(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2019533483
(43)【公表日】20191121
(54)【発明の名称】遠隔眼科検査の為の眼科検査キオスク、システム、及び方法
(51)【国際特許分類】
   A61B 3/10 20060101AFI20191025BHJP
【FI】
   !A61B3/10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】26
(21)【出願番号】2017505657
(86)(22)【出願日】20161222
(85)【翻訳文提出日】20170424
(86)【国際出願番号】US2016068410
(87)【国際公開番号】WO2018052467
(87)【国際公開日】20180322
(31)【優先権主張番号】15/268,572
(32)【優先日】20160917
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】517029440
【氏名又は名称】グローブチェック,リミテッド ライアビリティ カンパニー
【氏名又は名称原語表記】GLOBECHEK,LLC
【住所又は居所】アメリカ合衆国,フロリダ州 32960,ヴェロビーチ,ユーエス ハイウェイ 1 3500
【住所又は居所原語表記】3500 US HWY 1,VERO BEACH,FLORIDA 32960,U.S.A.
(71)【出願人】
【識別番号】319012325
【氏名又は名称】アダム カッツ
【氏名又は名称原語表記】Adam Katz
【住所又は居所】アメリカ合衆国,フロリダ州 32963,ヴェロビーチ,リヴァー ウェイ ドライヴ 350
【住所又は居所原語表記】350 RIVERWAY DRIVE,VERO BEACH,FLORIDA 32963,U.S.A.
(71)【出願人】
【識別番号】319012336
【氏名又は名称】ウィリアム マローン
【氏名又は名称原語表記】William Mallon
【住所又は居所】アメリカ合衆国,フロリダ州 32963,ヴェロビーチ,リヴァー ウェイ ドライヴ 145
【住所又は居所原語表記】145 RIVERWAY DRIVE,VERO BEACH,FLORIDA 32963,U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100169904
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100159916
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 貴之
(72)【発明者】
【氏名】アダム カッツ
【住所又は居所】アメリカ合衆国,フロリダ州 32963,ヴェロビーチ,リヴァー ウェイ ドライヴ 350
(72)【発明者】
【氏名】ウィリアム マローン
【住所又は居所】アメリカ合衆国,フロリダ州 32963,ヴェロビーチ,リヴァー ウェイ ドライヴ 145
【テーマコード(参考)】
4C316
【Fターム(参考)】
4C316AA03
4C316AA09
4C316AA11
4C316AA13
4C316AA18
4C316AA20
4C316AA24
4C316AB02
4C316AB11
4C316AB16
4C316FA12
4C316FB08
4C316FC01
4C316FC02
4C316FC11
4C316FC14
4C316FC15
4C316FZ01
(57)【要約】
本発明の眼科検査キオスク及び方法は、眼科検査装置(例えば、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、又は非接触眼圧計)を、患者の検査に使用できる位置まで回転及び/又は平行移動させる構造を含む。キオスク外殻は、眼科検査装置が患者の眼科検査を実施することを可能にする開口部を含んでよい。眼科検査結果は遠隔場所に送信され、そこで、医師による読み取りが行われ、医師は、検査所見及び追跡治療の提案を患者に送信する。この結果は、地理的に患者の近くで開業しているか、患者に特定の症状が表れた場合に治療を行うのにふさわしい、適格な医師の識別情報を含んでよい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼科検査キオスクであって、
軸を中心に回転可能な回転可能テーブルと、
少なくとも1つの眼科検査装置であって、所定の検査面によって定義され、前記回転可能テーブルの表面にマウントされた、前記少なくとも1つの眼科検査装置と、
患者の頭部をキオスク検査面に位置決めする患者頭部位置決め構造と、を備え、
前記回転可能テーブルは、支持構造物によって支持されており、前記少なくとも1つの眼科検査装置が、前記所定の検査面と前記キオスク検査面とが一致する位置まで回転可能であるように、前記回転可能テーブルが前記支持構造物上で回転可能であり、
前記少なくとも1つの眼科検査装置は制御装置に向けて眼科検査結果を生成し、前記制御装置は、データネットワークを介して遠隔ストレージサーバコンピュータと通信していて、前記眼科検査結果を前記遠隔ストレージサーバコンピュータに送信する、
眼科検査キオスク。
【請求項2】
前記少なくとも1つの眼科検査装置は更に、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置、及び非接触眼圧計からなる群から選択されるものとして定義される、請求項1に記載の眼科検査キオスク。
【請求項3】
前記自動屈折計及び前記自動ケラトメータは1つのハウジングに収容されている、請求項2に記載の眼科検査キオスク。
【請求項4】
前記回転可能テーブル及び前記少なくとも1つの眼科検査装置を囲むキオスク外殻を更に備え、前記キオスク外殻は、前記患者頭部位置決め構造が貫通する開口部を備え、前記開口部は、前記患者の頭部と前記キオスク外殻とが物理的に干渉することなく、前記患者の頭部が前記キオスク検査面に配置されることを可能にする、請求項1に記載の眼科検査キオスク。
【請求項5】
前記回転可能テーブル及び前記少なくとも1つの眼科検査装置を囲むキオスク外殻を更に備え、前記キオスク外殻は、前記患者頭部位置決め構造が貫通する開口部を備え、前記開口部は、前記患者の頭部と前記キオスク外殻とが物理的に干渉することなく、前記患者の頭部が前記キオスク検査面に配置されることを可能にする、請求項2に記載の眼科検査キオスク。
【請求項6】
前記回転可能テーブル及び前記少なくとも1つの眼科検査装置を囲むキオスク外殻を更に備え、前記キオスク外殻は、前記患者頭部位置決め構造が貫通する開口部を備え、前記開口部は、前記患者の頭部と前記キオスク外殻とが物理的に干渉することなく、前記患者の頭部が前記キオスク検査面に配置されることを可能にする、請求項3に記載の眼科検査キオスク。
【請求項7】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項1に記載の眼科検査キオスク。
【請求項8】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項2に記載の眼科検査キオスク。
【請求項9】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項3に記載の眼科検査キオスク。
【請求項10】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項4に記載の眼科検査キオスク。
【請求項11】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項5に記載の眼科検査キオスク。
【請求項12】
前記所定の検査面が前記キオスク検査面に沿って平行移動するように、前記少なくとも1つの眼科検査装置が前記回転可能テーブル上で平行移動可能である、請求項6に記載の眼科検査キオスク。
【請求項13】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項1に記載の眼科検査キオスク。
【請求項14】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項2に記載の眼科検査キオスク。
【請求項15】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項3に記載の眼科検査キオスク。
【請求項16】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項4に記載の眼科検査キオスク。
【請求項17】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項5に記載の眼科検査キオスク。
【請求項18】
前記制御装置と通信している店舗販売時点情報管理システムを更に備える、請求項6に記載の眼科検査キオスク。
【請求項19】
