(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019525824
(43)【公表日】20190912
(54)【発明の名称】携帯用バッテリスチームクリーナ
(51)【国際特許分類】
   B08B 3/02 20060101AFI20190816BHJP
   A47L 11/34 20060101ALI20190816BHJP
【FI】
   !B08B3/02 H
   !A47L11/34
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】12
(21)【出願番号】2017550767
(86)(22)【出願日】20160729
(85)【翻訳文提出日】20170927
(86)【国際出願番号】CN2016092216
(87)【国際公開番号】WO2018018576
(87)【国際公開日】20180201
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516005902
【氏名又は名称】ベイジン チャイナ ベース スタートレード カンパニー リミテッド
【住所又は居所】中華人民共和国 100078、ベイジン、フェンタイ ディストリクト、ファンチワン、ファンチェンユェン、エリア ファースト、サンアンドムーン プラザ、ビー−2306
(74)【代理人】
【識別番号】240000327
【弁護士】
【氏名又は名称】弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】シュ シーフゥイ
【住所又は居所】中華人民共和国 100078、ベイジン、フェンタイ ディストリクト、ファンチワン、ファンチェンユェン、エリア ファースト、サンアンドムーン プラザ、ビー−2306
【テーマコード(参考)】
3B201
【Fターム(参考)】
3B201AA46
3B201AB52
3B201BB22
3B201BB62
3B201BB92
3B201CD43
(57)【要約】
本発明は、次の構成を有する携帯用バッテリスチームクリーナを提供する。携帯用バッテリスチームクリーナは、中空本体を備え、中空本体は、ウォータータンクと、ぜん動ポンプと、コントロールシステムと、リチウムバッテリとを有する。ウォータータンクはぜん動ポンプの入口に接続され、ぜん動ポンプの出口は可撓性ホースの一端に接続され、可撓性ホースの他端は、本体から延び、気化システムに接続され、コントロールシステムは、別々にぜん動ポンプ及び気化システムに電気的に接続されている。本発明は、本体に設けられたウォータータンクを有する。ウォータータンクはぜん動ポンプの入口に接続され、ぜん動ポンプの出口は可撓性ホースの一端に接続され、可撓性ホースの他端は本体から延び、気化システムに接続されている。これにより、ウォータータンクの液体は、連続的に可撓性ホースを介して気化システム内に搬送され、クリーニングのために連続的にスチームを噴出する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯用バッテリスチームクリーナであって、
中空本体を備え、
前記中空本体は、ウォータータンク、ぜん動ポンプ、コントロールシステム、及び、リチウムバッテリを有し、
前記ウォータータンクは、前記ぜん動ポンプの入口に接続され、
前記ぜん動ポンプの出口は、可撓性ホースの一端に接続され、
前記可撓性ホースの他端は、前記本体から延び、気化システムに接続され、
前記コントールシステムは、別々に前記ぜん動ポンプ及び前記気化システムに電気的に接続され、前記ぜん動ポンプ及び前記気化システムの作動状況を制御する。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記気化システムは、中空管状キャビティを有し、前記管状キャビティの外側には螺旋管が設けられ、
前記螺旋管の一端は前記管状キャビティに接続され、前記螺旋管の他端は前記可撓性ホースに接続され、
前記可撓性ホースと反対側の前記管状キャビティの端部は、スチーム出口パイプに固定され、
前記管状キャビティの内部には加熱ロッドが設けられ、前記加熱ロッドは前記コントロールシステムに電気的に接続されている。
【請求項3】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記本体には水位センサが設けられ、前記水位センサは前記コントロールシステムに電気的に接続されている。
【請求項4】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記本体にはヒューズ安全装置が設けられ、前記ヒューズ安全装置は前記コントロールシステム4に電気的に接続され、制御システム回路を保護する。
【請求項5】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記気化システムには温度プロテクタ及び温度コントロールプローブが設けられ、
前記温度プロテクタ及び前記温度コントロールプローブは、別々に前記コントロールシステムに電気的に接続されている。
【請求項6】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記本体には持ち運びハンドルが設けられている。
