(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019531814
(43)【公表日】20191107
(54)【発明の名称】医療用コネクタのための浄化キャップ
(51)【国際特許分類】
   A61M 39/20 20060101AFI20191011BHJP
   A61M 39/16 20060101ALI20191011BHJP
   A61L 2/26 20060101ALI20191011BHJP
   A61L 2/18 20060101ALI20191011BHJP
   A61L 101/02 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/26 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/30 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/32 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/34 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/36 20060101ALN20191011BHJP
   A61L 101/52 20060101ALN20191011BHJP
【FI】
   !A61M39/20
   !A61M39/16
   !A61L2/26
   !A61L2/18
   !A61L101:02
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   !A61L101:36
   !A61L101:52
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】63
(21)【出願番号】2019520015
(86)(22)【出願日】20171012
(85)【翻訳文提出日】20190610
(86)【国際出願番号】US2017056407
(87)【国際公開番号】WO2018071717
(87)【国際公開日】20180419
(31)【優先権主張番号】62/420,359
(32)【優先日】20161110
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/490,952
(32)【優先日】20170427
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/526,847
(32)【優先日】20170629
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/527,897
(32)【優先日】20170630
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/571,157
(32)【優先日】20171011
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/408,546
(32)【優先日】20161014
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】508004797
【氏名又は名称】アイシーユー・メディカル・インコーポレーテッド
【住所又は居所】アメリカ合衆国・カリフォルニア・92673・サン・クレメンテ・カレ・アマネサー・951
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】トーマス・エフ・ファングロウ
【住所又は居所】アメリカ合衆国・カリフォルニア・92673・サン・クレメンテ・カーレ・アマネサー・951
(72)【発明者】
【氏名】ムハマド・ウスマン・アフザル
【住所又は居所】アメリカ合衆国・カリフォルニア・92673・サン・クレメンテ・カーレ・アマネサー・951
【テーマコード(参考)】
4C058
4C066
【Fターム(参考)】
4C058AA12
4C058BB07
4C058EE26
4C058JJ07
4C058JJ08
4C066CC01
4C066JJ03
4C066NN04
4C066NN20
(57)【要約】
医療用コネクタを殺菌および/または保護するために使用され得る消毒用キャップが、本明細書で開示されている。いくつかの実施形態では、消毒用キャップは、医療用コネクタに除去可能に取り付けられるように構成されている第1のチャンバを含むことが可能である。また、医療用物品とともに使用するための送達システムが、本明細書で開示されている。いくつかの実施形態では、送達システムは、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリのためのさまざまなディスペンシングシステムを含む。いくつかの実施形態では、送達システムは、医療用物品が送達システムから個別に除去可能になることを許容するように構成され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の消毒用キャップのための送達システムであって、
複数の消毒用キャップを含むように構成されている細長いチューブ状の本体部またはスリーブであって、前記複数の消毒用キャップのうちの1つの外側幅に対応する内部幅を有する内側キャビティを含み、前記消毒用キャップが、単一の縦列で前記スリーブを通って移動するように構成されるようになっている、チューブ状の本体部またはスリーブと、
ディスペンシング領域の中の開口部を通して医療用物品を引っ張るかまたは押すことによって、前記医療用物品がユーザによって除去されるまで、前記送達システムの中に前記医療用物品を維持するように構成されている、ディスペンシング領域と
を含む、送達システム。
【請求項2】
前記開口部は、可撓性である、請求項1に記載の送達システム。
【請求項3】
前記開口部を形成するように構成されている引き離し部分をさらに含む、請求項2に記載の送達システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の送達システムおよび前記消毒用キャップの組み合わせ。
【請求項5】
前記チューブ状の本体部は、複数の消毒用キャップホルダの中の前記複数の消毒用キャップを含むように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の送達システム。
【請求項6】
シュラウドによって取り囲まれたオス型ルアー端部を備える医療用コネクタに取り付けるように構成されている浄化ルアーキャップであって、
スカートおよび突出部を有するハウジングと、
液体ディスペンシング材料と
を含み、
前記スカートは、前記医療用コネクタの前記シュラウドの外側表面と除去可能に連結するように構成されており、
前記突出部は、前記医療用コネクタの前記オス型ルアー端部を受け入れるように構成されている開口部を有しており、前記液体ディスペンシング材料は、前記突出部の外側表面に連結されており、また、前記浄化ルアーキャップが前記医療用コネクタに取り付けられているときに、前記オス型ルアー端部を拭き取って浄化するように構成されている、浄化ルアーキャップ。
【請求項7】
請求項6に記載の浄化ルアーキャップおよび前記医療用コネクタの組み合わせ。
【請求項8】
医療用デバイスを浄化するように構成されている浄化システムであって、
キャップと、
キャップホルダと
を含み、
前記キャップは、
滑らかでねじ山なしの内部壁部を備えた内部チャンバを有するハウジングであって、前記内部壁部は、浄化キャップが前記医療用デバイスに取り付けられているときに、膨張するように構成されている、ハウジングと、
前記内部チャンバの中に位置決めされている消毒用液体ディスペンシング材料であって、前記ハウジングから分離している、液体ディスペンシング材料と
を含み、
前記キャップホルダは、
前記キャップを受け入れるように構成されている内部チャンバを備えたハウジングと、
前記内部チャンバの上方に延在するシールと
を含む、浄化システム。
【請求項9】
請求項8に記載の浄化システムおよび前記医療用デバイスの組み合わせ。
【請求項10】
前記液体ディスペンシング材料は、スポンジを含む、請求項8または9に記載の浄化システム。
【請求項11】
複数の外部リブをさらに含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の浄化システム。
【請求項12】
前記キャップホルダの前記ハウジングは、剛性である、請求項8〜11のいずれか一項に記載の浄化システム。
【請求項13】
医療用デバイスと連結するように構成されている浄化キャップであって、
近位端部および遠位端部、内部チャンバ、ならびに、前記内部チャンバの中に位置決めされている複数の近位に延在する突起部を含む、ハウジングと、
前記突起部同士の間に位置決めされている浄化用の液体またはゲルと
を含み、
前記浄化キャップが前記医療用デバイスと連結されているときに、前記突起部および前記浄化用の液体またはゲルが、前記医療用デバイスと相互作用し、前記医療用デバイスを浄化する、浄化キャップ。
【請求項14】
請求項13に記載の浄化キャップおよび前記医療用デバイスの組み合わせ。
【請求項15】
前記複数の突起部は、前記浄化キャップと一体的に形成されている、請求項13または14に記載の浄化キャップ。
【請求項16】
複数の外部リブをさらに含む、請求項13〜15のいずれか一項に記載の浄化キャップ。
【請求項17】
前記ハウジングは、弾性的に変形可能である、請求項14に記載の浄化キャップ。
【請求項18】
前記内部チャンバは、滑らかでねじ山なしである、請求項17に記載の浄化キャップ。
【請求項19】
嫌な味の薬剤を含む消毒用キャップであって、前記嫌な味の薬剤は、前記消毒用キャップの摂取を阻止するように構成されている、消毒用キャップ。
【請求項20】
前記嫌な味の薬剤は、前記消毒用キャップの一部分の上にコーティングされている、請求項19に記載の消毒用キャップ。
【請求項21】
前記嫌な味の薬剤は、前記消毒用キャップのチャンバの中に位置決めされている、請求項19または20に記載の消毒用キャップ。
【請求項22】
前記嫌な味の薬剤は、前記消毒用キャップの材料の中へ注入されている、請求項19〜21のいずれか一項に記載の消毒用キャップ。
【請求項23】
消毒剤をさらに含む、請求項19〜22のいずれか一項に記載の消毒用キャップ。
【請求項24】
前記消毒剤は、前記消毒用キャップのチャンバの中に位置決めされている、請求項23に記載の消毒用キャップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
参照による組み込み
2016年10月14日に出願された米国仮特許出願第62/408,546号明細書、2016年11月10日に出願された米国仮特許出願第62/420,359号明細書、2017年4月27日に出願された米国仮特許出願第62/490,952号明細書、2017年6月29日に出願された米国仮特許出願第62/526,847号明細書、2017年6月30日に出願された米国仮特許出願第62/527,897号明細書、および、2017年10月11日に出願された米国仮特許出願第62/571,157号明細書の内容全体は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれており、本開示の一部を形成している。先述の仮特許出願のいずれかの中の任意の実施形態に説明および/または図示されている任意の特徴、構造体、材料、方法、またはステップは、本明細書の以下の段落もしくは添付の図面に説明および/もしくは図示されている任意の特徴、構造体、材料、方法、もしくはステップとともに、または、その代わりに使用され得る。
【0002】
本発明は、キャップに関し、より具体的には、医療用コネクタとともに使用するための消毒用キャップに関する。
【0003】
本明細書で開示されている特定の実施形態は、医療用コネクタのためのキャップに関し、より具体的には、たとえば、流体フローのためにまたは流体送達システムのために使用され得るコネクタなど、接続されていない医療用コネクタの将来の汚染を殺菌および防止するために使用され得るキャップに関する。
【背景技術】
【0004】
カテーテルは、さまざまな医療処置を必要とする患者を治療するために幅広く使用されている。カテーテルは、短期間の使用に関して、急性もしくは一時的であるか、または、長期間の治療に関して慢性であるかのいずれかであることが可能である。カテーテルは、一般に、末梢静脈部位から中心静脈(たとえば、大静脈など)の中へ挿入され、患者の血管系へのアクセスを提供する。
【0005】
カテーテル接続、たとえば、透析マシンチュービングへの、IVラインチュービングへの、注入ポートへの、および、カテーテルキャップ(それは、カテーテルの端部を封止するために使用され、カテーテルの無菌状態を保護し、流体喪失および/または粒子汚染を防止する)への、カテーテルの接続などは、医療業界の標準化されたルアーテーパフィッティングを利用して作製されることが最も多い。これらのフィッティングは、オス型カップリングまたはメス型カップリングのいずれかである可能性があり、これらのフィッティングは、標準化された寸法のテーパ付きの端部を含む。カップリングは、嵌合パーツの圧入によって作製される。ねじ山付きのロックフィットまたは他のタイプの固定機構が、一般に利用されており、ルアーフィッティングの圧力嵌めの完全性を確実にする。また、複数のコンポーネントを一緒に選択的に連結するために使用され得る、他の非標準的なフィッティングが存在している。
【0006】
カテーテル関連血流感染症(CRBSI)、たとえば、血管内カテーテルを介して患者の身体に進入する微生物によって引き起こされ得るものなどは、不必要な病気、合併症、および余剰の医療費の大きな原因である。かなりの数のそのような感染が、毎年、米国の集中治療室で起こっている。
【0007】
カテーテルの中に抗菌剤を提供することは、これらの感染を低減させるための1つのアプローチである。しかし、そのようなカテーテルの多くは、満足のいく結果を有していない。追加的に、いくつかの微生物は、カテーテルの中に使用されているさまざまな抗菌剤に対する耐性を生じた。
【0008】
消毒用キャップの使用、たとえば、商標SWABCAPの下でExcelsiorによって製造および販売されているキャップなどの使用は、感染の発生を大いに低減させ、なかでも、患者に関するかなりの健康上の利益、および、膨大なコスト節減を結果として生じさせることが見出された。しかし、さまざまな医療用フィッティングまたはコネクタとともに使用するための代替的なキャップ設計に対する必要性が依然として存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】米国特許出願公開第2013/0006194号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2015/0217106号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本明細書で開示されているのは、流体フローまたは流体送達システムを介して、たとえば、医療用コネクタ、ニードルレス注入部位、および/または医療用流体移送デバイスなどを介して、微生物が患者の血流に進入する脅威を低減させることができる殺菌キャップである。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のキャップは、たとえば、ルアーフィッティングを有するメス型またはオス型の医療用コネクタなど、1つまたは複数のルアーコネクタを備えた医療用注入システムとともに使用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、キャップは、ベースと、液体ディスペンシング材料、たとえば、吸収性材料などとを有しており、液体ディスペンシング材料は、治療用の液体またはゲル、たとえば、液体またはゲルの消毒剤または抗菌剤(たとえば、イソプロピルアルコール、またはグルコン酸クロルヘキシジン、または金属イオン、たとえば、銀イオンもしくは銅イオンなど、または、汚染物質を浄化または除去するための任意の他の適切な1つまたは複数の薬剤)を担持するように構成されている。
【0011】
ここで、実施形態が、以下の図面を参照して説明され、図面は、例として提供されており、限定として提供されていない。同様の参照番号は、同一のまたは機能的に同様のエレメントを示している。図面に示されているすべてのコンポーネントおよび特徴のサイズおよび相対的比率は、本開示の一部を形成しているが、そのような特許請求の範囲の中に具体的に含まれていなければ、特許請求の範囲の一部であるとして解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1A】消毒用キャップの実施形態の正面斜視図である。
【図1B】図1Aの消毒用キャップの後方斜視図である。
【図1C】図1Aの消毒用キャップの上面図である。
【図1D】図1Aの消毒用キャップの背面図である。
【図1E】図1Aの消毒用キャップの側面図である。
【図1F】図1Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図1G】消毒用キャップの実施形態の上面図である。
【図1H】図1Gの消毒用キャップの側断面図である。
【図2】消毒用キャップの別の実施形態の側断面図である。
【図3A】消毒用キャップの実施形態の正面斜視図である。
【図3B】図3Aの消毒用キャップの後方斜視図である。
【図3C】図3Aの消毒用キャップの背面図である。
【図3D】図3Aの消毒用キャップの側面図である。
【図3E】図3Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図4】消毒用キャップの実施形態の側断面図である。
【図5】消毒用キャップの実施形態の側断面図である。
【図6】消毒用キャップの実施形態の側断面図である。
【図7A】消毒用キャップの実施形態の正面斜視図である。
【図7B】図7Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図7C】図7Aの消毒用キャップの別の側断面図である。
【図7D】図7Aの消毒用キャップの上面図である。
【図7E】図7Aの消毒用キャップの背面図である。
【図8A】消毒用キャップの実施形態の正面斜視図である。
【図8B】図8Aの消毒用キャップの上面図である。
【図8C】図8Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図9A】消毒用キャップの実施形態の後方斜視図である。
【図9B】図9Aの消毒用キャップの背面図である。
【図9C】図9Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図10A】消毒用キャップの実施形態の正面斜視図である。
【図10B】図10Aの消毒用キャップの側断面図である。
【図10C】図10Aの消毒用キャップの別の側断面図である。
【図10D】図10Aの消毒用キャップの上面図である。
【図10E】図10Aの消毒用キャップの背面図である。
【図11A】消毒用キャップを製造するプロセスの例の側面図である。
【図11B】図11Aの製造のプロセスの上面図である。
【図11C】図11Aの製造のプロセスの側面図である。
【図11D】図11Aの製造のプロセスの側断面図である。
【図12】消毒用キャップを製造するプロセスの例の側断面図である。
【図13A】消毒用キャップホルダアセンブリの実施形態の正面斜視図である。
【図13B】図13Aの消毒用キャップホルダアセンブリの側断面図である。
【図14】消毒用キャップホルダアセンブリのためのディスペンシングバッグの実施形態の正面図である。
【図15】図14の複数のディスペンシングバッグの正面斜視図である。
【図16A】図14のディスペンシングバッグの正面図である。
【図16B】図14のディスペンシングバッグの背面図である。
【図17A】消毒用キャップホルダアセンブリのためのディスペンシングバッグの実施形態の部分的な正面図である。
【図17B】消毒用キャップホルダアセンブリのためのディスペンシングバッグの実施形態の部分的な正面図である。
【図17C】消毒用キャップホルダアセンブリのためのディスペンシングバッグの実施形態の部分的な正面図である。
【図18】消毒用キャップホルダアセンブリのためのディスペンシングバッグの実施形態の正面図である。
【図19A】消毒用キャップホルダアセンブリのためのストリップパッケージの上面図である。
【図19B】図19Aのストリップパッケージの側面図である。
【図19C】図19Aのストリップパッケージの側断面図である。
【図19D】図19Aのストリップパッケージの分解された側断面図である。
【図20A】消毒用キャップホルダアセンブリを有するシリンジアセンブリの実施形態の正面斜視図である。
【図20B】図20Aのシリンジアセンブリおよび消毒用キャップホルダアセンブリの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
さまざまなシステム、方法、およびコンポーネントが、医療用キャップの異なる実施形態において使用され得る。いくつかの実施形態が、添付の図に図示されている。しかし、図は、図示の便宜上のためだけに提供されており、示されている特徴の特定の組み合わせに本発明を限定するように解釈されるべきではない。むしろ、本明細書に説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントは、それ自身によって使用され得るか、または、本明細書に説明および/または図示されている任意の他の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントとともに、もしくは、それの代わりに使用され得る。本明細書の中のものは、何も本質的または必須のものではない。本明細書のどこかに説明および/または図示されているデバイス、接続、または機構のいずれかは、ルアーコネクタに取り付けるか、または、ルアーコネクタを保護もしくは浄化するように構成され得、そのルアーコネクタは、ISO規格594もしくはISO 80369に準拠しているか、または、医療用流体コネクタに適用可能な任意の他の工業規格に準拠することが可能である。
【0014】
概説
本開示は、医療用コネクタを殺菌および/または保護するために使用され得る浄化キャップの実施形態に関する。キャップは、IVラインなどのような流体経路に関連付けられる血管内コネクタとともに使用され得る。本出願の中の任意のタイプのコネクタ(たとえば、オス型ルアーコネクタ)へのすべての言及は、医療用流体の貯蔵もしくは移送、または、医療用流体ラインの接続を達成するかまたは促進する、任意のタイプの医療用器具を含んで開示していると理解されるべきである(たとえば、任意のオープン型のまたは再シール可能な流体ラインコネクタ、シリンジ、カテーテルコネクタ、バイアル、バイアルアダプタ、ポンプカートリッジまたは使い捨ての医薬品調合コンポーネント、メス型コネクタ、血液ラインコネクタ、IVバッグ、カテーテルインサータ、ベンティングまたはプライミングキャップなど)。
【0015】
流体経路は、確立されると、患者の血流への直接的なアクセスを提供することが可能であり、薬物を患者に投与するために間欠的に使用され得る。これらの流体経路は、他の医療用コネクタに接続され得る1つまたは複数の関連の医療用コネクタを有することが可能である。いくつかの実施形態では、複数の対応するコネクタは、オス型またはメス型の接続領域、たとえば、オス型またはメス型のルアー接続領域またはルアーロックなどを有することが可能である。接続領域は、さまざまな時間において、流体経路に接続しおよび切り離すために、便利な方式を提供することが可能である。接続領域を備えたコネクタが切り離されているときに、1つまたは複数のキャップ(たとえば、ルアーキャップ)が、接続されていないコネクタを潜在的な汚染から保護することが可能である。外側からの潜在的な将来の汚染からコネクタを封止する前に、接続領域(たとえば、ルアー接続領域)を殺菌するための何らかの形態の消毒薬を、キャップが担持または含むことが有利である可能性がある。本明細書の中の任意の実施形態に図示および/または説明されている任意の構造体、ステップ、材料、またはコンポーネントは、本明細書の中の任意の他の実施形態に図示および/もしくは説明されている任意の他の構造体、ステップ、材料、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得る。構造体、ステップ、材料、またはコンポーネントは、何も本質的または必須のものではない。
【0016】
消毒用キャップ
図1A〜図1Hは、いくつかの実施形態による消毒用キャップ82のさまざまな図である。とりわけ、図1Aは、消毒用キャップ82の正面斜視図であり、図1B〜図1Fは、それぞれ、図1Aの消毒用キャップ82の後方斜視図、上面図、底面図、側面図、および側断面図であり、図1Gおよび図1Hは、消毒材料86を含む、図1Aの消毒用キャップ82の上面図および側断面図である。別段の定めがない限り、図1A〜図1Hの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。また、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかは、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82とともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0017】