a.眼科検査キオスクを提供するステップであって、前記眼科検査キオスクは、
回転可能テーブル上にマウントされた複数の眼科検査装置であって、前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は所定の検査面を有しており、前記回転可能テーブルは回転テーブルの回転面に取り付けられており、前記回転テーブルは制御装置と通信しており、前記制御装置は、前記回転テーブルを所望の角度位置まで回転させるコンピュータ可読命令を収容している非過渡的な物理的コンピュータ可読媒体と通信している、前記複数の眼科検査装置と、
患者頭部位置決め構造と、を備える、前記提供するステップと、
b.前記患者の目がキオスク検査面に位置するように、患者の頭部を前記患者頭部位置決め構造内に配置するステップと、
c.前記複数の眼科検査装置のうちの第1の眼科検査装置の所定の検査面が、前記キオスク検査面と同一平面上に来るように配置されて、前記患者の目の第1の検査が可能になるように、前記回転テーブルに対し、第1の所望の位置まで回転するように命令するステップと、
d.前記第1の眼科検査装置を使用して前記患者の目の前記第1の眼科検査を実施し、それによって、第1の眼科検査結果を生成するステップと、
e.前記複数の眼科検査装置のうちの第2の眼科検査装置の検査面が、前記キオスク検査面と同一平面上に来るように配置されて、前記患者の目の第2の検査が可能になるように、前記回転テーブルに対し、第2の所望の位置まで回転するように命令するステップと、
f.前記第2の眼科検査装置を使用して前記患者の目の前記第2の眼科検査を実施し、それによって、第2の眼科検査結果を生成するステップと、
g.前記患者の目が前記複数の眼科検査装置のそれぞれによる検査を受け終わるまで、ステップe.−f.を繰り返し、これによって、検査ごとに1つの結果を含む複数の眼科検査結果を生成するステップと、
h.前記複数の検査結果のそれぞれを記憶するステップと、
i.前記複数の眼科検査結果を、医師が取り出して診断する為に、遠隔コンピュータに送信するステップと、
を含む眼科検査方法。
【請求項20】
j.前記医師が前記複数の眼科検査結果を取り出すステップと、
k.前記医師が前記複数の眼科検査結果を診断するステップと、
l.前記医師が眼科検査報告を生成するステップと、
m.前記眼科検査報告を前記患者に送信するステップと、
を更に含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記医師が前記眼科検査報告を生成する前記ステップは更に、前記患者の追跡治療又は追跡診断検査の提案を生成するステップを含むものとして定義される、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記眼科検査報告を、前記患者が指定した人物に送信するステップを更に含む、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記眼科検査報告を、前記患者が指定した人物に送信するステップを更に含む、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
【請求項26】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項28】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
a.眼科検査キオスクを提供するステップであって、前記眼科検査キオスクは、
回転可能テーブル上にマウントされた複数の眼科検査装置であって、前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は所定の検査面を有しており、前記回転可能テーブルは回転テーブルの回転面に取り付けられており、前記回転テーブルは制御装置と通信しており、前記制御装置は、前記回転テーブルを所望の角度位置まで回転させるコンピュータ可読命令を収容している非過渡的な物理的コンピュータ可読媒体と通信している、前記複数の眼科検査装置と、
患者頭部位置決め構造と、を備える、前記提供するステップと、
b.前記患者の目がキオスク検査面に位置するように、患者の頭部を前記患者頭部位置決め構造内に配置するステップと、
c.前記複数の眼科検査装置のうちの第1の眼科検査装置の所定の検査面が、前記キオスク検査面と同一平面上に来るように配置されて、前記患者の目の第1の検査が可能になるように、前記回転テーブルに対し、第1の所望の位置まで回転するように命令するステップと、
d.前記第1の眼科検査装置を使用して前記患者の目の前記第1の眼科検査を実施し、それによって、第1の眼科検査結果を生成するステップと、
e.前記複数の眼科検査装置のうちの第2の眼科検査装置の検査面が、前記キオスク検査面と同一平面上に来るように配置されて、前記患者の目の第2の検査が可能になるように、前記回転テーブルに対し、第2の所望の位置まで回転するように命令するステップと、
f.前記第2の眼科検査装置を使用して前記患者の目の前記第2の眼科検査を実施し、それによって、第2の眼科検査結果を生成するステップと、
g.前記患者の目が前記複数の眼科検査装置のそれぞれによる検査を受け終わるまで、ステップe.−f.を繰り返し、これによって、検査ごとに1つの結果を含む複数の眼科検査結果を生成するステップと、
h.前記複数の検査結果のそれぞれを記憶するステップと、
i.前記複数の眼科検査結果を、前記複数の眼科検査結果の自動分析の為に、制御装置に伝達するステップであって、前記自動分析によって眼科検査報告が生成される、前記伝達するステップと、
を含む眼科検査方法。
【請求項30】
j.前記眼科検査報告を前記患者に送信するステップ
を更に含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記医師が前記眼科検査報告を生成する前記ステップは更に、前記患者の追跡治療又は追跡診断検査の提案を生成するステップを含むものとして定義される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記眼科検査報告を、前記患者が指定した人物に送信するステップを更に含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記眼科検査報告を、前記患者が指定した人物に送信するステップを更に含む、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項35】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項30に記載の方法。
【請求項36】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項31に記載の方法。
【請求項37】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項32に記載の方法。
【請求項38】
前記複数の眼科検査装置の各眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計からなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本国際特許出願は、特許協力条約下で出願されるものであり、参照によって全内容が本明細書に組み込まれている、2016年9月17日に米国特許商標庁に出願された米国特許本出願第15/268572号明細書、「EYE EXAMINATION KIOSK, SYSTEM AND METHOD FOR REMOTE EYE EXAMINATION」の利益を主張するものである。
【0002】
連邦政府資金による研究開発の記載
非該当
【0003】
コンパクトディスク等による提出材料の参照による援用
非該当
【0004】
本発明の分野は、全般的には、スクリーニング眼科検査を患者に提供するシステム及び方法に関する。特に、本発明の分野は、検査結果が検査場所において取得され、遠隔場所に送信され、遠隔場所において有資格者によって分析され、検査結果及び追跡治療の提案が通信手段によって患者に送信されるスクリーニング眼科検査を提供するシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0005】
眼科検査は、典型的には、眼科医の診療所で行われる。眼科検査を受ける為には、患者は一般に一連のステップをたどり、このステップは、典型的には、眼科医の診療所と連絡をとるステップと、後日の日時の予約を取るステップと、眼科医の診療所まで出かけるステップと、眼科医に診てもらえるまで待つステップと、眼科検査の為に座っているステップと、眼科医と会話するステップと、診療所のスタッフと会話するステップと(これには、検査の支払いの手続きを行うステップと、後日の予約を取るステップとが含まれてよい)、眼科医の診療所から帰るステップと、が含まれる。眼科検査を受けるのにかかる時間は、眼科医の診療所までの距離、眼科医の診療所の仕事量、予期せぬ中断や緊急事態などのような要因に応じて数時間にも及ぶ可能性がある。予約を取ることから検査の完了まで、全てが完了するのに数週間以上かかる可能性がある。
