(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】2021510643
(43)【公表日】20210430
(54)【発明の名称】消耗品状態表示システム、その方法、及びそれに使用されるモジュール及び消耗品容器
(51)【国際特許分類】
   B41J 2/175 20060101AFI20210402BHJP
【FI】
   !B41J2/175 315
   !B41J2/175 167
   !B41J2/175 303
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
(21)【出願番号】2020538531
(86)(22)【出願日】20180816
(85)【翻訳文提出日】20200710
(86)【国際出願番号】CN2018100813
(87)【国際公開番号】WO2019140898
(87)【国際公開日】20190725
(31)【優先権主張番号】201810048173.9
(32)【優先日】20180118
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】517177327
【氏名又は名称】ハンジョウ チップジェット テクノロジー カンパニー,リミテッド
【住所又は居所】中華人民共和国,310012 ゼァージァン,ハンジョウ,ビンジャン ディストリクト,ビン’アン ロード ナンバー1180,ブロック 1,ビルディング 1,フォース フロアー,ルーム 421
(74)【代理人】
【識別番号】110001612
【氏名又は名称】きさらぎ国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】パァン,シィンピン
【住所又は居所】中華人民共和国、310012 ゼァージャン、ハンジョウ、ビンジャン ディストリクト、ビン’アン ロード ナンバー1180、ブロック 1、ビルディング 1、フォース フロアー、ルーム 421
(72)【発明者】
【氏名】ウー,ホォンヂィー
【住所又は居所】中華人民共和国、310012 ゼァージャン、ハンジョウ、ビンジャン ディストリクト、ビン’アン ロード ナンバー1180、ブロック 1、ビルディング 1、フォース フロアー、ルーム 421
(72)【発明者】
【氏名】ルゥー,コォゥリウ
【住所又は居所】中華人民共和国、310012 ゼァージャン、ハンジョウ、ビンジャン ディストリクト、ビン’アン ロード ナンバー1180、ブロック 1、ビルディング 1、フォース フロアー、ルーム 421
(72)【発明者】
【氏名】ファン,シァーシァー
【住所又は居所】中華人民共和国、310012 ゼァージャン、ハンジョウ、ビンジャン ディストリクト、ビン’アン ロード ナンバー1180、ブロック 1、ビルディング 1、フォース フロアー、ルーム 421
【テーマコード(参考)】
2C056
【Fターム(参考)】
2C056EB50
2C056EB51
2C056EB52
2C056EB59
(57)【要約】
消耗品状態表示システム、その方法、及びそれに使用されるモジュール及び消耗品容器は、プリンタの消耗品技術分野に属する。本発明の透光モジュールは、光源を受信するのに使用され、複数の透光ユニットを備える透光素子と、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、消耗品チップに通信可能に連結され、透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含む。本発明の消耗品状態表示方法は、透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するステップと、消耗品状態表示命令を分析し、それを透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、消耗品状態表示命令は、透光素子から一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むステップと、透光駆動サブモジュールが透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップと、を含む。本発明は容易に実現することができ、原価が安くて、状態表示を便利をすることができるため、消耗品容器の設置、プリント量、消耗品残量の表示のために使用される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリンタに消耗品容器を設置するのに使用されて消耗品の状態を表示する透光モジュールであって、
光源を受信するのに使用され、複数の透光ユニットを備える透光素子と、
前記透光素子の前記透光ユニットの透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、
消耗品チップに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含むことを特徴とする透光モジュール。
【請求項2】
前記透光素子は、LCD透光スクリーンを含むことを特徴とする請求項1に記載の透光モジュール。
【請求項3】
前記透光素子は一体型に集積されて消耗品容器の上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の透光モジュール。
【請求項4】
前記透光制御サブモジュールは、前記消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、前記消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を前記透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、前記消耗品状態表示命令は、前記透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光モジュール。
【請求項5】
前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の透光モジュール。
【請求項6】
消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の透光モジュールと、を含むことを特徴とする消耗品容器。
【請求項7】
前記消耗品チップは、透光素子に電力を供給する電源ユニットを含むことを特徴とする請求項6に記載の消耗品容器。
【請求項8】
