(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
【住所又は居所】大韓民国,キョンギ−ド 13488,ソンナム−シ,ブンダン−ク,パンギョ−ロ 289ボン−ギル,20,パンギョテクノバレー スタートアップキャンパス,1ドン 4スフロア,ソフトウェア コンバージェンス クラスター パンギョ センター,ビー10ホ,(サンピョン−ドン)
前記ステップ(c)は、前記受信したパスワードを利用して前記1人以上の参加者クライアントの前記チャットルームへの入場を許容するか否かを判断し、前記受信した2次元コードの生成時間から所定時間内に前記パスワードを受信した場合、前記パスワードが有効であると判断し、前記パスワードを利用して前記1人以上の参加者クライアントの前記チャットルームへの入場を許容するか否かを判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
(e)前記ステップ(d)の後、前記1人以上のユーザクライアントは、前記チャットルームを通じて1つ以上のイメージを前記サーバにアップロードし、前記アップロードされた1つ以上のイメージを前記チャットルームに表示し、前記表示された1つ以上のイメージのうち1つに対する選択の入力を受信し、前記選択されたイメージを前記公開キーを利用して暗号化し、前記1つ以上のプリンタのうち1つに送信するステップをさらに含む、請求項3に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
(f)前記ステップ(e)の後、前記1つ以上のプリンタは、前記1人以上のユーザクライアントから受信した前記1つ以上の暗号化されたイメージを前記暗証キーで復号化し、前記再接着式メモ紙に出力するステップをさらに含む、請求項4に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
(g)前記ステップ(f)の後、前記1人以上のユーザクライアントのうち1人である第1のクライアントは、前記1つ以上のイメージが出力された前記1つ以上の再接着式メモ紙が撮影されたイメージを取得し、前記撮影されたイメージ内において少なくとも一部の領域である第1のイメージを前記サーバに送信し、前記サーバから第2のイメージを受信すれば、前記第1のイメージを前記第2のイメージに取り替えて表示するステップをさらに含み、
前記第1のイメージは、前記撮影されたイメージ内の前記1つ以上の再接着式メモ紙に出力された前記1つ以上のイメージのうち1つであり、前記第2のイメージは、前記チャットルームで前記サーバにアップロードされて保存された前記1つ以上のイメージのうち1つである、請求項5に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
(h)前記ステップ(g)の後、前記第1のクライアントから前記第1のイメージを受信し、前記第1のイメージと所定の基準値以上の類似度を有する1つ以上のイメージのうち最も高い類似度を有する前記第2のイメージを決定し、前記第1のクライアントが前記チャットルームに入場しているか否かを判断し、前記第1のクライアントが前記チャットルームに入場している場合、前記第2のイメージを前記第1のクライアントに送信する、請求項6に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
前記ホストクライアント及び前記1人以上の参加者クライアントのうち1人である第2のクライアントは、前記チャットルームを利用して前記サーバに第1のイメージを送信し、前記サーバは、前記チャットルームに対応する保存空間に前記第2のクライアントから受信した前記第1のイメージを保存し、前記ホストクライアント及び前記1人以上の参加者クライアントは、前記第1のイメージを画面に表示する、請求項1に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
前記ホストクライアント及び前記1人以上の参加者クライアントのうち1人である第3のクライアントは、画面に表示された前記第1のイメージへの選択の入力を受信し、前記第1のイメージを前記1つ以上のプリンタのうち1つに送信して出力する、請求項10に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
前記ホストクライアント及び前記1人以上の参加者クライアントのうち1人である第4のクライアントは、前記チャットルームを利用して前記サーバに前記第1のイメージを送信する場合、前記第1のイメージを前記1つ以上のプリンタのうち1つに送信して出力する、請求項10に記載の再接着式メモ紙を出力する方法。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明の利点及び特徴、並びにこれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳しく後述する実施例を参照すれば明確になるはずである。しかし、本発明は、以下に開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態に具現されることができ、但し、本実施例は、本発明の開示を完全なるものにし、本発明が属する技術分野における通常の技術者に本発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇により定義されるだけである。
【0030】
本明細書で使用される用語は実施例を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。本明細書において、単数形は、文言で特に言及しない限り、複数形も含む。明細書で使用される「含む(comprises)」及び/又は「含み(comprising)」は、言及された構成要素の他に1つ以上の異なる構成要素の存在又は追加を排除するものではない。明細書全体に亘って同じ図面符号は同じ構成要素を指し、「及び/又は」は、言及された構成要素の各々及び1つ以上の全ての組み合わせを含む。たとえ「第1」、「第2」などが様々な構成要素を述べるために使用されているが、これらの構成要素がこれらの用語によって限定されないことは勿論である。これらの用語は単に一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。従って、以下で言及される第1の構成要素は、本発明の技術的思想内において第2の構成要素でもあり得ることは勿論である。
【0031】
他の定義がなければ、本明細書において使用される全ての用語(技術的及び科学的な用語を含む)は、本発明の属する技術分野における通常の技術者にとって共通して理解できる意味で使用され得るはずである。また、一般的に使用される辞書に定義されている用語は、特に明白に定義されていない限り、理想的に又は過度に解釈されてはならない。
【0032】
本明細書において、プリンタは、ユーザクライアントと連結されて利用される。ユーザクライアントは、モバイル端末及びパーソナルコンピュータを含むが、これに限定されるものではない。
【0033】
プリンタは、ユーザクライアントとブルートゥース、WiFi又は3G、LTEのようなネットワーク通信網を利用して無線で連結されることができる。また、プリンタは、ユーザクライアントとUSB、5ピン、8ピン、又はCタイプのケーブルなどを利用して有線で連結されることもできる。プリンタとユーザクライアントとが連結されるための方法は特に制限されないが、説明の便宜性のために、開示された実施例は、プリンタとユーザクライアントとがブルートゥースを利用して連結されると仮定する。
【0034】
より、再接着式メモ紙を出力するプリンタシステムを示す図である。図1を参照すると、プリンタ100及びユーザクライアント200が示されている。
【0035】
プリンタ100は、再接着式メモ紙300を出力する。再接着式メモ紙300は、一側面に再接着可能な粘着部310が備えられる。
【0036】
再接着式メモ紙300において、イメージ又はテキストが出力される面と、一側面に再接着可能な粘着部310が備えられる面とは異なっている。即ち、図1に示された再接着式メモ紙300において、一側面に備えられる再接着可能な粘着部310は、図1に示された再接着式メモ紙300の背面に備えられる。
【0037】
本明細書においては、説明の便宜性のために、再接着式メモ紙300の背面に備えられた再接着可能な粘着部310を再接着式メモ紙300の前面に示したが、これは再接着可能な粘着部310の位置を示すためだけのものであり、実際に再接着可能な粘着部310が再接着式メモ紙300の前面に備えられるわけではない。
【0038】
ユーザクライアント200は、ブルートゥースを利用してプリンタ100とペアリングされる。ユーザクライアント200には、プリンタ100で印刷されるイメージに関する編集画面210が表示され得る。編集画面210は、プリンタ100で印刷されるイメージ又はテキストを編集するためのインターフェースを含み得る。
【0039】
ユーザクライアント200は、編集画面210に表示されたイメージをプリンタ100に送信することができる。プリンタ100は、送信されたイメージを印刷して出力することができる。
【0040】
一実施例において、再接着式メモ紙300は、一側面に再接着可能な粘着部310が備えられたロール形態で構成され得る。図2を参照すると、一実施例により、ロール形態で構成された再接着式メモ紙300が示されている。
【0041】
図2に示されたロール形態で構成された再接着式メモ紙300は、カートリッジに収容されてプリンタ100に取り付けられる。図3を参照すると、再接着式メモ紙300を収容したカートリッジ400がプリンタ100に取り付けられる一例が示されている。
【0042】
一実施例において、カートリッジ400には、カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300に対して予め定義された色情報を指示する指示部410が備えられ得る。カートリッジ400の指示部410は、カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300の色情報を指示するための1つ以上の指示チャンネルを含む。
【0043】
一実施例において、再接着式メモ紙300の色情報は、予め定義された値にて表現される。例えば、1番は白、2番は黄色、3番は緑などのように定義される。指示部410は、予め定義された値を表現するための1つ以上の指示チャンネルを含む。
【0044】
また、プリンタ100のカートリッジ収容部110には、カートリッジ400の指示部410が指示する再接着式メモ紙300の色情報を感知するための感知部120が備えられ得る。
【0045】