【0006】
そこで、当該技術分野において必要とされているのが、スクリーニング眼科検査を受ける際の利便性を高めるように適合された装置及び/又は方法であり、例えば、検査にかかる時間を短縮し、眼科検査の機会を日常生活の活動や定型業務の中に組み込み、検査後の眼科的なケア及び治療の為の追跡を迅速化且つ簡単化することにより、利便性を高めるように適合された装置及び/又は方法である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の特徴及び/又はステップのうちの1つ以上を有する装置及び方法を含み、これらの特徴及び/又はステップは単独又は何らかの組み合わせの形で特許性のある対象を構成しうる。
【0008】
本発明は、眼科検査にかかる時間を短縮する方法及び装置を提供して、眼科検査を日常生活の活動や定型業務の中に組み込むことを可能にし、検査後の眼科的なケア及び治療の為の追跡を迅速化且つ簡単化することにおいて、先行技術の弱点を克服する。
【0009】
本発明の一実施形態によれば、本発明は、患者になりそうな人にとって便利な任意の場所に設置可能な眼科検査キオスクを含む。そのような場所として、ショッピングモールのような小売り拠点、空港のような旅行拠点、学校、又は他の任意の建物や施設があってよい。眼科検査キオスクは又、患者になりそうな人にとって便利な任意の場所まで運ばれることが可能なように、自動車やトレーラなどの移動プラットフォームに搭載されてもよい。
【0010】
眼科検査キオスクは、眼科検査装置を取り付ける為の内部構造を含んでよい。内部構造は、眼科検査装置を取り付け、眼科検査装置を患者の眼科検査に使用できる位置まで回転及び/又は平行移動させる為の機械構造を含んでよい。キオスクは又、外側ハウジング、外殻、又は外側カバーを含んでよく、その中に、内部構造及び眼科検査装置が収容される。キオスク外殻は、ユーザが、眼科検査装置にアクセスすること、(例えば、タッチスクリーンモニタ又はキーボードにアクセスして)キオスク管理システムと対話すること、並びに、キオスク管理システムの一部である視覚ディスプレイに表示される情報を見ることを可能にするように適合された1つ以上の開口部を提供してよい。眼科検査結果が遠隔場所に送信されてよく、そこで、適格の医師による読み取り及び解釈が行われてよく、この医師は、検査所見を、患者、患者のかかりつけ医、又は他の任意の、患者が指定した人物に送信してよい。眼科検査結果は、追跡治療の提案、並びに、地理的に患者に近い場所で開業しているか、患者の特定の症状又は医学的徴候に対して治療を行うのに特にふさわしい、適格な医師の識別情報に関する提案を含んでよい。
【0011】
本キオスク眼科検査システムは、物理的な非過渡的コンピュータ可読媒体に記憶された、本発明の方法ステップを実施する為の、非過渡的な、コンピュータで実行可能な命令を実行するコンピュータ制御システムであってよい。
【0012】
添付図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部を成し、本発明の1つ以上の実施形態を図示し、本明細書の記述とともに、本発明の原理を説明するように働く。図面は、本発明の好ましい実施形態を例示することのみを目的としており、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の外観斜視図を示す。
【図2】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の上面図を示す。
【図3】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の垂直正面図を示す。
【図4】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の垂直側面図を示す。
【図5】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の分解斜視図を示す。
【図6】眼科検査装置が基部プレートにマウントされている、本発明の実施形態の上方からの斜視図を示す。この図では、本発明の外殻は示されていない。
【図7】眼科検査装置が基部プレートにマウントされている、本発明の実施形態の上方からの斜視図を示す。この図では、本発明の外殻は示されていない。
【図8】本発明の実施形態の側面断面図を示す。ここでは、本発明の殻の内部に配置された基部プレートに眼科検査装置がマウントされている。この図に描かれた実施形態では、光学検査アセンブリは軸AのまわりをBの方向に回転可能である。この図では、本発明の基部プレートにマウントされた任意選択のキャスタが描かれている。この図に示された実施形態では、眼科検査フレームと眼科検査装置との関係も描かれている。
【図9】本発明の実施形態の上面図を示す。ここでは、眼科検査装置が基部プレートにマウントされている。この図では、キオスク外殻が示されていない。基部プレートは、軸Aを中心に回転可能であり、軸Aは座標軸X及びYによって決定され、特定の眼科検査装置が矢印C、D、E、及びFで示されるように平行移動可能である。
【図10】眼科検査装置及び患者に対して相対的な眼科検査面を描いた図を示す。この図は、参考として、本発明の患者頭部位置決め構造の典型的な患者接触点を示している。
【図11a-11b】本発明の回転可能テーブルがその上にマウントされる、3軸位置決めアセンブリ及び回転テーブルの実施形態の直交図を示す。各眼科検査装置の所定の検査面とキオスクの検査面が一致し、且つ同一平面上にあるように、各眼科検査装置を位置決めするために、3軸位置決めアセンブリは、本発明の制御装置が、回転可能テーブル、従って、眼科検査装置を直交座標動作系の3軸全てにおいて平行移動させること、並びに、回転可能テーブルを回転させることを可能にする。
【図12a】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の部分ブロック図を示す。この図には、本発明の制御装置と通信しているディスプレイ、コンピュータ可読媒体、セキュリティカメラ、キーボード、マウス、ジョイスティック、店舗販売時点情報管理システム、及び感熱式プリンタが描かれている。
【図12b】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の部分ブロック図を示す。この図には、本発明の制御装置と通信している眼科検査装置、カメラ、無線送受信機、及びイーサネット(登録商標)接続が描かれている。
【図12c】本発明の眼科検査キオスクの実施形態の部分ブロック図を示す。この図には、本発明の3軸位置決め及び回転システムの構成要素、並びに制御装置との通信が描かれている。
【図13】本発明の眼科検査キオスクがネットワーク接続を介して遠隔ストレージサーバコンピュータと接続されていることを示すブロック図を示す。ネットワーク接続は有線又は無線であってよく、インターネット又はワールドワイドウェブであってよい。遠隔眼科検査報告診断コンピュータ、即ち、サーバも描かれており、これは、医師が眼科検査結果の遠隔読み取りを行うために利用してよい。遠隔眼科検査報告診断コンピュータは、(例えば、インターネットであってよい)データネットワークを介して、遠隔ストレージサーバ、患者、患者の担当医、及びキオスクと接続されている。
【図14】本発明の実施形態の眼科検査ステップのフロー図を示す。
【図15】本発明の実施形態による、眼科検査結果の遠隔読み取りのフロー図を示す。
【図16】本発明の実施形態を描くブロック図を示す。ここでは、眼科検査結果が1人以上、好ましくは複数の医師に対して利用可能にされ、これらの医師のうちの1人が、特定の眼科検査結果を診断の対象として選択してよい。その診断担当医は、キオスクから地理的に離れて位置してよい。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下の文書は、本発明を詳細に説明するものである。
【0015】
詳細説明は、添付で与えられているものと同様に、例示を目的として多くの具体的内容を含んでいるが、当業者であれば理解されるように、以下の詳細に対する様々な変形や変更も本発明の範囲内である。従って、以下の、本発明の好ましい実施形態の説明は、特許請求される本発明に対して、一般性を全く損なうものではなく、限定を課すものではない。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求項及びそれらの法的均等物によって決定されるべきであり、与えられている好ましい実施例や実施形態によってのみ決定されるものではない。
【0016】