透光駆動モジュールを含むが、前記透光駆動モジュールは、透光素子の透光ユニットの消耗量状態を表示する透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、
前記透光駆動サブモジュールに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含むことを特徴とする消耗品チップ。
【請求項9】
前記透光制御サブモジュールは、消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、前記消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を前記透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、前記消耗品状態表示命令は、前記透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むことを特徴とする請求項8に記載の消耗品チップ。
【請求項10】
前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の消耗品チップ。
【請求項11】
前記消耗品チップは、前記透光素子に電力を供給する電源ユニットを含むことを特徴とする請求項9に記載の消耗品チップ。
【請求項12】
消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる請求項8乃至11のうちいずれか一項に記載の消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる透光素子と、を含むことを特徴とする消耗品容器。
【請求項13】
請求項6に記載の消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられることを特徴とする消耗品状態表示システム。
【請求項14】
前記プリンタは、透光及び非透光情報を分析する解読ユニットを含むことを特徴とする請求項13に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項15】
前記プリンタは、前記発光器を駆動して光源を放出する駆動ユニットを含むことを特徴とする請求項13に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項16】
前記受光器は複数の受光ユニットを備え、前記受光ユニットの数量は前記透光ユニットの数量と同じであることを特徴とする請求項13に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項17】
請求項12に記載の前記消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられることを特徴とする消耗品状態表示システム。
【請求項18】
前記プリンタは、透光及び非透光情報を分析する解読ユニットを含むことを特徴とする請求項17に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項19】
前記プリンタは、前記発光器を駆動して光源を放出する駆動ユニットを含むことを特徴とする請求項17に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項20】
前記受光器は複数の受光ユニットを備え、前記受光ユニットの数量は前記透光ユニットの数量と同じであることを特徴とする請求項17に記載の消耗品状態表示システム。
【請求項21】
透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するステップと、前記消耗品状態表示命令を分析し、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むステップと、
前記透光駆動サブモジュールが解読された消耗品状態表示命令に従って、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光モジュールを使用する消耗品状態表示方法。
【請求項22】
前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の消耗品状態表示方法。
【請求項23】
前記消耗品状態表示命令が、消耗品容器設置状態の表示、消耗品全量状態の表示、プリント量状態の表示、消耗品容器類型の表示のうち任意の一種類または任意の2種類の組み合わせ、または任意の3種類の組み合わせ、または4種類に使用されることを特徴とする請求項21に記載の消耗品状態表示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプリンタ消耗品の技術分野に関し、特に透光モジュール、消耗品容器、消耗品チップ、消耗品状態表示システム、及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
プリンタの分野において、消耗品部品はプリンタの上に設置され、消耗品チップ、消耗品、消耗品容器の3つの部分の共通作用を介して完成される。消耗品チップが設置された消耗品容器をプリンタの上に設置しプリント作業を行う際、プリンタは消耗品チップと通信連結を構築し、両者はデータ相互作用を行う。詳しくは、プリンタは消耗品チップが記録した情報を介して製造会社、消耗品容量、消耗品残量、製造日などの情報を確認すると共に、プリンタは消耗品の使用状況に応じてプリンタに設定された日、プリントされたページ数、消耗品残量などの情報を消耗品チップ内に後記録する。消耗品チップは、プリンタの後記録に応じてプリンタの正常プリント、異常プリント、プリント消耗品残量不足などの信号をフィードバックする。プリンタは、プリンタ信号に応じて正常プリント、異常プリント、プリント消耗品残量不足表示などのプリント作業を行う。
【0003】
消耗品容器は、構造的に、例えばプリズム、フロート、位置固定ホールイン検出部材を備え、プリンタ製造会社は検出部材及びプリンタの上に設置される設置検出プログラムを使用して消耗品マッチング度(例えば、カラー、容量)、消耗品残量、設置過程の検出を完了する。詳しくは、一方では、消耗品構造部材の検出を介して設置過程の動作を実現することができ、消耗品に対するユーザの実際の動作を判断することができるが、例えば、消耗品容器を切り替える過程で、プリンタはインクの充填動作を追加してプリントの品質を保証することができ、他方では、消耗品残量状態を検出することで、予め消耗品を適時購入するようユーザに表示し、また他方では、ケースの特徴を検出することで、現在消耗品のプリント量を判断する。