プリンタ100の感知部120は、指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネルの各々にマッチングされ、指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネルの各々が指示する再接着式メモ紙300の色情報を感知するための1つ以上の感知チャンネルを含む。
【0046】
図4乃至図7は、一実施例に係る指示チャンネル及び感知チャンネルを示す図である。
【0047】
一実施例において、カートリッジ400の指示部410は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418を含む。また、プリンタ100の感知部120は、1つ以上の感知チャンネル122乃至128を含む。
【0048】
図4乃至図7に示された指示チャンネル及び感知チャンネルの数及び形態は、例示のために提供されたものであり、指示部410に含まれ得る指示チャンネルの数、感知部120に含まれ得る感知チャンネルの数、及び指示チャンネルと感知チャンネルの各々の形態は限定されるものではない。
【0049】
一実施例において、再接着式メモ紙300の色情報は、2進数にて表現され得る。カートリッジ400の指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、再接着式メモ紙300の色情報を表現する2進数の各桁数である0又は1を指示することができる。
【0050】
プリンタ100の感知部120に含まれた1つ以上の感知チャンネルの各々は、カートリッジ400の指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する再接着式メモ紙300の色情報を表現する2進数の各桁数を感知することができる。
【0051】
プリンタ100の感知部120は、1つ以上の感知チャンネル122乃至128を利用してカートリッジ400の指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネル412乃至418が指示する再接着式メモ紙300の色情報を表現する2進数を取得することができる。プリンタ100は、取得した2進数からカートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300の色情報を取得することができる。
【0052】
再接着式メモ紙300の色情報は数字で表現され得る。例えば、1番は白、2番は黄色、3番は緑などと表現される。また、それぞれの数字は2進数に変換され得る。図4乃至図7によると、再接着式メモ紙300の色情報は4桁の2進数にて表現される。この場合、白は0001、黄色は0010、緑は0011などと表現される。
【0053】
それぞれの色情報を数字で表現する方法及び各数字の桁数に関する内容は、例示のために提供されただけであり、本明細書に開示された例示に限定されるものではない。
【0054】
一実施例において、カートリッジ400の指示部410及びプリンタ100の感知部120は、フォトインタラプタを利用することができる。
【0055】
図4を参照すると、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、発光ダイオードとフォトトランジスタを含むフォトインタラプタにより構成される。フォトインタラプタは、発光ダイオードの光がフォトトランジスタに受光されるか否かを感知することができる。
【0056】
指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に従い、1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々に備えられたフォトトランジスタの受光を遮断できる手段を備えることができる。
【0057】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示する数字が1であれば、フォトトランジスタの受光を遮断できる手段を備え、指示する数字が0であれば、フォトトランジスタの受光を遮断できる手段を備えない。
【0058】
フォトトランジスタの受光を遮断できる手段は、フォトインタラプタの発光ダイオードとフォトトランジスタの間に挿入され、発光ダイオードの光を遮断できる突出部により構成され得るが、その構成及び形態は限定されるものではない。
【0059】
一実施例において、突出部は、カートリッジ400が生産される際に形成され、その形態が変更されないこともあり得る。
【0060】
他の実施例において、突出部は、カートリッジ400に挿入及び射出されるように構成され得る。従って、突出部は、カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300の色情報によりその形態が変更され得る。例えば、ユーザは、カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300を取り替えることができる。
【0061】
カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300が異なる色の再接着式メモ紙に取り替えられる場合、ユーザは、突出部が挿入又は射出されるようにして、カートリッジ400の指示部410が指示する色情報を取り替えられた再接着式メモ紙の色情報に変更することができる。
【0062】
一実施例において、カートリッジ400は、色を感知できるセンサを利用してカートリッジ400に収容された再接着式メモ紙の色を感知し、感知された色情報を表現できるように各指示チャンネルの突出部を挿入又は射出することができる。
【0063】
感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々に備えられたフォトトランジスタの受光有無に応じて1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字を感知することができる。
【0064】
図4には、感知部120が指示部410から2進数1010を取得する例が示されている。
【0065】
一実施例において、カートリッジ400の指示部410及びプリンタ100の感知部120は、抵抗素子を利用することができる。
【0066】
図5を参照すると、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、抵抗を測定できる手段を備える。例えば、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、所定の電圧又は電流を加えることのできる手段及び電圧又は電流を測定することのできる手段を備える。
【0067】
指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に応じて異なる抵抗を有する抵抗素子を備えることができる。一実施例において、指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に応じて抵抗素子の具備有無が決定することができる。
【0068】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示する数字が1であれば抵抗素子を備え、指示する数字が0であれば抵抗素子を備えない。
【0069】
また、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々と1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々とは、相互接触可能な一対の電極を含み得る。
【0070】
抵抗が備えられていない指示チャンネルの一対の電極は、互いに短絡していても良く、抵抗なしに電線のようなその他の導電体で連結されていても良い。
【0071】
1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、相互接触された一対の電極を利用して抵抗を測定することができる。感知部120は、1つ以上の感知チャンネル122乃至128が感知した抵抗に応じて1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字を感知することができる。
【0072】
図5には、感知部120が指示部410から2進数1010を取得する例が示されている。
【0073】
一実施例において、カートリッジ400の指示部410及びプリンタ100の感知部120は、電流を利用することができる。
【0074】
図5を参照すると、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、電流を感知できる手段を備える。一実施例において、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、電流の強さを測定できる手段を備えることもできる。
【0075】
指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に応じて異なる電流を流せる手段を備えることができる。一実施例において、指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に従って電流を流したり、電流を流さないように設定されることもできる。
【0076】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示する数字が1であれば電流を流し、指示する数字が0であれば電流を流さない。
【0077】
また、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々と1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々とは、相互接触できる電極を含み得る。
【0078】
1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、相互接触された電極を利用して電流を感知したり、電流の強さを測定することができる。感知部120は、1つ以上の感知チャンネル122乃至128が感知した電流に応じて1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字を感知することができる。
【0079】
図6には、感知部120が指示部410から2進数1010を取得する例が示されている。
【0080】
一実施例において、カートリッジ400の指示部410及びプリンタ100の感知部120は、ホールセンサと磁石を利用することができる。
【0081】
図7を参照すると、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、ホールセンサを含む。
【0082】
指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に応じて磁石を備えることができる。
