(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019528633
(43)【公表日】20191010
(54)【発明の名称】無線通信システムにおいて信号を送信又は受信する方法及びそのための装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20190913BHJP
【FI】
   !H04W72/04 131
   !H04W72/04 136
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】36
(21)【出願番号】2019510413
(86)(22)【出願日】20180601
(85)【翻訳文提出日】20190220
(86)【国際出願番号】KR2018006288
(87)【国際公開番号】WO2018222001
(87)【国際公開日】20181206
(31)【優先権主張番号】62/514,019
(32)【優先日】20170602
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/520,443
(32)【優先日】20170615
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/544,075
(32)【優先日】20170811
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【住所又は居所】大韓民国,ソウル,ヨンドゥンポ−ク,ヨイ−デロ,128
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】チョ ソンキ
【住所又は居所】大韓民国,ソウル 06772,ソチョ−ク,ヤンジェ−デロ 11−ギル,19,エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,アイピー センター
(72)【発明者】
【氏名】イ ヨンチョン
【住所又は居所】大韓民国,ソウル 06772,ソチョ−ク,ヤンジェ−デロ 11−ギル,19,エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,アイピー センター
(72)【発明者】
【氏名】ファン テソン
【住所又は居所】大韓民国,ソウル 06772,ソチョ−ク,ヤンジェ−デロ 11−ギル,19,エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,アイピー センター
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA23
5K067DD11
5K067EE02
5K067EE10
5K067HH22
(57)【要約】
本発明の一実施例による無線通信システムにおいて、端末が下りリンク信号を受信する方法は、CSI−RSリソースに対する設定を受信するステップと、GC−PDCCHを通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信するステップと、を含み、前記端末は、前記GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、前記CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信するか、又は前記CSI−RSの受信を非活性化して、前記SFIはスロットを構成する複数のリソースの各々がDリソースであるか、Uリソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを指示して、前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合には、前記端末は前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記CSI−RSの受信を非活性化することができる。
【選択図】 図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信システムにおいて、端末が下りリンク信号を受信する方法であって、
CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を受信するステップと、
GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信するステップと、を含み、
前記端末は、前記GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、前記CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信するか、又は前記CSI−RSの受信を非活性化して、
前記SFIはスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを指示して、
前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合、前記端末は、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記CSI−RSの受信を非活性化する、方法。
【請求項2】
前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソースを前記Dリソースとして設定する場合、前記端末は、前記CSI−RSリソース上で前記CSI−RSを受信する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
さらに、上りリンク又は下りリンク信号をスケジュールするDCI(downlink control information)を受信するステップを含み、
前記DCIは、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースの設定をオーバーライド(override)できる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記DCIによってスケジュールされた信号が、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースに位置する場合、前記端末は、前記第3のリソース上で前記DCIによって上りリンク信号の送信又は下りリンク信号の受信を行う、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記DCIが前記GC−PDCCHのSFIによる前記Dリソース及び前記Uリソースの設定をオーバーライドすることは、許容されない、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記GC−PDCCHのSFIは、前記端末に準静的(semi−static)設定によって指示された第3のリソース候補のうち前記第3のリソースを指示する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
準静的(semi−static)設定によるリソースのうちオーバーライド(override)が許容されないリソースに対しては、前記GC−PDCCHのSFIが前記準静的設定と異なるようにリソースを構成することが許容されない、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記端末に設定された非承認(grant−free)送信リソース内に前記SFIによって前記第3のリソースが設定される場合、前記第3のリソース上では非承認送信が行われない、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記第3のリソースは、フレキシブル(Flexible)リソースである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
無線通信システムにおいて、基地局が下りリンク信号を送信する方法であって、
CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を送信するステップと、
少なくとも1つの端末を含む端末グループに、GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を送信するステップと、を含み、
前記基地局は、前記SFIによってスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを前記端末グループに指示して、
前記基地局は、前記GC−PDCCHのSFIによって前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうち少なくともいずれか1つを設定して、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記端末グループの前記CSI−RSの受信を非活性化させる、方法。
【請求項11】
さらに、上りリンク又は下りリンク信号をスケジュールするDCI(downlink control information)を前記端末グループの特定の端末に送信するステップを含み、
前記DCIは、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースの設定をオーバーライド(override)できる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記DCIによってスケジュールされた信号が、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースに位置する場合、前記基地局は、前記第3のリソース上で前記DCIによる上りリンク信号の受信又は下りリンク信号を送信を行う、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記DCIが前記GC−PDCCHのSFIによる前記Dリソース及び前記Uリソースの設定をオーバーライドすることは許容されない、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記基地局は、前記端末グループに準静的(semi−static)設定によって指示した第3のリソース候補のうち前記第3のリソースを前記GC−PDCCHのSFIによって指示する、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
端末において、
送受信機と、
前記送受信機を制御することで、CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を受信して、GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信するプロセッサーと、を含み、
前記プロセッサーは、前記GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、前記CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信するか、又は前記CSI−RSの受信を非活性化して、
前記SFIはスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースでるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを指示して、
前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合、前記プロセッサーは、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記CSI−RSの受信を非活性化する、端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信システムに関し、より具体的には、下りリンク信号を送信又は受信する方法及びそのための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