図1Aおよび図1Bに示されているように、消毒用キャップ82は、第1のチャンバ84を含むことが可能である。第1のチャンバ84は、医療用コネクタに除去可能に取り付けられるように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、内部表面87を含むことが可能であり、内部表面87は、医療用コネクタの一部分と相互作用するように構成されており、たとえば、なかでも、医療用コネクタの端部、医療用コネクタの1つもしくは複数のねじ山、および/または、医療用コネクタの1つもしくは複数の機構などと相互作用するように構成されている。いくつかの実施形態では、内部表面87は、ねじ山のないものであることが可能であり、また、任意の適切な表面テクスチャ加工、たとえば、滑らかなものおよび/または粗いものなどを有することが可能である。いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、医療用コネクタの一部分の上に、および/または、医療用コネクタの一部分から離れるように、押されおよび/またはねじられ得る。いくつかの実施形態では、図1Fに示されているように、内部表面87の直径84D1は、医療用コネクタの外側表面の直径と本質的に同じサイズであるか、または、それよりもわずかに小さいか、または、それよりもわずかに大きくなっており、消毒用キャップ82と医療用コネクタとの間の相互作用を促進することが可能である。たとえば、内部表面87の少なくとも一部分は、医療用コネクタの一部分にスライド可能に接触するように構成され得(キャップ82は、取り付けの間に、医療用コネクタの一部分に取り付けられるように構成されている)、内部表面87が弾性的にまたは弾力的に膨張するかまたは伸びることを強要し、または、内部表面87が、その他の方法で、取り付けのための医療用コネクタの一部分を受け入れるように移動することを強要する。いくつかの実施形態では、医療用コネクタの一部分に接触する内部表面87のセクションは、スクリューねじ山などのような任意の内向きに方向付けられた突出部、または、他の表面凹凸を含んでおらず、それは、過度の緊張をユーザに生成することなく、就業日の全体を通して、キャップ82および医療用コネクタの繰り返される取り付けおよび除去を可能にするのに十分に小さい大きさを有する、概して軸線方向に方向付けられた、ユーザによって誘起された押し込み力の下で、キャップ82と医療用コネクタとの間の取り付けを可能にするのに十分に滑らかである。第1のチャンバ84は、たとえば、非意図的な除去を抑制するために、ぴったりとおよび/またはしっかりと医療用コネクタに係合することなどによって、医療用コネクタに係合するのに十分に大きい直径84D1を有することが可能である。いくつかの実施形態では、図1A〜図1Fに図示されているように、第1のチャンバ直径84D1は、内側フランジ123の直径123D2よりもわずかに小さくなっていることが可能である。代替的に、直径84D1は、より小さい医療用コネクタに係合するようにサイズ決めされ得る。いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、複数の内部直径を有することが可能であるが、第1のチャンバ84は、図1A〜図1Fに図示されているように、唯一の直径を有することが可能であることが企図される。医療用コネクタは、消毒用キャップ82の内部表面87と相互作用することができる任意の適切な形状および/または構成になっていることが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、医療用コネクタは、ねじ山、リッジ部、リブ、テクスチャ加工されたおよび/または粗い表面などを含むことが可能であるが、医療用コネクタは、任意の適切な構造を含むことが可能であり、任意の適切な形状を有することが可能であることが理解されよう。
【0018】
消毒用キャップ82を医療用コネクタに取り付けることを促進するために、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、荷重が印加されているときに変形することが可能な半剛性の材料を含むことが可能である。これは、有利には、内部表面87が医療用コネクタの1つまたは複数の機構と相互作用するときに、消毒用キャップ82の内部表面87が一時的におよび/または恒久的に変形することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、剛性の材料を含むことが可能であり、剛性の材料は、内部表面87が医療用コネクタの一部分と係合することを可能にするように十分に柔軟である。いくつかの実施形態では、医療用コネクタとキャップ82との間のインターフェースは、流体密封のシールを形成することが可能である。消毒用キャップ82が医療用コネクタに取り付けられているときに、そのような流体密封のシールは、第1のチャンバ84の一部分を外側の環境から隔離する物理的なバリアとして機能するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、流体密封のシールは、消毒剤が第1のチャンバ84の隔離された部分から離れることを阻止するように構成され得、および/または、汚染物質が第1のチャンバ84の隔離された部分に進入することを阻止するように構成され得る。内部表面87が変形する能力は、有利には、ねじ山の使用なしに、キャップ82が医療用コネクタに除去可能に取り付けられることを可能にすることができることが理解されよう。たとえば、いくつかの実施形態では、半剛性の材料は、医療用コネクタのねじ山が第1のチャンバ84の中へスライドすることを可能にするように構成され得、ねじ山がスライドして入るときにねじ山が内部表面87と相互作用するので、内部表面87が半径方向外向きに変形するようになっている。いくつかの実施形態では、ねじ山が、内部表面87と相互作用し、第1のチャンバ84の中へさらに遠くへスライドした後に、内部表面87は、半径方向内向きに跳ね返るように構成され得る。医療用コネクタが消毒用キャップ82の中へ完全に挿入されているときに、内部表面87は、医療用コネクタが内部表面と相互作用するときはいつでも、半径方向外向きに変形するように構成され得る。有利には、ねじ山のない消毒用キャップ(たとえば、消毒用キャップ82)は、1つまたは複数の異なる特徴を有する1つまたは複数の医療用コネクタ(たとえば、なかでも、さまざまなねじ山性質の、異なってサイズ決めされているコネクタ)を受け入れるように構成され得る。
【0019】
消毒用キャップ82は、任意の適切な材料(たとえば、半剛性の材料)を含むことが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、熱可塑性のエラストマー(たとえば、Santoprene(登録商標))を含むことが可能である。消毒用キャップ82の半剛性の材料は、任意の適切なデュロメータを有することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、おおよそ60からおおよそ1050の範囲にあるShore Aデュロメータを有することが可能であるが、たとえば、なかでも、少なくとも、約50、約55、約60、約65、約70、約75、約80、約85、約90、約95、約100(たとえば、約50から約100の間の任意のデュロメータ)などのような、任意の適切なデュロメータが使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、少なくとも約90のShore A硬度を有するSantoprene(登録商標)を含むことが可能である。
【0020】
図1Aおよび図1Bに示されているように、第1のチャンバ84は、任意の適切な機構を受け入れ、および/または収容することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、(図1Gおよび図1Hに示されているような)吸収性材料86またはその一部分などのような、液体ディスペンサーを収容するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、吸収性材料86は、第1のチャンバの中に設置され得る。第1のチャンバ84の深さ84L1は、吸収性材料86を保つように適当にサイズ決めされ得る。第1のチャンバ84は、医療用コネクタの一部分を受け入れことができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。たとえば、図1Aおよび図1Bに示されているように、第1のチャンバ84は、円筒形状に形状決めされ得るが、第1のチャンバ84は、任意の適切な壁部構造体(たとえば、真っ直ぐなものおよび/または湾曲したもの)を含むことが可能であり、また、任意の適切な形状(たとえば、円筒形状のもの、テーパ付きのもの、円錐形状のもの)を有することが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、たとえば、第2のチャンバ85が、浅い窪みを含むことが可能であることが理解されよう。
【0021】
第1のチャンバ84は、本明細書で説明されているような吸収性材料86などのような、液体ディスペンシング材料を受け入れることおよび/または収容することができる、図1Gおよび図1Hに示されている任意の適切な深さ84L1を含むことが可能である。図1Fに示されている第1のチャンバ84の深さ84L1は、第1のチャンバ84からの吸収性材料86の事故的なまたは偶発的な除去を防止するために十分に凹まされ得る。いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84の深さ84L1は、消毒用キャップ82の長さ82L1の2分の1よりも小さくなっていてもよいが、依然として、吸収性材料86を収容するために十分に凹まされる。しかし、第1のチャンバ84は、吸収性材料86を受け入れることおよび/または収容することができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能であることが理解されよう。たとえば、第1のチャンバ84の深さ84L1は、消毒用キャップ82の長さ82L1の2分の1よりも大きくてもよい。
【0022】
図1A〜図1Hに示されているように、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、第1のチャンバ84の開口部に近接して、内側フランジ123および外側フランジ125を含むことが可能である。外側フランジ125は、図1Fに示されているように、第1のチャンバ84の開口部から距離125L1にあることが可能であり、また、消毒用キャップ82の端壁部88から距離125L2にあることが可能である。代替的な実施形態では、距離125L2は、125L1よりも小さく、外側フランジ125を第1のチャンバ84の開口部よりも消毒用キャップ82の端壁部88に近づけてもよい。追加的に、外側フランジ125は、直径125D1によって、消毒用キャップ82から半径方向外向きに延在することが可能である。フランジ123、125の場所、および、図1A〜図1Hに示されている相対的なサイズは、例であり、非限定的であることが理解されよう。実際に、場所および相対的なサイズは、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、消毒用キャップは、フランジ123、125のうちの1つまたは複数を組み込まなくてもよい。
【0023】
図1A〜図1Hに示されているように、いくつかの実施形態では、内側フランジ123は、第1のチャンバ84の開口部に近接していることが可能である。内側フランジ123は、図1Fに示されている123R1、123R2の内部半径を有する1つまたは複数の角度付きの表面を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、角度付きの表面は、消毒用キャップ82の外部表面の一部分のみを横切って延在することが可能である。たとえば、図35Aおよび図35Dから図35Fに示されているように、角度付きの表面は、第1のチャンバ84の開口部と外側フランジ125との間で長さ125L1全体に沿って延在しなくてもよい。代替的に、角度付きの表面は、消毒用キャップ82の上部表面から外側フランジ125へ長さ125L1にわたって延在することが可能である。いくつかの実施形態では、角度付きの表面は、内部半径123R2によって示されているように、消毒用キャップ82の内部表面87の上に位置付けされ得る。これは、有利には、内部表面87と医療用コネクタの1つまたは複数の機構との相互作用を促進することが可能である。いくつかの実施形態では、角度付きの表面は、図1A〜図1Hに示されているように、消毒用キャップ82および/または内側フランジ123の幅の一部分にわたって延在することが可能である。1つまたは複数の角度付きの表面の場所、および、図1A〜図1Hに示されている相対的なサイズは、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。追加的に、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、角度付きの表面を組み込まなくてもよい。
【0024】
また、図1A〜図1Hは、本明細書で説明されているように、複数の外部リブ120および複数の外部スロット122などのような、外部相互作用部分を図示している。複数の外部リブ120は、任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。たとえば、図1A〜図1Hに示されているように、複数のリブ120は、複数の軸線方向リブを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、複数のリブ120は、外側フランジ125から消毒用キャップ82の端壁部88に近接する位置の間に延在することが可能であり、それは、図1A〜図1Hにおいて、長さ125L2と長さ120L1との間の差として示される。特定の実施形態では、複数のリブ120は、長さ125L2の全体にわたって延在することが可能であり、または、(たとえば、外側フランジ125を含まないキャップの上の)キャップ82の長さの全体もしくは事実上全体にわたって延在することが可能である。また、複数のリブ120は、120W1の幅を有することが可能である。図1Eは、幅120W1の実施形態を図示しているが、幅120W1は、消毒用キャップ82の上に含まれるリブ120の量に応じて変化することが可能であることが理解される。外部リブ120のサイズ、形状、および/または位置は、摩擦を増加させることによって、および/または、指もしくは指の爪が回転力をその上に働かせることができる1つもしくは複数の表面を提供することによって、把持を促進するように構成され、キャップ82を医療用コネクタに据え付けこと、もしくは、キャップ82を医療用コネクタから除去することを促進することが可能である。いくつかの実施形態では、リブ120のうちの1つまたは複数は、内部半径120R1によって、端壁部88に近接する丸みを帯びた端部をそれぞれ含むことが可能である。相互作用部分または複数のリブ120は、たとえば、キャップ82および任意の他の構造体への取り付け、それからの除去、または、それの間での保持などを促進する際に、本明細書で説明および企図されるプランジャ、キャップホルダ、およびキャップアセンブリのいずれかと相互作用するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、複数のリブ120は、図13A、図13B、および図19A〜図19Dに関して本明細書で説明されているようなキャップホルダ402、ならびに、図20Aおよび図20Bに関して本明細書で説明されているようなプランジャ1240と相互作用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、これらのさまざまな構造体の相互作用は、有利には、消毒用キャップ82とプランジャハウジングとの間の相対的な回転、消毒用キャップ82と消毒用キャップハウジングとの間の相対的な回転、および/または、消毒用キャップ82と消毒用キャップホルダアセンブリとの間の相対的な回転を防止するかまたは抑制する(制限するとも称される)ことが可能である。
【0025】
いくつかの実施形態では、複数のリブ120は、任意の適切な数、たとえば、1つから20個などまたはそれ以上のリブを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、複数のリブ120は、1つまたは複数のタイプおよび/またはサイズのリブを含むことが可能である。たとえば、図1Dに示されているように、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、2つの異なるサイズを有する12個の軸線方向リブ、すなわち、より大きい3つのリブ120aおよびより小さい9つのリブ120bを含むことが可能であるが、任意の適切な組み合わせおよび配置が使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、大きいリブ120aは、小さいリブ120bよりも大きい寸法(たとえば、直径)を含むことが可能であり、たとえば、大きいリブ120aに関して、0.443インチの直径、および、小さいリブ120bに関して、0.424インチの直径などである。
【0026】
図1Gおよび図1Hに示されているように、第1のチャンバ84は、吸収性材料86を収容することが可能である。より詳細に下記に説明されるように、いくつかの実施形態では、吸収性材料86は、立方体であることが可能であるが、任意の適切な形状が使用され得る。
【0027】
図1Eおよび図1Fに示されているように、キャップ82のさまざまな機構は、示されているさまざまな寸法を含むことが可能である。これらの寸法、および、図に示されている寸法は、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、寸法は、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、図1A〜図1Hに示されているものよりも幅の広い直径を有することが可能である。
【0028】
図1Gおよび図1Hは、消毒薬ディスペンシング材料または任意の他の液体ディスペンシング材料、たとえば、吸収性材料86などを含む、消毒用キャップ82の上面図および側断面図を含む。図に示されているように、消毒用キャップ82の第1のチャンバ84の内側に設置されている吸収性材料86は、吸収性材料86が第1のチャンバの中にフィットすることを可能にする任意のサイズおよび形状、たとえば、辺の長さ86Lを有する立方体形状などで形成され得るが、任意の適切な形状も使用され得る。辺の長さ86Lは、第1のチャンバ84の直径84D1よりも小さくなっており、吸収性材料86が第1のチャンバ84の中に存在することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、辺の長さ86Lは、第1のチャンバ84の深さ84L1よりも小さくなっており、吸収性材料86が完全に第1のチャンバ84の中に存在することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、吸収性材料86は、グルー、1つもしくは複数のアンダーカット、1つもしくは複数のレッジ部、熱カシメ、および/または摩擦嵌めを介して、第1のチャンバ84の中に取り付けられ得るが、任意の適切な取り付けも使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒薬ディスペンシング材料の任意の外部表面、たとえば、立方体形状の消毒薬ディスペンシング材料の1つまたは複数の角部(たとえば、立方体の4つの角部)などが、第1のチャンバ84の内部表面87と相互作用し、内部表面87によって保持されるか、または、内部表面87に当接することが可能であり、第1のチャンバ84の内部表面87に対抗する任意の適切な手段によって、たとえば、摩擦嵌めを介して、または、グルーもしくは接着剤によって、または、本明細書のどこかに開示されている任意の他の接続もしくは取り付けもしくは保持方法もしくはステップなどによって、吸収性材料86が第1のチャンバ84の中に保たれるようになっている。いくつかの実施形態では、吸収性材料86は、たとえば、約0.8ポンド毎立方フィートから約2.8ポンド毎立方フィートの密度を有するポリウレタン(エステル)オープンセルフォームなどのような、フォームを含むことが可能である。
【0029】
ねじ山なしの消毒用キャップ(たとえば、図1A〜図1Hを参照して上記に説明されているような消毒用キャップ82)を使用するように構成され得るデバイスおよびキャップアセンブリのいくつかの例が、米国特許出願公開第2013/0006194号明細書および米国特許出願公開第2015/0217106号明細書に図示されて説明されており、その両方は、その全体が参照により本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を作製しており、また、これらのいずれかに説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントは、本明細書の他の場所で説明および/もしくは図示されている任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得る。
【0030】
ねじ山カバーを備えた消毒用キャップ
図2は、いくつかの実施形態による消毒用キャップ82の図である。とりわけ、図2は、消毒用キャップ82の側断面図である。別段の定めがない限り、図2に示されているような消毒用キャップ82は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを含むことが可能である。図2に示されている消毒用キャップ82は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。また、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかは、図2に示されている消毒用キャップ82とともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0031】
図2に示されているように、消毒用キャップ82は、第1のチャンバ84を画定する壁部83を含むことが可能である。第1のチャンバ84は、本明細書で議論されているように、医療用コネクタに除去可能に取り付けられるように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、内部表面87を含むことが可能であり、内部表面87は、医療用コネクタの一部分と相互作用するように構成されており、たとえば、なかでも、医療用コネクタの端部、医療用コネクタの1つもしくは複数のねじ山、および/または、医療用コネクタの1つもしくは複数の機構などと相互作用するように構成されている。
【0032】
いくつかの実施形態では、図2に示されているように、内部表面87は、ねじ山200のセットを含むことが可能である。ねじ山200は、医療用コネクタの上のねじ山の対応するセットと嵌合するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、時計回りにまたは反時計回りに回転され、消毒用キャップ82のねじ山200を医療用コネクタの対応するねじ山と係合させることが可能である。係合の後に、消毒用キャップ82は、医療用コネクタにドッキングされたままになることが可能である。消毒用キャップ82は、任意の期間にわたって医療用コネクタにドッキングされたままになることが可能である。
【0033】
図2に示されているように、ねじ山200は、消毒用キャップ82の内部表面87の長さの約2分の1に沿って延在することが可能である。しかし、ねじ山200は、対応する医療用コネクタに係合することができる任意の適切な長さおよび/または構成を含むことが可能であることが理解されよう。たとえば、いくつかの実施形態では、ねじ山200は、内部表面87の長さ全体に沿って延在することが可能である。
【0034】
いくつかの実施形態では、図2に図示されているように、消毒用キャップ82は、ねじ山カバー210を含むことが可能である。ねじ山カバー210は、本明細書で議論されている消毒用キャップのいずれかの一部であることが可能である。ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82と医療用コネクタとの間の接続を強化するように構成され得る。ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82と消毒用キャップ82がドッキングされている医療用コネクタとの嵌合を通して、病原菌、ダスト、または他の汚染物質の侵入に対する物理的なバリアを提供することが可能である。いくつかの実施形態では、ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82から漏出しないように、任意の消毒流体および/または消毒材料を消毒用キャップ82の中に保持する役割を果たすことも可能である。たとえば、消毒流体および/または消毒材料は、消毒用キャップ82の任意のねじ山200を通って漏出する可能性がある。
【0035】
ねじ山カバー210は、ほとんどの市販のバルブ、コネクタ、およびアクセスデバイスに対するユニバーサルフィットを提供するようにサイズ決めおよび構成され得るか、または、ねじ山カバー210は、特定のアクセスデバイスとドッキングするようにカスタマイズされ得る。
【0036】