【0083】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示する数字が1であればフォトトランジスタの磁石を備え、指示する数字が0であれば磁石を備えない。
【0084】
感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、ホールセンサを利用して1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字を感知することができる。
【0085】
ホールセンサを利用する場合、感知部120と指示部410が物理的に接触しなくても良いという長所がある。
【0086】
図7には、感知部120が指示部410から2進数1010を取得する例が示されている。
【0087】
カートリッジ400の指示部410及びプリンタ100の感知部120は、その他の様々な方法を利用して再接着式メモ紙300の色情報を指示することができる。
【0088】
例えば、感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、機械式スイッチを含む。
【0089】
指示部410の1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字に応じて感知チャンネルに含まれた機械式スイッチを押すことのできる突出部を備えることができる。
【0090】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示する数字が1であれば突出部を備え、指示する数字が0であれば突出部を備えない。
【0091】
感知部120の1つ以上の感知チャンネル122乃至128の各々は、機械式スイッチを利用して1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する数字を感知することができる。
【0092】
他の実施例において、再接着式メモ紙300の色情報は、他の形態に表現され得る。例えば、再接着式メモ紙300の色情報は、4進数、10進数、又は16進数にて表現されることもできる。カートリッジ400の指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、再接着式メモ紙300の色情報を表現する4進数、10進数、又は16進数の各桁数を指示することができる。
【0093】
プリンタ100の感知部120に含まれた1つ以上の感知チャンネルの各々は、カートリッジ400の指示部410に含まれた1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示する再接着式メモ紙300の色情報を表現する4進数、10進数、又は16進数の各桁数を感知することができる。
【0094】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、指示チャンネル412乃至418の各々が流す電流の大きさ、指示チャンネル412乃至418の各々の抵抗の強さ、又は指示チャンネル412乃至418の各々に含まれた磁石の磁力などに基づき、4進数、10進数、又は16進数の各桁数を指示する。
【0095】
プリンタ100の感知部120に含まれた1つ以上の感知チャンネルの各々は、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々から再接着式メモ紙300の色情報を取得することができる。
【0096】
また、プリンタ100は、カートリッジ400から再接着式メモ紙300の残量に関する情報を受信することができる。例えば、カートリッジ400は、収容された再接着式メモ紙300の残量に関する情報を1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々が指示するように設定される。
【0097】
例えば、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の一部は、再接着式メモ紙300の色情報を指示し、残りの一部は、再接着式メモ紙300の残量に関する情報を指示する。他の例として、1つ以上の指示チャンネル412乃至418の各々は、再接着式メモ紙300の色情報と残量に関する情報が組み合わせられた2進数、4進数、10進数、又は16進数の各桁数を指示することもできる。
【0098】
他の実施例として、プリンタ100は、カートリッジ収容部110に収容されたカートリッジ400の重さを測定できる手段を備えることができる。プリンタ100は、カートリッジ400の重さに基づき、カートリッジ400に収容された再接着式メモ紙300の残量を推定することができる。
【0099】
一実施例において、プリンタ100は、認識された再接着式メモ紙300の色情報を表示するための表示部を含み得る。
【0100】
図8は、一実施例により、プリンタが再接着式メモ紙の色情報を表示する方法を示す図である。
【0101】
一実施例において、プリンタ100は、認識された再接着式メモ紙300の色情報を表示するためのLED表示部130をプリンタ100の外側に備えることができる。例えば、LED表示部130は、白、黄色、及び緑のLEDを含み、認識された再接着式メモ紙300の色情報に対応するLEDを点灯する。
【0102】
他の実施例において、LED表示部130は、様々な色を表示できる照明装置により構成され得る。LED表示部130は、認識された再接着式メモ紙300の色情報に対応する色を表示することができる。
【0103】
一実施例において、プリンタ100は、認識された再接着式メモ紙300の色情報を表示するためのディスプレイ140を含み得る。ディスプレイ140は、認識された再接着式メモ紙300の色情報に対応する色を表示することができる。また、ディスプレイ140は、認識された再接着式メモ紙300の色をテキストにて表示することもできる。
【0104】
一実施例において、プリンタ100の内側に認識された再接着式メモ紙300の色を表示できる照明装置150が備えられ得る。また、プリンタ100のハウジングは、照明装置150の明りが透過可能な材質により構成され得る。例えば、プリンタ100のハウジングは、不透明であるものの照明装置150の明りが透過可能な白いプラスチック材質により構成される。
【0105】
従って、プリンタ100のハウジングを通じて見える外観自体が認識された再接着式メモ紙300の色に変更されることができる。
【0106】
図9は、プリンタのブルートゥース探索名を変更する方法の一例を示す図である。
【0107】
一実施例において、プリンタ100は、出力用の再接着式メモ紙300の色を認識し、認識された出力用再接着式メモ紙300の色に応じてブルートゥース探索名を変更することができる。
【0108】
一実施例において、プリンタ100のブルートゥース探索名は、プリンタ100の名称を示す名称フィールド10と、出力用の再接着式メモ紙300の色を示す色フィールド20と、により構成され得る。
【0109】
例えば、プリンタ100の名前はprinter1である。ブルートゥース探索名の名称フィールド10は、出力用の再接着式メモ紙300の色変更により変更されるものではなく、プリンタ100の探索に利用され得る。
【0110】
色フィールド20は、プリンタ100に収容された再接着式メモ紙300の色を示すことができる。例えば、再接着式メモ紙300の色が白であればW、黄色であればY、緑であればGが表示される。しかし、色フィールド20に再接着式メモ紙300の色を示す方法は、これに限定されるものではない。
【0111】
図10は、ユーザクライアントにプリンタのブルートゥース探索名が表示される一例を示す図である。
【0112】
図10には、ユーザクライアント200と3つのプリンタ100、101、及び102が示されている。図10に示された一例によると、3つのプリンタ100、101、及び102の各々の名称はprinter1、printer2、及びprinter3である。
【0113】
また、printer1100、printer2101、及びprinter3102の各々には白、黄色、及び緑の再接着式メモ紙300が収容されている。
【0114】
従って、printer1100のブルートゥース探索名はprinter1_W、printer2101のブルートゥース探索名はprinter2_Yであり、printer3102のブルートゥース探索名はprinter3_Gである。
【0115】
ユーザクライアント200は、周辺に位置したブルートゥース機器を探索することができる。ユーザクライアント200には、プリンタ100乃至102の各々のブルートゥース探索名であるprinter1_W、printer2_Y、及びprinter3_Gが表示され得る。
【0116】
ユーザは、ユーザクライアント200に表示されたブルートゥース探索名を見て所望する色の再接着式メモ紙を出力できるプリンタを選択することができる。
【0117】
一実施例において、ユーザクライアント200は、プリンタ100乃至102のペアリング情報を保存したり、ペアリングを行うことができる。ユーザクライアント200は、プリンタ100乃至102と同時にペアリングを行うこともできる。
【0118】
図11は、プリンタのブルートゥース探索名が変更される一例を示す図である。
【0119】
一実施例において、プリンタ101に収容された再接着式メモ紙300が取り替えられ得る。例えば、既存は黄色の再接着式メモ紙が収容されていて、赤の再接着式メモ紙に取り替えられる。
【0120】
プリンタ101は、取り替えられた再接着式メモ紙の色を認識し、ブルートゥース探索名の色フィールドを変更することができる。例えば、プリンタ101は、ブルートゥース探索名をprinter2_Rに変更する。
【0121】
一実施例において、プリンタ101のブルートゥース探索名が変更されれば、ユーザクライアント200は、変更されたプリンタ101のブルートゥース探索名を取得する。ユーザクライアント200は、既存に保存されたプリンタ101のブルートゥース探索名を取得したブルートゥース探索名に変更することができる。
【0122】
他の実施例において、プリンタ101のブルートゥース探索名が変更されれば、プリンタ101は、ユーザクライアント200との連結を解除することができる。ユーザクライアント200は、プリンタ101の名称フィールドprinter2を利用して再びブルートゥース探索を行うことができる。プリンタ101のブルートゥース探索名が変更されても、プリンタ101のブルートゥース探索名の名称フィールドは変更されない。従って、ユーザクライアント200はプリンタ101を見つけることができる。
【0123】
ユーザクライアント200は、変更されたブルートゥース探索名を有するプリンタ101と再びペアリングを行うことができる。従って、ユーザクライアント200に表示されたプリンタリストではprinter2_Yが削除され、printer2_Rが追加され得る。
