(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019523192
(43)【公表日】20190822
(54)【発明の名称】チップ分類および包装プラットホーム
(51)【国際特許分類】
   B65B 57/10 20060101AFI20190726BHJP
   B65B 57/00 20060101ALI20190726BHJP
   B65B 9/04 20060101ALI20190726BHJP
   B65B 35/26 20060101ALI20190726BHJP
   B07C 5/10 20060101ALI20190726BHJP
【FI】
   !B65B57/10 E
   !B65B57/10 D
   !B65B57/00 H
   !B65B9/04
   !B65B35/26
   !B07C5/10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】2019521524
(86)(22)【出願日】20170712
(85)【翻訳文提出日】20190109
(86)【国際出願番号】IB2017054192
(87)【国際公開番号】WO2018011718
(87)【国際公開日】20180118
(31)【優先権主張番号】201610544204.0
(32)【優先日】20160712
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】508079120
【氏名又は名称】タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
【住所又は居所】中華人民共和国 シャンハイ チャイナ(シャンハイ)パイロットフリートレードゾーン インルン・ロード 999 ビルディング 15 1階 セクション エフ/ジー
【住所又は居所原語表記】F/G Section, 1/F, Building 15, 999 Yinglun Road,China(Shanghai)Pilot Free Trade Zone,Shanghai,PR China
(71)【出願人】
【識別番号】399132320
【氏名又は名称】ティーイー・コネクティビティ・コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】TE Connectivity Corporation
【住所又は居所】アメリカ合衆国 19312 ペンシルベニア州 バーウィン、ウェストレイクス ドライブ 1050
(71)【出願人】
【識別番号】515329610
【氏名又は名称】シェンジェン エーエムアイ テクノロジー カンパニー リミテッド
【住所又は居所】中華人民共和国 518108 グワンドン シェンヂェン バオアン・ディストリクト シーイェン ターントウ・ブールバード ホーン ファー・ハイテク・インダストリアル・パーク エイチ2ビルディング 1/F
(74)【代理人】
【識別番号】100100077
【弁理士】
【氏名又は名称】大場 充
(74)【代理人】
【識別番号】100136010
【弁理士】
【氏名又は名称】堀川 美夕紀
(74)【代理人】
【識別番号】100130030
【弁理士】
【氏名又は名称】大竹 夕香子
(74)【代理人】
【識別番号】100203046
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 聖子
(74)【代理人】
【識別番号】100121533
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 まどか
(72)【発明者】
【氏名】ツォウ、ライ
【住所又は居所】中華人民共和国 シャンハイ グメイ・ロード ナンバー1528 ビルディング 5, タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド内
(72)【発明者】
【氏名】ジャーン,ダンダン
【住所又は居所】中華人民共和国 シャンハイ グメイ・ロード ナンバー1528 ビルディング 5, タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド内
(72)【発明者】
【氏名】ルゥ,ロベルト フランシスコ・イー
【住所又は居所】アメリカ合衆国 19312 ペンシルベニア州 バーウィン ウェストレイクス・ドライブ 1050 ティーイー・コネクテイビティ・コーポレイション内
(72)【発明者】
【氏名】ズオン,チーンローン
【住所又は居所】中華人民共和国 518108 グワンドン シェンジェン バオアン・ディストリクト シーイェン タントゥ・ブルバード ホンファ・ハイ−テク・インダストリアル・パーク H2 ビルディング 1/F シェンジェン エーエムアイ テクノロジー カンパニー リミテッド内
【テーマコード(参考)】
3E050
3E054
3F079
【Fターム(参考)】
3E050AA02
3E050AB05
3E050AB08
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3F079CA42
3F079CB30
3F079DA02
3F079DA03
3F079DA25
(57)【要約】