まず、既存の3GPP LTE/LTE−Aシステムについて簡略に説明する。図1を参照すると、端末は初期セル探索を行う(S101)。初期セル探索の過程において、端末は基地局からP−SCH(Primary Synchronization Channel)及びS−SCH(Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と下りリンク同期を確立し、セルIDなどの情報を得る。その後、端末はPBCH(Physical Broadcast Channel)を介してシステム情報(e.g.,MIB)を得る。端末はDLRS(Downlink Reference Signal)を受信して下りリンクチャンネル状態を確認することができる。
【0003】
初期セル探索の後、端末はPDCCH(Physical Downlink Control Channel)及びPDCCHによりスケジュールされたPDSCH(Physical Downlink Control Channel)を受信して、より具体的なシステム情報(e.g.,SIBs)を得る(S102)。
【0004】
端末は上りリンク同期化のために任意接続の過程(Random Access Procedure)を行うことができる。端末はPRACH(Physical Random Access Channel)を介してプリアンブル(e.g.,Msg1)を送信し(S103)、PDCCH及びPDCCHに対応するPDSCHを介してプリアンブルに対する応答メッセージ(e.g.,Msg2)を受信する(S104)。競争基盤任意接続の場合は、さらにPRACHの送信(S105)及びPDCCH/PDSCHの受信(S106)のような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)が行われる。
【0005】
その後、端末は、一般的な上り/下りリンク信号の送信手順としてPDCCH/PDSCHの受信(S107)及びPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)/PUCCH(Physical Uplink Control Channel)の送信(S108)を行う。端末が基地局にUCI(Uplink Control Information)を送信する。UCIはHARQ ACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat reQuest Acknowledgement/Negative−ACK)、SR(Scheduling Request)、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)及び/又はRI(Rank Indication)などを含む。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明で遂げようとする技術的課題は、端末が下りリンク信号をより効率的且つ正確に受信する方法を提供することである。
【0007】
本発明の技術的課題は、上述した技術的課題に制限されず、その他の技術的課題が本発明の実施例から導出され得る。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した技術的課題を達成するための本発明の一実施例による無線通信システムにおいて、端末が下りリンク信号を受信する方法は、CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を受信するステップと、GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信するステップと、を含み、前記端末は、前記GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、前記CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信するか、又は前記CSI−RSの受信を非活性化して、前記SFIはスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを指示して、前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合、前記端末は、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記CSI−RSの受信を非活性化することができる。
【0009】
上述した技術的課題を達成するための本発明の別の一実施例による端末は、送受信機と、前記送受信機を制御することで、CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を受信して、GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信するプロセッサーと、を含み、前記プロセッサーは、前記GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、前記CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信するか、又は前記CSI−RSの受信を非活性化して、前記SFIはスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースでるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを指示して、前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合、前記プロセッサーは、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記CSI−RSの受信を非活性化することができる。
【0010】
上述した技術的課題を達成するための本発明の別の一実施例による基地局が下りリンク信号を送信する方法は、CSI−RS(channel state information−reference signal)リソースに対する設定を送信するステップと、少なくとも1つの端末を含む端末グループに、GC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を送信するステップと、を含み、前記基地局は、前記SFIを通じてスロットを構成する複数のリソースの各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースであるかを前記端末グループに指示して、前記基地局は、前記GC−PDCCHのSFIを通じて前記CSI−RSリソース上に前記Uリソース及び前記第3のリソースのうち少なくとも1つを設定して、前記CSI−RSリソース上に予定されていた前記端末グループの前記CSI−RSの受信を非活性化させることができる。
【0011】
本発明の別の一実施例による下りリンク信号送信方法を行うための基地局装置が提供される。
【0012】
前記GC−PDCCHのSFIが前記CSI−RSリソースを前記Dリソースとして設定する場合、前記端末は、前記CSI−RSリソース上で前記CSI−RSを受信することができる。
【0013】
前記端末は、上りリンク又は下りリンク信号をスケジュールするDCI(downlink control information)を受信することができる。
【0014】
前記DCIは、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースの設定をオーバーライド(override)することができる。
【0015】
前記DCIによってスケジュールされた信号が、前記GC−PDCCHのSFIによる前記第3のリソースに位置する場合、前記端末は、前記第3のリソース上で前記DCIによって上りリンク信号の送信又は下りリンク信号の受信を行うことができる。
【0016】
前記DCIが前記GC−PDCCHのSFIによる前記Dリソース及び前記Uリソースの設定をオーバーライドすることは、許容されなくてもよい。
【0017】
前記GC−PDCCHのSFIは、前記端末に準静的(semi−static)設定によって指示された第3のリソース候補のうち前記第3のリソースを指示することができる。
【0018】
準静的(semi−static)設定によるリソースのうちオーバーライド(override)が許容されないリソースに対しては、前記GC−PDCCHのSFIが前記準静的設定と異なるようにリソースを構成することが許容されなくてもよい。
【0019】
前記端末に設定された非承認(grant−free)送信リソース内に前記SFIによって前記第3のリソースが設定される場合、前記第3のリソース上では非承認送信が行われなくてもよい。
【0020】
前記第3のリソースはフレキシブル(Flexible)リソースであってもよい。
【発明の効果】
【0021】
本発明の一実施例によれば、端末に設定されたCSI−RSリソースに対して、別途GC−PDCCHを通じてSFIが指示されても、端末は上り/下りリンクの衝突やリソース構成の曖昧さなく正しく動作することができる。
【0022】
本発明の技術的効果は、上述した技術的効果に制限されず、その他の技術的効果が本発明の実施例から導出され得る。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】3GPP LTE/LTE−Aシステムに用いられる物理チャンネル及びこれらを用いる一般的な信号送信方法を例示する図である。
【図2】本発明の一実施例によるスロットフォーマット指示を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。
【図4】本発明の別の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。
【図5】本発明の別の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。
【図6】本発明の一実施例によるDL信号送信を説明するための図である。
【図7】本発明の別の一実施例によるDL信号送信を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例による下りリンク信号の送受信方法のフローを示す図である。
【図9】本発明の一実施例による端末及び基地局を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような様々な無線接続システムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、E−UTRAを用いるE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)は、3GPP LTEの進化したバージョンである。
【0025】
説明を明確にするために、3GPPベースの移動通信システムを中心に記述するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるわけではない。また、以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更することもできる。
【0026】
多数の通信機器がより大きな通信容量を要求することにより、最近論議されている次世代通信システムでは、既存の無線接続技術(radio access technology、RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)通信の必要性が高まっている。また多数の機器及び物を連結していつでもどこでも多様なサービスを提供する大規模MTC(massive Machine Type Communications、mMTC)も次世代通信において考慮すべき主要なイッシュである。信頼性(reliability)及び遅延(latency)などに敏感なサービス/UEを考慮して、次世代通信システムとしてURLLC(Ultra−Relialbe and Low Latency Communication)が論議されている。
【0027】