【請求項7】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記本体には調整可能な肩ひもが設けられている。
【請求項8】
請求項2に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
前記スチーム出口パイプの端部は、クリーニングラウンドブラシに固定されている。
【請求項9】
請求項2に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
補助クリーニングブラシがハンドルグリップの上部に配置されている。
【請求項10】
請求項1に記載の携帯用バッテリスチームクリーナであって、
熱保護コーティングが前記気化システムの外側を覆うことができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーナ、特に、携帯用バッテリスチームクリーナに関する。
【背景技術】
【0002】
現在の全てのスチームクリーナは、スチームを生成するためにボイラー加熱方法を使用している。この方法は、大きな電力及びエネルギーを消費するだけでなく、危険なスチーム圧の原因となる。圧力が高すぎると、温度制御が必要になることから、スチームを生成するための時間が長くなってしまう。一方、圧力及びスチーム量のバランスを取る場合、スチームボイラーは厳密な温度管理システムを必要とする。スチームボイラーは、非連続加熱作用によりスチームを連続的に生成することができない。現在の全てのスチームクリーナは、電力として交流電流(AC)を使用し、延長コードを必要とし、一般的な使用に多くの不都合の原因となる。従って、現在のスチームクリーナは使用エリアが大幅に制限されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記問題を解決するために、本発明は、使用エリアが制限されることのない携帯用バッテリスチームクリーナを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このような目的を達成するために、本発明は以下の技術的装置を採用する。携帯用バッテリスチームクリーナは、中空本体を備え、前記本体は、ウォータータンク、ぜん動ポンプ、コントロールシステム、及び、リチウムバッテリを有し、前記ウォータータンクは前記ぜん動ポンプの入口に接続され、前記ぜん動ポンプの出口は可撓性ホースの一端に接続され、前記可撓性ホースの他端は本体から延び、気化システムに接続され、前記コントロールシステムは、別々にぜん動ポンプ及び気化システムに電気的に接続され、前記ぜん動ポンプ及び前記気化システムの作動状況を制御する。
【0005】
前記気化システムは中空管状キャビティを有し、中空管状キャビティの外側には螺旋管が設けられ、前記螺旋管の一端は前記管状キャビティに接続され、前記螺旋管の他端は前記可撓性ホースに接続され、前記可撓性ホースと反対側の前記管状キャビティの端部は、スチーム出口パイプに固定され、前記管状キャビティの内部には、加熱ロッドが設けられ、前記加熱ロッドは、コントロールシステムに電気的に接続されている。
【0006】
前記本体には、コントロールシステムに電気的に接続される水位センサが設けられている。
【0007】
前記本体には、コントールシステム4に電気的に接続され、コントロールシステム回路を保護するヒューズ安全装置が設けられている。
【0008】
前記気化システムには、温度プロテクタ及び温度コントロールプローブが設けられ、前記温度プロテクタ及び前記温度コントロールプローブはコントロールシステムに電気的に接続されている。
【0009】
前記本体には持ち運びハンドルが設けられている。
【0010】
前記本体には調整可能な肩ひもが設けられている。
【0011】
前記スチーム出口パイプの端部は、クリーニングラウンドブラシに固定されている。
【0012】
補助クリーニングブラシはハンドルグリップの上部に配置されている。
【0013】
熱保護コーティングは前記気化システムの外側を覆う。
【発明の効果】
【0014】
本願発明は、上記技術的構成を採用することにより以下の効果を有する。
【0015】
1.本体にはウォータータンクが設けられ、ウォータータンクはぜん動ポンプ入口に固定され、ぜん動ポンプ出口は可撓性ホースの一端に固定され、可撓性ホースの他端は本体から延び、気化システムに接続されている。これにより、ウォータータンク内の液体を連続的に気化システムに搬送でき、クリーニングのために、スチームを連続的に噴出させることができる。
【0016】
2.本体にはリチウムバッテリが設けられ、コントロールシステムは、電気的にリチウムバッテリ及びぜん動ポンプに接続されている。これにより、延長コードを必要とする既存の交流電力の代わりに、リチウムバッテリは、連続的にぜん動ポンプに電力を供給し、ウォータータンク内の溶液を連続的に気化システムに搬送する。簡単に使用でき、使用エリアに制限のない軽量なクリーナを達成することができる。
【0017】
3.本体には水位センサが設けられ、水位センサはコントロールシステムに電気的に接続されている。センサが水不足を検出すると、コントロールシステムは警報(ブザー)を鳴らすと同時に加熱ロッドへの電源を遮断する。これにより使用上の安全性が向上する。