本開示は、チップを供給するように適合された供給モジュールと、供給モジュールによって供給されたチップを拾い上げ、拾い上げたチップを検出し、拾い上げたチップが適格であるかどうかを判定するように構成された分類モジュールと、分類モジュールによって分類された適格なチップを包装するように構成された包装モジュールとを含むチップ分類および包装プラットホームを開示する。本開示では、チップの分類および包装は、チップ分類および包装プラットホームによって自動的に実現され、それによりチップを分類および包装する効率が大いに改善される。加えて、チップを分類する精度および信頼性を改善することも可能である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チップを供給するように適合された供給モジュールと、
前記供給モジュールによって供給された前記チップを拾い上げ、拾い上げた前記チップを検出し、拾い上げた前記チップが適格であるかどうかを判定するように構成された分類モジュールと、
前記分類モジュールによって分類された適格な前記チップを包装するように構成された包装モジュールと
を備えるチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項2】
前記分類モジュールは、
第1の回転台と、
前記供給モジュールによって供給された前記チップを拾い上げ、拾い上げた前記チップを前記第1の回転台に載置するように適合されたピックアップデバイスと、
前記第1の回転台に載置された各チップの欠陥を検出するように適合された第1の視覚的検出器とを備える、請求項1に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項3】
前記分類モジュールは、前記第1の回転台に載置された各チップの抵抗を検出するように適合された抵抗検出器をさらに備える、
請求項2に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項4】
前記第1の回転台は、前記チップを固定するように適合された複数のクランプを備え、前記複数のクランプは、前記第1の回転台にその回転軸の周りに所定の間隔をあけて分散され、
前記ピックアップデバイスは、回転円板と、前記回転円板の周りに所定の間隔をあけて分散された複数の吸引ノズルとを備え、前記複数の吸引ノズルは、前記供給モジュールから前記チップを吸引し、吸引した前記チップを前記第1の回転台の前記複数のクランプにそれぞれ載置する、
請求項3に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項5】
前記第1の視覚的検出器は、前記第1の回転台の上方に位置して互いに隔置された第1のカメラおよび第2のカメラを備え、
前記第1のカメラおよび前記第2のカメラは、前記第1の回転台に載置された各チップの上部の異なる欠陥をそれぞれ検出するように適合されている、
請求項4に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項6】
前記第1のカメラは、前記第1の回転台に載置された前記チップの前記上部のキズおよび/または汚れを検出するように適合され、
前記第2のカメラは、前記第1の回転台に載置された前記チップの前記上部のはんだ継手欠陥を検出するように適合されている、
請求項5に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項7】
前記分類モジュールは、
周辺部に所定の間隔をあけて複数の吸引デバイスを備える第2の回転台であって、前記複数の吸引デバイスが、前記第1の視覚的検出器および前記抵抗検出器によって検出された前記チップを前記第1の回転台から吸引するように構成される、第2の回転台と、
前記第2の回転台の前記吸引デバイスによって吸引された各チップのサイズを検出するように適合された第2の視覚的検出器とをさらに備える、請求項6に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項8】
前記第2の視覚的検出器は、前記第2の回転台の周りに位置して互いに隔置された第3のカメラおよび第4のカメラを備え、
前記第3のカメラおよび前記第4のカメラは、前記第2の回転台の前記吸引デバイスによって吸引された各チップの異なる側のサイズをそれぞれ検出するように適合されている、
請求項7に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項9】
前記第3のカメラの光軸および前記第4のカメラの光軸は、前記第2の回転台の径方向に延び、
各チップが前記第2の回転台の前記吸引デバイスによって吸引された後、前記第3のカメラによって前記チップの第1の側のサイズが検出されるように、前記チップの前記第1の側は前記第2の回転台の径方向外側へ向けられ、
前記分類モジュールは、前記チップの向きを回転させる回転機構をさらに備え、前記回転機構は、前記チップが前記第3のカメラによって検出された後、前記第4のカメラによって前記チップの第2の側のサイズが検出されるように、前記チップの前記第2の側を前記第2の回転台の径方向外側へ向けるようになっている、
請求項8に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項10】
前記包装モジュールは、
前記分類モジュールによって検出された適格な前記チップが受け取られる凹部を有する第1の包装ベルトを供給するように適合された第1のプーリと、
前記第1の包装ベルトの前記凹部内の適格な前記チップをカプセル化するための第2の包装ベルトを供給するように適合された第2のプーリと、