このようにeMBB、mMTC及びURLCCなどを考慮した新しい無線接続技術(New RAT)が次世代無線通信のために論議されている。
【0028】
New RATの設計とかち合わないLTE/LTE−Aの動作及び設定はNew RATにも適用することができる。New RATは便宜上5G移動通信とも称する。
【0029】
<NRフレーム構造及び物理リソース>
【0030】
NRシステムにおいて、下りリンク(DL)及び上りリンク(UL)の送信は10msの長さ(duration)を有するフレームを介して行われ、各々のフレームは10個のサブフレームを含む。従って1サブフレームは1msに該当する。各々のフレームは2つのハーフフレーム(half−frame)に分けられる。
【0031】
1つのサブフレームは、Nsymbsubframe,μ= Nsymbslot X Nslotsubframe,μ個の連続したOFDMシンボルを含む。Nsymbslotはスロット当たりのシンボル数、μはOFDMニューマロロジー(numerology)を表し、Nslotsubframe,μは該当μに対してサブフレーム当たりのスロット数を表す。NRでは表1のような多重OFDMニューマロロジーが支援される。
【0032】
【表1】
【0033】
表1において、Δfはサブキャリア間隔(subcarrier spacing、SCS)を意味する。DLキャリアBWP(bandwidth part)に対するμ及びCP(cyclic prefix)とULキャリアBWPに対するμ及びCPは、上りリンクシグナリングにより端末に設定される。
【0034】
表2は、一般CPの場合、各々のSCSに対するスロット当たりのシンボル数(Nsymbslot)、フレーム当たりのスロット数(Nslotframe,μ)及びサブフレーム当たりのスロット数(Nslotsubframe,μ)を表す。
【0035】
【表2】
【0036】
表3は、拡大CPの場合、各々のSCSに対するスロット当たりのシンボル数(Nsymbslot)、フレーム当たりのスロット数(Nslotframe,μ)及びサブフレーム当たりのスロット数(Nslotsubframe,μ)を表す。
【0037】
【表3】
【0038】
このようにNRシステムではSCS(subcarrier spacing)によって1サブフレームを構成するスロット数が変更できる。各々のスロットに含まれたOFDMシンボルはD(DL)、U(UL)及びX(Flexible)のうちいずれかである。DL送信はD又はXシンボルで行われ、UL送信はU又はXシンボルで行われる。なお、Flexibleリソース(e.g.,Xシンボル)はReservedリソース、Otherリソース又はUnknownリソースとも称される。
【0039】
NRにおいて、1つのRB(resource block)は周波数ドメインで12個のサブキャリアに該当する。RBは多数のOFDMシンボルを含むことができる。RE(resource element)は1サブキャリア及び1OFDMシンボルに該当する。従って、1RB内の1OFDMシンボル上には12REが存在する。
【0040】
キャリアBWPは連続するPRB(Physical resource block)のセットで定義される。キャリアBWPは簡略にBWPとも称される。1つのUEには最大4つのBWPが上りリンク/下りリンクの各々に対して設定される。多重のBWPが設定されても、与えられた時間の間には1つのBWPが活性化される。但し、端末にSUL(supplementary uplink)が設定された場合、さらに4つのBWPがSULに対して設定され、与えられた時間の間に1つのBWPが活性化される。端末は活性化されたDL BWPから外れると、PDSCH、PDCCH、CSI−RS(channel state information−reference signal)又はTRS(tracking reference signal)を受信できない。また端末は活性化されたUL BWPから外れると、PUSCH又はPUCCHを受信できない。
【0041】
<NR DL Control Channel>
【0042】
NRシステムにおいて、制御チャンネルの送信単位はREG(resource element group)及び/又はCCE(control channel element)などで定義される。
【0043】
REGは、時間ドメインでは1OFDMシンボル、周波数ドメインでは1PRBに該当する。また、1CCEは6REGに該当する。1つの制御チャンネル候補を構成するCCEの数は、集合レベル(aggregation level,AL)によって異なってもよい。例えば、集合レベルがNである場合、制御チャンネル候補は、N個のCCEからなる。
【0044】
一方、制御リソースセット(control resource set,CORESET)及び探索空間(search space、SS)について簡略に説明すると、CORESETは制御信号送信のためのリソースのセットであり、探索空間は端末がブラインド検出を行う制御チャンネル候補の集まりである。探索空間はCORESET上に設定されることができる。一例として、1つのCORESETに1つの探索空間が定義されると、CSS(common search space)のためのCORESETとUSS(UE−specific search space)のためのCORESETが各々設定される。他の例として、1つのCORESETに多数の探索空間が定義されてもよい。例えば、CSSとUSSが同じCORESETに設定されてもよい。以下の例示においては、CSSはCSSが設定されるCORESETを意味し、USSはUSSが設定されるCORESETなどを意味してもよい。
【0045】
基地局はCORESETに対する情報を端末にシグナリングすることができる。例えば、各CORESETのためにCORESET Configurationがシグナリングされてもよい。例えば、CORESET Configurationを通じて当該CORESETの時間の長さ(time duration)(e.g.,1/2/3シンボルなど)、周波数ドメインリソース(e.g.,RBセット)、REG−to−CCEマッピングタイプ(e.g.,interleaved/Non−interleaved)、プレコーディング粒度(granularity)、REGバンドリングサイズ(e.g.,interleaved mapping typeの場合)、インターリーバーサイズ(e.g.,interleaved mapping typeの場合)及びDMRS設定(e.g.,スクランブリングID)のうち少なくとも1つがシグナリングされる。1シンボル−CORESETにCCEを分散させるインターリービングが適用される場合、2又は6個のREGのバンドリングが行われる。2シンボル−CORESETに2又は6個のREGのバンドリングが行われ、時間優先マッピングが適用されてもよい。3シンボル−CORESETに3又は6個のREGのバンドリングが行われ、時間優先マッピングが適用されてもよい。REGバンドリングが行われた場合、端末は少なくとも当該バンドリング単位に対してプレコーディングを仮定することができる。
【0046】
<UE & Network behavior with Slot Format related Information>
【0047】
以下では、UEスロットフォーマット関連情報(slot format related information,SFI)をGC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)(e.g.,DCI format 2−0)とUE−specific DCI(e.g.,DL/UL grant through PDCCH)から伝達されたとき、どんなSFIに従うべきかに関するUEの動作を定義する。例えば、GC PDCCHとUE特定(specific)DCIの優先順位が定義される。よって、UEが2つの情報を同時に有している場合、どんな情報に従うべきかを優先順位で決定することができる。後述では、GC PDCCHを通じて送信されるDCI(e.g.,format 2_0)とPDCCH(ii.e.,non−GC PDCCH)を通じて送信されるUL/DL grantに該当するUE−specific DCI(e.g.,DCI format 2_0ではない他のフォーマットのDCI)を区分するために、GC PDCCHを通じて送信されるDCIは単にGC−PDCCHと称して、PDCCHを通じて送信されるUL/DL承認(grant)に該当するUE−specific DCIは単にDCI又は動的(dynamic)DCIと称してもよい。
【0048】
また、GC PDCCHとUE−specific DCIの信頼度が十分に確保されないときのUEが取れる動作を説明する。
【0049】
また、GC PDCCHと準静的設定(Semi−Static Configuration)の関係についても説明する。
【0050】
まず、NRネットワークにおいてDL/ULリソースを設定する方法を説明する。(i)SFI(Slot format related information)はGC PDCCHを通じてUEに伝達される。GC PDCCHを通じて送信されるSFIは当該スロットに含まれた各シンボルタイプ(e.g.,D/U/Xシンボル)を指示することができる。(ii)各UEのスケジューリング情報(e.g.,UL/DL grant)はUE−specific DCIを通じて伝達される。例えば、特定のリソースに対するDL/ULスケジューリングは、当該リソースがDL/ULリソースであることを前提とするので、UE−specificもDL/ULリソースを設定すると解釈できる。(iii)UEの通信に必要なリソース情報やネットワーク動作の側面でUEが知るべき情報を準静的にシグナリングするSemi−Static Configurationがある。Semi−Static Configurationは明示的にDL/ULリソースを割り当てるためのシグナリングを含むことができる。また、RRCシグナリングされるSR(scheduling request)設定、SRS(sounding reference signal)設定などUL動作に関する情報は、暗示的にULリソースを設定すると解釈され、RRCシグナリングされるCSI−RS設定、測定設定などDL動作に関する情報は、暗示的にDLリソースを設定すると解釈できる。
【0051】
UEはスロットフォーマットを認識するのに、結局、(i)GC PDCCH、(ii)UE−specific DCI及び(iii)Semi−Static Configurationを通じて伝達されたスロット情報又はスロット内のシンボル方向(direction)情報(e.g.,U/D/X)を用いることができる。仮に(i)〜(iii)が衝突する場合、UEはどんな情報を選択して動作するかを決定する必要がある。
【0052】
後述する説明における目次/インデックスは、発明の理解を助けるためのものであって、各インデックスが必ずしも独立した発明を構成するのではなく、特にかち合う構成や反対の記載がない限り組み合わされてもよい。
【0053】
I.Slot Format Contents
【0054】
GC PDCCHはスロットフォーマットをUEに指示することができる。GC PDCCHがスロットフォーマットを指示するには様々な類型があり、当該類型に従ってGC PDCCHのペイロード(payload)サイズが異なってもよい。
【0055】
1スロットサイズ(i.e.,時間領域における長さ)は、ニューマロロジーによって変更されてもよく、また1スロットを構成するシンボルの数もニューマロロジーによって様々に変更されてもよい。
【0056】
GC PDCCHはシンボル単位でスロットフォーマットを定義することができる。また、GC PDCCHは1つのスロットに対するフォーマットを指示してもよく、複数のスロットに対するフォーマットを指示してもよい。GC PDCCHを通じて指示されるスロットフォーマットのコンテンツとしてD(downlink)、U(uplink)、R(Reserved)、K(Unknown)及びE(Empty)のうち少なくとも1つ以上が考慮される。後述では、説明を明確にするために、D、U、R、K及びEのそれぞれを[D]、[U]、[R]、[K]及び [E]と表する。R、K及び/又はEは互いに区分せずX(flexible)と称されてもよい。