【0004】
図1を参照すると、図1は、従来のフロートを有する消耗品容器の側面断面図である。本明細書ではこれを例に挙げて追加に説明する。消耗品チップは、消耗品容器の上に設置される。前記消耗品容器は、ボックスカバーとボックス本体とを備える。前記ボックス本体は、インクを収容及び貯蔵するインクチェンバと、インクチェンバが外部空気と連結されるのに使用される気道と、インクジェットプリンタのインク供給ピンにインクを供給するのに使用されるインク供給口と、消耗品容器内のインク貯蔵量を検出するのに使用される検出チェンバ12と、検出チェンバ12の上に設けられるフロート11と、前記インクチェンバと前記インク供給口との間のインク通路を開閉するのに使用される単方向バルブと、を含む。検出チェンバ12は、前記インクチェンバと流体的に連結される。インクチェンバと単方向バルブ内のインクが完全に消耗された後、空気がインク通路に沿って検出チェンバ12内に流入されて検出チェンバ12のインクと交換されるため、検出チェンバ12のインクを消耗し始め、検出チェンバ12のインクはその底面部のポートを経てインク供給口に流入され、検出チェンバ12内のインクの消耗に応じて浮力が次第となくなってフロート11が下降するが、一定高さまで下降したらプリンタはフロート11を識別することができないため、インク切れを知らせる。消耗品容器がプリンタの上に設置される際、フロート11はインクチェンバの実際の状態を正確に提供することができる。
【0005】
前記ボックス本体にはインク観察領域13が更に設けられるが、前記領域を介して消耗品容器内のインクの液位状態を簡便にモニタリングすることができる。前記インク観察領域13は、検出チェンバ内の一制限壁からなり、挿入・除去方向に垂直の方向で光が該当領域を経て伝播されるようにも受けられるA領域と、A領域とC領域との間の空間領域であって、光源から放出された光が光収容構造によって検出されることで消耗品容器の類型情報を提供するB領域と、部分的に光源収容構造によって検出されるため十分なレベルで光量または強度を減衰するように設けられ、部分的に光源によって放出された光を減衰させることで消耗品容器の類型情報を提供するように設けられるC領域と、を含む。消耗品容器の使用過程において、消耗品容器をプリンタに設置する間、プリンタは消耗品容器状態観察領域13のC領域、B領域、及びA領域に対して順次に検出を行う。
【0006】
よって、フロート、その上、例えばプリズム、位置固定ホールイン検出部材を介して消耗品の設置、消耗品の残量状態、現在プのリンタ量の検出機能を実現する過程は、複雑で、コストが高くて、状態表示が単一で、統合性が低い。使用完了後リサイクル市場に投入される従来の消耗品容器に対し、一方では、異なる検出部材を使用して検出され、検出によって獲得した情報が異なり、消耗品容器内のインクを十分に使用することができず、他方では、容量が異なる消耗品容器のような消耗品容器の構造の特殊性のため、そのインク観察領域の構造と大きさにいずれも明確な変化があり、消耗品容器観察領域、特にC領域に対する改造が行われなければ汎用リサイクルの効果を達成することができない。
【0007】
検出を簡単にし、検出標準を統一し、検出の通用性を上げるために、特許文献1はプリンタのインクカートリッジに対する類型判断方法及びプリンタを公開している。前記発明のうち受光器は、インクカートリッジ発光ユニットから放出された光を受信し、プリンタ内にはインクカートリッジが設置される際にインクカートリッジが正常に設置され得るのかを判断する受光器によって受信された光量臨界値の範囲が貯蔵され、受信された光量値が光量臨界値の範囲内にあるのか否かを判断することで、インクカートリッジ設置過程を検出する。前記方法はまた、光を受信する光量値をインクカートリッジ類型参考値と比べてインクカートリッジの類型を判断する。しかし、前記発明は消耗品残量、プリント量検出の問題を解決しておらず、また、光量値の獲得はある程度外部環境の影響を受け、受光器が実際に受信する光の強度が比較的に弱ければ、光量値獲得の正確度に影響を及ぼし、その上、インクカートリッジの設置過程、インクカートリッジ類型の検出判断に影響を及ぼす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】CN102886988B
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来技術に存在する問題に対し、本発明は実現が容易で、コストが安価で、状態表示が簡単で、通用性が高い透光モジュール、消耗品容器、消耗品容器検出モジュール、消耗品状態表示システム、及びその方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、以下の技術方案を介して実現される:
透光モジュールは、プリンタに消耗品容器を設置するのに使用されて消耗品の状態を表示し、前記透光モジュールは、
光源を受信するのに使用され、複数の透光ユニットを備える透光素子と、
透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、消耗品チップに通信可能に連結され、透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含む。
【0011】
本発明の好ましい実施例として、前記透光素子はLCD透光スクリーンを含む。
【0012】
本発明の好ましい実施例として、前記透光モジュールは一体型に集積されて消耗品容器の上に設けられる。
【0013】
本発明の好ましい実施例として、前記透光制御サブモジュールは、消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含む。
【0014】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含む。
【0015】
消耗品容器は、消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる前記透光モジュールと、を含む。
【0016】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品チップは透光素子に電力を供給する電源ユニットを含む。
【0017】
前記消耗品チップは、
透光駆動モジュールを含むが、前記透光駆動モジュールは、透光素子の透光ユニットの消耗量状態を表示する透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、
