(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2021500726
(43)【公表日】20210107
(54)【発明の名称】照明モジュールアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20201204BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20201204BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20201204BHJP
【FI】
   !F21S2/00 443
   !F21S2/00 439
   !F21S2/00 444
   !F21V15/01 360
   !F21V15/01 530
   !F21Y115:10
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】27
(21)【出願番号】2020523697
(86)(22)【出願日】20181023
(11)【特許番号】6788149
(45)【特許公報発行日】20201118
(85)【翻訳文提出日】20200424
(86)【国際出願番号】EP2018078982
(87)【国際公開番号】WO2019081476
(87)【国際公開日】20190502
(31)【優先権主張番号】17198568.2
(32)【優先日】20171026
(33)【優先権主張国】EP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】516043960
【氏名又は名称】シグニファイ ホールディング ビー ヴィ
【氏名又は名称原語表記】SIGNIFY HOLDING B.V.
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
【住所又は居所原語表記】High Tech Campus 48,5656 AE Eindhoven,The Netherlands
(74)【代理人】
【識別番号】100163821
【弁理士】
【氏名又は名称】柴田 沙希子
(72)【発明者】
【氏名】ヒーレン ヴィンセント ステファン ダヴィッド
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
(72)【発明者】
【氏名】ヴォンデルヘム デ ベスト アンナ ヴィルヘルミーナ マリア
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
(72)【発明者】
【氏名】ヴァン ライスヴァイク ニコラース アントニー
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
(72)【発明者】
【氏名】ウェフ レネー テオドルス
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
(72)【発明者】
【氏名】ハンネン ヘラルドゥス エヴェラルドゥス マリー
【住所又は居所】オランダ国 5656 アーエー アイントホーフェン ハイ テク キャンパス 48
【テーマコード(参考)】
3K244
【Fターム(参考)】
3K244AA05
3K244BA08
3K244BA20
3K244BA26
3K244BA27
3K244BA31
3K244BA50
3K244CA03
3K244DA01
3K244EA02
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3K244ED25
3K244GA02
3K244GA14
3K244HA02
3K244KA02
3K244KA03
3K244KA07
3K244KA08
3K244KA09
3K244KA18
(57)【要約】
照明モジュールアセンブリ1000が、光学要素のスタック1001と、前記光学要素のスタックを支持するためのフレームを形成する複数の細長いアームであって、少なくとも1つの細長いアームが、前記アームの伸長方向に延在するキャビティ1015を有する複数の細長いアーム1010、1020、1030、1040と、少なくとも1つの照明要素90とを含む。前記キャビティ1105が、前記少なくとも1つの照明要素を収容し、使用中、前記照明要素の光1006を前記スタックに向けるよう構成され、各細長いアームは、第1の細長いアーム部1011によって形成される。前記スタックは、拡散器1002、導光板1003及び反射器1004を有する。前記第1の細長いアーム部1011は、前記拡散器、前記導光板及び前記反射器のうちの少なくとも1つと一体的に形成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
拡散器、導光板及び反射器を有する光学要素のスタックと、
前記光学要素のスタックを支持するためのフレームを形成する複数の細長いアームであって、少なくとも1つの細長いアームが、前記細長いアームの伸長方向に延在するキャビティを有する複数の細長いアームと、
少なくとも1つの照明要素とを含む照明モジュールアセンブリであって、
前記キャビティが、前記少なくとも1つの照明要素を収容し、使用中、前記照明要素の光を前記光学要素のスタックに向けるよう構成され、
各細長いアームが、第1の細長いアーム部によって形成され、
少なくとも1つの第1の細長いアーム部が、前記拡散器、及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される照明モジュールアセンブリ。
【請求項2】
少なくとも1つの細長いアームが、前記キャビティで前記照明要素を囲むために前記伸長方向において前記第1の細長いアーム部と嵌め合わせるための第2の細長いアーム部を有する請求項1に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項3】
前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、リビングヒンジに沿って前記第2の細長いアーム部を前記第1の細長いアーム部に対して曲げることによって嵌め合わされるよう構成されるように、前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、一体的に形成され、前記リビングヒンジによって互いに接続される請求項2に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項4】
前記拡散器が、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成され、前記照明要素と部分的に重なる前記照明モジュールアセンブリの縁端部に沿った突出部を有し、前記突出部が、前記光が、使用中、前記モジュールを出る前記伸長方向に対して垂直な方向に向かって傾斜したプロファイルで延在し、好ましくは、前記傾斜したプロファイルが、45度以下の角度を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項5】
前記導光板が、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成され、前記細長いアームの近くの前記照明モジュールアセンブリの縁端部において前記伸長方向に配設される前記導光板を貫通する細長い開口部を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項6】
前記導光板の下に配設され、前記細長い開口部を通って延在する反射器を有する請求項5に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項7】
前記反射器が、前記光が前記スタックに向かうようにするために前記照明要素に対応して前記キャビティ内に溝を具備する前記第1の細長いアーム部と一体的に形成される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項8】
前記第1の細長いアーム部が、少なくとも受け要素を有し、前記第2の細長いアーム部が、少なくとも、前記受け要素に係合するための係合要素を有する、請求項2に従属する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項9】
前記係合要素が、前記受け要素に嵌め込むよう構成される請求項8に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項10】
使用中、前記照明要素によって生成される熱を拡散させるための熱拡散要素を有し、前記熱拡散要素が、前記キャビティ内の前記照明要素を支持するために前記キャビティ内で前記照明要素の背面に配設され、前記スタックの下に部分的に延在する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項11】
前記熱拡散要素が、前記キャビティに嵌め込むよう構成されるばね部を有する請求項10に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項12】