【0057】
1.Purpose of each slot format content
【0058】
[D]は、UEにおけるDLが期待できる区間を意味してもよい。
【0059】
[U]は、UEがUL信号送信可能な区間を意味してもよい。
【0060】
[E]は、何ら信号も伝達されない区間を意味してもよい。例えば、[E]は、ネットワークが意図的に何ら信号を送信しない区間であって、UEも[E]区間の間には何ら信号も送信できないことがある。一例として、[E]区間の間に隣接セルからの干渉が測定されることもある。
【0061】
[R]と[K]については、以下のような様々な目的があり得る。
【0062】
(1)[R](Reserved)
【0063】
(a)[R]の用途
【0064】
(i)目的1:一例として、[R]は、LTE−NR dynamic co−existenceのための目的として用いられてもよい。LTE PDCCH領域又はCRSシンボルなどが動的に変化する場合、LTEのためのリソースを確保するために[R]が用いられてもよい。ネットワークはLTEのためにGC PDCCHを通じて[R]を動的に割り当てることができる。この場合、NR UEは、GC PDCCHを通じて[R]と設定されたリソースは制御情報/データ/RSマッピングに用いられないと仮定することができる。この場合、UEは同期信号(e.g.,PSS/SSS)及び/又はPBCHなどがマッピングできる同期信号ブロック(SS block)も[R]にマッピングされないと仮定することができる。よって、当該リソースにSS block送信が設定された場合にも、UEは当該リソースにSS blockが送信されないと仮定できる。よって、このような目的のreservedリソースはResource type 1のような属性を有してもよい。
【0065】
− Resource type 1:Type 1の[R]リソースは、セル内の全てのチャンネル/信号に対してreservedされ、動的シグナリングやSemi−Static Configurationがtype 1の[R]リソースをオーバーライドすることができない。
【0066】
(ii)目的2:一例として、URLLCのためにスケジュールできるリソースがGC PDCCHを通じて[R]と設定されることができる。URLLC UEのpopulation度合いよって割り当てられる[R]リソースの量も動的に変更される。UEは、基本的に、[R]がURLLCのためのリソースであると認識することができる。URLLC UEが別のグループに分けられており、各グループは、[R]区間に対する他のSFIが送信されてURLLCを行うことができる。このために、ネットワークは、eMBB UEとURLLC UEに[R]に該当するリソースに対する指示を異ならせて送信する必要がある。例えば、ネットワークはUEをeMBB UEグループとURLLC UEグループとに分けて、eMBB UEには特定のリソースが[R]リソースであると指示して、URLLC UEには特定のリソースが[D]又は[U]リソースであると指示することができる。或いは、ネットワークは、当該リソースタイプを「Unknown」又は「Flexible」に設定して、準静的シグナリング又は動的シグナリングを通じて当該リソースのタイプを変更することもできる。
【0067】
Resource type 2:Type 2の[R]リソースは、セル内にSemi−Static Configuration又は動的シグナリングによって用途変更の可能なFlexibleリソースであってもよい。また、セル共通データ(e.g.,SS block)なども当該リソースにマッピングすることができる。Type 2の[R]リソースは、unknown又はflexibleと解釈されたり、又はこれらと類似するリソースであってもよい。
【0068】
(iii)目的3:一例として、Grant free UL送信からSRSを保護するためにGC PDCCHを通じて[R]が指示されてもよい。Grant freeスロットではUL送信が動的に発生するとみられるが、Grant freeスロットでSRSが送信される必要がある場合、SRSリソースを保護するために、GC PDCCHを通じて[R]が定義されてもよい。[R]に対してgrant free transmissionの信号がレートマッチング(rate matching)又はパンクチャリング(puncturing)されるため、Semi−Static Configuration(e.g.,Grant freeリソース)がGC PDCCHを通じて指示された[R]リソースをオーバーライドすることができない。仮に、ネットワークがSRSリソースを設定しておいたが、SRSリソースを使用しない場合、ネットワークはdynamic DCIでSRSリソースをオーバーライドすることができる。一例として、ネットワークがDCIを通じてaperiodic SRSトリガする方式を用いるとき、grant−free UEの他のUEは、当該[R]リソースを[U]とも使用できなければならない。よって、当該リソースの設定は、dynamic DCIを通じて[U]又は[D]に変更できなければならない。
【0069】
Resource type 3:GC PDCCHを通じて指示されたType 3の[R]リソースに対する設定は、セル内の他のSemi−Static Configurationをオーバーライドすることができるが、動的シグナリング(e.g.,UL/DL grant DCI)によってオーバーライドされてもよい。Type 3のリソースが設定されると、SS blockなどSemi−Static Configurationによるチャンネル及びシグナルは、Type 3のリソースに対してレートマッチング又はパンクチャリングされてもよい。一方、SS blockなど重要なチャンネル/信号に対しては、Type 3のリソースが重要なチャンネル/信号をオーバーライドできないように設定されてもよい。
【0070】
(b)[R]の特性
【0071】
Semi−static configurationが上述した目的で[R]を定義する場合、GC PDCCHも当該リソースをそのまま[R]と定義することができる。
【0072】
また、GC PDCCHを通じて[R]と定義できる候補(candidate)がSemi−static configurationによって指示され、当該候補が[R]リソースとして用いられることを確定(confirm)する意味でGC PDCCHが[R]を指示することができる。
【0073】
(2)[K](Unknown)
【0074】
(a)[K]の用途
【0075】
− 目的1:SS block、PBCH、CSI−RSのようなsemi−staticリソースのDL信号が受信できる領域に対してもGC PDCCHを通じて[K]が設定されてもよい。仮にsemi−staticリソースに対してGC PDCCHが[D]を指示する場合、UEはsemi−staticリソースに設定されたDL信号をそのまま受信するが、semi−staticリソースに対してGC PDCCHが[K]を指示する場合、ネットワークがsemi−staticリソースに対するDL信号の受信を非活性化(deactivate)させることとみられる。ネットワークは非活性化されたsemi−staticリソースを再び活性化させるために、DCIを用いて[K]と指示されたリソースを[D]とスケジュールすることもできる。
【0076】
− 目的2:[K]と指示されたリソースは、[D]又は[U]と使用することもできるが、[D]と[U]のうちいずれを使用するかが決定されてない場合、ネットワークは当該リソースを[K]と定義することができる。一例として、ネットワークが複数のスロットに対するスロットフォーマットをUEに通知するとき、未来のスロットに対する[D]と[U]を現在で正確に決定するのが難しい場合があり、よってネットワークは[K]を用いることができる。
【0077】
− 目的3:GP(guard period)を表す目的として[K]が用いられてもよい。UE毎に必要なGPが異なってもよい。しかしながら、GC PDCCHを通じて一括して全てのUEに同一のGPが設定されるしかない。UE毎に互いに異なるUE−specific GPを有するように、ネットワークは先ず、グループ内のUEが有すべき[D]及び[U]のうちminimum[D]とminimum[U]のリソースのみGC PDCCHを通じて指示して、他の領域には[K]を割り当ててもよい。この場合、少なくともDCIとUCIに対するリソースは保護できる。動的(dynamic)データスケジューリングによって各UE毎に[K]に対するDL/UL directionが決定され、残りの[K]がUE−specific GPと定義されてもよい。
【0078】
逆に、GC PDCCHはMaximum[D]とMaximum[U]を指示することができる。このときの[K]は端末グループが有することのできる最小限のGPを示してもよい。UE−specific GPを割り当てるために、ネットワークは、GC PDCCHを通じて指示した[D]と[U]よりも小さい[D]と[U]をUEにスケジュールすることができる。
【0079】
又は、別の制御チャンネル(e.g.,DCIなど)又は別のconfigurationによってUE−specific GPが設定されてもよい。
【0080】
(b)[K]の特性
【0081】
Semi−static configurationが上述した目的で[K]を定義した場合、GC PDCCHも当該リソースをそのまま[K]と定義することができる。
【0082】
また、GC PDCCHを通じて[K]と定義可能な候補がSemi−static configurationによって指示され、当該候補が[K]リソースとして用いられることを確定(confirm)する意味でGC PDCCHが[K]を指示してもよい。
【0083】
DCIは[K]をオーバーライドすることができる。
【0084】
2.Override relationship of slot formats
【0085】
i.1.(1)とi.1.(2)と同様に、スロットフォーマットによって、またはスロットフォーマットタイプによって、GC PCCCHとSemi−Static Configuration又はGC PCCCHとDCI間のSFIオーバーライド関係が定義されてもよい。
【0086】
一方、GC PDCCHが[R]と[K]を区分して指示するのではなく、[R]と[K]のいずれも[K]と指示することもできる。
【0087】
本発明の一実施例によれば、ネットワークは[K]をオーバーライドできるconfiguration情報をUEに通知することもできる。
【0088】
ネットワークは、GC PDCCHで指示された[K]に対してUEが適用できる以下のconfiguration法則のうち1つを共に通知して、UEは当該configuration法則に従って動作する。
【0089】
[K]に対して:
【0090】
− Semi−static configuration及びDCIが[K]をオーバーライドできる
【0091】
− Semi−static configuration及びDCIが[K]をオーバーライドできない
【0092】
− Semi−static configurationが[K]をオーバーライドでき、及びDCIが[K]をオーバーライドできない
【0093】
− Semi−static configurationが[K]をオーバーライドできず、及びDCIが[K]をオーバーライドできる
【0094】
一方、Semi−Static Configurationでsemi−staticリソース(e.g.,SS Block、PBCH、CSI−RSなど)に関する情報がUEに伝達されることができる。
【0095】
GC PDCCHで通知可能なSFIの[D]、[U]、[K]が各semi−staticリソースのdirection(e.g.,UL/DL)と衝突したりオーバーライドしなければならない場合があり得る。一例として、semi−static DL RSリソース(e.g.,CSI−RSリソース)上でGC PDCCHのSFIが[D]ではなく[U]又は[K]を設定する場合、又はsemi−static UL RSリソース(e.g.,SRS)上でGC PDCCHのSFIが[U]ではなく[D]又は[K]を設定する場合のように、semi−staticリソース方向とGC PDCCHのSFIが衝突する場合があり得る。この場合、上述した例示と同様に、各semi−staticリソース(e.g.,SS Block、PBCH、CSI−RSなど)に対してもネットワークはsemi−staticリソースとGC PDCCHとのオーバーライド関係を示すconfiguration 情報をUEに伝達することができる。