図2は、本明細書で説明されているように、消毒用キャップ82が、第1の端部および第2の端部を有する壁部83を有することを示している。いくつかの実施形態では、図示されているように、第1の端部は、第2の端部よりも大きい直径の寸法を有することが可能である。壁部83は、開口端部を有する第1のチャンバ84を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、ねじ山カバー210は、随意的な結合層によって、壁部83の第1の端部に取り付けられ得る。
【0037】
ねじ山カバー210は、力が印加すると屈曲することができる変形可能な材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82の任意の他の部分と同じ材料を含むことが可能である。代替的に、ねじ山カバー210は、キャップの1つまたは複数の部分とは異なる材料を含むことが可能である。図2に示されているように、ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82の残りの部分と一体的に形成され得る。しかし、ねじ山カバー210は、消毒用キャップ82に除去可能に取り付けられる別々のピースであることが可能であることが理解されよう。ねじ山カバー210は、任意の適切な技法、たとえば、オーバーモールディングなどを使用して、または、熱伝導溶接、熱誘導溶接、音波溶接、振動溶接、伸縮嵌めもしくは摩擦嵌めなどのような、溶接技法を使用して、または、適切な接着剤もしくは溶媒を使用することによって、別々のパーツとして取り付けることによって、消毒用キャップ82の一部とすることが可能である。いくつかの実施形態では、ねじ山カバー210は、ポリマー含有材料から作製されている。ポリマー材料は、20,000psiよりも小さい弾性係数を有することが可能であるが、ポリマー材料は、20,000psiよりも大きいかまたは小さい弾性係数を有することも可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、ポリマー材料は、エラストマーもしくはプラストマー、または同様の材料を含むことが可能である。
【0038】
外側シュラウドを備えた消毒用キャップ
図3A〜図3Eは、いくつかの実施形態による消毒用キャップ900のさまざまな図である。とりわけ、図3Aは、消毒用キャップ900の正面斜視図であり、図3B〜図3Eは、それぞれ、図3Aの消毒用キャップ900の後方斜視図、後面図、側面図、および側断面図であり、図4は、オス型ルアーコネクタ800に連結されている消毒用キャップ900の側断面図である。追加的に、図5および図6は、吸収性材料940を含む消毒用キャップ900の側断面図である。別段の定めがない限り、図3A〜図6に示されているような消毒用キャップ900は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを含むことが可能である。図3A〜図6に示されている消毒用キャップ900は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。また、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかは、図3A〜図6に示されている消毒用キャップ900とともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。本明細書の中のすべての実施形態と同様に、図3A〜図3Eの実施形態において説明および/または図示されている任意の特徴、構造体、材料、方法、またはステップは、本明細書の任意の他の実施形態において説明および/もしくは図示されている任意の特徴、構造体、材料、方法、もしくはステップとともに、または、その代わりに使用され得る。
【0039】
図に示されているように、キャップ900は、第1のチャンバ925を含むハウジング910を含む。第1のチャンバ925は、図4および図6に図示されているように、医療用コネクタ800に除去可能に取り付けられるように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ925は、内部表面を含むことが可能であり、内部表面は、医療用コネクタ800の一部と相互作用するように構成されており、たとえば、医療用コネクタの端部領域またはオス型端部、医療用コネクタの1つもしくは複数のねじ山、および/または、医療用コネクタの1つもしくは複数の他の機構などと相互作用するように構成されている。本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネント(たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82の第1のチャンバ84など)は、図3A〜図6の消毒用キャップ900の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0040】
示されているように、および、いくつかの実施形態では、ハウジング910は、スカート920および突出部930を含む。図示されているように、いくつかの実施形態では、スカート920および突出部930は、たとえば、突出部930がスカート920の中に位置決めされた状態などで、それらのそれぞれの中心長手方向軸線が概して同一直線上にあるように、位置決めおよび/または配向され得る。示されているように、およびいくつかの実施形態では、突出部930は、開口部または凹部932(図3Eを参照)を有しており、開口部932は、近位リップまたはリム934を含み、近位リップまたはリム934は、スカート920の中に遠位に凹まされ得、キャップ900の外部表面が、突出部930の最も近位の先端部よりも遠くへ近位方向に延在するようになっている。
【0041】
図3A〜図3Eに示されているように、第1のチャンバ925は、任意の適切な機構を受け入れるおよび/または収容することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、キャップ900は、図5および図6に示されている吸収性材料940などのような、流体送達材料を含む。図4は、図3A〜図3Eの実施形態からの、医療用コネクタ800に連結されている、吸収性材料940なしのキャップ900の断面図を示している。図6は、図5の実施形態からの、医療用コネクタ800に連結されている、吸収性材料940を含むキャップ900の断面図を示している。示されているように、およびいくつかの実施形態では、吸収性材料940は、部分的にまたは全体的に、第1のチャンバ925の中に、たとえば、突出部930の外側表面936などに取り付けられており、および/または、突出部の内側表面938に取り付けられておらず、および/または、突出部930に接続されており、吸収性材料940の少なくとも一部分が突出部930のリップまたはリム934を越えて近位にオーバーハングするかまたは延在するようになっている。吸収性材料940は、本明細書のどこかに議論および/または図示されている任意の液体ディスペンシング材料、流体送達材料、吸収性材料、および/または消毒材料と同じであるかまたは概して同様であることが可能である。
【0042】
本明細書で説明されているように、いくつかの実施形態では、突出部930は、リップまたはリム934を含む開口部932を有している。図5に示されているように、および、いくつかの実施形態では、キャップ900は、吸収性材料940をさらに含むことが可能であり、吸収性材料940は、突出部930の外側表面936に取り付けられており、吸収性材料940の少なくとも一部分が、突出部930のリップまたはリム934を越えてオーバーハングするかまたは延在するようになっている。示されているように、流体送達材料または吸収性材料940の近位端部は、キャップ900の近位端部から遠位方向に位置決めされ得、図5に示されているように、キャップ900が水平方向の表面の上に逆さにされて載っているときに、流体送達材料または吸収性材料940が、遠位に凹まされているようになっており、それによって、使用の前に、または、使用と使用との間に、キャップ900が逆さにされているときに、流体送達材料または吸収性材料940と微生物または他の汚染物質との間の接触を抑制する。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、フォームなどのような変形可能な材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、吸収性材料940の少なくとも一部分は、突出部930の外側表面936の上に引き伸ばされ得る。示されているように、および、いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、オス型ルアーコネクタ800のオス型ルアー830に接触してクリーニングするために、開口部942および中空チャネル944を有している。
【0043】
示されているように、流体送達材料または吸収性材料940は、流体送達材料940の近位端部が突出部930の最も近位の先端部よりも遠くへ近位方向に延在するように、キャップ900の上および/または中に、位置決めおよび/または配向され得る。流体送達材料940の中の内部スペースは、図5に示されているように、テーパ付きの表面を含むことが可能である。たとえば、図示されているように、いくつかの実施形態では、流体送達材料940の近位端部は、近位端部から遠位に間隔を置いて配置されている流体送達材料940の領域よりも幅が狭くなっていることが可能であり、それは、キャップ900がコネクタ800の上に前進されるときに、取り付けられたとき流体送達材料940の近位端部にコネクタ800のオス型ルアーをよりしっかりと把持させることが可能である。
【0044】
図5および図6に示されているように、流体送達材料940の遠位端部は、キャップ900のベースの内部表面から近位に間隔を置いて配置され得、たとえば、流体送達材料940の遠位端部とキャップ900のベースの内部表面との間にボイドを形成するなどのようになっている。図示されているように、キャップ900のベースの外部表面は、平坦でありおよび/もしくは平面的であり、ならびに/または、実質的に平坦でありおよび/もしくは実質的に平面的であることが可能であり、転倒するかまたは転がることなく、キャップ900が水平方向の表面の上に位置決めされることを可能にするようになっている。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、圧縮可能で、変形可能で、および/または弾性の材料、たとえば、フォーム、テクスタイル、布、もしくはガーゼなどから作製され得る。しかし、任意の適切な材料が、流体送達材料または吸収性材料940として使用され得る。いくつかの実施形態では、吸収性材料940(または、本明細書のテキストまたは図面の中の他のどこかに開示または図示されている任意の他の流体送達もしくは液体ディスペンシング材料)は、治療用の液体またはゲル、たとえば、液体またはゲルの消毒剤または抗菌剤などを運搬および送達するように構成されている。たとえば、治療用の液体またはゲルは、イソプロピルアルコール、またはグルコン酸クロルヘキシジン、または金属イオン、たとえば、銀イオンもしくは銅イオンなど、または、汚染物質を浄化し、洗浄し、および/もしくは除去するための、1つもしくは複数の任意の他の適切な薬剤であることが可能である。
【0045】
図4は、オス型ルアーコネクタ800に連結されているキャップ900の実施形態を図示している。示されているように、オス型ルアーコネクタ800は、コネクタハウジング810を含む。いくつかの実施形態では、コネクタハウジング810は、外部表面822および内部表面824を有するシュラウドまたはカラー820を含む。内部表面824は、接続インターフェース826を含むことが可能である。いくつかの場合では、接続インターフェース826は、ねじ山部828を含むことが可能である。コネクタハウジング810は、外部表面832を有するオス型ルアー830を含むことが可能である。示されているように、および、いくつかの実施形態では、オス型ルアー830は、流体通路840を含む。
【0046】
図4および図6を参照して本明細書で議論されているように、いくつかの実施形態では、キャップ900は、オス型ルアーコネクタ800に連結され得、キャップ900がコネクタ800を汚染から保護するか、シールドするか、カバーするか、または、コネクタ800に汚染からの抵抗を提供するようになっている。いくつかの実施形態では、図6に示されているように、キャップ900がコネクタ800に連結されているときに、キャップ900の吸収性材料940は、オス型ルアーコネクタ800の接続インターフェース826と直接的に接触した状態に位置決めされている。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、接続インターフェース826のねじ山部828と直接的に接触した状態になっている。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、オス型ルアー830の外部表面832と直接的に接触した状態になっている。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、オス型ルアーコネクタ800および/または接続インターフェース826から離れるように間隔を置いて配置されている。いくつかの実施形態では、吸収性材料940がオス型ルアーコネクタ800の接続インターフェース826と直接的に接触するときに、吸収性材料940は、接続インターフェース826に接触し、クリーニングし、拭き取り、および/または浄化する。いくつかの実施形態では、吸収性材料940は、接続インターフェース826のねじ山部828に接触し、クリーニングし、拭き取り、および/または浄化する。いくつかの実施形態では、吸収性材料940がオス型ルアー830の外部表面832と直接的に接触するときに、吸収性材料940は、オス型ルアー830に接触し、クリーニングし、拭き取り、および/または浄化する。クリーニングまたは拭き取りは、臨床的に有意な治療効果を提供する量または程度に、医療用コネクタの表面から1つまたは複数の物質または有機体を除去することを含むことが可能であり、たとえば、患者の中の悪い医学的結果、たとえば、病気または感染またはいくつかの他の望ましくない医学的アウトカムなどを回避するかまたは抑制するように構成された量で、1つまたは複数の物質または有機体を除去することなどを含むことが可能である。
【0047】
クリーニングおよび/または浄化のステップのいずれかまたはすべては、接続の間にクリーニングおよび/または浄化されることになる表面に沿った拭き取りを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、図6に示されているように、流体送達材料は、たとえば、オス型ルアー830の外部表面およびシュラウドまたはカラー820の内部表面に同時に接触し、および/または拭き取ることなどによって、オス型ルアー830の外部表面およびシュラウドまたはカラー820の内部表面を同時にクリーニングおよび/または浄化することが可能である。図6に図示されているように、流体送達材料940は、オス型ルアー830の外部表面とオス型コネクタ800の遠位端部の上のシュラウドまたはカラーの内部表面との間のボイドを充填するのに、十分に厚くなっていることが可能である。流体送達材料940は、これらの表面同士の間で圧縮することが可能である。図5および図6に示されているように、スペースが、流体送達材料または吸収性材料940の外部表面とキャップ900の外部壁部またはスカート920の内部表面との間に提供され得、流体送達材料または吸収性材料940の外部表面が、キャップ900の外部壁部またはスカート920の内部表面に接触しないようになっている。図6に示されているように、いくつかの実施形態では、スペースの少なくとも一部分は、コネクタ800の遠位端部の上のシュラウドまたはカラーの壁部の厚さに概して等しくなっていることが可能であり、および/または、それよりも大きくないようになっていることが可能であり、また、スペースの少なくとも一部分は、コネクタ800の遠位端部の上のシュラウドまたはカラーの壁部の厚さよりも小さくなっていることが可能である。
【0048】
いくつかの実施形態では、図4および図6に図示されているように、スカート920は、端部領域の外部表面822の少なくとも一部分、たとえば、コネクタ800のカラー820の遠位端部領域などに接触するか、それをカバーするか、それに押し付けて重ね合わせるか、または、それを横切って延在している。いくつかの実施形態では、スカート920は、テーパ付きの領域、たとえば、キャップ900の近位端部の近くのテーパ付きの領域922などを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、テーパ付きの領域922の断面幅は、遠位から近位への方向に増加することが可能である。図示されている実施形態では、テーパ付きの領域922は、キャップ900とオス型ルアーコネクタ800との間の連結を促進する。テーパ付きの領域922は、スカート920とカラー820との間の連結を促進することが可能である。たとえば、スカート920の断面幅は、コネクタ800の遠位端部が遠位方向にスカート920の近位端部の中へ挿入されるにつれて減少し、それによって、キャップ900とコネクタ800との間の接続または把持または取り付けの緊密性を増加させる。
【0049】
いくつかの実施形態では、スカート920は、テーパ付きの領域922を含まなくてもよい。図4および図6に図示されているように、いくつかの実施形態では、キャップ900の外部壁部の内部面は、コネクタの外部表面の上で、コネクタに摩擦によって接触するかまたは取り付けられており、ならびに/または、キャップ900の外部壁部の内部面および/もしくは外部面は、任意のねじ山付きの領域において、または、コネクタ800のカラーもしくはシュラウドの内部の任意の領域において、接触していないかまたは取り付けられていない。示されているように、キャップ900の近位端部の外側断面幅は、キャップ900が取り付けられるように構成されているコネクタ800の部分の外側断面幅よりも大きくなっていることが可能である。いくつかの実施形態では、図示されているように、コネクタ800の上へもしくはコネクタ800の中へキャップ900を回転させるかもしくはねじ込む必要なしに、コネクタ800の上にキャップ900を軸線方向にもしくは長手方向に押すことによって、または、コネクタ800から離れるようにキャップ900を単一の近位方向もしくは遠位方向に引っ張ることによって、キャップ900は、コネクタ800に取り付けられ得、および/または、コネクタ800から除去され得る。いくつかの実施形態では、図3Eおよび図5に示されているように、キャップ900の外部表面は、湾曲したまたは真っ直ぐでない側壁部を有しており、それは、指によってキャップ900をしっかりと掴むことを促進することが可能である。図3A〜図3Dに示されているように、いくつかの実施形態では、キャップ900の外部側部表面は、1つまたは複数の概して平坦な領域を含み、指によってキャップ900を掴むことを促進することが可能である。いくつかの実施形態では、図示されているように、キャップ900の遠位ベースは、半径方向外向きに延在する表面を含むことが可能であり、半径方向外向きに延在する表面は、リップを形成しており、コネクタ800から離れるようにキャップ900を軸線方向にまたは長手方向に引っ張ることによって、キャップ900がコネクタ800から除去されるときに、指のスライドを抑制する領域を提供している。図3Eおよび図5に示されているように、キャップ900の外部壁部の内部面は、実質的な突出部、凹部、またはねじ山なしに、滑らかであることが可能である。
【0050】
図4および図6をさらに参照すると、示されているように、キャップ900がオス型ルアーコネクタ800に連結されているときに、オス型ルアー830は、突出部930の開口部または凹部932によって受け入れられている。いくつかの実施形態では、連結の間または後に、突出部930の内側表面938は、オス型ルアー830の外部表面832の少なくとも一部分に隣接して、または、それに接触して移動され、オス型ルアー830の少なくとも一部分が、突出部930の中に位置決めされ、および/または、突出部930に固定されるようになっている。いくつかの実施形態では、図示されているように、キャップ900がオス型ルアー830に連結されているときに、オス型ルアー830は、もはや環境と連通しない状態で封止され得、それは、オス型ルアー830の中の液体内容物が環境の中へ蒸発すること、および/または、環境汚染物質がオス型ルアー830の中へ侵入することを抑制することが可能である。図5に図示されているように、いくつかの実施形態では、突出部930の内部は、空になっているか、または、流体送達材料、治療用流体、もしくは消毒薬を欠いており、および/または、キャップ900がオス型ルアーコネクタ800に取り付けられているときに、オス型ルアー830と突出部930の内部の遠位端部との間に、構造体または材料が存在しない。いくつかの実施形態では、オス型ルアー830の中に突出部を固定すること、または、オス型ルアー830の中に突出部を位置決めすることは、吸収性材料940によって担持されているかまたはそうでなければキャップ900の中に存在する、治療用の液体またはゲルが、オス型ルアー830の流体通路840の中へ進入することを防止する。図示されているように、いくつかの実施形態では、キャップ900の構造体は、キャップ900がコネクタ800に接続されているときに、コネクタ800の流体通路840の中へ進入するかまたはそれに接触するように構成されていない。
【0051】
消毒用オス型突出部キャップ
図7A〜図7Eは、いくつかの実施形態による消毒用キャップ700のさまざまな図である。とりわけ、図7Aは、消毒用キャップ700の正面斜視図であり、図7B〜図7Eは、それぞれ、図7Aの消毒用キャップ700の第1の側断面図、第2の側断面図、上面図、および底面図である。別段の定めがない限り、図7A〜図7Eに示されているような消毒用キャップ700は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを含むことが可能である。図7A〜図7Eに示されている消毒用キャップ700、または、その任意のコンポーネントもしくは機構は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。また、本明細書で説明および/もしくは企図される実施形態のいずれか、または、その任意のコンポーネントもしくは機構は、図7A〜図7Eに示されている消毒用キャップ700とともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0052】
図7Aに示されているのは、接続領域を備えたベース710を含むキャップ700を含むアセンブリの実施形態であり、接続領域は、医療用器具の上の対応する接続領域、たとえば、医療用器具のオス型突出部(たとえば、オス型ルアー)などと接続し、および/または、それを受け入れ、および/または、それをカバーするように構成されている。図7Bに示されているように、ベース710は、近位開口部を備えた近位端部702を含むことが可能であり、近位開口部は、ベース710の中の内部領域787の中へつながる。ベース710は、閉鎖端部730を含む遠位端部704を含むことが可能である。ベース710の外側表面は、たとえば、医療用器具の上への取り付けまたはねじ込みなどの間に、キャップ700のユーザによって把持されるように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、ベース710の外側表面は、図7Aおよび図7Eに図示されているように、複数のリブ720および複数の外部スロット722を含むことが可能である。複数のリブ720は、任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネント(たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82の複数のリブ120および複数のスロット122など)は、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0053】
いくつかの実施形態では、ベース710の開口部、および/または、ベース710の内部領域787は、ISO規格594またはISO 80369の任意のバージョン、または、医療用流体コネクタに適用可能な任意の他の工業規格のルアー要件のうちの1つもしくは複数またはすべてに準拠することが可能である。たとえば、ベース710の近位開口部は、キャップ700が取り付けられるように構成されている医療用コネクタのオス型ルアーとおおよそ同じ直径であることが可能であり、また、それとおおよそ同じテーパを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、キャップ700は、さらに詳細に本明細書で説明されているように、ベース710の中の吸収性材料、および/または、ベース710に取り付けられている吸収性材料などのような、流体送達材料を含むことが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、吸収性材料は、ベース710の内部領域787の中に設置され得る。いくつかの実施形態では、ベース710は、図7A〜図7Eに示されている外側フランジ725などのような、1つまたは複数のフランジを含むことが可能である。外側フランジ725は、任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。外側フランジ725は、本明細書で説明および/または図示されている任意のフランジの任意の特徴、構造体、またはコンポーネント(たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82の内側フランジ123および/または外側フランジ125など)を含むことが可能であることが理解されよう。
