(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019521821
(43)【公表日】20190808
(54)【発明の名称】CPAPデバイスのための鼻用インターフェース
(51)【国際特許分類】
   A61M 16/00 20060101AFI20190712BHJP
   A61M 16/06 20060101ALI20190712BHJP
【FI】
   !A61M16/00 305A
   !A61M16/06 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】2019522623
(86)(22)【出願日】20170714
(85)【翻訳文提出日】20190304
(86)【国際出願番号】US2017042065
(87)【国際公開番号】WO2018013893
(87)【国際公開日】20180118
(31)【優先権主張番号】62/362,697
(32)【優先日】20160715
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/648,504
(32)【優先日】20170713
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】319007583
【氏名又は名称】エンサイト エルエルシー
【住所又は居所】アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01803, バーリントン, ノース アベニュー 1
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】マーシュ, スティーブン アラン
【住所又は居所】アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01741, カーライル, カーブ ストリート 1354
(72)【発明者】
【氏名】オーモンド, ジェイムズ エム.
【住所又は居所】アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02478, ベルモント, マンロー ストリート 85
(72)【発明者】
【氏名】ホタリング, ブライアン アール.
【住所又は居所】アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01451, ハーバード, オールド リトルトン ロード 263
(72)【発明者】
【氏名】マクニール, ジョン エー.
【住所又は居所】アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01720, アクトン, モヒガン ロード 32
(57)【要約】
ユーザの鼻に取り付けるデバイスのための鼻用インターフェースが、説明される。鼻用インターフェースは、特に、CPAPデバイスのために適合可能であって、一対の端部部分で終端し、各端部部分が、端部部分の第1の表面内に少なくとも1つの出口を有する、本体を通る空気通路を有し、鼻用インターフェースが本体上に支持される、デバイス本体を含み、鼻用インターフェースは、その端部部分にフレア状継手を有する、一対の鼻栓を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
気道圧呼吸デバイスは、
本体であって、前記本体は、前記本体を通る一対の空気通路を有し、その一対の空気通路は、一対の端部部分で終端し、各端部部分は、前記端部部分の第1の表面内に少なくとも1つの出口を有する、本体と、
前記本体によって支持されるマイクロポンプであって、前記マイクロポンプは、周囲空気を前記本体内の前記空気通路を通して前記端部部分に圧送するように構成される、マイクロポンプと、
前記本体上に支持される鼻用インターフェースであって、前記鼻用インターフェースは、一対の鼻栓を備え、前記一対の鼻栓は、その端部部分にフレア状継手を有する、鼻用インターフェースと、
を備える、気道圧呼吸デバイス。
【請求項2】
前記鼻栓は、鼻栓外部側壁を有し、前記フレア状継手は、前記鼻栓側壁上に一体的に提供され、前記フレア状継手は、前記ユーザが前記鼻栓を前記ユーザの鼻の中に容易に挿入することを可能にするように定寸される、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項3】
