出力に適用される、平行化をベースとする指向性出力に基づくことが好ましい。
【0093】
あるいは、発散をベースとする指向性出力(すなわち出力は発散し、平行化されない)も可能である。それに従って、音場604を生成するために、平行化をベースとする指向性出力に関する先の議論に従って基準軸604aを形成するように、左チャネル区分606のスピーカドライバに対する時間遅延および指向性が調整されることが必要になることが理解されることができる。
【0094】
非収束型指向性出力(すなわち一点に収束するのとは対照的な)に基づいて音場を生成することによって、聴覚的知覚のための「スイートスポット」はかなり拡大されることができる。これは、聴覚的知覚のための正確なユーザ位置決め(すなわち限定された「スイートスポット」領域)のための、かなり高い要求を生じ得る収束型指向性出力と対照的である/比較される。この点に関して、音場604は、分散したプロファイルに関連付け可能と考えられることができる。
【0095】
さらに、例示的セットアップ600は、制御プロセッサ502による左チャネル区分606の適切な調整および/または制御(すなわち指向性を制御するおよび/または時間遅延を提供する)のやり方によって音場604を生成することの関連において非常に詳しく論じられたが、1つまたは複数の他の音場が生成されることができることが理解されることができる。例えば、左チャネル区分606の場合のように、制御プロセッサ502は同様に、ユーザ602の右側に別の音場を生成するように、右チャネル区分609の1つまたは複数のスピーカドライバに対してオーディオ出力の方向を制御し、適切な時間遅延を提供するようにさらに構成されることができる。
【0096】
従って、一般にサウンドバー100(すなわちこれは単に装置と呼ばれ得る)は、複数のスピーカドライバ110および制御プロセッサ502を含むことができることが理解できる。
【0097】
制御プロセッサ502は、以下を行うように構成されることができる:
1)スピーカドライバ110を柔軟にグループ化する(すなわち上述の左チャネル区分606、中央チャネル区分608、および右チャネル区分609などの1つまたは複数のグループに)
2)分散したプロファイルに関連付け可能な少なくとも1つの音場604を生成する(すなわち音場604は非収束型指向性出力に基づくと考えられる)ように、少なくとも1つの制御されるグループ(例えば、例示的セットアップ600に従って、制御プロセッサ502はスピーカドライバ番号「6」、「5」、および「4」からのオーディオ出力の指向性を制御/調整するので、左チャネル区分606は制御されるグループと考えられ得る)からの、少なくとも1つのグループ(例えば、左チャネル区分606、中央チャネル区分608、および/または右チャネル区分609)からのオーディオ出力の指向性を制御し、および少なくとも1つのスピーカドライバからのオーディオ出力に時間遅延を提供するタスクを行う(例えば、例示的セットアップ600に従って、スピーカドライバ番号「4」に関して0.163ミリ秒の時間遅延が提供され、およびスピーカドライバ番号「5」に関して0.095ミリ秒の時間遅延が提供される)。
【0098】
本開示の実施形態によれば、図7に示されるように、例示的セットアップ600に基づいて制御プロセッサ502が、左および右チャネル区分606、609を制御および/または調整することは、事実上、結果として凸状スピーカ配置/編成700(すなわち仮想の凸状点線表示700a)を生じるようになることが理解されることができる。本開示の他の実施形態によればまた、左、中央、および右チャネル区分606、608、609内のスピーカドライバの適切な調整および/または制御によって、凹状スピーカ配置/編成702(すなわち仮想の凹状点線表示702a)も可能となることができることが理解できる。
【0099】
仮想の凸状点線表示700aおよび仮想の凹状点線表示702aは、ユーザによって聴覚的に知覚可能な実効的オーディオ出力を表す(すなわちユーザには、スピーカドライバ110が凸状/凹状配置に配置されたように聞こえ得るが、スピーカドライバ110自体は必ずしもそのように物理的に配置される/位置付けられる必要はない)。
【0100】
先に述べられたように、サウンドバー100(すなわちこれは単に装置と呼ばれ得る)は、サウンドバー100によって再生される1つまたは複数のデータファイル(例えば、オーディオタイプファイル)の柔軟な制御/調整のために、コンピュータに結合されることができる。