本明細書で使用される「メモリ」、「媒体」、「(複数の)媒体」、「コンピュータ可読メモリ」、「コンピュータ可読媒体」、「(複数の)コンピュータ可読媒体」、「(複数の)記憶媒体」、「(複数の)コンピュータ可読記憶媒体」、及び「コンピュータ可読記憶媒体」は、物理的な非過渡的コンピュータ可読ハードウェアのみをそれぞれの意味に含むものであり、そのような用語は、信号自体、搬送波、伝搬信号、及び他の過渡的信号を明確に除外するものとする。そのような物理的な非過渡的コンピュータ可読媒体は、コンピュータで実行可能な命令又はデータを含んでよいデータを記憶する物理構造を含むハードウェアメモリを含んでよい。
【0017】
本明細書で使用される「制御装置」は、非過渡的なコンピュータ可読命令を実行することが可能な任意の電子装置、或いは複数の電子装置又は他の電子構成要素の組み合わせをその意味に含むものとする。そのような装置又は構成要素は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ファームウェアコントローラ、フィードプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジックデバイス、又は他の任意の、当該技術分野において知られている、上述の機能を実施することが可能な装置又はシステムを含んでよい。
【0018】
本明細書で使用される「コンピュータ」及び「サーバ」は、当該技術分野において知られている、命令を制御装置に入力し、制御装置から情報を、例えば、コンピュータモニタなどの視覚的表示手段によるなどして受け取る為の、電子装置の任意の組み合わせを、それぞれの意味に含むものとする。「コンピュータ」及び「サーバ」の意味に含まれるのは、制御装置、入力装置、データ接続用送受信装置、及びコンピュータで実行可能な命令を記憶するための非過渡的コンピュータ可読媒体であり、これらの全てが互いに通信してよく、それによって、制御装置は、非過渡的な、コンピュータでの読み出し及び実行が可能な命令を読み出すことが可能であり、且つ、本発明の目的、ステップ、及び機能を実施する目的でそのような命令を実行することが可能である。
【0019】
本発明の眼科検査キオスクは、回転可能テーブルを含んでよく、その上に1つ以上の眼科検査装置がマウントされてよい。回転可能テーブルは、キオスク外殻に囲まれてよく、キオスク基部で支持されてよい。キオスク基部は、キオスク床板の上にマウントされてよい。キオスク床板は、床面に載っているだけでよく、或いは、任意選択のキャスタで支持されてよく、キャスタは、床面と眼科検査キオスクとの間に転がり係合を与えることにより、本発明のキオスクが所望の場所や向きにキャスタを転がして移動することを可能にする。キオスク外殻は、任意の所望の形状であってよく、例えば、平行六面体の一部分であってよく、これは直方体の一部分であってよいが、好ましい実施形態では、球体の一部分として画定されてよい。図面には、多くの実施形態のうちの、そのような球体の一部分である一実施形態が示されている。眼科検査装置は、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、及び非接触眼圧計のうちの1つ以上を任意の組み合わせで含んで、これらに限定されない、任意の眼科検査装置を含んでよい。各図面に描かれている、本発明の各実施形態は、これらの計器のうちの幾つかを含むが、本発明の別の実施形態では、任意の数のこれらの発明の任意の組み合わせが存在してよい。眼科検査装置で実施される各検査は、どのような順序で行われてもよい。眼科検査装置は、回転可能テーブルを回転させることにより、検査位置まで回転移動させてよく、回転可能テーブルは、テーブルの回転を制御する制御装置と通信している。患者の目が所定の検査面に位置するように患者の頭部を位置決めする為に、患者頭部位置決め構造が利用されてよい。
【0020】
ここで図1を参照すると、眼科検査キオスク001の外観斜視図が描かれている。キオスク001は、キオスク基部101で支持されるキオスク外殻100を含んでよく、キオスク基部101はキオスク床板102に取り付けられてよい。キオスク床板102は、必須ではないが、複数のキャスタアセンブリ130を含んでよい。任意選択のキャスタアセンブリ130は、眼科検査キオスク001と、それが載っている面との間に転がり係合を与えるホイール、ボール、又は他の構造物を含んでよい。眼科検査キオスク011は、第1のディスプレイ105a、第2のディスプレイ105b(図1には示されていないが、図2に示されている)、及び第3のディスプレイ104を含んでよく、これらのそれぞれは電子ディスプレイであってよく、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、又は他の任意の、当該技術分野において知られているディスプレイであってよい。ディスプレイ104、105a、及び105bは、電子フラットスクリーンディスプレイであることが好ましいが、どのようなディスプレイであってもよく、例えば、静的な非電子標示であってよい。ディスプレイ104、105a、及び105bが電子ディスプレイである実施形態では、各ディスプレイが制御装置(図1には示されていない)と通信していてよく、制御装置は、各ディスプレイに表示情報を供給する。表示情報は、任意の情報であってよく、例えば、広告、患者待ち行列、目に関する情報、又は他の健康関連情報であってよく、或いは、より具体的には、目の健康に関連するサービスや製品、目のケア、眼科検査、矯正用レンズ、又は他の、目に関する製品又はサービス又は製品の広告であってよい。更に、ディスプレイ104、105a、及び105bは、患者又は他の人が制御装置に対して入力を行う為に使用するタッチスクリーンディスプレイであってもよい。患者頭部位置決め構造120が、キオスク外殻100の検査開口部121を貫通してよい。患者頭部位置決め構造120は、顎受け台及び額受け台を含んでよく、これらはいずれも、患者の目が所定の検査面に位置するように、患者の頭部を所望の位置に前向きに位置決めすることに使用可能な外形を有する。本明細書において詳述するように、患者に対して所望の眼科検査を実施する為に、眼科検査装置が回転して検査位置まで来ると、検査面が、その特定の眼科検査装置にとって必要となる、眼科検査装置からの所定の距離に位置する面として画定される。ユーザが使用する為のキーボード111、マウス112、及びジョイスティック114がキーボード棚110上にあってよく、ユーザは患者又は検査助手であってよい。キーボード111、マウス112、ジョイスティック114、及び他のコンピュータ入出力装置は、本発明の制御装置と通信していてよく、患者、検査助手、又は他の人によって、本発明のステップ及び機能を実施するように制御装置に命令する為の入力信号を制御装置に与える為に使用されてよい。
【0021】
次に図2を参照すると、本発明の眼科検査キオスク001の実施形態の上面図が描かれている。キオスク外殻100はキオスク背面103を含んでよく、キオスク背面103は、キオスクの運用時又は保管時にキオスクを壁などの平坦な垂直面に押しつけることに役立ちうる。任意選択のキャスタ130は、参考として図示されている。ディスプレイ104、105a、及び105b、並びにキーボード111、キーボード棚110、ジョイスティック114、及びマウス112も参考として図示されている。
【0022】
次に図3を参照すると、眼科検査キオスク001の実施形態の垂直正面図が描かれている。眼科検査キオスク001は、任意選択のキャスタ130で支持されてよく、キャスタ130は床板102に取り付けられ、床又は他の面002と転がり係合していることが可能である。キオスク外殻100、ディスプレイ105a、105b、及び104、並びに患者頭部位置決め構造120及び検査開口部121は全て、参考として図示されている。キオスク基部101は、基部側面101a及び101bを有してキオスク外殻100を支持し、キオスク基部は床板102によって支持されている。キーボード棚110は、参考として図示されている。
【0023】
次に図4を参照すると、眼科検査キオスク001の実施形態の垂直側面図が描かれている。眼科検査キオスク001は、任意選択のキャスタ130で支持されてよく、キャスタ130は床板102に取り付けられ、床又は他の面002と転がり係合していることが可能である。キオスク001は、支持面002から上方に、任意の所望の寸法Hまで延びてよいが、一実施形態では、Hは最大75インチであってよい。キオスク001は、背面103から外側に、任意の所望の寸法Wまで延びてよいが、一実施形態では、Wは最大57インチであってよい。キオスク外殻100に凹領域106が形成されており、凹領域106によって、患者又は他のユーザが、患者頭部位置決め構造120に密接にアクセスすることが可能になり、又、キーボード111(図示せず)、キーボード棚110(図示せず)、ジョイスティック104(図示せず)、及びマウス112(図示せず)にも密接にアクセスすることが可能になる。これは、そのような人が、本明細書で定義される眼科検査キオスク及び方法の特徴を容易に利用できるようにする為である。キオスク側面101aは、床板102によって直接又は間接的に支持されるように図示されている。