適格な前記チップが包装された前記第1の包装ベルトおよび前記第2の包装ベルトを再循環させるように適合された第3のプーリとを備える、請求項9に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項11】
前記包装モジュールは、前記第2の回転台の周辺部に配置され、
前記第2の回転台の前記吸引デバイスは、検出された適格な前記チップを前記第1の包装ベルトの前記凹部に直接入れるように適合されている、
請求項10に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項12】
前記第2の回転台の前記周辺部に配置された廃棄物リサイクル用回収容器をさらに備え、
前記第2の回転台の前記吸引デバイスは、検出された欠陥のある前記チップを前記廃棄物リサイクル用回収容器に直接入れるように適合されている、請求項11に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項13】
前記供給モジュールは、遠心回転コンベアおよび振動直進コンベアを備え、
前記遠心回転コンベアは、前記遠心回転コンベアに置かれた前記チップを前記振動直進コンベアへ遠心投入するように構成され、
前記振動直進コンベアは、前記振動直進コンベアの前記チップを振動により前記分類モジュールへ運ぶように構成されている、
請求項12に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項14】
支持フレームをさらに備え、前記供給モジュール、前記分類モジュール、および前記包装モジュールは、前記支持フレーム内に設置されている、請求項13に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項15】
前記支持フレームは、前記供給モジュール、前記分類モジュール、および前記包装モジュールが載置される載置ベースを有するベースフレームと、上部フレームとを備える、
請求項14に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【請求項16】
前記上部フレーム内に載置された電子制御キャビネットをさらに備え、前記電子制御キャビネットは、ヒューマン−マシンインタラクションインターフェースおよび様々なスイッチボタンを備える、請求項15に記載のチップ分類および包装プラットホーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、開示全体が参照により本明細書に組み込まれている、中国国家知識産権局に2016年7月12日に出願された中国特許出願第CN201610544204.0号の利益を主張するものである。
【0002】
本開示は、チップ分類(チップ選別、チップソーティング、chip sorting)および包装(パッケージング、packaging)プラットホームに関する。
【背景技術】
【0003】
チップは、電子機器産業で広く使用されている。チップ、たとえばLowrho(低抵抗)チップは通常、小さく、不規則な構造を有する。従来技術では、そのようなチップの分類および包装を自動的に実施することができるプラットホームは存在しない。したがって、従来技術では、チップは典型的には手動で分類および包装されている。
【0004】
手動によるチップの分類および包装には、多くの欠点がある。たとえば、分類中に不適格なチップが適格なチップとして容易に判定され、または適格なチップが不適格なチップとして容易に判定され、その結果、チップを分類する精度および信頼性が低下する。加えて、手動でチップを分類および包装する効率は、極めて低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、従来技術に存在する上記その他の問題および欠陥の少なくとも1つを解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、チップを供給するように適合された供給モジュールと、供給モジュールによって供給されたチップを拾い上げ、拾い上げたチップを検出し、拾い上げたチップが適格であるかどうかを判定するように構成された分類モジュールと、分類モジュールによって分類された適格なチップを包装するように構成された包装モジュールとを備えるチップ分類および包装プラットホームが提供される。
【0007】
本開示の例示的な実施形態によれば、分類モジュールは、第1の回転台と、供給モジュールによって供給されたチップを拾い上げ、拾い上げたチップを第1の回転台に載置するように適合されたピックアップデバイスと、第1の回転台に載置された各チップの欠陥を検出するように適合された第1の視覚的検出器とを備える。
【0008】
本開示の別の例示的な実施形態によれば、分類モジュールは、第1の回転台に載置された各チップの抵抗を検出するように適合された抵抗検出器をさらに備える。
【0009】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、第1の回転台は、チップを固定するように適合された複数のクランプを備え、複数のクランプは、第1の回転台にその回転軸の周りに所定の間隔をあけて分散される。ピックアップデバイスは、回転円板と、回転円板の周りに所定の間隔をあけて分散された複数の吸引ノズルとを備え、複数の吸引ノズルは、供給モジュールからチップを吸引し、吸引したチップを第1の回転台の複数のクランプにそれぞれ載置する。