前記本体および鼻栓は、それぞれ、一対の範囲内に中心線角および面角を提供し、前記気道圧呼吸デバイスと前記ユーザの鼻との間にシールを提供するように調節可能である、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項4】
前記フレア状継手は、前記気道圧呼吸デバイス内の空気経路に接続する、少なくとも1つの開口を有する、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項5】
前記鼻栓は、外部メサ形状を有する外部側壁を有し、前記フレア状継手は、前記鼻栓側壁の延在部である、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項6】
前記鼻栓は、外部メサ形状を有する外部側壁を有し、前記フレア状継手は、前記鼻栓側壁の延在部であり、前記フレア状継手は、その端部部分間に、円錐形形状の内部通路を有し、前記フレア状部分における前記端部部分のうちの第1のものは、前記気道圧呼吸デバイスで終端する前記端部部分のうちの第2の遠位のものより大きい開口部を有する、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項7】
前記鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料である、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項8】
前記鼻栓は、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、前記鼻栓形状は、略長円である、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項9】
前記鼻栓は、長円であり、面積約30〜90mmに及び得る開口部を有する、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項10】
前記鼻栓の材料は、ゴム状材料である、請求項1に記載の気道圧呼吸デバイス。
【請求項11】
ユーザの鼻に取付可能なデバイスであって、前記デバイスは、
本体であって、前記本体は、前記本体を通る一対の空気通路を有し、その一対の空気通路は、一対の端部部分で終端し、各端部部分は、前記端部部分の第1の表面内に少なくとも1つの出口を有する、本体と、
前記本体に取り付けられる鼻用インターフェースであって、前記鼻用インターフェースは、一対の鼻栓を備え、各鼻栓は、フレア状部分内の第1の端部で終端し、かつ前記本体の前記一対の空気通路のうちの対応するものにおける第2の端部で終端する、外部メサ形状側壁を有する、鼻用インターフェースと
を備える、デバイス。
【請求項12】
各鼻栓側壁および各対応するフレア状継手は、前記鼻栓側壁と一体的に提供され、前記フレア状継手は、前記ユーザが前記鼻栓を前記ユーザの鼻の中に容易に挿入することを可能にするように定寸される、請求項11に記載のインターフェース。
【請求項13】
前記鼻栓は、前記デバイスと前記ユーザの鼻との間にシールを提供する、請求項11に記載のインターフェース。
【請求項14】
前記鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であり、前記インターフェースは、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、前記鼻栓外部側壁およびフレア状継手は、略メサ形状の形状を有する、請求項11に記載のインターフェース。
【請求項15】
前記鼻栓は、前記鼻栓を通る開口部を有し、前記開口部は、略長円であり、面積約30〜90mmの範囲である、請求項11に記載のインターフェース。
【請求項16】
デバイスをユーザの鼻に取り付けるための鼻用インターフェースであって、前記インターフェースは、
それぞれが通路を包囲する側壁を有する一対の鼻栓であって、前記側壁の外部形状は、メサ形状であり、前記側壁は、フレア状継手内の一端で終端され、前記鼻栓のそれぞれは、前記側壁の第2の遠位対向端部に、デバイスを受け入れるための収容部を有する、一対の鼻栓、
を備える、インターフェース。
【請求項17】
前記鼻栓のそれぞれは、内部の円錐形形状の側壁によって提供される、前記フレア状継手と前記第2の遠位対向端部との間の内部通路を有する、請求項16に記載のインターフェース。
【請求項18】
前記鼻栓は、前記インターフェースが取り付けられるデバイスと前記ユーザの鼻の鼻孔との間にシールを提供する、請求項16に記載のインターフェース。
【請求項19】
