(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019522751
(43)【公表日】20190815
(54)【発明の名称】エンジンブロック
(51)【国際特許分類】
   F02F 1/00 20060101AFI20190719BHJP
   F02B 75/18 20060101ALI20190719BHJP
   F01B 1/10 20060101ALI20190719BHJP
【FI】
   !F02F1/00 S
   !F02B75/18 J
   !F01B1/10
   !F02F1/00 N
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】17
(21)【出願番号】2018565793
(86)(22)【出願日】20170616
(85)【翻訳文提出日】20190121
(86)【国際出願番号】CN2017088811
(87)【国際公開番号】WO2017215666
(87)【国際公開日】20171221
(31)【優先権主張番号】201610431638.X
(32)【優先日】20160616
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】518440305
【氏名又は名称】徐州弦波引▲チェン▼机械科技有限公司
【住所又は居所】中華人民共和国 221000 江蘇省徐州市鼓楼区民主北路61号3号楼
(74)【代理人】
【識別番号】100169904
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100159905
【弁理士】
【氏名又は名称】宮垣 丈晴
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】王 蓬波
【住所又は居所】中華人民共和国 221000 江蘇省徐州市雲龍区昆侖大道人才家園23幢1905室
(72)【発明者】
【氏名】王 平
【住所又は居所】中華人民共和国 210000 江蘇省南京市浦口区柳州東路19号天潤城八街区12幢601室
(72)【発明者】
【氏名】劉 銀平
【住所又は居所】中華人民共和国 257100 山東省東営市東営区黄河路637号公路局家属院5幢4単元301室
【テーマコード(参考)】
3G024
【Fターム(参考)】
3G024AA21
3G024AA44
3G024AA55
3G024DA18
3G024FA00
(57)【要約】
【課題】 エンジンブロックを提供すること。
【解決手段】 シリンダハウジング(1)と、シリンダハウジング(1)下部に位置するツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)とを含み、シリンダハウジング(1)とツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)が一体化とし;シリンダハウジング(1)内にピストンヘッドと密封接触して燃焼室を構成するシリンダキャビティ(3)を有し;前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)は、エンドキャップ(2−1)とサイドカバー(2−2)に囲まれてから成り、ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)内部にピストンロッドガイド溝(6)を有し、ピストンロッドガイド溝(6)上に連接棒摺動溝(7)が貫設され、ピストンロッドガイド溝(6)の両側にベルクランクの回動自在可能なチャンバー(4)が設けられ、各ベルクランクの回動自在可能なチャンバー(4)両端のハウジングにクランク主軸が挿通するための主軸取付穴(5)を有し、主軸取付穴(5)の下部に主軸支持部が取り付けられ;前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)の一端にセンタ出力歯車軸(9)が取り付けられ、その取り付け位置がセンタ出力歯車とツインクランクシャフト端部の駆動歯車の同時噛み合いを満たす。このエンジンブロックは、ツインクランクシャフト機構のために具体的なシリンダハウジング構造を提供し、ピストンの密封端とガイド端の分離を実現し、エンジンの実際の運転需要を満たす。
【選択図】 図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンブロックであって、シリンダハウジング(1)と、前記シリンダハウジング(1)下部に位置するツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)とを含み、前記シリンダハウジング(1)と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)が一体化とし;