前記少なくとも1つの照明要素を制御するために前記キャビティ内に配設されるドライバユニットを更に有する請求項1乃至11のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項13】
前記照明要素が1つ以上の発光体を有する請求項1乃至12のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項14】
前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部が、好ましくは射出成形によって、一体的に形成される、請求項2に従属する、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項15】
前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部が、プラスチック、好ましくはポリカーボネート又はアクリルで作成される、請求項2に従属する、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明モジュールアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
照明パネルは、一般に、例えば正方形又は長方形の、剛性照明モジュール構造を含み、前記剛性照明モジュール構造においては、例えば、正方形又は長方形の辺にLEDバーが取り付けられ、LEDバーの光をパネルの光出口の方へ集束させるために、様々なプレートの垂直スタックが組み立てられる。垂直スタックは、例えば、拡散器、導光板、反射器を含む。
【0003】
パネルの照明モジュールは、一般に、スタックから分離された箱に梱包され、出荷される。従って、照明モジュールは、完全に組み立てられた状態で、即ち、全てが取り付けられたモジュールを含み、従って、同じサイズの剛性モジュール構造を備える状態で、又は様々な部品に分解された状態で、即ち、モジュール構造の様々な部品が箱から取り出した後に組み立てられる必要がある状態で、出荷される。
【0004】
第1の場合には、モジュールが出荷されることができるようになる前のモジュールの事前組み立てが、幾らかの作業を必要とする。
【0005】
第2の場合には、設置者が、例えば構造を剛性に保つためにネジ又はクリップを用いて、モジュールの様々な部品を組み立てる必要があることから、設置が単純明快ではない。従って、設置は、より遅くなり、かなりの余分な労力を必要とする。
【0006】
組み立てられる必要がある部品の量によっては、モジュールの組み立ては幾らかの労力を必要とし得る。更に、LEDバーのような電子部品、及びLEDを動作可能なように制御するための電子回路がモジュールに取り付けられる必要がある。モジュールの形状寸法によっては、モジュールへのこのような電子部品の取り付けには(より多くの/より少ない)困難性があり得る。
【0007】
例えば、韓国特許KR1604290B1は、対称支持レールユニットと、固定ネジのための固定部を形成するよう支持レールユニットの外側に向かって延在する固定フランジユニットとを含む内側カバーを含むエッジ型照明パネルデバイスについて記載している。支持レールユニットいずれか一方の内側壁部には、LEDバーを搭載するPCBモジュールが配置される。内側カバーの一部は、PCBモジュールから外部へ熱を放射するためにPCBモジュールと接触している1つの端部を有する。反射器、導光板及び拡散板のスタックは、レールユニットによって支持されるように配設される。幾つかの実施形態においては、拡散板は、使用中に光が出て行くことができる外側カバーを形成するよう、固定部と一体的に形成され得る。
【0008】
しかしながら、KR1604290B1に記載されているデバイスは、モジュールの設置者が、梱包用の箱か様々な部品を取り出し、例えば固定ネジによって、それらを組み立てることを必要とする。従って、設置者は、固定ネジを固定部に挿入し、支持レールユニットを固定フランジユニットに固定する必要がある。更に、KR1604290B1に記載されているタイプのような照明パネルの形状寸法の場合は、パネルが剛性構造に取り付けられた後には、支持レールユニットの内側壁部に様々な電子部品を取り付けることは困難であり得る。なぜなら、パネルが組み立てられた後には内側壁部にアクセスするのがより困難になり得るからである。それ故、モジュールの組み立てにはかなりの時間がかかり得る。
【0009】
US2003/043314は、光を生成するための光生成手段と、画像を表示するための表示手段へ光を導くための導光手段と、前記導光手段の下に配置され、前記導光手段の方へ光を反射するための反射手段と、前記反射手段、前記導光手段及び前記光生成手段を収容するための収容手段とを有する液晶ディスプレイデバイスを開示している。前記収容手段は、前記光生成手段の位置を案内し、前記光生成手段が動かされるのを防止する少なくとも1つのボスをその底面に有する。
【0010】
US2005/140850は、反射面、及び反射面に面するラップアラウンド端部(wraparound end)を有する反射型バックプレートと、反射型バックプレートの反射面に配置される導光板であって、導光板の端部がラップアラウンド端部に接続されてそれらの間にキャビティを形成する導光板と、キャビティ内に配置される光源モジュールとを有するエッジバックライトモジュールを開示している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
より容易に、より短い時間内に組み立てられることができる改良された照明モジュールを有することは有利であるだろう。正面からの侵入防止の向上を提供する改良された照明モジュールを有することも有利であるだろう。縁端部からの照明効果の改善を提供する改良された照明モジュールを有することも有利であるだろう。正面からの外観の一様性の向上を提供する改良された照明モジュールを有することも有利であるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の或る態様は、照明モジュールを提供する。前記照明モジュールアセンブリは、拡散器、導光板及び反射器を有する光学要素のスタックを含む。前記照明モジュールアセンブリは、前記光学要素のスタックを支持するためのフレームを形成する複数の細長いアームであって、少なくとも1つの細長いアームが、前記細長いアームの伸長方向に延在するキャビティを有する複数の細長いアームと、少なくとも1つの照明要素とを含む。前記キャビティは、前記少なくとも1つの照明要素を収容し、使用中、前記照明要素の光を前記光学要素のスタックに向けるよう構成される。各細長いアームは、第1の細長いアーム部によって形成される。少なくとも1つの第1の細長いアーム部は、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される。
【0013】
前記第1の細長いアーム部は、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方のいずれかと一体的に形成されることから、前記スタックを支持する前記フレームの一部は、既に形成されており、ネジ又は同様のものによって取り付けられる必要がなく、積み重ねられる必要がある光学要素の数はより少なくなる。照明モジュールアセンブリは、組み立てられる構成要素がより少ないことから、より少ない組み立てステップで組み立てられ得る。
【0014】
照明モジュールアセンブリは、一般に、例えば壁又は天井のような、平面に取り付けられる。従って、前記照明器具は、主にその前面を介して周囲にさらされ、従って、前記前面が、侵入からの保護の程度を大部分決定する。前記拡散器又は前記導光板と前記第1の細長いアーム部の一体化は、正面からの、従って、前記照明モジュール全体に対する侵入防止の向上を提供する。換言すれば、前記光源は、例えば水及び塵埃の侵入からよりよく保護され、相対的に安全で信頼性の高く、おそらくは延びた寿命も持つ照明モジュールをもたらす。侵入防止は、LEDなどの発光素子及び/又は電子回路を保護するためにとりわけ必要とされる。
【0015】
照明モジュールアセンブリの縁端部は、光を発さない、又はより少ない光を供給する。前記拡散器又は前記導光板と前記第1の細長いアーム部の一体化は、前記縁端部からの照明効果の改善を提供する。換言すれば、前記発光素子の光は、前記拡散器又は前記導光板と前記第1の細長いアーム部の一体化のため、前記照明モジュールアセンブリから前記縁端部から逃げ得る。
【0016】
前記照明モジュールアセンブリの縁端部は、目に見え、一様な外観を供給しない。前記拡散器と前記第1の細長いアーム部の一体化は、正面からの外観の一様性の向上を提供する。換言すれば、前記縁端部は、より目立たなくされる。
【0017】
実施形態においては、少なくとも1つの細長いアームは、前記キャビティで前記照明要素を囲むために前記伸長方向において前記第1の細長いアーム部と嵌め合わせるための第2の細長いアーム部を有する。
【0018】