前記透光駆動サブモジュールに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含む。
【0018】
本発明の好ましい実施例として、前記透光制御サブモジュールは、消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含む。
【0019】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含む。
【0020】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品チップは透光素子に電力を供給する電源ユニットを更に含む。
【0021】
前記消耗品容器は、消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる前記消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる透光素子と、を含む。
【0022】
消耗品状態表示システムは、前記消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられる。
【0023】
本発明の好ましい実施例として、前記プリンタは透光及び非透光情報を分析する解読ユニットを含む。
【0024】
本発明の好ましい実施例として、前記プリンタは前記発光器を駆動して光源を放出する駆動ユニットを含む。
【0025】
本発明の好ましい実施例として、前記受光器は複数の受光ユニットを備えるが、前記受光ユニットの数量は前記透光ユニットの数量と同じである。
【0026】
消耗品状態表示システムは、前記消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられる。
【0027】
本発明の好ましい実施例として、前記プリンタは透光及び非透光情報を分析する解読ユニットを含む。
【0028】
本発明の好ましい実施例として、前記プリンタは前記発光器を駆動して光源を放出する駆動ユニットを含む。
【0029】
本発明の好ましい実施例として、前記受光器は複数の受光ユニットを備えるが、前記受光ユニットの数量は前記透光ユニットの数量と同じである。
【0030】
前記透光モジュールを使用する消耗品状態表示方法は、
前記透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するステップと、前記消耗品状態表示命令を分析し、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含み、
前記透光駆動サブモジュールが解読された消耗品状態表示命令に従って、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップと、を含む。
【0031】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報と、消耗品容器設置情報と、消耗品残量識別情報と、プリント量情報と、消耗品容器類型情報と、を更に含む。
【0032】
本発明の好ましい実施例として、前記消耗品状態表示命令が、消耗品容器設置状態の表示、消耗品全量状態の表示、プリント量状態の表示、消耗品容器類型の表示のうち任意の一種類または任意の2種類の組み合わせ、または任意の3種類の組み合わせ、または4種類に使用される。
【発明の効果】
【0033】
本発明は消耗品状態表示システム、その方法、及びそれに使用されるモジュール及び消耗品容器を提供するが、これは、詳しくは以下の好ましい点を有する:
1.透光素子の複数の透光ユニットの異なる透光、非透光の組み合わせを書き換えて(Rewrite)、インクカートリッジのような異なる類型の消耗品容器の区別を便利にし、各種使用及び維持原価を下げ、
2.異なるケース、異なるように充填された消耗品の量に応じて、消耗品チップ内のプリンタの臨界値の大きさを変更するが、つまり、異なるプリント量の制御を実現することができ、
3.情報フィードバックの拡張が便利で、簡単に透光ユニットの水量を追加することができ、一つの透光ユニットで一種類の情報表示方法を代表して様々な種類の情報が表示する数量を容易に直接提供することができ、また、複数の透光ユニット組み合わせ方式を使用して符号化状態を表現することができ、例えば、4つの透光ユニットは16種類の状態を伝達することができ、
4.情報報知が便利で、透光ユニットを介して直接状態を表示することができ、プリンタによって状態を更にフィードバックすることができ、また、透光素子を駆動するのに必要な電力消費が低いため、消耗品がプリンタに追加されていない状況で、消耗品チップの上の電力供給電源を使用して消耗品残量の表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】従来技術中の消耗品容器の側面断面図である。
【図2】本発明の透光モジュールの構造図である。
【図3】本発明の消耗品チップの構造図である。
【図4】図3の透光制御サブモジュールの構造図である。
【図5】本発明の消耗品状態表示システムの構造図である。
【図6】本発明の消耗品状態表示方法の一実施例のフローチャートである。
【図7】本発明の消耗品状態表方法の他の実施例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下は本発明の技術法案を更に説明するための本発明の具体的な実施例及び図面であるが、本発明はこれらの実施例限らない。
【0036】
異なる容量サイズの消耗品容器、異なる検出構造を有する消耗品容器の設置、プリント量、消耗品残量などの便利でコストの低い表示を実現するために、本発明は一種の透光モジュールを提供する。前記透光モジュールは、プリンタに消耗品容器を設置するのに使用されて消耗品の状態を表示する。本明細書で指摘する消耗品状態表示は、消耗品容器がプリンタの上に有効に設置されているのか否かを示す消耗品容器設置状態の表示、プリンタのプリント量状態の表示、消耗品容器中の消耗品残量状態の表示、及び消耗品容器類型表示を含む。
【0037】