前記シリンダハウジング(1)内にピストンヘッドと密封接触して燃焼室を構成するシリンダキャビティ(3)を有し;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)は、エンドキャップ(2−1)とサイドカバー(2−2)に囲まれてから成り、下部開口部、前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)内部の前記シリンダキャビティ(3)位置に対応する直下部にピストンロッドガイドとマッチするピストンロッドガイド溝(6)を有し、前記ピストンロッドガイド溝(6)上に連接棒の上下運動に合わせる連接棒摺動溝(7)が貫設され、前記ピストンロッドガイド溝(6)の両側にクランクのベルクランクが主軸線に対して円運動を行わせることができるベルクランクの回動自在可能なチャンバー(4)が設けられ、前記各ベルクランクの回動自在可能なチャンバー(4)両端のハウジングにクランク主軸が挿通するための主軸取付穴(5)を有し、前記主軸取付穴(5)の下部に主軸支持部が取り付けられ;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)の一端にセンタ出力歯車軸(9)が取り付けられ、その取り付け位置がセンタ出力歯車とツインクランクシャフト端部の駆動歯車の同時噛み合いを満たす
ことを特徴とするエンジンブロック。
【請求項2】
前記ピストンロッドガイド溝(6)は、円柱形の貫通溝で、前記連接棒摺動溝(7)が矩形貫通溝である
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項3】
前記主軸支持部は、主軸受キャップ(15)であり、前記主軸取付穴(5)が半円形の穴であり、前記主軸受キャップ(15)上に突き合わせ半円形の穴(15−1)を有し、前記主軸受キャップ(15)が主軸受メタルを通じて前記主軸取付穴(5)にしっかりと固定され、前記突き合わせ半円形の穴(15−1)が前記主軸取付穴(5)と突き合わせて主軸円孔を形成する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項4】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)の両端のエンドキャップ(2−1)と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)内の前記各主軸取付穴(5)の下部にキャップ取付溝(2−4)を有し、前記キャップ取付溝(2−4)の間で閉止板(2−3)を形成し、前記主軸受キャップ(15)が前記キャップ取付溝(2−4)内に取り付けられる
請求項3に記載のエンジンブロック。
【請求項5】
ウォータージャケット接続部(10)は、前記シリンダハウジング(1)の側面に取り付けられ、前記ウォータージャケット接続部(10)上に同時に還流口(10−1)と吸水口(10−2)を有する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項6】
前記シリンダハウジング(1)の上端と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)の下端にエンジン筐体その他の部品と連結するための緊結金具取付部(8)を有する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項7】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)上のセンタ出力歯車軸(9)の両側に駆動歯車とマッチする駆動歯車カバー(13)が取り付けられる
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項8】
前記シリンダハウジング(1)又は前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)上に冷却水源に接続するための前記ウォータージャケット接続部(10)を有し、前記シリンダキャビティ(3)の側壁周囲に前記ウォータージャケット接続部(10)と連通する冷却水路(11)を有する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項9】
前記シリンダハウジング(1)又は前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)上にオイルギャラリ接続部(16)を有し、前記シリンダハウジング(1)及び前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング(2)内壁上にクランク及びピストンガイド部の各対偶を潤滑するための潤滑油路(12)を有し、前記各潤滑油路(12)はオイルギャラリ接続部(16)と連通する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン技術分野に関し、特に、エンジンブロックに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、ガソリンエンジン又はディーゼルエンジンを問わず、いずれも実際の熱効率が理論熱効率よりもかなり低く、この現象の主な原因の一つは高温燃焼ガスと直接接触するシリンダライナ、ピストン等の部品が断熱効果の低い金属材料で製造され、金属材料の動作信頼性の継続は冷却システムを通じて密閉燃焼室から吸収した熱エネルギーを継続して冷却する必要がある。セラミック材料が断熱効果に優れた材料であり、シリンダライナ、ピストン等部品の高温燃焼ガスと直接接触する部分は、セラミック材料を用いて製造された場合、実際の熱効率をアップできる。ただし、セラミック材料の脆性による低信頼性は、エンジン上に活用される技術的障害となっている。