【0010】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、第1の視覚的検出器は、第1の回転台の上方に位置して互いに隔置された第1のカメラおよび第2のカメラを備える。第1のカメラおよび第2のカメラは、第1の回転台に載置された各チップの上部の異なる欠陥をそれぞれ検出するように適合される。
【0011】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、第1のカメラは、第1の回転台に載置されたチップの上部のキズおよび/または汚れを検出するように適合される。第2のカメラは、第1の回転台に載置されたチップの上部のはんだ継手欠陥を検出するように適合される。
【0012】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、分類モジュールは、その周辺部に所定の間隔をあけて複数の吸引デバイスを備える第2の回転台であって、複数の吸引デバイスが、第1の視覚的検出器および抵抗検出器によって検出されたチップを第1の回転台から吸引するように構成される、第2の回転台と、第2の回転台の吸引デバイスによって吸引された各チップのサイズを検出するように適合された第2の視覚的検出器とをさらに備える。
【0013】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、第2の視覚的検出器は、第2の回転台の周りに位置して互いに隔置された第3のカメラおよび第4のカメラを備える。第3のカメラおよび第4のカメラは、第2の回転台の吸引デバイスによって吸引された各チップの異なる側のサイズをそれぞれ検出するように適合される。
【0014】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、第3のカメラの光軸および第4のカメラの光軸は、第2の回転台の径方向に延びる。各チップが第2の回転台の吸引デバイスによって吸引された後、第3のカメラによってチップの第1の側のサイズが検出されるように、チップの第1の側は第2の回転台の径方向外方へ向けられる。分類モジュールは、チップの向きを回転させる回転機構をさらに備え、回転機構は、チップが第3のカメラによって検出された後、第4のカメラによってチップの第2の側のサイズが検出されるように、チップの第2の側を第2の回転台の径方向外方へ向ける。
【0015】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、包装モジュールは、分類モジュールによって検出された適格なチップが受け取られる凹部を有する第1の包装ベルトを供給するように適合された第1のプーリと、第1の包装ベルトの凹部内の適格なチップをカプセル化するための第2の包装ベルトを供給するように適合された第2のプーリと、適格なチップが包装された第1の包装ベルトおよび第2の包装ベルトを再循環させるように適合された第3のプーリとを備える。
【0016】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、包装モジュールは、第2の回転台の周辺部に配置される。第2の回転台の吸引デバイスは、検出された適格なチップを第1の包装ベルトの凹部に直接入れるように適合される。
【0017】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、チップ分類および包装プラットホームは、第2の回転台の周辺部に配置された廃棄物リサイクル用回収容器をさらに備える。第2の回転台の吸引デバイスは、検出された欠陥のあるチップを廃棄物リサイクル用回収容器に直接入れるように適合される。
【0018】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、供給モジュールは、遠心回転コンベアおよび振動直進コンベアを備える。遠心回転コンベアは、遠心回転コンベアに置かれたチップを振動直進コンベアへ遠心投入するように構成される。振動直進コンベアは、振動直進コンベアのチップを振動により分類モジュールへ運ぶように構成される。
【0019】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、チップ分類および包装プラットホームは、支持フレームをさらに備え、供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールは、支持フレーム内に設置される。
【0020】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、支持フレームは、供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールが載置される載置ベースを有するベースフレームと、上部フレームとを備える。
【0021】
本開示のさらに別の例示的な実施形態によれば、チップ分類および包装プラットホームは、上部フレーム内に載置された電子制御キャビネットをさらに備え、電子制御キャビネットは、ヒューマン−マシンインタラクションインターフェースおよび様々なスイッチボタンを備える。
【0022】
本開示による上記の実施形態では、チップの分類および包装は、チップ分類および包装プラットホームによって自動的に実現され、それによりチップを分類および包装する効率が大いに改善される。加えて、チップを分類する精度および信頼性を改善することも可能である。
【0023】
本開示の他の目的および利点は、添付の図面と併せて本開示の以下の説明から明らかになり、本開示の包括的な理解を提供することができる。