図2に示したように、前記透光モジュールは、透光素子、透光駆動サブモジュール、及び透光制御サブモジュールを含む。前記透光素子はプリンタの上に設置されるLED光源のような光源を受信するか、光源を放出する発光器を生成し、前記光源は見えるか見えなくてもよい。前記透光素子は、複数の透光ユニット(seg、seg、…、seg、nは1より大きい自然数)を含む。前記透光素子は透光スクリーンである。好ましくは、前記透光スクリーンは完全透光性のLCDスクリーンである。前記複数の透光ユニットは、平行方式に順次に設置されて透光素子を構成し、また、光源受光及び光源透光効果を基準に同じ水平線の上に設置されなくてもよい。好ましくは、同じ水平線上の設置は、配列、組立、透光ユニットの数量減少、原価節減に便利である。前記透光駆動サブモジュールは、複数の透光ユニットのうち一つの透光ユニットの透光と非透光状態との間の転換の実現を制御するか、複数の透光ユニットの任意の組み合わせの透光と非透光状態との間の転換の実現を制御する。好ましくは、前記透光駆動サブモジュールは透光駆動回路を含み、例えば、異なる透光ユニットを駆動して透光または非透光状態を示す複数の透光駆動回路を有するか、異なるストローブチャネルまたは異なる制御スイッチを有する一つまたは複数の透光駆動回路を使用し、異なるストローブチャネルまたは制御スイッチを使用して異なる透光ユニットの透光または非透光状態を示すようにする。前記透光制御サブモジュールは、消耗品チップに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される。通信課程において、プリンタは通信バスに命令を発送して消耗品チップの情報を獲得するため、消耗品容器がプリンタの上に設置されているのか否かを獲得することができ、同時に消耗品チップ内に貯蔵された消耗品情報も獲得することができる。プリンタは消耗品の使用状況に応じて、それを消耗品チップに発送するか、消耗品チップ内の貯蔵情報をアップデートする。これで、前記透光制御サブモジュールは消耗品チップに貯蔵された情報から前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行う消耗品状態表示命令を獲得する。
【0038】
詳しくは、前記透光制御サブモジュールは消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含む。前記消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令はマッピング方式で貯蔵されるが、例えば、大容量消耗品容器Lが貯蔵命令「1」に対応するとしたら、「1」は透光ユニットが透光可能な状態と識別され、詳しくは、高い電気レベル方式で透光ユニットを透光可能状態に駆動する駆動回路をターンオンし、または、例えば、消耗品残量が100%に近接(FM)は貯蔵命令「11」に対応し、消耗品残量が70%(M1)は貯蔵命令「10」に対応し、消耗品残量が40%(M2)は貯蔵命令「01」に対応し、消耗品残量が0%に近接(M0)は貯蔵命令「00」に対応するなど、様々な種類の組み合わせの符号化状態命令に対応する。分析ユニットは、消耗品状態表示命令を、例えば、前記電気レベル信号である実行可能な命令と分析し、続けて透光駆動サブモジュールに発送し、前記透光駆動サブモジュールは電気レベル信号に応じて動作する。
【0039】
光源が透光素子の上に照射されれば、透光制御サブモジュールは消耗品チップの消耗品状態表示命令に応じて透光駆動サブモジュールを制御して透光素子の各透光ユニットに対する動作状態を実行するが、例えば、透光駆動サブモジュールの駆動回路を制御してsegを透光可能状態の動作状態にし、segを透光不可能状態にするが、この際、光源はsegを経て透光状態を示し、segを経る際には非透光状態を示す。
【0040】
前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含む。詳しくは、以下の状況がある:
消耗品容器の類型を検出する際、segを設置してインクカートリッジのサイズ容量を検出し、segが透光されればインクカートリッジが大容量のインクカートリッジであることを示し、segが透光されなければインクカートリッジが小容量のインクカートリッジであることを示すように設定する。検出者が検出を行う際、segの透光及び非透光状態によって検出する消耗品容器が異なる容量の容器であることを確認する。また、2つの透光ユニットseg、segを設置し、segが透光される際にはブラックインクカートリッジで、segが透光される際にはカラーインクカートリッジであるように設定し、それによって更に複数の透光ユニットを設置して、異なる組み合わせの符号化状態を形成することができ、容量、色相、モデルなどをはじめとするインクカートリッジ類型の多様な表示をすることができる。
【0041】
消耗品容器の設置状態を検出する際、segを設置して設置過程の検出信号を表示し、インクカートリッジが設置されていなければ、光源は妨げなく放出され続けている状態であり、インクカートリッジが設置された後、segが1秒透光、1秒非透光の点滅状態であれば、インクカートリッジが既に正位置に設置されていることを示す。
【0042】
消耗品残量を検出する際、segを設置して消耗品残量を表示し、segが透光されれば消耗品残量が不十分で、segが透光されなければ消耗品残量が十分であると設定する。加えて、例えば、2つのsegとsegの複数の透光ユニットを設置してもよく、seg及びsegがいずれも透光されなければ消耗品残量が十分で、100%のインク量に近接し、segが透光されsegが透光されなければ消耗品残量は比較的十分で、約70%のインク量であり、segが透光されずsegが透光されれば、消耗品残量は一般的に十分で、約40%のインク量であり、seg及びsegのいずれも透光されれば消耗品残量は不足で、10%より低いか0%のインク量に近接する。
【0043】
プリント量を検出する際、消耗品チップは消耗品プリント量の臨界値を予め設定し、消耗品チップがプリンタが使用するインク量がプリント量の臨界値に到達していないことを検出すればsegは非透光状態と設定され、消耗品チップがプリンタが使用するインク量がプリント量の臨界値に到達していることを検出すればsegは透光状態と設定される。その他、更に複数の透光ユニット及び多段階の複数のプリント量の臨界値を使用して、異なるプリント状態の表示を実現することができる。
【0044】
前記検出を結合して、本発明はまた、前記2種類の表示、3種類の表示、または4種類の表示方法を同時に同じ透光モジュールの上に設定して実現してもよい。例えば、segはインクカートリッジの容量を検出するように設置されるが、segが透光されれば大容量のインクカートリッジで、そうでなければ小容量のインクカートリッジであり、segはインクカートリッジの設置状態を検出するように設置されるが、segが点滅する透光であれば正位置に設置されており、そうでなければ正位置に設定されておらず、segは消耗品残量を検出するように設置されるが、透光されれば残量が不十分で、そうでなければ残量が十分であり、segは消耗品のプリント量を検出するように設置されるが、透光されればプリント量は予め設定された臨界値に到達しており、そうでなければ元通りにプリントを続ける。