【0096】
各々のsemi−staticリソースに対して:
【0097】
− GC PDCCHでオーバーライドできる
【0098】
- GC PDCCHでオーバーライドできない
【0099】
3.Slot Format with Contents
【0100】
1つのスロットが1つのフォーマットを有してもよく(e.g.,図2(b))、又は1つのスロット内のシンボル毎にフォーマットを有してもよい(e.g.,図2の(a))。スロット内のシンボルの数はニューマロロジーによって異なってもよい。図2の例示では、1つのスロットに7個のシンボルがある環境を示す。
【0101】
II.Prioritize among the configurations
【0102】
GC PDCCHが[D]や[U]を指示して、GC PDCCHと衝突する情報がUEに存在しない場合、UEはGC PDCCHを通じて指示されたように、当該リソースが[D]や[U]と使用されると仮定することができる。
【0103】
GC PDCCHが前のconfigurationと衝突したり、又は動的DCIと衝突する場合、以下のようなUE動作を考慮してもよい。
【0104】
GC PDCCHがeMBBとURLLC端末に共通して適用されると仮定するとき、GC PDCCHが[D]であると設定したリソース内にもURLLC端末がスケジュールされたり又はgrant freeリソースが設定されてもよい。UEは、このようにGC PDCCHが指示した[D]リソース内に設定された動的スケジュールされたリソース又はgrant freeリソースをULと仮定することができる。
【0105】
逆に、GC PDCCHが[U]であると設定したリソース上でもURLLCスケジューリングによってDLデータが送信されることができる。この場合、ネットワークはURLLCのために信号が送信される部分を[R]と設定することもできるが、GC PDCCHを通じてSFIを送信した後、URLLCトラフィック需要(demand)及び到着(arrival)によって適したスロットフォーマットは変更されてもよい。よって、少なくともURLLCスケジューリングに対しては、DCIがGC PDCCH情報をオーバーライドすることが許容されてもよい。
【0106】
上述した例示は、以下のように一般化されてもよい。
【0107】
− スロットに対する[D]/[U]に対する情報(e.g.,GC PDCCH)が各スロット毎に受信されるか、又は一度に複数のスロットに対して受信される場合であって、ミニスロット(mini−slot)或いはスロットより小さい時間インターバルでスケジュール(e.g.,DCI)される場合、GC PDCCHを通じて受信された情報がDCIによってオーバーライドされてもよい。
【0108】
− Semi−static configurationリソースのうちGC PDCCHによってオーバーライドされないリソースに対しては、GC PDCCHがSemi−Static Configurationに合わせて設定されるか、又はsemi−staticリソース(e.g.,grant−free resource)がGC PDCCHより高い優先順位を有してもよい。
【0109】
− この動作は、[D]、[U]のみならず[R]にも同様に適用され得る。
【0110】
III.GC−PDCCH Vs.DCI through other PDCCH
【0111】
1.Prioritize according to Control Channel
【0112】
本発明の一実施例によれば、GC PDCCHとDCIとの優先順位が定義される。この場合、UEは、GC PDCCHとDCIのうち高い優先順位の制御チャンネルが伝達するSFIに従う。
【0113】
GC PDCCHとDCIそれぞれの送信周期、用途によって優先順位が決定されてもよい。一例として、GC PDCCHは周期的に送信され、DCIは必要に応じて非周期的に送信されると仮定するとき、DCIは動的にスロットフォーマットを変更するためにSFIを指示するものとみられるため、DCIがGC PDCCHをオーバーライドすることができる。もちろん、逆に、DCIが周期的に送信され、GC PDCCHが非周期的に必要に応じて送信される場合には、GC PDCCHがDCIをオーバーライドすることもできる。GC PDCCHとDCIとの優先順位はGC PDCCHとDCIのうちいずれがさらに動的にSFIを伝達するかによって決定されてもよい。
【0114】
別の例として、GC PDCCHとDCIとの優先順位が固定されてもよい。例えば、常に、GC PDCCHの優先順位が高く、又はDCIの優先順位が高くてもよい。
【0115】
(1)Ignore the lower priority control channel
【0116】
GC PDCCHとDCIの優先順位が決定され、UEは優先順位の高い制御チャンネルのSFIに従う間には、UEは他のチャンネルを読み込まないように定義されてもよい。このためには、1つの条件が必要となるが、高い優先順位の制御チャンネルのSFIが指示するn個のスロット(s)内に、低い優先順位の制御チャンネルが受信され、低い優先順位の制御チャンネルのSFIが指示するスロットの終了点がn個のスロット(s)内に位置するとき、UEは低い優先順位の制御チャンネルを無視することができる。
【0117】
仮に、高い優先順位の制御チャンネルのSFIが指示するn個のスロット(s)内に、低い優先順位の制御チャンネルが受信され、低い優先順位の制御チャンネルのSFIが指示するスロットの終了点がn個のスロット(s)を超える場合、UEは低い優先順位の制御チャンネルのSFIを用いてn個のスロット(s)以後のスロットフォーマットを決定することができる。
【0118】
また、UEがDCIを受信した以後にGC PDCCHによってスロットフォーマット情報が変更されることを防止するために、DCIによって信号の送受信がスケジュールされた区間の間にはUEがGC PDCCHを受信しないように設定されることもできる。このようなUE動作は、当該区間においてUEがGC−PDCCHではない他のPDCCHモニタリングを行うか否かのように設定されてもよい。例えば、UEが他のPDCCHモニタリングを行わない場合、GC PDCCHも読み込まず、逆に、UEが他のPDCCHモニタリングを行う場合には、GC PDCCHを読み込むこともできる。
【0119】
図3は、本発明の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。図3では、GC PDCCHは2番目の優先順位であり、DCIは1番目の優先順位であると仮定する。GC PDCCHは合計3回受信されるが、各GC PDCCHは2個のスロットに対するSFIを指示する。DCIは3個のスロットk+2、k+3、k+4に対するSFIを指示する。
【0120】
3個のスロットk+2、k+3、k+4に対するSFIを指示するDCIが受信されることによって、UEは2個のスロットk+2及びk+3に対するSFIを指示するGC PDCCHを無視してDCIに従ってもよい。
【0121】
2.Prioritize according to Received time
【0122】
2つの制御チャンネルの間の優先順位を固定せず、GC PDCCHとDCIのSFI情報の優先順位は、受信された時間によって決定されてもよい。
【0123】
例えば、n個のスロットに対するSFIを伝達するGC PDCCHを先に受けて、GC PDCCHに従って動作していたUEがn個のスロットの途中でDCIを通じて新たなSFIが伝達された場合、UEは新たなSFIが指示するスロットからDCIのSFIに従って動作してもよい。
【0124】
逆に、UEがDCIを通じてn個のスロットに対するSFIを受信して、DCIに従って動作していたUEがn個のスロットの途中でGC PDCCHを通じて新たなSFIが伝達された場合、UEは新たなSFIが指示するスロットからGC PDCCHのSFIに従って動作してもよい。
【0125】
図4は、本発明の別の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。
【0126】
図4を参照すれば、1番目のGC PDCCHは4個のスロットk〜k+3に対するSFIを指示する。2番目のGC PDCCHは次の4個のスロットk+4〜k+7に対するSFIを指示する。
【0127】
1番目のGC PDCCHに従って動作する途中でUEがDCIを通じて3個のスロットk+2〜k+4に対するSFIを受信する場合、UEはDCIのSFIに従って動作する。
【0128】
また、UEがDCIのSFIに従って動作する途中でUEが2番目のGC PDCCHを受信する場合、スロットk+4から2番目のGC PDCCHのSFIに従って動作する。
【0129】
3.Prioritize according to Contents
【0130】
SFI情報がGC PDCCHとDCIからそれぞれ受信された場合、UEは[U]/[D]/[R]などコンテンツによって優先して従うべき情報を決定することができる。
【0131】
一例として、UEは、[D]と[U]に関する情報はGC PDCCHのSFIに従い、[R]に関する情報はDCIのSFIに従うように定義されてもよい。
【0132】
また、逆に、UEは、[D]と[U]に関する情報はDCIのSFIに従い、[R]に関する情報はGC PDCCHのSFIに従うように定義されてもよい。
【0133】
[E]はネットワークが使用しないと宣言したフォーマットであるため、GC PDCCHとDCIのうちいずれかの制御チャンネルによって先に[E]が指示された場合、その後、その他のいずれの情報でも[E]をオーバーライドしないように定義されてもよい。
【0134】
このように、UEは、[D]/[U]/[R]コンテンツがいずれの制御チャンネルに載せられて送信されるかによって優先順位を与えることもできる。
【0135】
図5は、本発明の別の一実施例によるGC−PDCCHとDCIとの関係を示す図である。説明の便宜のために、[D]/[U]に対してGC PDCCHがDCIよりも高い優先順位であり、[R]に対してDCIがGC PDCCHよりも高い優先順位であると仮定する。
【0136】
図5(a)は、GC PDCCHとDCIを通じて指示されたSFIを示し、図5(b)は、UEが従うSFIを示す。
【0137】
スロットk+2及びk+3に対して、GC PDCCHは[U]を指示するが、DCIは[D]を指示する。[U]/[D]に対してはGC PDCCHが高い優先順位であるため、UEはDCIの[D]部分(502)を無視して、スロットk+2及びk+3でGC PDCCHのSFIに従う。
【0138】
スロットk+4に対して、GC PDCCHは[U]を指示するが、DCIは[R]を指示する。[R]に対してはDCIが高い優先順位であるため、UEはGC PDCCHの[U]部分(501)を無視して、スロットk+4でDCIのSFIに従う。
【0139】
一方、本発明の別の一例として、コンテンツを運ぶ制御チャンネルの種類には関係なく、[D]/[U]/[R]などコンテンツ間に優先順位が設定されてもよい。
【0140】
(1)Each SFI contents
【0141】
上記のII.で説明したケースではない場合、一般にGC PDCCHを通じて指示された[D]/[U]をDCIでオーバーライドすることは許容されなくてよい。ただし、GC PDCCHを通じて指示された[R]リソースは、動的DCIによって[D]や[U]でオーバーライドできると仮定する。GC PDCCHを通じて指示された[E]は、動的DCIで変更されないと仮定することができる。
【0142】
(2)Relationship among [D]、[U]、[E] or [R]
【0143】