前記鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であり、前記インターフェースは、鼻栓中心線角範囲約110〜150度および鼻栓面角範囲30〜50度を有する、請求項16に記載のインターフェース。
【請求項20】
各鼻栓の前記フレア状継手は、前記対応する通路の開口部を有し、前記開口部は、長円形状であり、面積30〜90mmに及ぶ、請求項16に記載のインターフェース。
【請求項21】
デバイスをユーザの鼻に取り付けるための鼻用インターフェースであって、前記インターフェースは、
通路を包囲する側壁を有する鼻栓であって、前記側壁の外部形状は、略メサ形状であり、前記側壁は、フレア状継手内の一端で終端される、鼻栓
を備える、インターフェース。
【請求項22】
前記鼻栓は、前記側壁の第2の遠位対向端部に、デバイスを受け入れるための収容部を有する、請求項21に記載のインターフェース。
【請求項23】
前記鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であり、前記インターフェースは、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、前記鼻栓は、略漏斗形状の通路を有する、請求項15に記載のインターフェース。
【請求項24】
インターフェースは、デバイスに取り付けられる前記鼻栓のうちの2つを含み、それぞれ、前記通路の開口部を有し、前記開口部は、長円形状であり、表面積約30〜90mmに及ぶ、請求項15に記載のインターフェース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、呼吸障害を治療するためのCPAPデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
持続陽圧呼吸療法(CPAP)デバイスは、わずかな量の空気圧をユーザに供給し、ユーザの気道を開放して保つことによる、呼吸障害の治療のためのデバイスである。CPAPデバイスは、典型的には、睡眠時無呼吸等の呼吸障害を有する人物によって使用される。従来、CPAP機械が、使用され、ユーザの鼻および/または鼻および口にわたって嵌合する、マスクまたは他のデバイスと、ユーザによって装着されている間、マスクを定位置に保つ、ストラップと、マスクを空気を管の中に吹送する機械に接続する、管とを含む。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
ある側面によると、気道圧呼吸デバイスは、本体を通る一対の空気通路を有する、本体であって、対の空気通路は、一対の端部部分で終端し、各端部部分は、端部部分の第1の表面内に少なくとも1つの出口を有する、本体と、本体によって支持される、マイクロポンプであって、周囲空気を本体内の空気通路を通して端部部分に圧送するように構成される、マイクロポンプと、本体上に支持される、鼻用インターフェースであって、その端部部分にフレア状継手を有する、一対の鼻栓を備える、鼻用インターフェースとを含む。
【0004】
ある側面によると、ユーザの鼻に取付可能なデバイスは、本体を通る一対の空気通路を有する、本体であって、対の空気通路は、一対の端部部分で終端し、各端部部分は、端部部分の第1の表面内に少なくとも1つの出口を有する、本体と、本体に取り付けられる、鼻用インターフェースであって、鼻用インターフェースは、一対の鼻栓を備え、各鼻栓は、フレア状部分内の第1の端部で終端し、かつ本体の対の空気通路のうちの対応するものにおける第2の端部で終端する、外部メサ形状側壁を有する、鼻用インターフェースとを含む。
【0005】
ある側面によると、デバイスをユーザの鼻に取り付けるための鼻用インターフェースは、それぞれが通路を包囲する側壁を有する、一対の鼻栓であって、側壁の外部形状は、メサ形状であって、側壁は、フレア状継手内の一端で終端され、鼻栓はそれぞれ、側壁の第2の遠位対向端部に、デバイスを受け入れるための収容部を有する、一対の鼻栓を含む。
【0006】
ある側面によると、デバイスをユーザの鼻に取り付けるための鼻用インターフェースは、通路を包囲する側壁を有する、鼻栓であって、側壁の外部形状は、略メサ形状であって、側壁は、フレア状継手内の一端で終端される、鼻栓を含む。
前述の側面のうちの1つ以上のものは、以下の特徴のうちの1つ以上のものを含んでもよい。
【0007】