【0054】
いくつかの実施形態では、ベース710は、剛性で、弾性で、および/または可撓性である材料から作製されている。ベース710の材料は、プラスチック(たとえば、ポリプロピレン)などのような、任意の適切な材料であることが可能であり、または、医療用コネクタの接続部分をカバーするのに適切な任意の材料であることが可能であり、または、微生物増殖に抵抗力のある任意の材料であることが可能である。
【0055】
図7Bおよび図7Cは、連結方向に沿って見た、実施形態の断面図である。キャップ700と医療用器具のコネクタ領域(たとえば、オス型突起部またはオス型ルアー)とを連結した後に、いくつかの実施形態では、連結されているキャップおよび医療用器具の接続領域は密封されており、液体もしくは流体またはガスが、取り付けられているときのキャップ700の内部領域787からキャップ700の外側へ通過することができないようになっている。
【0056】
いくつかの実施形態では、アセンブリ700は、1つまたは複数の換気構造体、細孔、スリット、および溝部を有することが可能であり、それらは、アセンブリを通気性のあるものにし、液体、流体、またはガスのうちの1つまたは複数が、キャップの内側からキャップの外側へ通過することができるようになっている。図7B〜図7Dは、キャップ700の内部領域787の中の溝部711の形態のそのような構造体の例を図示する実施形態を示している。これらの溝部711は、アセンブリ700がオス型突出部と連結されているときに、オープンチャネルを残すことが可能であり、余剰の消毒薬がオープンチャネルを通って雰囲気の中へ蒸発することが可能である。いくつかのベース710の実施形態では、そのような構造体は存在しなくてもよい。
【0057】
溝部711は、任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。たとえば、図7B〜図7Dに示されているように、溝部711は、キャップ700の内部領域787の中に内部表面に沿って円周方向に延在する複数のリブを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、溝部711は、内部表面の全周に沿って延在することが可能である。実施形態では、図7B〜図7Dに図示されているように、溝部711は、内部表面の一部分のみに沿って延在することが可能である。図7B〜図7Dは、図示されている幅を有する溝部711の実施形態を示しているが、1つまたは複数の溝部711の幅は、キャップ700の中に含まれている溝部711の量に応じて変化することが可能であることが理解される。いくつかの実施形態では、溝部711は、キャップ700の遠位端部部分704に近接して、丸みを帯びた端部を含むことが可能である。溝部711は、本明細書で説明されているように、キャップ700に連結するように構成されている医療用器具(たとえば、オス型ルアーまたはオス型突起部)のうちの任意の1つと相互作用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、溝部711は、医療用器具の1つまたは複数の部分と相互作用し、有利には、キャップ700と医療用器具との間の相対的な回転を防止するかまたは抑制する(制限するとも称される)ことが可能である。
【0058】
いくつかの実施形態では、溝部711は、任意の適切な数、たとえば、1つから10個などまたはそれ以上の溝部を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、溝部711は、1つまたは複数のタイプおよび/またはサイズの溝部を含むことが可能である。たとえば、図1Dに示されているように、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、3つの溝部711a、711b、および711cを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、3つの溝部711a、711b、711cは、異なるサイズを含むことが可能であるが、任意の適切な組み合わせおよび配置も使用され得る。
【0059】
突起部
図8A〜図8Cは、いくつかの実施形態による、複数の突起部810を含む消毒用キャップ800のさまざまな図である。とりわけ、図8Aは、複数の突起部810を含む消毒用キャップ800の正面斜視図であり、図8Bおよび図8Cは、それぞれ、図8Aの消毒用キャップ800の上面図および側断面図である。別段の定めがない限り、図8A〜図8Cの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図8A〜図8Cに示されている消毒用キャップ800は、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82と同様であるが、図8A〜図8Cに示されている消毒用キャップ800を参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図9A〜図9Cの消毒用キャップ82、図10A〜図10Eの消毒用キャップ700、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、1つまたは複数の突起部810、および/または、図8A〜図8Cを参照して示されおよび/または説明されているような任意の他の特徴を含むように修正され得る。また、本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントは、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0060】
図に示されているように、消毒用キャップ800は、第1のチャンバ84を含むことが可能である。第1のチャンバ84は、本明細書で議論されているように、医療用コネクタに除去可能に取り付けられるように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84は、内部表面87を含むことが可能であり、内部表面87は、医療用コネクタの一部分と相互作用するように構成されており、たとえば、なかでも、医療用コネクタの端部、医療用コネクタの1つもしくは複数のねじ山、および/または、医療用コネクタの1つもしくは複数の機構などと相互作用するように構成されている。
【0061】
いくつかの実施形態では、図8A〜図8Cに示されているように、消毒用キャップ800は、本明細書で説明されているように、1つまたは複数の突起部810を含むことが可能である。複数の突起部810は、それらのそれぞれの中心長手方向軸線が概して平行になるように、位置決めおよび/または配向され得る。しかし、複数の突起部810は、任意の適切な形態および/または構成を有することが可能であることが理解されよう。たとえば、図8A〜図8Cに示されているように、複数の突起部810は、複数の軸線方向の突出部を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、複数の突起部810は、図8A〜図8Cに示されているように、第1のチャンバ84の底部壁部から、消毒用キャップ800の内側フランジ123および/または外側フランジ125に近接する位置の間に延在することが可能である。特定の実施形態では、複数の突起部810は、第1のチャンバ84の長さ全体にわたって延在することが可能である。また、複数の突起部810は、決定された幅を有することが可能である。図8Cは、幅の実施形態を図示しているが、幅は、消毒用キャップ800の中に含まれている突起部810の量に応じて変化することが可能であることが理解される。いくつかの実施形態では、突起部810のうちの1つまたは複数は、内側フランジ123および/または外側フランジ125に近接して、丸みを帯びた端部を含むことが可能である。
【0062】
複数の突起部810は、本明細書で説明および企図される医療用コネクタのいずれかと相互作用するように構成される。たとえば、いくつかの実施形態では、複数の突起部810は、本明細書で説明されているように、消毒用キャップ800と係合されている医療用コネクタと相互作用するように構成され得る。これらのさまざまな構造体の相互作用は、有利には、消毒用キャップ800に取り付けられている医療用コネクタに接触してクリーニングすることが可能である。図8A〜図8Cに示されているように、いくつかの実施形態では、突起部810は、内部表面87の長さよりも短い長さを有することが可能であり、キャップ810の外部表面が、突起部810の端部先端部よりも遠くへ延在するようになっている。いくつかの実施形態では、突起部810は、所定の長さを有することが可能であり、医療用コネクタが消毒用キャップ82に取り付けられているときに、突起部810のうちの1つまたは複数の端部が、医療用コネクタの端部と相互作用するようになっている。いくつかの実施形態では、消毒用キャップ800に取り付けられると、1つまたは複数の突起部810の長さは、医療用コネクタの1つまたは複数の部分と相互作用するのに十分なものになっていることが可能である。いくつかの実施形態では、複数の突起部810の長さは、消毒用キャップ800から医療用コネクタを解除するのに十分な反力を突起部810が印加することを防止するかまたは抑制するように制限され得る。
【0063】
いくつかの実施形態では、突起部810は、突起部810の長さ全体に沿って、均一な直径および/または幅を含むことが可能である。たとえば、1つまたは複数の突起部810は、円筒状の形状を含む。代替的に、消毒用キャップ82の少なくとも1つまたは複数の突起部810は、さまざまな幅を有することが可能であり、1つまたは複数の突起部810が、突起部810の端部先端部から突起部810のベース820へ、テーパを付けられるようになっている。たとえば、図示されているように、いくつかの実施形態では、突起部810のベース820は、ベース820から延在する突起部810の一部分よりも幅が広くなっていることが可能である。いくつかの実施形態では、突起部810のより幅の狭い部分は、突起部810のより幅の広い部分に対して、増加した可撓性を有することが可能であり、より幅の狭い部分が第1のチャンバ84の中をより自由に移動することを可能にする。突起部810のより幅の狭い部分は、医療用コネクタの少なくとも一部分と係合し、取り付けられているときのコネクタをよりきつく把持することが可能である。たとえば、突起部810のより幅の狭い部分は、十分に柔軟であることが可能であり、医療用コネクタが曲がること、屈曲すること、および/または、医療用コネクタの少なくとも一部分に沿って突起部810を移動させることを可能にすることができ、それによって、複数の突起部810が第1のチャンバ84の中をシフトおよび/または移動することを可能にする。代替的に、突起部810は、より可撓性の部分を有さないように構成されてもよく、また、そうであるので、医療用コネクタに接続されているときの突起部の移動を阻止するように構成されてもよい。
【0064】
いくつかの実施形態では、複数の突起部810は、任意の適切な数、たとえば、1つから50個などまたはそれ以上の突起部を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、複数の突起部810は、1つまたは複数のタイプおよび/またはサイズの突起部を含むことが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ800は、さまざまな直径を有する30個よりも多い軸線方向の突起部を含むことが可能であるが、任意の適切な組み合わせおよび配置も使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、より大きい突起部810は、より小さい突起部810よりも大きい寸法(たとえば、直径および/または長さ)を含むことが可能である。
【0065】
図8A〜図8Cは、いくつかの実施形態では、複数の突起部810が、突起部810を消毒用キャップ800に取り付けるためのベース820をそれぞれ含むことが可能であることを示している。ベース820は、第1のチャンバ84の底部表面に沿って配設され得る。ベース820は、第1のチャンバ84の中に突起部810を保持するように構成され得る。図8A〜図8Cに示されているように、突起部810は、ベース820から外向きに、および、第1のチャンバ84の中心に向けて延在することが可能である。1つの実施形態では、ベース820は、第1のチャンバ84の底部壁部に沿って配設され得る。いくつかの場合では、ベース820は、第1のチャンバ84の内部表面87の側壁部に沿って配設され得、それによって、突起部810が内部表面87の側壁部から延在することを可能にする。追加的にまたは代替的に、1つまたは複数のベース820は、第1のチャンバ84の底部壁部および内部表面87の側壁部の両方に沿って位置付けされ得る。
【0066】
複数の突起部810の1つまたは複数のベース820は、本明細書で議論されているように、第1のチャンバ84の1つまたは複数の内部表面87に取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、ベース820は、第1のチャンバ84の内部表面87とともに形成され得る。たとえば、ベース820は、消毒用キャップ800の残りの部分とともに一体的に形成され得る。いくつかの場合では、第1のチャンバ84の表面とともにベース820を一体的に形成することは、有利には、1つまたは複数の突起部810が消毒用キャップ800から解除されるようになる機会を減少させる可能性がある。いくつかの実施形態では、ベース820および/または突起部810の一部分のうちの少なくとも1つは、消毒用キャップ800から分離して形成され得る。
【0067】
第1のチャンバ84は、任意の適切な消毒薬を受け入れ、および/または収容することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ800は、消毒流体送達材料として、複数の突起部810を利用することが可能である。図8A〜図8Cに示されているように、複数の突起部810の複数のベース820は、互いから間隔を置いて配置され得、たとえば、突起部810同士の間にボイドを形成するようになっている。いくつかの実施形態では、消毒用キャップ800は、突起部810同士の間に固定された吸収性材料を含むことが可能である。代替的に、消毒用キャップ800は、吸収性材料を含まないことも可能であり、かつ、突起部810同士の間に保持された消毒流体を含むことも可能である。いくつかの実施形態では、消毒流体は、複数の突起部810によって、第1のチャンバ84の中に保持され得る。消毒流体は、本明細書で議論されている任意の消毒材料と同じであるかまたは概して同様であることが可能である。
【0068】
消毒流体は、毛細管作用を通して複数の突起部810の間に維持され得る。そうであるので、いくつかの実施形態では、突起部810の数、サイズ、および/または、突起部810のうちの1つまたは複数の間の距離は、消毒流体と突起部810との間に相互作用する毛細管引力が、第1のチャンバ84の中に消毒流体を保持するのに十分となることを保証するように構成され得る。たとえば、消毒用キャップ800が逆さにされ、任意の角度で設置されているときでも、消毒流体は、第1のチャンバ84の中に凹まされて維持され得る。いくつかの実施形態では、第1のチャンバ84の中に消毒流体を保持することは、有利には、消毒用キャップ800が送達の間におよび/または使用の前に逆さにされているときに、使用の前に、または、使用と使用との間に、突起部810および/または消毒流体と微生物または他の汚染物質との間の接触を阻止する。
【0069】
図示されているように、突起部810の外部表面は、平坦でありおよび/もしくは平面的であり、ならびに/または、実質的に平坦でありおよび/もしくは実質的に平面的であることが可能である。いくつかの実施形態では、突起部810は、任意の適切な表面テクスチャ加工、たとえば、滑らかなものおよび/または粗いものなどを有することが可能である。いくつかの実施形態では、突起部810は、圧縮可能で、変形可能で、および/または弾性の材料から作製され得る。しかし、任意の適切な材料も使用され得る。
【0070】
図8A〜図8Cに示されているように、消毒用キャップ800のさまざまな機構は、示されているさまざまな寸法を含むことが可能である。これらの寸法、および、図に示されている寸法は、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、寸法は、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。たとえば、いくつかの実施形態では、複数の突起部810は、図8A〜図8Cに示されているものよりも幅の広い直径または小さい直径を有することが可能である。
【0071】
第2のチャンバ
図9A〜図9Cは、いくつかの実施形態による、第2のチャンバ85を含む消毒用キャップ82のさまざまな図である。とりわけ、図9Aは、第2のチャンバ85を含む消毒用キャップ82の後方斜視図であり、図9Bおよび図9Cは、それぞれ、図9Aの消毒用キャップ82の後面図および側断面図である。別段の定めがない限り、図9A〜図9Cの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図9A〜図9Cに示されている消毒用キャップ82は、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82と同様であるが、図9A〜図9Cに示されている消毒用キャップ82を参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図9A〜図9Cを参照して示されて説明されているように、第2のチャンバ85を含むように修正され得る。また、本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントは、図9A〜図9Cの消毒用キャップ82の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0072】
図9A〜図9Cに示されているように、消毒用キャップ82は、第1のチャンバ84および第2のチャンバ85を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、第2のチャンバ85は、第2のチャンバ85の周囲の周りに延在するように構成された内部表面89を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、内部表面の直径85D1は、図9Cに示されているように、医療用コネクタの外側表面の直径よりも大きくなっており、消毒用キャップ82と医療用コネクタとの間の相互作用を促進することが可能である。特定の実施形態では、第2のチャンバ85は、第1のチャンバ84の内部直径84D1と概して同じサイズの内部直径85D1を有することが可能である。代替的に、直径は、異なるサイズであることが可能である。いくつかの実施形態では、図9Cに示されているように、第2のチャンバ85は、複数の内部直径、内径85D1および外径85D2を有することが可能であるが、第2のチャンバ85は、唯一の直径を有することが可能であることが企図される。医療用コネクタは、消毒用キャップ82の内部表面89と相互作用することができる任意の適切な形状および/または構成になっていることが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、医療用コネクタは、ねじ山、リッジ部、リブ、テクスチャ加工されたおよび/または粗い表面などを含むことが可能であるが、医療用コネクタは、任意の適切な構造を含むことが可能であり、任意の適切な形状を有することが可能であることが理解されよう。
【0073】
図9A〜図9Cに示されているように、第2のチャンバ85は、任意の適切な機構を受け入れ、および/または収容することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、第2のチャンバ85は、添加剤1090またはその一部分を収容するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、添加剤1090は、それぞれ、第2のチャンバ85の中に設置され得る。第2のチャンバ85の深さ85L1は、添加剤1090を保つように適当にサイズ決めされ得る。第2のチャンバ85は、医療用コネクタの一部分を受け入れことができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。たとえば、図9A〜図9Cに示されているように、第2のチャンバ85は、円筒形状に形状決めされ得るが、第2のチャンバ85は、任意の適切な壁部構造体(たとえば、真っ直ぐなものおよび/または湾曲したもの)を含むことが可能であり、また、任意の適切な形状(たとえば、円筒形状のもの、テーパ付きのもの、円錐形状のもの)を有することが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、第2のチャンバ85が、浅い窪みまたは凹部を含むことが可能である。
【0074】
適切な添加剤1090は、キャップ82の摂取を阻止するように構成され得、または、患者の口の中に、たとえば、幼児患者の口の中などに、キャップ82を設置することを阻止するように構成され得る。いくつかの実施形態では、添加剤1090は、嫌な味の薬剤を含むことが可能であり、嫌な味の薬剤は、人間の味覚に対して、不愉快であり、ひどく不快であり、魅力がなく、および/または望ましくない。たとえば、嫌な味の薬剤は、平均的な人間に対して、苦い、辛い、スパイシーな、酸味のある、辛味のある、酢のような、および/または腐ったような味がすることが可能である。添加剤1090は、任意の適切な方式で、キャップ82の中へ組み込まれ得るか、および/または、キャップ82の中に一体化され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、添加剤1090を含む、1枚の紙または任意の他の送達媒体(たとえば、スポンジ、フォーム、またはゲルなど)が、たとえば、第2のチャンバ85の中にそれを設置することなどによって、キャップ82に取り付けられ得(たとえば、紙は、添加剤1090によってコーティングされ得る)、添加剤1090を含むステッカーが、キャップ82の一部分に取り付けられ得(たとえば、添加剤1090によってコーティングされたステッカーが、第2のチャンバ85の中に設置され得る)、添加剤1090が、キャップ82の材料の中へブレンドされ得(たとえば、含浸によって、または、添加剤1090がキャップの材料マトリックスの一部になることを結果として生じさせる任意の他のプロセスによって)、および/または、添加剤1090が、キャップ82の材料の一部分の上にコーティングされ得(たとえば、添加剤1090によってキャップをスプレーすることによって、または、添加剤1090を含む液体によってキャップを処理することによって)、とりわけ(たとえば、キャップ82は、添加剤1090を放出可能に保持する添加剤1090材料を含むことが可能である)。いくつかの実施形態では、添加剤1090は、Bitrex(登録商標)化合物(ScotlandのJohnson Matthey Fine Chemicals会社から市販されている)を含むことが可能であるが、任意の適切な嫌な味の薬剤も使用され得る。いくつかの実施形態では、添加剤1090は、キャップ82を参照して上記に説明されているような任意の適切な方式で、消毒用キャップホルダ(たとえば、キャップホルダ402)の中へ組み込まれ得、および/または、消毒用キャップホルダと一体化され得る。添加剤1090は、有利には、(たとえば、子供が自分の口の中にキャップ82を置いた場合に)キャップ82の摂取を阻止することが可能である。図9A〜図9Cに示されている添加剤1090は、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82の文脈において説明されているが、添加剤1090は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。
【0075】
図9Cに示されている第2のチャンバ85の深さ85L1は、第2のチャンバ85からの添加剤1090の事故的なまたは偶発的な除去を防止するかまたは抑制するために十分に凹まされ得る。たとえば、いくつかの実施形態では、第2のチャンバ85の深さ85L1は、第1のチャンバ84の深さ84L1よりも小さくなっていてもよい。代替的に、第2のチャンバ85の深さ85L1は、第1のチャンバ84の深さ84L1よりも大きくなっていてもよい。いくつかの実施形態では、第2のチャンバ85の深さ85L1、および/または、第1のチャンバ84の深さ84L1は、消毒用キャップ82の長さ82L1の2分の1よりも小さくなっていてもよいが、依然として、吸収性材料86または添加剤1090を収容するために十分に凹まされる。しかし、第1のチャンバ84および第2のチャンバ85は、吸収性材料86または添加剤1090を受け入れることおよび/または収容することができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能であることが理解されよう。たとえば、深さ85L1または第1のチャンバ84の深さ84L1は、消毒用キャップ82の長さ82L1の2分の1よりも大きくてもよい。
【0076】