【0003】
本発明者がすでに出願している特許文献1では、上記問題を解決するツインクランクシャフト装置で構成されたダブルクランク伝動機構を提案していたが、まだ具体的なシリンダハウジング構造を開示していなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】中国特許出願番号第CN 201410653964.6号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術の不足を克服するため、本発明は、ツインクランクシャフト装置で構成されたダブルクランク伝動機構に具体的なシリンダハウジング構造を提供するためのエンジンブロックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の技術的手段を通じて実現する。
エンジンブロックであって、シリンダハウジングと、シリンダハウジング下部に位置するツインクランクシャフト機構取付ハウジングとを含み、シリンダハウジングとツインクランクシャフト機構取付ハウジングが一体化とし;
前記シリンダハウジング内にピストンヘッドと密封接触して燃焼室を構成するシリンダキャビティを有し;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングは、エンドキャップとサイドカバーに囲まれてから成り、下部開口部、ツインクランクシャフト機構取付ハウジング内部の前記シリンダキャビティ位置に対応する直下部にピストンロッドガイドとマッチするピストンロッドガイド溝を有し、ピストンロッドガイド溝上に連接棒の上下運動に合わせる連接棒摺動溝が貫設され、ピストンロッドガイド溝の両側にクランクのベルクランクが主軸線に対して円運動を行わせることができるベルクランクの回動自在可能なチャンバーが設けられ、各ベルクランクの回動自在可能なチャンバー両端のハウジングにクランク主軸が挿通するための主軸取付穴を有し、主軸取付穴の下部に主軸支持部が取り付けられ;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの一端にセンタ出力歯車軸が取り付けられ、その取り付け位置がセンタ出力歯車とツインクランクシャフト端部の駆動歯車の同時噛み合いを満たす。
【0007】
前記ピストンロッドガイド溝は、円柱形の貫通溝で、前記連接棒摺動溝が矩形貫通溝である。
【0008】
前記主軸支持部は、主軸受キャップであり、前記主軸取付穴が半円形の穴であり、前記主軸受キャップ上に突き合わせ半円形の穴を有し、主軸受キャップが主軸受メタルを通じて主軸取付穴にしっかりと固定され、突き合わせ半円形の穴が主軸取付穴と突き合わせて主軸円孔を形成する。
【0009】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの両端のエンドキャップとツインクランクシャフト機構取付ハウジング内の各主軸取付穴の下部にキャップ取付溝を有し、キャップ取付溝の間で閉止板を形成し、前記主軸受キャップがキャップ取付溝内に取り付けられる。
【0010】
ウォータージャケット接続部は、前記シリンダハウジング1の側面に取り付けられ、前記ウォータージャケット接続部上に同時に還流口と吸水口を有する。
【0011】
前記シリンダハウジングの上端と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの下端にエンジン筐体その他の部品と連結するための緊結金具取付部を有する。
【0012】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング上のセンタ出力歯車軸の両側に駆動歯車とマッチする駆動歯車カバーが取り付けられる。
【0013】
前記シリンダハウジング又はツインクランクシャフト機構取付ハウジング上に冷却水源に接続するためのウォータージャケット接続部を有し、前記シリンダキャビティの側壁周囲にウォータージャケット接続部と連通する冷却水路を有する。
【0014】
前記シリンダハウジング又はツインクランクシャフト機構取付ハウジング上にオイルギャラリ接続部を有し、前記シリンダハウジング及びツインクランクシャフト機構取付ハウジング内壁上にクランク及びピストンガイド部の各対偶を潤滑するための潤滑油路を有し、各潤滑油路はオイルギャラリ接続部と連通する。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、ツインクランクシャフト装置で構成されたダブルクランク伝動機構のために具体的なシリンダハウジング構造を提供し、ピストンの密封端とガイド端の分離を実現し、全ての運動表面は低温で潤滑し易い環境にあり、構造がコンパクトで、加工性も良好で、エンジンの実際の運転需要を満たす。
【0016】
以下に、添付図面及び実施例を基に本発明を更に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の正面図
【図2】図1の上面図
【図3】図1の底面図
【図4】図1の右側面図
【図5】図4の角度から見た内部を示す説明図
【図6】図1の左側面図
【図7】図6の角度から見た内部を示す説明図
【図8】図2のA−A線断面図
【図9】図2のB−B線断面図
【図10】主軸受キャップを加えた後の様子を示す説明図