前記照明要素が、前記細長いアームの前記キャビティで囲まれ、前記アームが、互いに嵌め合わされることができる2つのアーム部によって形成されることから、前記照明要素を、例えば一体的に形成される前記第1のアーム部に挿入し、前記第1のアーム部を箱状に前記第2のアーム部で覆うことが、ずっと容易である。
【0019】
前記細長いアーム部は、2つの別々のアーム部を互いに嵌め合わせて閉じることによって、又は前記2つの細長いアーム部が一方の側で互いに接続されている場合は、前記2つ細長いアームのそれぞれの開いている側を互いに嵌め合わせて閉じることによって、互いに嵌め合わされ得る。
【0020】
例えば、実施形態においては、前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、リビングヒンジに沿って前記第2の細長いアーム部を前記第1の細長いアーム部に対して曲げることによって嵌め合わされるよう構成されるように、前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、一体的に形成され、前記リビングヒンジによって互いに接続される。
【0021】
前記モジュールの組み立ては、光学スタックを囲む前記フレームが一体的に形成され、組み立てられる必要があるばらばらの部品がより少ないことから、より容易になっている。
【0022】
実施形態においては、前記照明モジュールアセンブリは、前記少なくとも1つの照明要素を制御するために前記キャビティのうちの1つに配設されるドライバユニットを有する。
【0023】
従って、前記キャビティは、前記照明要素を駆動するためのドライバユニットを組み立てるためにも使用され得る。嵌め合わされた前記アーム部は、ドライバユニット、照明要素、又は他の実施形態においては、前記モジュールを設置し、動作させるのに適した前記モジュールの任意の電気的若しくは機械的構成要素を収容し得る。
【0024】
実施形態においては、前記拡散器又は前記導光板は、例えば射出成形によって、前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部と一体的に形成され得る。従って、少なくとも1つの細長いアーム部は、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成され得る。実施形態においては、少なくとも2つの細長いアーム部が、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される。実施形態においては、少なくとも3つの細長いアーム部が、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される。実施形態においては、少なくとも4つの細長いアーム部が、前記拡散器及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される。
【0025】
前記拡散器又は前記導光板のいずれかが前記細長いアーム部のいずれかと一体的に形成される場合、前記照明モジュールアセンブリが有するばらばらの部品は更に少なくなり、前記照明モジュールアセンブリはより容易に組み立てられる。
【0026】
実施形態においては、細長いアームの第1のアーム部は、前記照明モジュールアセンブリの、前記照明要素が配設される側で、光学要素のスタックの拡散器と一体的に形成され得る。
【0027】
実施形態においては、細長いアームの第1のアーム部は、前記照明モジュールアセンブリの、前記照明要素が配設される側で、光学要素のスタックの導光板と一体的に形成され得る。
【0028】
実施形態においては、前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部は、プラスチック、好ましくはポリカーボネート又はアクリルで作成される。
【0029】
従って、前記照明モジュールは、より軽くなり、より少ないコストで製造及び出荷され得る。とりわけ、前記拡散器又は前記導光板のいずれかがプラスチック製の前記第1の細長いアーム部又はプラスチック製の前記第2の細長いアーム部と一体的に形成される場合、前記照明モジュールアセンブリは、とりわけ軽くなり、簡素化されたやり方で製造され得る。
【0030】
実施形態においては、前記拡散器は、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成され、前記照明要素と部分的に重なる前記照明モジュールアセンブリの縁端部に沿った突出部を有する。前記突出部は、前記光が、使用中、前記モジュールを出る前記伸長方向に対して垂直な方向に向かって傾斜したプロファイルで延在する。好ましくは、前記傾斜したプロファイルは、45度以下の角度を有する。
【0031】
一体化された前記拡散器に傾斜したプロファイルを有する突出部を設けることによって、使用中、前記照明モジュールアセンブリの前記縁端部における光点が防止されることができ、同時に、幾らかの光が前記突出部を超えて非常に遠い縁端部に到達することが可能になり、それによって、所謂縁が暗い現象を解消する。
【0032】
実施形態においては、前記導光板は、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成される。前記導光板は、前記細長いアームの近くの前記照明モジュールアセンブリの縁端部において前記伸長方向に配設される前記導光板を貫通する細長い開口部を有する。前記開口部は、使用中、前記光が前記フレームに到達することを防止し、それによって、前記光が望ましくないように周囲環境に分散することを防止する前記導光板内に前記光を閉じ込めることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0033】
ほんの一例として、図面を参照して、本発明の更なる詳細、態様及び実施形態について説明する。図の中の要素は、簡単にするために、及び分かりやすくするために、図示されており、必ずしも縮尺通りには描かれていない。図において、既に記載されている要素に対応する要素は、同じ参照符号を持ち得る。
【図1a】照明モジュールアセンブリの実施形態の上面図を示す。
【図1b】図1aの照明モジュールアセンブリの実施形態の側面図を示す。
【図1c】照明モジュールアセンブリの実施形態の断面図を示す。
【図1d】照明モジュールアセンブリの実施形態の断面図を示す。
【図1e】照明モジュールアセンブリの実施形態の断面図を示す。
【図1f】照明モジュールアセンブリの実施形態の例の斜視図を概略的に示す。
【図2】図1fの照明モジュールアセンブリの実施形態の第1拡大斜視図を概略的に示す。
【図3】図1fの照明モジュールアセンブリの実施形態の第2拡大斜視図を概略的に示す。
【図4a】照明モジュールアセンブリの実施形態の分解組立図を概略的に示す。
【図4b】図4aの照明モジュールアセンブリの実施形態の斜視図を概略的に示す。
【図4c】フレームに取り付けられる図4bの照明モジュールアセンブリの実施形態の分解組立図を概略的に示す。
【図5】照明モジュールアセンブリの実施形態の例の断面図を概略的に示す。
【図6】照明モジュールアセンブリの実施形態の例の断面図を概略的に示す。
【図7】照明モジュールアセンブリの実施形態の例の斜視図を概略的に示す。
【図7a】図7の照明モジュールアセンブリの実施形態の第1拡大斜視図を概略的に示す。
【図7b】図7の照明モジュールアセンブリの実施形態の第2拡大斜視図を概略的に示す。
【図8】照明モジュールアセンブリの実施形態の斜視図を概略的に示す。
【図9】図8の照明モジュールアセンブリの実施形態の光学的シミュレーションを概略的に示す。
【図10】照明モジュールアセンブリの実施形態の例の断面図を概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本発明は多くの異なる形態で実施可能であるが、本開示は、本発明の原理の例示とみなされるべきであり、本発明を図示及び記載されている特定の実施形態に限定することを意図するものではないという理解の下に、1つ以上の特定の実施形態が、図面において示され、本明細書において詳細に記載されている。
【0035】
更に、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、本発明は、本明細書において記載されている又は相互に異なる従属請求項において挙げられているありとあらゆる新規な特徴又は特徴の組み合わせにある。
【0036】
図1aは、照明モジュールアセンブリ1000の実施形態の上面図を示している。図1bは、照明モジュールアセンブリ1000の実施形態の側面図を示している。
【0037】
図1aを参照すると、照明モジュールアセンブリ1000は、4つの一体的に接続される細長いアーム1010、1020、1030及び1040と、図1aにおいては示されていない少なくとも1つの照明要素とを有する。図1aにおいて示されている細長いアーム1010、1020、1030及び1040は、ほぼ同じ長さ及び同じ厚さを有する。
【0038】
しかしながら、照明モジュールアセンブリは、異なる形状を得るために、4つより少ない細長いアーム、又は4つより多くの細長いアームを有してもよい。照明モジュールアセンブリは、1つより多くの、例えば、2つ以上の照明要素を有してもよい。