【0045】
消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報、消耗品容器設置情報、消耗品残量識別情報、プリント量情報、及び消耗品容器類型情報を更に含み、一つのプリンタで複数の消耗品容器の検出を同時に行うか、異なる消耗品容量の検出を分割して行ってもよい。前記検出を行う際、前記消耗品容量識別情報は、前記透光状態または非透光状態の命令と共に消耗品チップを介して透光制御サブモジュールに発送される。消耗品容量識別情報を介して検出するものがどの消耗品容器であるのかを確認し、その他の消耗品容器の設置情報、消耗品残量表示情報、プリント量情報、及び消耗品容器類型情報も透光制御サブモジュールに発送され、また特定消耗品容器に対して消耗品容器設置、プリント量、消耗品残量、消耗品容器類型などの表示を行う。
【0046】
検出を便利にするために、一実施例の方式の下、前記透光モジュールは一体型に集積されて消耗品容器の上に設けられる。そのうち、透光駆動サブモジュールは消耗品チップと通信連結され、前記透光モジュールの電力供給は外部電源または消耗品チップに提供されるが、もし透光駆動サブモジュールの電力消費が極めて低いことを考慮するのであれば、消耗品チップにバッテリ電力の供給を追加してもよい。他の実施方式の下、前記透光モジュールのうち前記透光駆動サブモジュールは、前記透光制御サブモジュールと消耗品チップの上に集積され、前記透光素子は消耗品容器の上に設けられる。そのうち、透光駆動モジュールは消耗品チップと通信連結され、前記透光モジュールの電力供給は消耗品チップまたは外部電源に提供されるが、もし透光駆動サブモジュールの電力消費が極めて低いことを考慮するのであれば、消耗品チップにバッテリ電力の供給を追加してもよい。前記実施方式において、プリントの上に設けられる光源または発光器を使用する際、前記透光素子は、好ましくは消耗品観察領域に設けられる。
【0047】
本発明はまた、消耗品容器本体、消耗品チップ、及び前記透光モジュールを含む消耗品容器を提供する。前記透光モジュールは、前記消耗品チップと、前記消耗品容器本体の上に設置される。前記消耗品容器はプリンタの上に直接も受けられ、目標指向性の消耗品状態表示を行う。消耗品をプリンタに追加していない状況でも消耗品残量、消耗品容器類型の表示を実現するために、前記消耗品チップにはバッテリのような透光素子に電力を供給する電源ユニットが設置される。
【0048】
図3に示したように、本発明はまた、透光駆動モジュールを含む消耗品チップを提供し、前記透光駆動モジュールは透光駆動サブモジュール、透光制御サブモジュールを含む。前記透光駆動サブモジュールは、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するのに使用され、前記透光状態は消耗品状態を表示するのに使用される。前記透光制御サブモジュールは、前記透光駆動サブモジュールに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される。
【0049】
詳しくは、図4に示したように、前記透光制御サブモジュールは消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含む。前記消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令はマッピング方式で貯蔵されるが、例えば、大容量消耗品容器Lが貯蔵命令「1」に対応するとしたら、「1」は透光ユニットが透光可能な状態と識別され、詳しくは、高い電気レベル方式で透光ユニットを透光可能状態に駆動する駆動回路をターンオンし、または、例えば、消耗品残量が100%に近接(FM)は貯蔵命令「11」に対応し、消耗品残量が70%(M1)は貯蔵命令「10」に対応し、消耗品残量が40%(M2)は貯蔵命令「01」に対応し、消耗品残量が0%に近接(M0)は貯蔵命令「00」に対応するなど、様々な種類の組み合わせの符号化状態命令に対応する。分析ユニットは、消耗品状態表示命令を、例えば、前記電気レベル信号である実行可能な命令と分析し、続けて透光駆動サブモジュールに発送し、前記透光駆動サブモジュールは電気レベル信号に応じて動作する。
【0050】
光源が透光素子の上に照射されれば、透光制御サブモジュールは消耗品チップの消耗品状態表示命令に応じて透光駆動サブモジュールを制御して透光素子の各透光ユニットに対する動作状態を実行するが、例えば、透光駆動サブモジュールの駆動回路を制御してsegを透光可能状態の動作状態にし、segを透光不可能状態にするが、この際、光源はsegを経て透光状態を示し、segを経る際には非透光状態を示す。
【0051】
前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含む。詳しくは、以下の状況がある:
消耗品容器の類型を検出する際、segを設置してインクカートリッジの容量を検出し、segが透光されればインクカートリッジが大容量のインクカートリッジであることを示し、segが透光されなければインクカートリッジが小容量のインクカートリッジであることを示すように設定する。検出者が検出を行う際、segの透光及び非透光状態によって検出する消耗品容器が異なる容量の容器であることを確認する。また、2つの透光ユニットseg、segを設置し、segが透光される際にはブラックインクカートリッジで、segが透光される際にはカラーインクカートリッジであるように設定し、それによって更に複数の透光ユニットを設置して、異なる組み合わせの符号化状態を形成し、インクカートリッジの類型が容量、色相、モデルなど多方面の表示を含む。
【0052】
消耗品容器の設置状態を検出する際、segを設置して設置過程の検出信号を表示し、インクカートリッジが設置されていなければ、光源は妨げなく放出され続けている状態であり、インクカートリッジが設置された後、segが1秒透光、1秒非透光の点滅状態であれば、インクカートリッジが既に正位置に設置されていることを示す。
【0053】
消耗品残量を検出する際、segを設置して消耗品残量を表示し、segが透光されれば消耗品残量が不十分で、segが透光されなければ消耗品残量が十分であると設定する。加えて、例えば、2つのsegとsegの複数の透光ユニットを設置してもよく、seg及びsegがいずれも透光されなければ消耗品残量が十分で、100%のインク量に近接し、segが透光されsegが透光されなければ消耗品残量は比較的十分で、約70%のインク量であり、segが透光されずsegが透光されれば、消耗品残量は一般的に十分で、約40%のインク量であり、seg及びsegのいずれも透光されれば消耗品残量は不足で、10%より低いか0%のインク量に近接する。