【0024】
次に図5を参照すると、眼科検査キオスク001の実施形態の分解斜視図が描かれている。(図1〜図4で描かれた)キオスク外殻100は、複数のキオスク外殻構成要素100a、100b、100c、100d、及び100eを含んでよく、これらは、既知の機械組立手段、例えば、ねじ部品、リベット、相補ロック構造、化学結合、又は他の任意の既知の機械組立手段を使用して組み立てられると、合わさって、キオスク外殻100の少なくとも一部分を形成する(キオスク外殻の一実施形態が図1〜図4に描かれている)。キオスク背面103及び基部側面101a及び101bを含む後部カバー構造が、支持構造物107に取り付けられてよく、キオスク外殻構成要素100a、100b、100c、100d、及び100eとともに、(図1〜図4で描かれたような)外殻100の一部分を形成してよい。眼科検査装置200、201、202、203、及び207が、それぞれ、回転可能テーブル108に取り付けられてよい。第1のディスプレイ105aがキオスク外殻構成要素100cに取り付けられてよく、第2のディスプレイ105bがキオスク外殻構成要素100bに取り付けられてよい。第3のディスプレイ104がキオスク外殻構成要素100dにマウントされてよい。キーボード棚110は、キーボード111、マウス112、及びジョイスティック114を支持してよく、外殻構成要素100dに取り付けられるか、その一部を成してよい。キオスク外殻構成要素100eは、検査開口部121(図5には示されていない)を含んでよく、患者頭部位置決め構造120がキオスク外殻構成要素100eに取り付けられてよい。支持構造物107は、床板102の上面に取り付けられてよい。任意選択のキャスタ130は、参考として図示されている。
【0025】
次に図6及び図7を参照すると、本発明の実施形態の上方からの斜視図が描かれており、眼科検査装置が基部プレートにマウントされている。これらの図では、本発明の外殻100は示されていない。複数の眼科検査装置200、201、202、203、及び207が、回転可能テーブル108の上面に取り付けられているか、マウントされている。一実施形態では、中央ポスト109が配置されており、その垂直軸が、回転可能テーブル108の上面によって形成される平面にほぼ垂直である。中央ポスト109が、その垂直軸が回転可能テーブル108によって形成される平面にほぼ垂直であるように配置されるのは必須ではないが、これは可能な向きである。中央ポスト109は、本発明の電気的構成要素間を通るケーブルの引き回しを支援する特徴を含んでよい。線形アクチュエータ208a及び208bが、検査装置201及び202にそれぞれ取り付けられており、アクチュエートされた場合に、眼科検査装置201及び202を平行移動させるように動作するように適合されており、この平行移動は、図9において、眼科検査装置202については矢印C及びFで、眼科検査装置201については矢印D及びEで、より詳細に描かれている。線形アクチュエータ208a及び208bは、ジョイスティック104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)からの入力信号を使用して、制御装置(図6及び図7には示されていない)と通信していてよく、且つ、制御装置によって制御されてよく、ジョイスティック104は制御装置(図6及び図7には示されていない)と通信していてよい。カメラ301が何らかの支持構造物の表面にマウントされてよく、この支持構造物は、カメラ301の視野が検査装置202の視覚ディスプレイをキャプチャするように適合されている。カメラ301は、ディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)と直接又は間接的に、例えば、制御装置(図6及び図7には示されていない)を通すなどして、通信していてよく、それによって、カメラ301によってキャプチャされた映像(これは、眼科検査装置202の視覚ディスプレイに表示された、眼科検査装置202のアイテムの画像を含む映像信号を含む)がディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)に表示される。同様に、カメラ300が何らかの支持構造物の表面にマウントされてよく、この支持構造物は、カメラ300の視野が検査装置201の視覚ディスプレイをキャプチャするように適合されている。カメラ300は、ディスプレイ104と直接又は間接的に、例えば、制御装置を通すなどして、通信していてよく、それによって、カメラ300によってキャプチャされた映像(これは、眼科検査装置200の視覚ディスプレイに表示された、眼科検査装置200のアイテムの画像を含む映像信号を含む)がディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)に表示される。回転可能テーブル108の上面に、支持物205a及び205bによって、眼科検査開口部カバー204が取り付けられてよい。眼科検査開口部カバーは、眼科検査開口部121(図6及び図7には示されていないが、図1、図3、及び他の図には示されている)を覆うように眼科検査開口部カバー204が配置される位置まで回転可能テーブル108が回転したときに、眼科検査開口部121(図6及び図7には示されていないが、図1、図3、及び他の図には示されている)を覆う(204)ように配置されてよい。従って、眼科検査キオスク001が使用されていないときには、眼科検査開口部121(図6及び図7には示されていないが、図1、図3、及び他の図には示されている)は覆われてよく、内部の機器が保護される。
【0026】
次に図8を参照すると、眼科検査キオスク001の実施形態の側面断面図が描かれており、殻100の内部に配置された回転可能テーブル108に眼科検査装置200、201、202、及び207がマウントされている。キオスク001は、キオスク基部101で支持されているキオスク外殻100を含んでよい。この実施形態では、回転可能テーブル108は、軸Aの回りを向きBに回転可能である。任意選択のキャスタ130は、床板102上にマウントされているように描かれており、支持面002と転がり係合しており、支持面002は、例えば、床の表面であってよい。図8では、回転可能テーブル108が回転して着いた位置で、患者の目が眼科検査装置207に対して所定の検査面に位置するように、患者の頭部が患者頭部位置決め構造120によって方向づけられると、眼科検査装置207が眼科検査を実施する為の定位置に着いたことになる。頭部位置決め構造120は、外殻100、又は他の任意の、回転可能テーブル108と一緒に回転するのではない構造物(例えば、ブラケットシステム、又は他の、殻の内側の構造物など)に取り付けられてよく、一部分が検査開口部121内に嵌め込まれてよい。回転可能テーブル108の回転は、眼科検査装置200、201、202、及び207のいずれかが、患者に対して眼科検査を実施する為に所定の位置まで回転されるように行われる。そのような回転は、制御装置(図8には示されていない)によって制御されてよく、この制御は、自動的に行われるか、キーボード111(図8には示されていない)、ジョイスティック114(図8には示されていない)、マウス112(図8には示されていない)、又は他の任意の、制御装置に接続された入力装置を使用してキオスク操作者から制御装置に入力された命令により行われる。例えば、一実施形態では、制御装置にマイクロホンが取り付けられてよく、これによって、キオスク操作者が、本発明のステップ及び機能を実施する為に、マイクロホンに音声コマンドを入力することが可能であり、この音声コマンドが制御装置によって解釈されることが可能である。
【0027】