インターフェースの鼻栓は、鼻栓外部側壁を有し、フレア状継手は、鼻栓側壁上に一体的に提供され、フレア状継手は、ユーザが鼻栓をユーザの鼻の中に容易に挿入することを可能にするように定寸される。インターフェースの鼻栓は、気道圧呼吸デバイスとユーザの鼻との間にシールを提供する。フレア状継手は、気道圧呼吸デバイス内の空気経路に接続する、少なくとも1つの開口を有する。インターフェースの鼻栓は、外部メサ形状を有する、外部側壁を有し、フレア状継手は、鼻栓側壁の延在部である。鼻栓は、外部メサ形状を有する、外部側壁を有し、フレア状継手は、鼻栓側壁の延在部であって、フレア状継手は、その端部部分間に、円錐形形状の内部通路を有し、フレア状部分における端部部分のうちの第1のものは、気道圧呼吸デバイスで終端する端部部分のうちの第2の遠位のものより大きい開口部を有する。鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料である。鼻栓は、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、鼻栓形状は、略長円である。鼻栓は、長円であって、面積約30〜90mmに及び得る、開口部を有する。鼻栓の材料は、ゴム材料である。
【0008】
インターフェースの各鼻栓側壁および各対応するフレア状継手は、鼻栓側壁と一体的に提供され、フレア状継手は、ユーザが鼻栓をユーザの鼻の中に容易に挿入することを可能にするように定寸される。インターフェースの鼻栓は、デバイスとユーザの鼻との間にシールを提供する。鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であって、インターフェースは、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、鼻栓外部側壁およびフレア状継手は、略メサ形状の形状を有する。鼻栓は、略長円であって、面積約30〜90mmの範囲である、それを通る開口部を有する。
【0009】
インターフェースの鼻栓はそれぞれ、内部の円錐形形状の側壁によって提供される、フレア状継手と第2の遠位対向端部との間の内部通路を有する。鼻栓は、インターフェースが取り付けられるデバイスとユーザの鼻の鼻孔との間にシールを提供する。鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であって、インターフェースは、鼻栓中心線角範囲約110〜150度および鼻栓面角範囲30〜50度を有する。各鼻栓のフレア状継手は、長円形状であって、面積30〜90mmに及ぶ、対応する通路の開口部を有する。
【0010】
インターフェースの鼻栓は、側壁の第2の遠位対向端部に、デバイスを受け入れるための収容部を有する。鼻栓の材料は、柔軟な応従性軟質硬度材料であって、インターフェースは、鼻栓推定中心線角範囲約110〜150度、鼻栓推定面角範囲30〜50度を有し、鼻栓は、略漏斗形状の通路を有する。インターフェースは、デバイスに取り付けられる鼻栓のうちの2つを含み、それぞれ、長円形状であって、表面積約30〜90mmに及ぶ、通路の開口部を有する。
【0011】
1つ以上の側面は、以下の利点のうちの1つ以上のものを含んでもよい。
【0012】
本願は、概して、本発明の譲受人に譲渡され、参照することによって本明細書に組み込まれる、米国公開特許出願第US−2015−0267695−A1号に説明される、気道圧呼吸デバイスのための鼻とデバイスのインターフェースの詳細に対処する。インターフェースは、ユーザの鼻孔を開放して保持し、可能性として、空気通路も同様に開放して保持することを補助する。連結式鼻栓は、空気通路または開口を有し、ユーザの鼻孔の中に挿入されると、緊密に嵌合する、略ゴム状材料から作製される。鼻栓は、鼻孔の中への容易な挿入とともに、鼻孔への緊密なシールを提供することができる。フレア/フランジ継手は、鼻腔の内側への容易な挿入および快適な位置付けを可能にし、ユーザの鼻孔へのシールインターフェースを提供する。チャネルの内部形状は、鼻孔の中に挿入される部分では広く、本体に添着される部分では狭くなる、空気経路を提供し、これは、呼息の間、空気流動インピーダンスを低減させることができる。すなわち、チャネルの端部における開口部の断面積、故に、空間の体積は、徐々にテーパ状になる状態を提供し、呼息の間、抵抗を最小限にする。さらに、本漏斗形状表面は、平滑表面であって、抵抗をさらに最小限にすることができる。
【0013】
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載される。本発明の他の特徴、目的、および利点は、説明および図面および請求項から明白である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図1A】図1Aは、詳細を示す、図1の図式的断面図である。