【0101】
例えば、オーディオタイプファイルを柔軟に制御/調整することによってユーザは、サウンドバー100を用いながらオーディオエクスペリエンスを容易にカスタマイズすることができる。事実上、サウンドバー100からのオーディオ出力に対するユーザによる振り付けが容易にされることができる。これは本明細書の以下で、図8を参照して論じられる。
【0102】
図8に示されるように本開示の実施形態によれば、サウンドバー100は、コンピュータ800に結合されることができる。サウンドバー100とコンピュータ800との間の結合は、有線結合および無線結合の一方または両方のやり方によることができる。さらに、コンピュータ800は、例えば、デスクトップ型コンピュータ(すなわち非ポータブル)、またはポータブル型コンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、処理ユニット、スマートフォンまたは携帯情報端末などのハンドヘルドデバイス)とすることができる。
【0103】
コンピュータ800は、サウンドバー100の外部のデバイスとする(すなわちサウンドバー100およびコンピュータ800は2つの相異なる/別々のデバイスである)ことができるが、本開示は任意選択として、コンピュータ800は、サウンドバー100によって搭載されることができる(例えば、コンピュータ800は、サウンドバー100によって搭載された内部処理ユニットの形とすることができる)、または、サウンドバー100はコンピュータ800によって搭載されることができる(例えば、サウンドバー100はコンピュータ800によって搭載された内部オーディオデバイスに対応し得る)ことを企図する。具体的には、任意選択として、コンピュータ800およびサウンドバー100は、一体化されることができる。より具体的には、任意選択としてコンピュータ800およびサウンドバー100は、単一のデバイスと考えられることができる。サウンドバー100およびコンピュータ800は、オーディオシステム800aを構成することができる。
【0104】
コンピュータ800は、ディスプレイ部802および制御部804を含むことができる。一実施形態において、示されるように、ディスプレイ部802は、非タッチスクリーンベースとすることができ、制御部804は、ディスプレイ部802に結合され、制御信号を生成するためにユーザによって使用可能な入力デバイス(例えば、キーボード、またはマウスなどのポインティングデバイス)とすることができる。示されない他の実施形態においてディスプレイ部802は、タッチスクリーンベースとすることができ、例えば、制御信号を生成するためにユーザによって用いられ得るグラフィックスユーザインターフェースの形での制御部804を表すことができる。
【0105】
コンピュータ800は、ディスプレイ部802を通じて、ユーザが例えば、サウンドバー100によって再生されることができる1つまたは複数のオーディオタイプファイルを柔軟に制御/調整することを可能にする、ユーザインターフェース806を提示するように構成されることができる。「オーディオタイプファイル」とは、本明細書の以下では単に「オーディオファイル」と呼ばれる。
【0106】
具体的には、ユーザは制御部804を用いて、1つまたは複数のオーディオファイルを柔軟に制御/調整するように、制御信号を生成することができる。さらに、コンピュータ800はディスプレイ部802を通じて、オーディオファイルを柔軟に制御/調整するための、ユーザによる使用のための一組のオーディオ効果808を提示するように構成されることができる。
【0107】
一組のオーディオ効果808は、予めプログラムされることができる1つまたは複数のオーディオ効果(すなわちユーザによって使える状態で、コンピュータ800に記憶された音響効果のオーディオライブラリ)を含むことができる。オーディオ効果は、オーディオ効果ラベルとしてユーザに視覚的に提示されることができる。例えば、第1のオーディオ効果ラベル808aおよび第2のオーディオ効果ラベル808bが示される。従って、一般に、一組のオーディオ効果808は、対応する1つまたは複数のオーディオ効果ラベル808a、808bとして視覚的に提示されることができる(すなわちディスプレイ部802を通じて)、1つまたは複数のオーディオ効果を含むことができる。
【0108】