次に図9を参照すると、本発明の一実施形態の上面図が描かれており、眼科検査装置200、201、202、203、及び207が回転可能テーブル108にマウントされている。この図では、キオスク外殻100は示されていない。中央ポスト109が配置されており、その垂直軸が、回転可能テーブル108の上面によって形成される平面にほぼ垂直である。線形アクチュエータ208a及び208bが、検査装置201及び202にそれぞれ取り付けられており、アクチュエートされた場合に、眼科検査装置201及び202を平行移動させるように動作するように適合されており、この平行移動は、図9において、眼科検査装置202については矢印C及びFで、眼科検査装置201については矢印D及びEで、より詳細に描かれている。線形アクチュエータ208a及び208bは、ジョイスティック104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)からの入力信号を使用して、制御装置(図6及び図7には示されていない)と通信していてよく、且つ、制御装置によって制御されてよく、ジョイスティック104は制御装置(図6及び図7には示されていない)と通信していてよい。カメラ301が何らかの支持構造物の表面にマウントされてよく、この支持構造物は、カメラ301の視野が検査装置202の視覚ディスプレイをキャプチャするように適合されている。カメラ301は、ディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)と直接又は間接的に、例えば、制御装置(図6及び図7には示されていない)を通すなどして、通信していてよく、それによって、カメラ301によってキャプチャされた映像(これは、眼科検査装置202の視覚ディスプレイに表示された、眼科検査装置202のアイテムの画像を含む映像信号を含む)がディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)に表示される。同様に、カメラ300が何らかの支持構造物の表面にマウントされてよく、この支持構造物は、カメラ300の視野が検査装置201の視覚ディスプレイをキャプチャするように適合されている。カメラ300は、ディスプレイ104と直接又は間接的に、例えば、制御装置を通すなどして、通信していてよく、それによって、カメラ300によってキャプチャされた映像(これは、眼科検査装置200の視覚ディスプレイに表示された、眼科検査装置200のアイテムの画像を含む映像信号を含む)がディスプレイ104(図6及び図7には示されていないが、図1、図2、及び他の図には示されている)に表示される。回転可能テーブル108は軸Aを中心に回転可能であり、軸Aは座標軸X及びYによって決定され、眼科検査装置201及び202は、矢印C,D,E、及びFによって示されるように、且つ、制御装置(図9には示されていない)によって命令されるとおりに平行移動可能であってよく、この命令は、キオスク操作者からの入力信号を自動的に使用して行われるか、キーボード111(図9には示されていない)、ジョイスティック114(図9には示されていない)、マウス112(図9には示されていない)、又は他の任意の、制御装置(図9には示されていない)に接続された入力装置を使用してキオスク操作者から制御装置(図9には示されていない)に入力された支持により行われる。眼科検査カバー204が、支持物205a及び205bに取り付けられ、これらによって支持されており、支持物205a及び205bは、回転可能テーブル108の上面に取り付けられている。
【0028】
次に図10を参照すると、眼科検査装置T及び患者003に対して相対的なキオスク眼科検査面が描かれており、更に、参考として、本発明の患者頭部位置決め構造の典型的な患者接触点R及びSが示されている。キオスク眼科検査面Qは、患者003の目の角膜を通る面である。眼科検査装置Tは、どの眼科検査装置であってもよく、キオスク眼科検査面Qから所定の距離Pに配置されたときに、患者003に対して眼科検査を実施する為の定位置に着いたことになる。適正な眼科検査を行うことが可能であるように、回転可能テーブル108(図10には示されていない)、3軸位置決めシステム、及び、場合によっては、線形アクチュエータ208a(図10には示されていない)及び208b(図10には示されていない)などの線形アクチュエータが、眼科検査装置Tを眼科検査面Qに対して所定の位置Pに位置決めするように動作する。所定の距離Pは、個々の眼科検査装置Tに固有であってよい。患者頭部位置決め構造120(図10には示されていない)は、領域Rで患者003の額と接触する面と、更に、領域Sで患者003の顎と接触する面と、を含んでよく、これによって、患者003の角膜がキオスク眼科検査面Q上に位置するように、患者003の頭部が位置決めされる。このようにして、患者003の角膜は、検査を行うことが可能なように、眼科検査装置Tから所定の距離Pに位置する。
【0029】
次に図11a及び図11bを参照すると、回転可能テーブル108がその上にマウントされる、3軸位置決めアセンブリ及び制御可能な回転テーブル351の直交図が描かれている。各眼科検査装置の所定の検査面とキオスクの検査面が一致し、且つ同一平面上にあるように、各眼科検査装置を位置決めするために、3軸位置決めアセンブリは、制御装置(図11a及び図11bには示されていない)が、回転可能テーブル108、従って、眼科検査装置200、201、202、及び207(図11a及び図11bには示されていない)を直交座標系の3軸全てにおいて平行移動させること、並びに、回転可能テーブル108を回転させることを可能にする。3軸位置決めアセンブリは、3つの制御可能な摺動部からなり、これらは、アイテム352、353、及び354として描かれている、ある方向に平行移動するように制御されることが可能な任意の制御可能摺動アセンブリ、線形アクチュエータ、又は他の装置であってよく、これらは、それぞれが別々に命令されて平行移動することにより、制御可能な3軸位置決めシステムを形成することが可能なように、別々に制御装置(図11a及び図11bには示されていない)と通信している。制御可能な摺動部354は、制御可能な回転テーブル351の回転軸を形成する軸Aに平行であってよい矢印Zの方向に平行移動するように制御可能である。制御可能な回転テーブル351は、回転可能テーブル108を角度割り出しするか回転させる為に任意の所望の角度位置まで回転するように命令されることが可能なように、本発明の制御装置と通信していてよい。制御可能な摺動部353は、軸Y(図11には示されていないが、図9には示されている)の方向に平行移動するように制御可能である。制御可能な摺動部352は、軸X(図11aにも図9にも描かれている)の方向に平行移動するように制御可能である。制御可能な摺動部354は、アイテム359として描かれているようなブラケットによって、床板102の上面に取り付けられてよい。制御可能な摺動部353は、アイテム358として描かれているようなブラケットによって、制御可能な摺動部354に取り付けられてよい。制御可能な摺動部352は、アイテム357のような中間プレート又は他の被作用構造物によって、制御可能な摺動部353に取り付けられてよい。同様に、制御可能な回転テーブル351は、アイテム356として描かれているような中間プレート又は他の構造物を介して、制御可能な摺動部352に取り付けられてよい。回転可能テーブル108は、回転テーブル351の回転面に取り付けられてよい。軸X、Y、及びZは、直交3軸位置決めシステムを形成することが可能である。従って、制御可能な摺動部352、353、及び354によって3軸位置決めシステムが形成され、制御可能な回転テーブル351によって、軸Aを中心とする回転が与えられる。これらの摺動部は、1つの面の、別の面に対して相対的な直線平行移動を与えるように制御可能な、任意のタイプの制御可能な機械アセンブリであってよい。これらの摺動部は、一実施形態では、直線平行移動を達成する為に、めねじを切られた受け部内で回転する、ねじ660のようなねじを含んでよい。
【0030】
次に図12aを参照すると、本発明の眼科検査キオスクの部分ブロック図が描かれており、制御装置700と通信しているディスプレイ105a、コンピュータ可読媒体701、セキュリティカメラ705、キーボード111、マウス112、ジョイスティック114、店舗販売時点情報管理システム710、及び感熱式プリンタ711が描かれている。制御装置700は、コンピュータ可読媒体701と通信していてよく、コンピュータ可読媒体701は、1つ又は複数のコンピュータメモリ装置であってよく、非過渡的な、コンピュータ可読且つコンピュータで実行可能な命令を含み、これらの命令は、制御装置700によって読み取られて実行されると、本発明のステップ及び機能を実施する。制御装置700は又、ディスプレイ105a及び105bと通信しており、これらのディスプレイは、例えば、本発明の眼科検査キオスクのそばにいる人々から見えるように広告や他のメッセージを表示する為に使用されてよい。制御装置700は又、店舗販売時点情報管理端末710及び感熱式プリンタ711と通信していてよく、これらは、患者又は他の人からの支払いを受け取り、領収書を印刷する為に使用されてよい。そのような支払いのトランザクションは、例えば、患者がクレジットカード又はデビットカードを使用するか、他の同様の、本発明の眼科検査キオスクが提供するサービスに対する支払いに必要となるであろう支払い承認を送信することが可能な可読装置を使用することにより、行われてよい。制御装置700は又、ディスプレイ104と通信してよく、ディスプレイ104は、例えば、任意のタイプのフラットスクリーンディスプレイであってよく、或いは、ユーザからの入力を受けることが可能なタッチスクリーンであってよい。ディスプレイ140は又、任意の情報、映像、又は他の画像を閲覧者又は他の人に対して表示する為に利用されてもよい。制御装置700は又、キーボード111、マウス112、及び/又はジョイスティック114と通信していてもよく、これらは全て、患者、キオスク操作者、又は他の人が、本発明の眼科検査キオスク及び方法のステップ及び機能を制御する為に使用してよい。制御装置700は又、セキュリティカメラ705と通信していてもよく、セキュリティカメラ705は、キオスク外殻の内側に配置されるか、キオスク外殻の外側表面又は他の面に配置されてよく、これは、キオスクネットワーク接続を通して遠隔閲覧者に映像情報を供給する為であってよく、或いは、セキュリティカメラ705は映像をキャプチャする為に使用されてもよく、この映像は、コンピュータ可読媒体701に記録されるか、又は当該技術分野において知られているであろう他の記憶媒体に記録される。