GC PDCCH又はDCIによって[E]と[R]が先に定義されたとき、[E]と[R]に該当するスロットフォーマットに対して、UEが[D]と[U]を指示する新たなSFIを受けて、[E]と[R]に対するオーバーライドを試みることができる。
【0144】
[D]又は[U]が[R]をオーバーライドすることが許容され得る。ただし、[R]がネットワークが特定の信号送信のために先に占有したリソース(e.g.,[R]の目的1)ではなく、[D]又は[U]として用いるために先に占有したリソース(e.g.,[R]の目的2)である場合にのみオーバーライドが許容され得る。
【0145】
[E]はネットワークとUEのいずれも使用しないように定義されたスロットフォーマットであるため、一度、[E]が定義された領域に対しては他のフォーマットが[E]をオーバーライドすることが許容されないことがある。
【0146】
逆に、[E]又は[R]が[D]又は[U]をオーバーライドすることもできる。[E]は、常に他のフォーマットをオーバーライド可能であると定義されてもよい。目的2のために、[R]が[D]のオーバーライドを試みる場合には、UEが制御情報を完全に受信できない恐れがあるため、[R]が[D]をオーバーライドすることが許容されなくてもよい。目的1のために、[R]が[D]をオーバーライドすることを試みる場合には、semi−staticリソースを用いるためであるので、[R]が[D]をオーバーライドすることが許容されてもよい。
【0147】
(3)[D] overrides [U] / [U] overrides [D]
【0148】
[D]が[U]をオーバーライドする場合には、UEはUL信号の長さを短縮するか、又はUL信号を分けて次の[U]で送信すればよいので、このようなオーバーライドを許容することができる。[U]が[D]のオーバーライドを試みる場合は、UEはネットワークが意図した[D]を完全に受信できない場合があるため、[U]が[D]をオーバーライドすることは許容されなくてもよい。
【0149】
(4)[D] overrides [D] / [U] overrides [U]
【0150】
先に定義された[D]又は[U]に対して、新たな[D]と[U]を指示するSFIが伝達されてもよい。この場合、先に定義された[D]又は[U]と新たな[D]又は[U]のサイズによってオーバーライドの関係が決定されてもよい。
【0151】
一例として、既存の[D]に比べて新たに伝達された[D]のサイズが大きい場合には、新たな[D]が既存の[D]をオーバーライドすることができるが、新たな[D]のサイズが既存の[D]に比べて小さい場合は、新たな[D]が既存の[D]をオーバーライドすることは許容されなくてもよい。
【0152】
[U]の場合、新たな[U]のサイズには関係なく、新たな[U]が既存の[U]をオーバーライドすることもできる。
【0153】
(5)According to the indication range of DCI
【0154】
DCIで受信される情報によって、オーバーライドの関係が変更されてもよい。
【0155】
DCIでPDSCH/PUSCHの開始と期間(duration)を指示する場合、指示された開始及び期間に基づいて、UEは[D]又は[U]を仮定することができ、このような[D]/[U]の仮定は[R]をオーバーライドすることができる。
【0156】
GC PDCCHによって[D]が指示されたリソース上に、DCIによってスケジュールされたPUSCHがマッピングされる場合であって、DCIのスケジューリングがスロットベース(slot−based)スケジューリングである場合は、UEはこれをエラーと処理することができる。同様な状況において、DCIのスケジューリングがミニスロットベース(mini−slot based)スケジューリングである場合は、DCIによる[U]がGC PDCCHによる[D]をオーバーライドすることができる。しかしながら、一般には、ミニスロットベーススケジューリングの場合、当該情報が含まれないことがあり、その場合、UEはGC PDCCHの[D]/[U]情報に従うことができる。
【0157】
DCIがPUCCHリソース時間/周波数を指示する場合は、DCIがPDSCH/PUSCH開始及び期間を指示する場合と同様なオーバーライドの関係が適用されてもよい。GC PDCCHによって[D]が指示されたリソース上にDCIがPUCCHをスケジュールする場合であって、DCIがスロットベーススケジューリングである場合、UEはこれをエラーと処理することができる。仮に、DCIがミニスロットベーススケジューリングである場合は、DCIによる[U]がGC−PDCCHによる[D]をオーバーライドすることができる。
【0158】
IV.UE−behavior according to Control Channel Reception
【0159】
UEがGC PDCCH又はDCIを受信できない場合におけるUEの動作を定義する。GC PDCCHとDCIの各々がSFIを指示できる環境において、UEが各制御チャンネルを完全に受信できないときのUE動作が定義される。UEがSFIをよく知らない状態で誤作動する場合、ネットワーク及び隣接UEに干渉が起こるため、SFIをよく知らないUEの動作範囲が定義される必要がある。
【0160】
1.Stop Operation related with SFI
【0161】
一例として、UEはGC PDCCHを受けないことからSFIを知らない場合、次のSFIを知るまで、SFIに関連する動作を停止してもよい。SFI関連動作を停止した後、UEは以下の2つを考慮することができる。
【0162】
− 第一に、UEはDCI又はGC PDCCHに対するモニタリングを行うことができる。DCIにもSFI情報が含まれていることがあるので、DCIでSFIを受信するとUEは正常動作することができる。
【0163】
− 第二に、UEはDCIが受信されても無視して、GC PDCCHを通じてSFIを探すまで待機する。GC PDCCHとDCIの2つの制御チャンネルから送信されるSFIを組み合わせてこそ正確なSFIが導出可能な場合には、GC PDCCHのSFIを知らないUEは、DCIを通じてSFIが指示されても、DCIを通じて指示されたSFIを無視することができる。
【0164】
2.Fallback Operation
【0165】
GC PDCCHが受信できない場合、UEは、基本として定義されたデフォルト(default)スロットフォーマットに従うか、予め定義されたフォーマットをそのまま維持することができる。チャンネル状況が極めて動的に変化しないのであれば、UEが予め定義されたスロットフォーマットに従うことも合理的である。Defaultスロットフォーマットは、上位層シグナリング(higher layer signaling)や、制御チャンネルを通じて送信されてもよい。UEはDefaultスロットフォーマット又は前のスロットフォーマットに従って動作するものの、DCI又はGC PDCCHを持続的にモニタリングすることでDCIのSFI又はGC PDCCHのSFIを探すことができる。
【0166】
3.Report Receiving Failure
【0167】
GC PDCCHが受信されないとき、UEがGC PDCCH受信失敗に対する報告をいつULに送信するかに関する基本値(default)が定義されてもよい。
【0168】
UEが報告無しに、ただ次のGC PDCCHの受信を待機してもよいが、この場合、ネットワークはUEがGC PDCCHを受信できない理由が、送信パワーが弱いためであるか、UE端末の問題なのかが分からない可能性がある。よって、UEは、GC PDCCHの受信失敗に関する情報(e.g.,RSRP、RSRQ、SNR、BLERなど)をネットワークに通知することが望ましい。ネットワークは、特定のUEがGC PDCCHを受信しない場合、GC PDCCHのコードレート(code rate)調節などによって、特定のUEを含む端末グループの全てのUEがGC PDCCHを受信できるようにすることが可能であるため、ネットワークにUEからGC PDCCH受信失敗が報告されるのは意味がある。
【0169】
GC PDCCH受信失敗に関する報告が行える[U]区間が定義されてもよいが、一例として、スロットパターンの最後、中間などの特定の位置に常に[U]区間が来るように定義されるか、又はDCIで指示されるSFIにおいて[U]区間のみを活用して報告が行われてもよい。
【0170】
4.According to Reliability of Control Channels
【0171】
UEが動作を停止したり、ランダムに定められたスロットフォーマットによって動作せず、受信されたGC PDCCHのSFIを最大に活用して動作する方法も考えられる。
【0172】
GC PDCCHのSFIを収容するか否かや、GC PDCCHとDCIとのオーバーライドのための優先順位は、チャンネルの信頼度によって決定されてもよい。これはUEが判断するか、又はネットワークが判断してUEに通知してもよい。チャンネル信頼度は、RSRP、RSRQ、SNR及び/又はBLERなどから推定されてもよいが、これに限定されない。
【0173】
(1)Network defines Reliability
【0174】
UEが当該GC PDCCH情報をそのまま従うには信頼度が疑わしいと判断した場合には、UEはGC PDCCH情報に対する受信情報をネットワークに報告してもよい。ネットワークは信頼度(reliability)を判断してUEに通知することができる。
【0175】
信頼度は、後述のように、Reliable(level 1)>doubtful(level 2)>unreliable(level 3)の3つのステップに区分される。UEはGC PDCCHの信頼度がdoubtfulであると判断する場合、GC PDCCH情報に対する受信情報をネットワークに報告してもよい。UEがネットワークに報告する情報は、例えば、RSRP、RSRQ、SNR及び/又はBLERなどを含むことができる。ネットワークが信頼度を判断してUEに動作を指示する場合、UEがネットワークから指示を受信して動作を再開するまでに遅延が発生する可能性があるが、UE動作の信頼度は高くなる。
【0176】
(2)UE defines reliability(autonomous)
【0177】
UEが独自の閾値(threshold)を有して、信頼度(reliability)を判断することができる。閾値のメトリック(metric)は様々であるが、その例として、RSRP、RSRQ、SNR、BLERなどがある。
【0178】
UEが独自に判断して動作する場合とは、例えば、UEが受信した制御チャンネル情報の信頼度が疑わしいが、次の制御チャンネルが受信されるまでは所定の時間が必要であり、UEが動作を停止することが難しい場合などである。
【0179】
一例として、UEが判断できる信頼度は、Reliable>doubtful>unreliableの3つに分けられる。信頼度によって、UEは以下のように動作することができる。
【0180】
(a)Always follow IV.1 or IV.2 in the doubtful&unreliable cases
【0181】
SFIを誤って認識してUEが[D]を期待することは大きな問題にならないが、[D]、[R]、[E]を[U]に誤って認識してUL信号を送信したときには問題になり得る。したがって、UEがGC PDCCHに対して完全に信頼できない場合には、GC PDCCHができないときの動作を行うことができる。
【0182】
(b)Follow doubtful GC PDCCH
【0183】
UEがGC PDCCHのSFIを完全に信頼できない場合でも、動作を停止しないために、doubtful GC PDCCHのSFIに従って動作することもできる。
【0184】
Doubtful GC PDCCHのSFIに従って動作するとき、UEはDCIのSFIを用いてSFIを修正(modify)してもよい。この時にも、DCIの信頼度によってDCIとGC PDCCHとのオーバーライドの関係が定義されてもよい。
【0185】
DCIの信頼度がreliableであるときには、UEはDCIのSFIが指示するスロット区間の間はDCIのSFIに従って動作することができる。
【0186】