【図2】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図3】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図4】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図5】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図6】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図7】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【図8】図1−8は、連結式鼻用インターフェースを有する、気道圧呼吸デバイスの種々の図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(概要)
本願は、概して、本発明の譲受人に譲渡され、参照することによって本明細書に組み込まれる、米国公開特許出願第US−2015−0267695−A1号に説明される、気道圧呼吸デバイスのための鼻とデバイスのインターフェースの詳細に対処する。前述の出願に説明されるものは、複数のスタックのコンパートメント化されたポンプチャンバを備え、殆ど材料を使用せず、殆ど応力を被らず、従来のポンプより少ない電力を使用して駆動される、新規マイクロポンプである。マイクロポンプは、ミクロン〜ミリメートルスケールのサイズを有し、広範囲の流率および圧力を提供することができ、前述の出願に述べられた説明されるCPAPデバイスの一部である。
【0016】
ここで図1−7を参照すると、呼吸障害を治療するための自律的デバイス10(デバイス10)が、示される。デバイス10は、いくつかの実装では、CPAPタイプ(持続陽圧呼吸療法)呼吸デバイス10である。しかしながら、デバイス10は、CPAP機械と異なり、鼻に局所的であって、要求される量の空気流動を要求される圧力で提供し、前述の特許出願に議論されるように、閉塞性睡眠時無呼吸(「OSA」)等の種々の呼吸障害を治療する、自律的デバイスである。他の実装では、マイクロポンプおよびCPAP呼吸デバイス10の他の構成要素を伴わずに、そのようなデバイス10のパッケージは、鼻孔を開放して保持し、可能性として、空気通路開放を保持することを補助するために使用されることができる。
【0017】
CPAPデバイス10として使用されるとき、デバイス10は、マイクロポンプ(図示せず)構成要素を格納する、本体12と、呼息弁(図示せず)と、鼻栓14a、14bを通る空気通路または開口15a、15bを有する、クッション性のある連結式鼻栓14a、14bから成る、鼻用インターフェース14とを含む。クッション性のある鼻栓は、ユーザの鼻孔の中に挿入されると、緊密に嵌合する、略ゴム状材料から作製される。
【0018】
鼻栓14a、14bは、特性が変動し、ユーザの鼻孔とのインターフェースを提供し得る、収容部を通して、呼吸デバイス本体12に取り付けられる。鼻栓は、呼吸デバイス10を治療のための適切な場所に保つという一次機能を実施する一方、鼻栓14a、14bは、鼻孔の中への容易な挿入とともに、鼻孔への緊密なシールを提供する。収容部の実施例は、本体によって受容されるポートまたは本体内の単なる開口を含み、インターフェースは、本体に添着される。
【0019】
ここで図1を参照すると、鼻栓14a、14bおよび呼吸デバイス本体12へのその取付が、示される。鼻栓14a、14bは、示されるように、フレア/フランジ継手16a、16bをその端部部分17a、17bに有する。フレア/フランジ継手16a、16bは、鼻腔の内側への容易な挿入および快適な位置付けのために構成され、ユーザの鼻孔へのシールインターフェースを提供する。鼻腔とシールされたインターフェースは、非妨害呼吸を可能にする。フレア/フランジ継手16a、16bは、鼻栓側壁上に一体的に提供(例えば、形成)され、ユーザが、好ましくは、過剰な調節運動を伴わずに、片手で、鼻栓をユーザの鼻の中に容易に挿入することを可能にするように定寸される。鼻栓は、デバイス10とユーザの鼻との間にシールを提供する。フレア/フランジ継手16a、16b内には、デバイス10内の空気経路(図示せず)に接続する、少なくとも1つの開口がある。
【0020】