【0031】
次に図12bを参照すると、本発明の眼科検査キオスクの部分ブロック図が描かれており、制御装置700と通信している眼科検査装置201及び202、カメラ300及び301、無線送受信機720、及びイーサネット(登録商標)接続又は他の有線データ接続が描かれている。制御装置700は、眼科検査装置201、202、207、及び200と通信していてよい。眼科検査装置201及び202は、視覚ディスプレイ201a及び202aを含んでよく、これらのディスプレイは、眼科検査操作者などのユーザに情報を提供することを意図されたものであってよい。カメラ300及び301は、それぞれ、視覚ディスプレイ201a及び202aのビデオ画像をキャプチャし、これらのビデオ画像を制御装置700に送信してよく、制御装置700は、これらのビデオ画像をディスプレイ104(図12bには示されていない)に表示してよく、或いは、これらのビデオ画像を、図13に示されたデータネットワーク接続を介して、遠隔サーバに送信してよい。制御装置700は又、無線送受信機720と通信していてもよく、無線送受信機720はアンテナ721と通信していてよく、アンテナ721は、制御装置700と、図13に詳細に描かれているデータネットワークとの間の無線RF通信を可能にする。このようにして、本発明の眼科検査キオスクは、後で詳述するように、インターネット又はワールドワイドウェブと無線データ通信をしていてよい。制御装置700は又、イーサネット(登録商標)又は他の有線データ接続を介して、外部データネットワークと有線通信をしていてもよい。従って、制御装置700は、有線接続を介して、インターネット、ワールドワイドウェブ、又は他のデータネットワークと通信していてよい。
【0032】
次に図12cを参照すると、本発明の眼科検査キオスクの部分ブロック図が描かれており、本発明の3軸位置決め及び回転システムの構成要素、並びに制御装置700との通信が描かれている。制御装置700は、回転テーブル351、アクチュエータ又は摺動部352、353、及び354と通信しており、これらの全てが一緒に、回転を伴う3軸位置決めシステムを形成する。制御装置700は又、眼科検査装置201及び202(図12cには示されていない)の平行移動を制御する為に、アクチュエータ208a及びアクチュエータ208bとも通信している。
【0033】
次に図13を参照すると、眼科検査キオスク001がネットワーク接続020を介して遠隔ストレージサーバコンピュータ011と接続されていることを示すブロック図が描かれており、ネットワーク接続020は有線又は無線であってよく、インターネット又はワールドワイドウェブであってよい。遠隔眼科検査報告診断コンピュータ010も描かれており、これは、医師が眼科検査の結果又は報告の遠隔読み取りを行うために利用してよい。遠隔眼科検査報告診断コンピュータ010は、(例えば、インターネットであってよい)データネットワーク005を介して、遠隔ストレージサーバ011、患者、患者の担当医、及びキオスク001と接続されている。遠隔眼科検査報告診断コンピュータ010は、接続021を介してデータネットワーク005と通信している。同様に、データネットワーク経由の通信が可能な電子装置であってよく、例えば、スマートフォン、コンピュータ、タブレット、又は他の任意の電子装置であってよい患者ノード012が、接続023を介してデータネットワーク005と通信していてよく、これによって、遠隔診断サーバ010を利用する遠隔診断担当医が、眼科検査結果、診断結果、及び追跡治療の提案を患者003に伝達することが可能である。更に又、遠隔診断担当医は、この情報を、あらかじめ指定されている患者担当医ノード013に送信することが可能であり、ノード013は、例えば、コンピュータ、タブレット、又は他の電子装置であってよく、これによって、患者の担当医、又は他の、患者が指定した人物又はエンティティが、眼科検査結果、追跡治療の提案などを受け取ることも可能である。患者担当医ノード013は、接続024を介して、データネットワーク005と通信している。患者の眼科検査結果、遠隔診断担当医の診断結果、追跡治療の提案、支払情報、及び他の任意の、患者の眼科検査に関連する情報が、接続022によってデータネットワーク005と通信している遠隔ストレージサーバ011に記憶されてよい。この情報は、本システムの、権限があるユーザであれば、データネットワーク005及び接続022を介して取り出すことが可能である。データネットワーク接続020、021、022、023、又は024は、いずれも、有線でも無線でもよく、シリアルでもパラレルでもよく、他のいかなる、当該技術分野において知られているタイプのデータ接続であってもよい。データネットワーク005は、インターネットやワールドワイドウェブを始めとする、しかしこれらに限定されない、任意のデータネットワークであってよい。
【0034】
次に図14を参照すると、本発明の眼科検査ステップの実施形態のフロー図が描かれている。この眼科検査ステップの説明では、図1〜図13の構成要素も参照される。第1のステップ500では、本眼科検査プロセスが開始される。本プロセスは、患者が、本発明の眼科検査キオスクに近づき、患者識別情報、過去の医療履歴、現在の症状、又は他の医療情報を提供し、支払いを(例えば、店舗販売時点情報管理システム710を使用して)行うことにより、開始されてよい。この情報の入力は、ディスプレイ104上にプロンプトが順次表示されることによって自動化されていてよく、或いは、キオスク操作者によって支援されてよい。この情報の、制御装置700への入力は、患者又は操作者が、キーボード111、マウス112、ジョイスティック114を使用して行ってよく、或いは、ディスプレイ104がタッチスクリーンである場合には、ディスプレイ104のタッチスクリーン機能を利用して行ってよい。患者は、患者の現在の担当医の識別情報があれば、これも制御装置700に入力してよい。患者からこのように提供された情報は、データ接続020、データネットワーク005、及びデータ接続022を介して、遠隔ストレージサーバ011に送信されてよい。第2のステップ501では、患者は、自分の角膜がキオスクの眼科検査面Qに位置するように、自分の頭部を患者頭部位置決め構造120内に配置してよい。第3のステップ502では、キオスク操作者が、患者003の眼科検査にどの眼科検査装置を使用する必要があるかを決定してよく、その必要な眼科検査装置を、その検査面とキオスクの眼科検査面Qとが同一平面上に来て眼科検査を開始できるように配置する為に、回転可能テーブル108を回転させること、並びに、本発明の3軸位置決めシステムを使用して回転可能テーブル108を平行移動させることを、制御装置700に命令してよい。第4のステップ503では、キオスク操作者は、眼科検査を開始する為の開始コマンドを眼科検査装置に対して発行するように、制御装置700に命令してよい。第5のステップ504では、眼科検査が終了すると、眼科検査結果が遠隔ストレージサーバ011に送信されてよく、これは、遠隔診断サーバ010を運用する遠隔診断担当医が後で取り出して診断する為である。第6のステップ505では、更なる眼科検査が必要かどうかの判定が行われる。更なる眼科検査が不要であれば、眼科検査処置は終了となり、患者は、遠隔診断担当医、又は、患者が情報を提供した最初のステップにおいて既に識別されている患者自身の担当医から連絡が来るのを待ってよい。更なる眼科検査が必要であれば、全ての眼科検査が完了するまで、ステップ501から504、又はステップ502から504が繰り返される。
【0035】
次に図15を参照すると、眼科検査結果の遠隔読み取りの実施形態のフロー図が描かれている。図14に関して説明されたように眼科検査が行われた後、眼科検査結果は、接続020、022及び(例えば、インターネットであってよい)データネットワーク005を介して、遠隔ストレージサーバ011に送信される。そこで、第1のステップ600では、眼科検査結果が遠隔ストレージサーバ011において受信され、記憶される。遠隔診断担当医が、遠隔診断サーバ010、データ接続021、データネットワーク005、及びデータ接続022を利用して、特定患者003の眼科検査結果を取り出してよい。取り出された眼科検査結果を、ステップ601で、遠隔診断担当医が診断してよい。そして、遠隔診断担当医は、患者及び患者の担当医にとって有用な情報を生成してよく、これは、例えば、所見、追跡治療の提案、並びに患者が居住する地域の適切な医師の識別情報(例えば、患者が現時点での担当医の存在を明示していない場合)を有する眼科検査報告である。この情報は、ステップ603において、患者及び/又は患者が指定した受取人に送信されてよく、受取人は誰でもよいが、患者の担当医であることが好ましい。ステップ604で、眼科検査報告において追跡治療を提案された場合、患者は、必要に応じて、紹介された医療提供者、又は患者自身の担当医から追跡治療の説明を受ける。