【0039】
幾つかの実施形態においては、細長いアームは、異なる長さ及び/又は異なる厚さを有する。
【0040】
照明モジュールアセンブリ1000は、光学要素のスタックを組み立てるために使用される。スタックは、拡散器1002、導光板及び反射器を有する。図1aは、拡散器1002しか示しておらず、導光板及び反射器は、後で示すように、スタック内の拡散器1002の下に配設されている。複数の細長いアーム1010、1020、1030、1040は、フレーム1005、例えば、光学要素のスタックを支持するための剛性フレームを形成する。フレーム1005は、図1aにおいて示されているように、スタックを取り囲み得る。光学要素のスタックが組み立てられるとき、照明モジュールアセンブリは、例えば、天井、壁、舗装道路、又は任意の他の適切な表面若しくは場所に取り付けられ得る。照明モジュールアセンブリは、環境を照らすために使用されることができ、又はコマーシャル、ビデオ、写真若しくはポスターを表示するためのディスプレイパネルとして使用されることができる。照明モジュールアセンブリは、商業的、私的又は専門的用途のためのあらゆる種類の屋内照明又は屋外照明において使用され得る。使用中、光は、拡散器1002から出て行き、従って、環境を照らす。
【0041】
各細長いアーム1010、1020、1030及び1040は、(図1a及び図1bにおいては示されていない)第1の細長いアーム部によって形成されている。
【0042】
第1の細長いアーム部は、拡散器、導光板及び反射器のうちの少なくとも1つと一体的に形成される。
【0043】
図1c乃至1dは、第1の細長いアーム部が、それぞれ、拡散器、導光板及び反射器と一体的に形成される照明モジュールアセンブリの3つの異なる実施形態のための、図1aの細長いアーム1010の断面図を示している。
【0044】
例えば、図1cは、図1aの破線で横切られている照明モジュールアセンブリの実施形態の断面図を示している。
【0045】
少なくとも1つのアーム、この例においてはアーム1010は、アームの伸長方向に延在するキャビティ1015を有する。キャビティ1015は、照明要素1090を収容し、使用中、照明要素の光1006をスタック10に向けるよう構成される。
【0046】
この例においては、細長いアーム1010は、反射器1004と一体的に形成される第1の細長いアーム部1011によって形成される。光学要素のスタック1001の底部から、反射器1004の上には、導光板1003及び拡散器1002が配設される。
【0047】
図1dは、照明モジュールアセンブリの別の実施形態の断面図を示している。
【0048】
この実施形態においては、細長いアーム1010の第1のアーム部1011は、光学要素1002、1003及び1004のスタック1001の拡散器1002と一体的に形成される。図1dにおいて示されているように、細長いアーム1010の第1のアーム部1011は、照明モジュールアセンブリの、照明要素が配設される側で、光学要素1002、1003及び1004のスタック1001の拡散器1002と一体的に形成され得る。
【0049】
図1eは、照明モジュールアセンブリの他の実施形態の断面図を示している。
【0050】
この実施形態においては、細長いアーム1010の第1のアーム部1011は、光学要素1002、1003及び1004のスタック1001の導光板1003と一体的に形成される。図1eにおいて示されているように、細長いアーム1010の第1のアーム部1011は、照明モジュールアセンブリの、照明要素が配設される側で、光学要素1002、1003及び1004のスタック1001の導光板1003と一体的に形成され得る。
【0051】
従って、第1のアーム部は、モジュールの製造及び組み立てを簡素化するよう、例えば射出成形によって、スタックの任意の光学要素と一体的に形成され得る。組み立てられる必要がある部品がより少なくなる。モジュールを製造するコストも削減される。
【0052】
図1fは、照明モジュールアセンブリ100の実施形態の例の斜視図を概略的に示している。
【0053】
図1fを参照すると、照明モジュールアセンブリ100は、4つの一体的に接続される細長いアーム10、20及び30と、図1fにおいては示されていない少なくとも1つの照明要素とを有する。
【0054】
この例においては、各アーム10、20、30、40が、アームの伸長方向に延在する(図1fにおいては示されていない)キャビティを有する。キャビティは、照明要素を収容し、使用中、照明要素の光をスタックに向けるよう構成される。
【0055】
図1c乃至1dを通して示されている実施形態とは異なり、この例においては、各アーム10、20、30及び40は、照明要素を囲むために伸長方向において第1の細長いアーム部と嵌め合わせるための第2の細長いアーム部を有する。
【0056】
従って、換言すれば、図1c乃至1dにおいて示されているように、各細長いアームは、スタックの光学要素のいずれか1つと一体的に形成される単一部品によって形成されてもよい。細長いアームを形成する単一部品のうちの少なくとも1つは、上記のように照明要素を収容するためのキャビティを有する。
【0057】
他の例においては、図1fにおいて示されている例のように、モジュールの少なくとも1つの細長いアームは、箱状になるように互いに嵌め合わされ、照明要素がキャビティ内に配設された状態でキャビティを囲む2つの別々の部品によって形成されてもよい。
【0058】
例として、細長いアーム10及び20の細長いアーム部について詳細に言及する。細長いアーム30及び40は同じやり方で形成される。
【0059】
細長いアーム10は、第1の細長いアーム部11と、第2の細長いアーム部12とによって形成される。
【0060】
細長いアーム20は、第1の細長いアーム部21と、第2の細長いアーム部22とによって形成される。
【0061】
細長いアーム30及び40は、対応する第1の細長いアーム部と、対応する第2の細長いアーム部とによって、同様に形成される。
【0062】
図1fにおいて示されている例においては、アーム10、20、30及び40を形成する細長いアーム部は、フレーム構造に一体的に形成される。
【0063】
実施形態においては、図1fにおいて示されているように、第1の細長いアーム部と第2の細長いアーム部とが、リビングヒンジに沿って第2の細長いアーム部を第1の細長いアーム部に対して曲げることによって嵌め合わされるよう構成されるように、第1の細長いアーム部と第2の細長いアーム部とが、一体的に形成され、リビングヒンジによって互いに接続される。アーム10を参照すると、第1の細長いアーム部11と第2の細長いアーム部12とが、一体に形成されており、この例においては細長いリビングヒンジであるリビングヒンジ5によって互いに接続されている。
【0064】
図においてより後に示されている実施形態においては、第1の細長いアーム部のみが、第1フレーム構造に一体的に形成され得る。第2の細長いアーム部は、1つ以上の照明要素を対応するキャビティに封入するために第1フレーム構造と嵌め合わせるよう構成される第2フレーム構造に一体的に形成され得る。
【0065】
他の例においては、第2の細長いアーム部は、それぞれのキャビティを閉じるために対応する細長いアーム部と嵌め合わせる、剛性構造に一体的に形成されない別個のアーム部として設計されてもよい。
【0066】
実施形態においては、第1の細長いアーム部は、例えば射出成形によって、一体的に形成されてもよい。
【0067】
実施形態においては、第2の細長いアーム部は、例えば射出成形によって、一体的に形成されてもよい。
【0068】
実施形態においては、細長いアーム10、20、30及び40は、例えば射出成形によって、一体的に形成されてもよい。例えば、第1、第2の細長いアーム部又は細長いアーム10、20、30及び40は、例えば射出成形された、プラスチックで作成されてもよい。
【0069】
実施形態においては、第1の細長いアーム部及び/又は第2の細長いアーム部は、プラスチック、好ましくはポリカーボネート(PC)又はアクリル(PMMA)で作成されてもよい。しかしながら、細長いアームは、照明要素、並びに随意に電気的及び機械的構成要素を収容し、光学要素のスタックを組み立てるためのフレームの十分な剛性を保証する任意の他の適切なプラスチック材料で作成されてもよい。
【0070】
プラスチック製の照明モジュールアセンブリは、スチール又はアルミニウム製の従来のモジュールよりも軽い。従って、プラスチック製の照明モジュールアセンブリは、より少ないコストで出荷され得る。
【0071】
製造材料としてプラスチックを使用することは、例えば無線通信チャネルを介して照明要素を遠隔制御するために使用され得る無線周波数(RF)信号を透過させるモジュールを構成することを可能にする。モジュールが、金属ではなくプラスチックで作成される場合、RF信号は、より少ない反射しか伴わずに進む。照明要素から照明要素への無線伝送範囲が拡大され得る。
【0072】
図においてより後に示されている実施形態においては、照明モジュールアセンブリは、少なくとも1つの照明要素を制御するためにキャビティのうちの1つに配設されるドライバユニットを含み得る。