図1Aに示されるように、鼻栓14a、14bは、フレア/フランジ継手16a、16bを端部部分に有し、外部側壁19a、19bは、略メサ外部形状を有し、ユーザの鼻孔にしっかりと固着および添着する一方、鼻栓の内部側壁20a、20bは、略円錐形または漏斗形状であって、鼻栓チャネル21a、21bを形成する。また、図式的に示されるのは、CPAPデバイスの本体12であって、これは、マイクロポンプ(図示せず)を含み、鼻栓チャネル21a、21bに結合する、一対の通路12a、12bを有する。
【0021】
内部側壁20a、20bは、1つの終端を、CPAP本体12の中への比較的に狭い開口部を有する、CPAP本体12に添着される一端に有し、終端を、比較的により広い開口部を有する、内部側壁の第2の遠位端に有する。チャネル21a、21bの内部形状は、鼻孔の中に挿入される部分では広く、CPAP本体12に添着される部分では狭くなる、空気経路を提供し、これは、呼息の間、空気流動インピーダンスを低減させることができる。すなわち、チャネル21a、21bの端部における開口部の断面積、故に、空間の体積は、徐々にテーパ状になる状態を提供し、呼息の間、抵抗を最小限にする。さらに、本漏斗形状表面は、平滑表面であって、抵抗をさらに最小限にすることができる。
【0022】
シールは、デバイス10が、デバイス本体12の内部作業体積とユーザの気道経路体積の組み合わせである、体積内に圧力を蓄積することを可能にする。シールは、事実上、CPAP(持続陽圧呼吸療法)治療レベルの圧力限界(20cmHO未満)を優に上回り、十分な圧力余裕を提供することができる。シールは、事実上、少なくとも34cmHOであることができることが想定される。
【0023】
鼻栓14a、14bの形状およびサイズは、ユーザが入眠することを可能にするために十分に快適である。鼻の中に突出する材料の量は、最小限である。鼻栓の材料は、非常に柔軟性であって、かつ共形化可能な材料であって、個人の鼻内に快適に静置する。鼻栓14a、14bは、呼吸デバイス10が、睡眠周期の通常持続時間にわたって、任意の偶発的摩擦、寝返り、またはそれに反作用する任意の他の力の間、鼻内の定位置に留まることを可能にする。
【0024】
ここで図2を参照すると、図示されるのは、呼吸デバイス10をユーザの鼻30の中に据え付けるための挿入プロセスである。鼻栓(14aが示される)が、ユーザの鼻30の中に挿入される。フランジ状継手(16aが示される)が、示されるように、鼻孔の中に枢動され、気道シールを鼻腔32に提供する。一実装では、鼻栓に1つずつのフランジ状継手がそれぞれ、上向き運動を伴って、鼻栓を鼻の中に鼻腔に向かって枢動することによって挿入され、合理的な緊密なシールを鼻腔と鼻用インターフェースとの間に提供する。
【0025】
ここで図3を参照すると、鼻栓(参照せず)がヒトの鼻30の中に嵌合される方法が、図示される。鼻栓のフレア状/フランジ状継手16a、16bが、鼻30の鼻孔張出部31aおよび隔壁膨隆部31b部分の両方とシールを形成する。鼻栓の形状は、ユーザが呼息すると、鼻栓がより緊密なシールを形成することを可能にする。呼息は、鼻孔の一部の底部周界に対してシールを緊密化することに役立ち、かつユーザが呼息するとき、CPAP等のデバイス12が、取り外される、または吹き飛ばされることを防止することに役立つ。いったん挿入されると、デバイス10は、フランジ状継手が鼻孔張出部31aおよび隔壁膨隆部31bに対してとどまるため、これらのフランジ状継手16a、16bによって自己支持される。
【0026】
ここで図4を参照すると、図示されるのは、鼻栓推定中心線角範囲である。本推定中心線角範囲は、約110〜150度である。本範囲は、より良好な嵌合のために個人の鼻に調節可能であることができる、または大部分の鼻に嵌合し得る、いくつかの優位な角度が存在する場合もある。本推定中心線角範囲は、各鼻栓の中心線間に形成される角度の範囲である。調節が、例えば、ヒンジ(図示せず)を介して、または本体12がある角度の範囲にわたって撓曲され、撓曲された形状を保持することを可能にするであろう、本体12の材料の性質によって、その中心線12’を中心として本体12の撓曲を可能にすることによって行われ得る。他の調節技法も、使用され得る。
【0027】
ここで図5を参照すると、図示されるのは、鼻栓推定面角範囲30〜50度である。これは、より良好な嵌合のために個々の鼻に調節されることができる、または大部分の鼻に嵌合し得る、いくつかの優位な角度が存在する場合もある。本推定面角範囲は、各鼻栓の外部端部表面に触れる平面(または線)間に形成される角度の範囲である。調節が、例えば、鼻栓の材料14a、14bの性質によって、その中心線(図示せず)を中心として鼻栓の撓曲を可能にすることによって、または鼻栓14a、14b壁を、鼻栓14a、14bがその角度の範囲にわたって位置付けられ、その位置を保持することを可能にするであろう、アコーディオンのように若干圧壊可能かつ再位置付け可能にすることによって、行われ得る。他の調節技法も、使用され得る。