【0124】
一実施例において、プリンタリストには、ペアリング情報が保存された全てのプリンタが表示され得る。また、プリンタリストには、現在ペアリングされているプリンタのみが表示され得る。
【0125】
プリンタリストに現在ペアリングされているプリンタのみが表示される場合、プリンタ101とのペアリングが解除されれば、printer2_Yはリストから削除される。また、プリンタ101と再びペアリングする場合、printer2_Rがリストに追加される。
【0126】
プリンタリストにペアリング情報が保存された全てのプリンタが表示される場合、プリンタ101とのペアリングが解除されてもprinter2_Yがリストから削除されない。この場合、ペアリングが解除されれば、ペアリングが解除されたプリンタのブルートゥース探索名を削除するように設定することも可能であるが、この場合、再連結の際に再びペアリング情報を探索及び保存しなければならないという短所がある。
【0127】
従って、ユーザクライアント200は、ペアリングの解除だけではプリンタリストからブルートゥース探索名を削除せず、後で同じ名称フィールドを有し、異なる色フィールドを有するプリンタ名が追加される場合、既存に保存されたプリンタ名を削除するように設定されることもできる。
【0128】
例えば、printer2_Rが探索されてプリンタリストに追加される場合、printer2_Yを削除することでユーザの混乱を防止する。
【0129】
図12は、ユーザクライアントが色に基づいてプリンタを選択する一例を示す図である。
【0130】
一実施例において、ユーザクライアント200には、プリンタで印刷するイメージに関する編集画面210が表示される。ユーザは、ユーザクライアント200に表示された編集画面210を利用して、プリンタにおいて再接着式メモ紙に出力するイメージ又はテキストを作成することができる。ユーザクライアント200が互いに異なる色の再接着式メモ紙を収容する複数のプリンタと連結されている場合、ユーザクライアント200は、所望の色の再接着式メモ紙を収容するプリンタを選択することができる。
【0131】
一実施例において、ユーザは、図10乃至図11に示されたプリンタリストにおいて、各ブルートゥース探索名に含まれた色フィールドを利用して所望する色の再接着式メモ紙を出力できるプリンタを選択することができる。
【0132】
一実施例において、ユーザクライアント200は、連結されたプリンタのブルートゥース探索名を取得することができる。ユーザクライアント200は、各ブルートゥース探索名に含まれた色フィールドを利用し、ユーザクライアント200と連結されたプリンタが出力できる再接着式メモ紙の色に関する情報を取得することができる。
【0133】
ユーザが編集画面210を出力しようとする場合、ユーザクライアント200は、出力可能な色のリストを表示することができる。図12を参照すると、ユーザクライアント200には、白、黄色、及び緑の再接着式メモ紙を出力可能なプリンタが連結されている。
【0134】
従って、ユーザが編集画面210を出力しようとする場合、ユーザクライアントは、白、黄色、及び緑のうち1つを選択できる画面を表示することができる。
【0135】
ユーザが色を選択した場合、ユーザクライアント200は、選択された色に対応するプリンタとの連結を行い、連結されたプリンタに編集画面を送信して出力することができる。
【0136】
例えば、図12に示されたように、ユーザが黄色を選択すれば、ユーザクライアント200は、ブルートゥース探索名の色フィールドに『Y』が含まれたプリンタ101を選択する。ユーザクライアント200は、編集画面をプリンタ101に送信して出力する。
【0137】
一実施例において、ユーザクライアント200は、プリンタ100乃至102の各々と常にペアリングされていなくても良い。例えば、ユーザクライアント200は、各々のプリンタに対するペアリング情報を保存する。
【0138】
ユーザクライアント200は、編集画面を出力しようとする場合、選択されたプリンタとのペアリングを行い、編集画面に関する情報及び出力に関する情報を送信することができる。情報の送信が完了すれば、ユーザクライアント200はペアリングを終了することができる。
【0139】
従って、本明細書においてユーザクライアント200とプリンタが「連結」されたと言うのは、必ずペアリングされた状態のみを意味するものではなく、ユーザクライアント200が編集画面を出力しようとする場合にペアリングして情報を伝達できるよう、ペアリング情報を保存している状態を意味することもあり得る。
【0140】
図13は、ユーザクライアントに表示された編集画面に粘着部を表示する一例を示す図である。
【0141】
一実施例において、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の一側又は他側に再接着可能な粘着部の位置を表示する粘着部の位置指示子220が表示され得る。
【0142】
ユーザクライアント200は、粘着部の位置指示子220の位置に応じて印刷方向を決定する。編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220は、編集画面210に含まれたイメージを印刷する際に粘着部が位置する方向を表示する。粘着部の位置指示子220の位置は、ユーザにより変更され得る。
【0143】
一実施例において、ユーザクライアント200がプリンタ100に編集画面210に関する情報を送信する際、粘着部の位置に関する情報が共に送信され得る。プリンタ100は、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220の位置に応じて、編集画面210に含まれたイメージが印刷される方向を決定することができる。
【0144】
一実施例において、ユーザクライアント200は、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220の位置に応じて、編集画面210に含まれたイメージが印刷される方向を決定することができる。プリンタ100は、決定した印刷方向に従って編集画面210に含まれたイメージを印刷して出力することができる。
【0145】
図14は、ユーザクライアントに表示された粘着部の位置を変更する一例を示す図である。
【0146】
一実施例において、ユーザクライアント200は、ユーザのタッチ入力により、粘着部の位置指示子220を編集画面210の他側面に表示することができる。図14を参照すると、他側面に表示された粘着部の位置指示子230が示されている。例えば、ユーザクライアント200は、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220の第1の地点を所定時間以上タッチするタッチ入力を受信する場合、表示された粘着部の位置指示子220の位置を変更できる粘着部の位置変更モードに切り換えられることができる。
【0147】
例えば、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220が少し大きくなったり、小さくなったり、影の効果により粘着部の位置指示子220が離れたように表示され得る。また、ユーザクライアント200は、短い振動によってモードの切り替えを知らせることができる。粘着部の位置変更モードに切り替えられる効果及び粘着部の位置変更モードに切り替えられたことを知らせるために利用される方法は、限定されるものではない。
【0148】
ユーザクライアント200は、粘着部変更モードにおいて、ユーザが編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220を第1の地点から編集画面210の左側の一側面の第2の地点までドラッグするタッチ入力を受信することができる。
【0149】
ユーザクライアント200は、粘着部の位置指示子220がドラッグされた編集画面210の左側の一側面に粘着部の位置指示子230を表示することができる。
【0150】
同様に、粘着部の位置指示子220は、編集画面210の右側又は下側の一側面にも表示され得る。
【0151】
他の実施例において、ユーザクライアント200は、ユーザクライアント200の画面に表示された一領域に対するユーザのタッチ入力を受信することができる。ユーザクライアント200は、ユーザのタッチ入力によって編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220の方向を変更することができる。
【0152】
例えば、ユーザクライアント200の画面には粘着部回転ボタンが表示される。粘着部回転ボタンに対するタッチ入力を受信する場合、ユーザクライアント200は、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220の方向を時計回り又は反時計回りに変更することができる。
【0153】
ユーザクライアント200は、変更された粘着部の位置指示子230の位置に応じて、編集画面210に含まれたイメージが印刷される方向を変更することができる。プリンタ100は、変更された印刷方向に従って編集画面210に含まれたイメージを印刷し、出力することができる。
【0154】
図15は、粘着部の位置指示子が表示された方向に従ってプリンタが編集画面を出力する一例を示す図である。
【0155】
図13に示されたように、粘着部の位置指示子が編集画面210の上側に表示されている場合、プリンタ100は、粘着部310が編集画面210に表示されたイメージの上に来るように再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0156】
図14に示されたように、粘着部の位置指示子が編集画面210の左側に表示されている場合、プリンタ100は、粘着部310が編集画面210に表示されたイメージの左側に来るように再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0157】
同様に、粘着部の位置指示子が編集画面210の下側に表示されている場合、プリンタ100は、粘着部310が編集画面210に表示されたイメージの下に来るように再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0158】
また、粘着部の位置指示子が編集画面210の右側に表示されている場合、プリンタ100は、粘着部310が編集画面210に表示されたイメージの右側に来るように再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0159】
一実施例において、ユーザクライアント200は、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子の位置に応じて編集画面210に表示されたイメージを回転し、プリンタ100に伝達することができる。プリンタ100は、回転されたイメージを受信し、出力することができる。