DCIの信頼度がdoubtfulであるときには、UEは[D]に対してはDCIのSFIが指示する[D]に従い、[U]に対してはGC PDCCHが指示する[U]に従ってもよい。UE−specific DCIが指示するSFI信頼度が十分に確保できない状態で、UEがUE−specificなSFIに従って[U]を誤って送信すると、他のUEやネットワークに影響を及ぼすためである。
【0187】
DCIの信頼度がunreliableであるときには、UEはGC PDCCHのSFIにそのまま従ってもよい。
【0188】
V.Network−behavior according to Control Channel Reception
【0189】
GC PDCCH又はDCIを通じてSFIのみならずデータの開始点と終了点がUEに伝達できる環境を考慮してもよい。データの開始/終了点に関する情報がUEに正しく受信されたか否かをネットワークが知る場合と知らない場合とでネットワーク動作がそれぞれ定義されてもよい。
【0190】
1つのTB(transport block)は複数のCBG(code block group)からなってもよく、UEは各CBG毎にACK/NACKを送信する環境を考慮してもよい。
【0191】
問題となる環境は以下のようである。UEが制御チャンネル間のオーバーライドの関係によって最初に指示されたスロットフォーマットの[D]区間よりも短いか、又は長い[D]区間を示す新たなSFIを受けることができる。ネットワークがUEのSFI伝達状態を完全に知っている場合は問題にならないが、ネットワークはUEが更新されたスロットフォーマットを正しく受信したが否かを確信できない場合がある。UEの状態をネットワークが知っている場合には問題にならないが、UEの状態を知らなくても、ネットワークはUEがDL信号を効率的に受信できるように動作する必要がある。
【0192】
1.Puncturing and Retransmission
【0193】
UEに、先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間よりも長い[D]区間を示す新たなSFIが送信され、UEが新たなSFIを正しく受信したか否かをネットワークが知らない場合には、ネットワークが先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間に合わせてDL信号を送信することができる。この場合、UEが新たなSFIを正しく受信できない場合でもDL信号を受信することには問題なく、UEが新たなSFIを正しく受信できた場合は、使用しない剰余の[D]区間が生じるだけで、UEがDL信号を受信することには問題がない。
【0194】
一方、先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間よりも短い[D]区間を示す新たなSFIが送信されて、UEが新たなSFIを正しく受信したか否かをネットワークが知らない場合には問題になる。ネットワークが送信しようとするDL信号が先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間だけであれば、UEが認識しているSFIに関係なく、DL信号を正しく送信できる方法が必要である。
【0195】
一例として、ネットワークが先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間に該当するDLデータを有するとき、ネットワークは先に指示されたスロットフォーマットの[D]区間と新たに指示されたスロットフォーマットの[D]区間との差分だけのDLデータをパンクチャリングして送信することができる。
【0196】
UEが新たなSFIを受信できない場合は、パンクチャリングされた部分までも受信を試み、UEが新たなSFIを受信できた場合は、パンクチャリングされた部分に対する受信を試みなくてもよい。UEがパンクチャリングされた部分に対する受信を試みるか否かには関係なく、UEがTBS(transport block size)を知っている場合は、UEはパンクチャリング部分に対してNACKを送信することができる。NACKを受信したネットワークは、初期送信時に用いられるRV(redundancy version)(e.g.,RV 0)でパンクチャリングされた部分をUEに送信することができる。また、UEがパンクチャリングしない部分に対してNACKを送信する場合、ネットワークは先に送信された当該データをRV1に再送信することができる。
【0197】
図6は、本発明の一実施例によるDL信号送信を説明するための図である。具体的に、図6(a)は、Old SFIとNew SFIを示し、図6(b)はネットワークが送信するDLデータのパンクチャリングと再送信を示す。図6(b)において影で表された箇所がパンクチャリングされたデータを示す。
【0198】
図6(a)を参照すれば、New SFIは[E]区間601を含むため、Old SFIの[D]区間よりも短い[D]区間を有する。すなわち、New SFIによって既存の[D]区間の長さが減る。
【0199】
ネットワークが送信しようとする1TB(transport block)が4個のCBGからなり、1TB送信に8個の[D]リソースが必要であると仮定する。
【0200】
New SFIは5個の[D]リソースのみを含むので、ネットワークは1TBで3個の[E]リソース601に該当するデータをパンクチャリングして送信することができる。よって、CBG1及びCBG2は完全に送信され、CBG3は一部のみ送信され、GBG4は送信されない。
【0201】
UEは1TBSよりも小さいデータが受信されたことが分かり、UEはCBG1、CBG2、CBG3及びCBG4の各々に対するHARQ−ACK情報として、ACK、ACK、NACK、NACKをそれぞれ送信する。
【0202】
HARQ−ACK情報を受信したネットワークは、CBG3及びCBG4をUEに送信する。
【0203】
2.Packing and Retransmission
【0204】
既存のスロットフォーマットの[D]区間よりも長い[D]区間を示す新たなSFIが送信され、ネットワークはUEが新たなSFIを正しく受信したか否かを知らない場合、ネットワークが既存のスロットフォーマットの[D]区間に合わせてDL信号を送信することができる。この場合、UEが新たなSFIを正しく受信できない場合でも、DL信号を受信することには問題がなく、UEが新たなSFIを正しく受信した場合は、使用されない剰余の[D]区間は発生だけで、UEがDL信号を受信することには問題がない。
【0205】
本発明の一実施例によれば、新たなSFIによって発生した剰余の[D]リソースを活用して、UEのDL信号受信性能を向上させることができる。例えば、ネットワークは既存の[D]区間にスケジュールされたデータを剰余の[D]リソースで再送信(繰り返し送信)することができる。
【0206】
再送信されるデータは周波数優先(frequency first)方式で抽出されるか(e.g.,図7(b)及び(c))、或いは時間優先(time first)方式で抽出されてもよい(e.g.,図7(d))。
【0207】
周波数優先方式の抽出が使用される場合、ネットワークはCBG単位で再送信を行うか(e.g.,図7(b))又は剰余の[D]リソースの全てにデータをマッピングするために当該CBGの途中を特定の時点で切って再送信することができる(e.g.,図7(c))。
【0208】
時間優先方式の抽出が使用される場合、CBGが周波数軸において途中で切られるようになって抽出されることもある(図7(d))。
【0209】
周波数優先方式の抽出が使用される場合、再送信に別の作業を要しないが、時間優先方式の抽出が使用される場合には、抽出されたCBG部分が剰余の[D]リソースに入るように抽出されたCBG部分に対する別のパッキング(packing)が行われてもよい。
【0210】
周波数優先又は時間優先方式で抽出及び再送信を行うとき、ネットワークは、再送信するデータに対するRVはRV0、RV1、…などと変更してもよい。例えば、RV 0、2、3、1のRVパターンで再送信が行われてもよい。
【0211】
このような再送信を行おうとするネットワークは、新たなSFIを送信するとき、UEにDCI及び/又は上位層シグナリングなどで再送信が行われるか否かを通知することができる。ネットワークが再送信可否を新たなSFIと共に通知する場合、新たなSFIを正しく受信できなかったUEは、既存のSFIに従ってデータを受信するため、再送信されるデータを受信することはできないが、少なくとも最初のデータ受信には問題がない。新たなSFIを正しく受信したUEは再送信が発生したことが分かるので、最初に送信されたデータ及び再送信されたデータをいずれも受信できる。
【0212】
図7は、本発明の一実施例によるDL信号送信方法を説明するための図である。具体的に、図7(a)は、Old SFIとNew SFIを示し、図7(b)及び図7(c)は、周波数優先方式の抽出が用いられた場合を示し、図7(d)は時間優先方式の抽出が用いられた場合を示す。
【0213】
図7(a)を参照すれば、New SFIは[D]区間701を含むため、Old SFIの[D]区間よりも長い[D]区間を有する。すなわち、[D]区間701が剰余の[d]リソースに該当する。
【0214】
ネットワークが送信しようとする1TB(transport block)が4個のCBGからなり、1TB送信に8個の[D]リソースが必要であると仮定する。
【0215】
説明の便宜のために、図7(b)及び(c)では剰余の[D]リソースに再送信(繰り返し送信)されるデータがCBG1から始まり、図7(d)では剰余の[D]リソースに再送信(繰り返し送信)されるデータが高い周波数から始まると仮定するが、本発明はここに限定されず、再送信のためのデータの選択は多様に変更されることができる。
【0216】
図7(b)を参照すれば、CBG単位で再送信が行われるが、ネットワークはCBG1を選択して、3個の剰余の[D]リソースのうち2個にマッピングする。
【0217】
図7(c)を参照すれば、ネットワークはCBG1の全体とCBG2の一部を選択して、3個の剰余の[D]リソースにマッピングする。
【0218】
図7(d)を参照すれば、ネットワークはCBG1〜CBG4の一部の周波数帯域を選択して、3個の剰余の[D]リソースに合わせてパッキングして、パッキングされたデータをマッピングする。
【0219】
図8は、本発明の一実施例による下りリンク信号の送受信方法のフローを示す図である。図8は、上述した実施例に対する例示的な具現であって、本発明の権利範囲は図8に限定されず、上述した内容が図8に対して参照されてもよい。
【0220】
まず、端末は基地局から上位層シグナリング情報を受信する(805)。図8においては、説明の便宜のために、上位層シグナリング情報の1回の受信を示したが、上位層シグナリング情報は複数回にかけて送信されてもよい。上位層シグナリング情報は、例えば、Semi−static U/D resource configurationを含んでもよい。上位層シグナリング情報はUE−dedicated RRCシグナリングされるCSI−RSリソース設定、SRSリソース設定、CSI測定設定及びGrant−freeリソース設定のうち少なくとも1つを含むことができる。便宜上、CSI−RSリソース設定が上位層シグナリングによって端末に設定されたと仮定する。CSI−RSリソース設定は、周期的CSI−RSに対するリソースを含んでもよい。
【0221】
端末はGC−PDCCH(group common−physical downlink control channel)を通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を受信する(810)。基地局としては、図8に示された端末を含む端末グループにGC−PDCCHを通じてスロットフォーマット関連情報(SFI)を送信することと理解できる。SFIはスロットを構成する複数のリソース(e.g.,シンボル)の各々がD(downlink)リソースであるか、U(uplink)リソースであるか、又はD/Uが決定されていない第3のリソースでるかを指示することができる。
【0222】