【0024】
本開示の上記その他の特徴は、添付の図面を参照して本開示の例示的な実施形態について詳細に説明することによって、より明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本開示の例示的な実施形態によるチップ分類および包装プラットホームの概略斜視図である。
【図2】図1に示すチップ分類および包装プラットホームの供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールの概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本開示の技術的な解決策について、添付の図面と併せて以下の実施形態を参照してさらに詳細に以下に説明する。本明細書では、同じまたは類似の参照番号が、同じまたは類似の部分を示す。添付の図面を参照する本開示の実施形態についての以下の説明は、本開示の概略的な発明の概念について説明することを意図するものであり、本開示に対する限定であると解釈されるべきではない。
【0027】
加えて、以下の詳細な説明では、説明の目的で、開示する実施形態の徹底的な理解を提供するために、多数の特有の詳細について述べる。しかし、これらの特有の詳細なしに、1つまたは複数の実施形態を実施することもできることが明らかである。他の例では、よく知られている構造およびデバイスについて、図面を簡略化するために概略的に示す。
【0028】
本開示の概略的な技術概念によれば、チップを供給するように適合された供給モジュールと、供給モジュールによって供給されたチップを拾い上げ、拾い上げたチップを検出し、拾い上げたチップが適格であるかどうかを判定する分類モジュールと、分類モジュールによって分類された適格なチップを包装する包装モジュールとを備えるチップ分類および包装プラットホームが提供される。
【0029】
図1は、本開示の例示的な実施形態によるチップ分類および包装プラットホームの概略斜視図を示し、図2は、図1に示すチップ分類および包装プラットホームの供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールの概略斜視図を示す。
【0030】
図1および図2に示すように、図示の実施形態では、チップ分類および包装プラットホームは、主として供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールを備える。供給モジュールは、分類モジュールへチップを供給するように適合される。分類モジュールは、供給モジュールによって供給されたチップを拾い上げ、拾い上げたチップを検出し、拾い上げたチップが適格であるかどうかを判定するように構成される。包装モジュールは、分類モジュールによって分類された適格なチップを包装するように構成される。
【0031】
図2に示すように、本開示の例示的な実施形態では、供給モジュールは、遠心回転コンベア11および振動直進コンベア12を含む。遠心回転コンベア11は、遠心回転コンベア11に置かれたチップを振動直進コンベア12へ遠心投入するように適合される。振動直進コンベア12は、振動直進コンベア12のチップを振動により分類モジュールへ運ぶように適合される。
【0032】
図2に最もよく示すように、図示の実施形態では、分類モジュールは、ピックアップデバイス20、第1の回転台30、および第1の視覚的検出器41、42を備える。ピックアップデバイス20は、振動直進コンベア12からチップを拾い上げ、拾い上げたチップを第1の回転台30に載置するように適合される。第1の視覚的検出器41、42は、第1の回転台30に載置されたチップの欠陥を検出するように適合される。
【0033】
図2を引き続き参照すると、図示の実施形態では、分類モジュールは、第1の回転台30に載置されたチップの抵抗を検出するように適合された抵抗検出器50をさらに備える。
【0034】
本開示の例示的な実施形態では、図2に示すように、第1の回転台30は、チップを固定するように適合された複数のクランプ(図示せず)を備え、複数のクランプは、第1の回転台30にその回転軸の周りに所定の間隔をあけて分散される。ピックアップデバイス20は、回転円板21と、回転円板21の周りに所定の間隔をあけて分散された複数の吸引ノズル22とを含む。複数の吸引ノズル22は、供給モジュールの振動直進コンベア12からチップを吸引し、吸引したチップを第1の回転台30の複数のクランプにそれぞれ載置する。
【0035】
本開示の例示的な実施形態では、ピックアップデバイス20は、4つの吸引ノズル22を含み、第1の回転台30は、12個のクランプを備える。
【0036】
本開示の例示的な実施形態では、図2に示すように、第1の視覚的検出器41、42は、第1の回転台30の上に位置して互いに隔置された第1のカメラ41および第2のカメラ42を備える。第1のカメラ41および第2のカメラ42は、異なる光源を有しており、第1の回転台30に載置されたチップの上部の異なる欠陥をそれぞれ検出するように適合される。
【0037】
本開示の例示的な実施形態では、図2に示すように、第1のカメラ41は、第1の回転台30に載置された各チップの上部のキズおよび/または汚れなどの欠陥を検出するように適合される。第2のカメラ42は、第1の回転台30に載置された各チップの上部のはんだ継手欠陥を検出するように適合される。
【0038】