【0160】
他の実施例において、ユーザクライアント200は、回転されていないイメージをプリンタ100に伝達しながら、粘着部の方向に関する情報をプリンタ100に共に伝達することができる。プリンタ100は、粘着部の方向に関する情報に基づいてイメージが印刷される方向を決定し、イメージを回転して印刷することができる。
【0161】
図16乃至図20は、編集画面の大きさを変更し、プリンタが編集画面の大きさ変更に応じて再接着式メモ紙を出力する例を示す図である。
【0162】
一実施例において、プリンタ100は、一側に粘着部が備えられたロール形態の再接着式メモ紙を出力し、ロール形態の再接着式メモ紙が出力される長さは、ユーザクライアント200の画面に表示された編集画面210の長さに応じて変更され得る。
【0163】
図16乃至図20において、編集画面210の横及び縦方向は、粘着部の位置指示子220の位置を基準にして決定する。即ち、粘着部の位置指示子220が備えられた部分を上方と見なして、粘着部の位置指示子220と平行な方向を横方向、粘着部と垂直な方向を縦方向と称する。
【0164】
また、図16乃至図20において、プリンタ100で出力される再接着式メモ紙300も粘着部310を基準にして横及び縦方向が決定する。即ち、粘着部310が備えられた部分を上方と見なして、粘着部310と平行な方向を横方向、粘着部310と垂直な方向を縦方向と称する。
【0165】
また、図16乃至図20において、プリンタ100で出力される編集画面210は「出力物」と称する。
【0166】
また、図16乃至図20において、「左右」及び「上下」方向は、図16乃至図20に示された方向を基準にして決定する。
【0167】
図16を参照すると、ユーザクライアント200は、編集画面210の右側の一側面の第1の地点をタッチし、右にドラッグした後、第2の地点でドロップするドラッグアンドドロップのタッチ入力を受信することができる。
【0168】
ユーザのドラッグアンドドロップのタッチ入力により、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の右側の角は、図16で破線にて表示された第1の角から、第1の角よりも右側に位置し、図16で実線にて表示された第2の角へ移動することができる。
【0169】
即ち、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の左右の長さが右方向に長くなることができる。編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220も編集画面210と共に右方向に長くなることができる。
【0170】
一実施例において、図16に示されたように、既存に編集画面210に位置したイメージは元のところに位置し、編集画面210が右方向に長くなることで生じた空間は空白になることができる。
【0171】
他の実施例において、既存に編集画面210に位置したイメージが右側の角と共に右側へ移動し、編集画面210の左側に空白が生成されることもできる。
【0172】
図16を参照すると、プリンタ100は、変更後の編集画面210の大きさ、即ち、変更後の編集画面210の長さに応じて再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0173】
図16に示された動作の結果、編集画面210の横の長さが長くなったので、プリンタ100は、編集画面210の横の長さが長くなった分、再接着式メモ紙300をさらに長く出力することができる。
【0174】
プリンタ100は、指定された長さに再接着式メモ紙300が出力されれば、再接着式メモ紙300をカットすることができる。一実施例において、プリンタ100は、出力が完了すれば再接着式メモ紙300を自動でカットすることができる。他の実施例において、プリンタ100は、出力が完了しても、再接着式メモ紙300を直ぐにカットせず、ユーザの入力がある際に再接着式メモ紙300をカットすることができる。
【0175】
図17を参照すると、ユーザクライアント200は、編集画面210の右側の一側面の第1の地点をタッチし、左にドラッグした後、第2の地点でドロップするドラッグアンドドロップのタッチ入力を受信することができる。
【0176】
ユーザのドラッグアンドドロップのタッチ入力により、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の右側の角は、図16で破線にて表示された第1の角から、第1の角よりも左側に位置し、図16で実線にて表示された第2の角へ移動することができる。
【0177】
即ち、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の左右の長さは左方向に短くなることができる。編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220も編集画面210と共に左方向に短くなることができる。
【0178】
一実施例において、既存に編集画面210に表示されたイメージは、編集画面210が短くなることに比例して縮小され得る。
【0179】
他の実施例において、既存に編集画面210に表示されたイメージは、編集画面210の左右の長さが短くなることとは関係なく同じ大きさで表示され得る。この場合、イメージの一部が入りきれないことがある。或いは、イメージの長さが変更後の編集画面210の長さよりも長く、イメージが入りきれない場合のみに、イメージが短くなった編集画面210に表示されるように縮小され得る。
【0180】
図17を参照すると、プリンタ100は、変更後の編集画面210の大きさ、即ち、変更後の編集画面210の長さに応じて再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0181】
図17に示された動作の結果、編集画面210の横の長さが短くなったので、プリンタ100は、編集画面210の横の長さが短くなった分、再接着式メモ紙300をさらに短く出力することができる。
【0182】
図18を参照すると、ユーザクライアント200は、編集画面210の右側の一側面の第1の地点をタッチし、左にドラッグした後、第2の地点でドロップするドラッグアンドドロップのタッチ入力を受信することができる。
【0183】
ユーザのドラッグアンドドロップのタッチ入力により、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の右側の角は、図16で破線にて表示された第1の角から、第1の角よりも左側に位置し、図16で実線にて表示された第2の角へ移動することができる。
【0184】
即ち、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の左右の長さが左方向に短くなることができる。編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220も編集画面210と共に左方向に短くなることができる。
【0185】
図18によると、図17とは異なり、粘着部の位置指示子220の位置が変更され得る。
【0186】
一実施例において、編集画面210の左右の長さが短くなることにより、粘着部の位置指示子220の位置が左側の一側面に変更され得る。粘着部の位置指示子220の位置を変更するか否かはユーザの選択により決定することができる。
【0187】
この場合、編集画面210に表示されたイメージも、ユーザクライアント200の画面に表示された編集画面210の左右の長さが短くなることに比例して縮小され得る。しかし、再接着式メモ紙300の縦の長さは変更できないので、実際にプリンタ100で出力される出力物の左右の長さは変更されず、編集画面210に表示されたイメージが出力される大きさも変わらない。
【0188】
図18を参照すると、プリンタ100は、変更後の編集画面210の大きさ、即ち、変更後の編集画面210の長さに応じて再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0189】
ユーザクライアント200に表示された編集画面210の左右の長さが短くなったが、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220が左側へ移動することによって、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の縦の長さが短くなる。しかし、再接着式メモ紙300の縦の長さは固定されているので、ユーザクライアント200の画面に相対的に長く表示された編集画面210の横の長さが長くなったと見ることができる。
【0190】
従って、プリンタ100は、編集画面210の横の長さが長くなった分、再接着式メモ紙300をさらに長く出力することができる。
【0191】
図19を参照すると、ユーザクライアント200は、編集画面210の下側の一側面の第1の地点をタッチし、下方にドラッグした後、第2の地点でドロップするドラッグアンドドロップのタッチ入力を受信することができる。
【0192】
ユーザのドラッグアンドドロップのタッチ入力により、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の下側の角は、図19で破線にて表示された第1の角から、第1の角よりも下側に位置し、図19で実線にて表示された第2の角へ移動することができる。
【0193】
即ち、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の上下の長さは下方向に長くなることができる。
【0194】
一実施例において、粘着部の位置指示子220は、編集画面210の上側にそのまま位置することができる。しかし、再接着式メモ紙はロール形態で構成されるので、横には長く出力できるが、縦の長さは変わらない。
【0195】
従って、粘着部の位置指示子220が編集画面210の上側にそのまま位置する場合、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の大きさは大きくなったが、実際の出力物は、図17に示されたように横の長さのみが短くなる。
【0196】
また、図19に示された実施例のように、粘着部の位置指示子220の位置が左側の一側面に変更され得る。
【0197】
図18に関して上述したように、粘着部の位置指示子220の位置を変更するか否かはユーザの選択により決定することができる。
【0198】
この場合、編集画面210の上下の長さが長くなることによって、編集画面210の横の長さが長くなる。
【0199】