図9A〜図9Cに示されているように、いくつかの実施形態では、消毒用キャップ82は、本明細書で説明されているように、第1のチャンバ84の開口部に近接して、内側フランジ123および外側フランジ125を含むことが可能であり、また、第2のチャンバ85の開口部に近接して、フランジ127を含むことが可能である。外側フランジ125は、図9Cに示されているように、第1のチャンバ84の開口部から距離125L1にあることが可能であり、また、第2のチャンバ85の開口部から距離125L2にあることが可能である。代替的な実施形態では、距離125L2は、125L1よりも小さく、外側フランジ125を第1のチャンバ84の開口部よりも第2のチャンバ85の開口部に近づけてもよい。追加的に、外側フランジ125は、直径125D1によって、消毒用キャップ82から半径方向外向きに延在することが可能である。フランジ123、125、127の場所、および、図9A〜図9Cに示されている相対的なサイズは、例示的で非限定的であることが理解されよう。実際に、場所および相対的なサイズは、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、消毒用キャップは、フランジ123、125、127のうちの1つまたは複数を組み込まなくてもよい。
【0077】
少なくとも部分的に消毒用キャップの外側に位置決めされている吸収性材料
図10A〜図12は、いくつかの実施形態による、吸収性材料1020を含む消毒用キャップ700のさまざまな図である。とりわけ、図10Aは、吸収性材料1020を含む消毒用キャップ700の正面斜視図であり、図10B〜図10Eは、それぞれ、図10Aの消毒用キャップ700の第1の側断面図、第2の側断面図、上面図、および底面図である。そのうえ、図11A〜図11Dは、それぞれ、消毒用キャップを製造するプロセスの実施形態の第1の側面図、上面図、第2の側面図、および側断面図であり、図12は、消毒用キャップを製造するプロセスの実施形態の側断面図である。別段の定めがない限り、図10A〜図12の中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図10A〜図12に示されている消毒用キャップ700は、図7A〜図7Eに示されている消毒用キャップ700と同様であるが、図10A〜図12に示されている消毒用キャップ700を参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図10A〜図12を参照して示されて説明されているように、少なくとも部分的に消毒用キャップの外側に位置決めされている吸収性材料1020を含むように修正され得る。また、本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネントは、図10A〜図12の消毒用キャップ700の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0078】
図10Aに示されており、本明細書で詳細に説明されているのは、接続領域を備えたベース710を含むキャップ700を含むアセンブリの実施形態であり、接続領域は、医療用器具の上の対応する接続領域、たとえば、医療用器具のオス型突出部(たとえば、オス型ルアー)などと接続し、および/または、それを受け入れ、および/または、それをカバーするように構成されている。いくつかの実施形態では、キャップ700は、ベース710に取り付けられている流体送達材料、たとえば、吸収性材料1020などを含むことが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では(図10A〜図12に図示されているように)、吸収性材料1020は、ベース710の近位端部702に取り付けられ得、吸収性材料1020が、少なくとも部分的にまたは全体的にベース710の外側に位置決めされ、および/または、ベース710の内部領域787の中に位置決めされないようになっている。図に図示されているように、オス型突出部またはルアーは、キャップ700と連結するために、キャップ700の近位端部702からキャップ700の遠位端部704に向けて入って来ることが可能である。
【0079】
示されているように、吸収性材料1020は、ベース710の近位端部702に取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、図10A〜図10Eに示されているように、吸収性材料1020とベース710との間の取り付けは、ベース710の内側表面の上に位置付けされていなくてもよい。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、キャップ700の外側フランジ725に連結され得る。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、グルー、アンダーカット、熱カシメ、および/または摩擦嵌めを介して取り付けられ得るが、任意の適切な取り付けも使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、吸収性材料1020の1つまたは複数の縁部または溝部は、ベース710の外側表面および/または外側フランジ725と相互作用することが可能であり、吸収性材料1020が、少なくとも部分的にベース710の内部領域787の外側の位置に保たれるようになっている。
【0080】
いくつかの実施形態では、ベース710は、剛性であるか、もしくは、吸収性材料1020よりも剛性であるか、または、弾性であるかもしくは可撓性である材料から作製されている。ベース材料は、プラスチック(たとえば、ポリプロピレン)などのような、任意の適切な材料であることが可能であり、または、医療用コネクタの接続部分をカバーするのに適切な任意の材料であることが可能であり、または、微生物増殖に抵抗力のある本明細書で議論されている任意の材料であることが可能である。本明細書で説明されているように、流体送達材料または吸収性材料1020は、重力に対抗して1つまたは複数の異なる配向に少なくともいくらかの液体またはゲルを保持することができる材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、消毒薬が吸収性材料1020によって担持されているときに、および、吸収性材料1020が別の物質と接触していないときに、任意の配向における通常使用の期間の間の通常使用の間に、吸収性材料1020が任意の臨床的に有意な量の消毒薬を喪失しないように、吸収性材料1020は構成されている。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020などのような流体送達材料は、キャップ700がルアーに連結されているときなどに、変形可能な、開放可能な、またはその他の方法で移動可能な材料または機構である。流体送達材料または吸収性材料1020は、医療用器具へのキャップ700の連結に応答して、圧縮するかもしくは後退するか、またはそうでなければ移動することが可能である。吸収性材料1020は、接続領域(たとえば、オス型突出部またはオス型ルアー)の周囲部の少なくとも一部分または概してすべてにぴったりと接触するか、包含するか、取り囲むか、または包むようにサイズ決めおよび構成され得る。キャップ700を医療用器具に連結するとき、吸収性材料1020は、少なくとも接続領域の外側の表面を拭き取るように構成され得、また、消毒剤または抗菌剤を接続領域の外側の表面に概してまたは実質的に均一にまたは一様に塗布するように構成され得る。
【0081】
図示されているように、流体送達材料または吸収性材料1020は、連結の間に伸びるかまたは膨張し(たとえば、流体送達材料の中の開口部のサイズを増加させる)、コネクタの一部分を受け入れ、および/または、コネクタの一部分に対して力(たとえば、復元力)を働かせることが可能であり、流体送達材料とコネクタの一部分との間に、きつい接触、密接な接触、および/または、収縮性の接触を提供することを支援する。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、圧縮しているかもしくは後退している間に、または、そうでなければ連結移動において移動している間に、接続領域の上へ消毒薬を放出する、その理由は、吸収性材料1020が接続領域と接触した状態になるからである。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、フォーム(たとえば、ポリエステルまたはポリウレタンなど)、ガーゼ、スポンジ、または、任意の他の適切な材料から作製され得る。吸収性材料1020は、本明細書で説明されている任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネント(たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82の消毒材料86など)は、図10A〜図12の消毒用キャップ700の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0082】
いくつかの実施形態では、ベース710は、吸収性材料1020よりも硬質であるか、剛性であるか、または圧縮可能性が低い。吸収性材料1020は、ベース710の少なくとも一部分よりも大きい断面幅を有することが可能である。たとえば、吸収性材料1020は、吸収性材料1020がベース710に取り付けられているときに、ベース710の外側フランジ725よりも大きい断面幅を含むことが可能である。ベース710は、流体に対する浸透性または液体移動もしくは液体輸送が吸収性材料1020よりも低い材料から構成され得る。示されているように、いくつかの実施形態では、吸収性材料1020の少なくとも一部分は、使用の前、後、および/または間に、ベース710の任意の部分よりも遠くへ近位方向に延在することが可能である。
【0083】
図10Bおよび図10Cは、連結方向に沿って見た、実施形態の側断面図である。示されているように、いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、変形可能な材料から作製され得、また、接続領域(たとえば、オス型突出部またはルアー)と連結するための中空チャネル1022を備えた開口部1021を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、使用前位置またはスタンドアロン位置における開口部1021は、接続領域(たとえば、オス型突出部またはオス型ルアー)の連結部分の外径よりも小さい直径を有することが可能である。いくつかの実施形態では、中空チャネル1022は、完全に吸収性材料1020を通って延在しており、連結ルアーが、吸収性材料1020を穿刺することなく、キャップと連結することができるようになっている。いくつかの実施形態では、中空チャネル1022は、完全に吸収性材料1020を通って延在していなくてもよく、連結領域は、連結するために吸収材1020を穿刺することを必要とすることが可能であり、または、吸収性材料1020は、ベース710の内側に引っ張られ得る。
【0084】
図11A〜図11Dは、アセンブリ700の製造プロセスの例を図示している。複数の吸収性材料の部分601および602(たとえば、示されているように、2つのシート)が、一般的に、ベース710の前およびベース710の後ろに、ベース710の周りに設置されている。いくつかの実施形態では、ベース710を包み込むことができる1つのシートが使用され得る。いくつかの実施形態では、3つ以上のシートが、ベース710を取り囲むために使用され得る。いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、シートから形成されていなくてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、吸収性材料1020は、連続的なフィラメントまたは極めて近接した一連のフィラメント、たとえば、絡み合ったフィラメント、または、メッシュもしくはファブリックなどから形成され得る。
【0085】
任意の適切な方法が、たとえば、キャップ700の近位表面702または上側の外側表面に吸収性材料1020を取り付けることなどによって、キャップ700の任意の吸収性材料1020をキャップ700のベース710材料に取り付けるために使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、熱カシメが、図11Bに示されている実施形態などのように、シート601および602の少なくとも一部分を溶融し、それを互いに封止するために使用され得、および/または、キャップのベース710の上側部分もしくは近位部分702の周囲の一部分(たとえば、縁部)の周りに、それを封止するために使用され得る。いくつかの実施形態では、取り付け剤、たとえば、グルー、溶媒、もしくは接着剤、または、任意の他の適切な薬剤が、熱カシメの代わりに、または、熱カシメに加えて使用され得る。図11Cに示されているように、吸収性材料1020が溶融されるか、キャップ700の上にグルーにより接着されるか、または、その他の方法でキャップ700に取り付けられた後に、吸収性材料1020の近位端部が、連結方向に対して垂直にカットされるか、または、その他の方法で開口部1021を提供するように修正される。いくつかの実施形態では、結果として生じるアセンブリは、吸収性材料1020の中に開口部1021を有しており、ルアーなどのような接続領域と連結するための中空チャネル1022を伴っている。
【0086】
いくつかの実施形態では、図12に示されているように、別のまたは代替的なプロセスが使用され得、そこでは、一般的なトーラス形状の吸収性材料701が、取り付け剤704によってキャップ702にグルーにより接着されるかまたはその他の方法で接着されている。いくつかの実施形態では、概してトロイダル形状の吸収性材料701が、熱カシメ処理によって、キャップ702の上へ溶融される。いくつかの実施形態では、吸収性材料701は、トロイダル形状でなくてもよく、および/または、キャップが医療用器具と連結されるときに、医療用器具(たとえば、ルアー)の一部分によって穿刺され得る。
【0087】
送達システム
本出願は、消毒用キャップのための送達システム(たとえば、シリンジ、ストリップ、ホルダ、スリーブなど)の複数の実施形態を含む。1つまたは複数の図は、キャップの特定の実施形態を伴う送達システムを示している可能性があるが、本明細書で開示されている任意の他のキャップまたは、他の医療用デバイスが、図示されているキャップに加えて、または、それの代わりに、送達システムのいずれかの中で、および/または、送達システムのいずれかとともに使用され得ることが理解されるべきである。たとえば、本出願の図1A〜図12に示されているキャップの実施形態の任意の1つは、送達システムのいずれかに関連して提供され得るかまたは使用され得る(そのような送達システムの中に図示されているかどうかにかかわらず)。別の例として、米国仮特許出願第62/408,546号明細書(本明細書では、'546出願と称される)、米国仮特許出願第62/420,359号明細書(本明細書では、'359出願と称される)、米国仮特許出願第62/590,952号明細書(本明細書では、'952出願と称される)、米国仮特許出願第62/526,847号明細書(本明細書では、'847出願と称される)、米国仮特許出願第62/527,897号明細書(本明細書では、'897出願と称される)、米国仮特許出願第62/571,157号明細書(本明細書では、'157出願と称される)の中に説明および/または企図されているキャップの実施形態が、本明細書で説明されている送達システムのいずれかに関連して提供され得るかまたは使用され得(そのような送達システムの中に図示されているかどうかにかかわらず)、それらの文献は、その全体が参照により本明細書にそれぞれ組み込まれている。本明細書で説明されている送達システムのいずれかは、本出願、'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中に説明および/または企図されているキャップのさまざまな実施形態とともに使用され得るか、または、それらとともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0088】
消毒用キャップホルダアセンブリ
図13Aおよび図13Bは、いくつかの実施形態による消毒用キャップホルダアセンブリ404のさまざまな図である。とりわけ、図13Aは、消毒用キャップホルダアセンブリ404の正面斜視図であり、図13Bは、図13Aの消毒用キャップホルダアセンブリ404の側断面図である。別段の定めがない限り、図13Aおよび図13Bの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図13Aおよび図13Bに示されている消毒用キャップ82は、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82と同様であるが、図13Aおよび図13Bに示されている消毒用キャップホルダアセンブリ404を参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図されている任意の消毒用キャップおよび/またはキャップアセンブリの実施形態とともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図13Aおよび図13Bを参照して示されて説明されているように、消毒用キャップホルダアセンブリ404とともに機能するように修正され得る。
【0089】
図13Aおよび図13Bは、消毒用キャップホルダ402と、キャップホルダ402の中に位置決めされている消毒用キャップ82とを有する、消毒用キャップホルダアセンブリ404を示している。キャップホルダ402は、近位端部408、遠位端部410、内側壁部表面412、および外側壁部表面414を含み、チャンバ406を画定している。いくつかの実施形態では、キャップホルダ402は、チャンバ406の中への開口部416と、開口部416の周囲にある半径方向外向きに延在するフランジ418とを含むことが可能である。図13Aに示されているように、フランジ418は、キャップホルダ402の近位端部408から延在することが可能である。キャップホルダ402は、随意的な底部壁部419を含むことが可能である。
【0090】
いくつかの実施形態では、キャップホルダ402は、キャップホルダ402の中の消毒用キャップ82の汚染を防止する。たとえば、ユーザは、キャップホルダ402の1つまたは複数の部分を介して、たとえば、キャップホルダ402から外へ延在するフランジ418などを介して、消毒用キャップホルダアセンブリ404をハンドリングすることが可能である。キャップホルダ402は、ユーザによる消毒用キャップ82の接触に対するガードとして作用することが可能である。
【0091】
キャップホルダ402は、任意の適切な材料(たとえば、剛性のまたは半剛性の材料)を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、キャップホルダ402は、任意の適切なポリマーを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、ポリマーは、熱可塑性のポリマー、たとえば、脂肪族ポリマーまたは熱可塑性のエラストマーなどを含むことが可能である。たとえば、キャップホルダ402は、ポリプロピレンおよびポリエチレン(たとえば、低密度、中密度、または高密度ポリエチレンなど)のうちの少なくとも1つを含むことが可能である。キャップホルダ402の半剛性の材料は、任意の適切なデュロメータを有することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、キャップホルダ402は、おおよそ60からおおよそ1050の範囲にあるShore Aデュロメータを有することが可能であるが、たとえば、なかでも、約50、約55、約60、約65、約70、約75、約80、約85、約90、約95、約100(たとえば、約50から約100の間の任意のデュロメータ)などのような、任意の適切なデュロメータが使用され得る。しかし、キャップホルダ402は、消毒用キャップ82を収容するのに十分な任意のデュロメータを有することが可能であることが理解されよう。
【0092】
図13Aおよび図13Bに示されているように、消毒用キャップホルダアセンブリ404は、いくつかの実施形態では、フォイル材料または蓋部ストック材料(lid stock material)450によって封止され得る。蓋部450は、消毒用キャップホルダ402の中のそれぞれの消毒用キャップ82が無菌状態のままになることを可能にすることができる。蓋部450は、消毒用キャップホルダ402および/または消毒用キャップ82の1つまたは複数の部分に取り付けるように構成され得る。いくつかの実施形態では、蓋部450は、消毒用キャップホルダ402に封止され得る。たとえば、蓋部450は、任意の適切な方法によって、たとえば、接着剤によって、または、伝導熱シーリング技法もしくは誘導熱シーリング技法などによって、フランジ418に取り付けられ得る。
【0093】
追加的にまたは代替的に、蓋部450は、消毒用キャップ82の少なくとも一部分に封止され得る。消毒用キャップ82に直接的に取り付けることは、蓋部450が第1のチャンバ84を封止することを可能にし、消毒用キャップ82の中の任意の消毒材料86および/または消毒流体の除去を防止する。いくつかの実施形態では、蓋部450が、消毒用キャップホルダ402および消毒用キャップホルダ402の中の消毒用キャップ82の両方に対して封止されるときには、蓋部450は、ダブルシールを形成することが可能である。たとえば、ダブルシールは、消毒用キャップ82の汚染を防止するために、および/または、消毒材料が消毒用キャップ82から逃げることを防止するために、追加のバリアを提供することが可能である。ダブルシールを提供することは、有利には、保存可能期間を改善することが可能である。
【0094】
いくつかの実施形態では、蓋部450は、消毒用キャップホルダ402および消毒用キャップ82のうちの1つまたは複数に熱結合され得る。熱結合は、インパルス式熱シーリング技法、誘導熱シーリング技法、伝導熱シーリング技法、輻射熱シーリング技法、または他の熱シーリング技法などのような、標準的な熱シーリング技術を使用して起こることが可能である。いくつかの実施形態では、蓋部450は、接着剤結合を利用することによって、または、適切な機械的接続もしくは摩擦接続、たとえば、スナップフィットなどによって、消毒用キャップホルダ402および/または消毒用キャップ82に取り付けられ得る。
【0095】
蓋部450は、任意の適切な材料、たとえば、フォイル、プラスチック、ラミネートなどから作製され得る。1つの態様では、蓋部450は、おおよそ1ミルから2ミルの厚さを有するフォイル材料から作製され得る。
【0096】
いくつかの場合では、消毒用キャップホルダ402および/または消毒用キャップ82は、消毒用キャップホルダ402および消毒用キャップ82の相対的な回転を防止する構造体またはエレメントなどを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、構造体またはエレメントは、消毒用キャップホルダ402の内側に位置決めされているときの消毒用キャップ82の回転を防止するために、適切な場所に消毒用キャップ82を係合させることによって、および、適切な場所に消毒用キャップ82をロックすることによって、消毒用キャップを医療用コネクタに取り付けることを促進することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、消毒用キャップホルダ402の内側壁部表面412は、内部リブおよび/または内部スロットを含むことが可能である。内部リブおよび/または内部スロットは、図1A〜図1Hを参照して本明細書で説明されているように、消毒用キャップ82の複数のリブ120および複数のスロット122と相互作用するように構成され得る。これらの構造体は、消毒用キャップ82に対する消毒用キャップホルダ402の相対的な回転を防止するかまたは抑制することが可能である。本明細書で言及されている「リブ」という用語は、隆起しているかまたは表面から外向きに延在している構造体である。「スロット」という用語は、表面の下方に延在しているか、または、2つのリブの間に位置決めされており、リブよりも低いレベルにある構造体を表している。リブおよび/またはスロットは、本明細書で説明されている任意の適切な形態および/または構成を有することが可能である。本明細書で説明および/または図示されている任意の実施形態の任意の特徴、構造体、材料、ステップ、またはコンポーネント(たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82の複数のリブ120および複数のスロット122など)は、図13Aおよび図13Bの消毒用キャップホルダ402の任意の実施形態の任意の他の特徴、構造体、材料、ステップ、もしくはコンポーネントとともに、または、その代わりに使用され得ることが理解されよう。
【0097】
別の例として、いくつかの実施形態では、消毒用キャップホルダ402は、消毒用キャップ82の外部表面と締まり嵌めを形成する機構または構造体を有することが可能である。いくつかの実施形態では、消毒用キャップホルダ402の内側表面412は、消毒用キャップ82の一部分と締まり嵌めを形成するための機構または構造体を有することが可能である。追加的にまたは代替的に、消毒用キャップ82は、消毒用キャップホルダ402と締まり嵌めを形成するための1つまたは複数の機構を有することが可能である。
【0098】