【0073】
換言すれば、第1及び第2の細長いアーム部は、互いに嵌め合わされるとき、照明要素、及び/又は照明要素を動作させる電気的若しくは機械的構成要素、例えばドライバユニットを収容する箱状構成要素を形成する。
【0074】
照明モジュールアセンブリがドライバユニットを有する場合、照明モジュールアセンブリは実質的に設置の準備ができている場合がある。照明要素とドライバユニットとの間の電気接続が既に配線されており、機能的にテストされている可能性があることから、インストーラは、機能モジュールを有し得る。
【0075】
幾つかの利点は照明モジュール100と関連している。少なくとも第1の細長いアーム部は一体的に形成されることから、モジュールのフレームはスタックを組み立てる準備ができており、ネジ又は同様のものでアームを組み立てる必要はない。従来のモジュールにおいては多くの異なる部品が組み立てられるのに対して、少ない構成要素しか組み立てられないことから、設置がより容易である。設置コストは削減される。使用される構成要素がより少ない場合、モジュールを組み立てるために必要とされる異なる構成要素間のインターフェースもより少なくなる。インターフェースは時として剛性を損なうことから、このことは、本発明のモジュールの剛性を向上させる。
【0076】
更に、キャビティは、照明要素、電気的及び機械的構成要素、駆動ユニット、モジュール内の異なる構成要素及び部品間の配線ワイヤを容易に予め取り付けるためのコンパートメントボックスとして有利に使用され得る。コンパートメントボックスは、モジュールの底部から容易にアクセスできる。構成要素は、コンパートメントボックス内に挿入されることができ、次いで、第1の細長いアーム部を第2の細長いアーム部と嵌め合わせることによって、コンパートメントボックスは容易に閉じられることができる。
【0077】
更に、照明モジュールアセンブリが、上記のように、プラスチックで作成される場合、照明要素及び/又はドライバユニットは、照明要素及び/又はドライバユニットと、対応するアームの、照明要素及び/又はドライバユニットが取り付けられる面との間に追加の電気絶縁層を配置することなく、アーム内に組み立てられ得る。プラスチックは電気絶縁材料であることから、照明モジュールアセンブリは外部環境から電気的に絶縁される。このことは、より安全な製品がより低いコストで作成され得ることを意味する。
【0078】
例えば、金属フレームで作成される従来のモジュールにおいては一般に行われているように、モジュールのプラスチックフレームを安全上の理由で接地電位に接続することは必要ない。照明要素、ドライバユニット、又はモジュールの他の電気的若しくは機械的構成要素を取り付けるプリント回路基板又は配線ワイヤにおいても、高い安全クラスを備える照明モジュールアセンブリを得るために、追加の電気絶縁は必要とされない。本発明のプラスチックモジュールでは、如何なる特定の電気絶縁手段も講じることなく安全クラス2が達成され得る。
【0079】
図2は、図1fの照明モジュールアセンブリ100の実施形態の第1拡大斜視断面図を概略的に示している。
【0080】
図2は、図1fを参照して説明した照明モジュールアセンブリ100の細長いアーム10を詳細に示している。細長いアーム10は、一体的に形成され、リビングヒンジ5によって互いに接続される第1の細長いアーム部11及び第2の細長いアーム部12によって形成される。リビングヒンジ5は、この例においては、長さが細長いアーム10と同じくらいの細長いヒンジである。
【0081】
幾つかの実施形態においては、リビングヒンジは、アーム部を互いに対して曲げることを可能にするための、第1及び第2の細長いアーム部の外縁に接続される曲げることのできる材料のシートを含む、例えば、一体のヒンジ又はフィルムヒンジである。
【0082】
フィルムヒンジ及び一体ヒンジのようなリビングヒンジは、当技術分野において周知である。
【0083】
リビングヒンジは、前記リビングヒンジが接続する部品の材料と同じである材料で作成される薄い可撓性ヒンジである。前記リビングヒンジは、前記リビングヒンジが接続するアーム部を製造するのと同じ型で射出成形することによって製造され得る。前記リビングヒンジは、ヒンジの線に沿ってアームを曲げることを可能にするよう、薄くされてもよく、又は切削されてもよい。図2において示されている例においては、第2の細長いアーム部12は、ヒンジ5に対応して薄くされている。
【0084】
リビングヒンジは、プラスチック、例えばポリアミド又はポリプロピレンで作成されることができ、これらは、薄化部における曲げに耐えることができる。
【0085】
図2に戻ると、細長いアーム部11にキャビティ15が設けられている。しかしながら、キャビティ15は、第2の細長いアーム部12に設けられてもよく、又は部分的に第1の細長いアーム部11に設けられ、部分的に第2の細長いアーム部12に設けられてもよい。例えば、第1及び第2の細長いアーム部は、キャビティを形成するよう中空にされてもよい。例えばLEDバーの形態の、(図2においては示されていない)照明要素が、キャビティ15に挿入されてもよい。照明要素は、使用中、光をスタックに向けるために配置される。示されている例においては、光は、使用中、第1の細長いアーム部11が横方向に延在する伸長方向に対して垂直な方向に向けられる。
【0086】
この目的のために、図2において示されている実施形態においては、細長いアーム部11は、使用中、光が溝19を通過し、(図2においては示されていない)光学スタックに到達するようにするために、LEDバーのLEDの1つ1つに対応してキャビティ15内に溝19を具備する。溝19の代わりに、他のタイプの開口部、例えば、LEDに対応する凹部又は複数のLEDに対応するより大きな開口部がキャビティに設けられてもよい。
【0087】
照明モジュールアセンブリの製造のために使用されるプラスチック材料によっては、キャビティに開口部が設けられなくてもよい。例えば、プラスチック材料は十分に光を透過させるかもしれず、その場合には、開口部が設けられているか否かにかかわらず、光は、プラスチック材料を通過し、光学要素のスタックに到達することができる。
【0088】
溝又は他のタイプの開口部は、図2において示されているように第1の細長いアーム部におけるキャビティに設けられてもよいが、キャビティがどのように形成されるか及び/又はキャビティの形状寸法に応じて、第2の細長いアーム部に設けられてもよく、又は部分的に第1の細長いアーム部若しくは第2の細長いアーム部に設けられてもよい。
【0089】
図2において示されている実施形態においては、第1の細長いアーム部11は受け要素17を有し、第2の細長いアーム部は係合要素14を有する。係合要素14は、受け要素17と係合するよう構成される。この例の係合要素14及び受け要素17は、伸長方向に沿って延在している。しかしながら、他のタイプの係合要素及び受容要素は考えられ得る。例えば、2つ以上の係合要素及び対応する受け要素が、アーム部が互いに嵌め合わされるときに、互いに嵌め合わせるために使用され得る。
【0090】
実施形態においては、係合要素は、受け要素に嵌め込むよう構成される。例えば、第1又は第2のアーム部のうちの1つには、対応する1つ以上の係合要素が嵌め込み得る開口部の形態の1つ以上の受け要素が設けられてもよい。係合要素及び受け要素の様々な形状寸法が考えられ、図2の実施形態は、多くの可能な例のうちの1つを単に例示するものである。
【0091】
例えば、図1fの照明モジュールアセンブリ100の実施形態の第2拡大斜視図を示している図3を参照すると、細長いアーム部22に配設される複数の係合要素24は、細長いアーム部21に配設される単一の細長い受け要素28に嵌め込むよう構成される。
【0092】
同じ例において、細長いアーム部22の複数の薄型突出部の形態の複数の係合要素24'は、薄い突出部を受けるためのスリットの形態の受け要素27に嵌め込むよう構成される。
【0093】
図3は、図1fを参照して説明した照明モジュールアセンブリ100の細長いアーム20の拡大図を示している。細長いアーム部21及び22は、細長いリビングヒンジ35によって互いに接続され、リビングヒンジ35に沿って互いに向かって曲げられる。細長いアーム部21には、電気的又は機械的構成要素、例えば、他のアーム又は他のアーム部のキャビティ内に配設される照明要素を制御するためのドライバユニットを収容するために使用されるキャビティ25が設けられる。
【0094】
キャビティ25は、図2を参照して説明したキャビティ15よりも深く、広々としており、より大きな電気的又は機械的構成要素を収容するのにより適しているかもしれない。
【0095】
図4aは、照明モジュールアセンブリ200の実施形態の分解組立図を概略的に示している。分解組立図は、底部からの、即ち、使用中に光が照明モジュールアセンブリ200を出る側とは反対側である側からの、照明モジュールアセンブリ200を示している。照明モジュールアセンブリ200は、細長いアーム210、220、230及び240を有する。各アーム210乃至240は、この特定の例においては、アーム内の照明要素及び/又は電気的若しくは機械的構成要素を囲むためにそれぞれの細長いリビングヒンジによって接続される上記のような2つのアーム部を嵌め合わせることによって、形成される。