【0018】
4.可撓性ホースは、外側に螺旋管が設けられ、内側に加熱ロッドが設けられた気化システムに直接接続されていることから、気化システムに流れ込む溶液を直ちに気化させ、噴出させることができる。これにより、動作効率を向上させ、使用コストを削減することができる。
【0019】
5.本願は、調整可能な肩ひも及び持ち運びハンドルを有することから、作動及び移動を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は本発明の全体構造を概略的に示す。
【図2】図2は気化システムの全体構造を概略的に示す。
【図3】図3は気化システムの分解図である。
【図4】図4は気化システム構造の別の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、添付図面を参照し、詳細な説明を行う。
【0022】
図1に示された発明は中空本体1を備える。中空本体1は、ウォータータンク2と、ぜん動ポンプ3と、コントロールシステム4と、リチウムバッテリ5とを有する。ウォータータンク2は、ぜん動ポンプ3の入口に固定されており、ぜん動ポンプ3の出口は、可撓性ホース6の一端に固定されており、可撓性ホース6の他端は、本体1から延び、気化システム7に接続されている。リチウムバッテリ5は装置全体に電力を供給する。コントロールシステム4は、別々にぜん動ポンプ3と気化システム7とに電気的に接続されており、ぜん動ポンプ3と気化システム7との作動状況を制御する。
【0023】
図2及び3に示すように、気化システム7は、中空管状キャビティ71と、螺旋管72とを有する。螺旋管72の一端は管状キャビティ71に接続され、螺旋管72の他端は可撓性ホース6に接続され、溶液を管状キャビティ71内に搬送する。管状キャビティ71の他端はスチーム出口パイプ73に固定され、加熱ロッド74は管状キャビティ71内に挿入されている。加熱ロッド74は、管状キャビティ71内の溶液を加熱し、スチームに変換し、スチーム出口パイプ73からスチームを噴出させる。加熱ロッド74は、コントロールシステム4に電気的に接続されている。
【0024】
本体1には水位センサ10が設けられており、水位センサ10はコントロールシステム4に電気的に接続されている。水位センサ10が水不足を検出すると、コントロールシステム4は、警報(ブザー)を鳴らすと同時に加熱ロッド74の電源を遮断する。
【0025】
本体1にはヒューズ安全装置14が設けられている。ヒューズ安全装置14はコントロールシステム4に電気的に接続され、コントロールシステム4の回路を保護する。
【0026】
図4に示すように、気化システム7には温度プロテクタ75及び温度コントロールプローブ76が設けられている。温度プロテクタ75及び温度コントロールプローブ76は、別々にコントロールシステム4に電気的に接続され、気化システム7の気化温度を制御し、気化システム7の過剰な温度上昇を回避する。
【0027】
本体1には、作動中の持ち運びを容易にするための持ち運びハンドル8が設けられている。
【0028】
本体に1には調整可能な肩ひも9が設けられており、肩ひも9は使用者の移動のために用いられる。
【0029】
スチーム出口パイプ73の端部は、クリーニングラウンドブラシ12に固定されている。クリーニングラウンドブラシ12は、表面、座席、テーブル、壁等からガム及び他の粘着性の残留物を除去するために使用される。
【0030】
管状キャビティ71の端部は、補助クリーニングブラシ13に固定されている。補助クリーニングブラシ13は、ラウンドブラシ12の作動後、クリーニング動作を補助するために使用される。これにより、より良好なクリーニングを行うことができる。
【0031】
図示はしないが、熱保護コーティングが気化システム7の外側を覆うこともできる。
【0032】
本発明の装置を作動させる前に、第1に、水又は少量の化学薬剤を含む溶液でウォータータンク2を満たし、使用者は、背部で肩ひも9を持ち、一方の手で持ち運びハンドル8を把持し、他方の手で気化システム7を保持するハンドルグリップを把持する。作動時、コントロールシステム4は、ぜん動ポンプ3を作動させ、ウォータータンク2の溶液を可撓性ホース6内に搬送する。その後、溶液は、加圧螺旋管72により管状キャビティ71内に搬送される。溶液は、加熱ロッド74を加熱することによりスチームに変換され、スチームはスチーム出口パイプ73から噴出する。その後、クリーニングラウンドブラシ12及び補助クリーニングブラシ13は、表面、座席、テーブル、壁等からガム及び粘着性の残留物を除去する。
【0033】
水位センサ10が水不足を検出すると、コントロールシステム4は、警告(ブザー)を鳴らすと同時に加熱ロッド74の電源を遮断する。
【0034】
2つの温度センサが気化システム7の温度が高すぎることを検出すると、コントロールシステム4は加熱ロッド74の温度を調整し、装置へのダメージを回避する。
【0035】
上記実施例は、単に、本発明を説明するためのものであり、部品、構造、接続方法は変更可能であり、本発明に基づく改良は本発明の保護範囲に含まれる。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【国際調査報告】