【0054】
プリント量を検出する際、消耗品チップは消耗品プリント量の臨界値を予め設定し、消耗品チップがプリンタが使用するインク量がプリント量の臨界値に到達していないことを検出すればsegは非透光状態と設定され、消耗品チップがプリンタが使用するインク量がプリント量の臨界値に到達していることを検出すればsegは透光状態と設定される。その他、また複数の透光ユニット及び多段階の複数のプリント量の臨界値を使用して、異なるプリント状態の表示を実現することができる。
【0055】
前記検出を結合して、本発明はまた、前記2種類の表示、3種類の表示、または4種類の表示方法を同時に同じ透光モジュールの上に設定して実現してもよい。例えば、segはインクカートリッジの容量を検出するように設置されるが、segが透光されれば大容量のインクカートリッジで、そうでなければ小容量のインクカートリッジであり、segはインクカートリッジの設置状態を検出するように設置されるが、segが点滅する透光であれば正位置に設置されてpり、そうでなければ正位置に設定されておらず、segは消耗品残量を検出するように設置されるが、透光されれば残量が不十分で、そうでなければ残量が十分であり、segは消耗品のプリント量を検出するように設置されるが、透光されればプリント量は予め設定された臨界値に到達しており、そうでなければ元通りにプリントを続ける。
【0056】
消耗品状態表示命令は、消耗品容器識別情報、消耗品容器設置情報、消耗品残量識別情報、プリント量情報、及び消耗品容器類型情報を更に含み、一つのプリンタで複数の消耗品容器の検出を同時に行うか、異なる消耗品容量の検出を分割して行ってもよい。同時に検出する際、前記消耗品容量識別情報は、前記透光状態または非透光状態の命令と共に消耗品チップを介して透光制御サブモジュールに発送される。消耗品容量識別情報を介して検出するものがどの消耗品容量であるのかを確認し、その他の消耗品容器設置情報、消耗品残量表示情報、プリント量情報、及び消耗品容器類型情報も透光制御サブモジュールに発送され、また特定の消耗品容器に対して消耗品容器設置、プリント量、消耗品残量、消耗品容器類型などの表示を行う。
【0057】
検出を便利にするために、透光駆動サブモジュールは消耗品チップと通信連結され、前記透光モジュールの電力供給は外部電源または消耗品チップに提供されるが、もし透光駆動サブモジュールの電力消費が極めて低いことを考慮するのであれば、消耗品チップにバッテリ電力の供給を追加してもよい。前記実施方式において、プリントの上に設けられる光源または発光器を使用する際、前記透光素子は、好ましくは消耗品観察領域に設けられる。
【0058】
本発明は、消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる前記消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる透光素子と、を含む消耗品容器を提供する。前記消耗品容器はプリンタの上に直接も受けられ、目標指向性の消耗品状態表示を行う。消耗品をプリンタに追加していない状況でも消耗品残量、消耗品容器類型の表示を実現するために、前記消耗品チップにはバッテリのような透光素子に電力を供給する電源ユニットが設置される。
【0059】
図6に示したように、前記透光モジュールによって、本発明は消耗品状態表示方法を更に提供するが、これは以下のステップを含む:
前記透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信し、前記消耗品状態表示命令を分析し、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むステップS11と、
前記透光駆動サブモジュールが解読された消耗品状態表示命令に従って、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップS12。
【0060】
前記方法は、前記透光モジュールを使用してプリンタで消耗品状態表示をする際に使用される。前記方法を介し、透光素子を使用して光源を受光するが、更に透光または非透光状態を示して消耗品の状態を表示する。検出者は、透光素子に示される状態を介して直接消耗品状態を確定することができ、また、プリンタの上に受光器または後にプリンタの上に設置される受光器を使用して消耗品状態を解読し獲得する。そのうち、前記光源は、プリンタの上に予め設置される光源または発光器、または後にプリンタの上に設置される光源または発光器に限らない。
【0061】
図5は、本発明の消耗品状態表示システムを示す。前記システムは、前記消耗品容器とプリンタを含む。前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられる。前記発光器は見えるか見えない光源を放出し、透光モジュールの透光素子は透光可能または透光不可能状態に制御されて、放出された光源がそれを通過して透光または非透光状態を示すようにする。前記発光器はプリンタの上に設置され、プリンタの上に設置されて検出を行う消耗品容器が発光器が放出した光源を受光するようにする。前記発光器の光源放出可否はプリンタを介して制御される。このような状況で、検出者は透光素子からディスプレイの状態に応じて直接検出結果を獲得する。前記受光器はプリンタの上に予め設置されている受光構造を使用するか、発光器の構造に応じて受光器が対応して設置される受光器は、発光ユニットの数量と同じ受光ユニット(例えば、IN1、IN2、…、INnで、nは1より大きい自然数)を有する。前記受光器はプリンタの上に設置され、プリンタの上に設置されて透光素子が透光した光源を受光するようにする。前記受光器はプリンタと通信可能に連結され、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される。
【0062】