図2を引き続き参照すると、図示の実施形態では、分類モジュールは、第2の回転台60および第2の視覚的検出器61、62をさらに備える。第2の回転台60は、その周辺部に所定の間隔をあけて複数の吸引デバイス63を備える。複数の吸引デバイス63は、第1の視覚的検出器41、42および抵抗検出器50によって検出されたチップを第1の回転台30から吸引するように構成される。第2の視覚的検出器61、62は、第2の回転台60の吸引デバイス63によって吸引された各チップのサイズを検出し、チップのサイズが適格であるかどうかを確認するように適合される。
【0039】
本開示の例示的な実施形態では、第2の回転台60は、その周辺部に所定の間隔をあけて12個の吸引デバイス63を備える。
【0040】
本開示の例示的な実施形態では、図2に示すように、第2の視覚的検出器61、62は、第2の回転台60の周りに位置して互いに隔置された第3のカメラ61および第4のカメラ62を含む。第3のカメラ61および第4のカメラ62は、第2の回転台60の吸引デバイス63によって吸引された各チップの異なる側のサイズをそれぞれ検出するように適合される。
【0041】
図示の実施形態では、図2に示すように、第3のカメラ61の光軸および第4のカメラ62の光軸は、第2の回転台60の径方向に延び、すなわち第3のカメラ61の光軸および第4のカメラ62の光軸は、第2の回転台60の回転軸と交差し、第2の回転台60の回転軸に直交している。
【0042】
図示の実施形態では、図2に示すように、各チップが第2の回転台60の吸引デバイス63によって吸引された後、第3のカメラ61によってチップの第1の側のサイズが検出されるように、チップの第1の側は第2の回転台60の径方向外側へ向けられる。
【0043】
図示の実施形態では、図2に示すように、分類モジュールは、各チップの向きを回転させる回転機構70をさらに備え、回転機構70は、チップが第3のカメラ61によって検出された後、第4のカメラ62によってチップの第2の側のサイズが検出されるように、チップの第2の側を第2の回転台60の径方向外側へ向ける。
【0044】
図示の実施形態では、図2に示すように、包装モジュールは、第1のプーリ81、第2のプーリ82、および第3のプーリ83を備える。第1のプーリ81は、分類モジュールによって検出された適格なチップが受け取られる凹部を有する第1の包装ベルト811を供給するように適合される。第2のプーリ82は、第1の包装ベルト811の凹部内の適格なチップをカプセル化するための第2の包装ベルトを供給するように適合される。第3のプーリ83は、適格なチップが包装された第1の包装ベルト811および第2の包装ベルトを再循環させるように適合される。
【0045】
図示の実施形態では、図2に示すように、包装モジュールは、第2の回転台60の周辺部に配置され、第2の回転台60の吸引デバイス63は、検出された適格なチップを第1の包装ベルト811の凹部に直接入れるように適合される。
【0046】
図示しないが、本開示の例示的な実施形態では、上述したチップ分類および包装プラットホームは、第2の回転台60の周辺部に配置された廃棄物リサイクル用回収容器をさらに備え、第2の回転台60の吸引デバイス63は、検出された欠陥のあるチップを廃棄物リサイクル用回収容器に直接入れるように適合される。
【0047】
図1および図2に示すように、図示の実施形態では、チップ分類および包装プラットホームは、支持フレーム100、200をさらに備える。供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールは、支持フレーム100、200内に設置される。
【0048】
図1および図2に示すように、図示の実施形態では、支持フレーム100、200は、ベースフレーム100および上部フレーム200を含む。ベースフレーム100は、供給モジュール、分類モジュール、および包装モジュールが載置される載置ベース110を有する。
【0049】
図1および図2に示すように、図示の実施形態では、チップ分類および包装プラットホームは、上部フレーム200内に載置された電子制御キャビネット90をさらに備える。電子制御キャビネット90は、ヒューマン−マシンインタラクションインターフェース91および様々なスイッチボタン92を備える。
【0050】
上述した実施形態は、例示であることを意図するものであり、当業者であればこれらの実施形態に多くの修正を加えることができることを、当業者には理解されたい。様々な実施形態に記載の様々な構造は、構成上または原理上矛盾することなく、互いに自由に組み合わせることができる。
【0051】
本開示について、添付の図面を参照して上記で詳細に説明したが、添付の図面に開示する実施形態は、本開示の好ましい実施形態を例として示すことを意図するものであり、本開示に対する限定であると解釈されるべきではないことを理解されたい。
【0052】
いくつかの例示的な実施形態について図示および説明したが、本開示の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施形態には様々な変更または修正を加えることができ、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義されることが、当業者には理解されよう。
【0053】
「備える(comprise)」という単語は、他の要素またはステップを除外するものではなく、「a」または「an」という単語は、2つ以上を除外するものでもないことに留意されたい。加えて、特許請求の範囲におけるあらゆる参照番号は、本開示の範囲に対する限定であると解釈されるべきではない。
【図1】
【図2】
【国際調査報告】