第1のオーディオ効果ラベル808aは、例えば、「夜モード」とラベル付けされることができるオーディオ効果に対応することができる。「夜モード」とラベル付けされたオーディオ効果は、「ソフトな」オーディオ出力の必要性がある夜間の間のリスニングの好みに関連付けられることができる(すなわちオーディオ出力に対する音量レベルは、昼間の間と比べて夜間の間に対しては低くされることになる)。第2のオーディオ効果ラベル808bは、例えば、「超ワイドステレオ」とラベル付けされることができる別のオーディオ効果に対応することができる。「超ワイドステレオ」は、図5から図7を参照して先に論じられた。
【0109】
一実施形態において、ユーザインターフェース806は、オーディオファイルの表示を示すように構成されることができる。例えば、オーディオファイルに基づくオーディオ出力の持続時間(例えば、歌の持続時間)のグラフィック表示(例えば、タイムラインバー810の形である)、およびユーザが、オーディオ出力の持続時間の時間内の特定の点に、一組のオーディオ効果808から1つまたは複数のオーディオ効果ラベルを挿入することを可能とすることができる(例えば、「ドラッグアンドドロップ」を通じて)。従って、ユーザインターフェース806は、オーディオファイルの対応する1つまたは複数の部に、1つまたは複数のオーディオ効果(例えば、第1のオーディオ効果ラベル808a/第2のオーディオ効果ラベル808b)を割り当てるようにユーザによって使用可能となるように構成されることができる。オーディオファイルの1つの部に複数のオーディオ効果ラベル(例えば、第1および第2のオーディオ効果ラベル808a、808bの両方)が割り当てられることも可能であることが理解されることができる(すなわちオーディオファイルの1つの部に、1つのオーディオ効果ラベルのみが割り当てられるのとは対照的に)。
【0110】
1つの特定の例において、ユーザは、6分の持続時間を有する歌の開始において(すなわち点線の両方向矢印810aによって示されるタイムラインバー810の始まりにおいて)、第1のオーディオ効果ラベル808aをドラッグアンドドロップすることができる。ユーザは、その後に、歌の1分の時点に第2のオーディオ効果ラベル808b(図示せず)を、その後に、歌の4分の時点に第1および第2のオーディオ効果ラベル808a、808bの両方(図示せず)をドラッグアンドドロップし、および歌の終わりに向かって30秒の時点に第2のオーディオ効果ラベル808b(例えば、点線の両方向矢印810bによって示される)で終わることができる。
【0111】
上記のやり方で、ユーザは、オーディオ出力のどの特定の時点において、何の/どのオーディオ効果が聴覚的に知覚されることができるかを制御することができる。従って、ユーザが、ユーザの好みに従って、オーディオ出力を振り付ける(すなわちサウンドバー100から)ことを可能とすることができる。
【0112】
ユーザの振り付けを受けるオーディオファイルは、望まれる場合は、常に保存および再生(すなわちサウンドバー100上、またはコンピュータ800などの他のデバイス上において)されることができることが好ましい。先の議論に従って、ユーザインターフェース806を用いて、一組のオーディオ効果808からオーディオ効果ラベル808a、808bを挿入することによって、オーディオ効果はオーディオファイルに埋め込まれたと考えられることができる。
【0113】
オーディオ効果が埋め込まれたオーディオファイルは、「変更されたオーディオファイル」と呼ばれ得る。一例において、オーディオ効果は、歌詞がオーディオファイル(例えば、カラオケセッション時に再生される歌のためのオーディオファイル)に埋め込まれ得るのと類似なやり方で、オーディオファイルのID3タグに埋め込まれ得る。
【0114】
あるいは、上記で論じられたような埋め込みのやり方ではなく、挿入されたオーディオ効果ラベル808a、808bに基づいて、付属ファイル(companion file)(すなわちオーディオファイルに対する)を生成することも可能である。付随するコンパニオンファイルは、ビデオファイル用の付随するサブタイトルファイル(例えば、拡張子「.SRT」を用いて名前が付けられる「SubRip」型字幕ファイル)が生成されおよび読み出し/アクセスされることができるのと類似のやり方で、オーディオファイルと共に生成されおよび読み出し/アクセスされることができる。
【0115】