そのうち、前記プリンタは透光及び非透光情報を分析する解読ユニットを含み、つまり、受光器が透光素子から透光された光源を受光した後、それに対応する大きさの電気レベルを出力するが、異なる電気レベルは1または0の2種類の状態に定義される。解読ユニットは、受信されたオンオフ信号を異なる配列信号組み合わせで構成してプリンタ制御センタに伝送し、プリンタは前記信号配列の組み合わせまたは信号と対応する情報テーブルを予め貯蔵しているが、例えば、「1」はプリント量が予め設定された臨界値に到達していると識別され、「11」は消耗品残量が100%に近接(FM)していると識別され、「00」は消耗品残量が0%であると識別される。前記プリンタは前記発光器を駆動して光源を放出する駆動ユニットを更に含むが、前記駆動ユニットは駆動回路であり、プリンタを制御して検出されるかオンになる際に駆動回路を作動するため、発光器を駆動して光源を放出し、また、発光器を連続発光または時間間隔発光に制御し、また放出光源の光度、放出光源の色相などを制御する。
【0063】
図7は他の実施例の消耗品状態表示方法を示す図であるが、該当方法は消耗品状態表示システムによって実現される。
【0064】
該当方法は、詳しくは以下のステップを含む:
発光器が放出した光源をプリンタが制御するステップS21と、
前記透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信し、前記消耗品状態表示命令を分析し、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むステップS22と、
前記透光駆動サブモジュールが解読された消耗品状態表示命令に従って、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップS23と、
プリンタの受光器は前記透光素子から透光及び非透光情報を受信し、プリンタは消耗品状態をフィードバックするステップS24。
【0065】
前記消耗品状態表示システムは、予め構築された消耗品状態表示システムで行われる。
本明細書は、消耗品容器をプリンタの上に設置するのに使用される検出に限らず、ファックス、コピー機などにも拡張され得る。
【0066】
本分野の当業者は、前記説明及び図面に示した本発明の実施例が単なる例示であって、本発明を制限しないことを理解すべきである。本発明の目的は既に完全で効果的に達成されている。本発明の機能及び構造的原理は既に実施例に図示され説明されており、前記原理を逸脱しない状況で、本発明の実施例は任意の変形または修正を有する。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【手続補正書】
【提出日】20200720
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリンタに消耗品容器を設置するのに使用されて消耗品の状態を表示する透光モジュールであって、
光源を受信するのに使用され、複数の透光ユニットを備える透光素子と、
前記透光素子の前記透光ユニットの透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、
消耗品チップに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含むことを特徴とする透光モジュール。
【請求項2】
前記透光制御サブモジュールは、前記消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、前記消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を前記透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、前記消耗品状態表示命令は、前記透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光モジュール。
【請求項3】
消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の透光モジュールと、を含むことを特徴とする消耗品容器。
【請求項4】
透光駆動モジュールを含むが、前記透光駆動モジュールは、透光素子の透光ユニットの消耗量状態を表示する透光状態を転換するのに使用される透光駆動サブモジュールと、
前記透光駆動サブモジュールに通信可能に連結され、前記透光駆動サブモジュールを制御して転換動作を行うのに使用される透光制御サブモジュールと、を含むことを特徴とする消耗品チップ。
【請求項5】
前記透光制御サブモジュールは、消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するのに使用される受信ユニットと、前記消耗品状態表示命令を分析するのに使用される分析ユニットと、分析された消耗品状態表示命令を前記透光駆動サブモジュールに発送する発送ユニットと、を含むが、前記消耗品状態表示命令は、前記透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むことを特徴とする請求項に記載の消耗品チップ。
【請求項6】
消耗品容器本体と、前記消耗品容器本体の上に設けられる請求項乃至のうちいずれか一項に記載の消耗品チップと、消耗品容器の上に設けられる透光素子と、を含むことを特徴とする消耗品容器。
【請求項7】
請求項に記載の消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられることを特徴とする消耗品状態表示システム。
【請求項8】
請求項に記載の前記消耗品容器とプリンタとを含むが、前記プリンタの上に光源を提供する発光器と、前記透光素子から受信される透光及び非透光情報をプリンタに伝送し、消耗品の状態をフィードバックするのに使用される受光器と、が設けられることを特徴とする消耗品状態表示システム。
【請求項9】
透光制御サブモジュールが消耗品チップに貯蔵された消耗品状態表示命令を受信するステップと、前記消耗品状態表示命令を分析し、分析された消耗品状態表示命令を透光駆動サブモジュールに発送するステップであって、前記消耗品状態表示命令は、透光素子の一つまたは複数の透光ユニットの透光状態または非透光状態を示すことを許可する命令を含むステップと、
前記透光駆動サブモジュールが解読された消耗品状態表示命令に従って、透光素子の透光ユニットの透光状態を転換するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の透光モジュールを使用する消耗品状態表示方法。
【請求項10】
前記消耗品状態表示命令が、消耗品容器設置状態の表示、消耗品全量状態の表示、プリント量状態の表示、消耗品容器類型の表示のうち任意の一種類または任意の2種類の組み合わせ、または任意の3種類の組み合わせ、または4種類に使用されることを特徴とする請求項に記載の消耗品状態表示方法。
【国際調査報告】