【図11】本発明の立体図
【図12】本発明にオイルパンを加えた後の2つの角度から見た立体図
【図13】本発明にオイルパンを加えた後の2つの角度から見た立体図
【図14】本発明のピストン運動及び連結構造の原理図である。
【図15】本発明内に取り付けられたダブルクランク伝動機構の構造を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、実施例を組み合わせて本発明を更に説明する。
【0019】
図1〜15を参照すると、本発明は、以下の技術的手段を通じて実現する。
エンジンブロックであって、シリンダハウジング1と、シリンダハウジング1下部に位置するツインクランクシャフト機構取付ハウジング2とを含み、シリンダハウジング1とツインクランクシャフト機構取付ハウジング2が一体化とし;
前記シリンダハウジング1内にピストンヘッドと密封接触して燃焼室を構成するシリンダキャビティ3を有し;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2は、エンドキャップ2−1とサイドカバー2−2に囲まれてから成り、下部開口部、ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2内部の前記シリンダキャビティ3位置に対応する直下部にピストンロッドガイドとマッチするピストンロッドガイド溝6を有し、ピストンロッドガイド溝6上に連接棒の上下運動に合わせる連接棒摺動溝7が貫設され、ピストンロッドガイド溝6の両側にクランクのベルクランクが主軸線に対して円運動を行わせることができるベルクランクの回動自在可能なチャンバー4が設けられ、各ベルクランクの回動自在可能なチャンバー4両端のハウジングにクランク主軸が挿通するための主軸取付穴5を有し、主軸取付穴5の下部に主軸支持部が取り付けられ;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2の一端にセンタ出力歯車軸9が取り付けられ、その取り付け位置がセンタ出力歯車とツインクランクシャフト端部の駆動歯車の同時噛み合いを満たす。
【0020】
前記ピストンロッドガイド溝6は、円柱形の貫通溝で、前記連接棒摺動溝7が矩形貫通溝である。
【0021】
前記主軸支持部は、主軸受キャップ15であり、前記主軸取付穴5が半円形の穴であり、前記主軸受キャップ15上に突き合わせ半円形の穴15−1を有し、主軸受キャップ15が主軸受メタルを通じて主軸取付穴5にしっかりと固定され、突き合わせ半円形の穴15−1が主軸取付穴5と突き合わせて主軸円孔を形成する。
【0022】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2の両端のエンドキャップ2−1とツインクランクシャフト機構取付ハウジング2内の各主軸取付穴5の下部にキャップ取付溝2−4を有し、キャップ取付溝2−4の間で閉止板2−3を形成し、前記主軸受キャップ15がキャップ取付溝2−4内に取り付けられる。
【0023】
ウォータージャケット接続部10は、前記シリンダハウジング1の側面に取り付けられる。図面内において、ウォータージャケット接続部10が突出したブロック体として製造されたのは、試験用の水ポンプに合わせるためであって、具体的に実施する時一般的に突出した形状として製造しない。前記ウォータージャケット接続部10上に同時に還流口10−1と吸水口10−2を有する。
【0024】
前記シリンダハウジング1の上端と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2の下端にエンジン筐体その他の部品と連結するための緊結金具取付部8を有する。
【0025】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング2上のセンタ出力歯車軸9の両側に駆動歯車とマッチする駆動歯車カバー13が取り付けられる。
【0026】
前記シリンダハウジング1又はツインクランクシャフト機構取付ハウジング2上に冷却水源に接続するためのウォータージャケット接続部10を有し、前記シリンダキャビティ3の側壁周囲にウォータージャケット接続部10と連通する冷却水路11を有する。
【0027】
前記シリンダハウジング1又はツインクランクシャフト機構取付ハウジング2上にオイルギャラリ接続部16を有し、前記シリンダハウジング1及びツインクランクシャフト機構取付ハウジング2内壁上にクランク及びピストンガイド部の各対偶を潤滑するための潤滑油路12を有し、各潤滑油路12はオイルギャラリ接続部16と連通する。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明は、ツインクランクシャフト装置で構成されたダブルクランク伝動機構のために具体的なシリンダハウジング構造を提供し、ピストンの密封端とガイド端の分離を実現し、全ての運動表面は低温で潤滑し易い環境にあり、構造がコンパクトで、加工性も良好で、エンジンの実際の運転需要を満たす。
【符号の説明】
【0029】
1 シリンダハウジング
2 ツインクランクシャフト機構取付ハウジング
2−1 エンドキャップ
2−2 サイドカバー
2−3 閉止板
2−4 キャップ取付溝
3 シリンダキャビティ
4 ベルクランクの回動自在可能なチャンバー
5 主軸取付穴