いくつかの場合では、さらに詳細に下記に説明されているように、消毒用キャップホルダ402は、図20Aおよび図20Bに関連して示されて議論されているようなシリンジアセンブリ1210などのような、シリンジアセンブリに対する消毒用キャップホルダ402の回転を防止するように構成されている、複数のリブおよび/またはスロットを外側壁部表面の上に含むことが可能である。回転を防止するための本明細書で議論されている回転防止デバイスのいずれかが利用され得る。たとえば、図13Aは、シリンジアセンブリに対する消毒用キャップホルダ402または消毒用キャップホルダアセンブリ404の相対的な回転を防止するためのインターロッキング構造体を示している。いくつかの場合では、消毒用キャップホルダ402の外側壁部表面414は、複数の円周方向に間隔を置いて配置された軸線方向に延在するリブ420を含むことが可能であり、リブ420は、隣接するリブのそれぞれのペアの間にスロット424を画定している。複数のリブ420およびスロットのうちの少なくとも1つは、シリンジアセンブリの上の対応する機構と相互作用するように構成され得る。この相互作用は、消毒用キャップホルダ402または消毒用キャップホルダアセンブリ404がシリンジアセンブリと係合されているときに、シリンジアセンブリに対する消毒用キャップホルダ402または消毒用キャップホルダアセンブリ404の相対的な回転を防止するかまたは抑制することが可能である。
【0099】
消毒用キャップホルダアセンブリ404は、シリンジアセンブリと連結されるかまたは組み合わされる必要はないことが企図される。図13Aおよび図13Bに示されているように、スタンドアロンの消毒用キャップホルダアセンブリ404は、消毒用キャップホルダアセンブリ404のユーザの手で掴むための、円周方向に間隔を置いて配置されたリブ420を組み込むことが可能である。消毒用キャップホルダアセンブリ404は、本明細書で説明されているものと同じ目的のために使用され得るが、手で使用されてもよい。
【0100】
図13Aは、いくつかの実施形態では、消毒用キャップホルダ402または消毒用キャップホルダアセンブリ404が、さらに詳細に本明細書で議論されているように、消毒用キャップホルダ402または消毒用キャップホルダアセンブリ404が完全にシリンジアセンブリの中に位置決めされているときに、これらのパーツの相対的な軸線方向の移動を抑制する構造体またはエレメントなどを含むことが可能であることを示している。たとえば、消毒用キャップホルダ402は、消毒用キャップホルダ402の外側壁部表面414の上に環状の隆起部440を有することが可能であり、隆起部440は、シリンジアセンブリの上の対応する溝部の中にフィットするように寸法決めされている。
【0101】
本明細書で開示されている消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリは、さまざまな適切な方法で分配および/またはパッケージングされ得る。適切な方法は、それに限定されないが、個々のパッケージ、複数の消毒用キャップホルダアセンブリを含むポーチパッケージ(たとえば、図14〜図18を参照して本明細書で議論されているディスペンシングバッグなど)、ストリップパッケージ(図19A〜図19Dを参照して本明細書で議論されている)、または、消毒用キャップホルダアセンブリがシリンジに取り付けられているシリンジアセンブリ(図20Aおよび図20Bを参照して本明細書で議論されている)を含む。本明細書で開示されている消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリの分配および/またはパッケージング方法、ならびに、相対的なサイズは、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、パッケージングは、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、関連の方法は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。
【0102】
ディスペンシングバッグ
図14〜図18は、いくつかの実施形態による、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリ2004のためのディスペンシングバッグ2000の例の形態の医療用物品のための送達システムのさまざまな図である。とりわけ、図14は、1つまたは複数の消毒用キャップアセンブリ1220を含むディスペンシングバッグ2000の正面図であり、図15、図16A、および図16Bは、それぞれ、図14の複数のディスペンシングバッグ2000の正面斜視図、正面図、および背面図である。図17A〜図17Cは、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリ2004のためのディスペンシングバッグ2000a〜2000cのさまざまな実施形態の正面図である。図18は、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリ2004のためのディスペンシングバッグ2100の正面図である。別段の定めがない限り、図14〜図18の中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図14〜図18に示されている消毒用キャップホルダアセンブリ2004は、図13Aおよび図13Bに示されている消毒用キャップホルダアセンブリ404と同様であるが、図14〜図18に示されているディスペンシングバッグを参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図されている任意の消毒用キャップおよび/またはキャップアセンブリの実施形態とともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図14〜図18を参照して示されて説明されているように、ディスペンシングバッグとともに機能するように修正され得る。
【0103】
任意の実施形態では、示されているように、送達システムは、送達システムの中に含まれることになり、送達システムからディスペンスされることになる、複数の医療用物品のそれぞれの外側幅または直径に対応する内部幅または直径を有する内部キャビティを備えたチューブまたはシース領域を含む概して細長い部分を含むことが可能である。たとえば、送達システムの細長い部分の内部幅または直径は、複数の医療用物品のそれぞれの外側幅または直径とおおよそ同じであるか、または、それよりもわずかに大きくなっていることが可能であり、複数の医療用物品が細長い部分の中に緩く含まれることを可能にし、それによって、互いにまたはチューブもしくはシースに貼り付けられるかまたは係合されることなく、複数の医療用物品がチューブまたはシースの中をシフトおよび/または移動することを可能にする。たとえば、いくつかの実施形態では、細長い部分の内部は、医療用物品の個々のユニットが送達システムの近位開口部の中へ挿入されるかまたは装填されるときに、複数の医療用物品が細長い部分の中に医療用物品の単一の垂直方向の縦列を自動的に形成することができるように、形状決めおよび構成されている。緩く閉じ込めることは、チューブまたはシースの中に位置決めされている医療用物品の縦列が、医療用物品が複数個ずつまたは1つずつ(一度に1つ)遠位ディスペンシング領域を通して除去されるときに、送達システムのディスペンシング領域(たとえば、狭窄部または低減された幅の領域)に向けて移動することを可能にすることができる。
【0104】
送達システムの細長い部分の内部幅または直径は、十分に小さくなっていることが可能であり、それが2つ以上の完全な医療用物品が送達システムの細長い部分の中の同じレベル(たとえば、垂直方向のレベル)を同時に占有することを可能にしないようになっており、それによって、含まれている医療用物品の間の干渉による、細長い部分の詰まりまたは他の閉塞を抑制する。細長い部分の内部壁部または壁部は、所定の摩擦係数を有することが可能であり、この摩擦係数は、使用の間に(たとえば、送達システムを通してユーザによって押されているかもしくは引っ張られているときに)、送達システムを通して、緩んだ医療用物品の信頼性の高いおよび一貫した移動を可能にするように、十分に小さくなっており(または、滑りやすい)、および/または、この摩擦係数は、細長い部分の中に閉じ込めている間に、それぞれの医療用物品に関する慣性位置を生成し、送達システムの中に含まれている医療用物品が自由にスライドすることおよび一団になることを抑制するように、十分に高くなっている(または、スライド抵抗性がある)。細長い部分の1つまたは複数の壁部は、可撓性および/または崩壊可能であり得、不規則な滑らかでない表面トポグラフィーが、細長い部分が医療用物品を含むときに、通常使用時に1つまたは複数の内部壁部に沿って作り出される(たとえば、しわまたは折り目を含む)ようになっており、ユーザによって送達システムから外へ押されるかまたは引っ張られていないときに、医療用物品がチューブまたはシースを通って迅速にスライドすることに対して、低いレベルの抵抗を作り出すようになっている。
【0105】
ディスペンシングバッグ2000は、図14〜図16Bに示されているように、1つもしくは複数の殺菌剤デバイス、または、1つもしくは複数の殺菌剤デバイスの少なくとも一部分、たとえば、消毒用キャップまたは消毒用キャップホルダアセンブリ2004などを含むために、送達システムとして機能することが可能である。本明細書において、任意のタイプの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の使用または閉じ込めへの任意の言及は、また、それに加えてまたは代替的に、消毒用キャップの使用を含むように解釈されるべきである。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、有利には、1つまたは複数の他の消毒用キャップホルダアセンブリ2004をディスペンシングバッグ2000の中に維持しながら、一度に単一の消毒用キャップホルダアセンブリ2004の除去を可能にすることによって、消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを促進する。
【0106】
キャップホルダアセンブリ2004のそれぞれは、本明細書で説明されている任意の消毒用キャップホルダおよび消毒用キャップを含むことが可能である。図は、5つの消毒用キャップホルダアセンブリ2004を収容するディスペンシングバッグ2000を図示しているが、任意の数の殺菌剤充填デバイスが、ディスペンシングバッグ2000の中にパッケージングされ得ることが理解されよう。また、本明細書で説明および/または企図されているディスペンシングバッグ2000の実施形態のいずれかは、本明細書で、または、'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中に説明および/または企図されている任意の消毒用キャップとともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0107】
いくつかの実施形態では、図14〜図16Bに示されているように、ディスペンシングバッグ2000は、近位部分2008および遠位部分2012を有している。遠位部分2012は、1つまたは複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004を含むようにサイズ決めおよび構成されているチャンバ2016を含むことが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、遠位部分2012は、チャンバ2016の内部表面を形成するために遠位部分2012の周囲に沿って延在するもう1つの封止された縁部を含む。いくつかの実施形態では、内部表面は、任意の適切な表面テクスチャ加工、たとえば、滑らかなものおよび/または粗いものなどを有することが可能である。
【0108】
チャンバ2016は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の少なくとも一部分を受け入れることができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。たとえば、図14〜図16Bに示されているように、チャンバ2016は、概して円筒状の形状を含むことが可能であるが、チャンバ2016は、任意の適切な壁部構造体(たとえば、真っ直ぐなもの、および/または、湾曲したもの)を含むことが可能であり、任意の適切な形状(たとえば、円筒形状、テーパ付きの形状、円錐形状)を有することが可能であることが理解されよう。
【0109】
チャンバ2016の幅は、図14〜図16Bに示されているように、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の外側表面の幅よりも大きくなっており、消毒用キャップホルダアセンブリ2004を含むことを促進することが可能である。いくつかの実施形態では、チャンバ2016の幅は、チャンバ2016の全体を通して一定のままであることが可能である。いくつかの実施形態では、チャンバ2016の幅は、チャンバの長さに沿って変化することが可能である。たとえば、チャンバ2016は、チャンバ2016のように狭くなった幅を有する一部分を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、狭くなった幅は、ディスペンシングバッグ2000の遠位端部に隣接して位置付けされており、一度に単一の消毒用キャップホルダアセンブリ2004の除去を促進することが可能である。
【0110】
チャンバ2016の長さは、複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004を収容するために、および、チャンバ2016からの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の事故的なまたは偶発的な除去を防止するために、十分に長くなっていることが可能である。
【0111】
いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000の内部表面は、チャンバ2016の中に含まれている消毒用キャップホルダアセンブリ2004のうちの1つまたは複数に取り付けられ得る。取り付けは、接着剤結合を利用するか、または、適切な機械的接続もしくは摩擦接続、たとえば、スナップフィットなどを利用することが可能である。
【0112】
いくつかの実施形態では、図14〜図16Bに図示されているように、ディスペンシングバッグ2000は、1つまたは複数の開口部2020を含むことが可能である。開口部2020は、ユーザが1つまたは複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004をチャンバ2016から除去することを可能にすることができる。たとえば、開口部2020は、ディスペンシングバッグ2000が任意の残りの消毒用キャップホルダアセンブリ2004をチャンバ2016の中に保持することを依然として可能にしながら、消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを提供する。
【0113】
図16Aおよび図16Bに示されているように、いくつかの実施形態では、開口部2020は、ディスペンシングバッグ2000の遠位端部に位置付けされ得る。開口部2020は、たとえば、遠位端部の一部分のみを横切って延在することなどによって、狭窄部を形成することが可能である。たとえば、図14〜図16Bに示されているように、開口部2020は、ディスペンシングバッグ2000の遠位端部の長さ全体に沿って延在しなくてもよい(たとえば、本明細書で議論されている図17Bに示されているように)。いくつかの実施形態では、開口部2020の幅は、送達システムの中に含まれている消毒用キャップホルダアセンブリ2004またはキャップなどのような、医療用物品の外側幅または直径よりも小さくなっていることが可能であり、ユーザによって押されていないまたは引っ張られていないときに、開口部2020を通して医療用物品を自由に落下させることを抑制する。いくつかの実施形態では、開口部2020の幅は、医療用物品の外側幅または直径よりも小さくなっていることが可能であるが、開口部2020の作製されている材料を引き裂くかもしくは不可逆的に引き伸ばすか、またはその他の方法で損傷させることなく、医療用物品が開口部2020を通過することを可能にするように、それが一時的に弾性的にまたは柔軟にサイズを増加することができるように、十分に大きくなっている。遠位端部に開口部2020を設置することは、有利には、ディスペンシングバッグ2000が吊り下げられているときに(さらに詳細に下記に説明されているように)、消毒用キャップホルダアセンブリ2004が開口部2020に隣接して自然に設置されるか、または、部分的に開口部2020を通って延在して自然に設置されることを可能にする。このように、開口部2020の場所は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを促進することが可能である。しかし、その場所は、任意の適切な実施形態に関して修正され得ることが理解されよう。
【0114】
開口部2020は、チャンバ2016の中からの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の事故的な除去を抑制しながら、消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを可能にすることができる、任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。たとえば、図17A〜図17Cは、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリ2004のためのディスペンシングバッグ2000a〜2000cのさまざまな実施形態の部分的な正面図を示している。
【0115】
図17Aに示されているように、いくつかの実施形態では、開口部は、1つまたは複数のスリット2020aを含むことが可能である。ディスペンシングバッグ2000cは、完全に封止された遠位縁部2030aを含むことが可能であり、スリット2020aは、側壁部に沿って形成されており、ディスペンシングバッグ2000aのチャンバ2016の中へ延在することが可能である。ユーザは、チャンバ2016の中の1つまたは複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを得るために、スリット2020aを利用することが可能である。いくつかの実施形態では、スリット2020aは、ディスペンシングバッグ2000aからの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の意図しない除去を防止するために、閉位置に事前配設され得る。
【0116】
図17Bは、いくつかの実施形態では、開口部2020bが、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の外側表面の直径よりも小さい直径を含むことが可能であり、送達システムからの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の意図しない除去を防止するか、または、消毒用キャップホルダアセンブリ2004が意図的に除去されるまで、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の残りの部分が送達システムの内側に含まれているままの状態で、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の一部分のみがチャンバ2016の外側に延在することを可能にすることを示している。たとえば、開口部2020bは、チャンバ2016の中に1つもしくは複数の封止された縁部2040を含むことが可能であり、および/または、ディスペンシングバッグ2000の遠位端部において1つもしくは複数の封止された縁部2030bを含むことが可能である。1つまたは複数の封止された縁部2040、2030bは、開口部2020bに向けてテーパを付けられ得る。1つまたは複数の封止された縁部2040、2030bは、有利には、1つの消毒用キャップホルダアセンブリ2004のみが開口部2020bを通って延在することを可能にすることができる。1つまたは複数の封止された縁部2040、2030bは、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の少なくとも一部分を受け入れることができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。たとえば、図17Bに示されているように、封止された縁部2040は、概して円錐形状の形状を含むことが可能であるが、封止された縁部2040は、任意の適切な壁部構造体(たとえば、真っ直ぐなもの、および/または、湾曲したもの)を含むことが可能であり、任意の適切な形状(たとえば、円筒形状、テーパ付きの形状)を有することが可能であることが理解されよう。
【0117】
図17Cに示されているように、いくつかの実施形態では、開口部2020cは、ディスペンシングバッグ2000の側部縁部に沿って位置付けされ得る。たとえば、ディスペンシングバッグ2000cは、完全に封止された遠位縁部2030cを含むことが可能である。封止された遠位縁部2030cは、有利には、(たとえば、ディスペンシングバッグが垂直方向の吊り下げ位置にあるときに)下向きの重力のみによって引き起こされる、送達システムからの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の意図しない除去を防止することが可能である。
【0118】
消毒用キャップホルダアセンブリ2004の一部分が開口部2020を越えて突出する実施形態では、ユーザは、ディスペンシングバッグ2000から消毒用キャップホルダアセンブリ2004を除去することが可能である。いくつかの実施形態では、開口部2020は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004と同じであるかそれ以上のサイズの直径を有することが可能である。図37〜図38Bに示されている開口部2020の場所、および、相対的なサイズは、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、相対的なサイズは、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、ディスペンシングバッグ2000の残りの部分に対する開口部2020の相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、1つまたは複数の開口部2020を組み込まなくてもよい。
【0119】
ディスペンシングバッグ2000から消毒用キャップホルダアセンブリ2004を除去するために、ユーザは、バッグ2000の中に位置決めされているか、または、開口部2020を越えて突出している、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の一部分を掴むことが可能であり、また、下向きの力(ディスペンシングバッグ2000が垂直方向の吊り下げ配向に位置決めされている場合)などのような、除去力を印加することが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザは、ディスペンシングバッグ2000の少なくとも一部分を掴むことによって、および、ディスペンシングバッグ2000を通して消毒用キャップホルダアセンブリ2004につまむ力または他の力を印加し、開口部2020を通して消毒用キャップホルダアセンブリ2004を前進させることによって、開口部2020を通して消毒用キャップホルダアセンブリ2004を外へ押すことが可能である。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、有利には、ディスペンシングバッグ2000からの除去の間の、消毒用キャップホルダアセンブリ2004との直接的な接触の必要性を排除することが可能である。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、片手の使用のみを必要とする効率的なプロセスを通して、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の除去を促進する。
【0120】
消毒用キャップホルダアセンブリ2004は、ディスペンシングバッグ2000から引き出され得、チャンバ2016から消毒用キャップホルダアセンブリ2004を引き出すために必要とされる除去力(たとえば、下向きの力)が、ディスペンシングバッグの中にまたは部分的にディスペンシングバッグの中に位置付けされている先頭の(最も遠位の)消毒用キャップホルダアセンブリ2004にかかる重力よりも大きくなるようになっており、消毒用キャップホルダアセンブリ2004が、単に重力の下で開口部2020を通って落下しないようになっている。
【0121】