一実施例において、図19に示されたように、既存に編集画面210に位置したイメージは元のところに位置し、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の上下の長さが下方向に長くなることで生じた空間は空白になることができる。
【0200】
他の実施例において、既存にユーザクライアント200に表示された編集画面210に位置したイメージが下側の角と共に下側へ移動し、編集画面210の上側に空白が生成されることもできる。
【0201】
図19を参照すると、プリンタ100は、変更後の編集画面210の大きさ、即ち、変更後の編集画面210の長さに応じて再接着式メモ紙300を出力することができる。
【0202】
従って、プリンタ100は、編集画面210の横の長さが長くなった分、再接着式メモ紙300をさらに長く出力することができる。
【0203】
図20を参照すると、ユーザクライアント200は、編集画面210の下側の一側面の第1の地点をタッチし、上方にドラッグした後、第2の地点でドロップするドラッグアンドドロップのタッチ入力を受信することができる。
【0204】
ユーザのドラッグアンドドロップのタッチ入力により、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の下側の角は、図19で破線にて表示された第1の角から、第1の角よりも上側に位置し、図19で実線にて表示された第2の角へ移動することができる。
【0205】
即ち、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の上下の長さは上方向に短くなることができる。
【0206】
一実施例において、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の上下の長さが短くなることにより、編集画面210に表示されたイメージもユーザクライアント200の画面に表示された編集画面210の上下の長さが短くなることに比例して縮小され得る。しかし、実際に出力される編集画面210の縦の長さは変更できないので、編集画面210に表示されたイメージが出力される大きさも変わらない。
【0207】
図20に示されたように、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の縦の長さは短くなったが、プリンタ100で実際に出力される再接着式メモ紙300の縦の長さは短くならない。
【0208】
従って、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の横の長さが相対的に長くなる。従って、プリンタ100で出力される出力物の長さも長くなる。
【0209】
図20の編集画面210に示されたように、編集画面210の横の長さが縦の長さに比べて相対的に長くなることで編集画面210の右側の一側面に空白が生じ得る。他の実施例において、編集画面210に表示されたイメージが右側へ移動し、編集画面210の左側の一側面に空白が生じ得る。
【0210】
一実施例において、編集画面210に表示された粘着部の位置指示子220に対するユーザのタッチ入力により、粘着部の位置指示子220が編集画面210の左側の一側面に表示され得る。
【0211】
この場合、図17に示されたように、編集画面210の横の長さが短くなる。従って、プリンタ100で出力される出力物の長さも短くなる。プリンタ100で出力されるイメージも出力物の横の長さが短くなることに比例して小さくなることができる。
【0212】
図16乃至図20に示された実施例において、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の倍率は固定されていても良く、自動で調整されても良い。
【0213】
例えば、ユーザクライアント200に表示された編集画面210の倍率が固定されるモード、或いは自動で調整できるモードに設定される。
【0214】
例えば、編集画面210の横の長さが短くなる場合、編集画面210の倍率が固定されるモードに設定されていれば、図17のように、実際の出力物の横の長さが共に短くなる。この場合、実際に出力されるイメージの大きさが小さくなる。
【0215】
それに対し、編集画面210の倍率が自動で調整できるモードに設定されていれば、図18のように粘着部の位置が変更され、実際の出力物の横の長さは長くなることができる。この場合、実際に出力されるイメージの大きさは変わらない。
【0216】
図21は、一実施例により、プリンタを利用するチャットルームを生成する方法を示す図である。
【0217】
図21を参照すると、ユーザクライアント200は、1つ以上のプリンタと連結され得る。
【0218】
ユーザクライアント200は、チャットルームを生成することができる。本明細書において、チャットルームは、ネットワークを利用して1人以上のユーザクライアントがチャット及びデータのアップロードを行うことのできるメッセンジャーサービスを意味する。
【0219】
一実施例において、ユーザクライアント200は、サーバにチャットルームの生成を要請することができる。サーバは、ユーザクライアント200の要請に従ってチャットルームを生成することができる。
【0220】
本明細書において、チャットルームを生成したユーザクライアント200をホストクライアントと称する。また、チャットルームに参加する1人以上の他のユーザクライアント200を参加者クライアントと称する。
【0221】
チャットルームが生成されることにより、ホストクライアント200は、チャットルームに参加するための情報を含む2次元コード500を生成し、2次元コード500をプリンタ100を利用して出力することができる。即ち、ホストクライアント200は、生成された2次元コード500をプリンタ100に送信し、出力することができる。
【0222】
一実施例において、ホストクライアント200は、サーバに、チャットルームに参加するための情報を含む2次元コード500の生成を要請することができる。サーバは、チャットルームに参加するための情報を含む2次元コード500を生成し、生成された2次元コード500をホストクライアント200に送信することができる。
【0223】
一実施例において、2次元コード500は、チャットルームにアクセスできるリンク情報及びチャットルームを利用するための認証情報を含み得る。例えば、2次元コード500は、チャットルームにアクセスできるURL及びチャットルームを利用するためのパスワードを含む。
【0224】
一実施例において、2次元コード500は、2次元コード500が生成された時間に関する情報を含み得る。参加者クライアントが2次元コード500を撮影してチャットルームを利用しようとする場合、サーバ又はホストクライアント200は、参加者クライアントが撮影した2次元コード500に含まれた、2次元コード500を生成した時間に関する情報を取得することができる。
【0225】
2次元コード500を生成した時間から所定時間以上経過した場合、サーバ又はユーザクライアント200は、参加者クライアントのチャットルームへの入場を許容しないこともあり得る。即ち、サーバ又はユーザクライアント200は、2次元コード500を生成及び出力してから所定時間内に出力された2次元コード500を撮影した参加者クライアントのみにチャットルームへの入場を許容することができる。
【0226】
一実施例において、2次元コード500は、再接着式メモ紙300を出力する特定プリンタ100でのみ出力されるように設定され得る。
【0227】
例えば、再接着式メモ紙300を出力する特定プリンタ100には、暗号化及び復号化に利用される暗証キーが保存される。
【0228】
また、プリンタ100を利用する1人以上のユーザクライアント200には、公開キーが配布され得る。
【0229】
ユーザクライアント200は、公開キーを利用して2次元コードを暗号化して送信し、プリンタ100は暗証キーを利用して2次元コードを復号化して出力することができる。
【0230】
公開キー及び暗証キーを利用する方法の他にも、その他の様々な暗号化及び復号化方法を利用して2次元コード500に対する暗号化及び復号化作業が行われることができる。
【0231】
他の実施例において、2次元コード500を暗号化する代わりに、プリンタ100に対する認証を行い、認証されたプリンタ100でのみ2次元コード500を出力できるように設定されることもできる。
【0232】
図22は、参加者クライアントがチャットルームに参加する方法の一例を示す図である。
【0233】
図22を参照すると、参加者クライアント250は、2次元コード500が出力された再接着式メモ紙510を撮影することができる。参加者クライアント250は、撮影された2次元コード500からチャットルームにアクセスするためのリンク情報及びチャットルームを利用するための認証情報を取得することができる。
【0234】
参加者クライアント250は、取得したリンク情報を利用してチャットルームにアクセスし、取得した認証情報を送信してチャットルームへの入場の承認を要請することができる。サーバ又はホストクライアント200から承認情報を受信すれば、参加者クライアント250はチャットルームに参加することができる。
【0235】
一実施例において、サーバ又はホストクライアント200は、参加者クライアント250から受信した認証情報の有効性を判断することができる。サーバ又はホストクライアント200は、参加者クライアント250から受信した認証情報が有効であると判断される場合、受信した認証情報に基づいて参加者クライアント250への認証を行い、チャットルームへの入場を承認するか否かを決定することができる。
【0236】
例えば、認証情報は、2次元コード500が生成された時間に関する情報を含む。サーバ又はホストクライアント200は、参加者クライアント250から受信した認証情報に含まれた、2次元コード500が生成された時間から所定時間内に認証情報を受信した場合、認証情報が有効であると判断することができる。
【0237】
ホストクライアント200は、ホストクライアント200と連結された1つ以上のプリンタに関する情報をサーバに送信することができる。
【0238】
参加者クライアント250は、サーバからホストクライアント200と連結された1つ以上のプリンタに関する情報を受信することができる。例えば、参加者クライアント250は、ホストクライアント200と連結された1つ以上のプリンタとペアリングするための情報を受信する。
【0239】
プリンタとペアリングするための情報は、ホストクライアント200と連結された1つ以上のプリンタのブルートゥース探索名又はペアリングを行うためのパスワードを含み得る。
【0240】
参加者クライアント250は、受信した情報を利用してホストクライアント200と連結された1つ以上のプリンタとペアリングを行うことができる。
【0241】