【0028】
ここで図6を参照すると、図示されるのは、鼻栓形状であって、いくつかの実施形態では、一般的鼻孔形状に近似するように、略長円である。これは、より良好な嵌合のために個々の鼻に調節されることができる、または大部分の鼻に嵌合し得る、いくつかの優位な形状が存在する場合もある。鼻栓材料は、応従性であるが、ある断面空気流動面積を達成および維持するように設計される。材料は、応従性軟質硬度材料であって、継手が鼻孔形状に共形化することを可能にする。開口部は、長円であることができ、例えば、約30〜90mmである、開放面積、例えば、開放表面に及ぶことができる。
【0029】
鼻栓のための材料は、軟質であるが、応従性性質を保有する、天然および合成ゴムまたは任意の他の材料であり得る。そのような材料の特性は、ASTM D2240 Shore Aスケール10〜70またはASTM D2240−00 Shore OOスケール50〜100(ASTM International, PA. USA)を含む。他のスケールおよび範囲も、使用されることができる。他の範囲も、使用されることができ、例えば、ShoreAスケール範囲は、10〜90であることができる、またはASTM D2240−00 Shore OOスケール範囲は、30〜100であることができる。材料は、アレルギーを起こさないもの等であるべきである。1つの好適な材料は、シリコーンである。
【0030】
ここで図7を参照すると、図示されるのは、呼息の間、流動制限を最小限にするために設計される、鼻栓内側空気経路の輪郭である。チャネル21a、21bの平滑内側フレア状表面は、呼息に応じて、空気制限(空気流動に対するインピーダンス)を最小限にする。また、示されるのは、空気経路直径、例えば、約4〜7mmであって、呼息の間、流動制限を最小限にする長さである。長さは、2つの部分から成ると見なされることができる。1つの部分は、鼻用インターフェースの長さであって、これは、主に、鼻形状に基づき、鼻用インターフェースの実践的用途は、種々のサイズで現れることができる。他の部分は、鼻用インターフェースが取り付けられる、デバイス10の本体12、本実施例では、CPAP本体12を通る長さである。
【0031】
ここで図8を参照すると、図示されるのは、鼻栓離隔寸法38であって、これは、適切な鼻栓挿入深度を制御する。離隔寸法38の範囲は、約0.15〜0.25インチである。また、示されるのは、デバイス本体12の上部表面12aであって、鼻30に対する停止部を提供し、鼻栓を位置付け、過挿入を防止することに役立つ。また、示される想像線は、デバイス本体12内に格納される、マイクロポンプ39である。マイクロポンプ39およびCPAPデバイス10の他の構成要素は、参照することによって本明細書に組み込まれる、米国公開特許出願第US−2015−0267695−A1号に開示される。本公開特許では、マイクロポンプを伴うCPAPデバイスは、代替鼻用インターフェースを有する。本公開出願に開示される代替鼻用インターフェースは、請求項に記載されるであろうように、いくつかの側面において、本明細書に説明される鼻用インターフェースと異なる。
【0032】
本明細書に説明される異なる実装の要素は、上記に具体的に記載されない他の実施形態を形成するように組み合わせられてもよい。要素は、その動作に悪影響を及ぼさずに、本明細書に説明される構造から省略されてもよい。さらに、種々の別個の要素は、1つ以上の個々の要素に組み合わせられ、本明細書に説明される機能を実施してもよい。
【0033】
他の実施形態も、以下の請求項の範囲内である。例えば、デバイス本体12は、種々の形状であることができ、単に、ユーザが鼻栓チャネル21a、21bを通して周囲空気を吸い込むことを可能にする、気道通路を有することができる。本実装では、デバイス10は、マイクロポンプ等のCPAPデバイスの特徴を含まず、鼻栓を伴うデバイス本体がユーザによる鼾を緩和することを可能にするであろう。いくつかの実装では、デバイスは、本体に添着される鼻栓14a、14bから本質的に成り得る。
【図1】
【図1A】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【国際調査報告】