6 ピストンロッドガイド溝
7 連接棒摺動溝
8 緊結金具取付部
9 センタ出力歯車軸
10 ウォータージャケット接続部
10−1 還流口
10−2 吸水口
11 冷却水路
12 潤滑油路
13 駆動歯車カバー
14 センタ歯車出力部
15 主軸受キャップ
15−1 突き合わせ半円形の穴
16 オイルギャラリ接続部
17 オイルパン
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【手続補正書】
【提出日】20190529
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンブロックであって、シリンダハウジングと、前記シリンダハウジング下部に位置するツインクランクシャフト機構取付ハウジングとを含み、前記シリンダハウジングと前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングが一体化とし;
前記シリンダハウジング内にピストンヘッドと密封接触して燃焼室を構成するシリンダキャビティを有し;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングは、エンドキャップとサイドカバーに囲まれてから成り、下部開口部、前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング内部の前記シリンダキャビティ位置に対応する直下部にピストンロッドガイドとマッチするピストンロッドガイド溝を有し、前記ピストンロッドガイド溝上に連接棒の上下運動に合わせる連接棒摺動溝が貫設され、前記ピストンロッドガイド溝の両側にクランクのベルクランクが主軸線に対して円運動を行わせることができるベルクランクの回動自在可能なチャンバーが設けられ、前記各ベルクランクの回動自在可能なチャンバー両端のハウジングに前記主軸線が挿通するための主軸取付穴を有し、前記主軸取付穴の下部に主軸支持部が取り付けられ;
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの一端にセンタ出力歯車軸が取り付けられ、その取り付け位置がセンタ出力歯車とツインクランクシャフト端部の駆動歯車の同時噛み合いを満たす
エンジンブロック。
【請求項2】
前記ピストンロッドガイド溝は、円柱形の貫通溝で、前記連接棒摺動溝が矩形貫通溝である
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項3】
前記主軸支持部は、主軸受キャップであり、前記主軸取付穴が半円形の穴であり、前記主軸受キャップ上に突き合わせ半円形の穴を有し、前記主軸受キャップが主軸受メタルを通じて前記主軸取付穴にしっかりと固定され、前記突き合わせ半円形の穴が前記主軸取付穴と突き合わせて主軸円孔を形成する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項4】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの両端のエンドキャップと前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング内の前記各主軸取付穴の下部にキャップ取付溝を有し、2つの前記キャップ取付溝の間で閉止板を形成し、前記主軸受キャップが前記キャップ取付溝内に取り付けられる
請求項3に記載のエンジンブロック。
【請求項5】
前記シリンダハウジングの上端と前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジングの下端にエンジン筐体その他の部品と連結するための緊結金具取付部を有する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項6】
前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング上のセンタ出力歯車軸の両側に駆動歯車とマッチする駆動歯車カバーが取り付けられる
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項7】
前記シリンダハウジング又は前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング上に冷却水源に接続するためのウォータージャケット接続部を有し、前記シリンダキャビティの側壁周囲に前記ウォータージャケット接続部と連通する冷却水路を有する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項8】
前記シリンダハウジング又は前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング上にオイルギャラリ接続部を有し、前記シリンダハウジング及び前記ツインクランクシャフト機構取付ハウジング内壁上にクランク及びピストンガイド部の各対偶を潤滑するための潤滑油路を有し、前記潤滑油路はオイルギャラリ接続部と連通する
請求項1に記載のエンジンブロック。
【請求項9】
前記ウォータージャケット接続部は、前記シリンダハウジングの側面に取り付けられ、前記ウォータージャケット接続部は、還流口と吸水口を有する
請求項7に記載のエンジンブロック。
【国際調査報告】