例えば、参加者クライアント250は、ブルートゥース探索を行い、受信した情報に含まれたブルートゥース探索名に対応する1つ以上のプリンタを選択し、1つ以上のプリンタの各々に対応するパスワードを送信することで、1つ以上のプリンタとペアリングを行う。
【0242】
図23は、一実施例により、チャットルームを利用する方法を示す図である。
【0243】
図23に係る事実施例において、チャットルームでユーザクライアント200のユーザはA、参加者クライアント250のユーザはBと表示され得る。
【0244】
図23に示されたように、チャットルームは、ユーザ間でテキスト及びイメージを含むメッセージを交換するために利用され得る。チャットルームにアップロードされたテキスト及びイメージは、プリンタ100を利用して出力され得る。
【0245】
例えば、ユーザクライアント200は、チャットルームにアップロードされてユーザクライアント200の画面に表示されたイメージ又はテキストに対する選択の入力を受信する。ユーザクライアント200は、選択されたイメージ又はテキストをプリンタ100に送信して出力することができる。
【0246】
一実施例において、チャットルームにアップロードされてユーザクライアント200の画面に表示されたイメージ又はテキストには、プリンタ100に送信して出力するための出力ボタンが共に表示され得る。ユーザクライアント200の画面に表示された出力ボタンに対する選択の入力を受信すれば、ユーザクライアント200は、選択された出力ボタンに対応するイメージ又はテキストをプリンタ100に送信して出力することができる。
【0247】
一実施例において、チャットルームにアップロードされるテキスト又はイメージは、チャットルームにアップロードされると同時にプリンタ100に送信されて出力されることもできる。従って、ユーザは、ユーザクライアント200を利用してテキスト又はイメージをチャットルームにアップロードすると同時にプリンタ100で出力されるようにすることができる。
【0248】
一実施例において、チャットルームにアップロードされたテキスト又はイメージは、再接着式メモ紙300を出力する特定プリンタ100でのみ出力されるように設定され得る。
【0249】
図24は、チャットルームにアップロードされたテキスト又はイメージを出力する一例を示す図である。
【0250】
一実施例において、ユーザクライアント200は、1つ以上のプリンタ100、101、及び102と連結され得る。ユーザクライアント200の画面に表示された出力ボタンに対する選択の入力を受信すれば、ユーザクライアント200は、出力可能な色のリストを表示することができる。図24を参照すると、ユーザクライアント200には白、黄色、及び緑の再接着式メモ紙を出力できるプリンタが連結されている。
【0251】
従って、ユーザがチャットルームにアップロードされたテキスト又はイメージを出力しようとする場合、ユーザクライアントは、白、黄色、及び緑のうち1つを選択できる画面を表示することができる。
【0252】
ユーザが色を選択した場合、ユーザクライアント200は、選択された色に対応するプリンタに編集画面を送信し、出力することができる。
【0253】
図24を参照すると、ユーザクライアント200は、チャットルームにアップロードされてユーザクライアント200の画面に表示された第1のイメージ610を出力する選択の入力及び白を選択する選択の入力を受信することができる。従って、ユーザクライアント200は、第1のイメージ610に関する情報を白の再接着式メモ紙を出力するプリンタ100に送信し、出力することができる。
【0254】
また、ユーザクライアント200は、チャットルームにアップロードされてユーザクライアント200の画面に表示された第2のイメージ620を出力する選択の入力及び緑を選択する選択の入力を受信する。従って、ユーザクライアント200は、第2のイメージ620に関する情報を緑の再接着式メモ紙を出力するプリンタ102に送信し、出力することができる。
【0255】
図25を参照すると、ホストクライアントであるユーザクライアント200と参加者クライアントであるユーザクライアント250とがチャットルームを利用する例が示されている。
【0256】
一実施例において、ユーザクライアント200及びユーザクライアント250の画面にはチャットルームが表示され得る。ユーザクライアント200及びユーザクライアント250の画面に表示されたチャットルームには、ユーザクライアント200がアップロードした第1のイメージ610とユーザクライアント250がアップロードした第2のイメージ620及び第3のイメージ630とが表示され得る。
【0257】
一実施例において、チャットルームは、サーバ700によって管理され得る。サーバ700は、ユーザクライアント200及びユーザクライアント250からアップロードされた第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630と1つ以上のテキストメッセージを受信する。
【0258】
サーバ700は、ユーザクライアント200から受信した1つ以上のテキストメッセージ及び1つ以上のイメージをユーザクライアント250に伝達し、ユーザクライアント250から受信した1つ以上のテキストメッセージ及び1つ以上のイメージをユーザクライアント200に伝達する。
【0259】
また、サーバ700は、ユーザクライアント200及びユーザクライアント250から受信した1つ以上のテキストメッセージ及び1つ以上のイメージを、ユーザクライアント200及びユーザクライアント250が利用中のチャットルームに対応する保存空間に保存することができる。
【0260】
一実施例において、ユーザクライアント200又はユーザクライアント250は、第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630のうち少なくとも1つを出力する選択の入力を受信することができる。
【0261】
ユーザクライアント200又はユーザクライアント250は、受信した選択の入力に対応して第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630のうち少なくとも1つに関する情報をプリンタ100、101、又は102に送信し、出力することができる。
【0262】
図26は、プリンタを利用して出力された再接着式メモ紙を利用して会議を進行する一例を示す図である。
【0263】
再接着式メモ紙を出力するプリンタを利用する一実施例において、1つ以上のプリンタ100乃至102を利用して出力された1つ以上の再接着式メモ紙612乃至632を利用した会議が行われることができる。
【0264】
例えば、出力された1つ以上の再接着式メモ紙612乃至632をホワイトボードに付着し、ホワイトボードに筆記しながら会議が進行される。
【0265】
図26に示された1つ以上の再接着式メモ紙612乃至632はそれぞれ、図25に示されたチャットルームにアップロードされた1つ以上のイメージ610乃至630の各々を出力したものであり得る。
【0266】
図27を参照すると、ユーザクライアント200を利用して図26に示された会議結果を撮影する一例が示されている。
【0267】
一実施例において、ユーザクライアント200は、出力された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を含む領域を撮影する。ユーザクライアント200は、出力された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を含む領域が撮影されたイメージを取得し、取得したイメージに含まれた少なくとも一部の領域である1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を認識することができる。
【0268】
ユーザクライアント200は、認識された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632に含まれたイメージとサーバ700に保存された1つ以上のイメージとをマッチングすることができる。
【0269】
一実施例において、ユーザクライアント200は、ユーザクライアント200が連結されたチャットルームでアップロードされてサーバ700に保存されたイメージのうち、再接着式メモ紙612、622、及び632に含まれたイメージとマッチングされるイメージを探索することができる。
【0270】
また、サーバ700は、ユーザクライアント200に対し、ユーザクライアント200が所属したチャットルームに対応する保存空間に保存されたイメージのみに対してアクセス権を許容することができる。従って、図22乃至図25に示されたチャットルームを利用して会議を行ったユーザクライアントのみが図26に示された再接着式メモ紙を撮影した際にマッチングされるイメージを取得することができる。
【0271】
例えば、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙612に含まれたイメージとサーバ700に保存された第1のイメージ610とをマッチングする。同様に、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙622に含まれたイメージとサーバ700に保存された第2のイメージ620とをマッチングし、再接着式メモ紙632に含まれたイメージとサーバ700に保存された第3のイメージ630とをマッチングする。
【0272】
一実施例において、再接着式メモ紙に含まれたイメージとサーバに保存されたイメージとをマッチングするには、イメージの類似度を分析できる如何なる方法やその他のアルゴリズムでも利用することができる。
【0273】
ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙に含まれたイメージとサーバ700に保存されたイメージとの類似度を判断し、再接着式メモ紙に含まれたイメージと所定の基準値以上の類似度を有する1つ以上のイメージのうち最も高い類似度を有するイメージを選択することができる。ユーザクライアント200は、選択されたイメージを再接着式メモ紙に含まれたイメージとマッチングすることができる。
【0274】
一実施例において、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙に含まれたイメージをサーバ700に送信することができる。
【0275】
サーバ700は、サーバ700に保存されたイメージとユーザクライアント200から受信したイメージとの類似度を判断し、受信したイメージと所定の基準値以上の類似度を有する1つ以上のイメージのうち最も高い類似度を有するイメージを選択することができる。サーバ700は、選択されたイメージをユーザクライアント200に送信することができる。
【0276】
開示された実施例において、撮影されたイメージから認識された再接着式メモ紙に含まれたイメージとサーバに保存されたイメージとの類似度を判断し、マッチングする方法の一部又は全部がそれぞれユーザクライアント200又はサーバ700で行われ得る。