【0096】
例示目的のために、図4aにおいては、細長いアーム210を形成する、細長いリビングヒンジ205によって接続される細長いアーム部211及び212のみが示されている。他の細長いアーム220乃至240は同様の構成を有する。
【0097】
照明モジュールアセンブリ200は、照明モジュールアセンブリ200が、更に、光学要素のスタック219の1つ以上の要素を一体化するという点で、図1fを参照して説明した照明モジュールアセンブリ100と異なる。加えて、又はその代わりに、照明モジュールアセンブリは、使用中に照明モジュールアセンブリ200の信頼性を向上させるための熱拡散要素225のような更なるモジュール要素を有してもよい。加えて、又はその代わりに、照明モジュールアセンブリは、図4aにおいて示されている例においては細長いアーム220内に挿入されるドライバユニット291のような更なる電気的構成要素を有してもよい。
【0098】
スタック219は、拡散器、導光板、反射器のうちの少なくとも1つを含み得る。拡散器、導光板及び反射器は、照明モジュールアセンブリ200の、使用中、光が照明モジュールアセンブリ200を出る側からこの順序で配設される。
【0099】
拡散器、導光板又は反射器は、第1の細長いアーム部及び/又は第2の細長いアーム部と一体的に形成されてもよい。
【0100】
実施形態においては、拡散器、導光板又は反射器は、細長いアーム210乃至240と一体的に形成されてもよい。
【0101】
従って、照明モジュールアセンブリ200は、大部分が、例えば射出成形によって、一体的に形成されてもよい。組み立てられるばらばらの部品の数が削減されることから、照明モジュールアセンブリ200の製造コストは更に低減され、モジュールの剛性は向上される。更に、モジュールは、大部分が、一体的に形成され得ることから、照明モジュールアセンブリのほとんどを製造するために、1つのプロセス、例えば射出成形しか使用されないことから、モジュールを製造するコストは低減される。
【0102】
熱拡散要素225は、使用中、照明要素によって生成される熱を拡散させるために使用される。熱拡散要素は、キャビティ内の照明要素を支持するために、アーム210及び230の(図4aにおいては示されていない)キャビティ内で、(図4aにおいては示されていない)照明要素の背面に配設される。熱拡散要素225は、それぞれの照明要素を収容する細長いアーム210及び230内に挿入される。熱拡散要素225は、熱を拡散させて照明要素から遠ざけるために十分に低い熱伝導抵抗を有する材料で作成され得る。例えば、熱拡散要素225は、金属又は同様のもので作成され得る。熱拡散要素225は、部分的に、スタック219の下に、例えば、スタック219と、図4aにおいては第2の細長いアーム部212しか示されていない第2の細長いアーム部との間に延在する。熱拡散要素225は、照明要素を支持するために使用されてもよい。照明要素は、キャビティ内に配置され、スタックに横方向に面する加熱拡散要素225の側部に配設されてもよい。照明モジュールアセンブリが動作するとき、照明要素によって生成される熱は、この側部を介して、更に、熱拡散要素225の、スタックの下に延在する部分を介して、放出される。熱は、次いで、スタック全体にわたって拡散され、周囲環境に対してスタックの一部を覆う第2の細長いアーム部全体わたって拡散される。
【0103】
図4bは、第2の細長いアーム部が対応するヒンジに沿って閉じられたときの図4aの照明モジュールアセンブリ200の実施形態の斜視図を概略的に示している。閉じたアームは、モジュールの電気的又は機械的構成要素を収容するコンパートメントボックスを形成する。コンパートメントボックスは、例えば、ボックス間に、及びボックスと外部との間に電線を配線するために使用される(図においては示されていない)穴を通して、互いに、及び外部と電気的に通信し得る。
【0104】
図4cは、フレーム250に取り付けられる照明モジュールアセンブリ200の実施形態の分解組立図を概略的に示している。照明モジュールアセンブリ200上に、更に、フレーム250が組み立てられ得る。フレーム250は、機能的な目的と審美的な目的との両方を有し得る。フレームは、モジュールに平らなフレーム形状を与え、同時に、モジュールが設置されることを可能にする。例えば、照明モジュールアセンブリ200は、天井に設置されるTバーに対して配置されるフレーム250を介して吊り下げられてもよい。
【0105】
図5は、照明モジュールアセンブリ300の実施形態の例の断面図を概略的に示している。
【0106】
図5の断面図は、細長いアームの1つに沿ってとられた断面図を示している。図5は、細長いヒンジ315によって接続される第1の細長いアーム部311及び第2の細長いアーム部312を示している。
【0107】
照明モジュールアセンブリ300は、審美的な目的及び設置目的のために、照明要素390、光学要素316、317及び318のスタック319、熱拡散要素325並びにフレーム350を更に有する。
【0108】
熱拡散要素325は、アーム部311及び312によって形成されるキャビティ305内に部分的に配設され、スタック319の下の、スタック319とアーム部312との間に部分的に配設され、延在する。
【0109】
照明要素390は、使用中、光が、スタックに向けられ、生成される熱が、照明要素390から熱拡散要素325へ放出され、熱拡散要素325から周囲環境へ放出されるように、背面が熱拡散要素325に配置された状態で配設される。
【0110】
実施形態においては、キャビティ305内に配設される熱拡散要素325の一部は、装着されるときにキャビティ305に嵌め込むよう構成されるばね部327を有する。このやり方においては、熱拡散要素325は、ネジ又は同様のものを使用せずにキャビティ305内に固定して配設され得る。
【0111】
更に、実施形態においては、熱拡散要素325は、照明要素390が熱拡散要素325に全く接着又は付着されていない場合でも照明要素390がキャビティ305内で動かないように、照明要素390をその背面において受け、照明要素390をキャビティ305内に固定して収めるための受け部329を有してもよい。モジュールの組み立てが更に簡素化されている。
【0112】
光学スタック319は、反射器316、導光板317及び拡散器318を有する。導光板317は、ヒンジ315を介して第1のアーム部311及び第2のアーム部312と一体的に形成される。導光板317は、使用中、光を照明モジュールアセンブリ全体に向けることから、導光板317の材料は、照明モジュールアセンブリ全体にわたって光を伝達するものでなければならない。導光板317は、光を透過するプラスチック材料で作成され、導光板317は、第1の細長いアーム部311と一体的に形成されることから、使用中に光をスタック319に向けるための開口部を第1の細長いアーム部311に設ける必要はない。プラスチック材料は、好ましくは、光を十分に透過することができるアクリル(PMMA)である。
【0113】
図6は、照明モジュールアセンブリ400の実施形態の例の断面図を概略的に示している。
【0114】
図6の断面図は、細長いアームのうちの1つに沿ったセクションにわたってとられており、細長いヒンジ415によって接続される細長いアーム部411及び412を示している。細長いアーム部411及び412は、ヒンジ415に沿って互いに閉じられる場合に、又はそれとは無関係に、キャビティ405を形成する。キャビティ405内には、例えばLEDバーの形態の、照明要素490が配設され得る。
【0115】
照明モジュールアセンブリ400は、照明モジュールアセンブリ300と同様である。照明モジュールアセンブリ400は、光学要素、即ち、反射器416、導光板417及び拡散器418のスタック419を有する。
【0116】
照明モジュールアセンブリ400は、アーム部411及び412の間に配設される熱拡散要素425を有し、随意に、アームをすっかり覆い、モジュールの組み立てを可能にするようアームの上に配置されるフレーム450を更に有する。熱拡散要素425は、装着されるときにキャビティ405に嵌め込むよう構成されるばね部427を有する。
【0117】
この実施形態においては、反射器416が、例えば射出成形によって、第1のアーム部411及び第2のアーム部412と一体的に形成される。反射器は、如何なる方向に散乱されている光も、スタック内に閉じ込められ、拡散器を通してモジュールを出ることができるように、光学要素のスタック内の光を、例えばスタックの底部において、反射する。このやり方においては、光は、失われず、出口の方へ後方反射される。
【0118】
実施形態においては、細長いアーム、この例においては細長いアーム部411が、反射器416と一体的に形成される。
【0119】
反射器は、一般に、出口にある拡散器の方へ光を後方反射するよう、スタックの底部に配設される。
【0120】
反射器はスタックの底部に配設されることから、反射器がアームと一体的に形成される場合、反射器が照明要素と重なり、このことは、使用中、光がスタックに到達することを妨げるだろう。