【0036】
次に図16を参照すると、本発明の一実施形態を説明する図が描かれており、ここでは、眼科検査結果が複数の医師031a、031bから031nまでに対して利用可能にされ、「n」は任意の医師数であってよく、これら複数の医師のうちの1人が、特定の眼科検査結果を読み取りの対象として選択してよい。この、本発明の実施形態では、眼科検査結果の遠隔での読み取り、分析、解釈、並びに追跡治療又は追跡ケアの提案の生成が、複数の医師031a〜031nのうちのいずれの医師によって行われてもよく、これらの各医師は、ネットワーク接続030aから030nのうちの1つ、データネットワーク005、及びネットワーク接続032を介してエグゼクティブマネージャ800と通信することにより、眼科検査結果の読み取りを目的としてシステムに遠隔ログインしてよい。エグゼクティブマネージャ800は、医師による読み取り又は診断がまだ行われていない眼科検査結果(「未読検査結果」)の最新のリストを含む第1のリストを保持してよい。エグゼクティブマネージャ800は、ネットワーク接続032を介してデータネットワーク005と通信しており、データネットワーク005は、複数の眼科検査キオスク001a、001bから001m(「m」は任意の数であってよい)と通信していてよい。エグゼクティブマネージャ800は又、眼科検査結果の読み取りの依頼に応じられる医師(「現在依頼可能な医師」)の識別情報のリストを含む第2のリストも有してよい。任意の医師031iが、自分の名前を現在依頼可能な医師のリストに入れてもらいたいと思えば、第1の所定のデータフィールドを含む信号をエグゼクティブマネージャ800に送信することにより、自分が依頼に応じられることをエグゼクティブマネージャ800に通知することが可能である。同様に、現在依頼に応じられる医師として、エグゼクティブマネージャ800がリストしている任意の医師031iが、第2の所定のデータフィールドを含む信号をエグゼクティブマネージャ800に送信することにより、自分が依頼に応じられないことを示すことが可能である。現在依頼に応じられる各医師は、通信ポータルにログインしてよい。通信ポータルは、例えば、パスワード保護されてインターネット接続されるウェブサイトであってよく、エグゼクティブマネージャ800と通信している。一実施形態では、医師が通信ポータルにログインすることは、その医師を、現在依頼に応じられる医師として指定することをエグゼクティブマネージャ800に行わせるイベントであってよく、現在依頼に応じられる医師がログアウトすることは、その医師を、現在依頼に応じられない医師として指定することをエグゼクティブマネージャ800に行わせるイベントであってよい。データネットワーク接続020a〜020n、032、又は030a〜030nは、いずれも、有線でも無線でもよく、シリアルでもパラレルでもよく、他のいかなる、当該技術分野において知られているタイプのデータ接続であってもよい。
【0037】
図16を更に参照すると、現在依頼に応じられる医師が通信ポータルにログインしていれば、エグゼクティブマネージャ800は、未読検査結果の最新リストを、現在依頼に応じられる医師の電子装置801a、801bから801nに送信させてよく、するとただちに、未読検査結果の最新リストが電子装置801iのディスプレイに表示されて、現在依頼に応じられる医師031iによる診断が可能になる。そして、現在依頼に応じられる医師031iは、いずれかの未読検査結果を選択して、読み取り、分析、並びに追跡治療の提案の生成を行うことが可能である。選択された未読検査結果は、未読検査結果リストから除去される。現在依頼に応じられる医師に対して提示される未読検査結果リストは、必要に応じて、任意の順序、例えば、「先入れ先出し」、又は他の任意の順序に編成されて提示されてよい。ある未読検査結果が読み取り、分析、並びに追跡治療の提案の生成の為に選択されると、ただちに、その医師の電子装置801iは、エグゼクティブマネージャ800にメッセージを送信してよく、これによって、その未読検査結果が医師の電子装置081iに送信され、電子装置081iの電子ディスプレイに表示される。そして、現在依頼に応じられる医師031iは、ダウンロードされた眼科検査結果を読み取り、報告を生成し、その報告をエグゼクティブマネージャ800に送信してよい。そして、エグゼクティブマネージャ800は、その報告を、患者と、患者のかかりつけ医などであってこれに限定されない、患者が指定した任意の人物又はエンティティとに送信させてよい。本発明のシステムは、任意の数の、現在依頼に応じられる医師031iを含んでよく、任意の数のキオスク001iを含んでよい。現在依頼に応じられる医師とキオスクは、ネットワーク接続030a〜030n及び020a〜020n、並びにデータネットワーク005を介してエグゼクティブマネージャ800と通信している為、データネットワーク005との通信が維持されている限り、現在依頼に応じられる医師031iとキオスク001iは、地理的にどこに位置してもよく、従って、同じ場所に存在していなくてよい。
【0038】
本発明のより更なる実施形態では、上述の装置又は方法を使用して、目の、写真又は他の画像が撮影される眼科検査と、その画像の分析とが、本発明のシステムによって自動的に実施されてよい。そのような自動分析は、本発明のシステムと通信している制御装置によって実施されてよく、この制御装置は、患者に気づかせるべき病状又は他の状態を示しうる所定の画像特徴を識別する為の、非過渡的な、コンピュータで実行可能な命令を実行し、この病状又は他の状態は、患者における特定の疾患の可能性を示すものであるか、或いは、医師による更なる追跡医療ケア及び追跡治療が示される場合があるものである。この、非過渡的な、コンピュータで実行可能な命令は、制御装置と通信しているコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。制御装置は、遠隔ストレージサーバ010(図13)と通信しているか、検査装置と直接通信している任意の制御装置であってよく、従って、地理的にどこに配置されてもよく、例えば、検査装置から離れて配置されてよく、或いは、キオスク内、キオスク上、又はキオスクのそばの、検査装置と同じ場所に配置されてよい。制御装置によって実施される自動画像分析の結果は、診断担当医の報告に含められるように、その医師に送信されてよく、或いは、患者又は患者のかかりつけ医に直接送信されてよい。この自動読み取り機能を使用して、特定の眼科検査が、キオスク眼科検査の完了後ただちに実施されることが可能であり、検査から短期間で結果が患者に送信されることが可能である。本発明のこの実施形態は、画像及び他の検査情報の読み取り及び分析の結果が眼科検査装置によって記録される場合には、遠隔サーバと読み取りセンターをまとめて不要にしうるものであり、読み取り担当医を全く不要にするものであることが理解されよう。本発明のこの実施形態では、本発明の眼科検査、読み取り、分析、及び紹介の各ステップは、必要に応じて人間の行為により実施される。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本眼科検査キオスク及び方法は、眼科の遠隔医療ヘルスケアサービスを個人に提供する為の有用且つ新規なシステム及び方法を提供する。本発明のシステム及び方法を使用することにより、ユーザは、ほぼ任意の地理的場所で眼科診断画像を撮影されることが可能であり、検査結果の読み取り内容と、治療担当医への紹介の提案とを、電子メール、テキストメッセージングなどの電子手段で受信することが可能である。本発明のシステム及び方法は、眼科検査装置(例えば、自動屈折計、自動ケラトメータ、角膜トポグラファ、眼底カメラ、外部フォトカメラ、視野計、レンズメータ、鏡面反射顕微鏡、網膜及び外眼部撮像装置、光コヒーレンス断層撮影装置(OCT)、又は非接触眼圧計)を、患者の検査に使用できる位置まで回転及び/又は平行移動させる構造を含む。キオスク外殻は、眼科検査装置が患者の眼科検査を実施することを可能にする開口部を含んでよい。眼科検査結果は遠隔場所に送信され、そこで、医師による読み取りが行われ、医師は、検査所見及び追跡治療の提案を患者に送信する。この結果は、地理的に患者の近くで開業しているか、患者に特定の症状が表れた場合に治療を行うのにふさわしい、適格な医師の識別情報を含んでよい。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11a】
【図11b】
【図12a】
【図12b】
【図12c】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【国際調査報告】