【0277】
ユーザクライアント200は、認識された再接着式メモ紙612、622、及び632に含まれたイメージに対応する第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630をダウンロードすることができる。
【0278】
ユーザクライアント200は、撮影されたイメージから認識された再接着式メモ紙612、622、及び632に含まれたイメージの各々をマッチングされる第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630に取り替えて表示することができる。
【0279】
再接着式メモ紙612、622及び623に表示されたイメージは、出力過程で画質が多少損傷することがあり得る。また、出力された再接着式メモ紙612、622及び623を撮影し、撮影されたイメージを取得する過程でもう一度再接着式メモ紙612、622及び623に含まれたイメージの画質が損傷することがあり得る。
【0280】
開示された実施例によれば、撮影された画面において認識された再接着式メモ紙612、622、及び632に含まれたイメージに対応する第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630のファイル(又は原本ファイル)をダウンロードし、ダウンロードされたイメージにて撮影された画面に表示されたイメージを取り替えることによって、画質の損傷なしに鮮明なイメージを表示することができる。
【0281】
ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙612が認識された領域に再接着式メモ紙612に含まれたイメージに対応する第1のイメージ610を表示することができる。一実施例において、ユーザクライアント200は、第1のイメージ610を再接着式メモ紙612が認識された領域の大きさに変換してユーザクライアント200の画面に表示することができる。
【0282】
例えば、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙612に含まれたイメージの大きさ及び方向に応じて第1のイメージ610を変換し、表示することができる。
【0283】
同様に、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙622が認識された領域に再接着式メモ紙622に含まれたイメージに対応する第1のイメージ620を表示し、再接着式メモ紙632が認識された領域に再接着式メモ紙632に含まれたイメージに対応する第3のイメージ630を表示することができる。
【0284】
一実施例において、ユーザクライアント200の画面に表示された撮影画面に対する拡大又は縮小の入力を受信することができる。ユーザクライアント200の画面に表示された撮影画面が拡大又は縮小される場合、ユーザクライアント200の画面に表示された再接着式メモ紙612、622、及び632の大きさも拡大又は縮小される。
【0285】
従って、ユーザクライアント200の画面で再接着式メモ紙612、622、及び632が認識された領域に表示された第1のイメージ610、第2のイメージ620及び第3のイメージ630の大きさも拡大又は縮小される。
【0286】
ユーザクライアント200の画面に表示された撮影画面において再接着式メモ紙612、622、及び632が認識された領域には、撮影されたイメージではなく、サーバ700からダウンロードされた第1のイメージ610、第2のイメージ620、及び第3のイメージ630が表示される。従って、ユーザクライアント200の画面に表示された撮影画面が拡大又は縮小されても、再接着式メモ紙612、622、及び632が認識された領域に表示されたイメージは鮮明に表示され得る。
【0287】
図28を参照すると、ユーザクライアント200の画面に表示された撮影画面において再接着式メモ紙622及び632が表示された部分を拡大した一例が示されている。
【0288】
一実施例において、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙に表示されたイメージとサーバ700に保存されたイメージとを自動でマッチングできないことがあり得る。
【0289】
図29を参照すると、ユーザクライアント200が再接着式メモ紙622に表示されたイメージとサーバ700に保存されたイメージとを自動でマッチングできなかった場合の一例が示されている。
【0290】
一実施例において、ユーザクライアント200が再接着式メモ紙622に表示されたイメージとサーバ700に保存されたイメージとの類似度を判断した結果、再接着式メモ紙622に表示されたイメージと所定の基準値以上の類似度を有するイメージがないことがあり得る。その場合、ユーザクライアント200はマッチングに失敗する。
【0291】
一実施例において、ユーザクライアント200は、再接着式メモ紙622に表示されたイメージをサーバ700に送信することができる。サーバ700が再接着式メモ紙622に表示されたイメージとサーバ700に保存されたイメージとの類似度を判断した結果、再接着式メモ紙622に表示されたイメージと所定の基準値以上の類似度を有するイメージがないことがあり得る。その場合、サーバ700は、マッチングに失敗したというメッセージをユーザクライアント200に送信することができる。
【0292】
撮影されたイメージに表示されたイメージがサーバに保存されたイメージに取り替えられない場合、ユーザクライアント200に表示された撮影画面が拡大されると、撮影画面の解像度によって拡大された撮影画面が鮮明に表示されないことがあり得る。
【0293】
従って、図29に示されたように、拡大された撮影画面に表示された再接着式メモ紙622に含まれたイメージも鮮明に表示されないことがあり得る。
【0294】
従って、この場合、ユーザクライアント200は、ユーザが直接イメージをマッチングできるインターフェースを画面に表示することができる。
【0295】
例えば、ユーザクライアント200は、サーバ700に保存された1つ以上のイメージを画面に表示する。ユーザクライアント200は、画面に表示された1つ以上のイメージ620及び630のうち、ユーザから選択の入力を受信した第2のイメージ620を再接着式メモ紙622に表示されたイメージとマッチングすることができる。
【0296】
ユーザクライアント200は、第2のイメージ620を再接着式メモ紙622が認識された領域に表示することができる。
【0297】
一実施例において、ユーザクライアント200は、ユーザクライアント200の画面に表示された第1のイメージ610、第2のイメージ620、又は第3のイメージ630に対するユーザの選択の入力を受信することができる。
【0298】
第1のイメージ610、第2のイメージ620、又は第3のイメージ630に対するユーザの選択の入力を受信すれば、ユーザクライアント200は、選択の入力を受信したイメージを拡大して表示することができる。例えば、ユーザクライアント200の画面に表示された第1のイメージ610に対するユーザの選択の入力を受信すれば、ユーザクライアント200は、サーバ700からダウンロードされた第1のイメージ610を拡大してユーザクライアント200の画面に表示する。
【0299】
一実施例において、撮影されたイメージにおいて認識された1つ以上の再接着式メモ紙に含まれた1つ以上のイメージのうち所定割合(例えば、50%)以上のイメージに対してサーバ700に保存されたイメージとのマッチングに失敗する場合、ユーザクライアント200は、ユーザに再撮影を要請することができる。
【0300】
図30は、撮影された再接着式メモ紙を抽出してユーザクライアントの画面に表示する一例を示す図である。
【0301】
一実施例において、ユーザクライアント200は、図27のユーザクライアント200に表示された画面において1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を認識し、認識された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を抽出してユーザクライアント200の画面に表示することができる。
【0302】
例えば、ユーザクライアント200は、図27のユーザクライアント200が撮影した画面において認識された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を除いた残りの部分を除去し、認識された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632のみを抽出してユーザクライアント200の画面に表示する。
【0303】
一実施例において、ユーザクライアント200は、抽出された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を整列してユーザクライアント200の画面に表示することができる。ユーザクライアント200が抽出された1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を整列する方法は、限定されるものではない。
【0304】
一実施例において、ユーザクライアント200は、図27に示された撮影画面において1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632の各々の位置関係を取得することができる。ユーザクライアント200は、取得した位置関係を利用して1つ以上の再接着式メモ紙612、622、及び632を整列し、表示することができる。
【0305】
本発明の実施例と関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアに直接具現されるか、ハードウェアによって実行されるソフトウェアモジュールに具現されるか、或いはこれらの結合によって具現され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスク、着脱式ディスク、CD−ROM、或いは本発明の属する技術分野において良く知られた任意の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に常在することもあり得る。
【0306】
以上、添付された図面を参照しながら本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野において通常の技術者であれば、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施され得ることを理解できるはずである。それ故、上述した実施例は全ての面において例示的なものであり、制限的なものではないと理解すべきである。