ディスペンシングバッグ2000からの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の事故的な除去を防止するために、いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、力が印加されるときに変形することができる、半剛性のまたは弾性のまたはエラストマーの材料を含むことが可能である。消毒用キャップホルダアセンブリ2004がチャンバ2016から除去されるときに、開口部2020は、半径方向外向きにまたは開く方向に変形するように構成され得、開く方向は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004が開口部2020と接触しているかまたはその他の方法で相互作用する1つまたは複数の場所において、ディスペンシングバッグ2000の長手方向軸線に対して概して垂直になっている。いくつかの実施形態では、開口部2020は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004が開口部2020を通してディスペンシングバッグ2000から除去された後に、開く方向とは概して反対側の閉じる方向に半径方向内向きに跳ね返るように構成され得る。これは、有利には、開口部2020が消毒用キャップホルダアセンブリ2004の1つまたは複数の機構と相互作用するときに、ディスペンシングバッグ2000の開口部2020が一時的におよび/または恒久的に変形することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、変形する開口部2020の能力は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004がチャンバ2016の中に除去可能に含まれることを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、遠位開口部2020は、ディスペンシングバッグの中の近位開口部よりも小さくなっており、それは、含まれている消毒用キャップホルダアセンブリ2004を遠位開口部2020から外へ非意図的にアンロードすることを抑制しながら、製造の間において、近位開口部を通して、立て続けに複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004を迅速にロードすることを可能にすることができる。
【0122】
いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、ユーザが開口部2020を生成すること、および、ユーザがチャンバ2016の中の1つまたは複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004へのアクセスを得ることを可能にするように構成されている1つまたは複数の特徴を含むことが可能である。図18は、開口部2020の遠位に位置付けされているシーリング部分2130を有するディスペンシングバッグ2000の実施形態を示している。いくつかの実施形態では、シーリング部分2130は、封止された遠位縁部2150、および、封止された側部縁部2140の少なくとも一部分を含むことが可能である。封止された側部縁部2140は、チャンバ2016の少なくとも一部分を含むことが可能である。シーリング部分2130は、ディスペンシングバッグ2000から除去可能に取り外され得る。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、切り欠き、および/またはミシン目、および/または切り込み線2135を含むことが可能であり、ユーザが、ディスペンシングバッグ2000のシーリング部分2130を引き裂くかもしくは開けること、またはその他の方法で除去すること、および、開口部2020を形成するかまたは開口部2020にアクセスすることを可能にする。シーリング部分2130を除去すると、ディスペンシングバッグ2000は、開口部2020を画定する1つまたは複数の封止された遠位縁部2148a、2148bを含むことが可能である。開口部2020は、本明細書で説明されている任意の特徴を含むことが可能である。
【0123】
いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、本明細書で説明されている1つまたは複数のステップを利用して製造され得る。複数のシートの材料、たとえば、2つのシートなどが、ディスペンシングバッグ2000の面を提供するように、整合して設置され得る。たとえば、第1のシートは、第2のシートの上に設置され得、両方のシートが概して同じサイズおよび形状である状態になっている。いくつかの実施形態では、シートは、長方形であることが可能である。しかし、シートは、ディスペンシングバッグ2000を形成するのに適切な任意の形状を含むことが可能である。1つもしくは複数の縁部、または、シートの他の領域は、ディスペンシングバッグ2000のチャンバ2016を提供するように、結合または封止され得る。任意の適切な方法は、1つまたは複数の縁部または他の領域を結合または封止するために使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、熱カシメおよび/または熱結合が、シートの少なくとも一部分を溶融し、それを互いに封止するために使用され得、および/または、チャンバ2016の周囲の一部分(たとえば、縁部)の周りに、それを封止するために使用され得る。熱結合は、インパルス式熱シーリング技法、誘導熱シーリング技法、伝導熱シーリング技法、輻射熱シーリング技法、または他の熱シーリング技法などのような、標準的な熱シーリング技術を使用して実施され得る。追加的にまたは代替的に、縁部は、音波溶接、接着剤結合を利用することによって、または、任意の適切な機械的接続もしくは摩擦接続、たとえば、スナップフィットなどによって、封止され得る。いくつかの実施形態では、取り付け剤、たとえば、グルー、溶媒、もしくは接着剤など、または、任意の他の適切な薬剤が使用され得る。図18を参照すると、たとえば、側部縁部2140、2142は、近位部分2008の中に位置付けされている1つまたは複数の縁部2144、2146に沿って封止され得る。いくつかの実施形態では、結果として生じるアセンブリは、消毒用キャップホルダアセンブリ2004を保持するための中空チャンバ2016とともに、遠位部分2012の中に開口部2020を有している。1つまたは複数の消毒用キャップホルダアセンブリ2004は、任意の適切な方法を通してチャンバ2016の中に設置され得る。開口部2020は、本明細書で説明されている任意のシーリング方法を通して縁部2148a、2148bを形成することによって形成され得る。ディスペンシングバッグ2000がシーリング部分2130を含むいくつかの実施形態では、遠位端部2150が封止され得、切り欠き、ミシン目、および/または切り込み線2135が、ディスペンシングバッグ2000の幅に沿って形成され得る。
【0124】
ディスペンシングバッグ2000の近位部分2008は、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の吊り下げ孔部2024を含むことが可能である。たとえば、孔部2024は、1つまたは複数のダイカット孔部を含むことが可能である。孔部2024は、ディスペンシングバッグ2000が便利なハンガーの上に吊り下げられることを可能にするようにサイズ決めおよび構成され得る。たとえば、ユーザは、IVポールの上にディスペンシングバッグ2000を吊り下げるために、1つまたは複数の孔部2024を利用することが可能である。孔部2024は、ディスペンシングバッグ2000がハンガーの上に吊り下げられることを可能にすることができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。図14〜図16Bに示されている孔部2024の場所、および、相対的なサイズは、例示的で非限定的なものである。実際に、場所および相対的なサイズは、任意の適切な実施形態に関して修正され得、および、ディスペンシングバッグ2000の残りの部分に対する孔部2024の相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能である。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、1つまたは複数の孔部2024を組み込まなくてもよい。
【0125】
ディスペンシングバッグ2000は、非浸透性の材料または非常に低い浸透性の材料から作製され得る。いくつかの実施形態では、材料は、一般的に、化学的に不活性であり、および/または、非導電性であることが可能である。ディスペンシングバッグ2000は、追加のバリアを提供し、キャップおよび消毒用キャップホルダアセンブリ2004が汚染されないように維持することが可能であり、それは、改善された保存可能期間を提供する。ディスペンシングバッグ2000は、ハンドリングされているときの消毒用キャップホルダアセンブリ2004の汚染に対する保護を提供することが可能である。ディスペンシングバッグ2000は、消毒用キャップホルダアセンブリ2004の少なくとも一部分を外側の環境から隔離する物理的なバリアとして機能するように構成され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、汚染物質がチャンバ2016に進入することを阻止するように構成され得る。
【0126】
いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000のすべてまたは一部分は、透明な材料から作製され得、それによって、ユーザが特定のタイプの医療用デバイス(たとえば、消毒用キャップなど)のホルダとしてバッグを容易に識別すること、ならびに/または、ユーザがバッグの中の1つもしくは複数のタイプの医療用デバイスのパッケージングの上にプリントされた情報を読み取ること、ならびに/または、バッグの外側から、および/もしくは、任意の見る角度から、ユーザがディスペンシングバッグ2000の中に残っている消毒用キャップホルダアセンブリ2004の量を決定すること(たとえば、バッグを交換することが必要となるときを決定することなど)を可能にする。いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグが、図38Aおよび図38Bに示されているように、表側および裏側から見られおよび/またはアクセスされ得るので、ディスペンシングバッグ2000は、ディスペンシングバッグ2000を後ろ向きに吊り下げることに関連付けられるいくらかの複雑さを回避する。
【0127】
図18に示されているように、ディスペンシングバッグ2000を作り出すための方法の例において、以下のステップのうちの1つもしくは複数(または、任意の組み合わせ)が実施され得る:(a)前面および後面の可撓性の透明なシートを提供するステップ;(b)一般的に、前面シートを後面シートの上に位置決めするステップ;(c)一般的に、前面シートおよび後面シートの周囲を整合させるステップ;(d)たとえば、それぞれの横方向側部およびシートの上部縁部のそれぞれなど、シートの複数の縁部を互いにシールまたは結合し、ディスペンシングバッグ2000のためのコンテナを形成するステップ;(e)それぞれの縁部のうちの少なくとも1つ(たとえば、底部縁部)、または、シートのそのような縁部の一部分を、一時的に互いに封止されていないかまたは結合されていない状態のままにし、コンテナの中に一時的な開口部を形成するステップ;(f)一時的な開口部を通してディスペンシングバッグ2000のコンテナの中へ複数のキャップを(たとえば、個別に、または、キャップホルダ410の中で)挿入するステップ;(g)キャップをコンテナの中へ挿入した後に、キャップがそれを通して挿入された、以前に封止されていなかったまたは結合されていなかった端部をシールまたは結合するステップ;(h)それぞれのシートの一部分をシールまたは結合し、ディスペンシングバッグ2000の端部に、または、ディスペンシング領域の中に、狭窄部を形成するステップ;(i)ミシン目または他のマークもしくは領域を生成し、ディスペンシングバッグ2000の一部分を除去することを促進し、ディスペンシングバッグ2000の中へ以前に挿入されたキャップの除去を可能にするステップ。これらのステップのいずれかは、省略または修正され得、ステップのいずれかの順序付けは変更され得る。ディスペンシングバッグ2000のさまざまな特徴は、さまざまな図示されている寸法および比率を含むことが可能であり、それは、本開示の一部を形成している。これらの寸法は、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、寸法は、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。
【0128】
ストリップパッケージ
図19A〜図19Dは、いくつかの実施形態による、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリ404のためのストリップパッケージ600の例の形態の医療用物品のための送達システムのさまざまな図である。とりわけ、図19Aは、1つまたは複数の消毒用キャップアセンブリ404を含むストリップパッケージ600の上面図であり、図19B、図19C、および図19Dは、それぞれ、図19Aのストリップパッケージ600の側面図、側断面図、および、分解された部分的な側断面図である。別段の定めがない限り、図19A〜図19Dの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図19A〜図19Dに示されている消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404は、図1A〜図1Hに示されている消毒用キャップ82、ならびに、図13Aおよび図13Bに示されている消毒用キャップホルダアセンブリ404と同様であるが、図19A〜図19Dに示されているストリップパッケージを参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図されている任意の消毒用キャップおよび/またはキャップアセンブリの実施形態とともに使用され得る。たとえば、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図19A〜図19Dを参照して示されて説明されているように、ストリップパッケージとともに機能するように修正され得る。
【0129】
図19A〜図19Dは、ストリップパッケージ600を示している。ストリップパッケージ600は、1つもしくは複数の殺菌剤デバイス、または、1つもしくは複数の殺菌剤デバイスの少なくとも一部分、たとえば、図19A〜図19Dに示されているように、消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404などを含むために、送達システムとして機能することが可能である。本明細書において、任意のタイプの消毒用キャップホルダアセンブリ404の使用または閉じ込めへの任意の言及は、また、それに加えてまたは代替的に、消毒用キャップの使用を含むように解釈されるべきである。いくつかの実施形態では、ストリップパッケージ600は、有利には、1つまたは複数の他の消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404をストリップパッケージ600に取り付けられている状態に維持しながら、一度に単一の消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404の除去を可能にすることによって、消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404へのアクセスを促進する。
【0130】
ストリップパッケージ600の中に含まれている消毒用キャップホルダアセンブリ404のそれぞれは、本明細書で説明されている任意の消毒用キャップホルダおよび/または消毒用キャップを含むことが可能である。図19A〜図19Dは、5つの消毒用キャップホルダアセンブリ404を収容するストリップパッケージを図示しているが、任意の数の殺菌剤充填デバイスが、ストリップパッケージ600に取り付けられ得る。本明細書で説明および/または企図されているストリップパッケージ600の実施形態のいずれかは、本明細書で説明および/または企図されている任意の消毒用キャップとともに使用されるように修正され得る。
【0131】
図に示されているように、ストリップパッケージ600は、カバーまたはストリップ604に取り付けられている、1つもしくは複数の消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404を含むことが可能である。たとえば、図19A〜図19Dに示されているように、複数の消毒用キャップホルダアセンブリ404は、単一のストリップ604に取り付けられている。消毒用キャップホルダアセンブリ404のそれぞれは、本明細書で説明されているように、消毒用キャップホルダ402および消毒用キャップ82を含むことが可能である。消毒用キャップ82は、本明細書で議論されている任意のキャップであることが可能である。
【0132】
ストリップ604は、その長さよりも狭い幅を有している。ストリップではないキャップ貯蔵デバイスは、消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404の少なくとも一部分を受け入れることができる、任意の他の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。キャップ貯蔵デバイスは、任意の適切な構造体(たとえば、真っ直ぐなもの、および/または、湾曲したもの)を含むことが可能であり、任意の適切な形状(たとえば、円筒形状、テーパ付きの形状)を有することが可能である。
【0133】
ストリップ604の幅は、図19A〜図19Dに示されているように、消毒用キャップホルダアセンブリ404の外側表面の幅よりも大きくなっており、消毒用キャップホルダアセンブリ404を取り付けることを促進することが可能である。いくつかの実施形態では、ストリップ604の幅は、ストリップ604の全体を通して一定のままであることが可能である。いくつかの実施形態では、ストリップ604の幅は、ストリップ604の長さに沿って変化することが可能である。たとえば、ストリップ604は、狭くなった幅を有する一部分を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、狭くなった幅は、ストリップパッケージ600の遠位端部に隣接して位置付けされ得る。いくつかの実施形態では、ストリップ604の幅は、2つ以上の列の消毒用キャップホルダアセンブリ404を包含するために、十分に大きくなっていることが可能である。
【0134】
図19A〜図19Dは、1列の5つの消毒用キャップホルダアセンブリ404を含むものとして、ストリップパッケージ600を図示しているが、ストリップパッケージ600は、複数の消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404を含むのに十分な任意の長さまたは幅を含むことが可能であることが企図される。たとえば、ストリップ604の幅および長さは、2つ以上の列の消毒用キャップホルダアセンブリ404を包含するために、十分に大きくなっていることが可能であり、それぞれの列は、2つ以上の消毒用キャップホルダアセンブリ404を含む。いくつかの実施形態では、ストリップ604は、複数の消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404同士の間に、切り欠き、ミシン目、および/または切り込み線を含むことが可能である。切り欠きは、ユーザが個々のユニットまたは任意の数の複数のユニットを将来の使用のために引きちぎることを可能にし、依然として、ユニットの個々の無菌のバリアを保持することが可能である。
【0135】
図19A〜図19Dに示されているように、複数の消毒用キャップアセンブリ404は、ストリップ604によって封止され得る。ストリップ604は、消毒用キャップホルダ402の中のそれぞれの消毒用キャップ82が無菌状態のままになることを可能にすることができる。ストリップ604は、消毒用キャップホルダ402および/または消毒用キャップ82の1つまたは複数の部分に対して封止されるように構成され得る。いくつかの実施形態では、ストリップ604は、図19A〜図19Dの中の参照符号606によって識別されるように、消毒用キャップホルダ402に封止され得る。たとえば、ストリップ604は、任意の適切な方法によって、たとえば、接着剤によって、または、本明細書で議論されている伝導熱シーリング技法もしくは誘導熱シーリング技法などによって、消毒用キャップホルダ402のフランジ418に取り付けられ得る。
【0136】
追加的にまたは代替的に、ストリップ604は、図19A〜図19Dの中の参照符号608によって識別されるように、消毒用キャップ82の少なくとも一部分に封止され得る。消毒用キャップ82に直接的に取り付けることは、ストリップ604が第1のチャンバ84を封止すること、ならびに、ストリップ604が消毒用キャップ82の中の任意の消毒材料86および/または消毒流体の除去を防止することを可能にする。いくつかの実施形態では、ストリップ604がキャップホルダ402およびキャップホルダ402の中の消毒用キャップ82の両方に対して封止されるときに、ストリップ604は、ダブルシール(たとえば、シール606およびシール608)を形成することが可能である。たとえば、ダブルシールは、消毒用キャップ82の汚染を防止するために、および/または、消毒材料が消毒用キャップ82から逃げることを防止するために、追加のバリアを提供することが可能である。ダブルシールを提供することは、有利には、保存可能期間を改善することが可能である。
【0137】
図19A〜図19Dに示されているように、ストリップパッケージ600は、1つまたは複数の吊り下げ孔部610を含むことが可能である。たとえば、孔部610は、1つまたは複数のダイカット孔部を含むことが可能である。孔部610は、ストリップパッケージ600が便利なハンガーの上に吊り下げられることを可能にするようにサイズ決めおよび構成され得る。たとえば、ユーザは、IVポールの上にストリップパッケージ600を吊り下げるために、1つまたは複数の孔部610を利用することが可能である。孔部610は、ストリップパッケージ600がハンガーの上に吊り下げられることを可能にすることができる任意の適切な形状および/または構成を含むことが可能である。図19A〜図19Dに示されている孔部610の場所、および、相対的なサイズは、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、場所および相対的なサイズは、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、ストリップパッケージ600の残りの部分に対する孔部610の相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。いくつかの実施形態では、ストリップパッケージ600は、1つまたは複数の孔部610を組み込まなくてもよい。
【0138】
いくつかの実施形態では、ストリップ604は、消毒用キャップホルダ402および消毒用キャップ82のうちの1つまたは複数に熱結合され得る。熱結合は、インパルス式熱シーリング技法、誘導熱シーリング技法、伝導熱シーリング技法、輻射熱シーリング技法、または他の熱シーリング技法などのような、標準的な熱シーリング技術を使用して起こることが可能である。いくつかの実施形態では、ストリップ604は、接着剤結合を利用することによって、または、適切な機械的接続もしくは摩擦接続、たとえば、スナップフィットなどによって、キャップホルダ402および/または消毒用キャップ82に取り付けられ得る。
【0139】
ストリップパッケージ600から消毒用キャップホルダアセンブリ404を除去するために、ユーザは、ストリップ604から延在している消毒用キャップホルダアセンブリ404の一部分を掴むことが可能であり、また、下向きの力(ストリップパッケージ600が垂直方向の吊り下げ配向に位置決めされている場合)などのような、除去力を印加することが可能である。いくつかの実施形態では、本明細書で議論されているように、ユーザは、消毒用キャップホルダアセンブリ404を除去するときに、ストリップ604の少なくとも一部分を除去するために、切り欠きおよび/またはミシン目を利用することが可能である。これは、有利には、ストリップパッケージ600からの除去のときに、消毒用キャップホルダアセンブリ404の上の少なくとも1つのシールを維持する。いくつかの実施形態では、ストリップパッケージ600は、片手の使用のみを必要とする効率的なプロセスを通して、消毒用キャップホルダアセンブリ404の除去を促進する。
【0140】
いくつかの実施形態では、ディスペンシングバッグ2000は、有利には、ストリップパッケージ600からの除去の間の、消毒用キャップ82との直接的な接触の必要性を排除することが可能である。消毒用キャップホルダ402は、消毒用キャップホルダ402の中の消毒用キャップ82の汚染を防止することが可能である。たとえば、ユーザは、消毒用キャップホルダ402の1つまたは複数の部分を介して、たとえば、消毒用キャップホルダ402から外へ延在するフランジ418などを介して、消毒用キャップホルダアセンブリ404をハンドリングすることが可能である。消毒用キャップホルダ402は、ユーザによる消毒用キャップ82の接触に対するガードとして作用することが可能である。
【0141】
消毒用キャップホルダアセンブリ404は、ストリップパッケージ600から引き出され得、ストリップ604から消毒用キャップホルダアセンブリ404を除去するために必要とされる除去力(たとえば、下向きの力)が、孔部610の強度よりも小さくなるようになっており、ストリップパッケージ600が垂直方向の吊り下げ位置にあるときに、孔部610が裂けないようになっている。たとえば、剥がす力は、一般的に、剥がし始めるために、2ポンドよりも小さい力であることが可能であり、また、剥がし続けるために、1ポンドよりも小さい力であることが可能である。
【0142】