【0121】
このため、溝429が、照明要素、この例においてはLEDバーのLEDに対応して、光が溝429を通過し、スタック419、とりわけスタック419の導光板417に到達するようにするために、キャビティ450内で、アーム、この例においては第1のアーム部411に設けられる。このやり方においては、反射器416がアームと一体的に形成されると同時に、照明モジュールアセンブリは適切に機能することができる。
【0122】
図8は、照明モジュールアセンブリ500の実施形態の例の斜視図を概略的に示しており、照明モジュールアセンブリ500のうちの導光板517及び細長いアーム540のみが示されている。
【0123】
照明モジュールアセンブリ500は、図5を用いて説明した照明モジュールアセンブリ400と同様の構造を有し得る。導光板517は、上記のように、フレームの2つのアーム部のうちの1つ、又は両方のアームと一体的に形成され得る。
【0124】
実施形態においては、導光板517は、細長いアームの近くの照明モジュールアセンブリ500の縁端部において伸長方向に配設される導光板517を貫通する細長い開口部521、522、524及び525を有する。開口部521、522は、照明要素を収容しない1つのアームの縁端部に沿って配設される。開口部524、525は、同様に、前記1つのアームに面するアーム540の縁端部に沿って配設され、アーム540も照明要素を収容しない。図7aを参照すると、開口部の拡大図501が示されている。
【0125】
開口部521、522、及び照明モジュールアセンブリの反対側の縁端部にある(図7aにおいては示されていない)開口部524、525は、光を導光板517内に閉じ込める。このやり方においては、光が、モジュール内にとどめられ、縁端部において失われないことから、照明モジュールアセンブリはより効率的に動作することができる。
【0126】
実施形態においては、導光板517は、例えばドライバユニットを収容するアームに導光板517を光学的に接続するブリッジ部523を有する。
【0127】
ブリッジ部523は、伸長方向における開口部521及び522の間の空間である。ブリッジ部523は、導光板517が、十分な剛性を有し、細長い貫通開口部521及び522のせいで破損しないことを可能にする。光を導光板517内へ後方反射するために、このような開口部521、522を通して反射器が配置されてもよい。
【0128】
図7bは、図7を参照して示されている照明モジュールアセンブリ500の実施形態の第2拡大図502を概略的に示している。この図は、照明モジュールアセンブリ500のフレームに沿ってアーム540を横切ってとられた断面に対応する。
【0129】
従って、図7bを参照すると、アーム540と、反射器516、導光板517及び拡散器518を含む光学要素のスタック519とが示されており、更に、アーム540及び拡散器518を部分的に覆うフレーム550が示されている。とりわけ、反射器516は、スタックの下に配設され、細長い開口部524を通って延在する。このやり方においては、導光板517は、背面だけでなく、開口部524において導光板517の側面においても、反射器よって覆われる。(図7bにおいては示されていない)全ての開口部が、同じやり方で反射器によって覆われてもよい。反射器は、照明モジュールアセンブリの使用中、光が開口部を通して分散されることを防止する。光は、導光板内にとどめられる。照明モジュールアセンブリの光効率が更に向上されている。
【0130】
実施形態においては、上記の照明要素390又は490は、1つ以上の固体発光体を有する。固体発光体の例は、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオードOLED、又は、例えばレーザーダイオードである。
【0131】
幾つかの実施形態においては、固体発光体は、例えば440nmから460nmまでの波長範囲の一次光を発する、GaN又はInGaNベースのLEDのような、青色発光LEDであってもよい。他の例においては、固体照明要素は、青色光、UV光又は紫色光を発してもよく、青色光、UV光又は紫色光は、その後、1つ以上の波長変換材料によってより長い波長の光に変換される。それでも、LEDは、直接蛍光体変換LEDであってもよい。
【0132】
幾つかの実施形態においては、照明要素390又は490は、RGB又はRGBW LEDストリップ、RGB又はRGBWリニア照明要素、RGB又はRGBWエンターテインメント照明及び同様のもののような、好ましくは色制御可能な、様々な個別のLED照明要素からなり得る。このようなLED照明要素は、1つのRGB若しくはRGBWユニットセル、又は多数のRGB若しくはRGBWユニットセルを含み得る。ユニットセルは、赤色、緑色、青色及び白色のLED間の電流比に応じて、色において個別に及び/又は一括して制御可能であってもよい。様々な照明要素は、個別に使用及び給電されてもよい。
【0133】
照明要素は、ハロゲン又はキセノン光源のような白色光発生源の光を着色するフィルタを含んでもよい。フィルタは、デジタルコマンドを介して色を変更するよう電子的に制御可能であってもよい。
【0134】
図8は、照明モジュールアセンブリ600の実施形態の斜視図を概略的に示しており、図8においては、照明モジュールアセンブリ600のアーム610の断面のみが示されている。
【0135】
照明モジュールアセンブリ600は、嵌め合わされるアーム部611及び612によって形成されるアーム610を有する。アーム610内には、照明要素690、例えばLEDバーが配設される。この実施形態においては、アーム部611及び612は、ヒンジによって嵌め合わされず、クリックシステム(click system)を介して嵌め合わされる別々の部品であり、アーム部611は、それぞれの係合要素624及び受け要素627を介してアーム部612に嵌め込まれる。
【0136】
照明モジュールアセンブリ600の上部は、拡散器618と一体的に形成されており、アーム部611及び(図8においては示されていない)他の全ての上側アーム部を含む部分によって形成される。照明モジュールアセンブリの底部は、上部から分離されて製造され、アーム部612及び(図8においては示されていない)他の全ての下側アーム部を含む。上部が底部と嵌め合わされるとき、更なる光学要素、即ち、スタック619の導光板617及び反射器616を保持することができるフレームが形成される。
【0137】
照明モジュールアセンブリ600においては、拡散器618は、照明モジュールアセンブリ600の上部、即ち、第1の細長いアーム部と一体的に形成される。
【0138】
これは、軽い照明モジュールアセンブリを可能にする。また、光は拡散器618からモジュールを出ることから、拡散器618及び上側アーム部はフレームレスの設計がなされ得る。上記の、それぞれ、モジュール300、400及び500のフレーム350、450及び550のような余分なフレームは、省かれ得る。例えば、照明モジュールアセンブリの一体的に形成される上部は、例えば、照明モジュールアセンブリが吊り下げられる、天井に設置されるTバーにおける、モジュールの配置に対して機能的であり、且つ審美的に魅力的である適切なプロファイルで設計され得る。
【0139】
光は、照明モジュールアセンブリ600の使用中、拡散器618から出て行き、従って、拡散器618は、光を伝達するのに適した又は光を透過させる材料で作成される。拡散器618の表面の一部は、屈折によって光を拡散させるための微細構造を含み、表面の他の部分は、光の所望の波長において光学的に滑らかである。
【0140】
実施形態においては、照明モジュールアセンブリ600の上部には、照明要素690と部分的に重なる照明モジュールアセンブリ600の縁端部に沿った突出部680であって、光が、使用中、モジュールを出る伸長方向に対して垂直な方向に向かって傾斜したプロファイルで延在する突出部680が設けられてもよい。この方向は、拡散器618によって規定される平面に対して実質的に垂直である。
【0141】
本発明者は、照明モジュールアセンブリ600の上部に照明要素690と部分的に重なる突出部680を設けることによって、使用中、照明モジュールアセンブリ600の照明面にわたってより良好な配光が達成され得ることに気付いた。とりわけ、エッジライト式モジュールの場合は、突出部680は、斑点(spottiness)、照明要素が配置される照明モジュールアセンブリの縁端部において光の点が見られ得る現象を防止することが分かった。
【0142】
実施形態においては、突出部の傾斜したプロファイルは、45度以下の角度を有する。この実施形態は、斑点を防止するのにとりわけ効率的であることが分かった。
【0143】
使用中の照明モジュールアセンブリ600の光学的シミュレーションを示している図9において示されているように、照明モジュールアセンブリ600を出る黒い線によって示されている幾らかの光は、照明モジュールアセンブリ600の縁端部すれすれの方へ突出部680を越えて照明モジュールアセンブリ600の側部にも到達することができる。これは、光が縁端部に向かって徐々に消えて行くことを可能にし、使用中、モジュールの観察者が所謂暗い縁端部又は暗い縁を見ることを防止する。