端末は、GC−PDCCHを通じて受信されたSFIによって、CSI−RSリソース上でCSI−RSを受信(815)するか、又はCSI−RSの受信を非活性化することができる。GC−PDCCHのSFIがCSI−RSリソース上にUリソース及び第3のリソースのうちいずれか1つでも設定する場合には、端末はCSI−RSリソース上に予定されていたCSI−RSの受信を非活性化することができる。CSI−RS受信を非活性化するとは、CSI−RS受信のキャンセル(cancel)、すなわち端末がCSI−RSリソース上でCSI−RSを受信しないことを意味してもよい。よって、GC−PDCCHのSFIがCSI−RSリソースを全体としてDリソースと設定する場合にのみ、端末はCSI−RSリソース上でCSI−RSを受信することができる。基地局としては、GC−PDCCHのSFIによってCSI−RSリソース上にUリソース及び第3のリソースのうち少なくとも1つを設定して、CSI−RSリソース上に予定されていた端末グループのCSI−RSの受信を非活性化させることができる。
【0223】
端末は上りリンク又は下りリンク信号をスケジュールするDCI(downlink control information)を受信することができる(820)。
【0224】
DCIはGC−PDCCHのSFIによる第3のリソースの設定をオーバーライドすることができる。
【0225】
DCIによってスケジュールされた信号がGC−PDCCHのSFIによる第3のリソースに位置する場合、端末は第3のリソース上でDCIによって上りリンク信号の送信又は下りリンク信号の受信を行うことができる。
【0226】
DCIがGC−PDCCHのSFIによるDリソース及びUリソースの設定をオーバーライドすることは許容されなくてもよい。
【0227】
GC−PDCCHのSFIは端末に準静的(semi−static)設定によって指示された第3のリソース候補のうち第3のリソースを指示することができる。
【0228】
準静的(semi−static)設定によるリソースのうちオーバーライドが許容されないリソースに対しては、GC−PDCCHのSFIが前記準静的設定と異なるようにリソースを構成することが許容されなくてもよい。
【0229】
端末に設定された非承認(grant−free)送信リソース内にSFIによって第3のリソースが設定される場合、第3のリソース上では非承認送信が行われなくてもよい。
【0230】
第3のリソースはフレキシブル(Flexible)リソースであってもよい。一例として、第3のリソースはDリソースとUリソースとの間のGP(guard period)を含んでもよい。
【0231】
図9は、本発明の一実施例による無線通信システム100における基地局105及び端末110の例示的な構成を示すブロック図である。基地局105はeNB又はgNBと称されてもよい。端末110はUEと称されてもよい。図9に示された基地局105及び端末110は、上述した実施例が行える装置の一具現例であるだけで、本発明による基地局と端末は図9に限定されない。
【0232】
無線通信システム100を簡略に示すために、1つの基地局105と1つの端末110を示したが、無線通信システム100は1つ以上の基地局及び/又は1つ以上の端末を含む。
【0233】
基地局105は、送信(Tx)データプロセッサー115、シンボル変調器120、送信器125、送受信アンテナ130、プロセッサー180、メモリ185、受信器190、シンボル復調器195及び受信データプロセッサー197を含むことができる。そして、端末110は、送信(Tx)データプロセッサー165、シンボル変調器175、送信器175、送受信アンテナ135、プロセッサー155、メモリ160、受信器140、シンボル復調器155及び受信データプロセッサー150を含むことができる。送受信アンテナ130、135はそれぞれ基地局105及び端末110に1つとして示されているが、基地局105及び端末110は複数の送受信アンテナを備えている。よって、本発明による基地局105及び端末110はMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムを支援する。また、本発明による基地局105はSU−MIMO(Single User−MIMO)MU−MIMO(Multi User−MIMO)方式の全てを支援することができる。
【0234】
下りリンク上で、送信データプロセッサー115はトラフィックデータを受信し、受信したトラフィックデータをフォーマットしてコードし、コードされたトラフィックデータをインターリービングして変調し(又はシンボルマッピングし)、変調シンボル(「データシンボル」)を提供する。シンボル変調器120はこのデータシンボルとパイロットシンボルを受信及び処理してシンボルのストリームを提供する。
【0235】
シンボル変調器120は、データ及びパイロットシンボルを多重化し、これを送信器125に送信する。ここで、それぞれの送信シンボルはデータシンボル、パイロットシンボル又はゼロの信号値であり得る。それぞれのシンボル周期で、パイロットシンボルが連続的に送信されることもできる。パイロットシンボルは周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)又はコード分割多重化(CDM)シンボルであり得る。
【0236】
送信器125はシンボルのストリームを受信し、これを1つ以上のアナログ信号に変換し、さらにこのアナログ信号を追加的に調節して(例えば、増幅、フィルタリング及び周波数アップコンバーティング(upconverting))して、無線チャンネルを介した送信に適した下りリンク信号を発生させる。すると、送信アンテナ130は発生した下りリンク信号を端末に送信する。
【0237】
端末110の構成において、受信アンテナ135は基地局からの下りリンク信号を受信し、受信された信号を受信器140に提供する。受信器140は受信された信号を調整し(例えば、フィルタリング、増幅、及び周波数ダウンコンバーティング(downconverting))、調整された信号をデジタル化してサンプルを獲得する。シンボル復調器145は受信されたパイロットシンボルを復調し、チャンネル推定のためにこれをプロセッサー155に提供する。
【0238】
また、シンボル復調器145はプロセッサー155から下りリンクに対する周波数応答推定値を受信し、受信されたデータシンボルに対してデータ復調を行って(送信されたデータシンボルの推定値である)データシンボル推定値を獲得し、データシンボル推定値を受信(Rx)データプロセッサー150に提供する。受信データプロセッサー150はデータシンボル推定値を復調(すなわち、シンボルデマッピング(demapping))し、デインターリービング(deinterleaving)し、デコードして送信トラフィックデータを復旧する。
【0239】
シンボル復調器145及び受信データプロセッサー150による処理はそれぞれ基地局105でのシンボル変調器120及び送信データプロセッサー115による処理に対して相補的である。
【0240】
端末110は上りリンク上で、送信データプロセッサー165はトラフィックデータを処理してデータシンボルを提供する。シンボル変調器170はデータシンボルを受信して多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを送信器175に提供することができる。送信器175はシンボルのストリームを受信及び処理して上りリンク信号を発生させる。そして、送信アンテナ135は発生した上りリンク信号を基地局105に送信する。端末及び基地局における送信機及び受信機は1つのRE(Radio Frequency)ユニットで構成されてもよい。
【0241】
基地局105で、端末110から上りリンク信号が受信アンテナ130を介して受信され、受信器190は受信した上りリンク信号を処理してサンプルを獲得する。ついで、シンボル復調器195はこのサンプルを処理し、上りリンクに対して受信されたパイロットシンボル及びデータシンボル推定値を提供する。受信データプロセッサー197はデータシンボル推定値を処理し、端末110から送信されたトラフィックデータを復旧する。
【0242】
端末110及び基地局105のそれぞれのプロセッサー155、180はそれぞれ端末110及び基地局105での動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサー155、180はプログラムコード及びデータを格納するメモリユニット160、185と連結されることができる。メモリ160、185はプロセッサー180に連結され、オペレーティングシステム、アプリケーション、及び一般ファイル(general files)を格納する。
【0243】
プロセッサー155、180はコントローラー(controller)、マイクロコントローラー(microcontroller)、マイクロプロセッサー(microprocessor)、マイクロコンピューター(microcomputer)などとも言える。一方、プロセッサー155、180はハードウェア(hardware)又はファームウェア(firmware)、ソフトウェア、又はこれらの組合せによって実現されることができる。ハードウェアを用いて本発明の実施例を実現する場合には、本発明を実行するように構成されたASICs(application specific integrated circuits)又はDSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)などがプロセッサー155、180に備えられることができる。
【0244】
一方、ファームウェア又はソフトウェアを用いて本発明の実施例を具現する場合には、本発明の機能又は動作を行うモジュール、過程又は関数などを含むようにファームウェア又はソフトウェアが構成されることができ、本発明を実行するように構成されたファームウェア又はソフトウェアはプロセッサー155、180内に備えられるか、メモリ160、185に格納されてプロセッサー155、180によって駆動されることができる。
【0245】
端末と基地局の無線通信システム(ネットワーク)間の無線インターフェースプロトコルのレイヤーは通信システムでよく知られたOSI(open system interconnection)モデルの下位3レイヤーに基づいて第1レイヤーL1、第2レイヤーL2及び第3レイヤーL3に分類されることができる。物理レイヤーは前記第1レイヤーに属し、物理チャンネルを介して情報送信サービスを提供する。RRC(Radio Resource Control)レイヤーは前記第3レイヤーに属し、UEとネットワーク間の制御無線リソースを提供する。端末、基地局は無線通信ネットワークとRRCレイヤーを介してRRCメッセージを交換することができる。
【0246】
以上で説明した実施例は本発明の構成要素と特徴が所定の形態に結合されたものである。各構成要素又は特徴は別途の明示的言及がない限り選択的なものとして考慮されなければならない。各構成要素又は特徴は他の構成要素又は特徴と結合しない形態に実施されることができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明する動作の順序は変更されることができる。一実施例の一部の構成又は特徴は他の実施例に含まれることができ、あるいは他の実施例の対応する構成又は特徴と取り替えられることができる。特許請求の範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施例を構成したり出願後の補正によって新しい請求項として含ませることができるのは明らかである。
【0247】
本発明は本発明の精神及び必須の特徴から逸脱しない範囲内で他の特定の形態に具体化されることができるのは当業者に明らかである。よって、前記の詳細な説明は全ての面で制限的に解釈されてはいけなく例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は添付の請求項の合理的解釈によって決定されなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0248】
以上のように本発明は様々な無線通信システムに適用できる。
【図1】
【図2(a)】
【図2(b)】
【図3】
【図4】
【図5(a)】
【図5(b)】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【国際調査報告】