いくつかの実施形態では、ストリップ604は、任意の適切な材料から作製され得る。たとえば、ストリップ604は、フォイル、プラスチック、ラミネートなどを含むことが可能である。いくつかの場合では、ストリップ604は、おおよそ1ミルから2ミルの厚さを有するフォイル材料から作製され得る。ストリップ604は、厚いフォイルを有することが可能であり、48-ゲージPETなどのような、PET(ポリエチレンテレフタレート)のトップコートを備え、次いで、PDX(それは、白色であることが可能である)などのようなポリマーコートを備え、そして、Rollprint Packaging Products,Inc.によって製造されているAllegro Bなどのような、剥がすことができるシーリング層のボトムコートを備えている。シーリング層は、剥がすことができ得る接着剤結合を形成することが可能である。消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404は、フォイルの誘導加熱によってストリップ604に取り付けられ得、誘導加熱は、剥がすことができるシーリング層を溶融させ、それを消毒用キャップ82および/または消毒用キャップホルダアセンブリ404に接着する。
【0143】
いくつかの実施形態では、ストリップパッケージ600のすべてまたは一部分は、透明な材料から作製され得、それによって、ユーザが特定のタイプの医療用デバイス(たとえば、消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリなど)のホルダとしてストリップパッケージ600を容易に識別すること、ならびに/または、ユーザがバッグの中の1つもしくは複数のタイプの医療用デバイスのパッケージングの上にプリントされた情報を読み取ること、ならびに/または、任意の見る角度から、ユーザがストリップパッケージ600の上に残っている消毒用キャップホルダアセンブリ404の量を決定すること(たとえば、ストリップパッケージ600を交換することが必要となるときを決定することなど)を可能にする。いくつかの実施形態では、ストリップパッケージ600が表側および裏側から見られおよび/またはアクセスされ得るので、ストリップパッケージ600は、ストリップパッケージ600を後ろ向きに吊り下げることに関連付けられるいくらかの複雑さを回避する。
【0144】
ストリップパッケージ600のさまざまな特徴は、さまざまな図示されている寸法および比率を含むことが可能であり、それは、本開示の一部を形成している。これらの寸法は、例示的で非限定的なものであることが理解されよう。実際に、寸法は、任意の適切な実施形態に関して修正され得ること、および、それらの相対的比率は、さまざまな実施形態において異なることが可能であることが理解されよう。
【0145】
シリンジアセンブリ
図20Aおよび図20Bは、いくつかの実施形態による、消毒用キャップホルダアセンブリ1220を含むシリンジアセンブリ1210のさまざまな図である。とりわけ、図20Aは、消毒用キャップホルダアセンブリ1220を含むシリンジアセンブリ1210の正面斜視図であり、図20Bは、図20Aのシリンジアセンブリ1210の側断面図である。別段の定めがない限り、図20Aおよび図20Bの中の参照番号は、本明細書で議論されている残りの図の中のコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。図20Aおよび図20Bに示されている消毒用キャップホルダアセンブリ1220は、図13Aおよび図13Bに示されている消毒用キャップホルダアセンブリ404と同様であるが、図20Aおよび図20Bに示されているシリンジアセンブリ1210を参照して説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図されている任意の消毒用キャップおよび/またはキャップアセンブリの実施形態とともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、図1A〜図1Hの消毒用キャップ82、図2の消毒用キャップ82、図3A〜図6の消毒用キャップ900、図7A〜図7Eの消毒用キャップ700、図8A〜図8Cの消毒用キャップ800、および/または、本明細書で開示されている任意の追加的なキャップのいずれか1つは、図20Aおよび図20Bを参照して示されて説明されているように、シリンジアセンブリ1210とともに機能するように修正され得る。
【0146】
図20Aおよび図20Bは、消毒用キャップホルダアセンブリ1220を除去可能に受け入れるように構成されている、消毒用キャップを装備したシリンジアセンブリ1240を有するシリンジバレルアセンブリ1210を示している。シリンジアセンブリ1210は、シリンジバレル1214およびプランジャ1240を含むことが可能である。バレル1214は、チャンバを画定する側壁部、および、チャンバと流体連通している近位開口部を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、シリンジアセンブリ1210のチャンバは、中心静脈留置カテーテルとともに使用するためのロッキング溶液またはフラッシュ溶液によって充填され得る。適切なロッキング溶液またはフラッシング溶液のいくつかの例が、下記に記載されている。フラッシュ溶液またはロッキング溶液は、カテーテルをクリーニングおよび殺菌するために、カテーテルの流体アクセス部位の中へ注入され、また、カテーテルから引き出され得るか、または、病原菌および汚染物質の侵入に対するバリアとしての役割を果たすために、カテーテルの端部部分の中に残ることを許容され得る。
【0147】
プランジャ1240は、細長いシャフト、近位端部1242、および遠位端部(図20Aおよび図20Bには示されていない)を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、細長いシャフトは、断面形状が概して十字形になっている。ストッパまたはピストンが、プランジャ1240の遠位端部に接続され得る。いくつかの実施形態では、ピストンは、シリンジバレルチャンバの中へ挿入されているときに、ピストンの外側円周方向の表面がシリンジバレル1214の内側表面と流体密封係合した状態になるように、寸法決めされている。ピストンアセンブリは、近位に移動されるときに(または、引き出されているときに)、チャンバの中へ流体を引き込み、また、遠位に移動されるときに(または、シリンジチャンバの中へ挿入されるときに)、チャンバから外へ流体を押し出すことが可能である。図20Aおよび図20Bは、シリンジバレル1214の中へ部分的に挿入されているピストンアセンブリ1240を示している。
【0148】
図20Aおよび図20Bに示されているように、いくつかの実施形態では、プランジャの近位端部1242は、チャンバ1260を含むことが可能であり、チャンバ1260は、消毒用キャップホルダアセンブリ1220を受け入れて除去可能に保つようにサイズ決めされている。図21を参照すると、チャンバ1260は、底部壁部1261および環状の側壁部1262を含むことが可能であり、環状の側壁部1262は、開口部1268を含む周辺近位端部1266を有しており、開口部1268を通して、消毒用キャップホルダアセンブリ1220がチャンバ1260の中へ挿入され得る。また、本明細書で説明および/または企図される消毒用キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリの実施形態のいずれかは、図20Aおよび図20Bに示されているシリンジアセンブリとともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0149】
図20Aおよび図20Bは、プランジャアセンブリ1240のチャンバ1260の中の消毒用キャップホルダアセンブリ1220を図示している。消毒用キャップホルダアセンブリ1220は、本明細書で開示されている任意の消毒用キャップホルダアセンブリを含むことが可能である。たとえば、消毒用キャップホルダアセンブリは、図13Aおよび図13Bを参照して開示されている消毒用キャップホルダアセンブリ404を含むことが可能である。たとえば、本明細書で議論されているように、キャップホルダアセンブリ1220は、以下の特徴、すなわち、消毒用キャップホルダ1222、消毒用キャップ1282、消毒材料1286、およびカバー1250のうちの1つまたは複数を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、プルタブ1252が、キャップホルダ1222からのフィルム1250の除去を促進するように提供され、消毒用キャップ1282へのアクセスを提供することが可能である。キャップホルダ1222は、遠位端部1224と、外側表面1226の上の1つまたは複数のバルジ1228を有しており、チャンバ1260の中にキャップホルダアセンブリ1220を固定することが可能である。いくつかの実施形態では、別々のプランジャアセンブリ1240および消毒用キャップホルダアセンブリ1220の組み込みは、プランジャアセンブリ1240およびシリンジバレル1214から分離した、消毒用キャップホルダアセンブリ1220の製造、組み立て、および滅菌を可能にする。
【0150】
いくつかの実施形態では、図20Aに図示されているように、プランジャ1240の側壁部1262は、縁部1272を含む1つまたは複数のアパーチャ1270を含む。1つまたは複数のアパーチャ1270は、本明細書で説明されるように、チャンバ1260へのアクセスを提供し、プランジャ1240からのキャップホルダアセンブリ1220の除去を促進する。
【0151】
キャップホルダアセンブリ1220は、プランジャ1240から除去され得る。いくつかの実施形態では、プランジャ1240からのキャップホルダアセンブリ1220の除去は、キャップホルダアセンブリ1220の下側表面に対して、1つまたは複数のアパーチャ1270を通して、親指またはその他の指を設置することを必要とする。ユーザは、親指またはその他の指によってキャップホルダアセンブリ1220を押し、キャップホルダアセンブリ1220をチャンバ1260から外へ押し出すことが可能である。最終的に、キャップホルダアセンブリ1220は、チャンバ1260からイジェクトされる。このように、消毒用キャップ1282は、シリンジ1210とは異なる時間に便利に使用され得る。
【0152】
いくつかの実施形態では、プランジャ1240のチャンバ1260は、複数の円周方向に間隔を置いて配置されたリブを含む内部表面を含むことが可能である。複数のリブは、消毒用キャップホルダアセンブリ1220に接触し、消毒用キャップホルダアセンブリ1220をチャンバ1260の中に固定するように構成され得る。いくつかの場合では、リブは、スロットをそれぞれ含むことが可能であり、スロットは、消毒用キャップホルダアセンブリ1220の外側表面の上に位置付けされている対応するリブを受け入れるように形状決めされており、キャップホルダアセンブリ1220をチャンバ1260の中に固定する。また、チャンバ1260のリブは、テーパ付きになっていることが可能であり、消毒用キャップホルダアセンブリ1220の制御された除去を促進し、また、消毒用キャップホルダアセンブリ1220があまりに迅速にイジェクトすることを防止する。リブは、消毒用キャップホルダアセンブリ1220がチャンバ1260から外へ押し出されるときに、キャップホルダ1222に対する抵抗の量の減少を提供することが可能である。また、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかは、図20Aおよび図20Bに示されているチャンバ1260とともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。
【0153】
図20Aに部分的に示されているように、プランジャ1240は、共通のポイントから互いに対して90度の角度で延在する4つの支持壁部を含むことが可能である。プランジャ1240の近位端部1242に向けて、1つまたは複数の支持壁部は、1つまたは複数のアパーチャ1270の近位に1つまたは複数の凹んだエリアを有しており、ユーザがキャップホルダアセンブリの下に自分の親指を置くために、より多くのクリアランスを提供することによって、キャップホルダアセンブリの除去を促進することが可能である。いくつかの実施形態では、凹んだエリアの最も外側の縁部は、側壁部の残りの部分の最も外側の縁部よりも、共通のポイントの近くにある。凹んだエリアは、平坦な縁部、傾斜した縁部、または、その両方を含むことが可能である。
【0154】
いくつかの実施形態では、プランジャ1240は、チャンバを含まなくてもよく、消毒用キャップホルダおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリは、プランジャ1240の遠位端部に取り付けられるように改造され得る。いくつかの場合では、プランジャ1204は、遠位端部にボタンを含むことが可能であり、キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリは、ボタンに係合するように構成され得る。たとえば、キャップおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリは、プランジャのボタンに除去可能にまたは固定して取り付けられる近位端部を含むことが可能である。近位端部は、ボタンの周りにフィットするように寸法決めされた開口部を含むことが可能であり、また、ボタンに取り付けるための部材を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、取り付け部材は、内側壁部表面から延在する、複数の円周方向に間隔を置いて配置された、および軸線方向に内向きに方向付けられたタブを含む。いくつかの実施形態では、タブは、ボタンの下側表面に係合し、キャップホルダおよび/または消毒用キャップホルダアセンブリをプランジャに取り付ける。
【0155】
シリンジアセンブリ1210は、その目的のために適切な任意の材料から製作され得、ガラスおよびポリマー材料を含む。適切なポリマー材料は、それに限定されないが、オレフィン、環状オレフィン、アミド、エステル、およびエーテルなどのような、モノマーから形成されたホモポリマー、コポリマー、およびターポリマーを含む。ポリマー材料は、2つ以上のポリマー材料のブレンドであることが可能であり、単層構造体または多層構造体であることが可能である。いくつかの実施形態では、シリンジバレルおよびプランジャは、ポリプロピレン材料から射出成形されている。
【0156】
消毒材料
別段の定めがない限り、下記に説明されている消毒材料は、本出願の中の本明細書で議論されているコンポーネントと同じであるかまたは概して同様のコンポーネントを表している。下記に説明されている特徴は、本明細書で説明および/または企図される実施形態のいずれかとともに使用され得ることが理解されよう。たとえば、本明細書で開示されている消毒用キャップのいずれかは、下記に説明されているように、吸収性材料を含むように修正され得る。
【0157】
消毒材料は、消毒用液体または他の医療目的を有する液体を貯蔵および放出することができる医療用グレードの材料を含むことが可能であり、また、スポンジなどのような材料、破裂可能なカプセル、および、この目的を果たすことができる他の材料またはデバイスを含む。適切なスポンジは、医療目的のための使用に適切な任意のスポンジを含むことが可能であり、また、自然に発生するものであることが可能であり、または、人工的なものであることが可能である。消毒材料は、適切な形状へとカットされ得、または、所望の形状へと成形され得る。消毒材料が消毒用キャップに取り付けられており、消毒材料が消毒用キャップから不注意に抜け出すおよび/または抜け落ちることを防止することが望ましい。たとえば、消毒材料は、超音波溶接もしくは振動溶接などのような、任意の適切な方法、または、他の適切な技法によって、消毒用キャップに取り付けられ得る。
【0158】
本明細書で議論されているように、吸収性材料は、消毒用液体を貯蔵および/または放出するのに適切な任意の材料を含むことが可能である。いくつかの実施形態では、消毒材料は、任意の適切なポリマーを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、ポリマーは、ポリマーフォームを含むことが可能である。たとえば、消毒材料は、ポリウレタン、ポリエステル、ポリカーボネート、および/またはポリアミドを含むことが可能である。消毒材料は、オープンセルフォームを含むことが可能である。いくつかの実施形態では、フォームは、約0.8ポンド毎立方フィートから約2.8ポンド毎立方フィートの密度を含むことが可能である。
【0159】
いくつかの実施形態では、本明細書で説明されている消毒用キャップの任意の1つの1つまたは複数の部分は、消毒流体、抗凝固剤流体、および/または、抗菌性流体によって、コーティングおよび/または含浸され得る。コーティングおよび/または含浸され得る消毒用キャップの1つまたは複数の部分は、キャップ壁部の内側表面、ねじ山、キャップ壁部の外側表面、キャップ壁部の内側表面、および/または、本明細書で開示されているキャップの任意の追加的な機構を含む。
【0160】
消毒薬は、その目的に適切な任意の物質を含むことが可能である。適切な物質は、それに限定されないが、イソプロピルアルコール(IPA)、クロルヘキシジン、銀、クエン酸塩溶液などを含む。いくつかの実施形態では、消毒剤は、アミノグリコシド、ベータラクタム、キノロンまたはフルオロキノロン、マクロライド、スルフォンアミド、スルファメトキサゾール、テトラサイクリン、ストレプトグラミン、オキサゾリジノン(たとえば、リネゾリドなど)、クリンダマイシン、リンコマイシン、リファマイシン、グリコペプチド、ポリミキシン、リポペプチド抗生物質として分類されるものなどのような、抗バクテリア剤、ならびに、薬理学的に許容可能なナトリウム塩、薬理学的に許容可能なカルシウム塩、薬理学的に許容可能なカリウム塩、脂質製剤、上記の誘導体および/または類似体を含むことが可能である。別の実施形態では、消毒剤は、抗真菌剤を含むことが可能である。別の実施形態では、消毒剤は、抗ウイルス剤を含むことが可能である。消毒薬は、2つ以上の消毒材料のブレンドであることが可能である。
【0161】
いくつかの実施形態では、所定の量の生理学的な抗菌性金属化合物が、物品のダイレクトモールディングのために樹脂に追加される。生理学的な抗菌性金属は、貴金属、たとえば、銀、金およびプラチナなど、ならびに、銅および亜鉛を含むことを意味している。本明細書で使用されている生理学的な抗菌性金属化合物は、銀の酸化物および塩、および、また、金の酸化物および塩、たとえば:酢酸銀、安息香酸銀、炭酸銀、クエン酸銀、塩化銀、ヨウ化銀、硝酸銀、酸化銀、スルファジアジン銀、硫酸銀、塩化金、および酸化金を含むことが可能である。また、プラチナ化合物、たとえば、塩化白金酸またはその塩(たとえば、塩化白金酸ナトリウムおよび塩化白金酸カルシウム)なども使用され得る。また、銅および亜鉛の化合物、たとえば、銅および亜鉛の酸化物および塩、たとえば、銀に関して上記に示されているものなども使用され得る。単一の生理学的な抗菌性金属化合物、または、生理学的な抗菌性金属化合物の組み合わせも使用され得る。
【0162】
いくつかの実施形態では、使用される生理学的な抗菌性金属化合物は、酢酸銀、酸化銀、硫酸銀、塩化金、ならびに、酸化銀および塩化金の組み合わせを含むことが可能である。銀化合物の粒子は、阻止のゾーンを形成するために十分に抽出され、バクテリア増殖を防止および死滅させることが可能である。
【0163】
いくつかの実施形態では、本明細書におけるデバイスは、トリクロサンおよび銀化合物またはトリクロサンおよびクロルヘキシジンによって含浸されている。
【0164】
消毒用キャップを含む、本明細書で開示されている実施形態に関するさらなる詳細は、'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中に使用されて見出され得る。'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中で説明および/または企図されている、機能、材料、方法、システム、およびデバイスのいずれかは、本明細書で説明されているさまざまな機能、材料、方法、システム、およびデバイスシステムとともに使用されるように修正され得ることが理解されよう。たとえば、消毒用キャップは、'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中で説明および/または企図されている任意の実施形態をさらに含むことが可能である。追加的に、本明細書で説明および/または企図されている機能、材料、方法、システム、およびデバイスのいずれかは、'546出願、'359出願、'952出願、'847出願、'897出願、および'157出願の中で説明および/または企図されている、さまざまな機能、材料、方法、システム、およびデバイスシステムとともに使用されるように修正され得る。
【0165】
他の変形例
本発明は、特定の実施形態および例の文脈において開示されてきたが、本発明は、具体的に開示されている実施形態を超えて、本発明の他の代替的な実施形態および/または使用、ならびに、明らかな修正例およびその均等物まで延在することが当業者によって理解されよう。それに加えて、本発明のいくつかの変形例が、詳細に示されて説明されてきたが、他の修正例(それは、本発明の範囲内にある)が、この開示に基づいて当業者に容易に明らかになろう。また、実施形態の特定の特徴および態様のさまざまな組み合わせまたはサブコンビネーションが、作製され得、依然として本発明の範囲内に入り得ることが企図される。開示されている実施形態のさまざまな特徴および態様は、開示されている発明のさまざまなモードを形成するために、互いに組み合わされ得、または、互いに置換され得ることが理解されるべきである。したがって、本明細書で開示されている本発明の範囲は、上記に説明されている特定の開示されている実施形態によって限定されるべきではなく、以下に続く特許請求の範囲を公正に読むことのみによって決定されるべきであることが意図されている。そのうえ、「最大で〜まで」、「少なくとも」、「よりも大きい」、「よりも小さい」、および「の間」などのような言語は、記載されている数字を含む。本明細書で使用されているように、「おおよそ」、「約」、および「実質的に」などのような用語に続く数字は、記載されている数字(たとえば、約10%=10%)を含み、また、依然として所望の機能を果たすかまたは所望の結果を実現する、記述された量に近い量を表している。
【符号の説明】
【0166】
82 消毒用キャップ
82L1 長さ
83 壁部
84 第1のチャンバ
84D1 直径
84L1 深さ
85 第2のチャンバ
85L1 深さ
86 吸収性材料
86L 長さ
87 内部表面
88 端壁部
89 内部表面
120 リブ
120a 大きいリブ
120b 小さいリブ
120L1 長さ
120R1 内部半径
120W1 幅
122 スロット
123 内側フランジ
123D2 直径
123R1 内部半径
123R2 内部半径
125 外側フランジ
125D1 直径
125L2 長さ
125L1 距離
125L2 距離
127 フランジ
200 ねじ山
210 ねじ山カバー
402 キャップホルダ
404 消毒用キャップホルダアセンブリ
406 チャンバ
408 近位端部
410 遠位端部
412 内側壁部表面
414 外側壁部表面
418 フランジ
420 リブ
424 スロット
440 隆起部
450 蓋部
601 シート
602 シート
604 ストリップ
606 シール
608 シール
610 孔部
700 消毒用キャップ
701 吸収性材料
702 近位端部
704 遠位端部
710 ベース
711 溝部
711a 溝部
711b 溝部
711c 溝部
720 リブ
722 外部スロット
725 外側フランジ
730 閉鎖端部
787 内部領域
800 オス型ルアーコネクタ、医療用コネクタ
810 コネクタハウジング、突起部
820 シュラウドまたはカラー
822 外部表面
824 内部表面
826 接続インターフェース
828 ねじ山部
830 オス型ルアー
832 外部表面
840 流体通路
900 消毒用キャップ
910 ハウジング
920 スカート
922 テーパ付きの領域
925 第1のチャンバ
930 突出部
932 開口部
934 近位リップまたはリム
936 外側表面
938 内側表面
940 吸収性材料
942 開口部
944 中空チャネル
1020 吸収性材料
1021 開口部
1022 中空チャネル
1090 添加剤
1210 シリンジアセンブリ
1214 シリンジバレル
1220 消毒用キャップホルダアセンブリ
1222 キャップホルダ
1224 遠位端部
1226 外側表面
1228 バルジ
1240 プランジャ
1242 近位端部
1250 カバー、フィルム
1252 プルタブ
1260 チャンバ
1261 底部壁部
1262 側壁部
1266 周辺近位端部
1268 開口部
1270 アパーチャ
1272 縁部
1282 消毒用キャップ
2000 ディスペンシングバッグ
2000a ディスペンシングバッグ
2000b ディスペンシングバッグ
2000c ディスペンシングバッグ
2004 消毒用キャップホルダアセンブリ
2008 近位部分
2012 遠位部分
2016 チャンバ
2020 開口部
2020a スリット
2020b 開口部
2020c 開口部
2024 孔部
2030a 遠位縁部
2030b 縁部
2030c 遠位縁部
2040 縁部
2100 ディスペンシングバッグ
2130 シーリング部分
2135 切り込み線
2140 側部縁部
2142 側部縁部
2144 縁部
2146 縁部
2148a 縁部
2148b 縁部
2150 遠位端部
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図10E】
【図11A】
【図11B】
【図11C】
【図11D】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図19D】
【図20A】
【図20B】
【国際調査報告】