【0144】
図10は、照明モジュールアセンブリ700の実施形態の例の断面図を概略的に示している。
【0145】
照明モジュールアセンブリ700は、導光板617と拡散器618との間に光学シート621を更に有するという点で、照明モジュールアセンブリ600と異なる。光学シート621は、拡散器618の表面にわたって光の配光を向上させる。光学シート621は、体積及び/又は表面散乱特性を備える透明材料で作成される。
【0146】
上述の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明を説明するものであり、当業者は、多くの他の実施形態を設計することができるだろうことに留意されたい。
【0147】
請求項において、括弧内に配置される如何なる参照符号も、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「有する」という動詞及びその語形変化の使用は、請求項において示されている要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素の単数形表記は、このような要素の複数の存在を除外するものではない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアによって実施されてもよく、又は適切にプログラムされたコンピュータによって実施されてもよい。幾つかの手段を列挙しているデバイスの請求項においては、これらの手段のうちの幾つかは、ハードウェアの全く同一のアイテムによって実施されてもよい。単に、或る特定の手段が、相互に異なる従属請求項において挙げられているという事実は、これらの手段の組み合わせは有利になるようには使用されることができないことを示すものではない。
【0148】
請求項において、括弧内の参照符号は、実施形態の図面における参照符号又は実施形態の式を指し、従って、請求項の理解しやすさを向上させる。これらの参照符号は、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。
【符号の説明】
【0149】
100、200、300、400、500、600、700、1000 照明モジュールアセンブリ
10、20、30、40、210、220、230、240、540、610、1010、1020、1030、1040 細長いアーム
11、21、211、311、411、611、1011 第1の細長いアーム部
12、22、212、312、412、612 第2の細長いアーム部
14、24、24'、624 係合要素
17、27、28、627 受け要素
19、429 溝
23 連結機構
26、27 アームの裏側
33、34、37、38 細長い支持プロファイル
5、35、205、315 ヒンジ
36 軸
15、25、305、405、1015 キャビティ
225、325、425、625 熱拡散要素
71、72、73 薄壁
75、85 絶縁層
390、490、690、1090 照明要素
291、93 ドライバユニット
316、416、516、616、1004 反射器
317、417、517、617、1003 導光板
318、418、518、618、1002 拡散器
327、427 ばね部
329 受け部
219、319、419、519、619、1001 光学要素のスタック
521、522、524、525 細長い開口部
523 ブリッジ部
501、502 拡大図
250、350、450、550、1005 フレーム
621 光学シート
680 突出部
1006 光
【図1a】
【図1b-1c】
【図1d】
【図1e】
【図1f】
【図2】
【図3】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図5】
【図6】
【図7】
【図7a】
【図7b】
【図8】
【図9】
【図10】
【手続補正書】
【提出日】20200424
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
拡散器、導光板及び反射器を有する光学要素のスタックと、
前記光学要素のスタックを支持するためのフレームを形成する複数の細長いアームであって、少なくとも1つの細長いアームが、前記細長いアームの伸長方向に延在するキャビティを有する複数の細長いアームと、
少なくとも1つの照明要素とを含む照明モジュールアセンブリであって、
前記キャビティが、前記少なくとも1つの照明要素を収容し、使用中、前記照明要素の光を前記光学要素のスタックに向けるよう構成され、
各細長いアームが、第1の細長いアーム部によって形成され、
少なくとも1つの第1の細長いアーム部が、前記拡散器、及び前記導光板のうちの少なくとも一方と一体的に形成される照明モジュールアセンブリ。
【請求項2】
少なくとも1つの細長いアームが、前記キャビティで前記照明要素を囲むために前記伸長方向において前記第1の細長いアーム部と嵌め合わせるための第2の細長いアーム部を有する請求項1に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項3】
前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、リビングヒンジに沿って前記第2の細長いアーム部を前記第1の細長いアーム部に対して曲げることによって嵌め合わされるよう構成されるように、前記第1の細長いアーム部と前記第2の細長いアーム部とが、一体的に形成され、前記リビングヒンジによって互いに接続される請求項2に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項4】
前記拡散器が、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成され、前記照明要素と部分的に重なる前記照明モジュールアセンブリの縁端部に沿った突出部を有し、前記突出部が、前記光が、使用中、前記モジュールを出る前記伸長方向に対して垂直な方向に向かって傾斜したプロファイルで延在し、好ましくは、前記傾斜したプロファイルが、45度以下の角度を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項5】
前記導光板が、前記第1の細長いアーム部と一体的に形成され、前記細長いアームの近くの前記照明モジュールアセンブリの縁端部において前記伸長方向に配設される前記導光板を貫通する細長い開口部を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項6】
前記導光板の下に配設され、前記細長い開口部を通って延在する反射器を有する請求項5に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項7】
前記第1の細長いアーム部が、少なくとも受け要素を有し、前記第2の細長いアーム部が、少なくとも、前記受け要素に係合するための係合要素を有する、請求項2に従属する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項8】
前記係合要素が、前記受け要素に嵌め込むよう構成される請求項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項9】
使用中、前記照明要素によって生成される熱を拡散させるための熱拡散要素を有し、前記熱拡散要素が、前記キャビティ内の前記照明要素を支持するために前記キャビティ内で前記照明要素の背面に配設され、前記スタックの下に部分的に延在する請求項1乃至のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項10】
前記熱拡散要素が、前記キャビティに嵌め込むよう構成されるばね部を有する請求項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項11】
前記少なくとも1つの照明要素を制御するために前記キャビティ内に配設されるドライバユニットを更に有する請求項1乃至10のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項12】
前記照明要素が1つ以上の発光体を有する請求項1乃至11のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項13】
前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部が、好ましくは射出成形によって、一体的に形成される、請求項2に従属する、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【請求項14】
前記第1の細長いアーム部及び/又は前記第2の細長いアーム部が、プラスチック、好ましくはポリカーボネート又はアクリルで作成される、請求項2に従属する、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の照明モジュールアセンブリ。
【国際調査報告】