さらに,サウンドバー100および/またはコンピュータ800は、このような「変更されたオーディオファイル」、および/またはオーディオファイルとその付随する付属ファイルとの組み合わせを読み出す/アクセスする(例えば、復号する)ことができるようにプログラムされることができる(すなわち適切な/独自開発のファームウェアを備える)ことが好ましい。
【0116】
従って、オーディオファイルがオーケストラによって演奏される長い楽譜の録音に基づくことができる例示的シナリオにおいて、聞く人(すなわちサウンドバー100のユーザ)に聴覚的に耳障りとなる場合がある楽譜のいくつかの部分、および聞く人がより広いステレオ効果を好ことができるいくつかの部分が存在することができるであろうことが理解できる。この点に関して、提示されるユーザインターフェース806を通じて、一組のオーディオ効果808から適切なオーディオ効果ラベルが、オーディオファイルの適切な部分の中に/オーディオファイルの適切な部分において挿入されることができる。さらに、サウンドステージ(すなわち長い楽譜がオーケストラによって演奏される音楽イベントの録音の再現)がユーザの好みに従って、一組のオーディオ効果808からのオーディオ効果ラベルの適切な挿入を通じて、柔軟に変化されることができる。一般に、オーディオ効果ラベル808a、808bのそれぞれは、サウンドバー100からのオーディオ出力の柔軟な振り付けを容易にするように、タイムラインバー810内で/タイムラインバー810の、任意の時点に柔軟に挿入可能であつことができることが理解されることができる。
【0117】
従って、ユーザの好みに従って、聞く人が長い楽譜の録音のオーディオ出力を振り付けることを可能にすることによって、聞く人は、例えば、サウンドバー100を通じて長い楽譜の再生を聞きながら、手動の調整(例えば、音量を上げるまたは下げる)を行う必要がなくなる。再生の過程において手動の調整を行う必要性は、リスニングエクスペリエンスを損なう場合があることが理解されることができる。従って、聞く人がオーディオ出力を振り付けることを可能にすることは、事実上、リスニングエクスペリエンスを向上させることになる。
【0118】
上記のようにして、上記の欠点の少なくとも1つに対処するための本開示の様々な実施形態が開示された。このような実施形態は、添付の「特許請求の範囲」によって包含され、述べられた部分の特定の形または配置に限定されないことが意図され、および当業者には本開示に鑑みて数多くの変形および/または変更がなされ得、これらも添付の「特許請求の範囲」によって包含されることが意図されることが明らかであろう。
【0119】
例えば、サウンドバー100によって再生される1つまたは複数のオーディオファイルの柔軟な制御/調整のために、サウンドバー100は、コンピュータに結合されることができることが企図され、図8は、一般にオーディオタイプファイルの関連においてに論じられたが、このような議論は、オーディオ出力に関連付けられることができる他の一般のデータファイルに同様に適用されることができることが理解できる。1つのそのような例は、ビデオタイプファイルである。
【0120】
より具体的な例において、サウンドバー100に関連して再生される1つまたは複数のビデオタイプファイルの柔軟な制御/調整のために、サウンドバー100はコンピュータに結合されることができる。ビデオタイプファイルに関連付けられたオーディオ出力は、サウンドバー100を通じて出力されることができる。ビデオタイプファイルは、ユーザに聴覚的に耳障りとなることができる、および/またはユーザにとってより興味があることができるオーディオを含むことができることが企図される。例えば、ビデオタイプファイルはアクション映画関連のビデオファイルとすることができ、爆発型音響効果、および男優/女優の間の会話に関するオーディオを含むことができる。ユーザは、映画を見るとき、爆発型音響効果は聴覚的に耳障りに感じる場合があり、およびより会話に集中することを好む場合がある。この点に関して、爆発音響効果が聞かれ得る映画の部分の間に上述の「夜間モード」効果が挿入されることになり、および会話が多い映画の部分の間に別のオーディオ効果(例えば、音量レベル増強)が挿入されることができる。
【図1a】
【図1b】
【図1c】
【図1d】
【図1e】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【国際調査報告】